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タイは天国に二番目に近い国 1
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/377.html
投稿者 中川隆 日時 2010 年 7 月 25 日 22:19:53: 3bF/xW6Ehzs4I
 


タイの女の子
http://thaibeautygirl.blog78.fc2.com/

138 :  :03/06/03 22:05 ID:V+G4kM5m
タイのどこがいいのよ?


140 : :03/06/03 22:15 ID:EJ3/wHWt
○○○○


____________

1. タイはオンナの宝石箱や〜


日本で女性にあまり縁のない人でもタイにいけば少しはもてるかもしれません  

何せ日本人男性に対してのイメージがいいんですから
 
真面目で誠実でよく働き尚且つお金があるというイメージが彼女らにはあります  

お金といっても別に大金じゃなくてもフリーターでも貯めれる程の資金でもそこそこあるとみなされます
  
向こうの無い人はホンマニ無いですから  

こうして書くとだんだんいきたくなるでしょ  
行ってエンジョイしてくださいよ 
 
ホント向こうの女性はスタイルがいいです  
モデル並みの体型でフェイスも上戸あやや海老ちゃんクラスの子がわんさかいます  

まさにチェンマイは「オンナの宝石箱や〜」です

チェンマイにいるときはアパートに住んでいます  安くて安全です 
 
家賃は安い所で2500バーツ前後から高いコンドミニアムクラスで20000バーツ前後ぐらいでOKです 
 
ちなみに1バーツは3円ぐらいです  
日本のワンルームの家賃ぐらいで向こうではハイソなトコに住めるのです

まさに夢心地ですね  


後食事ですがタイ料理は日本人の口に合うと思います  
焼き鳥 豚カツ から揚げ ラーメン等々比較的日本でもなじみのものも多々あります  

タイ料理はバラエティーに富みはっきりいうてめちゃうまいです  


もしタイに行くならぜひともチェンマイに行ってみてください  

非常に過ごしやすいトコです  

私も一年の半分ぐらいはココで過ごしてます  
物価は日本の約4〜5分の1ぐらいです  

気候も比較的タイのほかのところより暑くないです  

女性も美人で可愛い色白の子が多いです 

 

ただバンコクに比べて男性の夜遊びスポットは少ないです  
バー カラオケ マッサージ等々一通り揃っていますがそういうとこで働いてる女性はあまりキレイではないです
  
美人が多いとこだけに少し残念です  

もし夜遊びが目当てならバンコクが一番いいです  

バンコク全土が新宿歌舞伎町みたいなものです  
てっとり早くそこそこの子とHしたいならソープがいいです  
値段も手ごろですし20前後の可愛い子も結構いますよ 
 
特にラチャダー通りニューぺッブリー通り界隈に多くあります
パッポンやナナは代表的な定番スポットですが私はあまり好きではないです
  
日本ではあまり売ってるところはないですが夜遊びガイド本でGダイアリーというものがあります  向こうの日系書店に行けば手に入ります  私も以前は重宝してました 
http://ameblo.jp/841919/page-97.html#main

タイ女性 最高!!!!!!


外道者達からの投稿は、多くの場合、最後に『また早くタイに行きたい(帰ってきたい)』の一文があり、タイマンコの中毒性を顕著に示している。

また意外と多いのが日本国内にあるタイ人パブ(タイパブ)スナック(タイスナ)等でタイ女に填り、さんざん金取られたあげく、リベンジを意気込んでやって来たタイ本国でもっと填ってしまい、金だけでなく人生そのものを取られてしまっている人たちもいる。

ヘロインの禁断症状を和らげるにはヘロインやるのが一番だ。解決にはならないが。
タイ中毒も同じ。タイ禁断症状にはタイやるのが一番。
http://www.f-1gp.com/sd/xn----heub1iuee2mzc/%E3%82%BF%E3%82%A4-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3/

http://hage.momo-club.com/info/japan.html

220 :結城ヒデ○コ、大阪弁の31歳@はえぎわヤバイ!:04/06/27 06:46 ID:TAiantWS


 ./;;;;;;;;;;;:;:::;;;_,.. --――--- 、 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
 {;;;;;;;;;;;,,/               \;;::;;;;;;;;}
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  |;;;|::   ''"""゙` ...   ''"""゙゙`     };;;}
  iヽ|::   イ〔o゚〕>:::   イ〔o゚〕>    i;/、
  | i::      '  ::    `       |" |
   i }::        ::j          i |
    i ,|::       ,( o _,o )、       | |  最高の女のいるところへ連れて行きましょか?
    i、|::      '  _ j_   ヽ      iJ   ぼくタイのこと知り尽くしてまんねん
    .|::         ←ー'_→        i     貯金なんぼもってますのん?
     i::   ::     ー '   ::     ,i
      {、   ::::..        ::     ノ 


バンコクといえば、タイ国内での夜遊びのすべてが体験出来ると言っても過言ではありません。そして、夜遊びのスポットがあちらこちらに点在し、それらの店舗なども豊富にあります。夜遊びだけをするならバンコクで間違いなし。ここだけでOK。他の地方都市に行く必要性もなし。完璧な夜遊び都市です。初心者はここからはまるのがいいです。


まずはタニヤです。この街はそれほど長くない小道に、日本語の看板があふれかえっております。はっきり言って日本人専用の街です。規模は大きくないんですが、タニヤのその光景には、はっきり言って初めて見たときは驚きました。日本の経済進出の凄さみたいなもんを感じてしまいます。カルチャーショックでした。

どのように遊ぶかと言うと、日本式のスナック形式のお店が沢山あります。このような店では、だいたいカラオケが歌えて女の子が付きます。飲み物は何でもありますが、ウイスキーを飲む人が多いですね。ある程度の日本語は通用するし、女の子もなんとか日本語が通用するはずです。スタイルも日本のスナックと接客から何まで同じ。違うとこは、従業員や女の子がタイ人で(日本人のオーナーやママさんがいる店もある)、バンコクにあるっー感じでしょうか。

どうするかというと、指名した女の子と交渉し、店外デートに誘います。お店に連れ出し料を払い、女の子を外に連れ出す。あとは女の子次第ですが、外で食事したりホテルに連れ帰って朝までHしてても可です。2〜3日連れ出してしまう人もいます。相場的には、お店での飲み代+連れ出し料+女の子と朝まで遊ぶとして12000〜17000円くらいでしょうか。女の子によっては連れ出せない子もいるし、連れ出し不可の店もあるので注意しましょう。初心者の方は、日本語が通用して安心なここから始めてみてはどうでしょうか。各店舗の紹介は、ここをクリックして調べると便利です。
http://www.thainight.net/


次はマッサージパーラーです。


タイのマッサージパーラーの起源については、タイヲタが泣いて喜ぶ泰日友好の逸話がある。

日本に留学したタイ人が日本の現在のソープランドを体験してそのサービスのすばらしさに感激し、「これしかない」と思いタイに帰って始めたのがその起こりということである)

厚化粧させてきわどい服装をした少女たちを置いた売春オープンバーが無数にある。
少女たちの多くは14歳といった年齢

http://iscariot.cocolog-nifty.com/kuantan/2006/12/paedophil_parad_133a.html

ここはどういうとこかというと、一言で言えばタイ式ソープランドっーとこでしょうか。

日本と違うとこは、ひな壇にいる女の子を自らが選べるというとこ。

選んだ女の子とお部屋でたわむれ最後にドーンっー感じ。

流れとしては、バスタブに入浴して女の子に体を洗ってもらい、簡単なマッサージをしたりしてHをするという感じかな。

グレードの高い子には、とんでもなく美人な子もいます。

「こんな子とこんなに安い値段でこんな凄いこと出来るのかよ」っー感じです。

マッサージパーラーを体験したら、バカバカしくて日本のソープなんか行けなくなってしまうかも。


変な条例みたいなもんがあり、バンコク中心部にはマッサージパーラーはあまりありません。今はBTSや地下鉄もあるのでそれほど遠くには感じないでしよう。

ラチャダーピセーク通り、ペップリー通り、ラマ9通りなどにマッサージパーラーが存在します。

相場としては規模やランクなどにもよりますが、だいたい普通にひな壇に並んでる子で3000〜6000円くらいでしょうか。

そして、タイの夜遊びの殿堂と言っても過言ではないのがゴーゴーバーです。


ここは言わずと知れたもんがありますが、どういうとこかと申しますと、バーです(笑)。

普通のバーと違うとこは、馬鹿でかい音楽に合わせて女の子がステージの上でゴーゴー(?)に合わせて踊ってます。それもとてもきわどい水着なんかを着て。見ているだけでも興奮したりして。我々はカウンターや席に座って、自分をアピールして踊っている女の子の中から気に入った女の子を自分の席に呼んでお話するのです。外見だけでなく性格なども気に入ったら、お店の外に連れ出しましょう。ホテルでHするなりなんなりとしてやって下さい(笑)。

ゴーゴーバーの密集地としては、パッポンが世界的に有名で、あとはナナプラザとソイカゥボーイです。どこもお店が密集してますので、好きなとこに入って適当に遊びましょう。

相場としては、ビール2本くらい飲んで女の子にコーラなんか奢って、んで連れ出し料をお店に払ってショートで(2時間の意)で近くのモーテルなんか利用した場合、6000〜8000円てとこでしょうか。

どこに行ってもそうですが、「コーラ奢って」とか「私を連れ出して」とかうるさく言う女の子がいますが、気に入らなければ奢る必要も連れ出す必要もありません。

毅然とした態度が必要です。あと、各店にはレディボーイ(おかま)が何人かいたりします。気をつけて選んで連れ出しましょう(って、タイのおかまは男だか女だか見分けがつきにくいですが)。

ここをクリックして下さい。情報が豊富なサイトがあります。
http://hage.momo-club.com/

それに次ぐのがバービア。

これは何かというとバーです(又笑)。

普通に考えてゴーゴーバーからゴーゴーが無くなったってとこ。

ゴーゴーバーと違い、オープンバー形式な店が殆ど。システム自体もゴーゴーバーと同じようなもん。気に入った女の子とお話して連れ出してやって、きっちり決めてやって下さい。

密集してるエリアとしてはパッポンやスクンビット地区に適当に密集してます。オープンバー形式だから発見しやすい(女の子と客が席でお話してる)し、入店しやすいです。

援助交際カフェってのもあります。

ここは普通のカフェの中に女の子が遊びに来ていて、気に入った男が席に呼び交渉して連れ出すっーとこです。

連れ出した後は好きなようにしてやって下さい(笑)。

有名どこでは、テルメ(ルアムチットプラザホテルの地下)、グレース(グレースホテル内)、サイアム(サイアムホテル内)っーとこです。

初心者はテルメがいいんでは(管理人の勝手な判断で)。そして大丈夫です。どこもこれらのカフェに出入りしてる人達はたいてい、女は援助されたい人で男は援助したい人ですから、誰にでも気に入った子がいたら気軽に声をかけましょう。

相場としては、これはピンキリですが、ショートで2000〜5000円ってとこでしょか。

だいたいこんなとこですが、他にも立ちんぼさん、コールガール、ナンパ、本番込みのタイマッサージ屋さん、怪しい床屋さん等々、上げたらきりが無くなりそうです。

バンコクとはそんな殿方にやさしい都市なのです。初心者の方は、だいたい上記の5点くらいで遊びば良いでしょう。ベテランの人もたいていは上記5点で足りてしまいます(管理人に限ってかも)。

これらの遊び方はだいたい説明しましたが、説明不足かもしれません。もっと詳しく知りたい人は夜遊びのリンク集も用意してありますの参考にして下さい。
http://shirayuki.saiin.net/~mitsuo-thai/contents2.html


チェンマイ

チェンマイと言えば、誰もが行きたがる色白美人の産地。元気で明るく都会ズレしてない素朴な女の子が多くいます。管理人お勧めの北部地方都市です。

夜遊びポイントとしてはゴーゴーバー、バービヤが数多くあります。マッサージパーラーも郊外となりますが何件かあります。

これらのレベルはバンコクでの夜遊びを体験したらがっかりするかもしれませんが、北部の静かなる古都チェンマイでのんびりまったりしながら楽しむのはいかがでしょうか?

基本的には置屋(売○宿)がメインとなるでしょう。若くて可愛い子が多いので、トゥクトゥク(タクシー)お兄さんに声かけて連れていってもらいましょう。

その他には日本人カラオケクラブもあちらこちらに点在してますよ。遊び方はバンコクと同じです。


チェンライ

ここもチェンマイに並ぶ古都です。

ゴーゴーやバービアらしきもんは、ワンカムホテルの周りに固まってるので発見しやすいです。マッサージパーラーもレベルは低いですがウイヤンインホテルの中に一軒あります。

全体的に静かな街なので、のんびりし過ぎちゃうかも。
基本的には置屋がメインとなるでしょう。

イサーン地方

バンコクから見ると、北の方を指します。コラートからノンカーイあたりまでとその右側半分の広大な地域を指します。別名タイ東北部。

バンコクに出稼ぎに来ている女の子は、イサーン地方の子が多いですので、まずはバンコクに出稼ぎに来る前の新鮮な女の子を食べちゃいましょう。

各都市、観光客向けではありませんが、ゴーゴー、マッサージパーラー、置屋など各種充実しております。静かで素朴な街ばかりですから、旅をしながらつまみ食いするには最適かも。

パタヤ

これはタイに興味が無い人でも知っている世界的に有名な歓楽ビーチ。

どちらかというと白人さんご用達の街のようですが、日本人もそれなりに楽しめるでしょう。

ゴーゴーにマッサージパーラーにバービヤなど、あっちこっちに密集して点在してます。

もう怖いくらい。バンコクの夜遊びに飽きたら、たまにはビーチでもっー人にはいいかも。バンコクからバスで2時間くらいで到着するくらい近いので、とても遊びに行きやすいです。
http://shirayuki.saiin.net/~mitsuo-thai/contents3.html

チェンマイはタイでは、北方のバラと呼ばれる古都です。


美人の産地としても有名で、タイ人にしては色が白く、優しい性格の女性が多い土地です。

バンコクほどではないにしても、そんな女の子たちと遊べる場所もソープランドを
始め、置屋、カラオケ、カフェ、古式按摩、街娼、と一通り揃っています。

また、少女売春のメッカとして雑誌にも紹介されていました。


チェンマイには様々なタイプの風俗がありますよ!

@ カラオケ

いわゆるカラオケバーです。

個室があり、一緒に座ってくれる女の子を選んでカラオケを楽しむことが出来ます。
日本語曲をそろえた日本人専用店もあるので安心して遊べます。
店によって女の子の連れ出しが出来る所と、出来ない所があるので、入店時にチェッ
クした方が良いでしょう。

でも、連れ出し不可の店の方が女の子のレベルは高いと思います。
2人で入って安いボトルをあけて、女の子2人つけて、2時間歌って2000バーツ
程度が相場で、チェンマイ市内にかなりの数あるので手ごろな遊びができる所です。

A ソープランド

いわゆるマッサージパーラーというジャンルのお店です。

日本とそれほどシステムは違わないが、マットプレイは出来る子が少ないのが難点です。

どの店も雛壇にずらりと並んだ女の子の中から、好きな子を指名することが出来るシステムで、チェンマイには全部で6〜7軒あると思います。

B バービア

オープンバー形式の飲み屋です。

一人で飲んでも良いし、お店の女の子を隣に座らせて飲むも良しです。
お店の子を座らせる場合は、女の子に1杯100バーツ程度のドリンクをおごってあげるが、システムとなっています。

外人が多く、白人好きのする気楽な雰囲気のお店が多いのが特徴です。
基本的に連れ出しOKで、連れ出し料金をお店に、H代を女の子に支払うシステム。

ターペー門付近、ナイトバザール近くにバービア群があります。

C ゴーゴーバー

お立ち台で水着の女の子が踊るのを眺めながら酒が飲めるバーです。

踊り子を隣に付けて一緒に飲むことも可能で、ビール1本100バーツ程度なので、気軽に利用できると思います。

バンコクには星の数ほどあるこのタイプのお店も、チェンマイには全部で3軒ほどしかありません。
日本のマハラジャをイメージすれば間違いないと思います。
女の子の連れ出しシステムはバービアと同じです。

D カフェ

カフェとはステージで歌を歌う女の子を鑑賞しながらお酒を飲む店です。

歌手を席に呼ぶことも可能で、その場合はその子が歌っている時にお金を付けた花輪(100〜1000バーツくらい)をあげるのが礼儀です。

女の子の連れ出しは基本的にNGですが、他の夜の店(カラオケやソープランド)に比べると格段に可愛い子が多いのが特徴ですね。

飲むだけならそれほど高くないので、本当に可愛い子を見るだけで満足という人には
お薦めです。

E 置屋

とりあえず安く一発という人にぴったりなのがこのタイプのお店です。

チェンマイの置屋は、店とやる部屋が別々になっていて、女の子を決めたら近くの連れ込みホテルへ案内されるのが普通です。

お持ち帰り専門の店もありますが、安いけどマグロ率高いのが難点です。

F 立ちんぼ

チェンマイにも立ちんぼがいます。

しかし、オカマの立ちんぼのほうが目立っているの実情です。
遠目から見ると綺麗なんだが... 近寄るとやはりオカマです。

G パブ・ディスコ

大型ディスコからこじんまりしたパブまで、いろんな店が揃っています。
外国人に人気なのがポーンピンタワーホテル地下のディスコ、ターペー門近くの
スパイシーです。
若者に人気なのはニマンヘミン周辺のウォームアップやモンキーパブ、チェンマイ
ランドのボッシー等ですね!

H 古式按摩:

言わずと知れたタイ古式マッサージのお店です。

ひな壇からマッサージ嬢を選ぶスタイルのお店もあります。

個室でマッサージを受けられるお店では、基本的にスペシャルマッサージがあります。
手コキ500バーツ〜、本番1000バーツ〜ぐらいです。

http://www.p-shanghai.com/megabbs/readres.cgi?bo=shanghai&vi=1201176617


チェンマイ 現役女子大生

 
  1年ぶりにチェンマイを訪れた。かつて賑わいを見せたソープランド「パンドラ」は当局の取締で閉鎖寸前までに追い込まれていた。

 チェンマイ在住日本人たちの間では風俗よりも素人女に美容室やメシ屋を持たせる代わりに愛人契約を結ぶのが流行っている。

 美容室にしても、家賃は月に3万円もあれば借りられるし、愛人手当も月に2万もあれば十分だ。ちなみに雇われ美容師の給料は7000バーツ(21000円)である。

 チェンマイのセントラルデパートにいる。ジーンズ売り場にあか抜けした20代後半の女性客がいた。彼女にわざと値段を聞いてみた。彼女は店員じゃないと英語で応えた。

 しかし、彼女は日本に興味があるとかでガイドをしてくれることになった。タイは日本ブームが続いている。デパートに隣接した映画館で「ラストサムライ」を観たあと近くにある日本定食屋「九十番」で食事。

 彼女はサバ定食を食べながら学生証を見せた。

「年齢は26よ。バイトで授業料を貯めてから大学に入ったの。友達からはクンと呼ばれているの。クンはエビの意味よ。私はエビチャン」

 クンちゃんは日本語も勉強しているとかで少し話せる。彼女の黒のTシャツの袖をまくるとワンポイントのタトゥが彫られてあった。

陽が落ちたあとナイトバザールを散歩することにした。すれ違う熟年日本人カップルのオヤジが振り返る。若いタイ女とデートしたいのだろう。


 クンちゃんは酔ったから休みたいと腕にからみついた。甘え方が上手い。

ホテルは直ぐ近くのターぺー・パレスである。部屋に入るとクンちゃんはベッドに倒れ込んだ。そして手招きをして横に寝ろとシグナルを送ってきた。マイペンライ(無問題)である。

「ねぇ、おなかが苦しいの。ジーンズを脱がせて」

 ホックを外し下半身にぴったり張り付いたジーンズを下ろしていく。黒のパンティーはレースだが陰毛はきれいに整えられている。太股はピチピチで肌はすべすべしている。パンティーを脱がそうとするとクンちゃんは逃げるように毛布の中に潜った。

 追いかけて毛布の中に入る。背を向けるクンちゃん。その背中にぴったり寄り添いTシャツの上から乳房を触る。ほどよい大きさと弾力性。パンティーをヒップからエビの皮をむくように脱がせた。

 アソコはすっかり濡れて戦闘モード。クンちゃんは巧みな舌使いのフェラ攻撃を開始した。こっちも負けずにクリトリスを攻める。すると彼女は全身リップ舐めとペニスしごきの両面作戦。このテクニックに白い精液を飛ばして早くも降伏した。

 快楽の余韻に浸りながら「九十番」(05閉店)の井上さんの話が頭に浮かんだ。

「チェンマイの女子大生には元ソープランド嬢が結構いるんだよね。ソープ卒業後に大学は入って外人と結婚するのが理想なんだよね」

 クンちゃんはタオルでかいがいしく汗ばんだ体を拭いてくれている。このあと結婚してくれと言われるのだろうか。冷や汗がとまらない。
http://www.ne.jp/asahi/nagumo/kaito/sex/074-che/sex074.htm


チェンマイ ソープ健康的快楽


 タイのチェンマイは少女買春が国際問題化して売春は禁止されている。しかし、そこは微笑みの国。笑顔の下に本音が隠されている。

 国鉄チェンマイ駅から徒歩10分ほどでソープランド「パンドラ」に着く。3階建てのビルの屋上からイルミネーションの光が滝のように流れている。呼び込みは黒服2人組。

「サービスはバッチリよ。値段も定価で1300バーツ(3900円)ポッキリね」


 チェンマイにはもう一軒「さゆり」というソープがある。店名を日本風にしたところタイにリタイア移住した日本人に人気が出た。チェンマイ在住邦人は約2000人いる。しかし、定価800バーツ(2400円)なのに日本人と分かると1500バーツ(4500円)を要求されるのでお勧めできない。

 パンドラの店内にはガラス張りの大部屋がある。そこに白いネグリジェのユニフォームのソープギャルは30人ほどいた。ピンクの照明に浮かび上がった女の子たちは粒ぞろいである。エキゾチックな顔立ちのナンバー3を指名して個室へ。浴室にはマットとすけべ椅子。日本から直輸入したものだ。

 ソープ嬢がネグリジェを脱いで全裸になった。ボディは厚化粧の白い頬と対照的に日焼けしたチョコレート色で、乳房は健康的なおわん型で乳首も大きい。ヒップは安産型で腰のくびれはほとんどない。太股は太く締まっている。山間地の農作業で鍛えられたのであろう。彼女は少数民族のリス族だった。

 彼女は日本のソープと同じマニュアルに従ってサービスしている。違うところはボディ洗いを鼻歌を歌いながらするとこだ。エロチックではないが、彼女の牧歌的な歌で身も心も癒される。

 しかし、彼女の股間は熱く蒸れていた。促されてベッドへ。濃厚なリップサービスでカラダとペニスは唾液でベトベト。彼女はフェラをしながら巧みにゴムを被せる。そして、騎乗位で挿入。膣の吸いつきがいい。ペニスの根本から亀頭まで膣の奥へ吸い込まれていく。

 彼女はゆっくり腰を上下させた。その度に膣の締まりがよくなる。彼女の眉間に快楽の皺ができる。しかし、声は出さない。我慢強い。こっちがウッと声を上げると彼女はひっくり返ったような声でケタケタ笑った。腰を突き上げてやると、彼女も激しく腰を振る。負けるものか。さらに強く突き上げた。彼女は膣をさらに締め上げる。降参だ。ゴムの先に精液が溜まった。  

 チップに100バーツ(300円)を渡すと彼女は日本語で「ありがとう」と笑った。淫やらしさのないプレーだが、楽しむにはこの明るさがちょうどいい。
http://www.ne.jp/asahi/nagumo/kaito/sex/031-che/sex031.htm


タイ バツイチデパガ


 バンコクの日系デパートの化粧品売り場でサンプルの香水を嗅いでいる。

「コンニチワ、彼女にいかがですか」

 日本語で話しかけてきたのはタイ女性だ。

「デーンさんにプレゼントしようかなあ」

 彼女の名前は胸元の名札に書いてある。


「ウソでも、嬉しいです。でも、日本語、むつかしいです」

 語学を身につけるにはその国の恋人を作るのが一番だと日本語で伝えると、デーンさんは微笑んだ。タイは微笑みの国。なにかにつけて微笑む。しかし、その笑顔の下は何を考えているか見当がつかない。

「日本語、教えてくれますか。私はタイ語を教えてあげます」

 サイアムにあるハードロックカフェで落ち合うことになった。サイアムは若者の街だ。携帯電話で話ながら歩くコギャル。スケボーを楽しむ若者。日本と変わらない。

 デーンさんが店に入ってきた。黒のパンツスーツ姿だからハイソに見える。彼女は23歳で離婚していた。

「別れて1年です。結婚はもうしたくありません。でも、さみしいです」

 デパートの月給は8000バーツ(24000円)。しかし、屋台のラーメンは60円。1日300円で生活できるという。デーンさんは少し酔ったのか、頬を赤く染めた。

「香水のプレゼントはいりません。そのかわり、明日着ていく服をプレゼントしてください」

 ホテルに戻る途中のブティックで、デーンさんはいろんな服を試して見せた。ホテルの部屋に入る頃には恋人気分だ。シャワーを浴びたあと、彼女はプレゼントしたブルーのスーツを着て見せた。そしてストリップするように脱いだ。

 ソファーに座っているぼくの目の前で彼女はくるりと一回りして見せた。プリンと盛り上がったヒップ。下半身が少し反応する。

デーンさんは悪戯ぽい微笑みを浮かべながらぼくのバスタオルを剥ぎ取った。そして、まだ柔らかい亀頭を舌で転がすように舐め始めた。

 ひざまずいたデーンさんのヒップに食い込むパンティ。ペニスがむくむくと勃起した。

彼女はペニスの裏側をアイスキャンデーのようにしゃぶりまくるっている。その表情がいやらしい。

がまんの限界だ。彼女をペニスから引き離し、ソファーに両手をつかせてパンティを横にずらしバックから亀頭だけを挿入してやる。

彼女はセックスが久しぶりなのだろう。小刻みに震えているヒップがおねだりしているようだ。

 ゆっくりペニスを押し込むと「アーイ」と声を上げながら振り返った。苦痛でゆがんだ顔と快楽を求めるもう一つの顔が見えた。激しく腰をふると、彼女も応えて、激しくヒップを動かす。横にずらしたパンティが愛液でべっとり濡れてきた。それがペニスの側面を摩擦する。


腰から手を回してクリトリスを中指で叩くように触ってやる。

「ダメダメダメーッ」

 デーンさんがソファーに倒れ込んだ。その熱い背中に射精した。http://www.ne.jp/asahi/nagumo/kaito/sex/029-ta/sex029.htm


アジアの遊び方
http://www.p-shanghai.com/megabbs/shanghai/index.html#15

外道の細道
http://hage.momo-club.com/

ファラン

日本には“ガイジンさん”という曖昧な呼び方があります。同じようなニュアンスのタイ語は“ファラン”です。

元の意味は“フランス”ですが、別にフランス人だけを指すのではなく、白人系の外国人の総称として使います。

いままでファランはタイ社会から遊離した存在のように受け止められてきました。
かつてチェンマイでのハーレム生活が告発されて国外追放になったタマモトさん事件のときに、同じような生活をしていたファランたちについては全く騒がれていません。

ビルマ国境のカレン民族解放軍に参加している“ファラン”の義勇ゲリラたち(その数は少なくない)が、白昼堂々とタイ側の高級ホテルのプールで日光浴をしていても、タイ人は黙視しているのに出会ったことがあります。

経済所得の低い東欧の国から“ファラン”の売春婦がタイに流れてきて、高級娼婦としてタイ人の数倍の値段で荒稼ぎをして話題になっています。しかし、若干の例外を除いて、ほとんど摘発を受けていません。

タイではゲイ、レズを異端視する風潮が少ないためか、その手のファランの天国のような活況を呈しています。

ウェブスター大辞典にバンコクを“性の都”と表記してあるのをタイ政府が抗議して修正されたのは、ごく最近のことです。


(注)ヨーロッパ系白人をファランと呼称するのはタイを最初に侵略したフランス人(France=ファラン)に由来している。
http://newsasia.hp.infoseek.co.jp/faran.htm


ファランとアラブとアジア人

タイ観光庁の発表によると、毎年タイを訪れる日本人の数は、もっぱら増加の途をたどっていて、年間100万人を超える勢いだという。しかし、パタヤに視点を向けると、なぜかその数も一気に下降線。バンコクから最も近いはずのリゾート地も、日本人にとってはあまり知られていない街、興味のない街となるようだ。


ガイドブックなどを見ても、「バンコク」、「チェンマイ」、「プーケット島」、「サムイ島」などの観光地には多くのページが割かれているが、「パタヤ」となると当たり障りのない紹介文で、1ページぐらいがやっと。

年々、日本人の数は増えてきているとは言うものの、どうやら、まだパタヤは欧米人の街という先行的イメージが強いらしい。

まあ、そんなパタヤだが、ボクはそういう日本人観光客をよそに、大好きなことこの上ない。どこが好きかって?

@バンコクに近い A海がある B開放的なイメージがある C渋滞がない D市内構造が容易 Eほどよく発展している F物価が安い Gバービジネスが発展している 

など、理由は様々挙げられるが、


何分、この街は、そこに繰り広げられる人間模様が、とても面白い。。

GOGOバーや、バービアなどの歓楽施設、世界に名だたるオカマの街としても、つとに有名なパタヤだが、バーで酒を嗜んでいる時、何が楽しみかと言えばひとつ。マンウォッチングなのである。

ボクの偏見的考えだが、パタヤというのは、人間の欲望とか、しがらみ、情などといった何か泥臭いイメージが強い街でもあるのである。。

ボクがまだ生まれていない1960年代。ベトナム戦争帰還兵のための保養地として開かれたパタヤビーチ。今では、ビーチを求めてというより、女の春を求めてパタヤを訪れる人の方が多いようだ。

ケチなドイツ人。プレイボーイなイタリア人。ロマンティックなフランス人。金で全てをものにするアラブ人。そして、わが同胞アジア人。

パタヤは、インターナショナルシティー。様々な人種、様々な性格、そして様々な性癖を持った世界各国の男たちが女を求め、集う街である。

プンプイファラン。老いぼれファラン。助べえファラン。金持ちファラン。

個性は違うが皆、ただの女好き。愛すべき存在である。というわけで、今回はそんな男たちの国別タイプを探ってみよう。

※ プンプイ=デブ, ファラン=欧米人

■イギリス人

バーでよく見かける、娼婦がよく口にするというように、とにかくパタヤのどこにでもいるのがイギリス人。客としては、パタヤの顧客ナンバー1の座を誇るといっても過言ではないだろう。

得てして、自国ですでに仕事を引退した者が多く、退職金を手に南国の地で、ゆっくり余生を楽しむというスタイルが主流。

年老いた独身者がそのほとんどで、バーで気に入った女性を見つけたら、即囲い自分のものにする。

その後は、自国へと連れ帰って、国際結婚をするやからも多いが、(結局)タイ人女性が異国の文化、生活スタイル、気候などに適応できず、失敗するケースが多い。

また、自国に仕事を持っている人でさえも、長期休暇を平気で2〜3ケ月取れるのが欧州のワーキングシステム。そのため、寒冷の国での仕事に年の半分を費やし、後は、常夏のリゾート地でバァ〜ッと派手に遊ぶという人が多いようだが、寒い国の出身だけあって、案外、財布の紐も固く、バーでチビチビと飲んでみたり、連れ出しの際、女の子へのチップを値切ってみたりとお寒い限りの人も少なくないようだ。

■ドイツ人

寡黙、シャイ、英語コンプレックスというように、日本人と似た性格を持つ。

パタヤでは、なぜかナクルア周辺(北パタヤ)に多く生息。仲間と群れ、ひとつのバービアで、だらだらと時間を過ごす人が多いようだ。

ドリンクは、カールスバーグをこよなく愛し(?)、ウイスキーなんて持っての他。
終始、ビールとつまみの豆で過ごす。

一人の場合は、得てしてカウンターの隅にこっそりと座り、もちろん無口。ギャグセンスにも乏しく、はっきり言って、店の女の子にしたら、近寄りがたい雰囲気を多分に醸し出している。

しかし、そんなお堅い男に限って、むっつり助べえは多いもの。

長髪でひげを蓄えた巨体のオッサンが、カウンターの隅から、可愛い生娘にニヤリと怪しい視線を送る様子などは、気持ち悪いことこの上ない。また、ケチの代表格としても、その名を上位に連ねるドイツ人。女の子からの評判は、意外と悪い。  


■イタリア人

陽気なプレイボーイとして、世界にその名を言わしめるイタリア人。

男性ホルモンが多いのが、その理由だと言われるが、そのため、「ハゲ/毛深い」などの要素も挙げられる(?)。まあ、そういわれれば、ハゲだったり、毛深かったりするイタリア人も見てきたような気もするが、まあ、とにかく、「女の扱いが上手い」人種と言える。

それも、気取った印象は、微塵も感じさせず、バーで飲む際には、終始ギャグで場を和ませ、女を誉める、そして甘えるといったように、エロさの中にも爽やかさがあるとでも言うのだろうか。

パタヤのファランの中で、トレー(女たらし)NO.1の座をがっちりキープしていると言えるだろう。
ただ、タイ人の男のほうが、更に、トレー(女たらし)だったりもするが…。 

■フランス人

美と芸術の国、フランス。自分がフランス人であることの誇りは非常に強く、自己意識が強いとでも言うのだろうか。他の人種とは、あまり接しようとしない傾向にあるようだ。

しかし、女性と接する際の態度は、ピカ一!ジェントルマン、そして、ロマンティストが多いようだ。

ただ、ある女の子に言わせれば、

「SEXの前に、ろうそくを灯してみたり、何度も何度も、愛をささやいてみたり、可愛いだの、君は美しいだの、終始、映画のように雰囲気を重視するロマンティック屋さんが多い」

とのこと。女の子にしてみれば、ただの客。
このような行為は、ただただウザイの一言に尽きるらしい.…。

■ノルウェー人

ノルウェーと言えば、漁業。ホントに漁師が多いのかはどうかは知らないが、北欧勢の中でも、彼らの評判はすこぶる快調である。

イギリス人同様、数ヶ月のバカンスでパタヤを訪れる人が多いが、ケチという雰囲気は微塵も感じさせない。

そして、とにかく陽気、金使いも派手、かつ、ジェントルマンが多く、パタヤ・ファランダービーの隠れ首位と言っても過言ではない。酒豪多し。

■オランダ人

とにかくデカい!
パタヤでは、あまり言うほど数を見かけないが、体がひょろっと細くて、足がカモシカのようで、それでいて異様にデカい人を見かけたら、そのほとんどがオランダ人だと言ってもいいだろう(?)。

ある女の子の話だと、モノの方も体に負けず劣らず、馬並みにデカいらしい。

ただ、バーの女の子達は、「体がデカい=モノがデカい」という図式を常に頭に描いているため、オランダ人は、意外と敬遠されているらしい。


■オーストラリア人

オーストラリアと言えば、コアラ、カンガルーなどの野生動物、そして、牧場が有名である。ホントに牧場主が、多いのかは知らないが、小金持ちが多いように思われる。

テンガロンハットなどかぶっていてくれたら、一目でオーストラリアンだと分かるのだが、案外、そうでもないらしい。ただ、この人たちも、非常に長い期間を擁して、バカンスに訪れるケースが多い。

暖かい国から、暖かい国に何しに来ているのかと疑問もあるが、まあ、それは女だろう。
とにかく、陽気な性格で派手に飲み、騒ぐといった印象が強い。
他の人種への人当たりもよく、共に飲んでいて楽しい雰囲気。
とくれば、、女の子からの評判も、良好である。

■アメリカ人

世界はアメリカを中心に回っている、とホントに思っているかどうかは知らないが、とにかく自己主張が強い。それは、自分への価値、利欲というものを常に意識しているからかもしれない。

気に入った女がいれば、相手をものにするまで、いくらでもお金は惜しまない。
ただ、気に入らなければ、又、サービスが悪ければ、自らが感じたそれ相応の金銭しか払わないし、文句も半端なく言う。さすがは、アメリカ人。

女に関しても、「好き、嫌い」。「YES、NO」の主張は、他の民族の追随を許さない。そのため、女の子の評判も、まちまちのようだ。

■アラブ系

パタヤは、ウォーキングストリートの裏街道アラブ街。そこには、アラブ系の全てが、生息していると言っても過言ではない。

彼らが居座るアラブバー、彼らが吸うアラブパイポ(=水パイポ)。そして、彼らが繰り出すアラブディスコは、周知のところである。

数人の集団で行動することが多く、また、石油王がどれだけいるのかは知らないが、遊び方はすこぶる派手だ。

彼らの特徴は、「ひげ」、「クサイ」、「色白の女が好き」、「デブ好き」などが挙げられるが、最も、目を向けられる点が、性癖があるということだ。

ある女の子いわく、「性交中に、叩く。つめを立てて引っかく…」など、最悪なヤツも多いらしいが、その点、売春婦もいろいろ。

クサくても、性癖があっても、そこは我慢のようだ。
彼らアラブ系は、ヤルだけ志向が強いため、ショートタイムでポンッ!とチップをはずむやからも多い。
そのため、どうみても持ち出し不可能なデブ女、また、とにかく、お金第一主義の女などは、バーでの仕事終わりに、アラブディスコへと足を運ぶ傾向にある。


■インド人

アラブ系同様、「ひげ」、「クサイ」、「色白の女が好き」などの特徴が挙げられるが、性癖があるというところまでそっくり。

ただ、アラブ系と唯一異なるポイントはと言えば、ケチ、ケチ、とにかく、ケチなところである。

あるバーに、数人で現れたインド人、ドリンクを注文したのは、一人だけ。あとの数人は、酒代をケチり、何も頼まず酒も何も飲んでいないくせに、エラそうに席に座り、女の子との交渉に専念するといった感じ。

また、コンビニ等で、買ったビール瓶片手に、バーにも入らず、ニタニタしながら女の子に話しかけ、夜の交渉をする奴もいたりする。

タイ人女性が一般的に嫌うもの、「男のひげ」、「クサイ」、「黒い」、「性癖がある」。そして、「ケチ」。
その全てを兼ね備えた、どうしようもない人種(?)インド人。

その風貌+にじみ出るエロさも手伝って、インド人っぽい人を見ただけで、目線を背ける女の子も多い。

(いや、ホントに) 可愛そうだが、自業自得・・・。インド人の評判はパタヤで最下級と言えよう。

■ロシア人

最近の目覚しい経済成長から、訪タイする数が、軒並み増加してきているのがロシア人。

基本的には、ジョムティエンなどの閑静な地域、ウォーキングストリートといった繁華街に、顔を出す傾向にあるが、今までのウップンを晴らすべく、金使いも派手なようだ。
今後の台風の目、人気急上昇中である。

■中国人

とにかく、いつでも、どこでも、どんなときでも、ウルさい。そして、群れているのが中国人。

お決まりの中華思想、自分たちが一番である思想は、パタヤでも健在。
ソンテウ(ピックアップ車)に、それはヤバイだろというぐらい、ぎゅうぎゅう詰め状態で乗り込み、大合唱しながら移動する中国人。
バービア群のあるソイを、ギャアギャア、そして、ヤンヤヤンヤ言いながら、大団体で闊歩する中国人。

そのほとんどは、ツアー客であるが、はっきり言って、ウザイ雰囲気を多分に醸し出している。

中国人の処女信仰(処女を抱くと長生きできると考えられており、その際の金銭は惜しまない)は、つとに有名だが、ある女の子の話だと、中国人は、変態プレイをするやからが多いとのこと。
とくれば、彼らの評判も、あまりよろしくないほうだ。

■香港人

タイでは、日本のアニメ、ドラマ、歌手が人気なのはご存知の方も多いだろう。それに負けず劣らずの人気を見せるのが、F4といった香港のスターなのである。

そのためか、彼ら香港人の評判は意外に良好だ。彼らのほとんどは、バービアなどには顔を出さず、GOGOバーや、高級カラオケなどで、パタヤでの夜遊びに興じている。
そして、財布の紐が固い中国人とは異なり、後先考えず、とにかく派手に金を使いまくる傾向があり女の子へのチップもすこぶるいい。

変態な人間もそうそういないとのこと。わが同胞アジア勢の中でも、その評判は、最高クラスだと言える。

■韓国人

パタヤの北、ソイ2には、韓国人向けのバービアがある。街から少し離れた所には、韓国人専用のカラオケクラブがある。専用バーに、専用カラオケ。彼らは、ツアーとして、パタヤを訪れるやからが多い。

その形態もふた手に分かれていて、まず、家族、カップルなどのツアー客は、専用バービアへと流れるようだ。ある韓国人専用バービアでは、数十人のツアー客が、カウンターを囲むように座り、皆が皆ハイネケンを片手に、女の子とのゲームに興じてみたり、カウンターの中に入り怪しい民族ダンスに興じてみたり、韓国ソングを歌ってみたりと、他の欧米人客からの白い目線もなんのその、彼らが醸し出す独特のガウリー・ワールドにはとても容易には入り込めないといった雰囲気だ。(※ガウリー=韓国人)

そして、男性陣ばかりのツアー客は、専ら専用カラオケへ。まあ、買春ツアーといったところだろう。

と、そんな韓国男性陣の評価といえば、、中々好評なのかと思いきや、これが、

「キムチくさい」、「案外ケチ」、「自分勝手」と最悪だ。

特に、ケチである、何でも好き勝手やりたい放題で、言うことを聞いてくれない。
自己チューなやつが多くて、ヤダ。と、彼らを敬遠する女の子の数は、意外に多い。

■日本人

最後に、わが日本人の性質だが、パタヤにおいて、欧米人で溢れるバービアでは、日本人観光客の姿をあまり見かけることは出来ない。いったい、彼らはどこに行っているのだろうか。

そう、彼ら日本人観光客が生息する場所は、決まってひとつ、GOGOバーである。

ソイ・パタヤランド、ウォーキングストリートが、その密集地帯だと言えるが、中でも、ウォーキング内にあるソイ・ダイヤモンド、このソイの奥に位置する「スーパー・ベイビー/スーパーガール」は、その客層の8割方が、日本人と言っても大げさではない。

あとは、老舗「ハッピーGOGO」、「リビングドール」、「ビーチクラブ」など、日本人がいそうなところと言えば、限られてくるが、そんな日本男性陣たちの好みは、得てして、「きゃしゃ」、「可憐」、「色白」、「小柄」、「生娘」と、やはりロリ志向は否めない。

特に「スーパー・ベイビー」の経営者などは、その性質を十分承知しているらしく、そこには、まさしく日本人が好みそうな、女の子ばかりが揃えられている。

パタヤのGOGOバーで、この店だけが、バンコク並みにチップの相場が高いとくれば、それだけ、日本人が通う有名な店であることは、お分かりいただけると思う。


しかし、言わずもがな彼女らはプロ中のプロである。

そのほとんどが、偽りの可憐さを売りにし、営業スマイルばりばりといった感じの子が多く、店内で働く女の子の整形率が異様に高いところを見れば、それだけ日本人が、彼女らにお金を落としていっているという証拠でもある。

でも、まあ、これは、各個人が好きで挙げているチップなので、当人次第。何も文句は言えないし、別に言おうとも思わないが、しかし、実際、彼女らに、日本人のことを聞いてみると、、

「1、2時間のショートタイムで、いっぱいチップをくれる」、
「行為の時間が短いし、一回でいいから楽」、
「マグロでもOK」、

などと散々なことを言っているのである。

そう、日本人はシャイな民族。連れ出し前に、サービス、束縛時間などを細かく交渉し長時間、そして執拗に何度も行為を迫る欧米人と違って、扱いやすい上に、強請ればすぐに金を出す、たくさんチップを弾んでくれる、といいこと尽くめな民族なのだある。

確かに、日本人男性のことを、色白で格好いい人がいっぱいいるという女の子は多く、その評判もすこぶるいいのだが、彼女らにとっては、ただ、ただ、、非常に都合のいい客の一人なのである。

と、まあ、裏から見ればすごい言われようだったりもするが、間違いなく言えることは、日本人の評価は、アジア勢NO.1だということである。
http://www.sabai-life.com/sukebe.html


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2. タイ女性は気が強い


168 :344:2010/02/24(水) 12:48:10 ID:r8lDD.T60
元々タイは母系社会だから、男はひ弱だが女は逞しい。
やはり母系社会の沖縄なんかも、男より女の方が逞しいし。
タイの女は、母親になったりおばちゃんになると図太くなるんだろうね。
通りを車で走っても、屋台出して商売に励んでるのは殆どおばちゃんだし。
http://jbbs.livedoor.jp/travel/3341/storage/1266494140.html#108


女性は気が強い人が多いですよ  強いというかきついと言ったほうがいいかもしれません 

タイの社会は女性の社会進出が目覚しいところです  キャリアウーマン 実業家等々経済的に自立している人が多いです  
特に北タイはそういう傾向が強いように感じられます
http://ameblo.jp/841919/page-97.html#main

108 :オー様と名無し:2010/02/23(火) 11:20:16 ID:uO5XW2gU0

私は喧嘩の後、ふてくされて飲んでいると いきなりフライパンで頭を殴られました。
当然、病院に行きましたが  今、まだカタワ者にはなっていません。

私の友人は包丁でお尻を刺された人がいます。やはり痛かったと言って当分 クッションを
持ち歩いていました。今でも酒を飲むと今度は何をされるかな?と話しています。

決してSMを楽しんでいるつもりは毛頭ありません。

実話でした。

134 :オー様と名無し:2010/02/23(火) 17:47:00 ID:CM2cMBEw0
>>108
まさにそれを経験しました。

私は痴話喧嘩など恥ずかしくって勘弁してほしいと思ってたら彼女はわざと周囲にわかるように、悪い日本人に引っ掛かった可愛そうなタイ人でだと周囲に思わせるようなことしてた。

会社で何度もそれをやられて堪忍袋の緒が切れた。

携帯を投げつけられて壊されたり、ブリーフケースを池に捨てられたりもう目茶苦茶だった。

日本人女性でこんなことあり得ないし、今まで付き合ってきた、韓国、中国、台湾
ベトナム、印度、インドネシア人、香港人女性たちと比べてもその異常さには信じられないくらい。
中華系インドネシア人も相当癇癪持ちだったが。

120 :オー様と名無し:2010/02/23(火) 16:23:45 ID:uO5XW2gU0

私の友人にかぎらず、喧嘩しているときは 坊主憎けりゃ袈裟までだろ!

つい、汚い言葉も出るが 包丁で刺す日本人女いるのか?

私はフライパンでよかったと今でも思っています。友人は病院に行かず

自分でバンドエイドをたくさん貼ってタオルを巻いていたと言っている。

私は見たくないが、酒に酔うとケツ見せてくれるが確かに3ミリくらいの

傷跡があった。   でも、包丁はいけないでしょ! 包丁は!!

可愛い顔した奥さんなのだが、実態を知っているので怖い!


123 :オー様と名無し:2010/02/23(火) 16:51:26 ID:RHtmOtjw0

フライパンで殴られたら、俺は黙って離婚手続きするな。
小突くとか、蹴るとかまでは、まあ、それもやっちゃあいけないが、命には関わらない。

が、フライパンで殴るとか、包丁で刺すとかは、もう、後先考えない獣の世界。
そういう人は、そういう人たちの中で、面白おかしく、短い人生を送ればいいと思う。

おととい、嫁の甥っ子がショットガンで射殺された。
犯人はまだ殺されてない。

その父は、去年包丁で刺されたが、命は助かった。
犯人と思しき人物は、その数ヵ月後に、腐乱死体で発見された。

嫁の妹の旦那は、その前の旦那に射殺された。


田舎のタイの日常。
俺は慣れた。
とうか、他人の死に無関心になった。

ほんと、命の値段の安い国だ。
と思っていたが、最近は、その値段相応の人たちだと思うようになった。
5万Bとか。


209 :オー様と名無し:2010/02/25(木) 03:02:01 ID:webfr9P20

フライパンならええやん。
植木鉢やブロックで叩かれるのもあるでよ。
友達は頭蓋骨にヒビはいってもーた。
ワシも巻き添えでビール瓶で殴られそうになった。
タイ嫁恐るべし!
マゾじゃなきゃ堪えられんな。


211 :オー様と名無し:2010/02/25(木) 03:16:05 ID:xY8G45Zg0

チンコ切られるのが一番恐ろしい。
http://jbbs.livedoor.jp/travel/3341/storage/1266494140.html


527 :オー様と名無し:2010/06/12(土) 23:39:25 ID:rrrji6NM0

浮気はバレないようにやるよう気をつけなければダメ。

主に既婚者の場合、極めて恐ろしい事態になることもありえる。
妻が浮気した男の、あの部分を寝てる間に切り取ることもある。



528 :オー様と名無し:2010/06/12(土) 23:42:54 ID:tLj8UStw0

妻が切断魔の可能性がある場合は、スワッピングすればいいんだよ。
結局のところ自分が蚊帳の外だから怒ってるだけ。


631 :オー様と名無し:2010/06/14(月) 00:50:56 ID:UtVd5cbI0

別れ際が修羅場だね。結婚するか1年につき10万B払わなくちゃチンチン切られるよ。

668 :オー様と名無し:2010/06/15(火) 09:53:09 ID:3v6IJ8zE0

タイの一般のOLでB1万ぐらいです。休みに金を使って、無くなると、援助交際をします。。B2千、B3千で一月分の部屋代を稼ぐ。部屋代がB7千ぐらいでシェアしてるのが多い。。

タイ人女は自分の男は絶対離しません。

愛情がエスカレートすると浮気は許しません。チンポ切るほど深いです。

逃げると会社まで追いかけて来ます。

後ろに貧乏家族が食い下がると、一族で追いかけて来ます。。

日本人は尊敬されてますので、問題ないです。。
泰の道路は真直ぐでしょ。インフラ整備が凄いでしょ。日本が関わっているんです。自動車会社が沢山在りますよ。食品会社が沢山在りますよ。。

日本の女より、情けは深い、面倒見はいいです。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/3341/1274393501/

96 :オー様と名無し:2010/07/01(木) 20:43:08 ID:zRSbbCVg0

下心を出したばかりに、大変な目にあってます 先日、ゴーゴーで知り合ったイサーン娘の部屋に行き、何の気もなしに軽い気持ちで「一緒に住もうか」と言ったところ、OKしてくれたのでちょうどアパートの引越しを考えてたので彼女と同棲を始めましたが、正直毎晩同じ女と言うのも飽きてしまい、別れを切り出したところ、大人しいと思ってた彼女が豹変、文字どおり殴る蹴るの暴行を受けボコボコにされてしまいました


体は私の方が大きいとは言え、喧嘩ひとつしたことのない中年男の私では、本気になった凶暴なイサーン娘の相手にならず、それからはパスポートを取り上げられ、仕事の給料も全て巻き上げられ、会社の生き帰り以外の単独外出は全て禁止され、ちょっとでも気に食わないことがあると暴行を受け、怯えながら生活する毎日です。

隙を見てこの状況から脱出する方法を毎日考えてますが、身体中生傷が耐えません
そのうちコろされてしまう日もちかいかもしれません・・・

338 :オー様と名無し:2010/07/10(土) 23:16:37 ID:StRNQwts0

皆やるなら真剣に一人と付き合った方がいい。
絶対に遊びの女は作ったらだめだ。

よく営業に来てた現地採用の人間が変わったんだよ。
で、新しい営業マンに聞いたら、通り魔にあって日本に帰っちゃったって。

その時は下手な作り話だと思って気にしなかったんだ。
給料も安いしどうせ現地採用が嫌になっちゃっただけだろうって。
初めて会った営業マンだったし、その時はそれ以上深くは聞かなかった。

でも、よくよく考えてみたらその営業マンは大が付くほどの遊び好きで、
平日、週末問わず大学生から人妻までやりまくってるって話を一回飲みに行った先で
本人から聞いてたんだよな。たしかまだ20代前半だったような。

それで今日支社長と会って話してたら、通り魔ってのは事実らしい。

100%女絡みでやられたって確証はないけど、気を付けた方がいいよな。
軽傷だったみたいだけど、逃げるように日本に帰ったらしい。

俺は次からカラオケみたいな金の関係する場所に行っても、電話番号すら交換しないことに決めたよ。



340 :オー様と名無し:2010/07/10(土) 23:30:25 ID:zk8JOajg0

自業自得、タイの怖さを甘く見た報いでしょう。



342 :オー様と名無し:2010/07/10(土) 23:34:07 ID:zk8JOajg0

通り魔ではなく、傷害目的のヒットマンでしょう、命あっての物種。



343 :オー様と名無し:2010/07/10(土) 23:43:50 ID:StRNQwts0

とにかく俺はタイの女とは心の入った深い付き合いを避ける事に決めた。
カラオケとマッサージは止められないと思うけど、その場で金払ってオシマイだから
危ない目に合う確率はグンと減るしな。

今まで人事だと思ってたし、「ほんとかよ?そんなニュース見ないけどな」
って思ってたけど、よく考えれば日本人がタイの警察に言って「タイ人にやられた」
って言っても警察は動かないだろうし、逆効果になる可能性だってあるもんな。



344 :オー様と名無し:2010/07/10(土) 23:49:37 ID:StRNQwts0
>>342
そうでしょうね。何処いつやられた等の情報までは知らないのでなんとも言えませんが、通り魔にやられても、そのまま日本に帰国などはしないと思うのです。
入院する期間なども無かったはずですし、軽傷と聞いていますから。
うまく逃げたんですかね。詳しくはわかりません。

345 :オー様と名無し:2010/07/10(土) 23:53:05 ID:hDBVWahA0

女孕ませて逃亡する日本人なんて駐在クラスでも
いくらでもいるじゃないか、特に工員系。
彼は孕ませたわけじゃないんだろうから、モテモテすぎて女を怒らせたのか、
単に誰かの彼女を奪った報いを受けたのか、まあたっぷりと楽しんだんだから
いいだろう。以降はまともになるといいね。



346 :オー様と名無し:2010/07/10(土) 23:54:59 ID:LQ70nVFw0

軽傷で済んだのは奇跡だ。
殺されるのが普通だ。タイ脳はキレたら誰にも止められない。

358 :オー様と名無し:2010/07/11(日) 11:41:57 ID:JW4nRyEo0

人妻や彼氏のいる女に手をだす時は最悪殺されてもしょうがないリスクを考えないとな
ましてや相手がタイ人ならなおさらだ
きちんと金絡ませるとそのリスクもがくんと減るんだろうけど

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/3341/1277036655/


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3. タイ女性を怒らせると…


男性は要注意!? タイ女性の驚くべき浮気対処法
http://www.youtube.com/watch?v=LTjQdxe76UU


タイでは女性が夫や交際相手の男性器を切断する事件が頻発し、性器の縫合技術は世界屈指といわれる。切断された性器をニワトリに食べさせたり、 風船に結びつけ飛ばすといったケースもあった。

タイ人妻を持つ日本人男性も、「深夜にふと目を覚ましたら、暗闇の中ではさみを持った妻が立っていた」「遅く帰宅したら、コンピュータのマウスのコードが切断されていた」といった恐怖体験をした人が多い。

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@ 【タイ】夫の性器を切断したバンコク在住の家政婦の女性(38)が7日、 女性保護の財団理事長に付き添われ警察に出頭し、傷害容疑で逮捕された。 タイ字紙タイラットが報じた。

供述によると、2007年8月31日、容疑者が地方から帰宅したところ、自宅アパートで夫が女性と同きんしているのを発見した。容疑者は、女性が室外に逃れた後、 泥酔し眠りこけていた夫の性器をカッターナイフで切断し、ビニール袋に入れ、 近くのセンセープ運河に捨てた。その後数日バンコク近郊の親せき宅に身を寄せ、 財団に相談後、出頭した。

夫は命を取り留め、「悪いのは自分」と話している。以前に浮気が発覚したことはなかったという。容疑者と夫は20年前に結婚し、15歳と9歳の子供がいる。

ソース:newsclip.be

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A バスターミナルで妻が夫の性器を切断

2008年1月19日午前1時ごろ、東北部ノングブアランプー県の長距離バスターミナルで妻が夫の性器を切断するという事件が起きた。

被害者は同県シーブンルアン郡の学校で校長を務めるルアンヨット氏(48)。
腹部を3か所刺されたほか、男性器が切断されていた。

犯人は被害者の妻、ラタナポン(38)で、同郡で夫とは別の学校で教師をしている。
2人は3年前に結婚。現在、2歳および8か月の男の子がいる。

ラタナポンは取り調べで、「夫は結婚してからも前の奥さんにしばしば会っていました。
私は、子育て、仕事でクタクタになっているのに、夫はまったく気遣ってくれず、それどころか、暴力を振るわれていました」と供述。

事件当日、家で子供の世話をしていたラタナポンは夫の帰りが遅いことから、前妻のところに行っているに違いない、と考え、夜間、探しに行ったところ、案の定、前妻の家の近くのバスターミナルに夫のピックアップトラックが停めてあった。

そして、頭に血が上りながらも、少し離れたところで、待っていたところ、夫が前妻の家から出てきて、トラックに向かって歩いてきた。

激怒の余り、自制のきかなくなったラタナポンは夫のところに駆け寄ると、手にしていたナイフで腹部を刺し、その後、地面にうずくまった夫のズボンのジッパーを開けると、男性器をつまみ出し、切断してしまった。

しかし、激痛でのたうちまわる夫を見ているうちに、少し怒りが収まったことから、バスターミナルの職員に助けを求め、最寄の病院に搬送してもらった。

なお、バスターミナルの職員が切断された男性器を氷付けにして、病院に持っていたことから、医師はすぐに接合手術を行っている。 しかし、元通りの使用できるかどうかは、まだわからないとのことだ。

ソース:バンコク週報 

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B 不良夫、浮気がバレて妻に性器を切断される

 2007年9月1日、バンコク都内トンロー地区のカミリアン病院から性器を切断された男性患者が集中治療室で手当てを受けているとの通報がトンロー署に入った。

 この男性は都内パタナカン通りソイ22のサティットアパートに住むプルンさん(34、仮名)。
カッターナイフで陰茎を根元から切断されたほか、陰嚢もすっかり切り取られていた。
ただ、発見時、泥酔状態であったことから、意識もうろうとした状態で近所の者に病院に担ぎ込まれている。

プルンさんは、妻のタイ、そして10歳になる女の子と暮らしていたが、定職がなく、妻の収入に頼り、自分は子供の面倒を見ていた。

ところが、ある時、タイは、アパートの住民の密告で、失業中の夫が若い女性と付き合っているを知る。

そればかりか、タイさんが苦労して稼いだお金をその女性貢いでいることまで発覚。

このことに激怒したタイは夫を酒に誘い、泥酔するまで飲ませた後、用意していたカッターナイフで性器を切断。 その後、逃走した。

警察では現在、タイの行方を追っているが、切断された性器はついに発見できず、縫合手術を受けることはできなかった。

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C【タイ】  2007年9月8日午前4時ごろ、バンコク近郊のノンタブリ県クレット島のアパートで、電気工のワラットさん(30)が妻に顔や性器を刃物で切られる事件があった。

性器は皮1枚を残しほぼ切断されていた。 タイ字紙タイラットが報じた。

 調べによると、ワラットさんは寝込みを妻に襲われ、殴りつけるなどして反撃し、階下に走り降り、 アパートの管理人に助けを求めた。 妻は逃走中。

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D【タイ】2009年4月8日、タイ東部パタヤ市の警察に、「近所の男性が助けを求めている」
という通報があり、現場の民家に急行した警官が、性器から出血しているタイ人男性、ナコンさん(31)を保護し、一緒にいたナコンさんの妻のマニーワン容疑者(31) を性器にかみついた疑いで逮捕した。

ナコンさんは病院で7針縫い、完治する見通しという。

調べによると、夫妻はパタヤ市内で東北タイ料理の屋台を経営していたが、 最近、ナコンさんがマニーワン容疑者の妹と性的関係を持つようになった。

これに気づいたマニーワン容疑者がナコンさんに関係を絶つよう求め、 ナコンさんが拒否したことから、性交の際に性器にかみついた。

マニーワン容疑者は「夫が歌手やその辺の女を口説いても文句を言わなかったが、 妹と寝るのは我慢できなかった」と話しているという。タイ字紙タイラットなどが報じた。

ソース:newsclip.be 

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E【タイ】2009年4月27日未明、東部ラヨン県の警察署に男の人が性器を切断されたという通報があり、現場に駆けつけた警官が民家の玄関先でしゃがみこんでいた男性を病院に搬送した。

切断された性器がみつからなかったことから縫合はできなかったが、手術の結果、排尿には問題ないという。

タイ字紙デーリーニュースが報じた。

男性は県内のバイク組立工場に勤務するAさん(仮名、31)。

調べによると、Aさんは26日夜、出かけたときと別の服を着て帰宅し、 妻のB容疑者(仮名、32)と口論になった。

Aさんは雨でぬれたので友人からシャツを借りたと主張したが、 B容疑者は昨年、Aさんが自宅で女性と同きんしている現場を目撃していたことから、 今回も浮気と疑い、酒に酔って眠り込んだAさんの性器を包丁で切断し、息子(6)を連れ逃げ去った。

ソース:newsclip.be 


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4. マッサージパーラー嬢の裏事情 


545 名前:taloon 投稿日:2006/12/24(日) 09:58:43

Rainbow に、タイ旅行中、3日続けて出張しました。
結構いい子が多くてよかった中で、唯一ひどい目にあった失敗談です。

Rainbow No.21 には要注意!アユタヤ出身。
本名は Somjit Tsori ???って、ほんとか?
腰の辺りに、墨があるからわかると思うよ。

まず、目が合ってテーブルにくると、"Pay Bar " 攻撃。

日本人と見ると、" KONBANWA-. HAJIMEMASHITE-. "といって、近づいてきて、年を聞くと、" GIB Cyan, ha ta chi " という。いい年こいて、Cyan はねえだろ!
変な日本語おしえるなっての。

本当は、23歳。さば読むなっての。まあ、この国では、普通だけどね。

以前 日系の P にいて、日本人と折り合いが悪かったので、やめて、ここにいる、とのこと。
T に転職を予定しているらしい。
日本から出張してきた、N (車の会社)の Y KEIZOU が 10,000B でお持ち帰りしたそうだ。

自慢げに話をしていたが、よほど物好きだと思うよ。
それから T (これも車の会社)の K○○ ICHI は、しょっちゅう指名しているらしくて、そのつど、大金(どのくらいか聞きわすれた)でお遊びしているらしい。

それから、KA○○KI が SEX がいいといっていた。
生 中だしがお好きのようです。

この手の話は、Rainbow のどの店でも、日本人が話していた。

日系の車の会社の駐在員はどうしようもないね。
年配が好きで、ファランはあそこがでかいから、いやだ、って人を馬鹿にしているのか。

わるかったな、小さくて!

