田中宇のレポートで、現地のイラン人ガイドが「若者の中にある信仰はフリだけです」
と事実上、ムスリムが終了していることを強く示唆する発言をしているが、
それは海外移民をみても明らかな傾向。パレスチナ人でさえ、欧米でクリスチャンに改宗
することが顕著であり、イラン人にはたとえばかなりの人数を誇る北米移民の中に
ムスリムを守る運動は非常に限られている。

イスラエル批判をするユダヤ人の代表としてチョムスキーの名前があがっているが
（私は専門書は能力的に全く読めなかったので、大衆用に書かれたベストセラーしか
見ていないが）、チョムスキーはもうユダヤ人度が基準値を下回っている田舎のアメ公に
しか見えんがな。

チョムスキーに関する指摘についてはシオニストのユダヤ系とシオニストでないユダヤ系がいるといて（多くのユダヤ系は非シオニストじゃないの？）、チョムスキーはシオニストではない（プラス積極的な反シオニズム）、だから「田舎のアメ公」にしか見えないというごく当たり前な感想じゃないですか。

かねがねユダヤ人という概念を不思議に思っていました。

音楽家の投稿を含めた一連の投稿は時間と空間の座標に補助線を引いてユダヤ人という概念を含め自分の認識を検証してみようという遊びです。補助線は意識的に二つの視点で引いています。一つはヘレニズムの視点に依らないもの、一つは中央ユーラシアは文明の交差路ではなく自体の文明を持っていたという視点です。

あとアメリカのイラク侵攻に関する指摘については、今のイランの後ろにいて関係が深いのはプーチンのロシアです。

この投稿のフォロー元投稿の「中央ユーラシア」の歴史そのものだけど、

・イランとロシアの関係は深い（最近であってもパーレビ「王朝」の創始者はペルシア・コサック旅団の軍人）

・同じモスレムでもイランはチュルク系への警戒感が強い（同様にアラブ系（←イラクも）のチュルク系への歴史的な警戒感も強い）

等々ありモスレムで一派一絡げの一元的な見方はどうかなと思います。

東西冷戦から、イスラム世界ｖｓアメリカの時代に移行し、今度は中国が台頭してきた。
根底に流れる図式は実に　モンゴル帝国ｖｓモンゴルのおよばなかった世界　なのである。

モンゴルに支配されることのなかったイギリス、フランス系が中心になって建国したアメリカ。
戦後はドイツ移民が増えて、イギリス系をせいして今ではドイツ系が白人人口のトップになっているが、
いづれにせよ、アメリカというのは『モンゴルの暴力支配をしらない子供達』の国家だったのである。
（私が日本は連合国側につくべきだったと信じる一番大きな理由の一つはこれです。）

イランとロシアはほっておいても同盟関係を崩さないし、その絵の中に中国やトルコがはいってくるのも
必然的である。

ペルシャ、トルコ＝白色
アラブ＝かなり黒　　　　子供じゃないが・・・・この歴然とした差は大きいですね。

その言説の背景にあるのは、「文明の対決」などのアメリカのプロパガンダの背景にある流れとでも言うものです。

モンゴル残酷論は過去の歴史のなかで実際に被害をうけた人びとよりも、むしろ被害者の子孫とみずからを思い込んだ後世の人びとによって言い立てられたもの、もしくは自分たちに先祖は直接の被害者ではないが自分たちの築きあげた近代文明社会を誇るあまり、他の地域の現在や過去を、ことさらに貶めたい心理を抱く人びとの心の所産です。

前者は「タタルのくびき」という有名な「お話」です。
このお話はロシアのツァーリは、モンゴルの悪の支配からロシア民衆を救済したという神話を支配の正当化の手段の一つとし（ロシア正教は、この神話を荘厳化する役目を演じ続けた）たところから生まれています。

19世紀の「ドイツ」人マルクスがロシア帝国がモンゴルから生まれたと言ったのは、当時の西欧人の通念で後者です。
西欧は18世紀の前半においてもアジアに対しては優位になかった。西欧の「近代文明」がアジアに対し優位になるのは19世紀以降で、この流れで19世紀にとなえられたのが「ヘレニズム」です。

これは誤認です。確かアメリカの公用語を何語にするかというのが世界大戦のずっと前にあってドイツ語か英語かで・・というのを昔読んだことがあります。

Q:昔アメリカの公用語が住民投票でドイツ語になるだったそうですね？

A:これは米国の大学などで米国史を学んだ人なら知っているでしょうね！

アメリカは独立直後に住民投票で公用語を決めると言う手続きに入っています。

しかしこの当時人口から言えばドイツ系の方がイギリス系よりも上回っていた為に、イギリス系の議員たちの働きによって、住民投票に掛ける事を中止したのです。

これがなければアメリカはドイツ語が公用語となり、世界の歴史は大きく変わった事でしょうね！

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1116026281

Q:アメリカの公用語をドイツ語か英語か決める際、一票差で英語に決まった、というような英文を読んだ気がするのですが、
この情報は合ってますか？

なんか気になってしまいました。

A:下記サイトに答があります。
German the Official US Language?
Did German lose out to English by just one vote?
http://german.about.com/library/weekly/aa010820a.htm

1776年に1票差でドイツ語が公用語にならなかったというのは伝説です。
現実には投票自体が行われていません。ただ、当時、実際にドイツ語を
公用語にしようという運動自体は存在したようで、1795年には合衆国の
法律をドイツ語に翻訳したり、英語以外の言語で法律を発布するという
提案がありました。しかし、結局、数ヵ月後に却下されています。