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(回答先: 平均睡眠時間が 1日7時間以下だとバカになる 投稿者 中川隆 日時 2018 年 10 月 14 日 06:03:38)
早起きは危険? 朝6時以前起床で循環器疾患リスク高めるとの研究も
2021/03/29
早起きは三文の徳と言われているが…(イメージ)© NEWSポストセブン 提供 早起きは三文の徳と言われているが…(イメージ)
ゆっくり朝食をとり、新聞やニュース番組をチェック。そうして余裕をもって一日の始まりを迎える。もっと早く起きて運動している、という健康志向の人もいるだろう。
10歳以上の男女6万5582人を集計した総務省の「平成28年 社会生活基本調査」によれば、日本人の平日の平均起床時間は6時32分となっている。
年齢別に見ると大学生が多く含まれる20〜24歳が7時47分で最も遅く、年齢を重ねるに連れ「早起き」の傾向は強まっていく。50〜54歳が6時15分、55〜59歳が6時10分、60〜64歳は6時8分となっている。
睡眠・認知症予防プログラム中部大学推進センター特任教授の宮崎総一郎医師が言う。
「平均起床時間が6時台になっているのは、朝9時頃までに仕事を始める必要があるからでしょう。サラリーマンなど日本人の多くは6時に早起きすることを半ば強いられている面がある。
加齢とともに早起きの傾向が強まるのは、体内リズムの変化と必要とされる睡眠量の減少が大きな理由です。また、深い眠りが減り、浅い眠りが増えるため、ちょっとした刺激や尿意で目が覚めやすくなる」
この調査からもわかるように、朝6時起床は日本人にとって「当たり前」の習慣だ。しかし、それが健康を損ねるリスクを孕んでいることは意外と知られていない。
2016年、英オックスフォード大学の睡眠・概日リズム神経科学研究所の名誉研究員(当時)だったポール・ケリー博士が科学誌『Nature Communications』で起床時間に関する研究を発表した。
ケリー博士は老若男女の睡眠パターンを詳しく分析。研究に参加した65歳以上の高齢者のデータを解析したところ、「朝6時以前に起きる人は、朝7時以降に起きる人に比べて心筋梗塞や脳卒中など循環器疾患の発症リスクが最大40%高まる」という結果が出た。さらに糖尿病に関しても20〜30%ほどリスクが上がったという。
まさに「血液ドロドロ」の時間帯
その理由についてケリー博士は、「早起きによって体内時計の周期と実際の生活リズムにギャップが生じ、臓器に負担がかかってしまうから」と分析した。
同研究では、個人差があるとしながらも、15〜30歳で9時、31〜64歳で8時、65歳以上で7時を「理想的な起床時間」としている。
睡眠時間の長短が健康に影響を及ぼすという研究結果は多い。しかし、ケリー博士の研究のポイントは、就寝時間を考慮せず「起床時間のみ」に着目した点にある。
『「正しい時間の使い方」が、あなたの健康をすべて左右する』(東洋経済新報社刊)の著者で、石黒クリニック院長の石黒源之医師が解説する。
「私は生体リズムなどに基づいて、生命にとって危険な時間帯を“ブラックタイム”と命名しています。まさに早朝6時頃はさまざまな病気が起こりやすい“ブラックタイム”なのです」
特に心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる血管の病気に影響が大きいと指摘する。
「就寝中は発汗量が多い上に水分を摂取できないため、脱水症状を引き起こしやすい。腎臓では血液から1時間に60ccほど尿を生産しているので、もし6時間寝ていればその間に360ccの水分が減ることになります。そのため起床時は血液がドロドロの状態になっているのです」(前出・石黒医師)
血小板の働きも関わってくる。
「人間の生体リズムの研究では、血を固める役割のある血小板の凝固作用が最も強くなるのが朝6時頃とされています。
人間は起床時に血管が収縮して血圧が上昇し、脈拍も早くなる。つまり収縮した血管に粘度の高い血液が流れるため、血栓ができやすくなる。心筋梗塞や脳梗塞、狭心症を引き起こしやすい危険な時間帯なのです」(同前)
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