次に、ほかにかわいい子に目を向けたり、話をすると、マジで怒る。
べつに、どうでもいいんだけど、しつこい!

だまされたと思って、"Pay Bar"すると、まず、Hotel はどこか聞いてきて、" Long 5000B " と吹っかけてくる。

ここでびっくりしたのは、母親が2人いるのか?ということ。

店でPay Bar したときは、母親が入院しているので、その費用を稼いでいるといっていたが、Long の話をしたら、今 アパートに母が来ているから、今日は、Short だけだっていうじゃあないー。

馬鹿にしてるので、2500 B に値切ると、OK、BUT HAND JOB!
ひどい。

聞くところによると、日本人のパトロンがいて、けちで金がない、だから、あなたと、とくる。

ほんとかね? 物好きもいるもんだね。

もっとひどいことに、シャワーを浴びている間に、財布から現金や、金目のものを抜き取る始末。

頭にきたので、文句をいうと、楽しいことしたんだから、いいでしょ?と開き直る。
すべて回収して、金も 1000 B しか渡さずに、お引取り願うも、最後に、

" JAPANESE NO MONEY!
TALOON! MAI SABAI!
SEX NO GOOD "

これでもよければ、ご指名を!

それから、生OKだそうだけど、しばらくすると、子供ができたから、おろすといって、金をまきあげてるらしい。
隣に座っていた日本人の駐在員がいっていたから、きっとやられたんだな。
一種の美人局だな。

俺は病気が怖いので、すべて お帽子つきですが。。。

この子のうわさは、結構みんな知っているようなので、タイ在住の日本人は物好きでない限り、指名していないようだ。

確かに、この手の話をほかの日本人が知っているって言うこと自体、本人がぺらぺらしゃべっているって言うことだよね。

たぶん、そのせいで旅行者がターゲット!
それより、一緒にいった仲間に聞くと、No. 31, No. 39, No. 98 ,No.36, No.152 あたりが楽しくて、素直で、人当たりがいいということでした。
タイ旅行中の失敗談でした!
http://jbbs.livedoor.jp/travel/3341/storage/1099834899.html

タイ男の口説き方は単純である。

「寝るのにいくら?」ということで、単刀直入。単純明快。

商売女に限らず一般人も同じである。買春が社会的に当たり前の国なのだ。

芸能人でも金を出せば抱けるのは三流国家の常であるが、タイも例外ではない。

タイ人なら誰でも知っている俳優、歌手の大半は経済的に援助してくれるパトロンが必ずと言ってよいほどいる。

男性スキンマガジンでヌードを披露するモデルの娘たち(ナンバップという)に至っては、100%金持ちのパトロンがいる。

タイ人が大好きなミスコンなどは、元はと言えば、有力者や金持ちが愛人を見つけるために開催したという歴史があるくらいで、タイで女は商品に近い。

が、誤って本物のハイソ娘に売春を持ちかけると警察沙汰になることもあるから注意しよう。
男も例外ではなく、既婚者の男を自分のものにするために、その男の女房に金をやって別れさせ自分のものにする資産家の女もいる。

かつて、タイの国民的歌手と言われた「プンプアン」という演歌歌手がいた。やはり、惚れた男の女房に手切れ金を渡して結婚した経緯があったが、40になる前に急死した。彼女の死は男の仕業とさんざん噂になったが迷宮入り。有名人であっても、タイ社会ならではのエピソードではある。
http://hage.momo-club.com/news/mp-ura3.html

○学生という娘の実態:

 ほとんどのマッサージパーラーは午後1〜3時が開店だが、この時間に働きに来ている娘は、恋人や友だち、家族に昼間の仕事とウソをついて働いていたり、夕方からどこかで商いをしていたり、何もすることがないから昼真から時間つぶし(?)にやってたり、エージェントに搾取されるために強制的に開店時から閉店までしっかり働かされている娘などである。

マッサージパーラーで働いている娘が大学生とか自称することがよくあり、知り合った日本人は勝手に掘り出しものと喜んでいるが、こういう娘は実は小学校すら出ていないことが多く、マッサージパーラーで働くようになって金ができ、復学して学校に通っているにすぎない。

若い恋人が学校に行ったほうがいいとアドバイスするケースも多く、娘はせっせと通う。商売女は堅気なことが苦手(本人が飽き性?)なので続けられないことが多いが。

週末にこの復学学級が開講される場合が多く、週末はマッサージパーラーを休んで大学に通っていると自称している娘は、概ねこの手の娘である。(学校に通うという口実を作って、他の若い男やパトロンに会う時間にしている娘もいる)

日本の風俗店で稀に本物の女子大学生がバイトで働いているのとワケがちがう。このへん、勘違いしている御仁の何と多いことか。復学学級のクラスでは、女子生徒全員が商売女というクラスもある。講義をする講師、男子学生がこの女たちを放っておくはずがなく、講師が娘をナンパするケースも後を絶たず、娘も客以外の男に知り合う機会でもある。

また、最も客足の多い木曜、金曜などは稼ぎ時だから休まず、客は大半は所帯持ちだから週末は家族サービスに徹してマッサージパーラーには顔を出さない。従って土・日はマッサージパーラー嬢の出勤率が最も低くなる。遊びで忙しい、同棲中の男が休みということで仕事に行かない娘もいるが、逆に週末だけ働きに来ている娘というのもいて、普段は普通の会社でOLをやっている娘もいる。上司がマッサージパーラーに遊びに来て会社にバレてしまい会社を辞めた娘がいたが、この娘、しっかりと才能(?)を売り込んで、その上司の愛人に納まったらしい。

デパートガールで上司の愛人をやっていたが部下の新人にその地位を奪われて捨てられ、それまでの贅沢な経済事情を維持できなくなり、やむなくマッサージパーラーに転職した娘もいた。妙にプライドだけが高い女だったが、きっとどこかで新しい愛人にめぐり会って、今でも享楽的なミアノイ生活をエンジョイしていることだろう。

本物の学生というのも勿論いるが、年代でいえば、高校どころか中学生の年代の娘もいる。学校に行っていない、または行けなくてブラブラしているのだ。こういう娘たちが経済的必要に迫られたら何でもする。特定の店や場所で働いていないというだけで様々な形態で男とのつきあいを求める=経済的援助を乞う娘も多い。

中には玄人より凄腕の素人もいて、仕事をしない代わりに貢いでくれる男が複数いる見かけはフツーの娘もザラにいる。何もしてなくても優雅に学生生活を送れるのは、要するに、経済的に困窮していない家庭に生まれたタイではごく少数の裕福な娘であるか、日本ではおよそ考えられないが、学業を終えた後、親を介して二号になる約束を交わし、経済的援助を受けて学業に専念できる娘である。この類の娘は意外と少なくない。学生時代に若い男とできてしまい、約束を反故にする娘なんかもいて、唾をつけても“味わい損ねる”タイ人オヤジもいる。同情に耐えない。


○モデルの娘たち:

 日本と違って(タテマエ上は)タイでヌードはご法度である。テレビや映画の女優が人目に裸をさらすことは女優生命を絶たれることと同じであるから、水着姿くらいしか拝めない。が、タイにもスキンマガジンなるものが多数存在する。(完全なエロ本も勿論あるが、大っぴらにできないだけである)そういう男性雑誌でヌードを披露する娘たちは風俗で働いている場合がほとんどで、マッサージパーラーでは特別にダラー、モデル、ピセー、サイライなどという呼び名でタマダーの娘たちより高い値段で働いている。

店ではヌードを披露した娘だというだけで客が指名するから大歓迎である。スキンマガジンを置いてあるマッサージパーラーも多い。そこから選べるという店もある。こういうモデルの娘に下品なサービスを求めても期待外れに終わることが多いのは、こういう娘たちは、外国人のオッサンにサービス良くしたところでチップはたかがしれていることをよく知っているからである。

彼女たちが最終的に狙っているのは、タイ人の金持ち男である。いわゆるパトロン探しにマッサージパーラーで働いているような娘も多い。タイ人の金持ち男がパトロンというだけで箔がつき、商売女にとってある種の勲章みたいに感じるからだ。特に各方面に顔が利いて何かと便利な金持ち男の愛人になる魅力は絶大で、娘は商売女というひがみを払拭して、プライドを満たし、金を誇示できる絶好の機会になる。

外国人の男は金があっても(タイで)権力があるとは限らず、いざというときに“使える男”になりえないから、カモ男になるくらいしか価値がない。

こういう娘たちは、パトロンが見つかればさっさと店を辞めるから、すぐにいなくなる。が、一年もしないうちに他の店でちゃっかり働いている娘は、要するに、愛人と別れて二号生活が続けられなくなった、ヒモがいるのがバレて捨てられたなどで、さらなる愛人探しと金稼ぎを兼ねての再デビューというわけである。

二年たっても三年たっても同じ店でずっと働いているようなモデルの娘は、初めから二号になる気がないか、何かの目的遂行のために我慢しているか、性格不美人(?)で二号になれないか、ずっと同じ恋人に貢いでいる健気な(?)娘か、そんな理由である。

年季が入ってくるとリクルートして、高級ホテルのディスコに出没する高級娼婦みたいなことになる娘もいる。30歳過ぎのオババであっても、外国人(主に白人)の玉の輿に乗っかれるチャンスが残っているほとんど唯一の職場だからだ。姥桜の行く末は、そんなところだろう。


○娘の気質:
 
 タイの女を出身地別に大別すれば中央部、北部、東北部、南部の四地域。(バンコクで南部娘は少数派)

色白の娘は中央部か北部と相場が決まっていて、東北のイサーン出身の娘は顔つきを見ればすぐに分かる。(もっと慣れてくると、例えばロイエットとウドンタニーの娘の違いが分かるようになる)この店はイサーンの娘が多いとか、北部出身の娘が多いとか特徴がなくはないが、出身地と肌の色が比例しない娘もいるからあまり気にする必要はない。

が、どうやら出身地別に気質というのは存在するようだ。

北部出身の娘は、何しろ金にせこい。ケチである。自分の財布は絶対に開かない。

イサーン娘は本当に貧しいから何でもワリカンにするようなところがある。同郷人だと親切にしたり、自分から払ってやるという気前のよさを発揮することもある。

南部娘がバンコクで最もお目にかからないのは南部の一大歓楽都市であるプーケット、ハジャイ等に働き口がたくさんあるからだ。とても親切な人はどこまでも親切だが一般的には腹黒く意地悪だと言われる。性格もサバサバしている。

最も特徴(特長?)がないのが中央部だろうか。それでも外見が皆同じように見えてしまうのは、メークアップの出来の悪さからくるのだと思う。

通常、娘が店に出勤してくると、髪型と化粧は店と契約しているスタイリスト数人で全部まかなう。どの娘も同じようになるのは同じスタイリストがやっているからで、時間が限られているからそれぞれの女に合ったカラーやメークアップなどを施している余裕がないからである。また、タイ人のメークアップの趣味は、色白の日本人の目からすると厚化粧でいただけないことが多い。すっぴん顔の時の娘に会うと妙に可愛かったりするのは、こういう理由からである。

雛壇の中で皆ほとんど同じ衣装を着ているタマダーの娘の中には、自前の化粧道具すら持っていない娘も多い。愛人がいたりして、高価な化粧品を買える娘は自前でメークアップをしてきて店に来ることもあるが、それも毎日面倒くさいから、すっぴんで来て店でやってもらう。

色白に見えても、化粧を落とすと意外と浅黒い娘が多いのは、やはりタイ人だからであって、日本人同様の色白の娘(華人の血を引いているのだろう)は、そう滅多にお目にかかれない。

また、慣れてくると(娘とタイ語で会話が成立するという前提で)10分話すと分かるが、ある程度、娘の前歴もお見通しになる。客としゃべることが前提の店(クラブやカラオケ等)で働いていた、カフェーの元ナクローン(歌手)だった、男がいるかどうか、持ち物や服をさりげなく観察して愛人がいるなということも、ほとんど読める。

返事ひとつで、商売女ならではの同じような常套語句を並べたウソをつくからすぐ分かるようになる。
タイ娘の典型的なウソを本にしたら一冊で足りないくらいすぐに出てくる。

○娘たちのアパート:

 ラチャダー、ペッブリー、パラム9に大半のマッサージパーラーが集中していることはご存知のはず。マッサージパーラーで働いている娘はこの界隈に住んでいることも多い。ラチャダー通りのホワイクワーン地区のアパートは、ほとんど商売女(マッサージパーラー嬢に限らない)で部屋が占められているところもある。

夜の商売に従事しているから、朝から起きだしてくる人などいない。午後過ぎまで(時には夕方まで)ひっそりとしている。ちゃんと駐車場が完備されているアパートでは、連日住人以外のクルマが駐車してある。ベンツ、BMWなど、パトロンや金持ちギックが部屋に訪れるからである。

こういうところにちょっと懇意になった客などを連れ込む場合があり、男のほうもヤリたくて誘われるままに部屋に上がり夜を明かしたりするが、同じ部屋に他の別の男が、それも大勢訪れてくることなど思い至らない。

「女友だちと二人で住んでるから(=あたしは男はいない)・・・」などと男を安心させるためにウソをつく娘もいるが、実はこれが曲者である。

(『お母さんと一緒に住んでいる・・・』)などと部屋に上がらせない娘がいたら、これは99%男と一緒にいるからである。

タイ娘は、自分が商売女であることを両親や親戚に知られることを最も恥としている。

また、携帯番号を教えない娘は、母親や父親が持たしてくれないと判で押したようなウソをつく。この時代、携帯を持たない娘なんていない)


女友だちと同居していても、友だちの男が部屋に来て、彼女とベッドでコトに及んでいても、女友だちがいながら自分が恋人とヤッていても、娘たちはお互いに平気だ。時には、二人でどちらかの男を交互に相手するようなことさえ起きる。

連日、違う男が部屋にやって来て、一週間でいったい何人ギックが部屋を訪ねてくるか、店でも相当数の客の相手をしながら、よくまあできるものだと感心する(呆れる?)娘もザラにいる。

懇意になった女のアパートの部屋に行ったら、同じ階の向かい側の部屋にもう一人引っかけている女が住んでたりして冷や汗をかいたことがある。

また、ソイメンチャイ(ホワイクワーンの中心の通り)にある女のアパートに行ってコトに及び部屋を出てきたら、ちょうど隣のアパートに住んでいる別の女に出くわして問い詰められたこともある。また、女の部屋でコトに及んでいたら、女のパトロンが訪ねてきて、怒声を浴びせながらドアを叩いて大騒ぎするから部屋から出られなくなったこともある。

自分の部屋に連れ込むよりマシかと思っていたが(理由は後述)、こういうのも考えてみればけっこう危ないものだ。ほどほどにしよう。銃でドスンとやられても、バンコク週報に載るくらいが関の山である。(ただし、こういうアパートに出入りして顔を知られると、何かと得をすることもある。店以外で別の娘と知り合う機会になるのだ)


○娘たちのおカネ事情:
 
タイの商売女の商売女たる所以は、持ったことがない大金を手にするとさっさと使い、後先を考えず貯めることを知らないことであろう。金に関して驚くほど無計画な頭しか持ち合わせていない。

彼女たちは金がない、金がないと言いながら、実はほとんど無制限に使ってしまう浪費癖があり、一般人から見下されるのを恐れて不必要に見栄を張る。高級ブランドのバッグや時計、金(きん)やダイヤ、高級ブランドの化粧品から服、2万バーツを超える高級携帯、果てはクルマまで、物欲に限りがない娘もいる。

全ては商売女の“ひがみ”からきているのであるが、高級デパートやブティックで買い物をしている商売女たちは、自分よりも遥かに金がないくせに学歴だけは高い店員などに侮蔑の眼差しを向けられているのを認めたがらず、本物の金持ち娘には完全に負けるので無視し、同僚の商売女たちの中ではあたしがいちばんという、“井の中の蛙”的発想で全てを割り切る。

商売女がパトロンなどを連れて買い物に行くのが好きなのは、店員も金持ちパトロンの前では侮蔑の眼差しで対応できず、パトロン男の社会的地位を傘に、あたかも自分の使用人に対するような口の利き方をし、自尊心を満足させることができるからである。

高額なモノを欲しがる裏には、いつの日か金に困ったときに換金して足しになると考えているからである。だから、金(きん)などは絶大な人気がある。(タイ人は、貯蓄できると金を買うのが伝統だ)本能で、このままの経済状態でずっといられないだろうと知っているからでもある。

パトロンにはいつ捨てられるか分からず、他に若い男を養育しているのがいつバレるか怖く、地方にいる親に金をやらないわけにもいかず、(普段つきあいのないような)親戚がいつ金に困って泣きついてくるか分からず、ギックの男にもこづかいをやり、本命にいくら貢いだら他に女を作らないか分からず、商売女のおカネ事情は意外と厳しい。

金があるときはそれはそれは日本の中年サラリーマン以上に月々遊ぶ金があり、呆れるほど大金を使うが、困窮すると、本当に明日の米を買うのに困るほど落ちぶれる。自業自得であるが、当の本人は、これがタイ女の人生とタカをくくっているようである。

タイ人は、諸外国の人生もタイとあまり大して変わらないだろうと思っているフシがある。お門違いも甚だしいが、タイ人は他の国のことに無知であり、知りたいとも思わない。人権とか平等とか、この国の人はこの世には始めからないものと諦めているようだ。

救いを見出すのは、ただ、男・クスリ・ギャンブルのみ。
http://www.jyaaku.com/travel/thai/buddism/buddism05.html


○エージェントという存在:

 エージェント付きのマッサージパーラー嬢というのがいる。エージェントというのは、娘を数人抱えていて店に送り出し、仕事をさせ、歩合を搾取する人間である。娘の値段に応じて、1ローク仕事をしたらいくらというふうに取り決めている。

娘が自分で店に出かける場合もあるが、エージェントが自らクルマでアパートに迎えに行き、仕事の終わる頃に迎えに行く。一日の稼ぎを誤魔化されないようにするためである。娘は毎日の稼ぎから歩合を払う。エージェントに搾取されるわけである。

エージェントは店のマネージャーに話をつけ、自分の娘に極力仕事させるように賄賂を払う。(マネージャーはコンチアに指令を出して推薦させる)娘はエージェントに、エージェント分と店のマネージャー分を搾取されるのである。

客が払う金の約半分は店の取り分、娘は自分の取り分からエージェントに搾取され、エージェントがマネージャーにやる分も娘の負担、さらに娘はコンチアにチップをやり、メーバーンにチップ、店のスタイリストに化粧と髪をやってもらえばチップをとられ、飯は店の外に出られないから、客と同じ金額を払って同じものを食う・・・ いやはや何とも、毎日いくら残ることだろう)


こういうマネージャーはフリーの娘を排除することもあり、エージェントがいないと客がつかないということもある。特に未成年の娘はエージェントに頼らないとまともに仕事にはありつけないので、ほとんどいるだろう。

田舎から出てきたばかりの娘、マッサージパーラーに転職したいという他種の商売女や素人娘は、自分一人だけでは不安に感じ、エージェントを頼る場合が多い。かなりの歩合を搾取されても、エージェントの言われるままに働けば、それなりの客がつき、仕事をこなせるからである。(エージェントが女をスカウトするときの誘い文句は、どこかの怪しい求人広告とそっくりである)

エージェントは自分で金が欲しいために、娘に店の開店と同時に閉店時間の最後まで働かせる。ピセーやモデルの娘の中で、夕方6時〜7時頃になってやっとモソモソと仕事にやってくる娘は、エージェントがいないフリーの娘だ。

エージェントは、マッサージパーラーの元コンチアであったり、元マッサージパーラー嬢だったり、カフェーで唄っていた元ナクローン(歌手)だったり、さまざまだ。エージェントは娘の物欲を刺激して、アレが欲しい、コレが欲しいという希望を叶えてやることが多い。娘の借金が増えればエージェントからますます離れにくくなり、借金を返却するまでは(返却した後も)専制的に娘から搾取することができるからである。

田舎の両親が金に困り、若い男に○○を買ってやりたい、クルマが欲しいなど、エージェントは娘の借金が増え続けるのを歓迎する。搾取された上に借金が増えても娘が逃げ出さないのは、報復を恐れるからだ。エージェントは裏各方面にコネがあるので、娘にどういう報復をするかは容易に想像できよう。

エージェントは表舞台に出てこない人間なので客が接することは滅多にないが、稀に客自身がエージェントとトラぶるケースがある。

ある日本人のケース・・・マッサージパーラー嬢にご執心になった某氏、娘に仕事を辞めさせて、年に数回遊びに来るパトロンとなった。娘はエージェント(20台後半の年齢の元マッサージパーラー嬢)を父親違いの姉と紹介し、エージェントの恋人を義兄に仕立て上げ、その男の母親を実母にして、この某氏から金を巻き上げていた。

筋書きはエージェントが考え、娘は忠実にその通り実行して一家(?)してグルだったわけである。某氏はとうとう真剣に結婚することまで思いつめて娘に申し込んだが、最後は某氏の友人によって事実が暴露され、全てがご破算となった。

つきあい始めてから一年余、某氏は娘に毎月5万バーツを日本から送金していただけではなく、遊びに来るたびにかなりの金銭を与えていた。この偽一家、郊外に大きな一軒家を借りて、高価な調度品を揃え、クルマまで買って豪勢な暮らしをしていたが、内実はエージェントにほとんど搾取されていた。数人の別の娘を一部屋に住まわせ、半ば軟禁状態にしていた。某氏は年数回タイに女遊びに来る典型的な中年のタイフリークだったが、これでかなり懲りたらしい。


○コンチアたちの実態:

注:コンチア(お客にアドバイスや助言をして指名を取次ぐ人)
http://www.e-guide-books.com/bkk/mp/mpselect.html

 遊ぶ客は考えたこともないかもしれないが、毎回懇意にしてくれるコンチアが、実は、自分の選んだ娘の恋人(旦那)ということがありうる。娘に高価な贈り物を買ってやったり、外に連れ出して金(きん)を買ってやったり、デパート(エンポリアムあたりでよく見かける)で買い物三昧させたりしている御仁がいるが、恋人コンチアは裏でニヤリとしていることだろう。

エージェントが男の場合、庇護されている娘のほぼ全員、彼の性的玩具にされている場合もある。マッサージパーラーのマネージャーが店の娘を手なずけている場合もあって、愛人にしている場合もある。(某マッサージパーラーのマネージャーで、店のピセー娘の半数を愛人としている奴もいる。)

また、女コンチアで同性愛者(トム)もいて、店の娘が愛人という場合も多々ある。コンチアにチップをやって、娘にもチップをやって、二人の生活を陰で支えているようなものだ。考えるとアホくさくなる。

コンチアの取り分としてB100、価格を上乗せしたりして値上げしているマッサージパーラーではすでにチップはとられているのと同様、客が金を払うときにコンチアがキャッシャーに渡すチケットには誰の取り分か書かれており、すでにコンチアには歩合が入っているのだ。(ノルマを達成しないと月給が出ないところが多いので、必ずしも貰えるものではないが・・・)

また、コンチアの推薦というのを素直に信じている御仁がいるが、コンチア自身がエージェントの場合があり、自分の庇護の娘を推しているだけの場合もある。本日まだ1ロークも働いてない娘がいたりするとコンチアがマッサージパーラー閉店後にマネージャーから叱責されるという店もあって、ほとんどその娘の名前すら知らないくせに(客の指名が少ない)娘を推薦してくる場合もある。

娘はコンチアに自分の取り分から必ずチップを渡すが、この額次第でコンチアが推薦している場合もあれば、自分の懐にもおコボレが入ると期待できる娘、娘に金を借りている(貸している?)から推薦している場合、客の好みなどそっちのけというコンチアもいる。

大半のコンチアは実は大して娘の情報など知らないものだ。客の嗜好は十人十色。個々の客の女遊び経験も千差万別。どこどこのレストランの○○は天下一品などというあやふやな情報と同じで、娘の良し悪しも、“蓼食う人も好きずき”というのに相応しい。コンチアのご推薦なんぞ、こんな程度にすぎないと思っておいたほうがいい。

コンチアのご推薦常套句の筆頭、『サービスがいい』『性格いい』『優しい』と呪文のように唱える奴がいたら、カモの客だと舐められている証拠だ。疑ってかかろう。さりげなく気を遣って、あとは客の勝手にさせてくれるコンチアのほうが何かとありがたい。

とにかく、コンチアの売り文句は出鱈目も多いと知ろう。ちなみに、女コンチアは一見親切そうでタチの悪い奴も多い。気をつけたし。(個人的経験によれば、男コンチアに自分で遊びに行くとしたらどこに行ってるかと訊くと、友人のコンチアがいる店などに行ってる場合が多いが、そういう店は日本人客が大挙訪れる、いわゆる、“観光客御用達の店”ではない。

また、タクシーの運転手に訊くのがいちばんいけない。タクシーの運転手の生活レベルを考えれば遊んだことがある店はしれている。遊んだことがない奴も多い。客を連れて行くと店からバックマージンを貰えるから連れて行くだけである。皆さん、ご存知の通り。いちばん性質の悪い店は・・・外道を隅々までよく読んだら分かるだろう

○コンチアとのつきあい: 

 女の数が少なくて話にならないという店もあれば、30人ずらっと並んでいても選ぶのに苦労する店もある。どうせ、一度に相手するのはほとんどが一人。時に二人。多くて三人(四人?)だろう。選択肢が多ければ多いほどいい店とも限らず、女の数が少ない場合、タイ人常連客がいい娘を予約していて仕事中であるかもしれず、メンバーがごっそりVIPルームに連れて行き、時間買いしているかもしれず、姿を見かけないだけかもしれない。

自分で選ぶにしろ、コンチア推薦の娘にするにしろ、娘との縁はほとんど運だめしみたいなものだから、娘がいなかったら早々に見切りをつけて退散するか、粘るかの見極めは、その店にどのくらい精通しているかによる。あと半時間待っていたら、いい娘に出くわしたかもしれないと後悔したことがない御仁はいないはずである。

マッサージパーラーは、コンチアの仲介なしで遊ぶことはできない遊び場であるから、ある店に出かけるとまずコンチアとのつきあいから始まる。問題はそのコンチアだが、使えるコンチアと使えないコンチアがいることを知ろう。せっかく娘のラインアップはそこそこなのに、コンチアがロクでもないという店もあるし、コンチアがまともでも、ラインアップがひどい店もある。たまに、使えないコンチアと仲良くなって損をしているのに気がついていない御仁もいる。

個人的な経験によれば、観光客で食ってるような店、ほとんど10分足らずで娘を選んで階上に消える客が多い店などのコンチアが最もダメだ。はちきれんばかりの欲望剥き出し状態だと、コンチアが何もしなくて客が勝手に選んでくれて娘が売れていくから、娘もコンチアも店自体も向上しない。チップがもらえなくても、客を階上に送り出した時点で奴の歩合となり、ポイント稼ぎに貢献するわけで、なかなか娘を決められない客の相手をして時間をとられるよりはマシであって、その上、チップがもらえれば御の字なのである。


急かすコンチアがいたら(どうせ、チップはしれているかくれないだろうから、とっとと娘を選んで階上に失せろ)というサインであり、舐められているのだ。それでも、(いちおうチップをやるのが礼儀なようだから、このくらいやっておこう)とチップをやる“ありがたい”御仁がいる。こういうのはいちばんつまらない、意味のない金の使い方をしている。やらなくてはいけないというものではないのだから、知らんぷりするに限る。

イイ思いが少しでもできるように、コンチアに“渡り”をつけようと思う場合にチップが必要になるのであって、そんなことを考えてもいない御仁、そういう仕事をしていないコンチアにはチップをやる必要は全くない。やらなくとも、すでに料金の中に奴の歩合は含まれているうえに、娘が必ず自分の取り分からコンチアにチップを払っている。

とんでもない娘を推薦しやがってとクレームをつける客もいるが、大半のコンチアは他人事のように、(おれの知ったことじゃねえ)と思っているはずだ。客が金を払った後はどうでもいいのである。客がクレームをつけて申し訳なさそうな顔をしていても、奴の懐にはすでに歩合と娘からのチップが入るのだから、聞き流しているだけである。

○上客になるには:
 
 どこの店でも特別待遇を得るには上客になるしか手はない。上客になるための唯一の方法は、ひとえに、金を使うことである。

貢献度が低い=通ってる頻度が低い=落とす金がしれてる+チップがしれている御仁は並の客であって、売れ残りのカスを推薦されるくらいがオチである。単なるカモの客に近い。

500バーツの娘を買うタイの男は、女遊びに500バーツしか使えない男なのであって、娘も自分を相手にする客をその程度だと思っている。が、多少金があるくせに500バーツの娘を買う外国人がいて、娘がいくら騙せるかと皮算用できるような隙を与えるから、ボラれたり、盗まれたり、トラぶったりするのだ。

金がないタイ人の男を娘は騙さない。騙す金がないからである。自明の理だ。逆に、B200のチップで娘が喜ぶだろうと思っている御仁が、気紛れに5,000バーツの娘を相手にしても面白くない経験になるはずである。

どうやら、娘の値段とサービスは反比例するような気がしないでもないが、値段の違いは娘の美人度というより、相手にしている客層と売る“もの”の違いだと思う。

どこにでもいるB1,000の娘をタイ人の金持ちは相手にもしない。金持ちはセックスの満足を得るために遊んでいない。それだったら、いつでも、いくらででもできる。B1,000の値札がついているから買わないのであって、B5,000の値札がつく娘しか相手にしようとはしない。それ以外に理由はない。無趣味なのである。

一般的に金持ちはあまり美人でなくてもスタイルがよくて色白の娘を好むから値札が高いだけであり、娘の方も簡単に稼げるからサービス自体が悪くなるのである。

B1,000の娘がB5,000の値札をつけないのは客が買ってくれる自信がないからで、サービスがすこぶるいいのは、それ位しか売るものがないからであり、年齢も高め(若年で無知だから自分を高く売ることを知らないだけというのもいる)であり、容姿もかなり落ちて(小柄で可愛いだけの娘はタイでは高い値段で売れない傾向がある)、安い値段でそこまでしないと金を稼げないという先入観で覚悟を決めているか、特定の店で一定時間働かされるのが億劫か、いずれかである。

値段の違いはそんなもんだ。(絶対、この男を捕まえてやろう)という下心がある計算ずくの娘は、高くてもサービスがいいことがある。また、娘が個人的に男に興味がある場合は金額の問題ではなくなる。(ただし、娘が惚れていると早合点しないほうがいいが)安かろう、悪かろうという娘も勿論いる。

余談になるが、かれこれ20年近く前のマッサージパーラーは、年齢に関わらず、玄人然としていて

サービスがいい=何でもさせる覚悟ができている娘が高い値段で、
若く素人っぽい=この仕事に日が浅い娘は値段が安かった。

ペッブリーのマッサージパーラーは値段が安い上に未成年の宝庫で、現在のようにババアが安い値段でサービス良く尽くしてくれるというようなところではなかった。

一流のマッサージパーラーは若年の娘がいない代わりに、客のあらゆる求めに応じるプロに徹していたものである。

現在はサービスが悪くとも、若くてきれいというだけで値段が高いのが普通になってしまった。ペッブリーの未成年マッサージパーラー嬢でも、要求をすれば一生懸命に客を満足させようと努力したものである。

今の娘のように、それはダメ、これはダメなどと言わなかったものだ・・・
今昔の感がするが、これも仕方がないところか。


○娘の実態: 

 「この娘、サービスの何たるかを知らない・・・云々」という投稿がときたまあるが、基本的に昨今のマッサージパーラー嬢は店のために働こうという意思はまるでなく、商売女としての覚悟もない。店もそこまで教育はしない。彼女たちは月給などないのだ。誰が店の繁盛を願って働くか?・・・

マッサージパーラーというところは、社長からマネージャー、コンチア、メーバーン(バスタブに湯を注いで道具箱を持ってきてくれるババア達)、給仕の女、従業員全員が娘が得る金を搾取し合っているにすぎない。店は娘に何の保証もしないし、体を売る場所を提供しているだけのことである。

マッサージパーラー嬢は、適当な男(同棲している若い男か、金銭目的のパトロン、ヒモ男、またはギック)が必ずいると思ってまちがいない。金にいつも困ってる娘はクスリや遊びに浸かっているか若い男を養育しているか、そういうことでまとまった金が必要なことが多々あるのであって、(家族が病気・・・)(両親に家を・・・)などとウソをつく。

両親に家を建ててあげるなどという健気な娘は、実は特定の男とは絶対に付き合わないケースが多い。男は目的遂行のためには何かと面倒くさいからである。若い男は金がかかり、パトロンにはいつ捨てられるかわからない。 娘の田舎の家に行った、娘の家族に会ったなどという御仁も信用は禁物。


タイの風呂屋に関していえば、その昔、20年近く前のほうが現在よりよっぽど楽しかった。商売女はわがままに振舞うことが許されず、男の求めに素直に従い、自分の人生はこの道に入ったら死ぬまでこのままと覚悟をし、男の妾になりたいなどという大それた考えも起こさず、実際まともな人生には巡りあえず、ひたすら、男の性的玩具として献身するのが普通だったからである。

昔のマッサージパーラー嬢はそれはそれは現在のマッサージパーラー嬢には考えられないほど従順で床上手であり、男の求めるがままに何でもした。要求に素直に従うことで、一生懸命にあなたの奴隷に徹しますという信条がマッサージパーラー嬢の覚悟にはあったような気がするのだ。

http://hage.momo-club.com/news/mp-ura.html



 

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01. 2010年7月25日 22:21:16: MiKEdq2F3Q

5. 続 マッサージパーラー嬢の裏事情 

マッサージパーラー嬢の人種: 

マッサージパーラーには実に様々な娘たちが働いている。

マッサージパーラーだけしか働いたことがない(田舎から出てきたばかりで都会のことをよく知らない)娘もいる。

店と自分のアパートを往復しているだけで、部屋にいる時はほとんど寝ているという娘もいるし、

素人からいきなり転職する(素人でもパトロンがいて愛人をやっていたが、何かの理由で続けられなくなった、少数だが正真正銘のOLなど)娘、

そこらへんで援交してたが、結局これが本職になってマッサージパーラーの門を叩く娘、

未成年時代に散々男を食ってきて、やっと晴れて18歳になったので合法的(?)に働けるとマッサージパーラーに求職してきた娘、

パトロンに捨てられて、過去の栄華を取り戻せないままに年を食ったカフェーのナクローン(歌手)、

どうやっても家族(男?)を食わせられないと一発奮起する娘、

元マッサージパーラー嬢で数年間パトロンの庇護の下で愛人をやっていたが別れて金に困り果てた出戻り組、

例のミャンマーやラオスなどからの出稼ぎ組など、

マッサージパーラー嬢の前歴をみると、ロクな人生を歩んでいない。

他の商売女に比べて安定して金を稼ぐことができるいちばん手っ取り早い職場だけあって、他種からの転職も相次ぎ、いつも新人のラインアップに困らず、タイの商売女の王道である。

売るものはずばり、“アレ”だけ。

客の方も手練手管を考えずに誰でも簡単に遊べる。店に出かけて娘を選ぶだけ。

100%娘とコトが成就する遊び場でもあるから、安心だ。(とはいえ、「ボッタクリ」という災難に遭うこともあるが)サービスがマンネリしていて画一なところ、時間に制限があるところ、どこの店に行っても結局は同じだと感じるところなど、マッサージパーラーは食傷気味という御仁もいるようだが、ご自分の宿泊しているホテルなりアパートなりに連れ込んで、時間無制限で何発でもヤリ放題という形態を好む御仁は、実は、マッサージパーラー嬢だって、娘次第でどうにでもなることを覚えておこう。

通常、店に遊びに行くと娘を選んで1回戦のみ。時間が来たら部屋を出て行く。そういう決まりだという先入観でしか遊ばない御仁が多いが、タイの商売女はどういう形態で働いていても、男がどう出るかでどうにでもなるものだ。

マッサージパーラー嬢は特定の店で働いているから出会いは店でしかできないが、その後の展開は、男の腕次第。

娘は普通、自分の働いている店に気兼ねなどない。仕事に行く、行かない、週に何日働くか、辞めるか他店に移るか、娘次第である。

エージェントがついていて、店の開店と同時に閉店まで縛られている娘もいるが、あまり気にせずに、新たな出会いを求めるつもりで出かけたらいかがだろう。

大っぴらにしなければ、店は娘が客と店外で会うことに何ら関与しない。

仕事に行かなければ娘自身の稼ぎが減るだけであり、ノルマはないし制限は何もない。

どこかの店でOFFしてきたり拾ってきた娘は、意外性という点、その後の展開という点、ちょっと慣れてくるとそちらのほうが通なのだという思い込める点、よりディープな経験になるかもしれないが、どんな商売女も最初から筋書きなどない。

皆、働く場所(形態)が違うだけで、男との出会いを求めて金を稼ぎたいことに変わりはない。

マッサージパーラーで値段がB3000くらいまでの娘であれば、市内各所にある歓楽スポット近くでたむろして客をとってる娘のほうが、男一人を相手にした単価は上の可能性が高い。

つまり、実収入が多い。マッサージパーラー嬢の中には、店の外に連れ出してくれることを自分から提案したり(客は娘を時間買いしなければいけなくなるが)、勝手に自分で客と連絡を取り合って店外で会ったりする娘もいるが、それは、店では何かと制限があり、かなりの金を搾取されるからである。


雛壇の中で:

 マッサージパーラーの雛壇の中には、通常、時間つぶしに客から見えないところにテレビが置いてある。娘が客の指名を受けるまで、飽きないようにという配慮からだろう。娘はテレビで連続ドラマなどを観ていることが多いが、友だちと話す娘、携帯で話している娘、ボケっと時間つぶしをしている娘、様々である。

娘が雛壇の中で友だちと話をしていることがあるが、客の情報を交換していることも多々ある。

「あの客、来ると必ず二回やって、チップは少ない」

「あの客、気が弱くて、あたしがダメっていうと絶対にしない」

「あの客、『お腹すいた〜!』って言えば何でも注文してくれる」

「あの客、金持ちのくせに超どケチ」

「あの客、変態プレイが趣味(タイ語で『ロークチット』という)」

「あの客、アレがいつも役立たず」

「あの客、甘えると、チップたくさんくれる」

等など、あらゆることがほとんど筒抜けの状態であり、中には、毎回同じ娘を指名する他の娘の客が気に入って、その娘に、

「あの客のお相手したい。一緒にサンドイッチしようって誘ってよ?」

と申し入れる娘もいれば、逆に自分の嫌いな客を他の娘に推薦して譲る場合などもあったり、仕事が終わってからどこどこに男遊びに行こうと誘いかけている娘、客に営業電話をかけていたり、実に面白い。

初めて顔を出す店、またはあまり馴染みのない店の場合、娘は興味津々でどういう客か知りたがるから、偽りの媚を売ったりする娘が多い。

外道の投稿の中、自分をじっと見つめてくれたからと指名の基準にしているのに出くわすが、これもいったい誰が最初に言い出したことか。営業スマイルに営業トーク、商売女の中でも、頭を使わずにおバカでもなれるマッサージパーラー嬢ですら、そういうことは誰に教わらなくても知っている。読み間違えるのは客の方である。


店にとって“いい客”とは: 

マッサージパーラーには様々な客がいる。

常連の中には、部屋には上がらず、娘を2〜3ローク貸し切ってコンチアやその娘と酒を飲んで、それから閉店までの時間を全部時間買いして外に連れ出し、ホテルなりに連れ込んで楽しむ客もいる。

娘と部屋にしけこんで酒や飯を注文してカラオケを楽しむだけで、肝心のコトに及ばない御仁もいれば、

私がかつて見た中でこいつは迷惑な客だと思ったのは、香港から来た中国人。仕事でタイを訪れるたびに某マッサージパーラーに顔を出し、モデルの娘をほぼ全員2〜3ローク貸し切って周りに侍らせ、全員に飯を食わせ、酒を飲むという客だった。コンチアに訊くと、一回の会計が20万バーツ近くだという。

後からやってきたタイ人客は、娘が全員この客にへばりついているのを観て呆れ果てて悪態をついていたが、これなどは本当に迷惑の極みである。こういう客は例外中の例外であるから一般客は滅多に被害(?)には遭わないが、店や娘にとっては実にありがたい客である。(娘は飯にありつけ、おまけに何もしなくていい)高級店にありがちだが、バンコク市内のどこかで国際会議が開催されていると、コンファレンスに出席していた外国からのVIP客がごっそり娘を貸し切ってる場合があり、これも迷惑な話である。

いちばん厄介なのは、上玉の娘に限ってソファーなどに座らず、店のメンバーが予約していて一般客は顔すら拝めない娘がいることだ。こういう娘は在籍していることすらも分からないから、その店で上客になるか、コンチアと懇意になって融通してもらうか、メンバー客と座っているのを確認して、後日予約を入れるしかない。

社用車で乗りつけてきて、立派な背広を着こなしたビジネスマンの日本人などが、高級マッサージパーラーで娘が少ないとすぐに退散していく姿を見かけることがあるが、こういう御仁が今日は金を使って遊ぶぞという態度を見せても、おつきあいを間違えると、どんな店に行ってもVIP扱いされない。(上客というものは、適当な娘が見つからずにすぐに河岸を変えるにしても、粘って長期戦の構えを見せても結局は娘を指名せずに帰るにしても、懇意にしているコンチアにチップを渡すものである)娘がいないと何もしないですぐに出て行く客はマッサージパーラーでは最も疎んじられる。

マッサージパーラーで最も歓迎される客は、4〜10人程の団体でVIPルームを貸し切り、ごっそり娘を時間買いしてたらふく飯を食い、酒を飲み、各々がそれぞれ一人以上(?)娘を抱き、乱痴気騒ぎして大金を落としてくれる団体である。こんなパーティーを週1回やってくれる客がいたら、メンバーにならなくとも、上客の仲間入り当確である。

従って、一人でぽつんとマッサージパーラーを訪れる御仁などは、いくらコンチアに知己がいるからといっても落とす金がしれているから、店としてはどうでもいい客なのである。

「あのコンチアにはいつもB100やってるから、いい娘を紹介してくれるんだ」と自慢げに語る、一人や二人で遊びに行く御仁がいるが、マッサージパーラーで上客扱いをされる御仁たちは、娘へのチップよりもコンチアに払うチップの額のほうが高い。そして、コンチアの誕生日などは高価な酒を贈ってやったり、プレゼントをやったり、中には数万バーツの現金ををやったりする。これでは勝ち目はない。

週に一度来るか来ないか分からないような一般普通客にコンチアは恩など感じていない。客の前ではお世辞を言ったりありがたいことを口にしても、それ以上の客には、他の客の予約に割り込んでも娘をあてがう。そういう“おつきあい”を知らない、又はしていない御仁は、マッサージパーラーではただ単なる一見客なのだ。

旅行者で埋まっているマッサージパーラーで一見客にも親切にしてくれるような店に行ったほうが無難である。タイ人常連客には、到底敵わない。

ちなみに、旅行者で食っているような店では適当なカモ客が歓迎されることもある。適当とは、あまり事情に詳しくなく、ボラれても気づかず、適当に無知で、黙って金を払ってくれる素人の方が御しやすくありがたいという意味である。

娘からいい加減にされても大して文句も言わず、騙しても気づかれず、タイ語もあまり分からず、適当にあしらえる客が好まれる。

妙に事情通だと、煙たがれるのである。私などは、こういう店には出入りしないことにしている。文句一つ言ったところで、返ってくるのは、すぐに裏を読めるようなウソだけだからである。同じ金を払うなら、わがままが通じる店がいい。客はどんなわがままを言ってもよい、というのが私の持論であるが、事情に通じた上での“わがまま”なのである。ただ単なる無知と非常識な“ムリ”なのではない。

高級店で金を払うからと、無知と非常識なムリを言っても、通じないと知ろう。わがままを言えるようになるには、それ相当の“おつきあい”が必要で、金を落とした上での特権なのである。

私が懇意にしているコンチアは、こちらの性格を知っていて、あの娘がいいなどとご推薦などしない。反対に、あの娘とこの娘は絶対ダメというふうに教えてくれる。こちらがそういうふうに教育した。残りから自分で勝手に選べばいいのだから、こっちのほうが手間が省ける。客がどんなひどい女を選んでも売れれば金になるから、通常、コンチアはこういうふうにいかないが、これも客次第というところだろうか。



娘の選び方:

30歳前後の男は普通、自分の好みの女を追及する。

女の好みとセックスの性癖についてケチはつけない。が、男の中には明らかに、ご自分の程度を逸脱している女を熱心に追求している御仁がいる。

格上というのは娘の人格や収入ではなく(これでは女のほうが上手だ)ということなのだ。

つまり、その男が相手にしても、夜の商売という世界に限って、娘の方が熟知しているということである。

中学生くらいからさんざん男を知って、男に裏切られ、ダマしあい、どうやって客にウソをつけばいいか、どうやって逃げたらいいか、どうやったらうまく男をあしらえるか、何百何千という男を渡り歩いてきた娘は、遊んでいる男(客)のレベルなどお見通しである。

これではあらゆる点で男に勝ち目はない。娘に適当にあしらわれて終わっても、娘の言いなりになるしかないのだ。

ご自分の性的願望を具現してくれそうな娘を追っかけるのはいいが、この“格上”の娘だけは選ばないほうがいいようだ。

そのために金を払っているんじゃねえかと反論する御仁もいるだろうが、金額だけの問題でもない。ご自分の程度がよく分からない御仁はご自分の範疇を超えた上手の娘を相手にしても、イヤな思いをするだけである。

金額次第で娘はどんな願望も聞き入れるだろうと思っている遊びに不慣れな御仁、

娘を大金で囲っている男はさぞ幸せだろうと錯覚している無知な御仁、

タイの商売女はそんなに甘くないと知ろう。

女が男に献身的に奉仕するような国は、世界的に見て少ないのだ。

日本はその例外でもある。

思うに、いちばん楽しい思いができる御仁は、(何かと軍資金の額は問題になるかもしれないが)、娘のレベルやタイプに応じて、ご自分の要求の中身を自由自在にコントロールできて満足できるという、柔軟かつ余裕のある御仁、何も期待せずに、(見返りを求めないというのではなく、いつでもどこでもまた機会が訪れるという意味で)成り行きに身を任せ、展開を楽しめる御仁である。そして、長期戦で待てる御仁である。

商売女の人生は浮き沈みが激しいから、“沈む時期”を見計らって娘に親切にすると、想像もつかないようなサービスを受けられることもある。



娘へのチップ

マッサージパーラー嬢に限らず、商売女へのチップはどこで遊んでもつきまとう厄介な習慣である。チップという制度がない国に生まれた日本人としては、煩わしく、うざったく、面倒くさく、相場が分からないとさらに厄介で、ムダ使いのような気さえしてくる。

外道サイトでマッサージパーラー嬢へのチップはB200に限るという投稿によくお目にかかる。
いったい誰が最初に提唱したかどうか知らないが、チップというのは原則的にあげなくてはいけないものではないのだ。

ケチを自負するのなら、やる必要はない。これが最も明快明瞭。

娘にどんな悪態をつかれようとも、(男ってのはナニが柔らかいときは財布の紐が緩まないのだ)という断固たる態度で、知らんぷりしてさっさと部屋を出てくればいい。

それでは二度目に指名したときに娘にキャンセルされるだけ、やらないのもどうか、可哀相だ、と感じる御仁は度胸がないわけで、「B500もあげてしまいました。外道の皆さん、ごめんなさい」みたいな投稿になるのだが、これも理解に苦しむ。

軍資金に限りがある短期滞在の旅行者は、あげたくてもあげられない事情もあるだろうが、タイでは安く女遊びができると安くあげることを第一に遊んでいる御仁は、娘にチップなぞやらなくていいのではないか。

どうせ、娘とは何も発展しないし、顰蹙を買っても気づかず、店でどうあしらわれても気にならないだろうし、どうでもいい客なのだから。数日後に日本に帰るわけで、次回いつ来店するかも知れず、“つなぎ”の意味でやる必要もないし、“おつきあい”もない旅行者は、後腐れはないはずだ。

滞在中、B200のチップを毎日節約すれば、もう一回二回は娘を抱く金に回せるではないかという余計なお世話を焼けば、B200のチップもやらずにケチに徹するべきである。たとえやったとしても、その金は生きてこない。

中には自分の財布を開いて「どのくらいやったらいいかわからないから、お前の好きなだけとれ」という客もいるらしいが、その善人ぶりには呆れ果ててモノが言えない。

何も、たくさんやればいいというのではない。どういう形で働く娘であっても仕事なのだ。仕事に代償+を求めて何が悪い。チップはサービスに対する正当な代価ではなく、「慣習上の個人的賄賂」だと考えればチップの意味をご理解いただけるか。

「B200あげたら、にっこりと笑って丁寧にワイをして受け取ってくれた」などという投稿もあるが、娘は本音では悪態をつきたいところ、あえて遠慮して苦笑しているにすぎない。

B200で喜ぶ人間がいるとしたら、工場などで働いていて月給が驚くほど安く、毎月ぎりぎりか必ず赤字になる女工くらいである。

マッサージパーラーで日本人はカモの客なのだから、札束が詰まっているヴィトンの財布を開いてB200しかやらない御仁、大した金もないくせに滞在中だけ大盤振る舞いする御仁、もっと気を遣ったらいかがだろう。

B200しかやらないのだったら、ポケットに忍ばせてあるしわくちゃの札を二枚やって、(これしかないんだよねえ)とやれば、娘もそれ以上は何も言えず黙るだろう。

いくらでもやれる御仁はチップに上限はない。(外道で読んだから、チップは200バーツ)などと“お勉強”している御仁、額の問題ではない。やり方に気を遣うだけで娘の感じ方は変わってくる。

チップは客が“やる”ものだが、もらう側に“やってやる”と思わせないことが、最低のマナーである。

サービスが悪い、自分が気に入らないことをした、口にしたなど、いろいろな理由でチップをやらないケースが出てきても、娘が納得しなければ、双方、後味が悪いだけだ。

可哀相だからこのくらいやっておこうと考える必要もないが、チップは、ご自分の許す範囲で、好きなだけ、勝手にやればいいものだ。金額の問題ではなくて、やり方のほうが大切である。

誰かがこれだけやっているからと右倣えする必要もあるまい。人と同じことをしても、人と同じ経験しかできない、と知ろう。外道サイト上の「B200同盟」というのは、従って、全く、参考にもならない。無意味なことをきちんと守る日本人の性格がうかがわれる、非タイ的な発想である。





ヒモ男

商売女は、たとえどんな形態で働いていようと、堅気な商売に従事する一般人よりは金があるのが普通である。従って、娘を食い物にするヒモ男がでてきても何ら不思議はない。

タイ人の若い男(時には若いとは限らない)で商売女を恋人にしてる男は、娘に全生活を頼って生活している奴も多い。何しろ娘のほうが収入が多い。男の学費から生活費、家族への仕送りや遊ぶ金、果てはクルマまで、生活一切の面倒を見ている商売女もザラにいる。

こういう“ワイルン”は、娘に金を貢ぐ愛人がいても、店でどんなに男とナニしようと、他人事のように思っている。

こういう男の話を聞いてみると、客であるカモ男がいかに隙だらけでアホかよ〜く理解できるようになる。

娘に仕事を辞めさせられない(つまり中途半端な金しかやれない)御仁は、カモ男の可能性が高くなるが、ほとんど生活一切を娘に頼って暮らしている若い男に金が流れていくのをご存知か。

男は自分の方にも他に女がいたりして、果てるとも知れない嫉妬に苛まれている娘の何と多いことか。

「若い男は嫌い・・・ちょっと年上の、あなたみたいな落ち着いた人がいい」などという娘がいたら、相当過去に若い男で苦労した、または現在進行形で若い男に苦労している娘である。

そういう商売女を相手にしたクラブが市内のあちこちにあり、見栄えのするちょっとカッコいい若い男が働いている。(日本のソープ嬢がホストクラブ遊びをするのと同じである)

そういう店に何度か顔を出したことがあるが、いやはや、商売女だけでなく普通のOLなどで、まるでデパートの安売りに群がる中年ババアのごとく狂乱状態だった。

こういうところへ行くと、金がある30〜40台の日本人でも、いかにルックスがいい20台の日本人であろうと、勝負あり!という感じがする。

若い娘が夢中になりそうな、タイの芸能人風の若いカッコいい男がわんさかといて、娘が何とか気を引こうとチップをふんだんにやり、実際、自分のものにしようと囲う商売女もいて、セックスに飢えた旅行者にすぎない外国人にいかに魅力を感じないか分かるようになる。

こういう娘たちに擬似恋愛をして、「いい夢だったな」などと感じる日本人の投稿を読むと、私などはお気の毒というかお門違いの感が拭えない。



商売女同士

 フツーの女であっても、女同士のいがみ合いは男の理性を超える世界である。殊に同じ商売女ともなると、その嫉妬心、競争心は熾烈を極める。

夜の商売に従事する女同士、時には戦友ともなるが、誰かが抜きん出るとたちまち強烈な嫉妬心が沸くらしい。

愛人(客?)に△△を買ってもらった、◇◇を買った、☆☆はいくらだったなど、商売女が同僚に自慢することと言えば買い物した品物のお値段と相場が決まっている。

まるで、自分はその値段に釣り合う人間なのだと言いたいかのように話す娘もいる。

フツーの女でもこういう傾向はあるが、商売女の場合はさらに極端である。

愛人にいくら貢いでもらってるかを自慢する商売女も多い。

タイ人はウソつきが多いのでかなり誇張された数字を言う傾向があるが、裕福さを見せびらかすことを恥としない文化なので、その無神経さには多々辟易する。

反対に、タイ人は金がないことを最も恥とする。

人が経済的に困っていると、あの人は徳がないからだと見下す傾向がある。

貧乏は、前世で悪いことをした=ゆえに罪が深い=徳がないことと考え、日本人が美徳として考える“清貧”などというのは、タイではバカ者、愚か者、能なし、罪深き人の代名詞なのだ。

通常、商売女は生まれも低く、実家が貧乏である。

夜の商売に従事し始めた頃は家族を養うくらいで満足していたものが、そのうち、同僚からいろいろ話しを聞いたりしているうちに飽き足らなくなってくる。そうなると娘は初心を忘れて本来の自我に目覚める。女の欲が向かうところ、ほとんど同じであるから、男にいくらもらったか、何を買ったかが生活目的の中心となり、一般人から見下されることを恐れ、必要以上の見栄を張ったり、卑屈になったり、金に汚くなったりする。

商売女を恋人にしたとき、私などは以前、(これでは一族ぐるみで娘をバンコクに送り出し、金づるを見つけるようにと密令を受けた一族のスパイと同じではないか)と考えていた。そのくらい、大変である。

商売女の中には、他種の商売女同士、一種のいがみ合いもある。

恐らく、商売女の中で一般的に最も悪名高く、狡賢く、悪い女の代名詞は、カフェーのナクローン(歌手)だろう。

客と寝ることに同意する点で、他の商売女と大して変わりはないのだが、歌手が相手にしている客層が最も裕福な男たちであるということもあってか、ナクローンの中には下手すると日本人のサラリーマンよりも金を持っている娘もいる。

ナクローンは客と寝なくてもある程度金を稼げるほとんど唯一の商売女である。
ナクローンと寝るには、いったい、いくら金を使ったらいいか皆目分からない。
それでも、最近は経済事情を反映してか、ナクローンが得る唯一の固定収入である“マライ”(現金がついている花輪。気に入った歌手に客が贈る)の額が極端に減ったから、数年前では考えられない額で寝ることに同意するナクローンも多くなったし、マッサージパーラー嬢に転職するナクローンも増えた。

それでも、最も計算ずくで狡賢く、最も欲が深く、あくどいのが今もナクローンであろう。

ナクローンは寝て何ぼという商売女を見下している。

ご自分だってしていることはほとんど同じでありながら、商売女の中で最もプライドが高く、敷居が高く、鼻持ちならない女はナクローンにちがいない。

反対に、マッサージパーラー嬢の中には、そういうナクローンの狡賢さを軽蔑している女もいる。(あたしはそうやって男を騙して金を稼いでいない、身体を張って自分で金を稼いでいる)というプライドがあるらしい。

どちらも玄人の意識があるから、金のために男に抱かれる覚悟はしている。
が、最も恥ずべきは、素人ヅラして寝ることに同意しても男から金を騙し取って逃げる女であって、これは、ほとんど犯罪者に近い。

このように様々な商売女がいるが、共通していることは、皆、経済的に困窮しているということ。
こればかりは、いくら外道者が多数タイを訪れようと救世主にはならない。

ある一人の娘に執心した男が娘に金を貢ぐのはご本人の勝手だから何も言わないが、追剥に遭うのに近い女もいることも忘れないでおこう。


BKKにSMクラブはない?

 日本の特殊な風俗にSMクラブがある。それなりにファッションで楽しめば特にマニアックなセックスを追及しなくても十分に楽しめる。ちょっと普通のセックスに飽きたというとき、“いい刺激”になって、回春の効果もあるらしい。

が、一旦懲りだすとフツーのセックスに飽き足らなくなり、真のSM倒錯人間になる男も多くいる。

そんな御仁がバンコクに来たならば、さぞ、欲求不満に陥ると思う。

SMでないと勃起しない、

女を縛らないとできない、

蝋燭を垂らさないと犯してる気がしない、

女の口の中に放尿しないとノラない、

女の尿を全身に浴びないと興奮しない、

バイブを二穴に入れないと気がすまない、

女に浣腸して汚物の排泄を見たい、

女のウンチを全身に浴びたい、

自分でもバイブをアヌスに入れられたい、娘に浣腸して欲しい


というような御仁は、娘が女王様の役に徹するクラブはいくつかあるようだが、真性M女は、ここタイでは皆無に等しいだろう。

とある有名なクラブで“サンドイッチ”状態で女を二人相手にして、SMまがいを楽しめるところがあるが、ファッションの域からはみ出さず、あくまでも素人向けのライトSMに近くなる。

日本では会員制でメンバーが交互にM女を調教するというような密やかな催しを楽しめるが、ここタイではお目にかかったことはない。

第一、SMというのはタイには根付かない習慣なのだろうという気もする。
変態じみたセックスの限度はアナルセックスくらいで、男も女も、本格的なSMに至るほどの高度なセックス文化に育まれていない。

売春という職業に従事する男女の数は天文学的な数字に達するだろうと思われるのに、殊にSMに関していえば、かなり貧弱である。やはり、本場の日本や真の倒錯者が数多いヨーロッパなどに限定される。
SM愛好者は日本に一時帰国したときにでも楽しめばいいのではないだろうか。


エスコートと外人娘

 どちらかというと、全世界的にみれば、マッサージパーラーというのはマイナーな商売であって、この日本発祥の遊びは、欧米では“アジア娘の働く場所”という印象があるらしい。

世界中どこにいっても、最も幅を利かせていて手っ取り早い女遊びは、エスコートクラブである(いわゆるコールガール)。

大都市に到着してホテルにチェックインすると、まず部屋に置いてあるイエローページには、エスコートクラブの項目に数十のクラブの宣伝と電話番号が掲載されている。

その都市の歓楽街に繰り出すのも面倒くさく、時間がないという旅行者のために、ありとあらゆるエスコートクラブが世界中に存在する。その現地のローカルの娘から、白人のブロンド娘など、女ばかりではなく、男のエスコートまで宣伝されているクラブもある。

ここタイでもそういうエスコートクラブが三十数か所あるが、英語で書かれた宣伝文句からして欧米の白人向けなのか、どこもかしこも、本当はロクな娘は在籍していない。

エスコートクラブのウェッブサイトなどを見ると、ギャラリーと称して娘のプロフィールとお値段、写真までが掲載され、中には(こんな娘が本当にいるのか?)と思うような美形の娘がいたりする。

が、実態は、そうは簡単にいかない。

このエスコートクラブの娘のお値段は娘のレベルからすると、圧倒的に法外である。

エスコートクラブを仕切っているエージェントの取り分が加算されるので、市内で遊べる店のほとんど2〜3倍になっている。本当にアホくさい。

客寄せのために、他のサイトや雑誌からパクってきた有名(?)ヌードモデルなどの写真が掲載されている場合もあるが、ほとんどの場合、予約ができず、一週間くらい客が予約していてバンコクにいないなどと嘘をつき、諦めさせる場合が多い。

また、娘を選べないというところ、全くの詐欺に近い商売である。

それでも、今でも世界中にエスコートクラブは存在するし、法外な金額を払っても女を抱きたいという欲望を満足させるべく、タケノコのごとくクラブは増え続けている。

とあるアジアの大都市に仕事に行った時だった。時間がなくて遊びにいけないということで、エスコートクラブに電話してみたことがある。

なるべく宣伝が大袈裟でないところを選んで電話すると、ポーランドの娘がいるという。太っちょはイヤだと注文をつけると、かなりスレンダーだという。半信半疑で小1時間待っていたら、ホテルの部屋まで娘がやってきた。中から覗いたら、ブロンドのかなりイケてる娘だった。

部屋に通すと、まあ、何としたことか・・・かなり背が高い。おまけに胸が小さい。(ちなみに、私は巨乳好みではない)が、体型と顔は紛れもなく最高だった。

白い透き通るような肌に緑がかった瞳、物腰・・・ヨーロッパの娘という形容がぴったりの、可愛いニンフェットだった。欧米の商売女にありがちな冷たい態度もなく、おどおどとして素人臭かった。

私はすっかり嬉しくなったが、(これでサービスはどうなんだろうか)とあくまでも冷静さを失わなかった。期待しない半面、面白い展開になりそうだなという気もした。

娘は一人でシャワーを浴びるとバスタオルに身を包んで出てきて、ベッドに入ると全裸になった。その眺めは正に“妖精”という言葉がぴったり当てはまった。

見慣れていない日本人には白人の娘は誰でもそういう感じがするかもしれないが、私は欧米での生活が長かったから白人娘は飽きるほど見てきている。
欧米に滞在すると分かるが、六ヶ月いればどんな娘もフツーに見えてくる。

ドイツ、スペイン、イタリア、フランス、オーストリア、ロシア、スウェーデン、オランダ等、主なヨーロッパ娘は抱いたことがあったが、不覚にもポーランド娘は初めてだった。

そのナターシャという娘、最初は恥ずかしげにキスしてたが、こちらが形のいい胸から下半身、長い両脚を開いて丹念にアソコに舌を這わせ始めたあたりから目がトロンとなり、妙にエロチックなうめき声を出し、私の髪の毛を鷲づかみにしながら舌を絡ませてディープキス、その味を確かめるように絶妙な生フェラチオを繰り返し、私の顎や首を舐め回し、なぜかフランス語でファックのおねだり。

私自身、フランス語に堪能だったことにこれほど感謝をしたことはない。彼女、フランスのパリ大学で学ぶ留学生だった。生活費に困り、休暇を利用して数週間滞在していたと後から聞いた。

ナターシャのアソコは熱く煮えくりかえっていた。私がオマンコ汁をジュルジュルと舐め回すと、ナターシャは69の体型になり、ペニスを頬張る。

彼女の可愛い菊門が唾液で淫らに濡れているのを見て、私は躊躇なくアヌスに舌を挿入した・・・するとなんということか・・・ナターシャも私のアヌスに舌を這わせてきた。もう我慢できん。ナターシャの顔の上に跨ったら、胸が小さかったからパイずりは楽しめなかったが、艶かしい目で見つめながらペニスをしゃぶる。もう本当、我慢できん。体位を変えていざファックしようとすると、彼女は生で受け入れた。こりゃ大当たりだ。

エスコートの娘ってこんなだったかと省みる冷静さもなかった。
ありとあらゆる体位を試そうとすると、ナターシャは何でも受け入れる。
濃厚なファックをたっぷり楽しんだあと、最後は生で、彼女の中に果てた。
私がナターシャからペニスを抜こうとしても、長い両脚を絡ませて離さず、抱きしめたまま、延々とキスを繰り返し、舌を求め合う。

ナターシャの膣の中で、ペニスは勃起した状態のまま小さくもならない。ようやく身体を離したら、
「どうして、“もうひとつの扉”を愛してくれなかったの?・・・」と上気した顔を近づけ、ナターシャの愛液にまみれ精液だらけのペニスにキスしてきた。

そのうち口に含んで激しくねっとりとしゃぶり始めた。これでは、ペニスも萎えない。

場所を変えようと一緒にシャワーを浴び始めたら、ナターシャはバスタブの中で四つんばいになる。ヴァギナに入れようとしたら、「“もうひとつの扉”にもちょうだい・・・あなたのを入れてぇ・・・」というナターシャの要望。

私は躊躇しなかった。ゴムもせずそのまま生でアヌスにペニスを埋め込んだ。
ナターシャは一際深いうめき声を発すると、背中越しに唇を求めてきた。自らクリトリスに指を這わせながら、彼女は腰を艶かしく振って、快楽を味わっているように思えた。

私はあまりの展開のすごさに頭の中がカラっぽになった。時々アヌスからペニスがはみ出すと、ナターシャは自分でペニスをつかんで元の穴に戻す・・・

何が何だか分からなくなって、膣に入れたり、肛門に入れたり、私は熱狂的にファックを続け、二度目の絶頂が近づいてきた。

ナターシャはすばやく体を入れ替え、私のペニスを口の奥深く頬張った。

そのまま、私はナターシャの口の中に射精した。唇の端から白い精液が垂れていた。ナターシャはなおもペニスをしゃぶり続け、頬に押しつけたりキスしたり、舌で亀頭を舐めたり、ブラブラしている二つのボールに舌を這わせたり、余韻を楽しんでいた。

こんな体験、久しぶりだった。なんとラッキーなことだろう。そそくさとシャワーを浴びると、ナターシャは素早く服を着て、「あなた、いつ帰るの?」「あさって・・・明日も会えるかな?」そんな会話をしていると、ナターシャは意外なことを言った。

エスコートクラブに電話したのがかなり遅かったからだろうか、「あたし、いったん帰って、エージェントにお金を渡さないといけない・・・でも、今日はこれで最後なので、それからはフリーなの」と思わせぶりをいう。

私はその後で是非とも会いたいと伝えると、待っててくれたら会えるという。部屋を出ようとしたナターシャを抱きしめてキスすると、息を荒げて舌を絡ませてきた。なかなか部屋を出て行こうとしない彼女に、こちらは下半身が熱くなってきた。ナターシャのパンティーの中に手を入れてアソコを触ると、また必ず部屋に戻ってくると念を押した。

半信半疑だったが、信じて待つしかない。独りで部屋にぽつんと残された私は、果たして、本当に戻ってくるだろうかとビールを開けていた。しばらくして部屋の電話が鳴る。嫌な予感が的中した。出てみるとナターシャだった。ごめんなさい、今日はやっぱり会えない、でも、明日は一日フリーになるから、あたしとつきあう?・・・願ったり適ったりである。

翌日、朝から張り切って仕事を済ませ、彼女が指定したレストランで再会したのが、午後遅く。食事をしながらテーブルの下では、彼女の柔らかい太腿を掴んで愛撫していた。彼女の熱い視線にぶつかる。もう市内観光どころではない。タクシーでホテルに直行。明日はこの街を後にしないといけないから、一晩しか時間がなかった。前夜と同じような痴態がまた繰り返され、私はナターシャの美しい肉体を舐め尽さんばかりだった。

彼女はアナルセックスを求めては悶え、呻き、私は彼女の口に中に射精した。

ルームサービスを頼んで食事をとる時間以外は、ほとんどファックしていたと思う。
彼女もあと数日でフランスに帰国するという話だったから、会えるのはこれが最後ということで、余計に燃えた。短期滞在の旅行者が、日本に帰国する当日の朝まで娘と睦んで、内心、帰国したくねえなと思うのも分からないでもない。現実に戻るのが億劫で、この夢のような出来事の渦中に、まだ、いたい・・・こういう気持ちになる。だからこそ、訪タイを繰り返すことにつながっていくのかもしれない。

あの日、私もこの性的好奇心に満ち溢れたポーランド娘に、そんな気持ちを抱いた。別れ際、彼女はフランスの連絡先をくれた。その後、携帯で話しをしたり、メールで連絡を取り合ったりもした。が、後日、私がフランスを訪れることはなかった。そして、自然に連絡が途絶えがちになり、現在、彼女は何をしているか、知らない。もう、あの娘と再び会うこともないだろう。

ここタイで抱ける欧米白人娘のレベルの低さにお嘆きの諸氏も多いことだろう。私も同感である。
マイクスプレイスホテル、ラジャホテルなどの自称ロシア娘など、お話にならないレベルである。

本国に遊びに行くのがいちばん安いはずで、レベルも高いのだろうが、なかなか機会が訪れない。最近、こういう欧米の白人商売女が大挙して訪れ大盛況なのは、アラブのドュバイだという。バンコクは見向きもされなくなったようである。かつてバンコクは欧米の白人娘が大挙して仕事に来ていた時代もあったが、現在は悲惨な状況である。全く嘆かわしい。

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某マッサージパーラーでのエピソード 1

 (美人というのは個人で基準が違うことを承知の上で)私が知り合ったマッサージパーラー嬢の中で、中味を度外視すれば、際立って美しい顔立ちをしていた娘を二人思い出す。

私の個人的趣味かもしれないが、マッサージパーラーでは一際目立っていて、他の娘とは圧倒的にレベルが違うと思った。ヨーロッパとアジアの境界線、トルコなどに行くと、ヨーロッパとアジアの美が混在したような、不思議な魅力に溢れた美人にお目にかかることがある。完全に白人でもなく、アジア顔でもない、東西混合のハーフという混血であるが、私がかつて知り合ったマッサージパーラー嬢に、こういう経歴を持つ娘がいた。

一人は父親がオーストリア人、母親がタイ人。

この娘は、某マッサージパーラーのモデルクラスで働いていた。不思議なことに、もう一人も同じ時期に同じ店に在籍していた。あの店は同時期に二人のものすごい美人がいたことになる。

もう一人は母親はタイ人で父親がギリシャ人だった。

私はこの二人を交互に指名して楽しんでいたのだが、オーストリア人を父親に持つ娘は、正に、ヨーロッパ娘というのに相応しく、ブロンドではなかったが、顔つきは紛れもなく白人娘そのもの。ドイツ語は分からずタイ語しかしゃべらなかったことから、どんないきさつがあったか推察できた。

白い肌に灰色がかった瞳、こちらが気後れするほど美しかった。

一方のギリシャ人を父親に持つ娘は、これまた彫りが深い顔つきで、肌は少し浅黒かったが、完全に東西混血の美を凝縮したような顔だった。

私はその二人目当てで毎日のように店に通うハメになったが、例外に漏れず、おれの愛人にならないかと二人とも口説いた。あらゆるコネを使って二人の裏情報も聞き出した。一ヶ月も経たずに判明したことは、オーストリアの娘はどうやら若い男がいるらしいこと、彼女が養っているらしいこと、かなり高価なモノを持っていて愛人もすでにいるらしいことなどで、すぐにギリシャの娘一人に絞ったのだが、この娘の裏は全く判明しなかった。

オーストリア娘の方は、よく言えば清楚な令嬢風(ベッドの中でも同じだった)、ギリシャ娘の方はチャキチャキの庶民派(ベッドの中ではけっこう好きモノ)で、そのどちらも魅力において甲乙つけがたく、二股をかけて口説いたが、結局、ギリシャ娘に全精力を傾けた。

この娘を囲って数ヶ月もしないうち、私自身が他に四人の娘と関係が発展してしまい半ば愛人のようになってしまったので、ギリシャ娘どころではなくなり、次第に疎遠になり、愛人にしている意味がほとんどなくなり、娘の方も田舎(南部出身だった)に長期間帰ったり、こちらが追っかけると逃げ、放っておくと拗ねてバンコクに来ては抱かれ、こちらも許す、また逃げ帰る、というような泥仕合の様相を呈し、最後は大喧嘩になって別離した。

最後の時期、彼女には田舎に恋人がいることも分かった。彼女の不満の原因は私が他に女を作ったことだった。店のコンチアが全て暴露したことも後になって判明した。客の秘密をしゃべるとは何たることかと憤りを覚えたが、後の祭り。

娘の怒りは愛情からの嫉妬というよりも、他の女をいくらで愛人にしているかという、醜い羨望と憤怒だった。

ギリシャ娘、精神はゲス女と言いたいほど腐っていたことも、最後になってよく分かった。
この美しい顔をした娘が、口汚く罵り罵倒する醜い面をさらけ出すと、憎たらしさはこの上ないものとなる。最後は手に負えなくなって捨てたということになるのだが、この娘は愛人を見つける才能には秀でていたのだろう、二ヶ月もしないうちにパトロンができた。

このパトロンはマフィアのオヤジだったが、彼女、よほど私のケチと仕打ちを深く恨んだのか、マフィアオヤジを使って何度も脅迫まがいの嫌がらせをしてきた。

私の愛人だった別の娘が、マフィアオヤジのチンピラ供に報復を受けるというところまでエスカレートしたが、こちらはあるコネを使って何とか切り抜けた。

いやはや、“美人には棘がある”などと呑気なことを言ってはいられない。それ以来、美人とは疎遠になっている。

ちなみに、どうしても愛人にできなかったオーストリア娘は、ギリシャ娘を愛人にして間もなく、店から姿を消した。一年半ほど商売から足を洗っていたらしい。やはり愛人に男がいるのがバレて、男と一緒に地方に逃避行を続けていたらしい。

別の店で見つけたとき、懐かしくて指名した。かつての美しさにちょっと翳りが出ていたが、まだ十分に美しかった。私が裏を知っていると分かったらしい彼女は、ちょっと照れくさそうに、「もう、○○○には、好きになってもらえないわ・・・悲しい・・・」と言ったきり、目に涙を浮かべていた。私の方も、再度口説く気持ちも、抱く気持ちもなくなっていた。それが、この娘と会った最後の機会となってしまった。

現在、どこで何をしていることか。(この二人は日本人の客もいたから、知っている御仁もいるはずである。特にオーストリア娘は、某有名日本企業の社長が贔屓にしていた。クスリパーティーを催すと、決まって彼女に電話を入れて店を休ませ、大金をやって参加させていたそうである。乱交パーティーに近かったようだ。

令嬢風の彼女の容姿からは想像できないが、彼女はパーティーへのお呼びを毎回心待ちにするほどだったと告白したことがある。やはり、美人には毒があるものである。

この娘は、両親がきちんとしていたら、西欧風の顔立ちに極めて甘いタイの芸能界で、才能がなくても、安易にスターの仲間入りができただろうと思えるほどの美形だったから、その数奇な人生は、哀れである。この娘を抱けた幸運は、今でも、良き思い出となっている)


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某マッサージパーラーでのエピソード2

その娘、初めて指名したとき、あまりのマグロで呆れ果てて説教した。説教とはいってもそこはタイ人。お互いに気まずい雰囲気にならないように、静かにゆっくりと諭すといったほうがいい。

おれにファックされている時に、目を見開いてきょとんとしていたのが最も気に食わなかった。

お前、下手くそな演技でもいいから、少しは感じてるフリでもしろよ、それじゃ、まるっきり、何にも感じてねえみたいじゃねえか。お前、男に惚れたことないのか。

訊けば、処女も客に奪われた。今まで男に惚れたことがない。男の恋人は持ったこともないという。

お前、本当は何歳だ。娘はあたりをはばかるように、マネージャーとかに言っちゃダメよと念を押しながら、実はまだ17歳なのという。

よく働きに出られたなというと、店に提出するIDカードは姉のを使ったという。姉の写真を見せてもらったら、なるほど、顔がよく似ている。これでは誤魔化せる。

この娘、顔が特に可愛かった。女子高生大好きのセクハラオヤジが随喜の涙を流しそうな体型と柔肌。
可愛らしい声。世慣れしていない感じで全てが初々しく、怖さを知らないくらい人なつこく、商売柄、妙に摺れて魅力を失った娘が多い中、新鮮な魅力を感じた。

「ピー・・・あたしの先生になってよ」と娘が言う。

アレの先生だと思ったら、大間違い。学校に行っていないから、英語をしゃべれるようになりたいという。

「英語を教えたら、ピーにご褒美くれる?」とカマをかけたら、例によってきょとんとしている。

ご褒美って何?と訊くから、勃起したアレを握らせた。

彼女、顔を真っ赤にして、「いやぁ・・・これ?」とテレ笑いした。

それからというもの、週二日は欠かさず講義(?)に出かけ、娘に英語を教えた。
1ロークでは足りずに、2ローク、3ロークと延長することが多かった。
風呂の中で講義をしていると、こちらが催してきて、ベッドで別の授業になってしまうからだ。

どこかで女子高生の制服でも買ってきて彼女に着させたら、まるで日本のファッションヘルスみたいになっただろう。

が、日本と違って正真正銘の女子高生の年齢の娘とプレイしているのだ。それも本番アリである。夢中にならないほうがどうかしている。

別の授業のほうは娘が慣れていくにつれて、段々とレベルアップした。

部屋のテレビで流しているエロビデオを観ながら、

「ここ舐めると、男の人って気持ちいいの?」
「うん・・・やってみろ」

娘の素直なこと従順なこと、何でもこちらの言うとおり、「うん」と言って実践する。

我慢できなくなると、ベッドに押し倒してファック。彼女の肉体を舐め尽くしながら、汗だくになるまで抱いた。

「今日はちょっと感じたみたい・・・」と言うようになり、四週間目の集中講義の後、とうとう、本当におれの腕の中で昇天した。彼女、言葉にならないうめき声を上げて、こちらにしっかりしがみついて果てた。

おれは年甲斐もなく、(滅多に声など出さないが)声を張り上げて射精した。
よかった。まあ、人生で最高のセックスの二十指には入るだろうかと思われる程、素晴らしいかったといっても過言ではない。

それからというもの、おれは彼女に入れあげた。
未成年ということで厄介なので外に連れ出したりはしなかった。あくまでも店に通って、満足していた。

その娘が18歳になって何でも合法的(?)にできる年齢になったら、ピーが囲ってやるとまで約束した。
娘はおれに惚れてはいなかったが、お構いなしだった。

娘も明るく、例の従順な態度で、「うん・・・愛人になる」と言ってくれた。が、条件をつける。何だ。

「18歳までに恋人ができなかったら、ピーの恋人になるね」という。

まあ、いいか。たぶんできない。あと少しだ。遊びにも行っていないようだし、おれを差し置いて他の客に盗られることもあるまい。楽観していた。18歳の誕生日には、ピーと泊まりで遊びに行こうかと約束までした。

どこにしよう。海に行ったことがないというのでパタヤでも行くか。多少金がかかるが、やはり南部にするか。2、3日この娘と二人きりでホテルにしけこんで抱けたら、さぞ楽しいことになると思いながら、その日が来るのを待ち望んだ。

が・・・忌々しいことが起こるものである。ある日、彼女と部屋に上がると、モジモジしている。ピーに話さないといけないことがある。何?・・・

「あたし、恋人ができちゃった!」と嬉しそうな顔で言う。

何だと!ピーに無断で、それはないだろう!おれは真剣に怒り、嫉妬した。

どこのどいつだ。盗人は。

「住んでいるアパートの近くで、クルマの修理をしている若い男」だという。

バカやろう。約束を破って。どうしてくれる。ピーは大好きなんだぞ。彼女にすっかりハマってしまって、他の娘なんか魅力的に思えなくなるほどだったから、深刻なショックだった。

店で働き続けるのかと訊いたら、分からないという。おれはしょげた。が、復讐のつもりだったのか、娘を抱いた。

娘は相変わらず未熟な果実みたいな魅力で溢れていた。
いつもはキスをしても受け入れてくれていたのが、今回だけはキスを避ける。

おれは嫉妬に駆られて、普段は面倒くさくてしない体位をいろいろ試しては娘をファックした。
最後は娘も昇天したが、いつもは見せないおれの暴力的な面を見たとでも言うような顔でおれを見つめていた。

それを最後に、おれは店に行かなくなった。

後日、他の娘とホワイクワーン市場で、彼女が男と手をつないで買い物をしているのを目撃した。

彼女もおれに気がついたが、微笑しただけで声はかけてこなかった。おれの連れの女を観察していたが。

とほほ。あの娘、何とか今でも抱けないものかと未練が残る。若い男なんてみんな浮気者だから、すぐに別れるだろうとタカをくくっていたが、妊娠して店を辞めた後、連絡がとれなくなった。

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某マッサージパーラーでのエピソード3

その娘、確かに妙な経歴の持ち主だった。どこかで顔を見た覚えがあった。

部屋に上がって、どこかで指名したっけと訊くと、

「あたし、あなたの顔、覚えてる・・・よくタラートホワイクワーンで女の人と買い物してるでしょ?」

という。あそこで何をやっているのかと訊いたら、屋台でモノを売っているという。

そう、おれも覚えていた。その店で何度か買い物をしたことがある。

あのタラートホワイクワーンは、商売女の憩いの場所。
店が閉店となると、ここは商売女でごった返す。

果物を売る店、飯食い屋、花屋、惣菜屋、服、海賊版のDVDやCD、靴、商売女の衣装やら下着の店、寝具店、薬局、ありとあらゆるこまごまとしたモノを売る店など、商売女がちらっと寄って、何かを買っていく場所である。

商売女を相手にしているので、値段は高めであるのだが、昼間からそういう店に買い物に行くのがかったるいという商売女にとっては、ここに来ると何でも揃うとあって、絶大な人気がある。おれも、つきあっている女と、ほとんど毎晩のようにここで飯を食い、買い物をしたものである。(行くたびに、通りで顔を知っている商売女多数と出くわすから危険極まりなく、最近は顔を出していない)

ここに店を構えている借主は、金持ちの愛人となった元商売女も多く、パトロンに最低でも70万バーツくらい出資してもらって店を出している。

おれもそのうち何人かに知己があったが、この娘は知らなかった。年齢で言えば、25、6歳。まだ色気はあり、コピー化粧品を売っているだけあって、他のマッサージパーラー嬢よりは化粧もうまかった。まだまだどうして、性的魅力がある女と言えばいいだろうか。

彼女、やはりパトロンに出資してもらって店を出したが、男に女ができて捨てられ、一人で店を維持することができなくなり、仕方がないからマッサージパーラーの門を叩いたと言っていた。

どうしておれの顔を覚えているかと訊いたら、

「あなた、あそこはパトロンが娘を連れて遊びに来るところじゃないわ、
娘はみんなパトロンがいても、みんな本物の若い恋人と一緒に来るところ」

という。 全くその通り。

娘はパトロンとナニをして金を貰ってきたら、若い恋人と待ち合わせをして、あそこでゆっくりと自分の時間を過ごすのだ。

「だいたい、あの通りで娘に連れられて歩いている外国人なんて、みんなカモ男。
あなたはいつも違う娘を連れているから、ちがうみたいだけど」

という。 まあ、いいや。ということで風呂で身体を洗ってくれながらこんな会話が続いていた。

「恋人はいるのか?」と訊いたら、「今は、いない」という。

パトロンに金を出してもらっているときは、あたしの金目当てで男が寄ってきた、
パトロンに捨てられて、あたしが金に困っても誰も助けてくれず、みんな離れていった。

ようやくあたしも分かった。今はこうして自分が食うだけで精一杯。

店番をしている若い女の子に払う給料のためにマッサージパーラーで働いているとのこと。
毎日はできないから、週三回くらい。それで給料は払えるし、店の賃貸料も賄える。

パトロンに恨みはないけど、浮気の相手はマッサージパーラー嬢だったという。
気取らない語りにウソは感じられなかった。 彼女はおれに

「いっぱい恋人いるんでしょ?・・・浮気者ねえ・・・
でも、あなたが連れていた女、別の男と一緒にいたり、買い物に来ているところ、見たことある」

という。 分かってるってさ。だからこちらも一人に絞らないのだ。

彼女、愛人の男とどこで知り合ったのか(つまり、本人は以前どこで働いていたのか)言わなかったが、セックスのテクニックにかけては平凡だった。

が、ただひとつ、彼女の特出すべき才能は、男の射精を飲み込むことにあった。
おれが絶頂に近づいたと思うと、絶妙なタイミングで、「口の中に出したい?」と言う。

彼女から身体を離すと、すばやくコンドームを取り去って、口に咥えた。
そのまま、おれの精液をごくごくと飲んだ。

好きなのかと訊くと、「このくらいしか、チップをもらう才能がないの・・・」という。

彼女、まだ時間があったので、バスタブの中でおれの身体を洗いながら、またしてもペニスを口に咥えてきて、「もう一回、出してあげる」という。

おれは彼女のなすがまま、二度目も彼女の口の中で果てた。

彼女はリステリンで口を濯いで、「あなた、いっぱい、してるでしょ?・・・水っぽかった・・・・」と笑いながら言う。

おれはからかうつもりで、店番している若い女の子、連絡つけてよと言ってみた。
その店番の娘、若く、可愛らしい感じで、第二のエピソード11の娘になりうるかもしれぬと見込んだからだ。

「だめ、あの子、恋人いるのよ。それに、普通の子だし・・・」と断られた。

後日、他の娘と買い物に行ったとき、その娘が出している店に行ってみた。
他の娘を引き合わせても、野暮なことも言わず、よく買い物に来る常連だというふうに装ってくれた。
そこらへん、彼女はちゃんと心得ていて感心したが、その日連れていた娘、別の場所に飯を食いに連れて行ったあと、「あのお店にいた女、知ってる?」という。

知らないというと、「店番していた若い子と恋人同士なの」という。

なるほど。道理で店番の若い女に連絡をつけてくれと頼んでも断られるはずだ。納得した。

どうして知ってるかと思ったら、

「あの店の店長、以前は某マッサージパーラーで働いていたっていう話、聞いたことある。
愛人がいたらしいけど、本当はレズビアンなんですって」だと。

今でもあの女、あそこで店を構えているだろうか。今でも舌なめずりしながら、店番の若い娘のアソコを賞味しているのかな。

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某マッサージパーラーでのエピソード4

 ある日、某マッサージパーラーで知り合って、何度か相手をしたことがあり、懇意になった娘から電話をもらった。

何の用事かと思ったら、実は、知り合いの娘がいて、客を探している、あなたつきあう気はないかという内容だった。

事情をさらに詳しく聞くと、娘は金が一文もない、部屋を借りる金も、飯を食う金にも困っている、至急金が入用とのことだった。 おれは躊躇したが、一度会わないことには何とも言えないから、三人で飯を食おうということにした。約束の時間にかなり遅れて来た娘二人。馴染みの娘は、相変わらず男を騙して金を貢がせているだけあって小奇麗な格好をしていたが、もう一人の娘は、部屋着に近い格好で、化粧もしていなく、年齢は驚くほど若かった。

しゃべる内容、常識のなさ、食事の作法など、ほとんどまだ学校に通っている少女に近く、どうも性欲が沸くというよりも、保護者になってやったほうが似つかわしいと思えるような年齢だった。

娘は典型的な東南アジアのロリータといった感じだった。

外道の投稿の中でも、よく、ロリ娘などと書いている投稿を目にする。
が、普通の人間のペドフィリアに対する認識は甘く、普通の性癖嗜好を持つ男がロリ娘などと言っている娘を本物の小児性愛者が見たら怒り出すと思う。ただ単に小柄で痩せていて、胸が小さく、可愛らしい女をそう呼んでいるにすぎない。大いなる勘違いである。

正真正銘のロリータ愛好者に言わせれば、男と娘の年の差が30年以上、娘は15歳を超えてはダメ、16歳などはもうすでにロリータとは呼べないというのが本道らしい。

ロリータ愛好者の中でも、さらに詳しく分類され、

8歳以下の少女のみが性的対象だと言ってはばからない奴、
12歳に限るという奴、
初めて月経が訪れる前の時期の娘に限るという奴、
反対に月経を過ぎて胸が膨らみ始める頃までという奴、

様々である。

そのマッサージパーラー嬢が紹介してくれた少女とヤルと、おれは完全に犯罪者になるわけで、娘が同意の上であっても、日本でもタイでも逮捕される覚悟が必要である。

その若年の娘、もう男を知っているということは珍しくなかったが、その経歴が特異だった。

彼女の母親は、未成年で出産を経験したという。まだ40にも届かない年齢。
妊娠した相手のタイ人は例外に漏れず浮気者で、すぐに別れることになった。

母親はほどなくして白人の恋人ができたそうだが、この白人、タイには住んでいなく、年に何回か母親の方から彼のもとに通うことにしていた。

白人の男はこの女に娘がいることは知っているらしいが、母親は金に汚く、男が娘のためにと送金をしても全部自分の懐に入れ、一銭も渡さず、養育も放棄した。

母親は白人の恋人がタイに住んでいないことを幸いと若い男に入れあげ娘を追い出して、結局、娘はそこらへんの若いチンピラに手籠めに遭って処女を奪われ、母親から完全に捨てられ、友だちの家に泊まり歩いて毎日を凌ぎ、そうこうするうちにマッサージパーラー嬢と知り合ったらしい。

本当だったら何とも哀れな人生だが、娘は小学校すらまともに出ていなかった。
学校に通えたのは、最初の四年ちょっとだったそうな。

それからは毎日が暇で、男やクスリなど悪いことを知る機会もなく、ただただ飯を食って、母親が若い男とヤッているのを毎日眺めては暮らしていたという。

本当は何歳なのかと訊いたら、先月13歳になったばかりという。完全な、正真正銘のロリータである。

ロリ娘どころではない。おれは躊躇した。性欲がなくなったわけではないが、怖くなった。

娘は、何でもあなたの言う通りにするという。じゃないと、もう本当にお金がない・・・

泣きそうな顔をするので、おれは可哀想になった。
ナボコフ先生に見習って、おれもロリータを抱いてみおうかと悪魔的に思って同意したが、やはり、できなかった。金をやって、マッサージパーラー嬢に電話を入れていた。

「悪いけど、おれはできないな・・・でも、いったんは同意したから金はあげといたよ」と。

マッサージパーラー嬢がエージェントに転身したのは、それから間もなくのことだった。この娘は現在、ラチャダーの隠れた名店で時また働いている。店で働くにはリスクが多すぎるからだそうだが、働いていない日はエージェントが擁護している正規で働いている娘に指令を出して、客に直接交渉をして売っているのだとか。

あと数年してまともな年齢になったら、あの娘、賞味してみようかと思っている。容姿はかなりの美少女系で、18、19歳あたりになったら、さぞ美形のマッサージパーラー嬢になるだろうと思う。

http://hage.momo-club.com/news/mp-ura2.html

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6. 新 マッサージパーラー嬢の裏事情 


○商売女の身の上話: 

ある娘と知り合うと、名前、年齢、出身地、現在どのあたりに住んでいるか、携帯の番号などを尋ねることが普通であるが、ちょっと時間があったり何度か相手にしていると、娘の身の上話を聞かされるハメになることもある。

その内容は、現在の話、客の話、過去につきあった男の話、他の娘の悪口、自分が働いたことのある店の話、コンチアから聞いた話、娘同士で噂になっている話など、いろいろ多種多様である。

客から聞いた話というのもあって、信憑性はアテにはならないものの、けっこう話し好きの娘などは、話し出すと1時間くらいすぐに経ってしまうくらいである。

最もアテにならない話は娘の過去の話だ。

男に捨てられた、フラれた、騙された、こちらがその事実の裏をとれないから、どんなことでも勝手に修飾をつけて話ができる上に、どんなに自分が悪くても、美しい物語に変身させることができる。

大半は、(可哀想でしょう?)と男の同情を買う話になり果てることは必至で、自分がどんなに悪かったかという話には決してならない。

ある程度己の非は認めても、

(しょうがなかったのよ・・・・だって・・・・お金が必要だったんだもん)
(悪いことしたとは思ったけど彼の方がもっと悪い)
(そういうことになってしまったのは、あたしが悪いわけじゃない・・・)

というふうになる。

タイ人の気質としては、自分の非を認めるということが極端に難しいらしい。
潔く非を認めることに勇気がいるからと、非を認めたときに責任がとれないからであり、恥ずかしいからで、逃げることに頭を使う。

日本人はきっぱりと非を認める=謝ることが簡単にできる国民であるが、タイ人の口から「おれが(あたしが)悪かった」と聞くことは稀有である。

もし口にしたとしても責任をとらなくてよい場合だけであり、問題をこれ以上こじらせないための方便であることも多い。

だから、タイ人の他人に聞かせる話というのは尾ヒレが二重にも三重にも加わり、尤もらしい話に出来上がってしまうことになる。

不思議なことに、タイ人は話を聞く側になっても、意外とあっさりその話を信じる。

元来、タイ人は猜疑心が薄いのか、日本人だったら(本当か?それ?)と一抹の疑惑を持つところ、タイ人は込み入った話になればなるほど考える力がない。

意外と素直に信じることも多い。が、これにうっかり乗ってはいけない。
可哀想だ、哀れな境遇だと同情し始めると、どんなことでも信じてしまうことになる。

「へえ・・・そうなんだ・・・でも、おれには関係ない」くらいで聞き流したほうが無難というものである。

女は男よりも勘がするどいから、とっさに閃くウソにかけては男よりも上である。

が、女のウソは男のそれより緻密さで劣るし、巧妙でもない。

別の機会に同じ質問をしてみると、答えが違ったりする。

綿密に考えれば見抜けるウソである。なぜなら、女は自分がついたウソを(どう返答したか)覚えていないのだ。

男が女のウソに突っ込みを入れると大抵は感情的になり、こちらを責める。

(あなたの記憶違いよ!)
(あたしの言った意味がよくわからなかったんでしょう!)
(勘違いよ!)

ということになり、結果的に喧嘩になると、これまた不思議なことに、男が負ける。

(“男が折れる”と言ったほうが正しいか?)

女は(だったら抱かせないわよ!)という態度に出るから、男は負けを認めざるを得なくなることが多いのだ。

大変腹立たしい、厄介な問題である。

タイ語を解さない御仁は、到底勝ち目はないと思ったほうがよいが、ウソの上塗りをするために親戚や友人などが裏から助けている場合もあり、(これは本当の話なんだ・・・)と裏をとった気分になってしまうと、完全に心理的に篭絡されているようなものである。


タイ人の“過去の話”は、とにかく信用しないほうがよい。
日本人のように、潔く全てを吐露するということは極めて稀であるのが普通である。

日本人・中国人・韓国人のように過去のことにこだわり、絶対に許さないということもタイ人には稀である。

過去にどんなことがあっても、さらりと水に流すということが簡単にできる。

日本人にとって到底許しがたいことであっても、タイ人はそういうことにこだわること自体が奇異らしい。

懐が深いと言えばカッコイイが、要するに、筋を通すほど気骨がないのだ。軟弱なのである。

とにかく、タイ人の他人に聞かせる話というのはタイ人らしい気質がモロに出るから、日本人の常識では対応できない。

タイ人の頭の中では、過去というのはすでに終わった=(結果がどうであれ)済んだことという認識しかないらしく、今まで反対を唱えていたにも関わらず、掌を返したような言動・行動に出ることも多々ありうる。

節操がないと言えばよいか。非現代的な古い因習に囚われて生きている人も多く、同じ時代に生きている現代人とは到底思えない精神の持ち主も多い。

仏教の教えから育んでいる“慈悲深さ”、“懐の深さ”というタイの宣伝キャッチフレーズをそのまま鵜呑みにしている日本人がいるとすれば、無邪気すぎると言わざるを得ない。

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○ギャンブル地獄: 

ある日本人と同棲していた元マッサージパーラー嬢がギャンブル地獄に陥った話をご披露しようか。

母親が病気(結核だった)で入院費を払うことになったが、かなり高額。
娘は恋人にウソをついて金を騙すこともできただろうが、健気な性格だったのか、男の金を盗んだり騙したりもせず言い出しかねていた。

が、払わないと家族や親類で払える人物も見当たらず、泣く泣く自分でカタをつけようと決意した。

そう、彼女は市内各所にひっそりと存在するカジノで金を作ろうと決心したのだが、如何せん遊んだことがないのが災いしたのか、たちまち一晩のうちに10数万バーツ負けた。

それでも娘は恋人に助けを借りようともせず、母親のいる田舎に見舞いに行くと外出したまま、泣く泣くカジノに返済するために苦行を強いられることになる。

丸一ヶ月近い期間、行方不明になったという。
同棲しているアパートにも帰らず、携帯の電源も切り、男が心配する中、娘はひたすら苦行に耐えて返済しようとした。

苦行というのは勿論、金を作るため売春を強いられていたのである。
市内のとある場所で毎晩開かれているこの手のカジノはタチが悪い。

商売女などは“レン・パイ”で金をスルことも多く、マッサージパーラー嬢、クラブの女、カフェーのナクローンなど、パトロンや恋人に貢がれた金をほとんどこれに費やしているバカ娘も多い。
商売女に限らずこれにハマる一般人も数多く、十数万バーツどころではなく、数百万バーツ負けて家を売るハメになる人も出てくるという話である。

規模の小さなカジノでも掛け金が底をついても金を借りられる。
だいたい10万バーツ〜20万バーツ程度の金は簡単に貸し出す。
買った場合も負けた場合も何もされないが、問題は負けが込んできて借金をし、返済できなくなったときである。

運良くパトロンがポンと大金を出してくれれば問題にならないのだが、返済不能と知るや否や、カジノの連中はマフィアと同じになる。

まずは居所の確認(カジノの親玉の子分たちが毎日のように借金取立てにやって来る)、脅迫まがいの電話など。1〜2万バーツでも相当な嫌がらせをされることは覚悟しなければならない。

これが50万バーツ、100万バーツ、果ては数百万バーツになると、国外などにに身売りされるハメになることもある。(男の場合は売春で金を返済できないから命を奪われるのは必至)これができない年増の女は男の場合と同様になる。

カンボジアの有名な賭博場であるポイペットや近隣のASEAN諸国で身体を売っている娘には、こういう境遇の娘も多いと聞く。

つきあっている商売女がこれにハマっている場合、男はそれ相当な出費を強いられる覚悟が必要で、時には同罪としてマフィアのチンピラに追われることもある。

つきあっている娘がこれにハマっていることを知ったら、(多額の出費をポンと払える御仁以外は)早めに手を切ったほうがよい。100万円位など簡単に吹っ飛ぶ。払わなければ自分の身が危うくなることもある。

タイ人の金持ち男さえ、囲っている娘があまりにもギャンブルにハマっていて抜け出せない場合、愛想を尽かして娘を捨てることもしばしばである。

商売女がハマる三大悪癖と言えば、第一に男、第二にクスリ、第三にギャンブルであるが、最も多額の出費を強いられるのは、このギャンブルである。

何事もホドホドがよいということだろうが、ホドホドで遊んでもクソ面白くないと正常な感覚が麻痺するところに、この悪癖にハマる人間の本質があるようだ。

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○外国人旅行者専門街: 

市内で最も古く世界的に有名なパッポン、隣接する日本人向けの店が集まるタニヤ、ソイ・ナナ、ソイ・カウボーイ、スクムビット通りに点在する日本人専用のクラブ&カラオケ、ソイ・ナナの反対側の通りのスクムビット・ソイ3のアラブ人街(最近はアフリカ系黒人の方が多くなってきた。名称を改め、「黒人街」または圧倒的にイスラム教徒が多いので、「イスラム街」と呼称したほうがよさそうである)など、外国人専門街は特定箇所に集中している。

(パタヤも、一種の外国人専門街と言ってよい)
こういう特別地区の風俗街は外国人専門街であり、タイ男の遊び場ではない。

外国人専門街で働く商売女はタイの商売女の中で最もランクが低く、普通のタイ男は敬遠する。
マッサージパーラーでタイ人客が娘に前職(前歴)などを尋ねることがあるが、例えば、娘がパッポンで働いていたと答えると、タイ人客の99%はキャンセルする。そのくらい忌み嫌われている。

日本人相手の風俗店で働いていた娘はまだマシで、ファラン(欧米の白人男)相手に働いていた娘は最も忌み嫌われる。

ある種の病気に感染しているのではないかという心配と、一般タイ人男の好みに合致しないからである。

外国人専門街の常連で、こういう外国人専門街で働いている娘がタイの商売女の標準だと固く信じて込んでいる御仁もたくさんいることだろうが、かなり穿った意見だと思う。

外国人相手に商売している女は外国人を頭から舐めきっていることをご存知か。

自国の男から金を稼げないから外国人を相手にするのだ。

大半の外国人旅行者は、どうせ片言のタイ語しか喋れず、タイ人の生活や慣習、内情に疎く、商売女にとっていちばん楽に騙せる相手なのだということは、タイの一般人の常識にすらなっている。

この手の娘に金を貢ぐ外国人もたくさんいるが、“掃溜めに決して鶴はいない”ということを知るべきだ。

彼女たちは心の触れ合いなど欲しがってはいない。専門街の娘が男を求める理由は、ただ単に経済的妥協の産物にしかすぎない。

食わしてくれれば言いなりになるだけである。金をくれれば寝ることに同意するだけである。

人生観や価値観から判断した上での選択なのではない。
彼女たちにそういうものは根本的に欠落していると言ってよい。
金権主義的なのは先進国の金持ち女も同様だが、タイの女はそれしか判断する基準を持たないのだ。

食うために、彼女たちは選択肢を持たないのである。

ただそれだけなのだが、商売女が旅行者に聞かせる話になると、とたん雄弁になる。

タイ人は一般人であっても伝統的に巧い役者である。
その演技力は外国人の目にはウソと看破できないほど素晴らしい。

「必要は発明の母」でウソも巧くなるはずである。

男を騙せなければ、(つまり、金にならなければ)今日、飯にありつけないのだ。
日本人のウソとは次元が違う。

この国でキレイごとは通じない。キレイごとが通じるのは、善きタイ人の条件である王室に対する忠誠心だの何だのといった部類に属する事柄の中だけであって、庶民の生活は赤裸々な本音で成り立っている。

普通の感覚の持ち主がこれに遭遇すると、頭を抱えるほどの驚愕に満ちていて、(こんなことが、本当にまかり通っていいのか?!)というようなことばかりである。
呆れてモノが言えないくらいで済めばよいが、かなり深刻な金銭的被害、精神的苦痛に見舞われることも少なくない。

タイ在住の外国人でこういう問題に直面したことがない人の方が少ないだろうが、旅行者には到底理解できまい。

旅行者はあくまでもお客様なのであって、タイ社会の中ではかなり優遇されている身分なのだということを知るべきだ。在住者であっても、毎日をそういうことと関係なく過ごせる人は、タイ社会とは無縁に近い。

外国人相手の商売女は、他種の商売女(つまり、タイ人をメインに相手している商売女)よりも自分の方が格上だと思い込んでいるが大いなる勘違いである。

手玉に取りやすい外国人をターゲットにする娘は手練手管で劣るから無知な外国人を騙せるのであって、彼女たちの口コミで“外国人は簡単に騙せる!”と伝わるから外国人を相手に商売したがる娘が増える結果になる。

客の方も無知であるから、レベルの低い商売女を相手にして金を払えるのであり、外国人特別地区は三流、四流商売女にとっては,“金の成る木を簡単に探せる職場”で、“三級品でも男にチヤホヤされる唯一の場所”であって、無知な旅行者にとっては、“一晩限りのVIPになれる場所”であり、“三級品を一級品と勘違いして、その値段で買い物させられる場所”なのである。

タイの商売女の中で最も成金趣味のケバい女が出てくるのは外国人専門街出身の娘で、知り合った外国人の“通い夫”に貢がせているからである。

全く、外国人専門街で欧米の外国人をターゲットにしている商売女たちに騙されて金を貢がされているファランたちはお気の毒である。

外国人専門街ではなく、クラブやディスコなどにたむろする娘を高級娼婦などと投稿に書いている御仁もいるが、とんでもない話だ。

高級娼婦は旅行者など相手にしない。
旅行者を相手に小金を稼いでいる女のどこが高級娼婦か。
もっと金になる金持ちのタイ人なんて掃いて捨てるほどいる。

自ら出向いて行ってクラブなどで客を物色する商売女は高級娼婦とはいえない。
高級娼婦というのは男が自ら出向いて行き、ご機嫌を伺い、こちらから貢がせてもらうような商売女を指すものだ。

どんな五つ星ホテルに宿泊しようと旅行者は所詮、旅行者に過ぎない。
タイ社会で権力を握っているタイ人の金持ち(彼らはタイの商売女を知り尽くしている)に到底敵わない。

外国人旅行者専門街は日本を訪れたアメリカ人が地方の温泉旅館の着物姿の仲居を見て、「これが噂に聞くゲイシャ・ガールか!」と思い込むのと同じ勘違いなのである。

欧米の本当の金持ち男は、たとえタイ娘が法外な金額を吹っかけても高級娼婦だと全く思っていない。
自国の高級娼婦がいかに値段が張るかよく知っているからである。
米国のニューヨークで最高級の娼婦を呼んだら、一晩で平均的日本人サラリーマンの月給の数か月分くらいは簡単に吹っ飛ぶ。

が、娼婦のレベルは、それこそ本当に、「プレイボーイ」や「ペントハウス」級か、それ以上の女がやって来る。

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○タイの商売女に惚れ込む御仁へ: 

日本人に限らず、外国人旅行者がタイを訪れ、女遊びに興じ、娘と知り合うと、中には魂を抜かれたように娘に惚れ込んでしまう御仁というのがいる。

友人や同僚などのアドバイスを尻目に、大半の男に共通する困ったことは、

「みんな色々言うが、おれと彼女のつきあいはちょっと他の人とは違う」とご自分だけ例外扱いすることに尽きる。

話を聞いてみると大抵みんなこういうふうに考えている。
その絶対の自信は一体どこからやってくるのかと訊きたくなるが、惚れた弱み、本人のご勝手、他人は口をつぐむしかなくなる。
できることは、極力本人に真実を明かさないことくらいであろうか。

が、真実は真実としてやはり存在するのだ。それこそ仮借なき真実というものである。

タイ娘に惚れ込む男に共通した心理は、


@寂しさ(つまり、妻を亡くして、別れて、独り暮らしが長いなどの理由から・・・必然的に年長者に多い)、

A経験の少なさ(女の経験、恋愛の経験、タイへの知識、一般的商売女への理解度、タイの商売女への理解度など)、

B現実逃避願望(これは誰にもあるが、仕事や生活への不満、将来への漫然とした不安などから起こる)、

C非日常への憧れ(これも誰にもあるが、旅行中に起こる様々な突発的事件が心に残す印象が強いためであろう)、


などである。 旅行中の一期一会の出逢いを、運命の啓示のごとく捉え、すっかり心を奪われてしまうのだ。

が、あえて声を大にして言いたいが、タイの商売女(人によってはフィリピン娘や中国娘など、各人の心が向かう対象は千差万別であるが)は、男を麻薬の常習犯にさせるような強烈な魅力に溢れた娘が多いというのも事実だが、これまた麻薬と同じほど厄介な商売女もいないと断言する。

タイ娘は何しろ性的玩具としての魅力に満ち溢れているが、その精神を理解できる旅行者は少ない。

娘の隠れた真実を本当に垣間見うる者はさらに少ない。
当世風の日本男児など、タイ娘のカモ中のカモで単なる甘ちゃんに過ぎない。

かつての日本人は廓遊びから芸者遊びに至るまで女遊びの“粋”に精通していた。

戦後、こういう文化は完全に失われてしまい、廃れた。
タイでは現在でも失われていない。
甘ちゃんの日本人男児など、タイの商売女にとっては赤子同然である。
騙そうと思ったらいくらでも騙せる。

15歳のタイ娘は、40歳の日本人の男よりも世間を知っている。

この際、世間というのは、タイの社会という意味であるが、40歳の日本人は12歳のタイの少年よりもタイの俗世間に疎いのだ。

日本人に限らず、欧米のファランも同様である。

タイの商売女とまともに張り合おうと思ったら、100年前の日本人のDNAをそっくりそのまま受け継ぐしか手がなさそうだと言いたいくらいである。
普通に世間を渡ってきたフツーの現代人である日本人男には到底理解できまい。

また、日本人の男の最もダメなところは、自分の女にすると、自分好みの女にしたがることである。
あたかも長年連れ添った女房のように、自分を心底理解し、無言でこちらの真意を汲み取り、「おい!」と言えばお茶をそそくさと淹れるような女にしたがる。

文化の違いもあろうが、同じアジアの女とはいえ、タイの女は、良き飼い主と従順な犬のような関係には根本的に息がつまる思いをするのが普通である。

タイの男女関係はどちらかと言えば、日本の演歌の世界のような、男が仁王立ちになって振り切ろうとするところ、女が膝にすがってさめざめと泣くといった構図とは根本的に違う。

日本の文化がアジア的でもなく西洋的でもないところ、アジアの他の国で日本的なるものが理解される国はないと言ってもよい。

日本人男の意のままの女になるのは疲れるというタイ娘も多い。
タイで最も尊ばれるのは、本人の自由意志である。

「サバーイ」という言葉は肉体の健康と同時に精神の健康(=何にも縛られないという自由)をも意味する。日本人はとにかくタイ人にとってほとんど意義を見出さない道徳心・倫理観・常識・(日本人だけがありがたがる)タテマエなどに縛られていて人間関係が窮屈である。

日本人は何かと精神性を重んじるために己を縛りつけて生きることを余儀なくされるが、タイ人は己の欲に従順なように育つことが多い。

これではタイを根本から勘違いする。

「タイ娘は優しい、気立てが良い、性格が良い」などと外国人が言うのを耳にすることも多いが、それは社交上のマナーの話だけであって、中身は正反対と言ってもよいほどであるということに気がつくのにかなりの経験と年月を要する。

商売女となれば尚更である。彼女たちは生まれながらにして巧い役者だ。

この点、日本人の女はタイの女に到底敵わない。
日本人の女は役者にならなくても生きていける社会で育つからで、ウソをつかなくても騙さなくても、何とか飯は食っていける。

タイでは一部の階層出身の人間以外100%ムリである。

さらに不思議なことは、タイの商売女に惚れ込む外国人の中で、知り合ってあまり月日が経たないうちに結婚まで申し込むという暴挙を犯す御仁がいることである。

尋常ではない短期間(例:二週間、一ヶ月など!)のうちにそこまで思い詰めるのだから恐れ入る。

自国の女と知り合って二週間で結婚を申し込む男がいるだろうかと考えれば、短慮(怖いもの物知らず!)としか言いようがない。

冗談ではなく本当にいるのだ、こういう御仁が。

「ちょっと、おい、タイの商売女の裏をどのくらい知ってる?」と訊きたくなる。

こういう御仁はタイ娘に騙されないほうがおかしい。
特に娘が若年で、男が50代、60代のカップルというのは危ない。
女に他に男がいる確率は99%と言ってよい。

どんな商売女にもタイ男はつきまとい、関係を持ち、食い物にしている。
男も食えないからで、そういう男にとって、外国人のパトロンがいる商売女などは“金の成る木”である。

タイの商売女(一般人の娘も例外ではない)にとって飯を食わしてくれる男を見つけることは生涯を賭けた仕事というに相応しい。
仕事であるから二人三脚で頑張って生き、幸せな家庭を築くなどということは鼻から考えていない。
トラブルが発生すれば早々に関係を解消(つまり、別れる)する。

トラブルがなくても隙さえあれば、今まで享受できなかった享楽的な楽しみに耽ったりする(例:男を養うなど)。

結婚したらこれはやってはいけないなどと自己抑制することはタイ人には稀なので、善悪に関係なく“できること”を追求する。

どんな悪癖があっても知らんぷりして平気で金をやれるような御仁のみが、タイの商売女とまともにおつきあいができると言ってよい。

自分の恋人が他の男に自ら抱かれているの密かに知っていても、咎めることなくつきあえるような男でない限り、商売女を恋人にするなどということも考えないほうがよい。

客の身分で満足していた方がどれだけよいか、痛切に思い知ることになるかもしれない。
「金で買える愛情もある」と悟ったようなことを言う御仁もいるが、タイ娘に関して言えば、「金で買えない肉体はない」と言うべきだろう。

娘にとって、男が貢いでくれる金額こそが愛情の唯一のバロメーターであり、同時に、娘が男を騙す程度のバロメーターでもあると言ってよかろう。

B1000で拾ってきた娘が男の望む通りの肉体交渉に応じ、こちらが期待する以上のおつきあいに応じてくれ、あまり金に執着しないような言動をとったりすると、大抵の男は、(この娘、金だけが目的じゃない)と考える。

(おれのことちょっと好きなのかな?)と男が勘違いをし始めた時点で勝負アリである。

娘があまり金のやれない男とつきあう理由を金以外のもの=好意と考える図式は誰もが陥る錯覚であるが、男に金がなかったら、娘はただ騙そうとは思わないだけなのだ。娘にとって、一種の“からかい”だと思えばよい。

そうやってからかって男が勘違いしてくれたら、後日、その男がまた自分を買ってくれるかもしれないのだ。

「帰国する前に、もう一度会える?」と男に言わせたら女の勝ちである。
女は予約されたのだから。その日は金を求めて仕事に行かなくても、その男がくれるおこづかいをアテにできる。

たかがB1000であっても、収穫ゼロより幾分かマシである。ただそれだけのことである。

その娘は男からB1000しか稼げない三流の商売女だから、(客から1万バーツとるのはムリ)と鼻から諦め、仕方なくB1000のために男の言うなりになるだけだ。
ただ、それだけなのであるが、それ以上の意味を持たせてしまうのは男の側の問題なのである。


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○タイの商売女に騙される御仁へ: 

商売女だけが外国人を騙すわけではない。一般人の娘であっても必要に迫られたりできると思えば悪気もなく騙す。

外国人の男が騙されるのは女が悪いというよりも、男が騙されるべくして騙されているのだということを忘れてはいけない。

外国人が娘と知り合って、何らかの興味を持つと、まず、男がつきまとう。(娘からつきまとってきても、男の側で興味がなければそれ以上の関係は成立しないから)発展は男に責任がある。

ただ寝る関係を求めているにしても、娘の人格ではなく、肉体に惹かれている(顔が可愛い、オッパイがデカイ、セックスが巧いなど)くせに、(彼女けっこう性格もいいなあ・・・)などと、肉体以外にも自分の惹かれる理由を見つけようとしさえする。

娘の言動に、無償の献身みたいな面を見つけると、

金銭絡みではない→金だけが目当てではない→自分の人格にも触れてくれた

と勘違いする。(娘にしてみれば、それが狙いなのだが・・・)

ちょうど大した金もやれないご自分の経済的現実も踏まえて、この娘とつきあえば安く上がるし、ひょっとすると、恋愛に似た経験に発展させることも可能かもしれないと皮算用する。

騙しの第一段階で娘の餌に男がすでに引っかかっているのである。

釣りではないが、引き上げられる前に餌だけ食って逃げればよいものの、大抵の男は引き上げられることを自ら望む。

男は、“陸に上がった河童”になる。

第二段階に突入してしまっていることに気がつかず、娘の二号、三号になるべく、自ら娘の守備範囲に入り込んでいってしまう。

こうなると、男は網にかかった魚同然、容易には逃げられない。

この頃にはすでに男は娘に相当入れ込んでいることだろうから。娘の最終兵器は肉体ではなく、男の心に巣食った“娘への特別な感情”なのである。

こうなると肉体を第二の武器にして、娘は切り札を保持したまま戦いを進められる有利な立場に身を置く。
娘が、『抱かせないわよ!』という態度に出たら、男は娘の要求をある程度呑まざるを得なくなるから、男は白旗を振って降参することになる。

「女なんていくらでもいる。そんなハメに陥ったら捨てるだけ」と割り切れる御仁は別として、未練たっぷりに涎を垂らしてつきまとう犬のような男が必ずいるのだ。

そういう御仁は他の女を抱いても決して満足はしない。
却って意地悪い女への郷愁を募らせる結果になることもある。
こうなると正に病気に近い。完治するまで、男は女遍歴を重ねるべく忘却の旅に出ることになるのだ。

これが、タイへ何度も足を運ぶようになる真の理由なのではないか。

タイの商売女にモテたと考えている御仁、タイの女にモテて自慢にはなりえないことを知ろう。

いくら金がないと言っても平均的な日本人ならば、平均的なタイ人よりも経済力がある。
一人当たりGNIで考えれば、日本人はタイ人の5〜6倍の金がある。

いくら安い女とつきあっても、あなたは依然として“金の成る木”であることには変わらない。

一般タイ人の半ば常識にすらなっていることで、外国人とつきあっていることが一種のステータスになっているという事実も知ろう。

ある種の商売女は、外国人を手玉にとっている娘を羨ましがる傾向が強い。

三流国家の常で、舶来品がもてはやされるお国柄である。男も舶来品を珍重する。

相手にしているのが外国人というだけで、自分は特別な才能や地位がある人間だと勘違いしている商売女も多い。

国産品(自国の男)では並なのである。

ひと月にまとまった金をくれるパトロンに近い男でなくても、外国人の男を知っているというだけで、自分の商売女としての素質を誇れるような気分になるらしい。

東大出身の夫がいる日本人の主婦が、『あたしの主人は東大出でございますのよ(あたしはあんたと格が違うのよ)』と自慢するのに相通ずるものがある。

この手の自慢はどんな商売女にもあって、タニヤや日本人相手の店で働いている娘は、自分たちこそタイの商売女の中で最も格上だと口を揃え、ファラン相手の店で働いている娘は、自分たちこそタイの商売女の王道だと勘違いし、クラブで働いている娘は、自分たちこそ最も値が張る娘だと主張し、カフェーの歌手(ナクローン)は自分たちこそ最も裕福な客層を抱えていると信じ、グラビアモデルは自分が最も男たちにチヤホヤされる美しい女だと信じて疑わず、マッサージパーラーのサイライは、自分たちこそ最も金を稼いでいると主張し、外国人の夫がいるタイ女は、自分たちこそ最も人生に成功した女だと吹聴する。

どうせみんな同じようなものだ。

商売女なのだから、過去に、そして影で、ロクなことはしていない。
この国の女たちに、先進国の女と同じようなものを求めても所詮ムリである。
自分たちの言動が常軌を逸しているという事実を、永久に知らないまま過ごせる国にいるのだ。
それは、タイ社会の根本的な問題でもある。


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○タイの夜の商売に身を置く人間とは: 歓楽街で働くタイ人(娘に限らない)たちの正しい定義は、“本来、自分の稼ぎで賄うはずべきの一切合財を、他人に支払わせることが当たり前と思っている人たち”である。

例えば、一般人である自分の女房が、『お友だちの男の人に、ベンツを買ってもらっちゃった!』と言ったら、誰でもびっくり仰天するにちがいない。

一般人の自分の恋人が、『お友だちの男の人が100万円くれた』と言ったら、あなたはどう思うだろうか。

どう頭をひねっても、明快な理由は見つかるまい。

タイの商売女たちにとってこういうことはフツーの世界である。

商売女が客と寝て稼いできた金で生計を立てているヒモ男に至っては、裏からそれを操っている黒幕のようなものである。

娘に限らず、風俗店で働く従業員なども全員同様で、自分の稼ぎからやりくりすればよいではないかと思うようなものでも、客に支払わせることを前提として生きている。

日本の一般社会において、友人を「今日は一緒に女遊びに行こう?」と誘って連れ出し、女遊びから酒、タバコ、帰りに食った飯まで自分の財布を一切開かない奴がいたら、誰でも怒りを覚えるにちがいない。

が、夜の商売に従事するタイ人はこうやって毎日暮らしている。

他人に奢ってもらうことが前提の関係なのである。

気安く友人になろうと言ってくるカラオケのママさん、マッサージパーラーのコンチア、店で働く娘たちの狙うところ、あなたのサイフの中身でしかない。

どんな親しい間柄になっても、友情といえる感情を抱いても、所詮、客は客に過ぎない。

まともな人間関係ではありえない。

彼らに言われるままにおつきあいしていたら、普通の日本人ならついていけないだろう。

彼らの頭の中にあることはまともな日本人にとって考えつかないほど邪悪&邪道で、非道徳的&非理性的、呆れるほど俗っぽく、迷信深く、非常識で反社会的ですらあり、苦笑すらできず、怒りを通り越して最後には諦念で沈黙するしかないような妙な世界観で満ち溢れている。

“他人にどんな迷惑をかけてもよい自分勝手な自由”がまかり通る。

夜の商売のタイ人は皆、こういう自由が大好きである。

他人にとってどれほど迷惑であっても、自分の勝手が優先されるのだ。

この国の人たちは仏教徒であるから慈悲深いなどと澄まし顔で言う日本人がいたら、タイの本質を知らないおバカである。

概してタイ人は親切であり、ガイドブックの小見出しを飾るような印象を持つ人も少なくはないが、真の姿を知るにはかなりの時間がかかる。

夜の商売の人間に限らず一般タイ人でさえ皆似たり寄ったりで、彼らの非常識には唖然とさせられる。

先進国だったら立派に犯罪として成立することを平気でやってのけるのだ。

あくなき欲を追求して生きることを善とし、甚だ俗悪なるものが最大限に賞賛される国である。

子供時代にいったい何を学んで育ってくるのか。

「オレはタイでよく遊んでいるから、その手の人間をよく知っている」と勝手に思い込んでいる御仁、タイの夜の商売の人間たちはフツーの人間が太刀打ちできる人種ではない。

旅行者がどんなに知ったかぶりをしても彼らの手の内を見透かすことは困難である。
おバカを装いながら彼らの手口は巧妙である。
これもタイで生きていくある種の“知恵”なのだろう。
いくらタイ通いをしていて慣れている旅行者なども、彼らにとっては、“赤子の手をひねる”ようなものなのだ。くれぐれも“知ったかぶり”は慎もう。

「オレはオキニからそういう話を聞いているから裏を知っている」という御仁、商売女なんてこの商売の裏のカラクリなんておよそ知らない。知っていたとしてもたかが知れている。娘は頭がないから自分の肉体で商売しているのである。頭があったらバカバカしくて売春なんてできない。娘が仕事をして客に払ってもらう金を搾取する人間の方がよっぽどずる賢く抜け目ない。娘は金を稼ぐための道具に過ぎない。


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○娘探し: 

マッサージパーラーのお仕事のひとつに、娘探しがある。なぜ、マッサージパーラー嬢を探すのが大変であるか具体的に話を進めていこう。

まず、一般的タイ娘のマッサージパーラーに対するフツーの感覚は


@監禁されて売春を強制されるという恐れ、

A雛壇に並ぶということ自体、人目に裸を晒すくらいに恥ずかしいことである、

B何か下手をすると、男たちに殴る蹴るの暴行を加えられて自由を奪われるのではないかという恐れ、


などである。こういう一般的なイメージは、昔のマッサージパーラーの話で、テレビのドラマや映画からの影響によるが、(昔のマッサージパーラーは、確かにそれが日常茶飯事だった)マッサージパーラーで働くのを怖がる娘の中には、こういう悪印象を抱いて絶対にマッサージパーラーで働かない娘もいるくらいである。

身体を売るのは同じだからどこで働いていも所詮は客との肉体交渉があるのだが、大規模なマッサージパーラーに求職することは、同じようなことをやってきた商売女であっても、最初、相当な覚悟が必要らしい。

また、マッサージパーラーというところはかなりの美人でないと働けないという先入観があるらしく、「自分は美人じゃないから・・・」と諦めている娘も多い。(逆に、スキンマガジンなどでヌードを披露するモデル、どんな男でもかぶりつきたくなるような“イイ女”はマッサージパーラーなんかでは働かない。もっと金になる手がたくさんあるからである。

とはいえ、男に恵まれず、高級マッサージパーラーでたまにアルバイトしている元ヌードモデルも中にはいる。が、こういう娘はパトロンが見つかればすぐにマッサージパーラーからいなくなる.

他種の商売女をマッサージパーラー嬢に転身させるのも意外と容易なことではない。なぜなら、身体を売ることは同じながら、まず上記のような感覚があり、マッサージパーラーは店というよりも組織みたいなものだから、“シンジケートの掟を破ったら?”みたいな世界に身を置きたくないのだ。

第二に、店やエージェントにかなり搾取されるということ。(これはどこで働いても同じことであるがマッサージパーラーは搾取する率が大幅に高い)

また、エージェントや店に自分の行動を束縛されるんじゃないだろうかと思っていること。

実際はほとんど束縛は受けないが、精神的、肉体的に束縛を極端に嫌うタイ人の気質としては耐え難いものがあるようだ。

第三に、マッサージパーラーで仕事をこなせばかなりの金になることを知りながらマッサージパーラーでは働きたくない理由は、あまりにも“交渉の回数”が多すぎるということがある。

客が少なくて本日1ロープのみという日も多々あるが、通常、マッサージパーラー嬢は1日3ロープから5ロープ仕事をこなす。つまり最低でも三回はセックスするのだ。それも毎日である。

男だったら到底不可能な仕事であるが、一日店で5ロープ仕事した上にアパートに帰り、若い恋人に抱かれて6ロープ目(?)をこなすこともあるのだから、セックスに飽きて当然ではある。

時間内に2回ヌカせてくれと迫る客を嫌がるのも何となく分からないでもない。

2回ヤルんだったら、チップをくれなくちゃというマッサージパーラー嬢が増えるのも当然かもしれない。

また、マッサージパーラーで働くと娘に選択権は全くない、つまり、娘が自分で客を選べないという点がある。

他種ではNOと拒否できるところ、マッサージパーラー嬢は通常は客に選ばれたら拒否できない。

どんな嫌な客でも、初回は拒否権を行使できない。

このように、マッサージパーラーで働く娘を探すということは、かなり困難を伴う仕事なのである。

専門のプロがいて不思議ではないが、現在最も簡単で安易な娘探しは、外国人の娘(ミャンマーやラオス)をバンコクに連れてくることであるという。

娘一人につき1万円ほど払えば、パスポートと90日の観光ビザの取得は簡単にできる上に、エージェントはタイ娘よりもかなり安くコキ使うことができる。

ミャンマーやラオスの娘はタイの北部出身の娘のように肌の色が白いから簡単に見分けがつかず、タイ人客の好みに合致している。

「あたし、出身はチェンマイ」と自称している娘の中にはそういう外国人が紛れ込んでおり、タイ国境近辺の地方から出てきた娘は、話すことは勿論、読み書きもできる娘がいる。

フリーの娘がマッサージパーラーに求職する、またはエージェントが娘を求職させる際、簡単な審査がある。店のマネージャーが娘の服を脱がせて、身体をチェックするのだ。その際、最も審査の対象にされるのは、第一に顔ではなくて胸と腹(タイ語で“ランカイ”という)。子供を出産して胸がダレている娘、帝王切開して腹に傷がある娘、妊娠線が醜く残っている娘などは不合格となる場合がある。

第二に肌。あまりにも肌が黒い娘は、これも不合格になることがある。

タイ人客はとにかく肌が黒いのはダメだ。コンチアも売るにも苦労する。

第三あたりに顔がくるが、顔立ちはどの店でもあまり考慮されない。時には年齢があまりにも高くて(35歳など)拒否されることもある。

筆者が実際知っている審査方法の例は、某ペッブリーのマッサージパーラー、

求職してきた娘を一列に並ばせ、マネージャーが自分のナニを丸出しにして娘に次々にしゃぶらせるという店がある。

他の娘が大勢見ている前で堂々とペニスをしゃぶれた娘は合格。
躊躇した娘は即座に不合格だそうである。

フェラチオの“巧さ”ではないところが面白い。

また、男性雑誌でヌードを披露したことがある娘は実績(?)を買って、カフェーの歌手(ナクローン)はプライドに考慮して、コヨーテで踊っていたスタイル抜群の娘などは体型を買って、大体初めから“サイライ”の値段で採用することが多い。

年齢が多少高くても、こういう前歴で働いていた娘は他種の商売女よりも男の目を引く娘であることが多いからで、高級マッサージパーラーのサイライの半数近くはこういう前職である。

旅行者相手のタチンボなどはマッサージパーラーに求職しないのが普通だが、タイ人相手の小さなカラオケなどで働いていた娘の扱いも低い。

外国人御用達のクラブやカラオケなどで働いていた娘も、これまた扱いは低い。

タイ人客の嗜好に合わないからである。

完全な素人は基本の審査基準の範囲でマネージャーやコンチアの意見で決定する。
こういう審査にパスした娘は晴れてマッサージパーラー嬢になれるわけだが、どの店でも週二日三日だけ働いている娘というのがいる。いったい普段は何をしているのだろうと考える御仁も多いと思うが、まだ学業が残っているという娘、何もしていないという娘、様々である。

何もしていない娘というのが最もうさん臭いのだが、マッサージパーラー嬢になって半年、一年と年月を経てきた娘は既に何百人の客と知り合っている。その何百人の男の中で、何十人かは娘の固定客になっており、そのうち何人かは娘にご執心で、(この客はあたしに入れ込んでいて店外で会って抱かせてあげれば店に来るより金になる)と娘がフンでいる。

こういう客の相手をする時間が娘の言う、“何もしていない日”の過ごし方である。

外で会うからにはチップの他にプラスアルファを期待するのが普通で、タダ飯にありつけるのは勿論、デパートで会って買い物三昧させてくれる客、1万、2万バーツとまとまった金をポンとくれる客は、娘にしてみれば上客中の上客で最待遇の顧客である。

『外道』の投稿の中で、「店外で会いたいと誘ったら、B○○○○くれなくちゃとぬかしやがって!」と憤慨する御仁に出くわすが、こういう客はお誘いを口にした段階で娘に試されている。その程度の金を払えない客と、マッサージパーラー嬢がどうしてご自分の時間を潰してつきあいたいと思うか考えればよい。

店に来てくれる客以上の身分にはなれない。いくらご自分が気に入っていても娘に相手にされないのだから諦めよう。

マッサージパーラー嬢が客と外でおつきあいする時、もし、金銭的に何も要求しなかったら、その理由は、


@まず、タダでやらせて客を惑わせ、半ば、押しかけ愛人になる=囲わせる、

A金に困ったときに小金をくれる上客にさせる、

Bギックとしてつきあってもよい、

稀だが、C個人的にちょっと気に入ったからである。


普通は娘のエージェントなどの指示で金銭を要求することは当たり前。
既にその娘の固定客になっており、何度も相手をし、気心知れている関係になった上に、もし、娘に男がいると知っていても直接口にせず、電話する時間や連れ出した日の帰宅時間に気を遣ってやり、肝心のコトに及ばなくても、自分の思惑通りにコトが運ばなくても、必ずいくらかのチョップを弾んでやって、娘に、『こういうお客だったら、時々外で会ってもいいかなあ』と思わせることに成功すれば道は近い。

客はその娘を気に入っているからお誘いを口にするのだが、娘が客を気に入っているとは限らない。
人の自由意志というのを尊重しない御仁は、タイ人とはおつきあいできないと知ろう。

そこら辺の援助交際の娘がホイホイ客の言うなりにどこでもついてくるのは、それが仕事だからであって、形態が違えばマナーが違うのは当然である。
同じことを要求しても、娘の意識が違うのだ。そういう意識の違いをきちんと理解しておつきあいしないと、マッサージパーラー嬢はただ単なる客としか扱わない。

娘が客を個人的に気に入っていたら、客が何もしなくても娘から声をかけてくる。

99%のマッサージパーラー嬢には恋人がいるわけだし、金になる他の客も大勢いるのだから、あなたと個人的につきあう理由はあまりない。

あしからず。バーやクラブ、援助交際の娘をOFFしてくるほうがマッサージパーラー嬢と外で会うよりマシだと旅行者は口を揃えるだろうが、最初に交渉した金額の外に追加料金なしで何度も肉体交渉に応じてくれる娘は、またそれなりに他の目的がある。

男の浅はかな願望を掻き立てるのである。
“この娘、ちょっと、おれを気に入ったんじゃないか?”という幻想である。

これにハマった男は、その娘をオキニとか勝手に呼んで贔屓にし、タイを訪れるたびに娘に金を使う。娘は愛が目的なのではない。

ハマり過ぎた結果、本物の恋人にしたいと考えるおバカも出てくる。娘にしてみれば金蔓を見つけたに過ぎないのだが、半年、一年と会えなくて、“あの娘に、また会いたい”とさらに恋慕を募らせる男もいて哀れである。苦笑すらできない。

オレがタイにいない時、娘はひたすらオレとの再会を願って待ち、客に抱かれて泣いているのだ・・・うううと涙する男が本当にいたら、どう考えてもキ印である。

商売女の皮算用は男の娘への関心度=夢中度による。これがなければ縁がなく金にならないから騙せない。この下心があるからこそ迷宮であっても男は深入りする。商売女はそこをよ〜く知っている。


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○エージェントのお仕事: 

マッサージパーラー嬢の大半は、その店に所属する従業員というよりも、エージェントが抱えている娘たちなのである。 エージェントというのはマッサージパーラーにとって欠くことができない存在でもある。

エージェントは、娘が店で仕事をして1ロープ(1回)ごとにいくらいくらと搾取する。
エージェントによってこの金額は様々で、ロープごとにB300から、多ければ60%などである。例えばある店でB2000の娘がいたとする。店の取り分B1000と仮定すると娘の取り分はB1000となるが、仕事が終わって日払いの給料を受け取る際、満額で受け取れることはまずない。

初めてマッサージパーラーで仕事をする時、娘は「カー・タカー(道具代)」を店から搾取される。

客が娘と部屋に上がると、ババア(メー・バーンという)がマッサージパーラー嬢のお道具箱を持って部屋に入ってくる。この中にはマッサージパーラーの仕事に必要なものが収まっている。入浴剤、リステリン、ティッシュペーパー、コンドーム、パウダーなどである。

店に最初に求職してきた娘は、お道具代と称してB1500からB3000(店によってまちまち)の代金を自分の取り分から店に搾取される。通常は1ロープごとにB100。多いところでは、ロープごとにB500。(こんなものは自分で買えばもっと安く済むのだが、お道具代と称して店が搾取する一種の求職代と言えばよいだろう)このカー・タカーを払い切るまで、娘は満額で受け取れない。(払い切った後、道具がなくなったら、その都度メー・バーンに頼んで注文をし、自前で支払う。店から支給されるわけではない)

また、エージェントがマッサージパーラーに娘を求職させる場合、店での待遇をよくしてもらうために(つまり、他の娘よりも優遇してコンチアを通して客に推薦してもらうために)エージェントは娘の取り分から「カー・チア(推薦代)」を搾取する。

これが大体B200程度。搾取された金はマネージャーに渡る場合もあれば、店にいる特定のコンチアが受け取る場合もある。また、お道具箱を部屋に持ってきてくれるメー・バーンへの代金、「カー・メー・バーン」(大半のところでB20〜B50)を店から搾取されるし、毎日娘が店に到着したら、店専属のスタイリストに化粧と髪をやってもらう代金(約B80〜B100ほど)とチップ(各B100)は自前で払わなくてはいけない。

それにエージェントが搾取する額を差し引いた金額が、娘の本当の受け取り額ということになる。

エージェントが搾取する金額は、エージェントによって、娘の店頭での値段によって異なるが、少なくてB300から、多くて娘の取り分の60%。客が娘に渡すチップを全額搾取するタチの悪いエージェントもいれば、客からのチップは搾取しないというエージェントもいるにはいる。

ちなみに、マッサージパーラー嬢に外で会わないかと個人的にかけ合う場合、エージェントはそれを見越して娘とは取り決めをしている。マッサージパーラー嬢は店を休むことになり、エージェントに金が転がり込んでこないことになるから、だいたい3ロープ分(=B2000の娘だったらB6000ということになる)を客から貰えと指令を出している。

店で遊んだらたったB2000じゃないかと憤慨する客はこの裏の事情に無知なだけである。

マッサージパーラー嬢が客と外で会うことを承諾するのは、その店で遊ぶ客が少なくて稼げないとか、自分のサービスに問題があって固定客がつかず何とか稼ぎを確保したいとか、エージェントにウソをついて自分の取り分を確保したいとか、客を気に入っていて、この客ならば外で会ってもよい、おつきあいしたい、と思う場合だけである。

『娘からたったの数百バーツ搾取して飯が食えるのか?』と疑問に思う御仁は計算してみればすぐ分かる。

エージェントが娘をマッサージパーラーに求職させ、カー・チア(いわゆる店への賄賂である)を払った場合、店は他の娘を差し置いても客に推薦し、だいたい3ロープの仕事を保証する。

エージェントが娘一人から搾取する金額をB300と考えると、一日3ロープでB300×3=B900。エージェントがある店に娘を10人入れていれば、B900×10人分=B9000となる。

これを一ヶ月で考えると(娘は30日働くことができない。生理休暇があるからである。通常エージェントが娘と取り決めている条件は、30日のうち約20日〜25日以上である)月額(娘が全員25日、一日3ロープ仕事をすると仮定して)22万バーツ以上になる。(B1=2.7円計算で60万円以上の額になり、税金はゼロであるから、おいしい仕事だ)

では、果たして、なぜ娘はこんなに搾取されてもエージェントに頼りたいかというと、エージェントがいない娘は、店も、マネージャーもコンチアも誰も積極的に推薦などしないからである。

下手すると「あの娘はダメだ」と仕事を与えないコンチアもいるくらいである。自分に金が廻ってこない娘を、コンチアはご推薦などしない。

コンチアに知己がありB100渡しているからイイ娘を紹介してくれるんだと無邪気に考えている御仁は、この辺のマッサージパーラー業の裏の世界に皆目無知な御仁である。

コンチアにはあなたが娘と部屋に消えた時点ですでに金が入っているのである。

客は店での入浴料の他にさらにコンチアにチップまでやるのだから、もらう側としてはホクホクものである.

コンチアのご推薦の根拠の薄さはこのシリーズ第1回で既に触れたが、日本人客でごった返しているマッサージパーラーなどは、99%、エージェントの熾烈な競争が繰り広げられている店である。(つまり、客が支払った料金の一部は、すでに娘のエージェントや店のマネージャー、コンチアの肥やしになっているわけである)その上客が娘にやるチップを全てエージェントに搾取される娘などは、ある客がどんなに娘を気に入っていて金をやったとしても、エージェントにやっているのと同じなのである。

エージェントが男の場合、その娘がエージェントの愛人だというケースもある。なぜエージェントが娘と関係を結んでしまうか。それにはちゃんとした理由がある。

娘に金を横領されて逃げられないように、エージェントは自分の抱えている娘たちの中で信頼のおける娘と肉体関係を結び、半ば自分の女房か恋人にして、仕事上のパートナーにさせるのだ。

娘を10人抱えているエージェントは、愛人の娘に他の娘全員分の日給を受け取らせたりすることもある。また、抱えている娘を全員、自分の性的奴隷に近い環境に置いているエージェントもいる。

現在のマッサージパーラーで、エージェントについていないフリーの娘というのは少数派である。本当にエージェントがいない娘は、かなり稀な自信の持ち主か、自信過剰か、コンチアのご推薦や店のプッシュがなくても大勢の客が即座に指名してくれるほどの美人か、エージェントから搾取されるのは嫌という娘か、この仕事のベテラン(つまり年齢が高い)でどんなに客がつかなくても自力で食っていける(つまり旦那持ちかパトロンに近い男がいる)古参マッサージパーラー嬢か、小金を貢いでくれる男が複数いる娘か、他に商売をやっていて金の工面ができる娘か、いずれかである。

また、エージェントが娘を何人かまとめてアパートに住まわせて管理している場合(娘が非タイ人の場合は絶対にエージェントが管理している)、エージェントは部屋代を娘の取り分から搾取しているし、地方に出かけて娘を買ってきた場合、娘探しに協力してくれた地方のエージェントに報酬を払うためにこれまた搾取する。


このように、マッサージパーラー嬢には客が想像もつかない裏事情がたくさんあるのだ。かえすがえすもマッサージパーラーで遊ぶということ自体、客はこのカラクリから無関係ではいられないと知るべきだ。金を払うのは客であるが、その配分には、客が思いもよらない裏の世界があるのである。

が、それだからと言って、金を得るために客と寝ることに同意する、自称“援助交際素人娘”のほうが安くつく、安全だ、無駄がない、素人に近い、一般タイ人の普通の感覚を持っている、騙さない、気立てがよいなどと勘違いしないほうがよい。

外国人専門街で買ってくる娘が、なぜ外国人専門街で客を探すか考えよう。

そこにはマッサージパーラー嬢が思いもよらない、また、別の裏があるのである。

一晩貸切にした娘と何回戦でもOK、値段は同じというほうがありがたいと思う御仁で、娘が一晩数回の肉体交渉を嫌がらない理由を、『この娘、おれのことを気に入っているのかな?』と勘違いする御仁がいる。交渉を嫌がらない理由を、個人的感情が入り混じっていると考えたくなるのも分からないでもないが、そう考えるのは危険である。恋愛に似た感情に囚われているのは他ならぬ客自身なのである。

娘にはそう思わせたい裏があるので、“タダ”で何度も応じるのである。そこら辺、日本人の男はお門違いをしている。

地方の女郎屋に行ってみるがいい。1日15ロープこなしている娘などザラである。一晩で三回も交渉をしてくれる娘は、好意を寄せてくれているに違いないと勘違いする御仁は、娘にとって三回の交渉は朝飯前の、軽いトレーニングみたいなものであると知ろう。

それでいて、手にする金は、一日15ロープ相手にする娘と同等かそれ以上である。そう考えれば、旅行者を相手にするといかに仕事が楽かお分かりか?

クルマを持っている商売女というのは、パトロンがいる(または、過去にいた)娘であって、月々の支払いに追われるから仕方がなく仕事に行くような場合が大多数である。 日系中小企業の日本人社長などが商売女にポンとクルマを買ってやることがあるが、娘にはほとんど別の男がいる。娘のヒモにクルマを買ってやってるのと同じである。これを見越して商売女とつきあう若い男も多いのだ.


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○日本人御用達の店: 

バンコク市内には多くのマッサージパーラーがあるが、日本人御用達と言って差し支えない店も何軒かある。その中で最も有名なのは、「ナタリー」だろうか。

『外道』の投稿者がほとんど口を揃えて言う“日本人好みの娘が多い”ということもあってか、日本人旅行者が滞在中、必ず一度は立ち寄るマッサージパーラーにさえなっている。

終日旅行者で溢れていても、在籍している娘の数が多いためか、いつ行ってもまだまだ娘がたくさんいるところも旅行者にはポイントが高い理由である。

この店に在籍する娘は非タイ人も多いものの、立地の良さと交通の便利さが相まって、ラチャダー界隈のマッサージパーラーでは日本人にとってNO1の人気店である。(不思議なことに、他店で「元ナタリー嬢」という娘と知り合ったことがないし、あまり耳にもしない。他店に流出しないのにはワケがあるが)が、個人的に言えば筆者は完全にアンチ・ナタリーファンだと白状する。

本日1ロープも仕事がなかったという娘が多数いても他店に流れもせず、経営が成り立っている店など他にない。他店ではなかなかそうはいかない。では、なぜこういう経営ができるのかと言えば、タイ人でない娘は、1ロープ仕事した報酬が極端に低いことと関係がある。

非タイ人娘はエージェントが安くコキ使えるからで、彼女たちはほとんど人身売買の餌食になって働いているに等しい。また、タイ人のおババの娘は仕事量が少なくても、旅行者が多く訪れるマッサージパーラーではチップが多く貰えるからである。

ナタリーの娘は、客が旅行者だと知るとチップを多く貰えるとフンで自ら乞うてくる娘とそうでない娘にはっきり分かれる。『外道』の投稿にもよくあるが、『B200のチップでも丁寧にワイして受け取ってくれた』と日本人が喜ぶのは娘が非タイ人であることに関係する。

ミャンマーやラオス国境付近のタイの田舎で、娘がタイに非合法で入国して売春している例がある。かの地で遊べば、通常はB300である。チップはB50もやれば大喜びする。こういう娘がバンコクの「ナタリー」で働くとB2000近い値段がつき、客はB200〜B500のチップをやる。


外国人の娘はどんな値段の娘であっても1ロープB300以上はもらっていない。
残りは全部店の取り分かエージェントが搾取する。色白なので区別がつかないことをよいことに、客に訊かれても“チェンマイ出身”とでも答えるように教育されているだけだ。

タイ語は話すのは達者だが読み書きができない。(中にはタイ人並に読み書きできる娘もいるにはいるが)18歳未満の未成年が在籍しているのも確かで、タイで合法とされている年齢(18歳)まで店は待っていない。娘が15、16歳のうちから地方に行って買ってくるのだ。

「ナタリー」は日本人から絶大な人気があり、日本人が主な客層なので日本語が達者なコンチアもいるし、日本人御用達の名に恥じないラインアップを揃え、あまりボリもせず、堅実な経営をしている店に思えるが、内実は、値段自体がもうすでにボリボリの店なのである。

日本人はチップを派手にやらないことを見越して、B200のチップでも喜んでくれるような娘(つまり、本当はB50でも大喜びする非タイ人)を揃えているだけなのである。

ここは数あるマッサージパーラーの中でも治外法権的地位(準日本人専用)にあるから、警察の取り締まりも甘い。何かと法令が厳しいタイでも、外国人が遊ぶところだけは警察も妙に文句をつけないのが当たり前のパッポンと同じで、「ナタリー」も何とか警察の目から逃れている。

(外国人娘で溢れている「カトリーヌ」が、派手な警察の手入れによって何度も閉店の憂き身に遭っているのとは対照的である)こういう外国人専用マッサージパーラーにタイ人客が足を運ぶことは滅多にないが、それは、タイ人客はミャンマーやラオス娘にB2000払いたくないからで、本当の相場を知っているからであり、どんな美人の娘であっても、タイ人の金持ち客がそういう娘を愛人にしたいと通うこともないからである。

従って、「ナタリー」を訪れてB2000払えるのは無知な外国人しかいないということになる。

「ナタリー」から娘が流出しないのは、店ご指定のエージェントが徹底的に管理しているためで、他店ではこういう娘は働かせられないからである。

日本から遊びに来る旅行者には恐縮だが、タイ人客で近隣のアジア諸国(タイ人がバカにして格下だと思っている国)の娘と遊ぶ男は金がないか田舎者で、遊び慣れたタイ人客はB2000も払ってそういう娘を抱きたいとは決して思わない。「ナタリー」ではそういう娘を日本人にB2000で提供しているわけである。

ラチャダー界隈の外国人専用マッサージパーラーに在籍する年季が入ったおババマッサージパーラー嬢たちは、たとえペッブリーに求職しても報酬がしれていることをよ〜く知っている。多くの旅行者が訪れるラチャダーのマッサージパーラーだからこそB2000弱の値札がつくので、本来はB1000でも売れない。

また、旅行者の多い店にいる娘は、普通のタイ人客がいかにケチか知っているから、少しでもチップを多く貰えるラチャダー界隈の店で働きたがる。

要するに、「ナタリー」はカモの対象を日本人に特化した店であるということである。

パラム9にある「カトリーヌ」も同じように非タイ人で溢れている。未成年も多く在籍している。この店は他のエージェントが入り込む隙が全くない。娘は皆、カトリーヌの所属であるためである。エージェントは自分の抱えている娘が働いている店では普通遊ばないから、「カトリーヌ」はマッサージパーラーのコンチアやエージェントなどの“マッサージパーラー業界で働く男たちの御用達NO1の店”になっている。他店のコンチアが自腹を切って遊ぶ店は大抵ここである。業界人が「ナタリー」で遊ばないのは、自分の店の客と会いたくないからである)


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○『外道』の常識:

 
タイで、素人と玄人の差はほとんどない。それゆえ、普段は堅気の仕事に従事する娘が寝てなんぼ儲かると客を探してウロついたら、その娘は素人ではありえない。特定の店で働いていないだけで立派に玄人である。

経済的必要性からそういうことになるので玄人も素人も目的は金であり、出会いではない。

『外道』用語になっている“擬似恋愛”というのも意味不明である。玄人を買ってきて、その過ぎ行く時間や発展を楽しみ、素人とデートしている気分に浸るのは男として分からないでもないが、所詮、寝てなんぼの女である。たとえ娘が少し関心を抱いたからと言って、それは娘がその客に慣れたというだけ、好奇心からいろいろ話をしたり聞くだけ、そして商売だからである。

バックグラウンドを知らない旅行者の多くが、娘の言動を勘違いしているのではないか。

タイの娘は日本人が思っているほど人間が素朴で純愛の心に満ち溢れているわけではない。
人間の内面を観察する能力はほとんど欠如していると言ってよいくらいである。
彼女たちが育ってきた環境を知るには、旅行者はあまりに経験と知識がなさ過ぎる。

商売女に恋愛感情を抱く御仁は女の経験が足りないし、犬と同じように扱う御仁は、商売女を悪い意味で中途半端に知り過ぎている。

さらに、日本人的発想で満ち溢れた感覚で気になるのは、“ロリ娘”という用語である。

日本の常識では16歳の娘は両親の庇護の元にある未成年だが、タイで16歳の娘はすでに立派な大人である。明治時代以前の日本で20歳の娘はすでに年を食ったおババであるという感覚に近い。

従って、タイで16歳の娘をロリ娘などと考えている大人は一人としていない。

旦那がいて子供がいても全然おかしくない年齢である。殊更ありがたがるタイ人は皆無である。
ありがたがるのは日本人のみ。


旅行者が商売女と知り合って勝手に“オキニ”扱いしているのにも笑ってしまう。
携帯番号を聞きだして、タイを訪れるたびに電話を入れると会いに来てデートしてくれる相手なのだろうが、正確にはその娘に“オキニ入られている”というべきである。
あまり金銭にこだわらなくつきあってくれる娘であっても、『あたしは日本人のギックがいる』と外国人を手玉にとっている気分になりたいだけである。

商売女にとって勲章みたいなものだ。
男に会いたいと思わせ寝ればいくらか金にもなるのだから、完全に娘の勝ちである。
主導権を握っていると勘違いしているのは男の方なのだ。
男が期待するほど娘はおつきあいにこだわっているわけではない。
あなたがタイにいない時間のほうが長いのだから。

「摺れていない娘がいい」と誰もが言うが、素人娘はこの商売に足を踏み入れた瞬間から一週間も経たないうちに摺れ始めるものだ。摺れるか摺れないか、娘の持って生まれた気質にもよるし、商売女としてどれだけ浮き沈みの多い経験を舐めて来たかにもよる。

素人時代(?)にだってさんざん男を食いちぎってきているのだから、素人・玄人に関係なく、女というのは男と知り合うごとに摺れていく。

良い意味で摺れている娘もいれば、悪く摺れた娘もいるが、見た目に摺れていない娘の実生活が、実は手練手管に長けていて、呆れかえるほどのゲス女だという例を筆者は数多く見てきた。

旅行者は、タイ娘の人生の歩みを知らないだけである。
http://hage.momo-club.com/news/mp-ura3.html


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7. タイは天国に二番目に近い国だそうですけど、天国に一番近い国は何処でしょう?


答え : もちろん日本です。 但し、もう永遠に戻らない古き良き時代の日本:

日本人のホスピタリティーは世界一


"もてなしの心"―――なかなかいい言葉である。

そこには東洋の君子国の礼節があり、客人を気遣う心の温かさがある。――

「日本での生活になれた私は、香港や台北のレストランでウエイトレスがあまりにも無愛想なのがいつも気になっていた。

おしぼりや皿を置く態度もぶっきらぼうというか、投げやりというか、暖かみがまるでない。中略。

日本の若い女性の笑顔の極め付けは、百貨店のエスカレーターの昇り口で白い手袋をはめてお辞儀をしている、あの人々に尽きると私は思う。

次いでJALのスチュワーデスたちである。

国際的な影響力となると、国際線のスチュワーデスは一国の看板とさえいえるのだが、お世辞抜きでJALのスチュワーデスのサービスはすばらしいと私は思う。いや、私ばかりでなく、この点に関しては、在日外国人が等しく感心しているのが事実である。」――と在日フランス人であるボネさんも書いている。

外国人に指摘してもらうまでもなく、我々日本人も外国へ旅行したときなどに気が付くことである。

日本の店員たちの愛想のいいのに比し、外国での店員たちの無愛想なこと!
 
日本人には、やっぱり日本人のみが持つ美点があるんだ! と感動する。
 http://www.geocities.jp/tolstoyjapan/dad/hospitality.html


881 :オー様と名無し:2010/03/10(水) 15:11:05 ID:EyuaWZmE0

自分は日本の高級ホテルで長年働いていたのだが
タイの4ツ星ホテルの接客指導に派遣された経験がある。

タイ人スタッフを見て驚いたのだが、お客様には無愛想な反面、上司(つまり私など)には極めて愛想良く接する傾向がある。
それを見てタイ人はサービス業には向いていないと思った。

ホスピタリティ世界一は日本だと思うけど、
このタイ人気質が変わらない限り
タイでまともなサービスを期待するのは無理だと思うよ。

882 :オー様と名無し:2010/03/10(水) 15:18:19 ID:XY4vCpCw0
>>881
ホテルに限らず高級なところほどそうなる
タイに限らず途上国はそういうもの
でもタイに関しては、昔よりだいぶマシになってきていると思うよ

883 :オー様と名無し:2010/03/10(水) 15:58:30 ID:xM2EcKKU0
>ホスピタリティ世界一は日本だと思うけど

この話は御金の神様、邱永漢が言っていた・・・昔の日本旅館接客姿勢。

893 :オー様と名無し:2010/03/28(日) 14:14:32 ID:73zUgj8Q0
>>881
愛想、笑顔という意味では、タイも悪くないと思うよ。
道ですれ違う時に目が合うと、全く知らない人が、ニコッとしてくれる。

ホスピタリティーってとこまでいくと、他人を思いやれる日本の方が上だろうな。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/3341/1209653307/

@ 『雨月物語』(1953)

●監督● 溝口健二
京マチ子(若狭)、森雅之(源十郎)、田中絹代(宮木)、水戸光子(阿浜)、小沢栄(藤兵衛)、毛利菊枝(右近)
http://www.youtube.com/watch?v=paDMVyXsTp4&feature=related


A 戦前、日本の売春婦は、その小柄さ、その恥じない快楽主義、そして彼女たちの自尊と誠実さを込めた甘美なサービスで、国際的な評判を得ていた。

 米兵のうちには、まるで麻薬の幻覚であるかのような、そうした初期の出来事を経験したものがいる。日本の地方で、武器の隠し場所を捜索していた元第8軍団の軍曹が、1945年10月末のある日の経験を述べている。


 彼と同僚は、その日、東京の東方にある小さな海辺の町のほこりっぽい広場に、彼らの乗るジープを止めた。そこで彼らが、昼食のためにK号携帯糧食を開こうとしていた時、シルクハットを被り、黒く盛装した一人の紳士がやってきて、たどたどしい英語で、粗末な場所だがその屋根の下で、食事を摂ったらいかがかと申し出てきた。彼は、ジープの後方バンパーに立ち、海を見下ろす崖の上へと、砂利道を案内した。竹藪の前で車を止めさせ、崖の淵にある、古い宿屋へと小道を下った。


その玄関では、着物を着た四人の麗しい娘が、彼らの靴を脱がせ、二階の、漆塗りの食卓の置かれた畳敷きの部屋へと通した。

座布団が差しだされ、ふすまが開けられると、素晴らしい景色がそこに広がり、眼下では波が磯に砕け散っていた。

女中が、K号携帯糧食に加えるべく、ビール、おひつに入ったほかほかのご飯、数々の前菜を持って入ってきた。

娘たちは、間違った英語をにぎやかにしゃべり、はしを使って米兵たちにそれを食べさせた。

そして、指やマッチ棒やビール瓶をもちいた接客ゲーム――言葉を超越した遊び――を彼らに教えた。とっくり入りの燗のついた酒も出され、それを杯で飲んだ。


やがて、食事と歓談に満腹したところで、娘たちが言った。「お風呂に入りましょう」。


 折り返した階段を下りて、崖下のほら穴状の部屋へと案内された。その岩の床はおだやかに傾斜し、一方の壁は海に向かった開口部だった。その床の中央に、タイル張りの湯気をあげる浴槽があった。

娘たちは着物を取り、男たちの服を脱がせ始めた。

娘たちは、手おけで火傷しそうなその熱いお湯を自らあびた。

その行為は繰り返され、兵士たちは大喜びしてそれをまねた。

皆がそうして洗い終わった時、娘たちは浴槽の中に身を沈めた。

男たちは、それに従い、その40度を越える熱いお湯に体を入れ、ゆっくりと首までつかったが、火傷はしないようだった。

彼女たちは、兵士たちの顔を手ぬぐいでふいて、女中が運んできたビールを小さなグラスで飲ませた。

遠くでは、崖の影が、海面の上に長く延びていた。

 皆がよく浸かった頃、女中が清潔な木綿の浴衣を持ってきて、男たちはそれを着て、その帯を前で結び、その結び目を背に回すことを教わった。

そして娘たちは、彼らを、二階の個室へと案内した。

そこでは、畳の床の上に厚い布団が敷かれ、またしても、ビールが幾本か、食膳の上に並べられていた。

一人の娘が、

「アメリカ風の愛し方をして」

と、軍曹に手を巻きつけながら言った。

軍曹は、一瞬息をのみ、圧倒され、夢中となって、そして、それを拒むには自分が余りに誇らしくなっているのを感じていた。


翌朝、彼は一人で眼を覚ました。

隣の部屋の仲間を起こし、そのぜいたくな遊びの代金を請求された場合を心配して、彼らの手持ちの金をかき集めた。

女中がお茶とご飯をもってきた。

朝食の後、彼らは、その黒の盛装の男にそれでよいかを尋ねた。

その男は、その代金は、一人につき、煙草二箱で結構と言った。

玄関では、昨夜の相手をしてくれた娘たちが、靴べらを手にして待っており、満面の笑みをうかべて礼をして、彼らが帰途につくのを見送った。

 そのような、初期の接触がもたらした体験や物語は、親密関係無しといった公式占領政策をアメリカのMPによって徹底させることを不可能にした。

ジャングルで闘ってきた精鋭部隊が、すべて「米国内」に帰還し終わるまでに、そうした女たちは、米国人宿泊所や定期的な一掃取締についてのあらましを知っていた。

連合軍隊員によって占められたかつての日本軍兵舎や武器改造工場は、消灯時ともなると、ヒールの音や漂う香水の香り、溜息や何かのきしみ音などが響く、不可思議な時間帯となった。http://www.retirementaustralia.net/rk_tr_emperor_13_3_1.htm

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         l、_,!   し'   l  l   `l      l

B 母さん。 僕、天使を見たんだよ。 本当だよ


私の行きつけのソープは岐阜の金津園、総額35000円の店だった。

(細かく言うと私は会員だったので2000円引き)

当時私はスデに常連の部類になっており、店員もなじみになっていた。
あろうことかあるとき私に店がダブルブッキングをぶちかました!(俺を誰だと思ってるんだ)

当然に店は平謝り、最高の女性を付けるから勘弁してくれとの事。

吹くじゃねぇか。この手のパターンで良い女が付いたためしは無いが、
ここは、なじみの店員の顔を立ててやることにした。貴様の大風呂敷に付き合ってやる。
。。。。。


私は期待薄だった。

ところがその女性は徹底的に違っていた、部屋に入るなり電気を暗くしていきなりディープキス。

いつもと違うぞ。私は面食らった。

彼女は私の口の中を舐め回しながら器用に私の服を1枚づつ脱がして行き、私の全身にキスの嵐を浴びせつつもいつのまにか自分も全裸になっている。

そしてシズシズとひざまづくと唐突に洗っていない私のチンポをフェラし始めたのだ。

チンポは当然ギンギンで破裂しそうになっている。通常の2割増しだ。(当社比)

それはそれはとてもやさしいフェラだった、慈しむようなフェラだ。

僕の亀頭に彼女の舌が微妙なタッチでまとわりつく筆で撫でられているようだ。

声が出そうだった。

これが一生続けばいいのにと思った。

が、彼女はすぐにフェラを止め、私をベッドに横にした。

そして彼女は天を突いた私のチンコを優しくつかむのだ、まさか?

彼女は遠慮がちに私の上に跨ってきた。

ずぶずぶと入っていく、「ナマだ」 うわ、死ぬほど気持ちが良い。

それもそのはず私は当時プライベートを含め生挿入した事がなかったのだ。

彼女はゆっくり動き出した、(ちゅぷっ、ちゅくっ)静けさの中に、お互いの性器同士が生でこすれる音がする。


こんな気持ちが良いSEXは初めてだ。

「もう出ちゃいそっ、いいの?」

「うん、キテ」

彼女は吐息まじりにそう言うと、ほんの少しだけスピードを早めた。

射精が永遠に続きそうなほどの快感に体が包まれた。

(ちなみに彼女の中に入っていたのは多分30秒くらいだけ)まさに秒殺です。

実際はもっと早かったかも。


イク瞬間ケンシロウの声が聞こえてきた。

「天に帰る時が来たのだ」(嘘)


僕がイってしまった後も彼女は僕のチンコが萎えるまで挿入したままだった。

しばらくして、彼女は体を引き上げる。

彼女からチンポが抜けると彼女のアソコからポタポタと僕の体に精液が落ちてきた。

中に出したのだ、という実感がさらに湧いた。

すごい。これが本当のSEXなんだ、比べれば今までのゴムツキのSEXなんてお遊びではないか!


彼女はベッドで放心状態で寝ている横に添い寝して僕を優しく見つめた。

そして、当然「早いのね」などとは言わず、


「私のお○こ気持ち良かった? 今日は一杯しようね」


と微笑んだ。(母さん。僕、天使を見たんだよ。本当だよ)


ここまでで、まだ出会って10分足らずだった(ここは100分の店)

そしてその後、マットで一発。ベットで一発。もちろん全部中出しです。

彼女はイスでも風呂でも暇さえあれば挿入してくるし、咥えてくるしとても礼儀正しいし、何も言う事ありませんでした。(アンタにゃ教える事など何もない)


まさか33000円の大衆ソープでこんな高級ソープなみのサービスを受けるとは…。


非常にギモンです。何か病気を含めて心配になってしまう。


聞けば、彼女はあの阪神大震災で住んでいた家を無くし、岐阜へ流れて来たのだという。


彼女は以前神戸の福原にある超高級ソープに在籍し、念願のマンションを購入したばかりだったが、地震によって10階建てのマンションが5階建てくらいの高さに潰れてしまったらしい。(まったくもって恐ろしい話だ:彼女は笑ってたけど…)


ちなみに彼女は7階に住んでいたので難を逃れたと言うはなしだった。

なお、その店は総額75000円だったそうです。(そりゃ、サービス良い訳だ)

金津園のも6万円以上の高級ソープはあるんですが、なぜあそこに居たんでしょうか?謎です。


しかし翌月、彼女は店から姿を消していました。

多分高級店から引き抜きがあったのでしょうね。

PS.その後、私は高級店に行ったことがあるのですが、彼女以上のサービスには出会えません。


02. 2010年8月03日 11:28:23: 7wnUHc1DpX
タイはHIV(エイズ)感染率高いから、よほど、気を付けないといけません。
B、C型肝炎ウイルスとやらもうつるかもしれない、また、まだまだ不明の未知ウイルスやらに接触感染し、将来発症し哀れな最後となるやもしれない。
日本に持ち込まないよう、くれぐれも気を付けてください。


03. 中川隆 2013年2月01日 10:57:14 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6

【画像】タイの美少女・美人・可愛い女の子画像まとめ
http://thai-girl.her.jp/thai/matome/%E3%80%90%E7%94%BB%E5%83%8F%E3%80%91%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%81%AE%E7%BE%8E%E5%B0%91%E5%A5%B3%E3%83%BB%E7%BE%8E%E4%BA%BA%E3%83%BB%E5%8F%AF%E6%84%9B%E3%81%84%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%AD%90%E7%94%BB%E5%83%8F/
http://thai-girl.her.jp/thai/matome/%E3%80%90%E7%94%BB%E5%83%8F%E3%80%91%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%81%AE%E7%BE%8E%E5%B0%91%E5%A5%B3%E3%83%BB%E7%BE%8E%E4%BA%BA%E3%83%BB%E5%8F%AF%E6%84%9B%E3%81%84%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%AD%90%E7%94%BB%E5%83%8F-7/
http://thai-girl.her.jp/thai/thaiuniformgirl/%E3%80%90%E7%94%BB%E5%83%8F%E3%80%91%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%81%AE%E3%81%B1%E3%81%A3%E3%81%A4%E3%82%93%E5%88%B6%E6%9C%8D%E7%BE%8E%E5%B0%91%E5%A5%B3%E3%83%BB%E7%BE%8E%E4%BA%BA%E3%83%BB%E5%8F%AF%E6%84%9B-2/
http://thai-girl.her.jp/thai/matome/%E3%80%90%E7%94%BB%E5%83%8F%E3%80%91%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%81%AE%E7%BE%8E%E5%B0%91%E5%A5%B3%E3%83%BB%E7%BE%8E%E4%BA%BA%E3%83%BB%E5%8F%AF%E6%84%9B%E3%81%84%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%AD%90%E7%94%BB%E5%83%8F-2/

要するに白人の血が多く混じっている娘だけが美しいという事みたいですね。

タイ人の白人崇拝ももっともなんですね。


04. 中川隆 2013年3月17日 10:22:02 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6



タイの若い女性の間で、爆発的に流行している美白と美容整形 2013-03-07


タイも整形手術大国として知られているが、多くの女性を美しくするこの美容整形が、実は大量の失敗や死亡者を出していることもよく知られている。

2012年10月2日、タイではアーティット・イアムヤイという33歳の女性が整形手術で亡くなっている。

モデルをやっていた女性だったのだが、彼女は地元では、もともと美しい女性として知られていた。それ以上、何かする必要はなかったのだ。

しかし、さらに美しくなろうと臀部にヒアルロン酸注入の手術を行っている際、アレルギー反応を起こして昏睡状態になり、意識を取り戻すこともなく死亡してしまったという。

タイのメディアは「クラターィ(うさぎ)」と言う愛称で呼ばれた彼女の死に、このように評している。

「彼女は理想を追い求めて死んでしまった。しかし、彼女が最後の犠牲者であることはないだろう」


タイ女性はお構いなしに使っている

世界中で女性の整形手術が非常にポピュラーになってきているのだが、この傾向が加速したら若い女性のほとんどが何らかの整形をすることになるのだろうか。

もしかしたら、そうかもしれない。一重まぶたを二重にする手術や、シワを取る手術などは、女性たちの中ではすでに手術のうちに入らないとも言われているという。

「それくらいならやってみたい」と思うのだそうだ。

タイではこういった整形に加えて、美白も大流行している。効果があるのかないのか、数々の美白薬まで売っていて「美白」が各化粧品会社の大きな売上を占めるまでになっているとも言われている。

肌を白くするための錠剤、美白化粧品、化粧水、レーザー、そして漂泊薬の皮下注射。

こういった化粧品の一部には水銀や他の有害な成分が含まれているものがあるのだが、タイ女性はお構いなしに使っている。

また、この美白ブームのお陰で、吸血鬼のように直射日光を避ける若いタイ女性も増えているようで、医者は女性たちのビタミンD欠乏症に警鐘を鳴らしているほどだ。

若いタイ女性の憧れは、かつては白人女性だったが、今は東アジアの女性の抜けるような白い肌とスタイルになった。

日本女性や中国、韓国、台湾女性の肌やファッションが持てはやされ、真似されている。白い肌、黒い特大カラーコンタクトレンズ、小さい顎、つぼみのような唇……。それが流行だ。


タイの女性モデル。こういったタイプの、白肌でかわいらしさを強調した女性がタイでは流行なのだという。


タイでは毎年のように逮捕者を出している

そして、化粧だけではなく、もともとの身体を作り替えたいと思う女性も大量に出てくるわけで、それが美容整形へとつながっていく。

鼻を高くし、胸を大きくし、臀部の形を整え、シミやシワを取り除く。

整形手術は決して安いものではない。タイは先進国と比べれば安いと言えるが、それでも各パーツに手を入れれば軽く数百万円は飛んで行く。

それでも、歌手や女優でもない女性が、美容整形をするのである。彼女たちは余裕があるのだろうか。いや、そういうわけでもない。

何とか安く手術をしてくれる医者がいないか、インターネット等で必死に探す。

こういった女性たちに目を付けたのが無許可・無認可の医者たちであり、タイでは毎年のように逮捕者を出している。

2012年10月2日に死亡したアーティット・イアムヤイも、無許可の美容クリニックで手術を受けて、このような結果になってしまっている。

7万バーツのところを、4万バーツでやると「自称医師」は言っていたのだという。この医者を紹介したのは例によってレディーボーイである。

もっとも、正規のクリニックで手術をしても、絶対に成功するというわけでもない。

意図した結果とはまったく違う顔になってしまったり、元の顔よりもひどくなってしまうケースもあるという。

実は、タイの歓楽街では整形手術を受けて、どこか人工的で奇妙な顔になった女性たちもたくさんいる。

もしかしたら、最初はあながち失敗ではなかったのかもしれない。しかし、整形手術というのは手術したばかりの時が美の絶頂期であって、それ以降はどんどん劣化していく。

整形手術をした顔は一生メンテナンスの手術をしなければならないとも言われているが、メンテナンスをしても歳に勝てないので、どんどん崩れて行く。

だから、整形手術をしたあとに、若さを失った女性が奇妙な顔になっていく。

それでも、女性たちは臆することがないようだ。美しくなりたいという欲求は、女性たちに取り憑いて離れないようだ。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20130307T2122460900.html


05. 中川隆 2013年9月17日 22:03:08 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6

タイの仏教

 タイの朝は僧たちの托鉢によって始まる。

愉楽に騒ぐ熱帯の夜の名残りと、新たな一日の光が生起する豊饒への胎動との境目に、密かt゚メ目と祈りが流れ出る。合掌した手の熱い思いから、あたかも一瞬一瞬紡ぎ出される奇跡のように、生きとし生けるものの時間が動き始める。あちこちの寺院の本堂や僧房から朝の読経の声が凛々と響き、その清澄な声に乗せて夜の戸帳が開かれてくる。暗がりのなか通りを朝市へ野菜を運ぶ人々のつつましい足がよぎる。

けだるさとさわやかさの錯曹オた薄萇のなかに、家々から人々が表へ出、托鉢に歩く僧たちに恭しく供物を捧げる。裸足の僧と、裸足で食物を捧げる叙ッの、大地を通した交歓のなかに、洗われる心が光る。「サバーイ チャイ」という内面の輝きの美しさを、タイの人々は生れながらに具備している。祈りの溶け合うそこに、タイの朝がある。


タイの寺院――二万八千。僧――二九万人。タに全人口の九六%が仏教徒であり、男九百人に一人が僧籍にある。


男にとって成人は得度することであり、誕生・祝磨E葬儀・新築祝など、およそ人生の節目は仏教によって彩られている。人々はすすんで寺院に寄進し、僧に捧げ物をする。善行を重ね徳を積んで、輪廻の巡りのうちに現世および来世の幸福を祈願する。

 学校教育は仏教の儀礼と道徳をその根幹とし、どの校庭にも仏像があり、朝礼で生徒たちは経を唱和する。挨拶のしかた、目上の人への敬譲、父母への愛、一つの幹から出た枝々の茂りのように、それはタイの社会に隅々まで脈流している。

 タイの時間は仏教の時間であり、季節は仏教の季節でもある。キリスト教暦一九九○年の今年は、仏暦二五三O年にあたる。マカブチャー、カオ・パンサー(安居入り)、オーク・パンサー(安居明け)などの仏教の祝日、仏教の儀ョが、一年という時の流れを色づける。

日本の鎌倉梠繧ノあたるスコタイv鑼明期、王朝は仏教を積極的に採り入れ、統。の根幹とした。崇・な南方上座部仏教の教理は、二つの側面を見せながら、農耕民族としての東南アジアの民に受け入れられていく。一つは為政者の統。闥iとして、一つはどんなものをも受容する、純朴で素直な叙ッの心の証として。

為政学をも内包していた仏教は、歴代の王によって国家秩序維持の手段として強力に保護され、中央集権国家との表裏をなしつつ、民衆のなかへ浸透していった。叙ッは、ただ素朴な心のうちにそれを呑みこみ、むしろ仏教への帰依のなかに、草木として茂る自身の心の風景を投影していった。

王朝の統。と民衆の心の無限の豊かさとの二重奏は、現在まで続く東南アジアの一つの原風景を作り出している。限りない矛盾であるがゆえに、それはまたこの地の一つの美しい精神風土をも形作っている。

 現代の世界はむしろすべてが仏教の教理とは背馳する方向へ大きく動いている。欲望の放逸、物理的な集約化、物質の横溢――それらゆえに苦しんでいる我々の姿は、タイの仏教に照らし合わせるとき、逆説的な苦界の景観をなして浮かび上がってくる。足ることを知らない人間の弱さは、飽和へと追いつめられつつある人間の歴史の危機を警鐘する。

 貧しさのなかから分かち合う者の姿、微笑み合う者の親しさと和かさは、ともに生きる人間の本来のあり方を過汲フ方向に照射しつつ、ひたむきな祈りのなかに、希望を繋げていく。

 
タイ人と仏教


 タイ人は生まれながらに仏教の倫理観のなかにいる。

誕生も輪廻の秩序のなかにあり、父母への敬愛も、年寄への尊崇も、仏教の慈愛の精神のうちに培われる。子供たちはごく自然に仏教による礼儀を学ぶ。両手を前に合わせる合掌の挨拶も、目上の人への服従も、耡への思いやりも、すべて仏教規範のうちに一つの空気として身につけていく。

 タイ人は朝托鉢に来る僧侶に食物を捧げる。また、誕生日には早朝から寺へ行って捧げ物をする。これらも、幼少の頃から一つの習慣として受け入れられていくものである。
「徳を積む」ことを社会と人生の価値観として学んでいく。

「ナーム チャイ」(水の心=怦、)とか、「サバーイ チャイ」(心がすっきりする)とか、精神の清らかさやさわやかさを表す言葉が、日常のなかに息づいている。

 学校でも朝礼ではつねに経文を唱え、仏教式の礼儀作法を学ぶ。

 男qは一生に一度は仏門に入るものとされ、一つの成人ョとみなされている。また母親は自分の息子を仏門に入れることを最上の幸福の一つとする。晩年、ミ会的な役割を終えた人々が、宸ノ入り、僧として孤独に静かな人生を終えていくことも、徳とされている。

 どこへ行っても必ずお寺があり、村や町の組織の中核をなしている。村の人々にとって、宸ヘみんなが集まり、村長を中心に僧に相談を乞う政治の中心である。また重要な儀ョ行なう催しの場でもある。また学校は多く寺の敷地内に建てられ、読み書きを習う教育の場でもあった。なによりも精神的な支えであり、宸霖羶瓦紡爾寮験茲・弔泙譴討い襪噺世辰討いぁ」

タイでは国王が仏教徒であり、国王自身が一度は出家する。仏教は王室を守るものであり、タイの国家の精神的基盤である。 タイの人々にとって、仏教はたんなる宗教ではなく、日常生活そのものであり、価値観であり、ミ会のあり方だと言っても過言ではない。
http://www.asiawave.co.jp/AWbukkyo.htm

タイを含む東南アジア、ミャンマー、カンボジア、ラオス、マレーシア、インドネシア諸国では土地が富力の源泉にならなかった。それは人口が少なかったために、土地を基盤として、封建制社会の社会が形成できなかったということである。これらの諸国ではかつて王国を造り、維持するに当たって、支配層が苦労したのは、自己の支配を如何に正当化するかということであった。土地という絶対的生産手段で支配できないとすれば、精神的基盤で人間を支配する方式を採らざるを得ない。その結果として、今の言葉でいうイデオロギーが非常に重要視される社会になった。そのイデオロギー形成に使われたのが宗教だった。宗教を使いながら自らの支配を正当化し、社会秩序をつくっていったのは東南アジアに成立した王国の共通した姿であったように思う。

タイに仏教がはいってきたのはそれ程古いことではない。上座部仏教が最大の勢力を持つ宗教として成立するのはスコタイ朝三代目ラームカムヘーン王(在位・1279年? - 1300年?)の時代、13世紀である。

上座部仏教における頂点はもちろん仏陀、悟りを得て涅槃に入った人である。ところが、この仏陀は誰でも厳しい修行さえ積めば到達できるのだ。


どんな人間にもその機会は平等に与えられているのは、絶対王制を築こうと思っているものにとって、非常にまずい。国王は絶対であり、すべての頂点に立っていなければならないからで、平等思想が基本にあると権力による統治に説得力がなくなってしまう。しかも、仏陀とは世俗を捨て、すべての欲望を断ち切った人を指している。豪勢に暮らしたり、権力をふるったり、他国と戦争したりする人では絶対にない。

こういった矛盾を解決したのが、新たに導入されたバラモン教だ。

バラモン教国であったクメール帝国の歴代王は、自らを神の化身と称し、絶対権力を持って国家を統一した。神がこの地に再臨しているのだから、人々はひれ伏すのみ。王は天上界を支配する神が転身して地上に姿を現したものである。王は人間の姿をした神である。そう宣言することによって王は大衆の尊敬を得て、権力の絶対性を高めていった。

バラモン教義を採用したアユタヤ王朝(1350年-1767年)やトンブリー王朝(1767年-1782年)の国王は、国土を統治する権力者として、また、神の化身として、“ソムデット・プラプッタジャオユーフア”(神でもある国王陛下)と呼ばれていた。バラモン教では、ヴィシュヌ神が地上に現れる時の仮の姿が仏陀ということになっている。何百年にもわたって王様は神様(仏様)という教えが生きている。だからチャクリー朝のプミポン現国王は最高のタンブンを積んだ人という考えが一般にはある。タイの寺院に行くと寺院の中にプミポン国王の写真が必ずある。また、母の通院するシルブリン病院にはポミポン国王と高僧が向かい合った写真が飾ってあり、女中などその写真に手を合わせている。王様イコール神様、仏様の世界だ。

写真はチェンライのカオソーイ(ココナツカレーそば)屋さんに飾ってあった絵である。水の中で苦しむ人々に神鳥ガルーダに乗ったプミポン国王が空から手を差し伸べている。もう一つの絵は同じく苦界の海でもだえ苦しむ罪人と空で罪人の救済を祈るプミポン国王の図である。国王には光背があって、まさしく仏陀をイメージさせる。面白いことに地獄で苦しむ罪人はすべて男性で女性は描かれていない。

タイでは政治的混乱が起こると、王様が出てくる。王様の前で両者がひれ伏して王様の説教を聞いているというテレビ映像を覚えている人も多いだろう。王様が仲良くやれ、とか何とか言うと流血の惨事が起こった政治闘争も落ち着くところに落ち着いてしまう。あれはタイの社会通念、道徳が依然として強いことを証明していると思う。

プミポン国王は最近、ご健康が優れないため国内巡幸をされていないが、10数年前、活発に地方視察をされている頃には、沿道に庶民が詰め掛け、老婆がしわくちゃの20バーツ札を捧げ持って王様のおいでをお待ちしていた。王様は生活にお困りだからタンブンしましょう、ということではなく、タイで一番、徳の高い人にタンブンしてその効果を高いものにしたいからだ。王様が受け取ってくださったら老婆は無上の喜びを感じる。

タンブンはタイの人にとって喜び以外のなにものでもないように思える。お寺にとってこれ以上ありがたいシステムはない。
http://blogs.yahoo.co.jp/uzbekistan24/48189892.html

タイでは物質的基盤なしに権力を維持するために、温情的人間関係に頼る以外になかった。その温情的人間関係の補強材として仏教とバラモン教が利用された。

タイは仏教の国というが、バラモン教の影響を強く受けている。

タイのお寺にいくと仏陀のほかに三つ頭の象だの猿だのヘビだの、あるいは見たこともない怪しげな鳥の像を多く見かける。これらはバラモン教に由来する神像だ。バラモン教は古代ヒンドゥー教でクメールからタイに伝わったといわれる。

バラモン教の特徴は儀式を重んじることであり、儀式を執り行えば神様は人間ののぞみを叶えてやらなければならないとされている。バラモン教の神様にはいろいろあって家庭のことだけ、地域のことをつかさどる、雨を降らしてくれるなど、それぞれ守備範囲が違っている。でも供物を捧げて儀式を執り行えば必ずご利益があるという判りやすい教えはタイ人には受け入れやすかったと思う。従来の仏教はきっちり存続させ、儀式的な要素だけをバラモン教から取り入れた。日本の神仏習合を思わせるような知恵である。

バラモン教の儀式には、神様の世界と人間界を仲介する特殊な人がいて、その頂点には国王がいる。タイ王室の国章にはバラモン教に由来するガルーダという神鳥が使われ、その国章はタイ紙幣の裏表に印刷されている。ガルーダは、ヴィシュヌ神(バラモン教の主神)の乗り物で、鷲の頭部・嘴・翼・爪を持ち、翼は赤く、全身は黄金色に輝く巨大な鳥として描かれる。

タイ国王は、ヴィシュヌ神=仏陀=ラーマ王の生まれ変わりとされているので、ガルーダはタイ王室の守り神となっている。インドネシアでは仏教伝来と共に、国営航空会社「ガルーダ・インドネシア」のエンブレムにも採用されている。大乗仏教に帰依したガルーダは、「天竜八部衆の迦楼羅(かるら)神」として仏法守護神となった。日本の密教では、梵天や大自在天の化身、あるいは、文殊菩醍の化身といわれ、風雨を止めるための修法である伽楼羅法の本尊とされている。さらに、ガルーダは、日本の民間信仰に取り入れられて「カラス天狗」となった。カラス天狗がプミポン国王をお守りしていると思うと妙な気がするが。

話が横道にそれた。タイの権力者は温情主義をうまく作り出すために仏教の慈悲心を、神の世界との中継ぎにバラモン教を持ってきた。バラモン教は神王思想により、王を神に仕立てている。また、仏教とバラモン教を使って、社会の序列は積徳(タンブン)の量と神への近さで決まっていると一般の人たちに思い込ませている。下の人に、上の人は徳を積んだ人だから、すがって生きなさいと教え、上の人には、下の人に慈悲を垂れなさいと教えている。また上の人は神なる国王から眼に見えない威力を付与されている人達であるので、服従しないとバチが当たると教えている。

このように上の人は下に慈悲を垂れ、下の人は上の人に服従することが、保護ー被保護関係を支える道徳、社会通念となって、今日まで受け継がれてきている。

タイの選挙では(徳を積んだ)立候補者は金をバラまく。貰った人は必ずその恩に報いて投票する。金をもらって、その人に投票しないのはハーブ(悪行)になると考えているのだ。配った金と票数は村ごとに1票の狂いもなく一致するという。伝統的文化の重さを感じる話である。

上の人は徳を積んだ人であるから、下の人に慈悲を垂れなさい、下の人は徳がないから徳を積んだ上の人にすがって生きなさいという教えは、社会的不平等を平等化する見事な論理となっている。下の人が上に歯向かうことがないのだから社会的秩序は安定する。貧しければ貧しいほど、前世のタンブンが少なかったせいだとあきらめて、来世を願ってわずかな蓄えをタンブンに差し出し、上の人にすがって暮らす。益々不平等は拡大し、貧困は激化するのだが、そうなればなるほど上の人への依存が強まり社会は安定していく・・・

この論理は何世紀にもわたって造られてきたもので、なかなか崩れない。これがタイの組織原理、いうなれば文化になっている。制度はみなこれで動いているといっても過言ではないだろう。
http://blogs.yahoo.co.jp/uzbekistan24/48157376.html


タイ仏教とバラモン教とのかかわり 


 タイ仏教に深いかかわりを持つバラモン教は、15世紀頃まで栄えた隣国クメール帝国から伝来したと言われている。 当時のクメール帝国は、現カンボジアに相当する大王国で、その文化は護国寺アンコール・ワットに象徴されるように、インド/ヒンドゥー文化の影響を色濃く受けていた。 その帝国の知識人や宗教家たちを、クメール王朝崩壊と同時に引き抜いた時から、タイ仏教のバラモン色が強まったとされている。

 では、なぜ仏教国にバラモン教なのか?

 仏教とは、本来反バラモン思想として生み出されものたものではなかったか?

 これは、たぶん王制維持のための必然として導入されたのだろうと、現在では考えられている。つまり、上座部仏教の教えだけでは、王制を確固たるものにできなかったのだ。

 上座部仏教における頂点はもちろん仏陀、悟りを得て涅槃に入った人である。ところが、この仏陀は誰でも厳しい修行さえ積めば到達できるのだ(できるかはともかく、チャンスはある)。 どんな人間にもその機会は平等に与えられているのは、絶対王制を築こうと思っているものにとって、非常にまずい。

国王は絶対であり、すべての頂点に立っていなければならないからで、平等思想が基本にあると権力による統治に説得力がなくなってしまう。

 しかも、仏陀とは世俗を捨て、すべての欲望を断ち切った人を指している。豪勢に暮らしたり、権力をふるったり、他国と戦争したりする人では絶対にない。

 こういった矛盾の中から導き出されたのが、バラモン教の導入だ。 バラモン教国であったクメール帝国の歴代王は、自らを神の化身と称し、絶対権力を持って国家を統一した。神がこの地に再臨しているのだから、人々はひれ伏すのみ。これをアユタヤー王朝は見習ったのだろう。

 王は天上界を支配する神が転身して地上に姿を現したものである。 王は人間の姿をした神である。 そう宣言することによって王は大衆の尊敬を得て、権力の絶対性を高めていった。

 これは第2次世界大戦集結前までの日本天皇が、現人神と名乗ってその権力と絶対性を維持していたのと同じような発想だろう。

 しかも、よくできた具合にバラモン教では、ヴィシュヌ神が地上に現れる時の仮の姿が仏陀ということになっている(神は合計10の姿を持っている)。

この話の真実は、バラモン信者の信仰の確かさを試すために神が異教の伝導者である仏陀に転生するのだが、支配力強化に使えるものはなんでも使う。両者を合一させるのはかなり無理な話だが、異教と思わず同族と思えば問題ないのかもしれない。

 とにかく、その利用価値は大変に高い。 さらにバラモン教独特の選民思想も、大衆支配にはとても都合がいい。バラモンのカースト制度を用いて生まれついての身分を決めてしまえば国家が統治しやすいからだ。

 下から上への反乱は許されない。 支配者は常に偉く、不可侵である。

 屈従を余儀なくされる大衆には仏教の輪廻転生思想を同時に教え諭す。 現世での不幸や苦悩は前世でのタンブン不足が原因であり、改善のための手段はなく、ただひたすらに来世を夢見て精進に励めと教え込む。 絶対権力を高めるのに、これほどいい材料は他にはない。タイに今もはびこる身分差別は、ここに端を発しているのである。

 こうして仏教国タイに神がもたらされた。

 王室行事にバラモン教的なものが多いのも、その絶対性と神性を維持するためには不可欠。 王室にはバラモン司祭もおり、彼の御託宣によって吉祥日時を決め、行事を執り行う。仏教の最大擁護者であるタイ国王でさえ、バラモンの命に従うのだ。 もっとも、最近は以前ほどおおっぴらにバラモン行事を行わなくなったと言われているが。

 バラモン教はタイ仏教に神秘性を与え、今ではすっかり同化しているようにも思えるが、やはりどこかに無理がある。

 ワット・アルンのように、何教の寺院なのかわかりにくい寺院もあるし、チャクリー王朝初期の寺院は、バラモン教の仏教的こじつけのような寺院が少なくない。しかし、それが複雑なタイ文化を形成しているのだ。 市内のあちこちにあるピーの祠も、バラモン教の影響だ。祠の中にバラモンの神を祭ってあることが多いことから、それがわかる。これは要するに神棚だ。

日本人が仏教を信仰しながらも神社に参ったり、神棚に供え物をしたりするのと同じ感覚だろう。 以前からタイで信仰されていた精霊信仰が、わかりやすい形になったのだ。 こんな神仏習合について深刻に考えるタイ人はあまりいない。 要は御利益さえあればいいのだろう。
http://www.jyaaku.com/travel/thai/buddism/buddism09.html

上座部仏教の功罪


 仏教はタイ国民の生活に深くたしかに根付いている。思想や行動様式の中にも上座部仏教に基づいたものが多数あり、そこからタイ人の性格形成の秘密を探り出すことが可能だ。 たとえばタイ人の典型的な性格 「ヘン・ケー・トゥア(自分のことだけを考える)」 は、上座部仏教が掲げる 「己だけの完成と救済」 に起因しているのではないか。

 大義を欲しない自己中心的な考え方はタイではごく当たり前のことだが、これは宗教的に見て悪いことではない。最終的に解脱できるのは、努力した本人ひとりなのだから。 一向に解消されない貧富の差や身分の差も、宗教的理由によるところが大きい。 もちろんここにはタイ仏教の底流と複雑に絡み合っているバラモン教の選民思想があるのだが、輪廻転生を信じ、現世の不幸は前世での徳が足らなかったためと思っているタイ人は多く、自分の地位の低さ、能力のなさ、度重なる不幸を生まれついての業と考えて、何事においてもすぐに諦めの境地に達してしまう傾向がある。

 徳を多く積んだ人ほど救われる上座部仏教では、人々は平等に救済されることなどない。

仏教はそもそも反バラモン/カーストの立場から発生しており、仏陀は人間の身分の差を認めず平等を説いていたはずだったが、現在のこの状況はいったいどうしたことか。

 また、男性以上に働きながらも社会的には下等とされている女性の地位も、上座部仏教の教儀に端を発している。女性は上座部仏教において不浄の存在とされているからだ。 僧侶となって修行することが認められていない女性は、必然的に解脱に至る道が閉ざされている。


これは戒律を守る以前の問題だ。尼僧になることはできるが、彼女たちは僧侶ではない。バスに乗っても席を譲ってはもらえないし、あまり敬意は払われない。

 タイ上座部仏教における女性の救済は、まず男の子を産み、その子を立派に育てて出家させ、徳を積ませて初めて成就する。タイ人たちが言うところの、「僧侶の法衣の裾にすがって」 はじめて女性は救いを得ることができるのだ。 彼女たちは、自分だけの努力では、涅槃に行くことができない。

世の中は、まったく公平ではない。
http://www.jyaaku.com/travel/thai/buddism/buddism06.html

タイ人と仏教に関する考察


タイの仏教、即ち小乗仏教は極めて為政者にとって都合の良い宗教であると思う。

タイ人の大多数は仏教徒であり、その多くは定期的な寺への参拝と寄進を欠かさず、日常生活においても(少なくとも表向きは)仏教の教えに背かない様に留意しながら暮らしている。こういう風に述べるとタイ人は善男善女の集団であると誤解される向きがあるかも知れぬが、事実はやや異なり彼らのこういった行動は全て自分の利益の為である。即ち、来世でより良い身分で生まれ変わる為に現世で功徳を積もうとしているのである。

小乗仏教においては、死後に極楽浄土へ行くことが出来るのは戒律を守って修行をした僧のみである。僧以外の者は、修行をする僧の手助けをし功徳を積むことによって、死後には極楽浄土へは行けないもののより良い境遇での生まれ変わりが可能となるという訳だ。
http://plaza.rakuten.co.jp/bangkokian2547/diary/200910070000/


現世とか来世とか生まれ変わりとか、全く非科学的なこれらの事象を信じる人がこの現代社会のどこにいるのか?

と私も以前は疑問に思っていたが、考えてみれば何億といるインドのヒンズー教徒はこれらを固く信じているであろうし、インド人よりは遥かに我々日本人と感覚的に近い筈のタイ人も、その多くが何となくであったとしても輪廻転生を信じているのではないかと思われる。

少し前のことになるが、タイ東北部の田舎に蛇と暮らす男の話をニュースで見た。確か、ある日その男の家の前に大蛇が現れ何度追い払おうとしても頑として退こうとしない為、困って寺の僧に相談したところ

「その蛇は前世ではお前の妻だった」

と宣告され、以後彼は家の中でその蛇と暮らしている、という内容であった。馬鹿な男もいたものだ、と私は笑ったが、そのニュースでは「美談」として取り上げられていたからよく覚えている。横で見ている嫁も、下手に論評しようものなら「私が蛇に生まれ変わったら、貴方は私を捨てるのか?」などと言い出しかねない雰囲気であった。

このケースは極端な例で、だからこそニュースになったのだと思うが、最も軽薄な人々が鑑賞していると思われる夜のトレンディー?ドラマでも、生まれ変わったら云々、といったストーリーが散見されるので、田舎の無学な下層の人々だけが輪廻転生を盲信していると言う訳では断じてないと思う。
http://plaza.rakuten.co.jp/bangkokian2547/diary/200910080000/

タイ社会は日本とは比較にならぬ程の格差社会である。


であるにも関わらず、下層階級の人々に余り悲壮感がないのは、1つには温暖な気候と豊かな食料事情により極貧であっても少なくとも衣食住には困らないことに由るのだろうが、2つには輪廻転生を半ば信じていることも大きいと思う。

自分が現世において貧乏なのは前世における功徳が足りなかったからだと諦めがつくからである。それどころか、「蛇だとか動物に生まれ変わらなくて良かった」と思っているかも知れない。だからこそ、上流階級の金持ちは金持ちであることをこれ見よがしに見せびらかし、下層階級の同胞を思い切り見下すのである。金持ちに生まれたのは前世で功徳を積んだ証拠なのであるから当然である。

そして、そのヒエラルキーの頂上は仏教の守護者である国王である。国王をタイ国民が尊敬して止まないのは、現国王のタイ国への貢献によるところも大きいが、何よりも国王が前世で最高の功徳を積んだからである。

輪廻転生思想を伴うタイ仏教の思想は、学校教育やテレビ等のマスコミを通じてタイ国民に幅広く深く浸透しタイ社会の安定に非常に寄与している。一部の人々が富を独占しても、他の国の様な激しいデモや暴動にはなりにくいのである。

「タイは王国だから社会が安定している」

とはよく聞く謂れであるが、

「タイ国民は輪廻転生思想を持つ小乗仏教の信者が多数を占め、国王を頂点とする超階級社会にも宗教的合理性と納得性があるから安定している」

というのが私なりの解釈である。本当に良く出来たシステムであると思う。

そして、今日も国民の大多数を占める下層階級の人々はなけなしの金で寺や僧への寄進をし、来世での良い生まれ変わりを目指すとともに、実は前世では非常な功徳を積んでいたことが判明したことによる一発逆転=宝くじで明日に夢を繋ぐのである。当然その後は何も努力をせず最低限働いては昼間からゴロゴロする。

日本人である私などはイライラして「神は自ら助く者を助く」って言葉を知っているか?と彼らに説教してやりたいのであるが、嫁に言わせるとああいう人たちには何を言っても無駄であるとの由。大方、

「貧乏に生まれたからには頑張ってもタカが知れている、現世は諦めて来世に期待する」

という様な回答が返ってくるのであろう。誠にもって嘆かわしいが、その一方で私も嫁もこの安定した格差社会から恩恵を受けていることも間違いないから、悩みは深いのである。
http://plaza.rakuten.co.jp/bangkokian2547/diary/200910090000/

タンブン


修行中の僧侶だけが対象とされる上座部仏教。しかし、タイでは一般大衆にも救済の道が開かれている。 

その道とは、「タンブン(徳を積む)」 こと。

寺院や僧侶に喜捨寄進して善行を積む、いわば他力本願に近いものだ。 現世で身に降りかかる出来事のすべては前世での徳の高低によって決定されていると考えるのが、このタンブン思想の原点だ。

 タイの仏教徒は輪廻転生を深く信じている。徳は積めば積むほど高くなり、それは次の転生時まで持ち越すことができる。幸福は前世で積んだ徳が高かったことを示し、不幸は努力の至らなさを表している。 わかりやすく書くと、タンブンは輪廻の中における善行の長期預金だ。運命の善し悪しは先天的なものだが、それも結局は個人の前世での努力量によって決まる。となれば、現世ではなにをなすべきか?

 一心に、来世に向けて徳を積む作業に没頭するのが正しい。

 この現世での生活は苦しいかもしれないが、苦難の道を乗り切れば、来世での安穏とした日々が待っている。長い輪廻の輪の中には、いい一生もあれば、ツキのない一生もあるというわけだ。

 具体的にはどうするべきか?

 もちろん僧侶となって修行に励むのが人生における最高の善行だが、実生活ではそうもいかない。 こうしてタイの人々は、日夜細かいタンブンに励むのだ。

 また、転生は人間界だけに限ったものではない。タンブンを積む作業を怠ると徳は確実に目減りしていくし、悪行を働くと逆の作用が働いて、下等動物への転生が待っている。罪を犯したものの魂は犬などの獣へと転生され、向上どころではない生活が待っている。

 早朝、僧侶たちはそれぞれがこもっている寺を出て、托鉢(ピンターバーツ)にまわる。

「坊主は乞食(こつじき)であるべし」 という仏陀の教えに従っているのだ。 人の残したものを食べ、人の捨てた布切れを身にまとい、欲望雑念を捨てて解脱する。人々は施しを与え、それが僧侶の修行の糧となることによって徳を積む。

 しかし、彼らの鉢(バーツ)の中には、とても残飯とは思えないほど立派な食品ばかりが詰まっている。施しを希望する人はあとを絶たないし、早朝の市場に行くと 

「喜捨セット(米・おかず・飲み物が小さなビニール袋に入っている)」 

まで売られているのだ。 どんなにすばらしいものを与えられても、僧侶たちは絶対に感謝しない。

それはあくまでも残飯であり、彼らに向かって捨てられたものだからだ。

 タンブンとはすなわち喜捨(喜んで捨てる)すること。人々は僧侶に捨てることによって徳を積み、喜びを得る。感謝するのは施された方ではなく、捨てた方なのだ。

 タイにはひと月に4回の仏教日ワン・プラがある(新月と満月とその中間日)。この日は絶好のタンブン日となり、各寺院では法要が行われ、喜捨寄進の品々が各家庭から山のように寄せられる。ここでも、喜ぶのは徳を積むことができた一般の人々なのだ。 また、女性の場合は息子を出家させることが最高のタンブンとなり、家族の徳もまた高まる。

 タイでは20歳以下の男子が出家することをネーンと呼び、成人して正式に僧侶となることはプラと呼ばれている。ネーンは母親に、プラは父親に功徳をもたらし、よって家族全員がタンブンできるのだ。 こうして徳を積めば積むほど来世での生活が保障され、その将来が安定していく。


 しかし、ここにひとつの問題が生まれる。寺院や僧侶に施しを与える余裕のない人々は、どうすればよいのだろう?

  ここから 「施す人は偉い人」 というタイ人の基本思想が芽生えるてくる。 裕福な階級の人々は財力を生かしてどんどん徳を積むことができるが、経済力のない人は積める徳の量も限られてくる。回数、質、量がモノを言うタンブンの世界だ。成り上がりのチャンスは少ない。

 はっきり言うと、タイでは、「タンブンの金額」 が非常に重要視されている(どこの宗教でも同じか)。しかも、喜捨することによって浄化されるので、金の出所は問われない。

また、タンブンはサンガに対して行えばよく、どの僧侶、どの寺院であってもかまわない。 とにかく多くを与えたものが勝ちなのだ。

 その格差は年を追うごとに開くばかり。さらに最近では子供を出家させるにも莫大な金が必要になっている。僧侶になるためには多額の準備金が必要で、手軽なように思える出家でさえも、実は楽ではない。

 不平等の声はあちこちで聞くが、それでも人々は熱心にタンブンに励む。それしか幸福に至る道はないのだから、励まざるを得ないのだ。

 ちなみにタイにおける最高のタンブンとは、寺院を建立すること。高位階級への転生は、庶民にとってかなり遠い道でもある。
http://www.jyaaku.com/travel/thai/buddism/buddism05.html

タイの上座部仏教では修行中の僧侶だけが対象とされる。 しかし、タイでは一般大衆にも救済の道が開かれている。その道とは、「タンブン(徳を積む)」 こと。寺院や僧侶に喜捨寄進して善行を積む、いわば他力本願に近いものだ。


仏教の僧は、この世の無常を説きながら、タンブンしなされというばかりである。この現世には幸せはないのだと。だからこそ、来世で幸せになれるよう、現世でしげしげとタンブンに励むタイ娘も多い。


本来は帰依して仏教修行に励むことが最も徳を得る方法なのだろうが、一般人、特に女性の場合は、 “タンブン(托鉢)”という方法で徳を得ようとする。

輪廻転生を信じるお国柄、お金がないのは前世で悪いことをしたからと素直に信じタンブンに励んだり、タンブンの量によって、来世への幸せも得ようと金を出してはせっせとタンブンに励む人が多い。

従って、タンブンの量が多い金持ち=徳が多いという図式になり、社会的に尊敬されたりする。


反対に、タイ人は金がないことを最も恥とする。人が経済的に困っていると、あの人は徳がないからだと見下す傾向がある。

貧乏は、前世で悪いことをした=ゆえに罪が深い=徳がないことと考え、日本人が美徳として考える“清貧”などというのは、タイではバカ者、愚か者、能なし、罪深き人の代名詞なのだ。

特に娘に外国人の恋人ができたと知るや、親族は勿論のこと、親戚一同、どこからか借金の申し込みが絶えないといった被害に遭うことも少なくはない。借金を断ると怒り出す奴も中にはいる。徳の証である金がある人物が、どうしてそれっぽっちの金を貸してくれないか?・・・こちらは困っているのだぞと脅迫まがいの借金申し込みを受けたりする。そういう奴に限って、この娘が子供の頃には、こちらはいろいろ実家の両親に金を貸したり、世話をしてやったものだという話を聞かせる。うんざりである。


夜の商売に従事する人間だけでなくタイ人全般に言えることであるが、たとえ金持ちでも、自前で払うことができても、タイ人というのは他人様の金で飯を食い、酒を食らい、遊ぶことに全くためらいがないのが普通である。その図々しさには多々辟易するものがある。

タイ人というのは外国人からのタンブン(お布施とでも訳すか?)とでも思っているのか、他人に金を使わせることに遠慮はない。金を貰う羞恥も断るプライドもない。

タイ人と金銭のトラブルが発生するのもムリのないことである。金に対する考え方が、まるっきりちがうからだ。
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タイにちょっと詳しい人なら「タンブン」という言葉を耳にしたことがあるだろう。タンは徳、ブンは積むの意味で、徳を積むの意味になる。具体的には、お寺に寄進したり、托鉢する僧侶に施しを与えり、恵まれないものを援助することだ。


タイの仏教はスリランカ系の上座部仏教(小乗仏教)で本来は出家し、修行を重ねた坊さんしか救われないことになっている。しかし、一般の人でも救済され、来世でより良い生涯を送ることができる方法がある。それがタンブンだ。

現世での幸福は前世でのタンブンが多かったせいであり、不幸は前世でタンブンが少なかったことの表れだとタイ人は考える。現世でタンブンを怠り、悪行を行うと来世は不幸になるばかりか転生先は獣へ落とされる。タンブンは人間として生きるための当然の行いだ。

タンブンを重ねると、それは次の転生時まで持ち越すことができる。タンブンは輪廻の中における善行の長期預金だ。

タンブンをすればするほど来世での生活が保障され、その将来が安定していく。

タイにはひと月に4回の仏教日ワン・プラがある(新月と満月とその中間日)。この日は絶好のタンブン日となり、各寺院では法要が行われ、喜捨寄進の品々が各家庭から山のように寄せられる。線香、歯ブラシセット、石鹸、ローソク、花、布地、 お金等僧侶が必要 とする日用品等が入っているタムサンカターンという ポリバケツのセットがスーパーなどで売られていてこれがタンブンされる。トーパーパという竹のクシにお札を挟んだお飾り(丁度お札の花が咲いているように見える)もタンブンされる。

4月のワン・プラに女中のブアがトーパーパを用意していた。みると1000バーツ札の串が何本も刺さっている。全部で3,4万バーツはあるだろう。兄弟始め、村の人からのタンブンを集めたものだそうだ。お寺にタンブンをしに行くので数時間家を空けてもいいか、と聞く。公休ゼロが続いていたのでもちろん承知したが、タンブンが嬉しくてたまらないという様子でいそいそと出かけて行った。

そのあと、5月のワン・プラにもトーパーパを用意していた。ブアに頼まれて近くのお寺に車で行くことになった。お寺では本堂の正面に座ったお坊さんにトーパーパを差し出して三拝九拝する。トーパーパにはブア手書きの手紙がついている。ママさんの病気平癒と我々兄弟の満願成就を祈念して下さいと書いてあるそうだ。別に自分がタンブンしたわけでもないので少し申し訳ない気分になる。

帰りの車中でブアにいくらタンブンしたのかと聞いたら自分のポケットからは2千バーツだけと言う。エエーッ、2千も?それじゃ4月のトーパーパは、と聞くと5千バーツタンブンしたとのこと。

ソンクランの時にも近くのお寺に連れて行かれ、本堂や仏塔で拝むたびに100バーツをタンブンしていた。そのお寺で占いが良く当ると評判のお坊さんの庵に行った。ママさんの病気はどうしたら治るでしょう、とブアが100バーツ(自分も100バーツ)タンブンして尋ねてくれた。体中に刺青をしたアヤしい坊さんのご託宣は「よくゴハンを食べるように」といったものだったが。

ブアの月給は7千バーツだから、給料の大部分をタンブンしていることになる。タンブンすることが目的で働いているようなものだ。大体、キリスト教でも収入の10分の1を寄進すれば天国行きを保証してくれると聞いたことがある。これだと貧者にも救いがある。収入の大部分をタンブンしているブアのようなタイの善男善女に幸せな来世が約束されているのだろうか。

はっきり言うと、タイでは、「タンブンの金額」が非常に重要視されている。裕福な階級の人々は財力を生かしてどんどん徳を積むことができるが、経済力のない人は積める徳の量も限られてくる。回数、質、量がモノを言うのがタンブンの世界だ。残念ながら貧乏な人にはチャンスは少ない。ギブ(タンブン)・アンド・テイク(来世)のドライな勘定で、貧者の一灯といったウェットな感情が入る余地はない。 その格差は年を追うごとに開くばかり。子供が出家することは最高のタンブンとなるが子供を出家させるにも莫大な準備金が必要になっていて、手軽なように思える出家でさえも、実は楽ではない。

不平等の声はあちこちで聞くが、それでも人々は熱心にタンブンに励む。それしか幸福に至る道はないのだから、励まざるを得ないのだ。
http://blogs.yahoo.co.jp/uzbekistan24/48005241.html

無功徳

無功徳(むくどく)と読む。禅をかじった人は、達磨大師と梁の武帝の間で交わされた有名な問答をご存知だろう。

達磨大師は南インドの香至(こうし)国の第三王子として誕生した。釈迦牟尼佛から数えて第二十七代目の般若多羅尊者の弟子となり、その法燈(佛法がこの世の闇を照らす燈火に喩えて言う語)を継いだ。よって 第二十八代目の祖師であり、また中国に禅を伝えた鼻祖として仰がれている。当時の中国は 北は「北魏」 南は「梁」の国に二分されていた。梁の皇帝は「仏心天使」と言われるほど仏教を熱烈に崇拝していた武帝であった。

達磨大師が、インドから中国の梁の国に来たのが 普通元年(520)九月二十一日、と「景徳傳灯録」にある。広州知事 蕭昂(しゅくこう)(武帝の従兄)、がインドから偉い僧侶が我が国に着(つい)たことを、武帝に奏聞した。この奏聞により武帝自ら車を連ねて大師を梁の都金陵の宮殿に迎え入れた。達磨大師が金陵の宮殿に迎えられると、武帝は大師に

「朕、即位以来、寺を造り、経を写し、僧を度すること、勝紀すべからず。何の功徳かあらん〜(自分は、皇帝に即位して以来、多くの寺を建立し,経を書き写し、僧侶を養成し、わが民のために多くの事をなしてきた。その数は計り知れないが、どのような、功徳があるであろうか)」

武帝はこんなに仏法のために尽くしていているのだから、大師から、感謝され、きっと来世は極楽にいけるであろう、といった言葉を期待していたのであろう。だが大師の答えはまことに素っ気ないものであった。大師曰く

「無功徳(むくどく)」(功徳などない)

武帝おどろき、

「何をもってか功徳なきや」 (どうして、功徳がないのか)

大師曰く

「これ、人天の小果にして、有漏の因なり。影の形に随うがごとく、有りと雖も、実にあらず」 
(それはみな 迷いの世界の中の小さな業績なり。迷いの原因を作っておるにすぎない。――影が人に付き纏う様なもので、譬え善意であるにしても、欲望が付き纏っていては、真実ではない ――)


善いことをすると「功徳」と いう お返しを人は心の奥に期待する。これは迷いのもとをこしらえておるようなものだ。お寺を建立したり、僧に供養したり、人民のために 療養所を作ったりするということは,善いことで悪いことではない。しかし、雨露(あまもり)がして部屋に水が漏れると、悩まなければならない様に、功徳を求めてする行為は煩悩のもとである。

「あれもしてやった!」「これもしてやった!」と思うようでは、本当に善い事をしたとは、釈迦牟尼佛は教えてない。むしろ、そうする事によって「自我慾」を高めることになり、功徳につき纏う善意は善意であっても「善意にあらず」・「真実にあらず」と。  

佛天子とまで言われた皇帝であり、また人格者で自身は悪衣悪食で一生を過ごし、居住するところも質素な建物だったと謂う。しかし、真の佛法というものをわかっていない、と大師は説くのである。

タイでタンブンを見るたびに達磨大師の「無功徳」を思い出す。タンブンはまさに見返り(現世も来世も)を期待して行なう行為である。タンブンはタイの日常生活、タイ人の精神生活に溶け込んでいる。タンブンはタイの文化を形作っている。 風邪を引くとタンブンしないせいだと500バーツほどタンブンして、全快を祈る。田舎だとラーメン一杯20バーツで食べられる。日本のラーメン一杯700円で換算すれば500バーツは一万数千円の感覚となる。

お寺の池には魚や亀がうようよ泳いでいる1メートル近い鯰もいる。池のほとりでは小さな魚や亀を売っている。池に放流してタンブンするためだ。市場でも20センチほどの田鰻が売られている。佃煮用ではなく、年の数だけお寺の池や川にタンブンするためだ。高齢者だと鰻の数を数えるだけでも大変だ。お寺には先を争ってお金や物品を寄進する。財力のある人はお寺そのものを建立して寄進する。

そんなタイ人のタンブンは達磨大師から見れば「無功徳」でなんの功徳もないということになる。しかし、タンブンのあと、晴れ晴れとした顔をしたタイの人々を見ると、対価を求めない喜びの境地、つまり「功徳」の世界に至っているのではないかという気もする。
http://blogs.yahoo.co.jp/uzbekistan24/48055508.html

タンブン文化


タンブンは来世への善行預金と書いた。お寺への金銭、物品を寄進、鳥、魚、亀、タニシの放流、乞食への喜捨、山岳民族子弟の奨学金、棄て犬猫の世話などタンブンは多岐にわたる。

今の生活は苦しくともタンブンにより徳が溜まり、来世は白人や日本人に生まれ変わって、豊かな生活を送ることができる、と信じているからタンブンに励むのである。そして今、この世で経済的に苦しい、健康に不安がある、受験に失敗した、失業した、といった不幸はすべて前世でタンブンを積まなかったせいだと考える。逆に現世での成功者や恵まれた人、つまり、政治家、実業家、高級官僚、それから豊かな日本人は前世でタンブンを充分に積んだ人、徳の高い人ということになる。

だから権力者が横暴に振舞っても、

「あの人たちは徳が高いのだから仕方がない」

と言う考えになりがちだ。ここでは権力者に対して持たざるものが団結して立ち上がり、自らの権利を主張する、という社会主義的な政治運動は起こりにくい。タイの人間関係は、権力者に対立するのではなく、前世で高い徳を積んだ人の庇護を求める、という保護ー被保護の人間関係になる、と社会学者は説く。

自分は社会学者でも歴史学者でもない。これまで単なる旅行者として何度かタイを訪れているに過ぎない。しかし、ロングステイをしているといやおうなしにタイの文化に向き合う。女中との関係や交通ルール、市場での売買、食事作法など日常生活の小さなことにでも、これがタイなのかなーと、考え方の相違を感じることが多々あるということだ。

ここで、富山国際大学学長の田中忠治先生の著作を参考にしながら、タイ文化の基本を整理してみたいと思う。(ご興味のある方は先生の「タイ入門」、「 タイ歴史と文化、保護ー被保護関係と倫理」などをお読み下さい)

さて、タイ社会はすべて保護ー被保護の上と下に二分されている。金があり権力を握る人が保護者になり、金や権力のない人は被保護者になるという人間関係であらゆる制度が動かされている。夫婦関係以外の人間関係はすべて保護ー被保護関係になっているそうだ。それは一対一の人間関係で、日本の親分ー子分の人間関係に似ているが違う。権力者や富裕者の周りに人が集まるのは日本と同じだが、タイではこれが一対一に結びついているのが特徴で、被保護者同士が横につながりを持つことは一切ない。

一人一人が権力者に個別、直接に繋がる。もう一つの特徴は、功利的恩の授受関係にある。日本の親分子分の関係においては、一度受けた恩は決して忘れないということになるが、タイでは親分が失脚すると直ちに逃げ出し、次の親分を探すという冷たい関係である。お互い利益のある間だけの関係だ。タイ人には日本の忠臣蔵の話はどうしても理解できないという。利益を分け与えてくれなくなった、それに死んでしまった人(主君)のために命を張るなどということは考えられないのだ。

タイ人の留学生は日本にいるうちは、「先生。先生、」と慕って、先生を喜ばしてくれるが帰国すれば手紙一本も来ないのが普通だ。また、ある駐在員夫婦は、女中さんが結婚するに当たって多額の金品を与えた。しかしあれだけしてやったのに何という恩知らずと、ろくすっぽ挨拶にも来ない女中に失望していた。要するに「恩」の考え方が根本的に違っているようなのだ。

このような人間関係は、「サクディー・ナー制社会」という15世紀から20世紀まで4,5世紀続いた制度の下で生まれている。この制度では支配者と被支配者、王侯貴族と平民というように身分が別れていた、この王侯貴族と平民が保護と被保護の関係だったわけだ。タイでは人間の数に比べて土地が潤沢にあったので、土地を媒介にした社会秩序ができなかった。そこで人間を分配して社会秩序を作っていた。土地ではなく、人を一杯持っている人が偉い。

社会的序列が上の人ほど、国王から沢山の人間を分配され、人間の数によって位階を定めた。支配下の人間の数によって位階を定めたのであるが、それはまた、労働力即兵力の分配でもあった。タイの戦争は領地の奪い合いではなく、人力の奪い合いであり、歴史的にはかなり頻発している。

物質的基盤なしに、配分された人間をコントロールし、権力を維持するにはどうするか。それは温情的人間関係による以外になかったように思われる。その温情的人間関係を補強するために利用されたのが宗教であり、その具体的行動の一つとしてタンブンが登場する。
http://blogs.yahoo.co.jp/uzbekistan24/48090428.html

____________


163 名前:名無しのタイちゃん 投稿日:2005/12/01(木) 12:54:04

タイ人って身近になれば身近になるほど『ありがとう』って言わないよな。
あと日本人の男、紹介しろ紹介しろとうるさい女(田舎)
あれを買え、これが欲しいとのたまう奴
いろいろ買ってやったのに自分の家の鶏一匹すら差し出そうとしないケチなイサン人

無償の助け合いが全然無いタイ

167 名前:163 投稿日:2005/12/01(木) 21:06:46

バイタじゃないけど小卒、中卒がゴロゴロしている田舎の話だ。
タイの田舎は昔の日本よりもネチネチの付き合いがある。
農耕民族+無教養、社会主義的思想が根底にある。

金はあるものから貰う物。物々交換なんてのも少ないし
とにかく金、金、金。日本人から見れば本当にカスみたいな額でも
何でもかんでも金が絡むと嫌になるよ。

村社会、相互扶助があってもいいだろうにもにもなし。親近者でなければとことん冷たい。
金が無ければ何も出来ない。助けない。病院へ連れて行こうともしない。


329 :オー様と名無し:2007/05/20(日) 23:33:09

仕方がなくお金を選ぶけど本当はそうじゃないと。
女がそれぞれのランクの男について解説してくれたが。

お金いっぱいくれる人は仕方がなく言うことを聞き来世のことをもう考えるそうだ。
その人がお金くれるのだから仕方がないその人の願いを叶えてやるんだって。

自分の体とお金は引き替えそのお金で来世こそだってさ。
この子も救ってあげられなかった。

211 :オー様と名無し:2009/01/01(木) 11:18:24 ID:kaY4rOm.0

タイで節約するのは、かなり惨めだけどな。
日本と違って、自分や他人のステータスをかなり気にしながら生活している
見栄っ張り社会だからな、タイは。


214 :オー様と名無し:2009/01/01(木) 11:57:24 ID:rhwTzBw20

他人を支援して自分の徳を積むからじゃない?
家計はめちゃくちゃだよね。


215 :オー様と名無し:2009/01/01(木) 14:05:08 ID:4TQR9cfA0

金で徳が積めるってのはなぁ・・・。


809 :オー様と名無し:2009/07/18(土) 12:39:24 ID:RIrQ0K8s0

タイでは、一般的に金をくれる人がいい人だ。
タイでは惚れられるかどうかが運命の分かれ道。

惚れられていない場合には、金の切れ目が縁の切れ目だな。
http://jbbs.livedoor.jp/travel/3341/storage/1099834899.html
http://jbbs.livedoor.jp/travel/3341/storage/1178959961.html
http://kuantan-bin-ibrahim.blogspot.com/2009/08/blog-post_1860.html


06. 2013年10月06日 12:33:35 : W18zBTaIM6

ทรูมูฟ เอช " การให้ คือการสื่อสารที่ดีที่สุด " TrueMove H : Giving
http://www.youtube.com/watch?v=7s22HX18wDY

最近、タイで人々の涙を誘い、ユーチューブにアップされると世界中で1200万人が視聴して感涙したという動画がある。

タイの携帯電話業者である TRUE が制作した映画なのだが、功徳を積めば必ず良いことが返ってくるという仏教の「因果応報」をよく取り入れた動画だった。

1200万人を感動させたこの動画を、あなたはもう見ただろうか? まだ見ていなければ、以下から見て欲しい。

簡単な英語の字幕があるのと、言葉よりも映像で見せる配慮をしているので、日本語の字幕がなくても分かると思う。

30年前、母親が病気で、母親のために栄養剤を万引きをして捕まった少年が、近くの食堂の店主に助けてもらうところから話が始まる。

30年後、その店主が倒れて病院に運ばれるのだが、治療費がない。娘は泣きながら店を売り、何とかお金を工面しようとするが、それでも足りない……。そんなショートムービーである。

私たち日本人はこの動画を見ると、素直に心に染み入るはずだ。因果応報を知っているから「分かる」のである。優しさを与えれば、優しさが返ることを知っている。

そして、それがとても重要なことであることも理解できる。そして、実際にそんな優しさを与えてくれる人が、世の中に存在することも知っている。踏切で救助死した女性はまさにそんな女性だった。

優しい女性は、それだけで私にとっては尊敬すべき人だ。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20131005T0547120900.html?a=l0ll


07. 中川隆 2013年12月27日 20:48:07 : 3bF/xW6Ehzs4I : 2D6PkBxKqI

タイのCM(日本語字幕)โฆษณาไทย(บรรยายภาษาญี่ปุ่น)
タイ生命保険「パーフェクトな人生」
http://www.youtube.com/watch?v=BVudAu8M_rA

タイCM 泣ける 生きるとは人生とは 【日本語字幕】
http://www.youtube.com/watch?v=QvIq_q7xL3s

「困った人を助ける」という文化のありがたさが身に染みた日

私がタイという国が好きなのは、人々の優しさに触れられるからだ。みんな生きている中で、とても大変な生活をしている。裕福でない人たちも多いし、そんな中でみんな必死で毎日を生き抜いている。

怒ったり、泣いたり、したたかに何か企んだりしながらも、しかし、タイの人たちは根底には優しさがある。

一時、交通事故の後遺症で痩せ細って幽鬼のような姿になった時期があった。

医者には安静にしないといけないと言われていたが、自分の体力を過信していた私は病院食が馴染めないこともあって無理やり退院した。

「どうせなら、最後にタイを見てから寝たきりになろう」と思った私は、無謀にもタイに向かって安宿に泊まった。

そこではイサーンから出稼ぎに来ていた子持ちの女性がいたのだが、彼女は私の容態を見てただ事ではないと思ったらしく、何度も子供を連れ、食べ物を持って部屋に訪ねてくれた。

窮地に陥っている人を、見返りを考えずに助ける

食べ物のお金を払おうとしたら、彼女は頑強に拒否した。彼女は与えてくれるだけだったのである。

私のことを気にかけてくれたのは、そのホテルのフロント係をしていた女性も同じだった。しばしば彼女も部屋に顔を出して、「大丈夫?」と声をかけてくれた。

この部屋で私が死んだら騒ぎになるので、生きているかどうかを確認しに来ているのかと皮肉に考えたりした。身体を壊していても、私は容易に人を信じなかった。

しかし、彼女もそのような邪気があるわけではなく、やはりフルーツを差し入れしてくれたり、汗だくになっている私のために、特別にタオルを何枚も差し入れてくれたりした。

自分が健康なときには気付かなかったが、窮地に陥っている人を見れば、彼女たちは見返りを考えずに助けてくれるのだった。感傷的になっていた私は、その優しさに涙が出た。

イサーンから来た女性は、近くのワット(寺院)で買ったらしい、小さな仏像のペンダントをくれた。

彼女はまったく英語ができなかったので、細かいことは分からなかったが、それをしたら身体が丈夫になるというような意味だったと思う。

きっと、それほど高くないものだと思うが、私はそうやって彼女が私のことを気にかけてくれていることを知って嬉しかった。その小さな仏像のペンダントは今も持っている。

そんな彼女は、宿賃が払えなくなって子供と共に消えた。彼女自身は、私に助けを求めなかった。お金に困っているのなら、助けてあげられたと思うが、彼女は病人の私に助けを求めることはなかった。

東南アジアで広く見られるこのスタイルをワイというが、タイ女性のワイはとても優雅で上品だ。


タイには喜捨(タンブン)という文化がある

タイには喜捨(タンブン)という文化がある。

「喜んで捨てる」と書くのでいったい何を捨てるのかと思ってしまうが、これは「徳を積む」という意味がある。

タイはお坊さんが人々のいる村を回って、一日の糧を得る。人々はお坊さんに無償で食事を与える。それは「徳を積む」ことであり、「善行を行う」ことでもある。

そうやって徳を積めば、天国に行けると考える仏教の教えがタイに根付いていて、それを喜捨(タンブン)というのだ。

このタイ人に定着したタンブンは、何もお坊さんだけに与えるものではなく、貧しい人たちや困った人たちにも向けられる。

道ばたで物乞いをしている人たちにも与えられるし、病気で困っている人たちにも与えられる。だから、私がボロボロの身体でタイにいたとき、タンブンされていたということになる。

私自身はタイで物乞いやお坊さんにタンブンした記憶はあったのかなかったのか思い出せない。ところが、無視した想い出の方だけは山ほどある。

基本的に私は他人に与えることはないし、どんな困った人がいたとしても、常に傍観者の立場で観察し続けてきた。そんな私がタンブンを受ける身になるとは思わなかった。

しかし、病気になっているときに助けてくれるタイ人の優しさに触れると、困った人を助けるという文化のありがたさや優しさが身に染みて分かる。

日頃は何かにつけて大雑把なタイ人や、タンブンというシステムに前近代的なものを感じていたりしたが、いざ自分が助けてもらうとタイ人の情の深さに感じ入る。

タイ人と言ってもいろんな性格の人がいて一概には言えない部分もあるが、優しい気質の人が多いのは間違いない。包容力があって、とても人間的だ。

基本的に、タイ人の気質は日本人に合う。その優しさは日本人にも理解できるし、共感も感じる。

理解し合えるというのは、とても大事なことであり、人としての基本でもあると思う。どうしても合わない民族もあれば、共感できる民族もある。

タイの文化の優しさが垣間見えるいくつかの動画がある。しみじみと、優しさに浸りたい。

こんな素晴らしい動画に、日本語の字幕を付けてくれている日本人もおられるようだ。感謝と共に、ここで紹介したい。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20131225T0448070900.html


08. 中川隆 2014年8月18日 23:12:00 : 3bF/xW6Ehzs4I : 3cdYZYbVIc

白人に都合の良い「仏教国」タイ


白人にとっては、「マイペンライで寛容な仏教国タイ」は都合が良く、何よりもアジアにおける心身ともなる拠り所であろう。

タイに行くことによって、白人は、ちょうど猿が敵を負かしたあとに交尾のときの雌の格好をさせて自己の優位性を確認させるように、アジアに対する優位性を確認するのである。

タイにおける大規模な白人セックスツーリズム、広範なレンタルワイフ遊びには、たんなる性欲を超えたイデオロギー的な意味がある。

たとえば、ヨーロッパの片隅の貧しい白人国に、アジア人男性がおしよせて、白人がタイでやっていることとまったく同じ「お金を払う自由恋愛」を大々的に行ったとしたら、全白人世界を巻き込む怒りの渦をひきおこすだろう。

アジアの国であるタイでそれをやり、誰もそれに抗議をせず、むしろそのような白人をちやほやすることを再確認すること、アジア全体がそれを容認し白人に屈服している姿を確認することは、白人の世界支配を確かなものとするために実際的な意味がある。

____


 客の白人男がタイの娼婦と思われる女達に行う悪逆非道で残酷な行為を、ビデオに撮った動画が商業ベースで流通してしまった物と思われます。

 途上国の娼婦なので白人娼婦にはできないようなことを平気でやっているようです。
http://www.snakecastle.com/001-urte.html


なお、タイはおそらくアジアで最も白人崇拝のひどい国である。あからさまに白人に媚び、貧しい同胞女性を平気で白人に売り渡せる生き方こそ、タイ文化の真髄である。

また、タイの仏教ほど腐敗したものはない。寺院内で売春婦に営業をさせる、坊主が外国まで出かけていって少女をレイプする、外国でも列の割り込みを平気でして開き直る、白人ツーリスの集まっているところに行きオリエンタリズムを撒き散らして深夜に托鉢する。このようにタイ仏教は、白人至上主義につかえる奴隷的アジア発の腐臭に満ちたイデオロギーなのである。

ナラティワトに仏教徒は多くない。住民の多くはマレー系のムスリムだが、タイ族仏教徒の殖民が行われている。

この地方はもともと独立したスルタンのパタニ王国であった。マレーシアのクランタン州もそうだった。しかし、シャムの政治的な従属国でもあったので、20世紀のはじめに、シャムが宗主国としてクランタンをイギリスに割譲し、それと引き換えにパタニを併合したものである。クダーもシャムがイギリスに割譲した土地だが、ここはパタニやクランタンに比べるとイスラム色が薄くタイ色が強い。

タイは、このように、白人植民地主義者に対し、自分の土地でもない土地を売り渡すということをやっていわゆる「独立」(=実際は王室をはじめ特権層の利権にすぎない)を保っただけである。

タイのような薄汚い白人至上主義のアジア奴隷主義国家に幻想を抱く日本人がいまだにいることは驚きである。

タイを「微笑みの国」などというのは、北朝鮮を地上の楽園というのとほぼ等価である。

つい10年位前までは、小学生の女の子をぺド白人向けに公然と売り出していた恥知らずな国なのである。
http://www.actiblog.com/melakajournal/17297


9. 中川隆 2015年7月28日 07:00:13 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs

"I hate Thailand."(俺はタイが大嫌いだ)
https://www.youtube.com/watch?v=54uzEouACYs


「俺はタイが大嫌いだ」という題名の心温まる動画がある
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20150728T0157240900.html


私は二十歳のときに、初めての海外、初めてのひとり旅、初めての長期旅行にタイを選んだが、このときの「旅の経験」が私の人生を決定付けたと言ってもいい。

初めての旅にタイを選んだのは偶然だったが、幸せだったと今でも思う。

もし、このときにインドやバングラデシュのようなハードな国を選んでいたら、感受性の強い私は現地のしたたかな男や女たちにめちゃくちゃに叩きのめされて、二度と立ち直れなかっただろう。

タイの文化は私に優しかった。そしてタイの人たちも、まだ若く世間知らずの私に、とても優しかった。この初めての旅の想い出は、今でも私の何よりも大切な宝物である。

このときに起きた出来事や知り合った人たちのことは、とても強く心に刻まれて、つい昨日のことのように思い出すことができる。

それから私の人生は海外を野良犬のようにうろつき回ることに費やされて、私の関心もそれだけになった。

今でも、あの頃のタイでの日々を懐かしく思う

私自身にそういったバックグラウンドがあるので、タイという国にはとても思い入れがある。

「一番お気に入りの国はどこですか?」と言われると、即座に「タイ」と答えてしまうほどタイが好きだ。

ただ、タイもどんどん発展していって、古き良きタイを愛していた私は時代に取り残されてしまった。

さらに1990年代の後半からはカンボジアを皮切りに、インドネシア、インド、バングラデシュと、私自身がどんどんタイから離れていってしまった。

そもそも今では、海外に出るということ自体が少なくなってしまった。

タイにもほとんど訪れることもないし、訪れたとしても銀行口座やタイ株式の管理で数日いて、すぐに他の国に出るか帰国してしまうだけの付き合いになってしまっている。

しかし、私の心は繰り返し繰り返しタイに戻り、タイでの日々を懐かしく思う。かつての、あのタイの気だるい空気は、私にとっては深い郷愁であり、今もひとりで振り返っては過ぎ去った日々に心が潤う。

そんな中で、ひとりの読者が"I hate Thailand."(俺はタイが大嫌いだ)という5分ほどの動画があると教えてくれた。なかなか、挑戦的でインパクトのあるタイトルだ。

このタイトルの"I hate Thailand."は、白人(ファラン)の青年が冒頭で吐き捨てるように言う台詞だった。いったい、何があったのだろうか。

動画を見て欲しい。


"I hate Thailand."(俺はタイが大嫌いだ)
https://www.youtube.com/watch?v=54uzEouACYs

ユーチューブに上がっている5分ほどの動画。"I hate Thailand."

自分のスマートフォンに向かって語りかけるファランの青年。自分はジェームズという名前であること、ここはタイで一週間の始めての旅行だったこと、今までの最高のバケーションになるはずだったこと等を語っている。

ところが、昨夜誰かが自分のバッグを盗んでしまったと告白し、ここで「俺はタイが大嫌いだ」と怒りをぶつける。

警察に必死になって自分のバッグが盗まれたことを説明するジェームズ。「落ち着いて下さい」と話す警官に、ますますいきり立って「落ち着けない! 早く何とかしてくれ」と警官に食ってかかる。

結局、バッグが見つからず、ひとりでビーチから出て道を歩く。

後ろからクラクションを鳴らしてやって来る車に向かって腹立ち紛れに石を投げるジェームズ。

ひとりで途方に暮れる。

そこに、たまたまバイクで通りかかったひとりの女性が、ふらふらと歩いているジェームズに「大丈夫なの?」と声をかける。「大丈夫に見えるかい?」

冷たいジュースをふるまう女性に、ジェームズが「お金がないんだ」と言う。「マイ・ペン・ライ(大丈夫よ)」と答える女性。優しい女性に、戸惑うジェームズ。

事情を知った女性が、一緒になってジェームズの盗まれたバッグを探しに歩く。しかし、見つからない。

夜になってジェームズが現場に訪れると、多くの青年達がジェームズの盗まれたカバンを探してくれている。そして、その中のひとりが「泊まっていけ」とジェームズに言う。「お金がないんだよ」「いいさ。マイ・ペン・ライ」

この日から、ジェームズはここに泊まることになる。クーラーもなければ、蚊もたくさん飛んでいる。蚊を叩くジェームズに、「これでも使え」と出されたのが「モスキート・ターミネーター」と呼ばれるものだった。

沐浴。カメの中に入るのかと勘違いするジェームズ。知らなければ、こうなってしまっても仕方がない。

プラスチックの手桶で身体を洗うのだと教わる。ちなみに、動画では説明されていないが、このカメの水は雨水を溜めたものだ。

そこに彼に惹かれている女性が現れる。下半身を隠していたはずの布がはらりと落ちたのに気付かないジェームズ。

仏教の伝統を教わったり、子供たちに英語を教えたり、タイ語を教わったりする。子供たちに教わったタイ語は「ナーラック(かわいい)」というものだった。

女性とふたりで海を見つめるジェームズ。「とても、きれいだね」とジェームズが言うので勘違いする女性。それを見たジェームズが思わずこう言う。「いや、キミはきれいじゃない」

そして、ジェームズはこのように付け加える。「キミはナーラック(かわいい)」。もちろん、それは子供たちに教わった言葉だった。

波止場でひとりでいるジェームズに、部屋を貸しているタイ人の男がやってくる。手に持っていたのは、ジェームズがなくしたバッグだった。

確認すると財布もパスワードも、みんな入っている。

犯人が分かった。

喜び、そして安堵の笑いを浮かべるジェームズ。ずっと無料で泊めてもらっていたこともあって、「いくら払えばいいのか?」と訪ねるジェームズに、タイ人の男は言う。「お金はいらない。それで問題ない。お前は友達だからな」

彼は帰らなかった。今もタイで暮らしている。


初めて東南アジアに行くという人がいたらタイへ

こうした動画に描かれているのはフィクションではあるが、この動画にはタイ人の気質がよく描かれている。

日本人も優しいが、タイ人もまた優しい。タイに長くいれば、誰もが一度はこうしたタイの親切に触れる。

私もタイにいたとき、ずっと体調が優れなくてバンコクの安宿で寝ていたことがあったのだが、そのときに私を心配してくれたのは、隣にいた見も知らぬ貧しい子連れの女性だった。

体調が悪かった私を本気で心配してくれて、食事を買ってきて部屋に持ってきてくれたり、お祓いをした方がいいと言って、近くの寺院(ワット)を紹介してくれたこともあった。

こうしたタイ人の優しさは、もしかしたら仏教文化から生まれているのだろうか、それとも気質なのだろうか、といろいろ考えたものだった。

もちろん、こうした優しいタイ人がいるのと同時に、どこの国にも一定の悪人がいるので、タイがこの世の天国であると言うつもりはまったくない。

特に売春地帯では、拝金主義に染まった人間たちが無垢な外国人を騙す世界であり、それはどこの国でも変わりがない。

しかし、総合的に見れば、タイ人は日本人とはまた微妙に違ったさばさばした優しい気質を持っており、それが魅力になっているというのは事実である。

嬉しいことに、タイ人は親日で、日本人を好いてくれる。初めて東南アジアに行くという人がいたら、私はもちろんタイを勧めたい。タイ人の優しさは日本人に合う。


初めて東南アジアに行くという人がいたら、私はもちろんタイを勧めたい。タイ人の優しさは日本人に合う。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20150728T0157240900.html


10. 中川隆 2015年10月05日 06:57:33 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs

Kuantanlog タイ族警官によるマレー人住民監視

街の各所にこのようなタイ警察の検問所があり、マレー人住民を常に監視している。植民地支配が続くマレー半島の町、ナラティワトで。タイ族警官ほど気持ちの悪いものはない。

もともとマレー人のイスラム国家であったところを、タイ族が侵略占領したのである。モスクを破壊し建設を規制したりするだけでなく、自分たちの偶像崇拝を押し付けてきた。神格化されたタイ国王崇拝を、マレー人に強制し、国王や王族の写真を神殿のような所に嵌め込んで拝ませている。学校などではもっとひどいだろう。

そんなことをやっていれば、たまに爆弾がはじけたりするのは、むしろ自然ではないか?

タイの歴史は、タイ族による他民族の地の侵略占領、および同化強要(タイ化強制)の歴史である。

もともと雲南の少数民族であったタイ族が、モンゴルに圧されて流民化したのが小タイ族(現在のタイ国家の支配民族)の始まりである。インドシナ半島に侵入し、先住の(古い時代にインドから移住したドラヴィダ系といわれる)モンMonやクメールの土地を侵略し、彼らを底辺に追いやった。さらにはマレー半島を侵略し、マレー人を抑圧している。これがタイ族である。

もっとも、もともと雲南で「中華」の隷属民であったので、中国系には弱い。現在の国王も、元をたどれば「鄭」という華僑の商人の家柄である。しかも謀叛を起こして国王に成り上がった恥ずかしい一族だ。

力がすべて、カネがすべて、という考えなので、「強い者をその強さの故に崇拝する」こと、その前に跪くことに、タイ人は何の抵抗も感じない。

東南アジアには、昔から白人が来ていて、その強さを見せつけていたので、白人を崇拝することは、タイ人にとって昔からまったく自然なことであった。

白人に媚びへつらい、女でも何でも差し出して、「独立」=王族をはじめとする特権層の利権、を守ってきただけである。

対照的に、白人の前に跪かなかったビルマの王家は、イギリスにすべての財宝を奪われ、悲惨な目にあっている。

タイ王室は昔から白人が大好きで、婚姻関係も抵抗なく結んでいる。(日本の天皇家も近い将来そうなるかもしれないが)。

ネトウヨは「タイは親日国!」などと叫ぶことが多いようで、タイに親しみを感じるようだが、それはおそらく、タイ人の「強い者をその強さの故に崇拝する」心性に、自分と共通のものを感じているからではないかと思う。「親日的」という尺度を強いて当てはめるなら、太平洋戦争末期に日本が劣勢になったと見るや日本軍の駐屯地を襲撃したりして連合国に媚を売っていたタイよりも、ミャンマーやインドネシアのほうがはるかに「親日的」といえるのだが、ネトウヨはタイのほうが好きなのである。
https://kuantan2007.wordpress.com/2015/08/25/%e3%82%bf%e3%82%a4%e6%97%8f%e8%ad%a6%e5%ae%98%e3%81%ab%e3%82%88%e3%82%8b%e3%83%9e%e3%83%ac%e3%83%bc%e4%ba%ba%e4%bd%8f%e6%b0%91%e7%9b%a3%e8%a6%96/


11. 中川隆 2015年10月16日 07:46:44 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs

【タイ】邦人殺害で、再考する注意したいタイ人の気質 2015年10月14日


募金の呼びかけに次々を小銭を入れるタイ人たち。タイの人々は、その微笑みで面倒な事態を避ける性質がある。一方的な価値観の押しつけは逆恨みを買いかねない。

 2015年10月14日、地元メディアなどによると、タイ中部アントーン県で日本人男性(83才)が殺害され、タイ人妻の弟と連絡が取れなくなっていると報じられた。

 事件の詳しい背後関係などは、明らかにされていないが、一見おだやかに見えるタイ人が、時に起こすこうした凶悪事件について、日本人が気をつけるべき点を改めて見直してみる。

 今回の事件については、まだ警察の捜査も始まったばかりで背後関係などは一切不明なので、具体的な考察は避けるが、タイ人が巻き起こすこうした凶悪犯罪には、ある程度の注意を払えば避けられるものも少なくない。

 まず、よく言われる事だが、タイ人を叱るときは些細な事でも、決して人前で叱ってはいけない。

 タイ人は非常にプライドが高く、少しでもそれが傷つけられたと思うと逆恨みをする事が多い。そのため、日本的な感覚で、失敗を人前で指摘するなどして、後に逆恨みを受けたという事例は、タイで働く人の間では、よくある話しとして昔から聞かれる。

 そして、日頃からバカにするような素振りはもってのほかだ。日本語でつぶやいたとしても、ニュアンスはわかってしまうもの。思っていても、表情に出すのも、充分に気をつけるべきだろう。

 また、こうしたいさかいがなくても、お金が絡むと例え善良なタイ人でも、人がかわることもある。例えば、夫婦間では信頼も置ける間であっても、その親類縁者や友人は全く別。羨望や妬みも入って、事あるごとにお金を無心されることにもある。そのため、例えお金を持っていても、常日頃は無いフリをするべきだろう。以前もあったように、お金目的の知人からそそのかされて殺人に至ってしまった事件もある。

 日本人は自分たちを裕福とは思っていないかもしれないが、タイ人から見れば日本人イコールお金持ちというステレオタイプはまだまだ多い。まして言葉も完璧に通じていない間柄で自らの安全を考えるなら、お金は持っている素振りは控える事をお勧めする。

 また、タイ語がわからず、さらにタイの文化風習を理解しようともしないままに、相手を蔑んだ言動をとる日本人はまだまだ多い。異国に暮らす上で、そうした差別的な意識を持っていると、言葉が通じなくともわかってしまうものだ。

 元来、タイ人はいさかいごとが嫌いであるし、外国人とのもめ事も避けようとする。以前にもひったくり犯が捕まった時に「外国人だとわかっていたら、やってなかった」と供述したこともある。

 もしも、タイ人との間でもめ事になってしまっても、笑顔を絶やさずに寛大な態度を通すこと。そしてお金で解決することも念頭におくべきだろう。日本ではこうだ。などと変に意固地になることが事態を悪化させることになるのだ。


12. 中川隆 2015年11月09日 13:14:33 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs

ベトナムは期待していなかったが、これまで見た限り、良いところである。次は北部も見てみたい。

タイのようなセックスツーリズムは見ない。ラオスやカンボジアのような汚いバックパッカーの群れも見ていない。その意味でも、気分がよかった。

ただ、北部はまだ見ていないのでどんなところかわからない。

「北部」に関して、タイの例だと、南部よりも北部のほうが風紀が乱れていた。

山岳少数民族の搾取により物価が安く、そのために、汚く無作法な白人バックパッカーや乞食のような卑しさ丸出しの日本人長期滞在者・在住者も目立つ。

エグいセックスツーリズムが顕著であった。

チェンマイでは、公道から見えるオープンカフェで真っ昼間からタイ人契約売春婦の乳を揉んでいる白人オヤジも見たし、花売の少年少女に金額を提示して平然と買春の誘いをかける若い白人も見た。

結局、外国人ツーリストが、貧しく法的地位も不安定な少数民族が多く、それゆえに物価も安く(奴隷労働が使えるので安くなる)売春(人身売買的な児童売春)の盛んなタイ北部地域に狙いをつけて搾取に来るのだが、タイ国家もそれを歓迎しているのである。
https://kuantan2007.wordpress.com/2015/11/09/%e4%bb%8a%e6%97%a5%e3%81%af%e3%83%8f%e3%83%bc%e3%83%86%e3%82%a3%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%92%e5%87%ba%e3%82%8b%e3%80%82/


13. 2015年11月23日 11:28:33 : b5JdkWvGxs

タイでは、野良犬も素性の知れない旅行者も同じ扱いだった
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20151123T0346420900.html


日本では野良犬が街をさまよっている光景はほとんど見ないが、海外にいくと、タイには野良犬がうろうろしていて危険なこともある。

タイではバンコクにも路上で野良犬が寝ていることも多く、スクンビットではすっかり人気になった牛のような模様の犬が秘かに人気になったりしたこともあった。

可愛らしい犬ならそれはそれで街の風物になるのだが、中には明らかに皮膚病を持った犬や、身体中が汚れてうっかり目が合うと牙を剥き出しにしてくる犬もいる。

タイの野良犬は狂犬病のワクチンを受けていないので、未だに犬に噛まれて狂犬病になる人もいる。ちなみに狂犬病は一度発病すると致死率100%であると言われている。

タイにいて私もひやりとしたことは何度もある。オンヌット地区の路地は野良犬が非常に多くて歩いていると後ろから何匹からの野良犬が私を窺いながら後を尾けてきていた。

ゆっくりと歩きながら、近くの店に入って犬をやり過ごして表に出た。走れば恐らく追いかけられただろう。ただ、バンコクで暮らす人たちによれば、こうした野良犬は滅多に人を噛まないということだ。

野良犬が人間を襲うというのは滅多にない

野良犬が次々と人間を襲ていたら、逆に放置されていることはない。だから、タイの野良犬はそれほど神経質に警戒する必要もなさそうだ。

犬好きの人であれば、野良犬であってもつい近づいて頭を撫でたりエサを上げたりしようとするし、実際に外国人でも野良犬にそうやってエサを上げたりしている人もいる。

屋台を引いている人の中にも、野良犬にエサをやっている人もたくさんいるので、そういった犬は野良犬のくせに恐ろしく太っていたりする。

よく見ていると、タイ人は野良犬との付き合い方がとてもうまい。距離感を持っている。のめり込むように可愛がることもなければ、完全に無視するわけでもない。タイ人独特の自然体でそのまま受け入れているようだ。

タイの野良犬は気候が暑いせいか、それとも国民性(国犬性?)でもあるのか、日本のようにしゃきっとしていない。昼間は暑さに負けて脱力してしまっている。

この野良犬が街をさまよい歩くのは真夜中なので、その性質は人間の野良犬たちとよく似ている。社会に飼われていない存在は、真夜中が好きなのだろうか……。

ヤワラーの旅社(安宿)の前にも野良犬が寝ていることも多いが、昼間はいつ見ても地面に手足を投げ出すようにして寝ていて、その恰好はなかなか微笑ましい。

そんな犬の姿を必死で写真を撮っている旅行者もいるので、あまりに無防備に寝ているタイの犬は、もしかしたらタイ独特の文化を身につけているのかもしれない。

白人(ファラン)などは、超が付くほど犬が好きな人も多いので、わざわざ自分から近づいて撫で回している人も見かける。本当は狂犬病のこともあって危険なのだが、もちろん多くの場合は何も起こらない。


スクンビット通りで、いつも寝てばかりいる野良犬。今はどうしているのだろう。まだ生きているのだろうか……。


ラーマ9世が愛した野良犬の子「トーンデーン」

現在、タイにはおおよそ30万匹の野良犬がいて、そのうちの半分は首都バンコクに「住んでいる」と言われている。

日本が野良犬はゼロに近いことを考えると、バンコクの野良犬の15万匹というのは、相当な数であることが分かる。

タイの野良犬が殺処分されずに自然体で放置されるようになったのは、仏教の影響と、タイで敬愛されている現在の国王ラーマ9世の影響が大きいと言われている。

仏教文化はもともと不要な殺傷を好まない文化である。それでも犬はタイではあまり好かれる動物ではなかったので、殺処分は普通に行われていたようだ。

しかし、1998年あたりからタイの野良犬に対する扱いが変わって来たという。

ラーマ9世がの病院の視察の際、野良犬が殺処分されることを聞いて、それを中止させたのがきっかけだ。国王は、その野良犬が生んだ子犬を引き取り、その子犬に「トーンデーン」という名前を付けて宮中で可愛がった。

国王と言えば、血統書付きの由緒ある犬を飼ってもおかしくはない。しかし、国王が選んだのは殺処分されかけていた雑種の野良犬が生んだ子犬だった。

こうした優しさがタイの国民を感動させて、タイ人は大きな影響を受けたようだ。この「トーンデーン」の物語は書籍や映画にもなって、タイでは知らない人がひとりもいない犬だ。

それからタイでも野良犬に暖かい目を向けたり、犬を飼う人も増えたという。そうしたこともあるので、タイでは野良犬が今日も放置されていて、あちこちで脱力しながら寝ている。

また、ワット(寺院)も病気になった犬を積極的に保護して皮膚病にかかった犬が寺の境内で静かに丸まっていたりする。

さらに野良犬を保護する「フアヒン・ドッグ・シェルター財団」というのもあって、タイからは狂犬病が減っていると言われている。


国王とトーンデーン。国王と言えば、血統書付きの由緒ある犬を飼ってもおかしくはない。しかし、国王が選んだのは殺処分されかけていた雑種の野良犬が生んだ子犬だった。


狂犬かもしれない野良犬でもそのまま受け入れる

東南アジア一帯は2004年にスマトラ沖大津波で甚大な被害を受けたが、タイも西側の海岸が被害に遭って多くの人が犠牲になった。

このとき、警察は大量の犬を引き連れて人命救助に当たったのだが、このときに警察が連れていたのは引き取った野良犬を警察犬として訓練した犬であったとも言われている。

野良犬とも共存しようとしているタイらしい一面は大いにニュースになっていた。

ただ、あまりにも野良犬も増えすぎているという側面もあって、再び野良犬との共存がテーマになりつつあるようだ。バンコクもさらに都市化していくと、野良犬が住めるところもどんどん減っていくことになるのかもしれない。

それでも、タイ人と野良犬は近すぎず、離れすぎず、適度な距離感で付き合っていきそうな気がする。

タイ人の野良犬の扱いを見ると、よくよく考えればタイ人は旅行者もまた同じように接しているような気もしなくもない。

どんな人種や人間であっても拒絶せずに受け入れ、かと言って深入りもせず、付かず離れず共存していく。タイ人というのはそうした気質がある。

だから、このタイの距離感に心地良さを感じて、タイに沈没してしまう人もたくさんいるのだろう。

タイのワット(寺院)では、野良犬を受け入れて飼うわけでもなく、放置するわけでもなく、「ほどほどの距離感」で住まわせている。

2015年10月、パタヤで54歳のロシア人がタイの売春女性に貯金60万バーツ相当をすべて盗まれ、ホームレスになってジョムティエンのグラタントーン寺院に流れ着いたという。

日本であればすべてを失った白人がホームレスになって寺に紛れ込んだらすぐに警察に通報するのだろうが、この寺院はこの白人をそのまま何も言わずに「住まわせた」という。

結局、彼は3日後に自殺してしまうのだが、素性も分からず金もない「野良犬」のような白人をそのまま受け入れるというのがなかなかタイらしいと思わないだろうか。

タイでは野良犬も素性の知れない旅行者も同じ扱いなのだと、私はニヤリとしたものだった。タイ人の気質は代わっていないようだ。狂犬かもしれない野良犬でもそのまま受け入れるタイという国が好きだ。


タイでは野良犬も素性の知れない旅行者も同じ扱いなのだと、私はニヤリとしたものだった。タイ人の気質は代わっていないようだ。狂犬かもしれない野良犬でもそのまま受け入れるタイという国が好きだ。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20151123T0346420900.html


14. 中川隆[2496] koaQ7Jey 2016年5月19日 21:00:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[2752]

郷愁を想う。その人に惹かれたという気持ちを忘れたくない

郷愁とはいったい何歳から感じるものなのだろうか。人はいつから想い出を大切にするようになるのだろうか。

「懐かしい……」

そんな気持ちを私が強く感じたのを今でも強いインパクトとして覚えているのは、20歳の頃にタイに初めて足を踏み入れたときのことだった。

バンコクは日本とはまったく違う「異国」だったにも関わらず、街の中でふと見る建物や人々や景色に、私は懐かしいという気持ちが抑えられなかった。

タイの郊外に向かって、その感はますます強くなった。

熱帯の水田の光景や、田舎の食堂や、粗末なホテルの部屋。何気ない光景に、私が子供の頃のかすかにある記憶のようなものがひとつひとつ蘇った。

「日本も昔はこうだったな……」

そう思うと、まるで自分が過去にタイムスリップしたような気持ちになった。

間違いなく「郷愁」で東南アジアに釘付けになった

熱帯の空気も、子供の頃、とても好きだった夏休みのあのギラギラした太陽の下で遊んだ時とそっくりだとも感じた。私は子供の頃から夏が好きで、今でも夏の太陽はとても恋しい。

初めての東南アジアの光景は、私にとっては子供の頃の郷愁に戻る旅でもあり、童心に帰る旅でもあった。私が東南アジアを愛したのは、間違いなくそこに強い郷愁を感じたからだ。

バンコクは大都会だったけれども、路地裏に一歩入れば表通りとは違った趣があった。

かつて日本の下町で普通に見られたごちゃごちゃとした狭い路地に、下着姿の男たちがウチワを持って家の前に置かれたイスで夕涼みする姿や、太ったおばさんが井戸端会議している姿や、どこかの家から漂ってくる夕食の良い匂いが、バンコクにもそのまま残っていた。

あの路地裏。あの匂い。良い匂いだけでなく、道脇のドブの臭いもバンコクにはあった。本来は不快なはずの、その下水の臭いさえも私を郷愁に誘った。

いつしか東京から消えてしまった猥雑なものがバンコクにはたくさんあった。

好きだったけれども、時代の発展と共に日本が消してしまった光景がそこに残っていて、私はもうすっかりバンコクに夢中になってしまった。東南アジアを愛してしまった。

この初めてタイに訪れた時の感激は、今もまだ私に強く残っていて、だからこそ私は東南アジアが忘れられないのだ。私は、間違いなく「郷愁」によって東南アジアに釘付けになった。

そして、そんな中で私は東南アジアの真夜中の女性たちとも深く関わることになったが、当時の東南アジアの女性たちの気質もまた私を郷愁に誘うものだった。

悪い世界の女たちだったはずなのに、彼女たちは素朴で、少し粗野で、とびきり優しくて、私が子供の頃に知っている「少女」がそのまま大人になってくれたような、そんな錯覚を私に感じさせた。その感覚が懐かしかった。

彼女たちと堕落を分かち合った私は、そこから抜け出せなくなってもがいた。彼女たちを忘れたくないという気持ちがワナになって、私をそこから抜け出すのを許さなかった。結局、今になっても私は真夜中をさまよっている。


東南アジアの光景は、私にとっては子供の頃の郷愁に戻る旅でもあり、童心に帰る旅でもあった。私が東南アジアを愛したのは、間違いなくそこに強い郷愁を感じたからだ。


「懐かしい」と感じさせてくれる場所や女性

しかし、やがて何度もタイに行き来するうちに、最初の郷愁は消え去ってしまった。慣れは郷愁を掻き消し、それを平凡な日常にしてしまう。

また、タイという国自体も1990年代の経済発展でどんどん当初とは違う光景になっていった。バンコクは洗練されていったのだが、それによって私はもうタイに郷愁を感じなくなった。

しかし1990年代の終わり、何気なくカンボジアに向かうと私は今度はタイが失ったかつての泥臭い光景がプノンペン一帯に広がっているのを知った。

そして今度は、タイの昔の光景を保持しているプノンペンに強い郷愁を感じて狂喜した。

1990年代後半のプノンペンは信号すらもないような貧困都市であり、少し郊外に外れると、もうバラック小屋と水田が広がる世界だった。

日本の昔の懐かしさと、タイの昔の懐かしさの両方が相乗効果になって私を強く惹きつけ、一日目からカンボジアにどっぷりになってしまった。

カンボジアにいるのが楽しくて仕方がなかったし、その頃の心の躍動感は、私の人生の中で最も強かったものだったとも言える。

カンボジアに対する募る想いを支えていたのも、間違いなく「郷愁」だった。

私はじりじりと照りつける灼熱の大地と、そこで暮らす猥雑な人たちと、どちらかと言えば貧しい層の人たちと一緒にいることを好んでおり、ずっとそんな世界を追いかけていたのだとも言えた。

「懐かしい」と感じさせてくれる場所や女性が私にはとても重要なものであり、そういった意味で私は、間違いなく「古いもの」を愛する気質がある。

私は過去に好きだったものは今もずっと好きで、過去に好きだった女性は今も変わらず好きだ。一緒に過ごしてくれた女性はどんなに長い時間会えなくても好きだ。好きになった人は、ずっと好きだ。


カンボジアにいるのが楽しくて仕方がなかったし、その頃の心の躍動感は、私の人生の中で最も強かったものだったとも言える。カンボジアに対する募る想いを支えていたのも、間違いなく「郷愁」だった。


時間が経っても、過去を捨てることは決してない

人にはいろんな気質があるのは分かっている。郷愁など一片も持ち合わせない人がいるのも知っている。過去につらい悲しい経験が降り積もっていて、敢えて思い出さないようにしている人がいるのも知っている。

いろいろな人がいるので、過去に郷愁を持たない人がいてもそれは不思議ではないと理解する。

しかし、こと私に関しては郷愁を呼び覚ましてくれる過去はとても大切なものであり、過去を思い出す時間はとても甘美で大切な時間でもある。これが私の気質だ。

古い音楽、古い光景、古い想い出、もう会えない人たち。みんな私には大切なものだ。誰もが忘れてしまった昔の古い歌を聞きながら、古い光景を思い出し、もう会えなくなった人を想い出す作業は、私には最も大切な時間でもある。

もちろん、想い出の中にはとてもつらいものも含まれているし、せっかく忘れていた未練を思い出すこともある。

好きだったのに会えなくなった女性のことを考えると、今でもショックが蘇って、ひとりで涙を流すこともある。さびしくて眠れない夜もある。

そうであっても過去に潜り込んでいく。その当時に感じていた深い愛の感情を思い出したい。

想い出の中には、いつしか私の記憶の中で美化されてしまっているものさえもあるのも私は意識している。そういった意識の変容すらも含めて、私は郷愁を愛し、いつまでもずっとそれを大切に心の中に抱えている。

過去の時間に愛を感じ、出会った女性に愛を感じ、たまらなく好き過ぎて離れられない。

たまに過去のノートを見る。そして、忘れていた想い出をまた思い出す。何度も何度も反芻する。そして、またそれが想い出となって心に刻まれていく。

どんなに時間が経っても、私が過去を捨てることは決してない。いつも過去に戻っていく。自己憐憫で過去を想うのではなく、歓喜と共に郷愁に戻っていく。

人を想う気持ちを大切にしたい。どんなに長い時間が経っても、その人に惹かれたという気持ちを忘れたくない。離れたくない。いつでもそこに戻りたい。

堕ちた女性たちへ。いつまでも、共にいて下さい。


想い出の中には、いつしか私の記憶の中で美化されてしまっているものさえもあるのも私は意識している。そういった意識の変容すらも含めて、私は郷愁を愛し、いつまでもずっとそれを大切に心の中に抱えている。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20160519T0242280900.html


15. 中川隆[6733] koaQ7Jey 2017年2月15日 18:16:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7194]

February 14, 2017 at 10.17PM Kuantanlog

今日はタイマッサージに行ってきた。今その店のWi-Fiを使っている。
意外に良かった。バンコクやチェンマイより良いかもしれない。

何より、マッサージをしてくれたのがミャンマー人だった。18歳の小さな女の子だったが、指先だけのマッサージはせず、体重を使って主に手のひらや肘でやってくれたのは良かった。尖った指先を筋肉に突っ込むような、若い女にありがちなヘタなことはしなかった。

仕事中に何度も携帯電話が鳴っていた。SMSも通話もあったようだが、しかしこの子は見事に一切無視して、スマホに触らなかった。そのことが、手抜きしない真面目な仕事態度と相まって好印象だった。タイ女なら必ず電話に出ていただろう。日本なら当然電源を切れということになるが、1時間200バーツのタイのマッサージでそこまで求めるのは無理かもしれない。

若い女に薄暗い個室に連れて行かれたので、エロ勧誘があるかもしれないと思ったが、そういう気配は一切なかった。それも好印象だった。チェンマイやチェンライの店だと、健全を謳っていて実際途中までは普通にやっていても、突然抱きついてきたり、性器の上にまたがって来たりすることがあった。特殊なサービスは断るだけだが、エロと二股の人はマッサージを真面目にやらないと思う。

俺は若い頃からヨガとか仙道のマネゴトをしていて、そういう世界に関心があった。最初にタイに来たころは、タイマッサージも何か神秘主義的な奥深い技術なのではないかと勘違いしていて、足繁く通っていたものである。ノンカイで上手な人を見つけて毎日指名していたこともある。その時は男性の術者だった。男が好きだと思われていたかもしれない。

そもそもタイマッサージは、そんな何か立派なものではなく、一種のムフフな風俗(日本なら風俗営業になるような形で体に必ず触れてしまう)に過ぎないという事を悟るまで、しばらく時間がかかった。

上手な人もいたからだが、妙にオッパイをこすりつけてくるような人も多かった。ああいう時は、こっちも手を出して揉んでやるのが礼儀だったのだろう。

そのあとは同伴外出や「ホテル出張オイルマッサージ」の約束でもするしきたりなのだろう。

カオサン近くにもタイマッサージ屋は多かった。

本当に投げやりな、ツーリストズレした不快なのが多かったが、アメリカ出身の若い白人女性が働いているところもあった。

その人も、タイマッサージを真面目なものと勘違いしている人だったが、非常に真面目にやってくれた。ワットポーで教わったと言っていた。

タイマッサージは、概して一種のソフト風俗または「売春の窓口」だが、中には200バーツくらいの価値はあるものもあり、術者次第である。そして、良いマッサージ師はタイ人でないことが多い。
https://kuantan2007.wordpress.com/2017/02/14/telegram%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%ae%e6%8a%95%e7%a8%bf%e3%81%a7%e3%81%99%e3%80%82-february-14-2017-at-1017pm/


16. 中川隆[7854] koaQ7Jey 2017年4月18日 16:30:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8345]

April 18, 2017 at 02:15PM
https://kuantan.me/2017/04/18/april-18-2017-at-0215pm/

スマナサーラはどうしようもない生臭坊主だよ。
生で講話を聴いたことがあるが、俗物臭プンプン。権力欲丸出し。執着の権化。

第一、彼の属する上座仏教は「輪廻転生」を全面肯定する。

「釈迦はそんなこと言ってますか?」と突っ込むと、ムキになって「そんなこと言ってるからお前はダメなんだ」だと。

その上、「どういう人が高いカーストに転生するか。どういう人になれば来世で高い身分に生まれ変われるか」なんて説教を大真面目で日本人の前でする。

自分の知能の高さ(記憶力が凄いらしい)を自慢する。ろくでもないよ。

仏教の限界だろうね。人間はどんなエリートでもほとんど賢くなれない、ということを前提に出発していない。

スリランカの坊主なんて、もちろん自国では政治権力と結びついて腐敗しきっているが、日本に来ているセイロン坊主の評判も芳しくないよね?京都から滋賀県の某ソープランドに通いつめてたセイロン坊主もいたとか。最初は日本の坊主が接待したんだろうけど。

マジで言うが、公平に世界を眺め回して、宗教でいちばんマトモなのはイスラムです。もちろんサウジのワッハーブ派などキチガイは入らない。日本人にも受け入れられてリベラルなのはシーア派。
https://youtu.be/7AKvXICodfM


17. 中川隆[7942] koaQ7Jey 2017年4月23日 21:06:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[8433]

2017-04-23
「タイの屋台を今年中に排除する」と宣言したバンコク都知事
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170423T0034280900.html

2017年4月20日、バンコクの都知事であるワンロップ・サワンディー氏は、突如として「今年いっぱいでバンコクから路上屋台を排除する」と言い出して、大騒ぎになっている。

理由は2つある。

1つは衛生問題だ。屋台は生ゴミを多く発生させることや、食べこぼしを路上にまき散らすこともあって、ネズミや有害な虫を発生させやすい。

屋台が密集しているヤワラーでも、スクンビット通りでも、カオサン通りでも、かなり大きなネズミが排水溝に沿って走っているのを目撃する人もいるはずだ。

またハエも飛び交っているし、日本の路上ではほとんど見ないゴキブリも我が物顔で走り回っているところもある。屋台が衛生的に問題がないと考えている人はひとりもいない。

もう1つは通行問題だ。屋台は歩道を占拠するので、歩行者は歩道をきちんと歩けない。

カオサン通りは比較的道が広いので問題ないが、スクンビット通りでは歩道が狭くなって時間によっては満員電車のようになっている。ヤワラーも例外ではない。屋台が我が物顔で道を占拠しているので、車が走れない状況になっている場所もある。

東南アジアの食のほとんどを屋台で済ませてきた

バンコクをクリーンな街にしたいという政治からの働きかけは今に始まったことではない。

2000年代も、タクシン政権がバンコクをクリーンにすると言って歓楽街の規制を打ち出したり、喫煙場所の規制を始めたり、ゴミのポイ捨てに罰金を取り出したり、様々な試みを行ってきた。その中に、屋台の規制もあった。

しかし、この屋台の規制は打ち出されてはうやむやになり、うやむやになってはまた打ち出されるという状況が波のように続いていて、完全撤廃には至っていない。

その理由は、屋台が貧困層のスモールビジネスの最もポピュラーなものであり、長い伝統があるからだ。そして、この屋台は観光客にとっても楽しいものであり、絶大な支持を集めているからだ。それは、大きな観光資源なのである。

確かに衛生的に問題がある。

しかし、リーズナブルな価格でいろんなものが食べられるので、これがタイを訪れた時の一番の楽しみだったりする。

時には思いもよらないおいしい味を見つけたり、時には昆虫のつくだ煮のようなものもあったりして、ぎょっとしながら屋台を見て歩くのがいいのだ。

こういったところは衛生に問題があって避けたほうがいいという人もいる。しかし、私は東南アジアの食のほとんどを屋台で済ませてきているし、これからもそのスタイルを変えるつもりはない。

屋台の今にも壊れそうなプラスチックのイスに座り、街の雑踏を聞き、排気ガスを吸い込み、路上から漂う生ゴミの臭いを嗅いで顔をしかめ、道を歩くいろんな人を観察し、たまたま目が合ったレディーボーイにウインクされながら食べる料理ほどうまいものはない。

屋台で食べる食事こそが東南アジアの食の醍醐味だ。私と同じように考える人は多いのではないだろうか。


タイの屋台は持ち帰りができるので、タイ女性もよく屋台で買って家に持ち帰っているようだ。たくさんの屋台があれば家で作る手間が省ける。

塩焼きの魚も売っているが、こういったのはホテルに持ち帰ってひとりで食べるものではないので、なかなか旅人には買いにくい。しかし、味はいける。

路地裏を利用してこんな小さな屋台がちらほら出る。果物はうまいが、量が多くて独り身はなかなか買いにくい。

おかずの豊富な屋台もある。好きなものを指さしてガツガツと食べるだけ。指させば買えるので、自分が何を食べているのか分からないものも多い。


「屋台一掃命令」は掛け声倒れに終わると信じたい

素人目に見ても問題がありそうな屋台もある。

タイでは日本食が流行していて、驚くべきことに握り寿司なんかも屋台が提供していたりするのだが、昼間のギラギラした太陽の下を歩くと、そんな握り寿司が直射日光に当たっていたりする。

それを現地のタイ人や白人(ファラン)たちが、「何の問題もない」という顔で食べていたりする。そういったものは私は手を出さない。

サソリやタガメやイナゴや芋虫の類いが売っている屋台もごく普通にあって、タイの女性がビニール袋で買ってスナック代わりに食べていたりすることもある。やはり、私自身はそういったものは食べない。

きちんと火を通している普通の料理を食べるようにしているのだが、それで食中毒などを回避したりしている。

そのためなのか、屋台で食中毒を起こしたということは数えるほどしかない。現地の人たちはみんなここで何も考えずに食べている。

人間の身体はそれほど他人と違っているわけでもないので、無心になって食べればそれなりにいける。

アジアではどこでも昔からこのような屋台文化が発展していて、その食材の種類から味までとても多くのバリュエーションがある。しかし、タイの屋台文化はアジア最強であると言っても過言ではない。

屋台でもタイ料理は一通り食べられるわけで、わざわざレストランで食べる理由もない。タイ料理は本当にうまい。

(タイ料理は好きですか? タイでいつも食べていたもの)
https://www.bllackz.net/blackasia.php/content/20120706T1932370900.html

シンガポールのホーカーズ(フードコート)も楽しいが、バリエーションから味から価格まで総合的に見ると、「タイの方がいい」という人も多い。

それをたかが「街の美化」のために消してしまうというのだから、バンコクの都知事は「何も分かっていない」と思ってしまうのは私だけだろうか。

屋台はタイの文化だ。コンビニの数よりも屋台の数が多いくらいでないと、夜に出歩く気にもならない。

どのみち、屋台商人たちの大抗議で、この「屋台一掃命令」は掛け声倒れに終わると信じているが、それでもタイが屋台を消していくというのであれば、バンコクもつまらない街になってしまいそうだ。


ファーストフードのようなフライドポテト、フライドチキンなども屋台で売っている。食べてみたが、タレが「タイ風」である以外はなかなかの味だった。

スクンビットの屋台は、写真付きでメニューがある。写真は旨そうには写っていないが、出てきた料理はうまい。

真夜中のパタヤ。屋台があれば、夜中でも好きなときに食べられる。しかし、それが生活のリズムをめちゃくちゃにしてしまうが……。

日本でもおなじみの白菜などの野菜が吊られている。

湯気が立つスパイシーなタイ料理を屋台で食べる

ところで、私が屋台でいつも食べるのは、朝はクイティオが多い。ベトナムのフォーに近い味の麺だ。麺はビーフンなので日本のラーメンとはまた違ってあっさりしている。

日本のラーメンと同じ感触であればバーミーナムがあるが、朝に食べるには少しこってり過ぎるかもしれない。やはり、クイティオの方がしっくりくる。

ヤワラーでも、スクンビット通りでも、パタヤでも、まずは最初にクイティオを出してくれる店を探しておき、朝はそこで食べると決めている。

朝……と言っても私の場合はほとんど昼間か昼間過ぎになっているのだが、ふらふらと起きてその店に行き、クイティオを頼む。麺はいくつかの太さがある。私は、細麺(センミー)あたりが好きだ。

もちろん、センミーがなければないで他の太さでもいい。肉を少し、そしてフィッシュボールも入れてもらって、香菜(パクチー)もたっぷり入れて食べる。

昔はこのパクチーが食べられなかったのだが、今ではタイ料理にこれが入っていないと物足りなくなっている。朝はまず、このクイティオを食べてほっとする。

最後にコーヒーを飲みたいのだが、タイで頼むコーヒーは「砂糖を少し」と言っても凄まじい甘さのコーヒーが出てくるので仕方がなくそれを飲む。それが一日のはじまりだ。

昼や夜は何を食べるのかはほとんど決まっていないが、ふらふら歩く中で目に付いた屋台や、いい匂いを醸し出している屋台で適当にあるものを食べる。

しっかり火が通っているものを食べるのが好きなので、パットカナー・ムー・クロップなんかをおかずにして、カオパットを食べることが多い。

屋台の米はあまり良い米ではないことも多いのだが、カオパットにすれば驚くほどうまくなる。

もちろん、絶対にそれを食べると決まっているわけではなく、そこにある中で気分によってあれこれ勘で選びながら食べることが多い。

時には凄まじくスパイシーな料理に当たることもある。それもまたタイ料理の醍醐味だ。物憂い熱帯のストリートで、湯気が立つスパイシーなタイ料理を屋台で食べるというのがいい。

あなたは、屋台の料理は好きだろうか?


ボールに入れられたタイの惣菜。あまりにもありすぎると、どれを食べていいのか分からないので、結局知っているものしか食べなくなる。

屋台の下部には車輪がついているが、ビジネスが終わると、片付けてそのままオートバイで引いて帰る。

こんな小さな屋台なのに、十種類以上ものメニューがあるのだから感心する。

イスラムの女性が買いに来る屋台もあるが、こういったところは恐らく豚肉などが入っておらず、ムスリムには安心して食べられるのかもしれない。

こちらは店付属のしっかりした屋台。

デザート専門の屋台もあって、こちらは豆乳のデザートのようなものを売っていた。持ち帰りはプラスチック(ビニール袋)に入れてくれる。

暑いタイには欠かせないのが水分。ナーム・ソン(オレンジ・ジュース)は10バーツから20バーツで買える。

チャイナタウンも、「店内」よりもなぜか「店外」のほうが忙しい。店の中でクーラーの効いた部屋で食べるよりも、路上で食べるのがタイ人の好みに合っているようだ。店内は、観光客ばかり。

屋台の裏側はこのようになっている。食材はかごに入れられて置かれている。水は、水道の水をそのまま使う(バンコクでは)。

春巻きのような、そうでないような、不思議な料理を作ってくれる屋台もある。調味料も豊富だ。

カオサンの屋台。東南アジアお馴染みの焼きそば。これを見て、抵抗できる人はいるだろうか。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170423T0034280900.html


18. 中川隆[-7969] koaQ7Jey 2017年4月30日 08:54:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

 パタヤは燃えているか。退廃の「入口」として最適な場所


東南アジアで堕落と退廃を見るのであれば、今も昔もタイが最も相応しい。ブラックアジアの読者の多くは、今頃タイに向かっているのではないだろうか。

現在のプラユット政権は、イギリスのタブロイド紙でタイが「セックス・シティ」と紹介されたのを激しく嫌って浄化作戦をじわじわと進めており、タイも時代が変わりつつある。

売春地帯をただの歓楽街にして、あからさまなセックスを消そうとしているのが現代の動きだ。

しかし、タイは売春地帯を中心にして発達してきた「不都合な歴史」があるので、そう簡単に売春ビジネスが消せるわけもなく、政府の浄化作戦は常に一進一退となる。

私自身がこのタイの売春地帯を揺りかごのように生きてきた人間のひとりでもあり、タイの堕落と退廃が消えるのはとても寂しく思う。できれば、生き残って欲しい。

(電子書籍『バンコク売春地帯』をアマゾンにて発売中)
https://www.bllackz.net/blackasia.php/content/20170404T1924520900.html

現在のタイの売春ビジネスの中心地はバンコクからパタヤに移りつつあるが、今ごろはパタヤの売春地帯も多くの男たちで燃えるような熱気になっているはずだ。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170430T0142340900.html

[32初期非表示理由]:担当:アラシ

19. 中川隆[-7933] koaQ7Jey 2017年4月30日 18:22:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

阿修羅管理人に投稿・コメント禁止にされましたので、本日をもってこのスレは閉鎖します

20. 中川隆[-6407] koaQ7Jey 2017年9月26日 10:16:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

1970年代のベトナムと、当時の売春地帯と女性たちの光景

現在のタイの歓楽街、パッポン、ナナ、テルメ、ソイ・カウボーイ、そしてパタヤの原型は1970年代のベトナム戦争によって作られた。

(パッポン。ベトナム戦争が作り上げたアジア最大の歓楽地)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20111206T0406570900.html

ベトナムとカンボジアは共産主義の猛威に席巻されていたが、タイは明確にアメリカ陣営であり、当時のタイ軍事政権はタイ全土にアメリカ軍に後方基地を提供し、空港を使うことを許可した。

だから、アメリカ軍はサイゴンに拠点があったのと同時に、タイにも数多くの拠点を持っていた。この拠点の周囲に売春地帯ができあがったのだ。

これらの売春地帯は元々、前線から降りてきたアメリカ兵のための娯楽施設(レクリエーションセンター)として作られたものだった。

いつ終わるとも分からない戦争で、数万人もの若いアメリカ兵が東南アジアに釘付けになっており、彼らのフラストレーションを何とか収める必要があった。アルコールとセックスは、娯楽施設には欠かせないものだったのだ。

アメリカは戦争に負けたのでサイゴンの娯楽施設(レクリエーションセンター)はすべて駆逐されてしまったのだが、タイでは残った。それが、今の歓楽街の元になっている。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170926T0129050900.html


21. 中川隆[-5893] koaQ7Jey 2018年1月21日 08:12:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

パタヤ・ビーチに見る欧米オジサン天国
マレー半島・ボルネオ島 第1回 高野凌 (定年バックパッカー)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/11718


(2016.10.10〜12.23 75日間 総費用21万7000円〈航空券含む〉)

最初の目的地をパタヤ・ビーチに突如変更

 10月10日。14:15成田発のエヴァーグリーン(長栄航空)を台北で乗り換えて、バンコク国際空港に到着したのは同日深夜23:10。

 今回の放浪はバンコクからクアラルンプールまで陸路マレー半島を南下、クアラルンプールからボルネオ島のコタキナバルに飛んでボルネオ島を探検するという概要。往復の航空券の予約以外は一切事前準備していない。

 空港到着ロビーで仮眠して、早朝のバスでバンコク中心部の“バックパッカーの聖地”と称される安宿街カオサン通りに向かう心積もりであった。

 東南アジアや中東を旅行された方ならご存知であるが、空港やターミナルなどのエアコンは極限まで設定温度が下げられている。空港到着ロビーのベンチで仮眠したが、余りの寒さに午前3時頃に目覚め、バックパックから軽量寝袋を取り出してもぐり込んだ。

 午前7時に起きてタブレットパソコンを空港の無料WiFiを繋いでメールやフェイスブック等チェック。なんと商社時代の3年後輩のF君がパタヤ・ビーチで長逗留していることが判明。F君に合流するべく、バンコク国際空港からパタヤ方面に直行するバスに乗った。


パタヤの歓楽街のド真ん中のゲストハウスの下駄箱に並ぶ派手なサンダルやピンヒール

パタヤ・ビーチの連れ込み宿

 10月11日。午前10時頃パタヤ・ビーチ近郊のバス停で降ろされた。炎天下パタヤ・ビーチの中心部まで一時間ほど歩く。そのあとパタヤ・ビーチ中心街の宿を一軒一軒チェックして宿代交渉。2時間かけて30軒ほどチェックして最終的に2泊で450バーツの宿に決定。

 キングサイズのベッド、TV、エアコン、冷蔵庫付き個室で一泊225バーツ(≒675円)。歓楽街のド真ん中で階下はゴーゴーバー、隣はクラブである。案の定、明け方までロック音楽の騒音に悩まされた。


パタヤの歓楽街のゴーゴーバー、まだシーズン前なのでお客が少ない

 部屋のドアの裏側に大きな文字の英文の注意事項が並んでいるので判読すると:

@ 20歳以下のガールを部屋に入れることは法律上禁止。罰則あるので要注意。IDカードで事前に年齢確認すること。
A ゴーゴーバー、クラブに属するガールが安全であるのでお勧めする。
B バイクに2人乗りしているガールには要注意。“窃盗犯”が多い。
C 2人又は3人のガールを同時に部屋に入れるのは危険。金品を盗まれるリスク大。
D 貴重品は事前にセーフティーボックスへ入れること。(ちなみにセーフティーボックスは電子部品が壊れているらしく、何度トライしてもロックが掛からない代物であったが)

 「安全第一」を呼びかける経営者の温かい心遣いが伝わってくる張り紙だ。

夜の女性たちの素顔は


奥の方では欧米オジサンが女の子を口説いていた

 この宿には歓楽街の風俗系お店で働く出稼ぎ少女たちが長期滞在している部屋が数部屋あった。私の部屋の廊下の向かい側もそんな出稼ぎ少女たちの仮の住処であった。

 床にマットレスを敷いて1部屋に5〜6人で共同生活している。深夜から明け方に三々五々と帰ってきて昼過ぎまで寝ている。雑誌やお菓子、カップヌードルなどが散らばっており、クローゼットは夜の衣装や普段着で溢れている。なんとなく“あっけらかんと明るく可愛い”雰囲気が漂っている。

 私の対面の部屋の少女たちは、どうみても全員ティーンエージャーであった。話してみると素朴で底抜けに明るい田舎娘たちだ。私が「ジャパ二ーズ」と分かると、大はしゃぎで「トーキョー」「シブヤ」「ハラジュク」とか反応する。

 片言の英語なので委細不詳であるが、タイの北部の農村から出稼ぎに来ている様子で、同郷の友人・知合いが一緒になって部屋を借りているようだ。本来であればお金のために貧困層出身の少女たちが売春するという深刻な社会問題を憂うべきであるが、田舎娘の明るさに戸惑ってしまった。


なんとも言えない脱力感が漂っている朝のパタヤの歓楽街

元祖バックパッカーのF君の“波瀾万丈”

 夕刻F君が訪ねてきてショッピング・モールのフードコートで簡単に夕食。それから夜市の一角にあるリカーショップへ行く。ビールを買って夜市で串焼きなどのおつまみを仕入れて、リカーショップの前に置いてあるテーブルで酒盛りをする。F君とは20年ぶりの邂逅である。

 F君と私は商社のエネルギー部門で一緒だった。彼は隣の部署に配属されてきた新入社員であったが、数カ月もしないうちにロンドンへ1年間の研修に出立。

 F君は出色の新人だった。学生時代バックパッカーとして海外放浪、2年留年して入社。明るく物怖じしない誰からも愛されるキャラクターで、上司先輩から可愛がられていた。ロンドン研修の後は短期間の東京勤務を挟みながらモスクワ駐在、ジャカルタ駐在、シンガポール駐在とキャリアを積んでいった。


ホアヒン夜市。愛嬌のあるお姉さんの唐揚げ入りお粥は美味

 40歳前に商社を退職。米国の女性と結婚してハワイで不動産業をしていたと人伝に聞いていた。その後シンガポール駐在時代に知己を得た華僑からの出資を得てパタヤ・ビーチで米国人の奥さんと一緒にホテルを7年間経営。

 それから奥さんが病気になり亡くなるまで米国で暮らしたようだ。その後ホテルと旅行代理店を経営するためにモンゴルに渡ったが、半年もしないうちに交通事故で負傷して帰国。それから紆余曲折を経て鹿児島の名門企業に職を得て、オーストラリアのホテルを運営。

 60歳となったのを機に退職し、独り身の自由を満喫するべく海外放浪人生を再開。事始めとして思い出の地、パタヤで数カ月英気を養う計画であった。

F君の端倪すべからざる海外放浪



漁港直送の海鮮が並ぶホアヒン夜市の魚屋さん

 彼も私と同様に毎回テーマを決めて数カ月を海外で過ごし一旦帰国して再び数カ月の旅に出るというパターンである。ただし、彼の海外放浪のスタイルは私と異なり極めて精力的である。

 パタヤでは毎日数時間はビーチや丘を散歩、そしてプールで泳ぐ。そして大量の書籍や音楽・落語などをデータで持参して自由時間を有効活用する。元来かなりの読書家であり音楽もクラッシックからロックまで幅広い。訪問地の博物館・美術館をほぼ全てカバーする。

 そしてフェイスブックで毎日の出来事・感想を写真付きでアップ。多数の友人たちと旅先でも交流している。オジサン海外放浪のお手本のようなスタイルだ。

パタヤ・ビーチは誰のもの?


ビーチ沿いにリゾートホテルが並ぶホアヒンの浜辺

 F君によるとパタヤ・ビーチはベトナム戦争中に米国兵の保養地として開発された。そうした経緯から現在でも欧米白人中心の観光地なのだそうだ。確かにバンコクの夜の巷では幅を利かせている日本人は少ない。たまに仕事関係でタイに来ている邦人オジサンたちを見かける程度だ。

 大半は欧米のオジサンである。タイの女性を連れた欧米オジサンが目立つ。欧米では離婚率が高い。物価の安いタイで現地女性と暮らすというのは、ひとつの選択肢なのであろう。年齢的には、30代半ばから40代後半くらいの女性が多いようだ。パタヤに限らずタイの他のビーチリゾートでも、欧米オジサンたちのお相手の女性は同様な感じであった。

 他方で中国人観光客も数が多いが、団体客はパタヤの中心地を外れた地域にあるホテルに宿泊している。F君によると地元では中国人団体客を受け容れるホテルを一つの地域に限定し隔離する方策を取っているという。冬場の避寒地として長期滞在する欧米人を引き留めるためである。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/11718?page=2


22. 中川隆[-5725] koaQ7Jey 2018年2月04日 09:19:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

甘さひとつを取ってもそれぞれの国や時代で感覚が違う理由
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180204T0247390900.html


23. 中川隆[-5594] koaQ7Jey 2018年3月01日 08:48:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

タイ女子高生も自撮り。ヌード・セックス当たり前の時代

タイは2014年からプラユット陸軍総司令官による軍事政権に入って、風紀が徐々に厳しくなっていった。

ディスコ・クラブに薬物検査という名目の営業妨害や摘発が入ったり、売春地帯の定期的な取り締まり、ストリート売春する女性たちの逮捕、さらに林立していたMP(マッサージパーラー)の閉鎖と、気付かない間にいくつもの手を打っている。

日本人にもよく知られていたナタリーを初めとして、アムステルダム、シーザー、エマニュエル、ビクトリア・シークレットと、次々と狙い撃ちで閉鎖されている。

パタヤのMPにもしばしば警察が立入検査しているのだが、パタヤはまだ閉鎖には至っていないが、この調子だといつどうなるのか分からない状況である。

さらに「景観を乱す」「街を汚す」という理由で屋台も摘発されるようになっている。今は摘発と復活のイタチごっこが続いているが、基本的に政府当局は屋台を消し去りたい意向を強く見せているので、それは成功するかもしれない。

そして、あまり知られていないが、インターネットも当局のチェックが入るようになっており、いかがわしい写真や動画をあげていた女性たちが警察の指導を受けて写真を取り下げるような事件が次々とニュースになっている。

ところが、である。タイ女性は日本人が想像できないほど自撮りが好きで、今やタイ女子高生の自撮りも過激になってヌード・セックス当たり前の時代となっており、それが止まらない。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180301T0134270900.html#QkySY62.google_plusone_ninja_m


24. 中川隆[-5465] koaQ7Jey 2018年3月16日 07:30:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
そこで娘は貞操を失うが、何とか生き延びられる環境になる

表社会ではあまり知られていないが、植民地を世界各国に持っていた欧米の男たちは自国で稼いで旧植民地で安く過ごし、現地の女性を片っ端から抱くというスタイルで生きる闇の男たちが存在する。

今に始まったことではない。「経済格差を利用したフレッシュ・トレード(flesh trade=肉体取引)」をしている男たちは200年以上も前から存在していたのだ。

合理的に、効率的に、そして貪欲に、女たちの肉体を食い尽くす。まるでハイエナのように食い漁る。


自分の娘を売春地帯に売り飛ばすという状況に、私たちは「何と言う親だ」と憤りを覚えるかもしれない。

しかし、金も食べ物もなく、下手したら一家全滅の危機にある最中では、娘を売るというのは自分たちにとっても娘にとっても「救い」となる。

売春地帯で娘は貞操を失うが、その仕事で食べていける。生き延びることができる。うまくいけば娘が稼ぐ金で自分たちも助かる。そうでなくても一人分の食い扶持が減るので助かる。

カンボジアには人身売買業者が跋扈して若い娘たちをあちこちの村から集めていたが、それが可能だったのは極度の貧困の中で売春ビジネスだけが生き残るための「できること」だったからである。

カンボジア国内では、ベトナムのメコンデルタからやってきたベトナム人たちもまた凄まじい極貧の中で暮らしていたのだが、彼らもまた娘を人身売買業者に売り飛ばした。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180316T0209550900.html#QmOPcbV.google_plusone_ninja_m


25. 中川隆[-6640] koaQ7Jey 2018年3月30日 08:35:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9373]
常夏(トロピカル)の国の島で、真っ白な砂浜に紺碧の海を見ながら数ヶ月を過ごすというのは、欧米では昔からのバケーションの習慣だ。

冬は厳しく日照時間が短い欧米人にとって「太陽」は全身で浴びるべきものであり、憧れである。だから、彼らはビーチに集まり、ビーチで過ごし、ビーチを愛する。

ビーチは彼らにとっては開放的な気分を象徴するものだ。道徳からも開放されている。

ビーチには、自由な時間に、自由なセックス、自由なドラッグ、自由なアルコールが許され、それがそこにある。生の喜びを楽しんでいい。太陽がいっぱいだ。

東南アジアには美しい海があり、砂浜がある。だから、彼らは「天国」を目指してそこにやってくる。欧米人のビーチに対するこだわりは私たちの想像以上のものがある。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180330T0205360900.html#Qni1ZWh.google_plusone_ninja_m


26. 中川隆[-12445] koaQ7Jey 2018年5月15日 07:04:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13966]

タイがいずれ嗜好用マリファナを合法化すると私が考える理由2018.05.15


今度はタイ政府が動き出している。マリファナの話だ。

2018年5月11日付けのタイ『ザ・ネイション紙』

『GPO(政府製薬機関)が、医療目的で使用するマリファナを政府が専用の農場(ファーム)を作って分析・改良に当たる計画がある』

タイは何度も何度もドラッグ禍で社会的混乱が起きた国である。古くは中国で蔓延していた阿片がタイにも上陸していたし、1970年代はマリファナがタイ全土を覆い尽くした。

そして1990年代は欧米でエクスタシー、中国では揺頭(ヤオトウ)と呼ばれるドラッグが夜の世界で蔓延し、さらに同時代から2000年代にかけてヤーバー(錠剤型の覚醒剤)が大きな社会問題を引き起こすことになった。

ヤーバーで気が狂ったバスの運転手が乗客を乗せたまま暴走して事故を起こしたり、錯乱した男が無差別殺人を行ったり、妻の首にナイフを突き立てて籠城したりする事件が、それこそ毎日のように起きていたのが2000年代の初頭だ。(ブラックアジア:タイで、妻の首にナイフを突き立てて6時間も籠城する事件)


1980年代の後半、私はタイにどっぷりとはまったのだが、その中で印象的だったのは当時は「秘島」と呼ばれたサムイ島での出来事だった。

ここには欧米のヒッピーたちが集まって、CCRやジミ・ヘンドリックスやドアーズの音楽を鳴らしながら、マリファナを回し吸いし、マジックマッシュルームでトリップする姿があった。

私がこのサムイ島で付き合ったフランス女性は、ヘロインにも手を出していた。

(ブラックアジア:コ・サムイ。かつてドラッグとセックスの無法地帯だった島)
https://blackasia.net/?p=3314

何が起きていたのか。言うまでもない。タイには豊富なドラッグがあって、秘島サムイはドラッグ治外法権で、タイに莫大な金を落とすツーリストは「それ目当て」でタイに来ていたのである。

だから、政府も警察も現地の人々も、ドラッグの完全駆逐は望んでいなかった。今もそうだ。

かつてのサムイ島が担っていたドラッグ治外法権はパンガン島に移り、パンガン島が目立つようになると他の秘島にドラッグ・ツーリストが転々と移動していた。

2018年3月9日も、「ある島」でマリファナを回し吸いしていたとして27人が一挙に逮捕される事件が起きていた。

(ブラックアジア:ビーチとは、自由な時間・セックス・ドラッグがあるところ)
https://blackasia.net/?p=689


依然として少なからずのツーリストが「ドラッグ」を求めてタイに訪れている。そして、政府も、警察も、現地の人々もそれを知っている。これらのツーリストは金を落とす「お客様」であり、自分たちの収入源だ。

本当にドラッグがなくなったら彼らが消える。すると観光立国であるタイは干上がってしまう。だから、誰もドラッグの完全駆逐を心から願っていない。

社会問題になるほど広がればそれも困るので摘発はするのだが、ゼロにはしたくないので目をつぶるところはつぶる。そして観光客を呼び寄せて、タイに金を落とさせる。

そう考えると、『ザ・ネイション紙』が報じた『医療目的で使用するマリファナを政府が専用の農場(ファーム)を作って分析・改良に当たる計画がある』という目的がどこにあるのか分かるはずだ。

タイはマリファナをわざと流通しやすい環境にして、より観光客を呼び寄せるつもりでいるということだ。
https://blackasia.net/?p=7106


27. 中川隆[-13699] koaQ7Jey 2018年8月25日 10:23:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18085] 報告

ローン・シャーク(ヤミ金)。借金で地獄に堕ちていくタイ人たち │ ブラックアジア:鈴木傾城
https://blackasia.net/?p=9102


2018年2月、タイ・チョンブリー県で貧しい一家4人が心中する事件があった。ふたりの子供のうち、ひとりはまだ3歳だったが、父親に喉を掻っ切られて死んでいた。

2018年6月、ウドンタニ県でも貧しい一家3人が心中する事件があった。こちらは首吊り自殺だった。子供は縄で首を絞め殺された後、夫婦が天井の梁に通したロープで首を吊った。

2018年4月、コーンケーン県でひとりの農家の女性がナタで惨殺される事件があった。強盗の仕業だと思われたが、彼女は貧しい女性で盗まれる所持金など何もなかった。それでも、惨殺され遺体は彼女の家の戸口に転がっていた。

これらの事件はタイの貧困層の中でバラバラに起きた関連性のない事件なのだが、まったく関連性がないというわけではない。彼らの死の原因は何だったのか。

彼らは「ローン・シャーク」と呼ばれる存在に金を借りて、ついに返せなくなって進退窮まってしまった人たちだった。「ローン・シャーク」とは日本語で言うところの「ヤミ金」である。

タイの最底辺では、ドラッグ(ヤーバー)の蔓延が大きな問題となっているのと同様に、もうひとつヤミ金の問題もまた深刻な社会問題のひとつになっている。(鈴木傾城)

28. 中川隆[-9853] koaQ7Jey 2019年6月05日 09:47:37 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2582] 報告

WORLDS BIGGEST MARKET - Chatuchak Weekend Market, Bangkok Thailand - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=BZz_plkDzYM

Fire at Bangkok’s Chatuchak market - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=QLViDt0N_wI

CHATUCHAK WEEKEND MARKET ON FIRE LIVE! - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=5SriYr5tzEk


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チャトゥチャック。バンコクの土日に開催される最大級の市場(追記:火事)2019.06.05
https://blackasia.net/?p=2993

(タイ・バンコクで人気のある観光スポットに、チャトゥチャック(ウィークエンド・マーケット)がある。1坪店が密集し、衣類から小動物まで、ありとあらゆる雑貨がここで売っている。ここが2019年6月3日に大規模な火事に見舞われている。被害は大きそうだ)

タイ・バンコクで、土日になると開催される市場がある。通称「チャトゥチャック・マーケット」、外国人の間では「ウィークエンド・マーケット」と呼ばれている。

衣類、カバン、手作りの家具、陶器、インテリア用品、時計、小物、雑貨、アクセサリー、ワッペン、靴・スニーカー、それこそありとあらゆるものが何でも揃っていて、ショッピングが大好きな人は外せない。

開催されているのは土日だけだ。行き方は非常に簡単でBTSモーチット駅を降りて人の波についていけばすぐに分かる。

駅を降りたらすぐに屋台や露店が店を並べているので間違うこともない。

このマーケットは広大で、規模としては東南アジアで最大とも言われているくらいだから、一日ですべてを回りきれると思ってはいけない。

東南アジア最大のマーケット「チャトゥチャック」

はじめてタイに行ったときから、すでにこの市場はあったはずだ。歴史はかなり古い。

当時と今では、いくつかの違いはある。物乞いがいなくなったとか、整備されて分かりやすくなった、歩きやすくなった、規模が大きくなったというものだ。

しかし、基本的な部分は何も変わっていない。1坪店舗が密集して山のように商品を積み上げて客を待っている。

買い物に興味があってもなくても、一度はここを訪れなければタイに行ったことにならない。それほど、興味深い場所ではある。

私もバンコクにいるとき、気が向いたらなるべく寄ることにしている。衣服も買うには買うが、そちらはあまり興味がない。

欧米の珍しい古本や雑誌がこの市場には無造作に積み上げられている。

そして古銭を売っている店がある。古銭は特に気を入れて蒐集しているわけでもないし、買ったものは売るつもりもない。

しかし、東南アジアの動乱を感じさせる紙幣や、日本国軍が発行した紙幣、ポル・ポト政権が発行したもの、あるいはサダム・フセイン時代の紙幣など、歴史を感じさせるものは個人的に手に入れて置いている。

軍票などは日本の古銭屋に見てもらったが本物だった。コイン(特に日本のもの)は、たまにニセモノが混じっているようだ。

そういったものを眺めながら、歴史の感慨にふける。

バンコクにいるときはたまに寄って、珍しいものを見て、買って、おまけ程度に衣料品を眺めて帰る。

チャトゥチャック(ウィークエンド・マーケット)は、BTSモーチット駅で降りればすぐそこだ。

Tシャツ、ジーンズ、アクセサリー。安く、それなりに質の良いものがたくさん手に入る。

人に雇われて生きるよりは、ずっと楽しいと思うが……

ここは、あまりにも広大すぎて、私も全貌を知らない。最近では体力も極端に失っているので、なおさら歩き回って掘り出し物を見つけるなど不可能になった。

内部は気温が高く、その熱気で1時間も歩いていると倒れそうになる。健康を害した人間にはキツい場所だ。

いくつかの屋台のイスに座って何かちょっとしたタイ料理を食べながら、精力的に歩き回っている人たちをぼんやりと眺めて、彼らの旺盛な物欲に思いを馳せる。

日本人の集団を見ることも多い。タイではどこでも着古した衣料品がリサイクルされている。

タイの各所の市場では、そういったリサイクル品がたくさん売っているのだが、もちろんチャトゥチャックでも、そういったものを専門に扱っている店が膨大にある。

衣料品だけではなく、スニーカーなどもそうだ。

日本人のTシャツ販売屋などが、ここで集団になって片っ端から目ぼしい品物を漁っているようだ。

ここで買い込んで、日本で売る。

カンボジアのTシャツなどは信じられないほど質が悪いが、タイのほうは逆に質が良いものが多い。日本でも売れる。

うまくやれば、それでサラリーマンなどしなくても生きていけるし、副業でやっても売れるものが発掘できれば、それなりに食べていけるはずだ。

何しろ、ネタには困らない。目の前には膨大な「売り物」があるのだから、あとは自分のセンスで利ざやを稼ぐことができる。

アジア最大のマーケットであるチャトゥチャックで何か仕入れて日本で売れば、それで生きていけるのである。そうやっている人がたくさんいる。

それをやってみて、うまく行くようであれば、あなたは新しい収入を得られる可能性がある。物を売るビジネスをしたい人間であれば、チャトゥチャックに行くべきだろう。

人に雇われて生きるよりは、ずっと楽しいと思うが……。

バンコクには他にも穴場になるようなマーケットはたくさんある。そのいくつかで日本人のバイヤーの姿を見かけることもある。

儲かっているのかどうかは知らないが、いつ行っても姿を見かける。これで、それなりに生計が立てられるということなのだろう。


追記:2019年6月3日の大火事

2019年6月3日。正確にはその前日の夜、チャトゥチャックで突如として火が燃え広がった。この市場は1坪店舗が密集する地区で、店内は迷路のようになっていて、人がひとり通り過ぎるのがやっとの狭い通路がどこまでも延々と続く場所だ。

ここから火が出たのだが、夜だったので発見が遅れ、消防車も入れなかったことから1000平方メートル以上も焼き尽くす大規模火災と化した。

被害に遭った店舗は110店だと言われているが、煙害や火事を消し止める火で商品が水浸しになったりして売り物にならなくなった店もあるはずなので実際には被害はもっとひどいはずだ。

消防車がやってくるまでかなり時間がかかり、さらにやってきた消防車も狭い市場内に入れないので消すのに手間取った。

不幸中の幸いだったのは、夜だったので人が誰もいなかったことだ。もし、昼間の火事であれば、大パニックが起きて死傷者も発生していた可能性がある。

火事の原因は調査中だが、バンコク知事は「市場の電気設備がすでに30年前のもので老朽化しており、漏電が火事を引き起こしたのではないか。被害を市が補償する」と述べている。

復旧には2ヶ月はかかりそうだと予測されている。
https://blackasia.net/?p=2993

29. 中川隆[-9412] koaQ7Jey 2019年6月21日 09:53:14 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3072] 報告

腐敗した警察官は権力を持った暴力団。そして世界は腐敗で満ちている │ ブラックアジア:鈴木傾城


見逃してやると言えばカネが取れる

2019年3月13日、タイ西部プラチュアプキリカン県で男9人と女3人がタイの軍と警察による合同パトロールによって真夜中に逮捕される事件があった。この12人はいずれもミャンマー人で、タイに密入国してきたところだった。

タイとミャンマーはジャングル地帯が国境になっているので、ミャンマー人の密入国の定番ルートである。

そのため、タイはひっきりなしにこうしたパトロールを行って取り締まりを続けている。しかし逮捕されるのは氷山の一角であり、ジャングルを越えて貧しいミャンマー人が大量にタイに流入してきて、多くが不法入国に成功する。

その中には、ミャンマーで迫害されているロヒンギャ族もいれば、ミャンマー政府や軍と対立している少数民族もいる。

タイは東南アジアでは「経済大国」である。だから、タイに密入国すれば稼げると周辺国の人間たちは考えて、危険を冒してタイに潜り込む。ミャンマー人だけではない。カンボジア人も、ラオス人も、タイを目指して不法入国してくる。

彼らを摘発するのが警察の仕事だが、世の中には正義だけで動いている警察官ばかりではない。このように考える警察官もいる。

「見逃してやると言えば、カネが取れるのではないか?」

実は、タイの密入国事件の裏にはタイ警察官による大がかりな「アルバイト」があることが分かっている。どういうことかというと、警察官が自ら人身売買業者となって、密入国者からカネを巻き上げるのである。

警察官は裏のルートをよく知っている。また、警察が「摘発に動かない日」も知っている。だから、警察官が絡んだ密入国はかなりの確率で成功する。そして、警察官はどこに密入国者を雇う企業があるのかも知っている。

腐敗した警察官にとって、人身売買業はまさに絶好の「小遣い稼ぎの場」だったのだ。

地獄のようなインド売春地帯を描写した小説『コルカタ売春地帯』はこちらから

うまい商売に目を付けた現地の警察官

2015年5月、ソンクラー県の山中に、人身売買の拠点にしていた場所が発覚したのだが、そこを捜索すると人の死体が33体も埋められていたという事件があった。この死体はミャンマーの少数民族、ロヒンギャ族の死体だった。

ロヒンギャ族はミャンマーで激しい迫害を受けている。ロヒンギャ族はミャンマーにいる数少ないイスラム教徒である。彼らは圧倒的多数の仏教徒に暴力的迫害を受けいているのだが、政府の保護もなく放置されている。

人権派のアウンサンスーチーも、ロヒンギャ族に関しては無視を貫いて見殺しにしている。ロヒンギャ族を叩き出せと煽る仏教徒のカリスマ「ウィラトゥ師」の影響力は非常に強く、ロヒンギャ族はどんどん追い詰められている。

こうした絶望的な中で、ロヒンギャ族はミャンマーの迫害から逃れて隣国タイに密入国する。

密入国のルートは陸路と海路の2つある。タイ南部は国境を接するマレーシアの影響もあって、非常にイスラム色の強い地域で、ロヒンギャ族はウンマ(イスラム共同体)を信じてタイ南部に渡っていくのだ。

こうした密入国者はタイに上陸すると、人身売買業者によって缶詰工場、海老工場、鶏肉工場等に売られて低賃金労働者として強制労働させられる。

こうした工場にロヒンギャ族の密入国者を「売る」というのが、現地では濡れ手に粟のビジネスになっているのである。勝手にやってきた人間を、然るべき場所に連れて行くだけで、紹介料が稼げる。

このうまい商売に目を付けたのが、現地の警察官だった。

警察官は本来はこうした密入国者を「保護」する立場にあるが、保護してもまったく金にならない。しかし、彼らを売り飛ばせば、いくらでも仲介料がもらえる。

汚職警察官は、弱者からピンハネするのが好きだ。弱者と言えば、密入国者は究極の弱者でもある。そんなロヒンギャ族は数万人単位でタイに密入国してきているわけで、まさに彼らの存在は警察官の「金のなる木」と化した。

やがて、それがパダンベサール市の市長バンジョン・ポンパーンの耳に止まると、今度はその市長が一緒になってそのビジネスに邁進した。

インドネシアの辺境の地で真夜中に渦巻く愛と猜疑心の物語。実話を元に組み立てられた電子書籍『売春と愛と疑心暗鬼』はこちらから。

辿り着いた先は、別の地獄

市長が一緒になって人身売買に手を染めるとは信じがたい事件だが、東南アジアでは市長がマフィアの親玉だったりして政敵の殺害に手を染めるような事件は頻繁に起きている。

2015年にこのタイ南部の人身売買ビジネスが発覚したとき、市長と警察官含め総勢8人、さらに間接的な関与をした警察官と公務員が7人逮捕されるという事態となっていった。

市長から警察組織までが、巨大な人身売買組織と化してロヒンギャ族を売り飛ばしていたのである。さらに、拘束したロヒンギャ族の家族にも身代金を要求して、人質ビジネスもしていたとも言われているので、もはやマフィアそのものだ。

隠匿場所は小屋のようなしっかりした建物ではなく、木の骨組みに布を張っただけの粗末なテントであった。他にもこうした隠匿場所は数十ヶ所が山中に存在していることが分かっている。

これが意味するのは、ロヒンギャ族を巡る人身売買はタイ南部の裏経済を支える巨大なビジネスであったということだ。

警察が腐敗すると、マフィア以上の恐怖組織と化す。公的な権力を持っている上に、組織立っているからだ。そこに金しか関心のない悪徳市長が絡むと、もはやその地域は一種の無法地帯と言っても過言ではない。

比較的、法が守られていると言われているタイでさえも、まだこのような状況である。

しかし、それでもロヒンギャ族はタイに流れ着く。

2019年6月12日。南部サトゥン県の島にロヒンギャ族が漂流するという事件が起きているのだが、この現場にはミャンマー人とタイ人もいた。彼らが人身売買業者であったのは言うまでもない。

ロヒンギャ族は殺されないためにミャンマーという地獄を離れるのだが、辿り着いたタイは決して天国ではなく、別の地獄でもある。そして、その地獄の使者は、腐敗した警察官の姿をしている。世界は腐敗で満ちている。


警察官は公僕であり、常に犯罪を取り締まるのが仕事であるはずだ。ところが、現実は必ずしもそうなっていない。

カネが絡めば、警察官も腐敗する。警察官という立場を利用してカネを稼ぐのは、実は「造作もないこと」だからだ。具体的に、どうするのか。犯罪者や弱者に向かって、こう言えばいい。

「逮捕されたくなければカネを出せ」

犯罪者や弱者でなくてもいい。普通の人にも何らかの言いがかりを付けて同じことを言える。抵抗すれば公務執行妨害で逮捕すればいい。警察権力は、悪用すれば「カネになる」のである。

日本もすべての警察官が正しいとは言えないのだが、国外の警察官の腐敗は日本人の想像を超えるものがある。

国外にいると、逆に警察官という存在に対して一抹の不安を感じるようになる。目の前の警察官が汚職と腐敗にまみれていたら、無実でも何でも不法逮捕されてしまうこともあるからだ。(鈴木傾城)


フィリピンの闇「ダバオ暗殺団」

2018年8月9日。フィリピンのドゥテルテ大統領は、重罪犯罪に加担した疑惑で捜査を受けている警察官102人を大統領府に呼び付けたことがあった。

この警察官は不法殺人、レイプ、拉致、恐喝や薬物密売などへの関与が疑われている汚職警官だった。ドゥテルテ大統領は、この「ならず者警察官」を前にしてこのように言い放った。

「このバカ者ども」
「犯罪行為を続けるのなら、殺害する」

一国の大統領が、不良警察官を102人集めて、その前で「このバカ者ども」「犯罪行為を続けるのなら、殺害する」と言うのだから尋常ではない状況だが、ドゥテルテ大統領のこの姿勢にフィリピン人は喝采を送った。

なぜか。フィリピン人たちは、常にこうした「ならず者警察官」に悩まされ、罪もなく撃ち殺されたり、カネを毟り取られていたからである。

これだけ見ればドゥテルテ大統領は「腐敗を許さない剛腕の大統領」のように見える。しかし、現実は複雑だ。

なぜなら、ドゥテルテ大統領は法を法とも思わない人物だからだ。この大統領は、自分の言うことを聞く警察官たちには超法規的措置を許すというダークサイドを持つ。

フィリピンには「DDS(ダバオ暗殺団)」と呼ばれる闇グループが存在する。

この闇グループは『ドゥテルテの指示に従い、犯罪者の一掃のために動く自警団のような殺し屋集団』であり、そのグループを構成するのが選ばれた警察官なのである。

彼らがドラッグ密売人を片っ端から殺して回っている。相手がドラッグ密売者であるとしても、警察官が連続殺人鬼のような行いをして、それを指揮しているのが一国の大統領であるというところにフィリピンの闇がある。

警察は権力を持った暴力団

2018年10月。アメリカのメリーランド州プリンスジョージズ郡で、ひとりのベテラン警察官が逮捕された。この警察官は29歳の女性が運転する車を停止させて、「逮捕されたくなければフェラチオをしろ」と女性に強要していた。

アメリカは先進国であり、法治国家であり、民主主義国家であるが、それでも警察官はそれほど信頼されているわけではない。

一部の警察官は限りなく腐敗していて、気に入らない容疑者を銃殺したり、袋叩きにして殺したり、レイプ事件を起こしたりしている。白人警官が黒人の容疑者を簡単に殺すのは、毎年のように社会問題化している。

メキシコでもブラジルでも、警察官が不法な射殺やレイプを引き起こす事件が続発しており、それはもう事件でもない。日常である。

2019年6月17日、ブラジルのリオデジャネイロでは、3人の軍警官が『企業家や小売業者や麻薬の売人などを誘拐し、被害者らのキャッシュカードを使って物品を購入したり銀行口座から現金を引き出したりした上に、身柄を解放するために身代金を要求する』という事件を起こして逮捕されている。

警察官が「誘拐・強盗」を行うのがブラジルなのである。

メキシコ・チワワ州では、ドラッグでハイになった警察官が目を付けていた女性をレイプして、犯罪が発覚するのを恐れて女性を射殺するという事件も起きている。

インドでもインドネシアでもカンボジアでも、警察官がセックスワーカーをわざと拘束して「売春で逮捕されたくなければ、セックスをさせろ」と恐喝するような行為は当たり前にある。

彼女たちは黙ってそれに応じるしかない。インドネシアでは警察官に反発した女性が丸坊主されることもある。

アフリカでも警察官が売春する女性のところに行っては権力で脅して無理やり性行為をするようなことをしているというのを若いセックスワーカーが告発している。(セックスの仕事でも、仕事なの。ナイジェリア少女のつぶやき)

セックスワーカーにとって、警察は権力を持った暴力団だったのである。
https://blackasia.net/?p=13339

30. 中川隆[-8865] koaQ7Jey 2019年8月09日 08:20:53 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3867] 報告

タイ・バンコクの「アラブ人街」という異郷。私がこの街が好きな理由とは?2019.08.09
https://blackasia.net/?p=13976



タイ・バンコクには「アラブ人街」という異郷がある。バンコクであってバンコクではない。私がこの街が好きで、バンコクに宿を取ることがあれば最優先でこのアラブ人街のどこかを検討することにしている。この街は、年々濃くなっていくばかりだ。(鈴木傾城)

私が好きな街、バンコク・アラブ人街

バンコクのスクンビット通りのソイ3と3/1の界隈は私が最も好きなブロックだ。他に何か理由でもない限り、私がバンコクで宿を取るとしたら、いつもこの界隈にしている。

ここは通称「アラブ人街」と呼ばれているのだが、ここ最近はよりアラブ人街としての性格が強くなっていて、看板も大部分がアラビア語になっている。部外者には何が書いているのかまったく分からない状況だ。

ここで屋台を出しているタイ人も、よく見ればイスラムを信奉しているタイ女性が多いというのは、彼女たちが頭にスカーフをかぶっているのを見るとすぐに理解できる。あまり知られていないが、タイ南部はイスラムを信奉するタイ女性が多い。

なぜ、私がこのアラブ人街が好きなのかというと、別に私自身がイスラム教を信奉しているとか、アラブ文化が好きだからというわけではない。私の無神論者としての生き方とイスラム教の唯一絶対の一神論はまったく相容れないものだ。

にも関わらず、私がバンコクのアラブ人「街」が好きなのは、ここにいると日本人の観光客に会わずに済む上に、食事がうまいし、タイにいるのに中東にいるような異国情緒まで味わえるからだ。

この狭いブロックは中東の人間たちでごった返しており、アラビア語が飛び交い、中東の音楽がかかり、中東の料理やスイーツが食べられ、しかもエキゾチックな中東の女たちを存分に鑑賞できるのだから、やめられない。

タイ・バンコクのアラブ人街


ケバブではない。シャワルマだ

日本でも「ケバブ」が大人気だが、私もマクドナルドかケバブ店かという選択肢があったらケバブの方を選ぶ。渋谷や六本木ではケバブの店をやたらと見かけるので、たまに食べている。

日本でこれだけケバブの店が増えているのは中東系の人が増えたからだと思ったのだが、実際のところはそうではなくて、名古屋のフランチャイズ店『メガケバブ』が成功したからだというのが真相のようだ。

しかし、バンコクのアラブ人街で食べられるケバブは、本当に中東系の男たちがやっていて、より本場に近い雰囲気で食べられる。

ところで、つい先日まで私はこの「ケバブ」は、それが正式な料理名だと思っていたのだが、実はそうでないということを知った。アラブ人街のケバブ屋のメニューを眺めていて気が付いたのだが、どこにもケバブとは書いていないのである。

代わりに、「シャワルマ(SHAWARMA)」と書かれている。

不思議に思って、私は作ってもらったケバブを指さして「これはケバブなのか?」と聞いてみると「シャワルマだ」と店員の男が言った。

「ケバブではない?」
「ノー(違う)。シャワルマ」

中東と言っても広いので、「それぞれの国や地域によって言い方が違うのか」と私は興味深く思って、ホテルで「ケバブ」と「シャワルマ」を調べてみた。その結果、「ケバブ」を「ケバブ」と呼ぶのは別に間違いではないのだが、正しいかというとそうでもないということが分かった。

ケバブというのは結構、様々な調理スタイルを指す言葉で、私たち日本人が「ケバブ」と言っているのはケバブという料理の一形態で「ドネルケバブ」と呼ぶのが本来の言い方だと書かれていた。

「ドネル(回転)」させる「ケバブ」で、ドネルケバブになる。トルコから来た言葉である。

このドネルケバブが中東全域では一般的に「シャワルマ」もしくは「シュワルマ」と呼ばれていて、ギリシャでは「ギロピタ」、ドイツでは「デーナー」という言い方になっている。


当たり前だが、炭水化物は「うまい」

バンコクのアラブ人街では「シャワルマ(ケバブ)」以外にも、レストランに入ればアラブ料理を好きなだけ食べることができる。しかし、私はアラブ人街のアラブ料理店には、ほとんど入らない。

嫌いだからではない。アラブ料理は以外に野菜が大量に使われていて私は苦手なものが多いのだが、それでもサフランで色付けされたビリヤニに肉が混ぜられた料理や、トマトで煮込まれた肉料理などがあって、それぞれが本当にうまい。

しかし、あまりにも量が多すぎて食べられない。「一人分でいい」と言っても、その一人分が多い。フライドライス(チャーハン)など頼もうものなら、信じられないほどの大盛りがやってきて絶句する。

日本人は「糖質制限ダイエット」だとか「炭水化物抜き」だとか、そんなものが流行っているのだが、インド・アラブ圏は誰も炭水化物の量など気にしないし、炭水化物抜きなど几帳面にやる人間などいないはずだ。

彼らは思いきり炭水化物を食べており、それで人生を謳歌している。

「パン」という調理は神から授かったものであり、それを大切にするという思想があまねく根付いている中東圏で「炭水化物を食べない」と言ったら、憐れみの目で見られるだろう。

それに、当たり前だが炭水化物は「うまい」のである。

日本人は先進国でカネだけは他の民族に比べるとそれなりにある方なのだが、それでもまったく幸せを感じていないのは、滅私奉公で私生活を犠牲にするだけでなく、食事も制限し、セックスも制限して、他にも何でも我慢してしまうからだと私は心の底で思っている。

食べたいものも食べず、「健康だ、見栄えだ」と言って「糖質制限ダイエット」だとか「炭水化物抜き」だとか言っているのだが、いかにも「楽しまない」日本人の気質がそこにあって興味深い。

もちろん、やりたい人は何をしても自由だが、私は炭水化物抜きなど絶対にしたくないし、そこまでして長生きしたいとも思わない。中東の人間の寿命は長くないが、私もそうだろうと苦笑しながら、炭水化物を思い切り食べる。

しかし、それでもアラブ人たちから見たら、私は「食べていない」ように見えるかもしれない。それほど、彼らの食べ方は豪快だ。女性すらも私よりも食べる。「うまい」炭水化物を思い切り食べている。

本当はどうなのか分からないが、日本人女性よりも彼女たちの方が幸せなのかもしれないと思う瞬間だ。


看板をよく見ると、「SHAWARMA(シャワルマ)」と書かれている。日本人の言うケバブと同じだが「シャワルマ」なのである。ちなみに豚肉シャワルマはない。

イスラム教徒が一箇所に集まる理由

このバンコクのアラブ人街が興味深いと思う点は「アラブ人街」という名がありながら、実はそれが正確ではなくて実際にはアラブ人以外にも多くの人種で混成されていて街が成り立っているということだ。

黒人も多い。バンコクはどちらを向いても白人(ファラン)がいる。黒人はそれほど多くない。いないわけではないのだが、ファランの圧倒的な人数に比べると、あまり見かけないと言ってもいい。

しかし、バンコクのアラブ人街では、あちこちに黒人を見かけるのである。

この黒人たちもまたイスラム教徒であり、イスラムであるがゆえにアラブ人街に落ち着いている。

イスラム教徒がアラブ人街に大量に集まるのは、「同じ宗教の人間がいるから安心できる」という理由以外にも実は、もうひとつ切実な理由があると聞いた。それもまた「食事」だった。

このアラブ人街にもタイ料理店がある。しかし、このブロックの大部分を占めているアラブ人は、このタイ料理店にはひとりもいない。「ただのひとり」も見ない。

なぜか。タイ料理は「ハラール」ではないからだ。最近、日本でも彼らが「食べることが許されないものがある」と知られるようになっている。様々な細かい決まりがあるのだが、最も有名なのが「豚肉」が食べられないというものだ。

豚肉だけでなく、豚肉を原料にした調味料も食べられない。だから、豚肉を普通に食べる他の国の料理をイスラム教徒は食べられないのである。イスラム教徒が安心して食べられる料理は「ハラール」を謳っている料理店だけだ。

そうした料理店はどこにもあるわけではない。だから、結果的にハラールを順守しているレストランがあるところにイスラム教徒が集まるということになる。

アラブ人街はかくして濃度が濃くなっていくばかりであり、最近はアラブ人女性の趣味を徹底的に研究した店もまたこのバンコクのアラブ人街にできていて、ド派手な小物を見ているイスラム系の女性を見ているだけで飽きない。(written by 鈴木傾城)


バンコクのアラブ人街が興味深いと思う点は「アラブ人街」という名がありながら、実はそれが正確ではなくて実際にはアラブ人以外にも多くの人種で混成されていて街が成り立っているということだ。
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31. 中川隆[-8805] koaQ7Jey 2019年8月17日 08:43:49 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3937] 報告

LCC(格安航空会社)のこと、ドンムアン空港のこと、プリペイドSIMのこと2019.08.17
https://blackasia.net/?p=14163

今回の旅で、タイにはLCC「タイ・ライオンエア」で行き来した。私は海外をLCC(格安航空会社)で行き来するのは初めてだったのだが、行きは2時間30分も遅れて出発するというアクシデントで散々な目に遭った。

座席は狭いと言われていたので覚悟はしていたが、座った時にはそれほど狭いとは感じなかった。隣に座ったのが女性で身体が小さくて圧迫感がなかったからかもしれない。

意外に問題ないと思って喜んでいたのだが、すぐにその喜びは失望に変わった。2つ問題があった。

1つは座席と前の座席の間が狭すぎて、前の座席の人がシートを倒すとかなり目の前が圧迫される上に、二つ折りのトレイを下ろしたら自分の身体とトレイがスレスレになるほど近づき過ぎていたことだ。

つまり、横の狭さは何とかなったのだが、前の座席との狭さはかなり苦痛だった。

もうひとつは座席が固くて、次第に腰が痛くなってしまったことだった。最近はずっと座っていることが多くて腰痛が職業病のようになっているのだが、常に腰痛を抱えた人間に、LCCの座席はなかなか辛い。(鈴木傾城)

LCC(格安航空会社)でも問題ない?

しかし、「もう二度と乗らない」と激怒するほど耐え難いものだったかというと、実はそうでもない。

飛行機ではないのだが、国外の乗り物というのは、それがバスであれ、車であれ、列車であれ、乗り心地は凄まじくひどいことが多い。

途上国の長距離バスでは悪夢に近い思いもしたことがある。(ブラックアジア:海外での長距離バスは、地獄のような思い出に満ち溢れている)

私だけでなく、途上国を旅するのが好きな旅人はみんな地獄のような交通機関での想い出を1つや2つは持っているものだ。それを考えると「LCCの座席が固くて痛い」くらいは、大したことがないような気になる。

飛行機の時間が遅れるというのは、別にLCCでなくてもあり得たことだった。私はフルサービス航空会社の飛行機ばかり乗ってきたが、このフルサービスの航空会社も時間が遅れるというのはしょっちゅうだ。

座席はさすがにフルサービス航空会社はエコノミークラスでも空間は「ある程度」は確保されているのだが、それでも「エコノミークラスが広いか?」と問われれば狭いと答えるしかない。

マイレージをうまく利用できる時は、たまにビジネスクラスなどに乗って空間の広さを確保できる局面もあるが、ほとんどエコノミークラスで済ませるのであれば、その狭さには慣れる必要がある。

イスが固くないというのは利点だが、それでも涙が出るほど嬉しいかと言われればそうでもない。

つまり、LCC(格安航空会社)はFSC(フルサービス航空会社)に劣るのだが、このFSCもエコノミークラスで言えば大して満足できるものでもないので、そうであればLCCでも十分に妥協できる。

「サターニー・トー・パイ・ナナ」

別に最安値で行くことに喜びを感じているわけでもないので、絶対にLCC(格安航空会社)しか使わないという決断はするつもりはない。それほど切り詰めないと旅に行けないほどシビアに生きているわけでもない。

だから、これからLCCに絞って乗るというルールを自分の中に作るつもりはないのだが、選択肢の中にLCCが入っているのであれば、選り好みしないでLCCを使ってもいいかもしれないと思うようになった。

タイであれば、LCCはドンムアン空港に着く。またドンムアン空港の世話になる日が来るとは思わなかったが、正直な心境を言えばスワンナプーム空港よりもドンムアン空港の方が愛着がある。

今回も10年ぶりくらいにドンムアン空港に降り立って、懐かしさのあまり感動してしまった。ドンムアン空港から市内には数十年前から使い慣れたバスを使って入るのだが今回もそうした。

昔と違うのは、スカイトレインの駅まで行けばそこで乗り換えて後は、電車で好きなところに行けることだ。今回は「モチット駅」で乗り換えてナナまで向かって、そこからアラブ人街に入ったがスムーズだった。

バンコクには数年ぶりだったにも関わらず、ドンムアン空港からホテルまで東京を移動するのと同じくらい何も考えずに行けた。

もうすでにタイ語の99%は忘れてしまっていたのだが、真っ先に私が思い出したタイ語は「サターニー・トー・パイ・ナナ(次の停車駅はナナ駅です)」だった。懐かしいアナウンスだった。

オープンバーで女性たちと話をしてきて「あなたはタイ語ができるの?」と訊ねられたので「サターニー・トー・パイ・ナナ」と言うと大受けだった。

帰路の飛行機は真夜中だったのでスカイトレインやバスは走っていないのでタクシーで向かったのだが、300バーツもあれば空港に着く。LCCを使えばたいていはドンムアン空港だろうから、スワンナプーム空港よりもこちらの方が好きな私はこれだけでLCCでもいいような気がしてきた。

空港でSIMカードを入れ替えた

かつては、旅にスマートフォンを持ち歩くということはなかったのだが、今ではどこにいても片手にスマートフォンを持っている。国外でもスマートフォンで電話やインターネットが普通に使えれば役に立つ。

今回もスマートフォンを持って行ったので空港でSIMカードを入れ替えた。

空港にキャリアが店を出しているので、「SIMを交換してくれ」と言えば5分もかからずにやってくれる。私はAISのSIMを入れたが、バンコクのみであれば「AIS」でも「dtac」でも「True Move」でも何でも問題なさそうだ。

AISでは「SIM2Fly」というアジア14ヶ国利用可能のプリペイドSIMカードもあって、それを日本で買っておいて、旅行前や現地到着後に自分でSIMを入れ替える旅人も多い。(AIS アジア16カ国 周遊プリペイドSIM 4GB 8日間 4Gデータ通信)

一度の旅行であちこちの国をうろつくのであれば、このプリペイドSIMは至極便利だろう。もし私も国をまたぐ旅をするのであれば、このSIMを使う。今回はタイのみで短期間で行って帰る旅なので、特にこだわらなかった。

手に入れた電話番号を継続して使いたいという旅人もいるのだろうが、私は逆に「常に電話番号は捨てたい」タイプなのでプリペイドの使い捨ては役に立つ。

何らかの事情で、どうしても永続的な電話番号を相手に教える必要がある時もある。たとえば、タイの銀行に口座を持っているのだが、そこに使い捨ての電話番号ではまずい。

そんな時は、日本の電話番号とは別にアメリカの電話番号を持っていれば、そこにかかってきた電話はすべて国外のものだと判別できる。アメリカの電話番号は「NextPlus」というアプリで簡単に手に入れることができる。

便利な世の中になったものだ。

失敗だったのは、SIMピンを忘れたことだ。仕方がないので成田のレンタルWi-Fiの店で訊ねてみたらSIMピンを貸してくれたのでそれを使って自分で入れ替えた。SIMピンがなければ安全ピンでも問題ない。

アップルは今後eSIMを押してくることになるので、価格次第だが国外の旅でeSIMを試してみたいという気持ちもある。そんなことを思いながら旅の想い出に浸っている。(written by 鈴木傾城)

タイ・ライオンエアの写真を撮るのを忘れた。映っているのはベトナム・エアライン。ベトナムと言えば、「ベトジェット」が結構話題になったのだが、まだビキニをやっているのだろうか。(ブラックアジア:CAをビキニにして踊らせ、自社の大宣伝をした航空会社)
https://blackasia.net/?p=14163

32. 中川隆[-11107] koaQ7Jey 2019年10月01日 09:26:51 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1713] 報告
タイで77歳日本人男性が幼児へのわいせつ容疑で逮捕。年々下落する日本人観光客の評判 2019.05.05


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タイは性風俗産業が盛んだが、一般女性は貞操観念が強い人も多い(画像)

 タイ警察が4月18日、バンコクで幼児へのわいせつ容疑で、観光でタイに滞在していた日本人男性・I容疑者(77歳)を逮捕したと発表した。容疑者は同月13日にバンコクの路上で、道路に面した飲食店に座っていたスイス人の女児(4歳)の足首から太ももまで撫でた疑いが持たれている。容疑者は9日にタイに入国し、18日には帰国の予定だった。「頬を触っただけ」と容疑を否認している。


年々下落するタイにおける日本人の評判


 この1年2年、タイでの日本人の評判ががた落ちになっている印象がある。かつては戦争終結後の混乱から家電や自動車などの産業の発達で復興を遂げた日本人は、タイを始め、東南アジア諸国では尊敬されていたものだ。しかし、最近は家電は韓国や中国勢が強く話題に乏しく、日本人が東南アジアで犯罪者になるなど、悪いニュースが目立っている。  元々長きに渡り、世界中にある日本の在外公館における邦人保護件数はタイが最も多い。主に邦人が犯罪被害に遭うケースが多かったが、最近は日本人の犯罪者も少なくない。百歩譲って、日本人間のトラブルならまだタイでの評判に影響がないだろうが、今年3月にカンボジアで日本人の若者が強盗殺人をしたほか、今回のわいせつ事件のように他国の人を巻き込めば、騒ぎになってしまうのは当然であろう。

I容疑者は10年以下の懲役か?

 このI容疑者の容疑は15歳未満の子どもに対する強制わいせつとなる。タイの刑法では18歳以下を未成年とし、特に15歳未満を子どもと見て、特にわいせつなどの淫行は罪が重くなる。下記がタイの子どもに対するわいせつに関する刑法の一例だ。 第277条 妻もしくは夫以外の15歳未満の子どもにみだらな行為をした者は、合意の有無に関わらず、4年以上20年以下の懲役および8万バーツ以上40万バーツ以下の罰金(約28〜140万円)を科す 第279条 15歳未満の子どもにわいせつ行為をした者は、合意の有無に関わらず、10年以下の懲役、もしくは20万バーツ以下の罰金(約70万円)、もしくはその両方を科す。暴力などで強制的にわいせつを行った者は15年以下の懲役、もしくは30万バーツ以下の罰金(約105万円)、もしくはその両方を科す  これに従えば、I容疑者は第279条により10年以下の懲役刑を受ける可能性がある。  タイは2016年に前国王が崩御し、現在はラマ10世王の時代になっている。ラマ9世王の時代は比較的恩赦がよく出ていたので、多くの犯罪者が実質的には判決の半分以下の刑期で出所していた。今はタイ全土的に刑務所がキャパシティーオーバーの状態らしく、恩赦が少なくなっていると考えられる。  I容疑者が10年を受けたとしたら、タイの刑務所の過酷な環境を考えると、年齢的に生きて出られるかどうか微妙なラインになってくるかもしれない。


人身売買の暗い歴史を持つタイ

 タイは南国のイメージから、様々な事柄が緩い国だと思われがちだが、飲食店、特にバーなどの営業時間のほか、アルコールやタバコですら販売規則などが厳しい。麻薬に関しては言わずもがなであり、売春も強制的に従事させていた場合は管理者は死刑や終身刑にもなる。特に未成年者への性的な行為は東南アジアの中でもタイは厳しい部類に入る。  タイは1990年代、あるいはそれ以前に人身売買の問題があった。地方の貧しい農村では子どもをわずかな金額で売ることが少なくなかった。ときには性的なサービスを行う施設で働かされる子どももいただろう。  以前のタイの刑法では13歳未満とそれ以上で分けられていたが、現在は15歳未満に引き上げられている。日本における法律では、刑法第176条で「13歳以上の男女に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の男女に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。」となっている。ほかにも各県で定める青少年保護育成条例や児童福祉法で未成年者との淫行などに関して処罰が定められている。  日本の青少年保護育成条例の処罰規定は各都道府県で違うが、最大でも2年以下の懲役、または100万円以下の罰金となっている。年齢の規定や刑罰を見ても、日本よりもタイの方が厳しい。

人身売買の暗い歴史を持つタイ

 タイは南国のイメージから、様々な事柄が緩い国だと思われがちだが、飲食店、特にバーなどの営業時間のほか、アルコールやタバコですら販売規則などが厳しい。麻薬に関しては言わずもがなであり、売春も強制的に従事させていた場合は管理者は死刑や終身刑にもなる。特に未成年者への性的な行為は東南アジアの中でもタイは厳しい部類に入る。  タイは1990年代、あるいはそれ以前に人身売買の問題があった。地方の貧しい農村では子どもをわずかな金額で売ることが少なくなかった。ときには性的なサービスを行う施設で働かされる子どももいただろう。  以前のタイの刑法では13歳未満とそれ以上で分けられていたが、現在は15歳未満に引き上げられている。日本における法律では、刑法第176条で「13歳以上の男女に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の男女に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。」となっている。ほかにも各県で定める青少年保護育成条例や児童福祉法で未成年者との淫行などに関して処罰が定められている。  日本の青少年保護育成条例の処罰規定は各都道府県で違うが、最大でも2年以下の懲役、または100万円以下の罰金となっている。年齢の規定や刑罰を見ても、日本よりもタイの方が厳しい。


日本人に限らず、モラルのない外国人観光客

 しかし、現実的にタイは性風俗産業が盛んで、それを目当てにした外国人観光客も多い。こういった遊び場を割り切って利用しているならまだいいが、中にはタイ人女性がすべて売春に関わっていると勘違いする大馬鹿者もいる。そういった中で元々ペドフィリア(小児性愛者)なのかモラルが欠如していたのか、それとも開放感で訳がわからなくなってしまうのか、I容疑者のように女児に限らず、一般女性に対してわいせつ行為などをしてしまう外国人もいる。  

海外で「日本の恥」とならぬよう、モラルある行動を願いたいものだ。

<取材・文・撮影/高田胤臣(Twitter ID:@NatureNENEAM)> たかだたねおみ●タイ在住のライター。近著『バンコクアソビ』(イースト・プレス)

33. 中川隆[-11005] koaQ7Jey 2019年10月07日 17:03:20 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1823] 報告
「タイ人をバカにした振る舞いをする」と嫌われるタイの日本人観光客。マナー低下はプーケットでも(ハーバービジネスオンライン)
http://www.asyura2.com/19/asia24/msg/109.html
https://hbol.jp/168294
2018.06.16

http://img.asyura2.com/x0/d9/23219.jpg(画像)

プーケットは世界的に有名なビーチリゾートで、夜遊びだけに来る人は少ない


 先日、当サイトにて『タイのナイトライフに異変。夜遊びマナーを知らない日本人男性が増加で日本人への評判ダダ下がり』という記事を執筆したところ、反響が多く、「本当に?」とか「誇張するな」といった意見を頂戴した。しかし、あの記事で書いたことはすべて本当だ。値切りの話はむしろソフトにまとめたほどで、ひどい目に遭ったゴーゴーバーの女性は事後、突然に怒り出して支払いを拒まれたという人もいたくらいだ。  一方で「自分もバーの女性からそう聞いた!」という共感の声も多かった。どちらかというと、批判的な意見よりも同意してくれた声の方が多かったくらいである。

プーケットでも日本人観光客の評判が……

 あの記事では筆者のテリトリー範囲であるバンコクの話が中心だったが、世界的に有名なタイ南部のビーチリゾートであるプーケットでも日本人観光客のマナーが低下しているという声が聞こえてきた。 「プーケットでも最近、変なのが多いですよ」と語るのは、プーケットでバー経営をしている人物。 「特に日本人の若い人に多いですね。この前も、プーケットのゴーゴーバーで盗撮してみつかってしまった若者が逃げ出して、店員に捕まって暴行を受けてしまいました。謝って写真をその場で消せばそれで終わったのに」


http://img.asyura2.com/x0/d9/23220.jpg(画像)
プーケットのビアバーは欧米人が多い


 前回の記事でも盗撮の話は書いたが、タイはバーやマッサージパ−ラー(日本のソープランドに相当する風俗店)などでは店内や女性の写真撮影を極端に嫌う。店内にも撮影禁止の注意書きなどが至るところにあるが、このように盗撮する人が日本人に限らずあとを絶たない。特に小型カメラが発達し、またSNSも普及している今、店側は盗撮にはかなり敏感になっている。  日本人の感覚からすると、例えばゴーゴーバーは売春と直結した飲食店であることから、違法営業をしていると思うだろう。だから、なにか問題があってもごねることで警察に突き出されることはないと考えるのかもしれない。しかし、タイでは裏事情を言えばバーが警察に賄賂を払っているし、例え払っていないとしてもゴーゴーバーは違法ではない。売春はあくまでも従業員と客の交渉によるもので、店は関係ないというのがスタンスだ。バーは連れ出し料を取るが、それはあくまでも従業員のドリンク代あるいは早退の罰金という名目になる。売春のチップはすべて女性に入るので、客と従業員が勝手にやったことという理屈だ。  同時にタイは正当防衛などの考え方が日本とは大きく違う。そのため、盗撮をされたという事実があるので、店員らが客を暴行しても彼らが逮捕されることはまずない。


http://img.asyura2.com/x0/d9/23221.jpg
タイのゴーゴーバーの最先端はバンコクのソイ・カウボーイという通り


http://img.asyura2.com/x0/d9/23222.jpg
マッサージパーラーはホテルのような巨大施設が多い

 先のプーケットのバー経営者は、タイ人や諸外国人の経営者に聞いても日本人の評判は落ちていると言った。 「タイで遊ぶのはもう安くないのが現実ですが、何年も前から情報も遊ぶ日本人の感覚も遊ぶ場所も、すべてが進化していない気がします。タイ人の情報集力、女のコの思考はどんどん進化しています。アジアで日本人だけ置いてきぼりですよ」


タイ人店員から嫌われる日本人の若者観光客


 プーケットのナイトライフシーンで働く人には、日本人の若者はケチという印象が強くあるようだ。もちろんほかの国の若者も金がない人だって少なくない。しかし、行いが非常に悪く、「お金がなくてもスマートに遊べばいいのに、すぐタイ人をバカにした振る舞いをするのが日本人の若者の特徴」と言われてしまっているようだ。  バンコクの夜遊びに精通する日本人男性Tさんは、盗撮や必要以上な値切り交渉、傍若無人な振る舞いはSNSが要因じゃないかと言う。 「YouTubeやインスタに載せるための映像、ブログに載せるための行動のためにそういった振る舞いをしているのではないでしょうか。昔からタイは店内で撮影するのは禁止されていますし、特に今はスマートフォンを店内で触るだけでも注意されるようになりました」  Tさんが目撃したのはバンコク郊外のマッサージパーラーで、ある日店内の待機場所にいる女性たちが一斉に柱やソファーの影に隠れだした事態だった。そのひとりがTさんの隣にいた日本人を指さし「盗撮している!」と叫んだ。ただ、そのときはその日本人はただメール確認をしていただけのようで事なきを得たが、ほかの日にはゴーゴーバーで揉めている日本人らしき男性がいたという。逃げだそうとしたが店の入り口で捕まり、店内に連れ戻されたそうだ。


http://img.asyura2.com/x0/d9/23223.jpg
ゴーゴーの女性たちの撮影許可はなかなか難しい。この写真は当然撮影・使用許可は得ている


 撮影をするならば許可を取ってからでないといけない。ただ、撮影の許可はかなり難しい。筆者は仕事柄、風俗関係の店舗や女性のインタビューなどを行うが、それでも写真撮影の許可を取ることは難しい。本業でも難しいのに、一般の客が許可を得られることはまずない。それを無理にでも撮影した場合、暴行されても仕方がないし、誰も味方になってくれないだろう。

見た目はまともな在住日本人は増えたが……

 2000年代は在住日本人もそれほど多くなく、法を犯しそうな人というのは見た目から変な人が多かった。言動や服装など、どう見てもまともではないという人ばかりだ。今のタイはずいぶんクリーンになり在住日本人も増えたものの、見た目はまともな、中身だけおかしい人というのも多くなった。社員旅行で来た日本人団体が浜辺で全裸になるという事件もあったり、外見で問題児を見分けることは難しい。そうなると、普通の人までも周囲から怪しまれることになってしまう。そういう意味ではこういったマナーの悪い連中が増えることは大きな問題でもある。  タイは今日本旅行ブームで、海外旅行で日本に向かうタイ人が増えている。どちらかというと富裕層が多く、日本の観光収入にも貢献する人たちだ。今のところ日本人のマナーに対する不評はごく一部だけしかない。これ以上悪く言われないよう、日本人の誇りと日本の魅力を、日本人観光客ひとりひとりが背負うつもりでタイを楽しんでほしいと願うばかりだ。

<取材・文・撮影/高田胤臣(Twitter ID:@NatureNENEAM)> たかだたねおみ●タイ在住のライター。

34. 中川隆[-11004] koaQ7Jey 2019年10月07日 17:04:47 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1824] 報告
タイで77歳日本人男性が幼児へのわいせつ容疑で逮捕。年々下落する日本人観光客の評判 2019.05.05

http://img.asyura2.com/x0/d9/22983.jpg


タイは性風俗産業が盛んだが、一般女性は貞操観念が強い人も多い(画像)

 タイ警察が4月18日、バンコクで幼児へのわいせつ容疑で、観光でタイに滞在していた日本人男性・I容疑者(77歳)を逮捕したと発表した。容疑者は同月13日にバンコクの路上で、道路に面した飲食店に座っていたスイス人の女児(4歳)の足首から太ももまで撫でた疑いが持たれている。容疑者は9日にタイに入国し、18日には帰国の予定だった。「頬を触っただけ」と容疑を否認している。


年々下落するタイにおける日本人の評判


 この1年2年、タイでの日本人の評判ががた落ちになっている印象がある。かつては戦争終結後の混乱から家電や自動車などの産業の発達で復興を遂げた日本人は、タイを始め、東南アジア諸国では尊敬されていたものだ。しかし、最近は家電は韓国や中国勢が強く話題に乏しく、日本人が東南アジアで犯罪者になるなど、悪いニュースが目立っている。  元々長きに渡り、世界中にある日本の在外公館における邦人保護件数はタイが最も多い。主に邦人が犯罪被害に遭うケースが多かったが、最近は日本人の犯罪者も少なくない。百歩譲って、日本人間のトラブルならまだタイでの評判に影響がないだろうが、今年3月にカンボジアで日本人の若者が強盗殺人をしたほか、今回のわいせつ事件のように他国の人を巻き込めば、騒ぎになってしまうのは当然であろう。

I容疑者は10年以下の懲役か?

 このI容疑者の容疑は15歳未満の子どもに対する強制わいせつとなる。タイの刑法では18歳以下を未成年とし、特に15歳未満を子どもと見て、特にわいせつなどの淫行は罪が重くなる。下記がタイの子どもに対するわいせつに関する刑法の一例だ。 第277条 妻もしくは夫以外の15歳未満の子どもにみだらな行為をした者は、合意の有無に関わらず、4年以上20年以下の懲役および8万バーツ以上40万バーツ以下の罰金(約28〜140万円)を科す 第279条 15歳未満の子どもにわいせつ行為をした者は、合意の有無に関わらず、10年以下の懲役、もしくは20万バーツ以下の罰金(約70万円)、もしくはその両方を科す。暴力などで強制的にわいせつを行った者は15年以下の懲役、もしくは30万バーツ以下の罰金(約105万円)、もしくはその両方を科す  これに従えば、I容疑者は第279条により10年以下の懲役刑を受ける可能性がある。  タイは2016年に前国王が崩御し、現在はラマ10世王の時代になっている。ラマ9世王の時代は比較的恩赦がよく出ていたので、多くの犯罪者が実質的には判決の半分以下の刑期で出所していた。今はタイ全土的に刑務所がキャパシティーオーバーの状態らしく、恩赦が少なくなっていると考えられる。  I容疑者が10年を受けたとしたら、タイの刑務所の過酷な環境を考えると、年齢的に生きて出られるかどうか微妙なラインになってくるかもしれない。


人身売買の暗い歴史を持つタイ

 タイは南国のイメージから、様々な事柄が緩い国だと思われがちだが、飲食店、特にバーなどの営業時間のほか、アルコールやタバコですら販売規則などが厳しい。麻薬に関しては言わずもがなであり、売春も強制的に従事させていた場合は管理者は死刑や終身刑にもなる。特に未成年者への性的な行為は東南アジアの中でもタイは厳しい部類に入る。  タイは1990年代、あるいはそれ以前に人身売買の問題があった。地方の貧しい農村では子どもをわずかな金額で売ることが少なくなかった。ときには性的なサービスを行う施設で働かされる子どももいただろう。  以前のタイの刑法では13歳未満とそれ以上で分けられていたが、現在は15歳未満に引き上げられている。日本における法律では、刑法第176条で「13歳以上の男女に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の男女に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。」となっている。ほかにも各県で定める青少年保護育成条例や児童福祉法で未成年者との淫行などに関して処罰が定められている。  日本の青少年保護育成条例の処罰規定は各都道府県で違うが、最大でも2年以下の懲役、または100万円以下の罰金となっている。年齢の規定や刑罰を見ても、日本よりもタイの方が厳しい。

人身売買の暗い歴史を持つタイ

 タイは南国のイメージから、様々な事柄が緩い国だと思われがちだが、飲食店、特にバーなどの営業時間のほか、アルコールやタバコですら販売規則などが厳しい。麻薬に関しては言わずもがなであり、売春も強制的に従事させていた場合は管理者は死刑や終身刑にもなる。特に未成年者への性的な行為は東南アジアの中でもタイは厳しい部類に入る。  タイは1990年代、あるいはそれ以前に人身売買の問題があった。地方の貧しい農村では子どもをわずかな金額で売ることが少なくなかった。ときには性的なサービスを行う施設で働かされる子どももいただろう。  以前のタイの刑法では13歳未満とそれ以上で分けられていたが、現在は15歳未満に引き上げられている。日本における法律では、刑法第176条で「13歳以上の男女に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の男女に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。」となっている。ほかにも各県で定める青少年保護育成条例や児童福祉法で未成年者との淫行などに関して処罰が定められている。  日本の青少年保護育成条例の処罰規定は各都道府県で違うが、最大でも2年以下の懲役、または100万円以下の罰金となっている。年齢の規定や刑罰を見ても、日本よりもタイの方が厳しい。


日本人に限らず、モラルのない外国人観光客

 しかし、現実的にタイは性風俗産業が盛んで、それを目当てにした外国人観光客も多い。こういった遊び場を割り切って利用しているならまだいいが、中にはタイ人女性がすべて売春に関わっていると勘違いする大馬鹿者もいる。そういった中で元々ペドフィリア(小児性愛者)なのかモラルが欠如していたのか、それとも開放感で訳がわからなくなってしまうのか、I容疑者のように女児に限らず、一般女性に対してわいせつ行為などをしてしまう外国人もいる。  

海外で「日本の恥」とならぬよう、モラルある行動を願いたいものだ。

<取材・文・撮影/高田胤臣(Twitter ID:@NatureNENEAM)> たかだたねおみ●タイ在住のライター。近著『バンコクアソビ』(イースト・プレス)

35. 中川隆[-10561] koaQ7Jey 2019年10月26日 09:49:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2308] 報告

◆タイの惨劇。ドラッグ狂いの男にレイプされた27歳ドイツ女性の遺体2019.04.


タイは大勢の観光客が訪れており、安全な国であるという認識がある。しかし、レイプ被害は意外に多いというのは統計でも明らかだ。(ブラックアジア:タイは日本の28倍もレイプ事件が起きて、凶悪事件もすぐに忘れられる)

その背景は、銃の蔓延や警察のやる気のなさや身分証明の不徹底など、いくつもの理由が重なっているのだが、それと同時に見過ごせないのは、タイが東南アジアでも有数のドラッグ汚染地帯であるということである。

タイでは1970年代からラオス・ミャンマーの国境地帯で小数民族がケシ栽培をしていたという歴史もあって、マリファナとヘロインが一大流行していた。しかし時代が移り変わり、ケシ栽培の拠点はアフガニスタンに移って、今のタイを汚染しているドラッグはヤーバー(覚醒剤の一種)の独壇場となっている。

ヤーバーは人々を怖い物知らずにする。無鉄砲で暴力的にする。そして、ドラッグでハイになった男が目に付いた女をレイプする。

2019年4月7日、シラチャーの沖合シーチャン島で、「タイが好き。タイの人たちが好き」と言っていた27歳のドイツ人女性がドラッグに狂ったタイの男にレイプされて殺害されていた。現場の写真がある。タイを愛した女性はどうなっていたのか。
https://blackasia.net/?p=12507

36. 中川隆[-15190] koaQ7Jey 2019年12月08日 13:22:47 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2255] 報告
借金や税金が払えなくなったらアジアでロングステイしよう


例えば借金の時効は5年または10年間なので、5年間外国暮らしをすれば大抵の借金は消える。
借金は民事なので刑事事件のように海外に出ている間、時効が停止する事はありません。
また税金に時効はないが、7年で請求権が消滅するので、7年外国に住んで帰国すれば過去の税金を払わずに済む。

2019年12月08日
東南アジアの放浪日本人たち 沈没からロングステイまで

現地に溶け込んで永住する人もいる


引用:http://133.242.209.187/wp-content/uploads/2010/03/01.jpg


タイなど東南アジアで住み着いて現地化する日本人は多い。

安宿に沈没する人、目的を持って旅をしたり、部屋を借りる人、老後を過ごす人など様々だ。


放浪から現地化

東南アジア各国には日本から出て行き現地で暮らす日本人が多く居る。


世界各国にこうした脱出日本人は存在するのだが、距離的な近さと南国のおおらかさ、後進国の気楽さから東南アジアが人気になっている。


格安で世界を旅行するバックパッカーブームがあり、日本に帰国せず現地に住むことを「沈没」と言うが、多くの沈没日本人が現地に溶け込んでいる。

中でも日本人に人気なのがタイのバンコクだったが、軍事政権になってからビザや滞在許可が厳しくなっている。

その土地が好きで住んでいる人も居るし、日本に居られなくなって逃げている人も居る。


例えば借金の時効は5年または10年間なので、5年間外国暮らしをすれば大抵の借金は消える。

借金は民事なので刑事事件のように海外に出ている間、時効が停止する事はありません。


また税金に時効はないが、7年で請求権が消滅するので、7年外国に住んで帰国すれば過去の税金を払わずに済む。


自分探しの旅行中に無気力になっていしまい、そのまま安宿に居着いてしまう人も多い。

タイのバンコク等ではこうした無気力化した日本人数十人が長期滞在するゲストハウスがいくつもある。


ゲストハウスは個室の無いザコ寝宿の事で、大抵は大部屋にベッドがいくつか置いてあり、ベッドの上だけが自分のスペースである。(最近はカプセルスタイルも多い)


雑多な人たちが大部屋でザコ寝するから盗難も起きるが、宿は一切面倒を見ないので、盗まれるほうが悪いらしい。

こうした宿のルールとしては、目的を持って日々を生きている人は何となく浮いてしまい、無気力なほど偉いとされている。


沈没組はほとんどホームレス寸前だったりするのだが、もう少しマシな理由で現地化しているロングステイヤーもいる。


「老後を生活費が安い東南アジアで過ごそう」などの広告を見かけますが、ああいったものに応募するような人たちです。

彼らは移住するためのある程度の資金を持っていて、日本より生活費が安いという理由で移住します。


だがテレビCMで紹介しているような豪華マンションやコンドミニアムを利用すれば、下手すると日本より高くなります。


タチの悪い日本人や現地業者もいるので、移住した先で破産した人も居ます。

それに多くの国では安い現地価格とは別に、外国人価格や日本人価格で契約させるので、思ったより高額な場合がある。

現地人並みに生活費や住居費を安くするには、現地語で情報を集めて契約しなければならないし、汚い市場で買い物しないといけない。


沈没費用はおいくら


タイのバンコクに居住し「外こもりのススメ」という著作を残した棚橋貴秀さん33歳は、海外移住の素晴らしさを発信していました。

ブログで日々の生活を書いたり、ネット投資をしたり、ガイド的な事をして結構楽しく暮らしていたようです。

惜しい事に2008年8月に、やはりバンコクに住んでいた知人の日本人に、金銭トラブルで襲撃されなくなりました。


こんな風に、沈没する日本人には危険な人やマトモじゃない人も多い。

沈没費用はマンションを借りたりすると、家賃と水道光熱費と食費、生活費で7万円から10万円以上とあまり安くは無い。


家賃は3万から5万以上と、比較して良いのか分からないが大阪西成の月3万円から5万円と同じくらいです。


大阪西成や東京の山谷など、ドヤ街の方が安く部屋を借りれる場合もあります。

むろん綺麗なマンションではなく現地人レベルで良ければ安いが、業者に任せると高級住宅を日本人価格であてがわれる。

前述の「ゲストハウス」となると1泊150バーツから200バーツくらいと激安で泊まれる。


最近の為替相場では300バーツが約1000円なので、1泊500円以下という事です。

1ヶ月泊まっても1万5000円、今は円安ですが1ドル100の時なら1ヶ月1万円以下になります。

食費は皿の上にご飯とオカズが乗っている日本で言う「牛丼」的なものは1食150円で食べる事が出来る。


滞在費用は観光したり動き回ると高くなり、何もしなければ安いので、沈没組は食事と散歩以外はベッドで転がっている。

目的地のある旅人は同じ安宿に居ても、次々に入れ替わっていく。


日本の生活に疲れたら気の済むまで、安宿でダラダラするのも、悪くないのかも知れない。
http://www.thutmosev.com/archives/35385857.html

37. 中川隆[-15141] koaQ7Jey 2019年12月14日 10:42:37 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2194] 報告


【祝】タイが誇るあの「古式マッサージ」が、ユネスコの無形文化遺産に決定!2019.12.14
https://blackasia.net/?p=16200

タイの古式マッサージは「指圧」だけで行う一般的なマッサージとはまったく違っている。身体の関節、ツボ、筋肉、リンパをあらゆる形で刺激するもので、施術者の動きは医療であるのと同時に「芸術的」でもある。ユネスコは無形文化遺産に決定したその理由として、「芸術と科学、文化を兼ね備えた伝統医療」と述べているのだが、ここで言う「芸術」というのは、何度も何度もタイ古式マッサージの施術を受けた人間にとっては理解できるものであるはずだ。

それは、医療であるのと同時に「芸術的」でもある

2019年12月12日。ユネスコ(国連教育科学文化機関)は、タイの古式マッサージを無形文化遺産に登録することを決定している。

タイの古式マッサージは「指圧」だけで行う一般的なマッサージとはまったく違っている。身体の関節、ツボ、筋肉、リンパをあらゆる形で刺激するもので、施術者の動きは医療であるのと同時に「芸術的」でもある。

ユネスコは無形文化遺産に決定したその理由として、「芸術と科学、文化を兼ね備えた伝統医療」と述べているのだが、ここで言う「芸術」というのは、何度も何度もタイ古式マッサージの施術を受けた人間にとっては理解できるものであるはずだ。

このユネスコの決定を歓迎したい。最近、タイの古式マッサージを受けていないことに気づいたが、近々また受けに行きたいと思う。

現地タイで受けることもできるが、日本でもタイ古式マッサージの訓練を受けたプロの施術士が大勢いるので、現地に行けない人でもインターネットで家の近くで店を探して受けることができる。

まだ受けたことのない人は是非受けてみて欲しい。ただし、初めて受ける人は指圧だけのマッサージと違って戸惑うこともあるだろう。そして、まだ若くて身体が柔軟だと、あまりマッサージの良さが分からないかもしれない。

かく言う私もそうだった。

私自身がタイ・マッサージを初めて受けたのは二十歳(はたち)の時だ。タイの方々を旅していたのだが、タイ南部の地方都市ハジャイに辿り着いた時、泊まっていたホテルの下がタイ古式マッサージ(タイ伝統マッサージ)の店だった。

店の前にいた中年の女性に「やっていかない?」と言われたのだが、タイのマッサージは「痛い」と聞いていたのでまったくやる気がなかった。しかし数日後、話のネタになるのであればと気を取り直してチャレンジしてみた。



やがてマッサージの「良さ」というのが見えてくる

無理な体位で身体をひねられたりツボを押されて激痛にうめいたり、なかなか「楽しい経験」ではあったが、それで身体が気持ちよかったかどうかと言われれば何とも言い難いものがあった。

マッサージというものが「なぜそんないいのか」が分からないまま、私はそれから10年近くもマッサージを受けなかった。

マッサージが初めて「効く」体験をしたのはカンボジアにいるときだ。北部バッタンバン州で船を乗る時に腰をひねってからずっと腰の痛みが取れなかったのだが、ある日プノンペンに日本式の按摩屋があるというので半信半疑で行ってみた。

そこで盲目のカンボジア人の男性にマッサージをしてもらったのだが、これが本当に心地良かった。痛みが治ったわけではないのだが、それよりもマッサージを受けることの心地良さに初めて開眼した。

ツボを押されるとき、筋肉の奥の知らなかった痛みを叩いてほぐされる時、これほど芯から心地良く感じるとは夢にも思わなかった。

日本人だから日式が効いたというわけではない。歳を取ってマッサージそのものが効く身体になっていたのだ。

人によるのだが、一般的な話をすると、マッサージは子供や若者がやっても気持ち良くないと言われている。くすぐったかったり、単に痛かったり、何も感じなかったりする場合が多い。

しかし、体力が落ちてきて、恒常的に身体が疲労を感じるようになると、やがてマッサージの「良さ」というのが見えてくる。

「芯から心地良い」というのは、それだけ疲れが溜まっているということなのだろう。若ければ何もしなくても自然に回復する疲れが、回復できなくなったという言い方もできる。





「覚えたくなる」という衝動は私にもよく分かる

カンボジアからタイに戻って改めて街を見回すと、バンコクにもあちこちにマッサージ屋があった。もちろん、いくつかは怪しげなマッサージ屋なのだが、「タイ古式マッサージ(Thai Traditional Massage)」と謳っているところはまともなところだ。

カンボジアでマッサージの心地良さに開眼してしまった私は、私はヤワラーで牙科(歯医者)の隣に仰々しい看板を掲げた古式マッサージ屋に入って個室でプロの施術を受けたのだが、もうすっかり病みつきになってしまっていた。

腰痛に関して言えば、日本に帰る頃にはすっかり腰痛もなくなっていたが、これはマッサージを受けたから治ったのか、それとも自然治癒したのかは分からない。

しかし、それ以降は、別に身体が痛くなくても、たまにマッサージの心地良さだけを味わいたいがために、タイ古式マッサージを受けるようにしている。

歩き回って足が棒のように張ったあとに受けるマッサージがまた格別で、マッサージを受けている時間が、非常に贅沢な時間を感じてしまう。

タイの古式マッサージの特徴は、身体をひねったりねじったりする際の、本人が痛みを感じるギリギリのところで止めて筋肉を伸ばすところにある。この苦痛を感じる前までのギリギリのところが心地良い。いや、今では痛みすら心地良いと感じるようになっている。

若い頃の「何がいいのか分からない」とは真逆の心境だ。あまりにも心地良すぎて、腕の良い施術士にかかると意識まで飛んでしまう。心地良い感情の中に落ちて、2時間どころか3時間ですらも「あっと言う間」と感じるくらいだ。

人によっては、あまりにも心地良いので自分が受けるだけでなく、その技を覚えたくなる人もいるほどである。

「覚えたくなる」という衝動は私にもよく分かる。タイ古式マッサージの施術者の動きは「芸術」だからだ。古式マッサージを覚えるというのは一種のタイ舞踊を覚えるのと同じニュアンスがそこにある。

地獄のようなインド売春地帯を描写した小説『コルカタ売春地帯』はこちらから

無形文化遺産の技を一度くらいは受けても損はない

タイの古式マッサージは筋肉や関節をリラックスさせるために施術者は自分の身体のすべてを動かし、指だけでなく、自らの膝や肘や足や体重を自由自在に使って流れるように術をかけていく。

マッサージを受ける被術者は、マッサージを受ける中で気が付けばいくつかのポーズになるように身体を動かされているのだが、こうした動きのひとつひとつはヨガのポーズに通じるものがあるという。

その理由は、このタイ古式マッサージの発祥がインドから来ており、インドの古代医学であるアーユルヴェーダの流れを汲んでいるからであると解説されている。

インドからタイに伝わったと言われているのは「2500年前」なのだが、2500年と言うと途方もない昔でもある。だからこそ「古式」なのだ。

この古式マッサージは今もタイではバンコク最古の寺院「ワット・ポー」で施術を学ぶことができるのだが、なぜ寺院で古式マッサージが学ぶことができるのかというと、そもそも2500年前にタイに古式マッサージを紹介したのが仏教の僧侶たちだったからでもある。

タイの人々の伝統になっている合掌(ワイ)もまた、古式マッサージの前に行われる挙動(ビヘイビア)のひとつであった。

仏教、古式マッサージ、合掌(ワイ)。

タイという国や文化を象徴するものがすべて絡み合って存在しているということが分かれば、ユネスコがタイの古式マッサージを無形文化遺産に登録することはとても自然なことであるのが分かるはずだ。

2500年前から続いているこの伝統的な「術(わざ)」である古式マッサージをまだ受けたことがないという人がいたら、それはもったいないことだ。無形文化遺産の技を一度くらいは受けても損はない。



『タイマッサージ・バイブル―ワットポースタイル(大槻 一博)』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4894229226/ref=as_li_qf_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=asyuracom-22&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=4894229226&linkId=7904e8ab181505df13ab596bebba01f8


https://blackasia.net/?p=16200




38. 中川隆[-14207] koaQ7Jey 2020年1月29日 01:35:41 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-897] 報告
【ch桜北海道】末永千草の情報シュート!「バンコク番外編2020おすすめグルメ&スポット」[R2/1/23]


39. 中川隆[-14206] koaQ7Jey 2020年1月29日 01:37:47 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-896] 報告
【ch桜北海道】末永千草の情報シュート!「プロサッカー選手を目指す若者たち in バンコク」[R2/1/16]

40. 中川隆[-12566] koaQ7Jey 2020年5月30日 06:49:10 : LDDFk5geOE : TmRzTm8veDNoZTY=[1] 報告
◆普通の女性に愛人契約なんかを持ちかける愚かさと無意味さと馬鹿馬鹿しさ
2020.05.30


パタヤ日本人会(PJA)のサイトが、あるタイ女性のツイートを紹介していた。あるタイ女性が、タイ語でツイートした内容がタイで波紋を起こしているということだ。詳しい内容はこちらにある。


日本人から月3万バーツで愛人契約を持ちかけられた!ツイートが大反響
https://pattayaja.com/2020/05/29/11733/


『タイに来る日本人男性の多くは本当にひどいです。40代の日本人から、愛人契約に興味があるかどうか尋ねられました。(1か月あたり3万バーツ、妻がいないときに週に1回食事をして、セックスをすれば帰国日までお金を与えるという約束です)』


つまりタイに派遣された駐在員が、自分の会社の部下のタイ女性に「愛人契約しないか?」と持ちかけた図式である。


実のところ、東南アジアに派遣された駐在員の間ではよく行われているもので、今までは黙認されて裏側でずっと続いてきたものだ。


しかし、タイの人々の生活水準も上がっているし、別に外国人の愛人(フェーン)にならなくても生きていける生活になっている。そもそも、タイの高学歴の女性たちはみんなエリートであり、きちんとした教育を受けており、普通の日本人女性よりも保守的で厳格だ。


今はすべての人がSNSで自分の身に起きたことを発信できる時代であり、全世界に広がった「#MeToo」を見ても分かる通り、普通に生きている女性に愛人契約なんかを持ちかけたら一瞬で糾弾される。


愛人契約は真夜中の世界の論理で成り立つものだ。それを表社会に女性に持ちかけてどうするつもりだったのか。
https://blackasia.net/?p=18571

41. 中川隆[-12565] koaQ7Jey 2020年5月30日 06:52:00 : LDDFk5geOE : TmRzTm8veDNoZTY=[2] 報告
タイ)日本人から月3万バーツで愛人契約を持ちかけられた!ツイートが大反響
2020年5月29日
https://pattayaja.com/2020/05/29/11733/


昨日の2020年5月28日、タイ人の方がタイ語で行ったと見られる以下のツイートが、タイで大きな反響を呼んでいます。


ผช. ญี่ปุ่นหลายคนที่มาไทยคือแย่จริงนะ เคยโดนญี่ปุ่นวัย 40+ มาถามว่าสนใจเป็นเมียน้อยแบบผูกสัญญาไหม (สัญญาที่ว่าคือให้เดือนละ 30k, กินข้าวอาทิตย์ละครั้งเวลาเมียไม่อยู่ + xxx และจะให้เงินจนครบวันที่นางกลับญี่ปุ่น)

— บัญชี (แมว) เจแปน : BancheeJapan บัญชีพักก่อน (@bancheejapan) May 28, 2020

(bancheejapanさんのツイート)

このツイート、日本語に訳すと以下のような概要です。

「タイに来る日本人は本当に酷い!

40歳以上の中年の日本人男性から、月3万バーツで愛人契約を持ち掛けられた。

その内容は、奥さんが居ない時に週一回のペースで会って、食事とXXXをすること」

というものです。

本記事執筆時点の2020年5月29日の午後5時過ぎの時点で、リツイートは7800を超えており大反響となっています。

このツイートに対し、日本人の全部がこんな事をしているわけではないものの、タイに来る一部の日本人は、タイ人の女性をこのように見ているという意味でも大きな反響となっており、日本人のモラルが疑われる事態となっています。

もちろん、現時点ではこの日本人とは誰で、本当にそのような愛人契約を持ち掛ける行為があったのかどうか、検証がされているわけではありません。しかしながら、日本人社会においては、このような話はなんとも「ありそうな」話であり、改めて日本人社会のモラルが問われる事態となっていると言えるでしょう。

タイ現地でもネット上からは「私も似たような話を日本人から持ち掛けられた」という声も複数あがっています。

現在、タイの日本人社会においては、以下記事の通りバンコクなどで、一部の”日本メディア”がタイ人女性を誹謗中傷する記事を出し、日本人が読んでいるという問題もタイで広まっており、日本人への感情が悪化しています。


タイ)ワイズの対応に批判殺到「タイの方々は日本人を楽しませる”物”ではない」
https://pattayaja.com/2019/10/02/6770/

 (タイ語版は、こちらを御紹介しています。)
(สำนักข่าวไทย) นิตยสาร WiSE รับมือกับคำวิจารณ์มากมายเรื่อง “คนไทยไม่ใช่ของเล่นของคนญี่ปุ่น”
https://pattayaja.com/2019/10/09/6939/

(画像は上記記事より)

一部の日本人男性の行為により、日本人全体のイメージが、また悪化しそうな状況となっています。

外国人への嫌悪感の高まりの可能性に懸念

現在は武漢ウイルスの問題もあり、これが一部外国人が感染を広げているという認識が広がっていることから、日本人を含む外国人全般への印象が悪化しており、それによる問題なども既に相当数が把握されています。

参考記事)
タイ)日本人は出ていけ、刺身には菌!理解を求め梨田大使が手紙
https://pattayaja.com/2020/03/20/9347/


この問題はタイ全土で同様の状況となっています。

タイの日本人社会においては、以下記事の通りバンコクなどで、一部の”日本メディア”がタイ人女性を誹謗中傷する記事を出し、日本人が読んでいるという問題もタイで広まっており、日本人への感情が悪化しています。


タイ)ワイズの対応に批判殺到「タイの方々は日本人を楽しませる”物”ではない」
https://pattayaja.com/2019/10/02/6770/

 (タイ語版は、こちらを御紹介しています。)
(สำนักข่าวไทย) นิตยสาร WiSE รับมือกับคำวิจารณ์มากมายเรื่อง “คนไทยไม่ใช่ของเล่นของคนญี่ปุ่น”
https://pattayaja.com/2019/10/09/6939/

タイ)女性中傷のワイズ、タブロに回答せずツイート対応で報じられる
https://pattayaja.com/2019/10/18/7099/

https://pattayaja.com/2020/05/29/11733/

42. 中川隆[-12564] koaQ7Jey 2020年5月30日 06:57:10 : LDDFk5geOE : TmRzTm8veDNoZTY=[3] 報告

2005.09.22
バンコクにおける愛人契約の相場


「このまえチャットをしていたときに、ある男が毎週土曜日に丸一日付き合ってくれれば月々20,000バーツの手当を支払うという話を持ちかけてきたから、相場は30,000〜40,000バーツなんじゃないかって切り返してやったわ。もちろん興味本位でからかってやっただけなんだけど、最後には25,000バーツ出すとまで言ってきた。この男が女子大生に対して手慣れた様子で愛人契約の話を持ちかけてきているところから推測すると、おそらくすでにそれなりの実績があるってことなんじゃないかしら?」

夕方、きのうの二日酔いが抜けないまま自室でぼんやりとテレビを眺めていたところ、友人が夕食を差し入れに来てくれた。話は半ば上の空だったが、ふと、標準的な日本人の給与所得者がこれほどの大金を用意できるものかと気になった。もし仮に、タイにおける愛人契約の相場が月々30,000バーツであるのなら、年間で100万円弱の費用がかかる計算になる。

愛人の女性に対して支払われるいわゆる手当や仕送りは、お気に入りの娼婦に売春から足を洗わせ、自分ひとりで独占するための収入補償といった意味合いがある。ひとりの女性をいろいろな意味で拘束するわけだから、贅沢な生活などそれなりの見返りが必要となる。バンコクであれば、せめて大卒女性25歳の標準的な月給である20,000バーツ程度はほしいところ。相場は25,000〜35,000バーツと言われており、40,000バーツ以上になると「そこそこオイシイ話」に分類される。


関連記事タイの援助交際について考える その2
2004.07.24
これが今、一部の日本人中年男性たちのあいだで流行っている。ところが、タイにおける愛人手当の相場は、日本の3分の1程度と決して安くはない。タイにおける所得の格差に疎い一部の日本人男性たちは、タイ人はみんな均質に貧しいと思い込み、毎月6,000バーツもやれば十分と考えているようだが、それでは高卒の工場労働者の月給にも劣るため、愛人に対して支払う手当としてはあまりにも少なすぎる。手当が少なければ、その愛人は、男性に対して手当の増額を要求するか、もしくはスポンサーとなる男性の数を増やさざるを得なくなるだろう。したがって、少額の手当や仕送りでは、特定の女性に売春から足を洗わせて、自分ひとりで独占するという、愛人契約本来の目的を果たすことはできない(そもそも十分な手当を支払ったところでどれだけ上手くいくのか疑わしい)。

一部の日本人中年男性たちは、「タイの女性は金の亡者だ」とよく言うが、恋愛ビジネスにおけるサービスの提供者が、サービスの利用者に対して正当な報酬を要求することのどこがおかしいのか?(それとも普通の恋愛と「ビジネスとしての恋愛」との区別すらついていないのか!?)。

私的なNGO活動として自己満足に浸りたいのであれば、本物のNGO団体に金銭を寄付をしてみてはいかがだろうか。中途半端なカネを愛人なり娼婦なりに与えたところで、どうせ麻薬の購入費やヒモの生活費に変わるのは目に見えている。それならば、最初から民間の団体を通じてタイの貧しい子どもたちに文房具などを提供し、将来における地球社会の発展に貢献したほうがよほど有意義なはずだ。一部の見当違いな同胞たちを見ていると、本当にいたたまれない気持ちになる。

この友人は、就職活動をしていたときに「高収入保証」と書いてある求人案件をインターネットで見つけ、電話で業務の内容について問い合わせてみたところ、なんとラッチャダーピセーク通りにあるマッサージパーラー(ソープランド)に繋がったという。そのときも今回と同じように興味本位で質問攻めにしたそうで、そのときはじめてマッサージパーラーで働いているマッサージ師(ソープ嬢)に月々50,000バーツの固定給のほか、チップによる追加収入があることを知ったという(肌は白くて目は大きいか、と電話中に何度も聞かれたらしい)。

ところで、冒頭にある友人の話にはオチがあった。

「この男、手当は毎月末に銀行の口座に振り込むとかほざいていたのよ。それでは、せいぜい1ヶ月間まるまる好き勝手なことをされたあげくにトンヅラをこかれるのがオチね。誰がそんなバカな話に付き合うもんですか!って思うけど、こんな誘いに乗ってしまう愚か者もきっといるんでしょうね。ま、わたしは端から誰かの愛人になるつもりなんかないから関係ないけど」

支払う側にとっても受け取る側にとっても自己責任。それが愛人契約の原則なのかもしれない。

昨晩、トーングロー通りにあるキャバレー Exotica Exclusive Club を出たあとの記憶が全くない。コンタクトレンズの左側はきちんと保存容器のなかに納められていたのに、なぜか右側だけが目のなかに入ったままだった。部屋の鍵やカバンが定位置にはなかったので、コンドミニアムの警備員が部屋まで送り届けてくれたのか、それとも自力で部屋まで戻って来たのか判断することもできない。まったく分からないことばかりで、朝からイヤな気分になった。

視力は午後3時ごろに回復し、午後6時には眩暈からも開放された。そのため、タームペーパー(学期末の課題小論文)の提出日が間近に迫っているにもかかわらず、昼寝をしたりネットサーフィンをしたりと、一日を無為に過ごしてしまった。

ここのところ、好奇心旺盛な人の話力には感心させられることが多い。好奇心は知識を蓄積し、知識はコミュニケーション能力として発揮される。

http://www.diaryinbangkok.com/2005/09/22/%E6%84%9B%E4%BA%BA%E5%A5%91%E7%B4%84%E3%81%AE%E7%9B%B8%E5%A0%B4/

43. 2020年11月03日 12:10:46 : TuqvwFp9Ek : UFloSzJYUlNNUjY=[9] 報告
◆パタヤの堕落。コロナ禍でもハイエナと売春する女たちの姿は消えなかった
2020.11.03


中国発コロナウイルスは人から人にうつる伝染性の感染病だ。濃厚接触することによって感染する。セックスは「超」濃厚接触なので、いくら以前に手洗いしようとイソジンでうがいしようと意味がない。

セックスは粘膜の接触であり、体液の交換である。相手がコロナウイルスを持っていたら、もう観念するしかない。

そんなこともあって全世界で売春地帯が閉鎖され、再開しても場は極度に縮小されていて、セックスワーカーも減ってハイエナも減った。

しかし、そんな中でもセックスワーカーとハイエナは決して「ゼロ」にならない。性病も、伝染病も、破産も、何も恐れない男と女がいて、何も考えていない男と女がいて、さらに金がどうしても必要な女と快楽がどうしても必要な男がいる。

タイが誇る堕落の街「パタヤ」も、そんなタイプの男と女がそこにいて縮小された売春地帯で何事もないかのように退廃したライフスタイルを送っている。

アンダーグラウンドの男と女たちには、世間の常識なんか通用しない。表社会のルールなんか最初から従うつもりもない。自滅上等で生きている。やれやれと思いながらも、私はニヤリとする。彼らは今も昔も変わらない。

パタヤも規模が縮小したが、結局は今も何ら変わりなく「売春地帯」として機能している。真夜中になると売春地帯として妖しいレッド・ライトが点在し、野良犬のように世界各国の男たちがさまよっていると報告されている。

コロナ禍でも本国に戻らず、売春地帯に沈没したままのハイエナが何食わぬ顔でバーを渡り歩いている。売春地帯は明るい。これだけ陽気で開放的な場所なのに、彼らの醸し出す孤独感は深い。

「誰でもいいから、今晩の孤独を癒やしてくれる女が欲しい」という思いがそこにある。「本当に好きでなくてもいいから、せめて自分といるときだけは好きなフリをして欲しい」「楽しんでいなくてもいいから、楽しんでいるフリをして欲しい」と男は考えている。

そして幸か不幸か、コロナ禍の中でも、パタヤにはそれに応えてくれる女たちがたくさんいる。
https://blackasia.net/?p=21156

44. 2020年11月18日 09:45:22 : tfHVcpIIE4 : eWlvdnpzNllRZUk=[5] 報告
タイも、目に見えてせわしない国になっていった

私は若い頃から仕事らしき仕事はほとんどしないで好きに生きてきた。同い年の知り合いが猛烈に働いている頃、私はタイのバンコクや、ハジャイや、スンガイコーロクなどでのんびり過ごしていた。

あの頃のタイの光景は今も私の心の中に深く刻み込まれている。1980年代後半のタイは、バンコク中心部から少しでも外れると、途轍もない田舎の光景がずっと広がっていて、人々は信じられないほどのんびりしていた。

確かに、あの頃のタイは今とは較べられないほど貧しかったかもしれない。しかし、人々は別に貧しさを気にすることもなく、ゆったりとしていたように見えた。暑い国なので、人々は昼間は外を出歩かない。

出歩くとしても、異常なまでにのんびり歩いている。後で知ったのだが、せかせかと歩くと体温が上がって熱中症になりやすいので、わざとゆっくり歩いていたのだ。

たまに、日本では想像できないような激しいスコールも来る。そんな時はどうするのか。人々は、他人の家の庇(ひさし)に避難し、何時間もじっと雨の滴を見つめていた。みんな、それほどのんきな生活をしていた。

子供たちは雨が降ったら、素っ裸になってスコールの中で嬉々としてシャンプーし、石鹸で身体を洗っていた。雨がシャワーだった。そんな光景を見て、私は日本とタイの時間の流れの違いを肌で感じていたものだった。

しかし、タイも1990年に入ると目に見えてせわしない国になっていった。1980年代の後半から、タイは工業化の時代に突入していき、バンコクは年がら年中、工事ばかりしていて、交通渋滞もまったく緩和されない公害都市と化した。

タイも資本主義に組み入れられて、微笑みの国の人々から心の余裕が消えていったように見えた。

歓楽街パッポンの女性たちも、どんどん金儲け重視主義、効率主義になっていった。昔のようにだらしのない男とだらしのない女が、バーの片隅で何時間も時間をつぶすような光景が消えていったのもこの頃だった。

資本主義が入り込んで、競争・効率の時代になっていくと、ここまで社会の雰囲気が変わってしまうのかと、私は驚きと悲しみが止められなかった。

インドの貧困層の女性たちを扱った『絶対貧困の光景 夢見ることを許されない女たち』の復刻版はこちらから

一生懸命に働いても見返りはほとんどない
資本主義。高度情報化社会……。世の中が効率重視になっていくと、人間もまた自分の人生をどんどん効率化させていかなければならなくなる。世の中のスピードに合わせないと、取り残されてしまうからだ。

のんびりしている暇はない。常に、追い立てられて、必死になって時代に食いついていかなければ「負け犬」にされてしまう。しかし、無理に無理を重ねて生きていくのだから、誰しもがどこかで力尽きてしまう。

だんだん登る山が急勾配になり、足が前に出なくなってしまうのだ。そして、今や多くの人が「なぜ、こんなことになっているのか」と疑問に感じながら、もがくようにして生きている。

極限に向けて突き進んでいく時代は、いずれどこかで崩壊していくことになる。モノには限度があって、社会がどんなにそれを求めても、人間性が崩壊するまで効率化を追求できないからである。

私たちは人間性が崩壊する前に、「本当にこれでいいのか」と立ち止まって考えるべき時期に来ている。もう、やみくもに前に進もうとしても、それ自体が社会全体を暴走させることになるからだ。

グローバル化が加速していく中で、私たちは優しさや、相互理解や、のんびりとした幸せな時間をかなぐり捨てた。とにかく自分が豊かになることばかりをめざし、自分の権利だけを主張する社会を築き上げた。

この競争社会は、多くの人間を「経済格差」で区分けし、持てる者と持たざる者を極大化させる局面に入っている。いくら競争しても勝てないのに、ずっと競争させられる時代に入った。

格差社会が極大化すると、必死になっても見返りはほとんどなくなる。睡眠時間を削り、命を削ってフラフラになって働いても見返りがない。当然だ。持てる者がすべて持っていき、わずかなパイを大勢で分け合うことになるからだ。

そんな中、2020年はコロナ禍に翻弄されたのだが、このコロナ禍は格差をさらに広げている。そろそろ、多くの人が「格差社会が極大化した社会では、一生懸命に働いても見返りはほとんどない」と気付いてもおかしくない時代に入っている。

私たちはどこに向かうのだろうか……。
https://blackasia.net/?p=21361

45. 2021年1月18日 11:34:10 : pj8AqNHlPE : ZUtoYXYySXJvVnM=[16] 報告
◆コロナ禍でパタヤ最古のゴーゴーバーも閉鎖。思い出す1980年代のエイズ禍
2021.01.18


タイは2020年11月まで中国発コロナウイルスをうまく抑え込んでいたのだが、12月に入ってからバンコク近郊の国内最大の海産物市場・マハーチャイ市場で感染者が発生して、一瞬にして数百名の感染者が確認される事態となった。

以後、新規感染者は大きく上下に乱高下しながら全体的に見るとじわじわと拡大している状況になっている。これを受けてタイ政府は2020年12月30日から再び、ほぼすべての事業が閉鎖されることになった。

ショッピングモール、カラオケ店、ライブハウス、マッサージパーラー、ゴーゴーバー、オープンバー、ダンスホール、映画館、学習塾、子供センター、公共プール、イベント、民間保育施設、劇場、ビリヤード・ボーリング・ゲームセンター、マッサージ屋、古式マッサージ屋、美容クリニック、SPA、フィットネスジム……。

バンコク・パタヤ・プーケット・チェンマイ・ダンノック等々の観光街・歓楽街はすべてシャッター通りとなってしまい、街は昼間から閑散としたゴーストタウンのような状態を晒している。

パタヤは今、多くのオープンバーが絨毯爆撃でやられたように潰れてしまっているのだが、今月のロックダウンで息絶え絶えに営業していたバーの多くが生き残れなくなってオーナーが店を畳んでいる。

ファランたちの未確認情報で、「パタヤで最も古いゴーゴーバー」と呼ばれていた『タヒチアン・クイーン』も完全閉鎖した」という噂が飛び交っている。

このバーは1978年にオープンされたバーだったが、2020年のコロナ禍による観光客の激減で財政危機に陥っていた。オーナーは2021年の復活に望みを託して耐えていたものの、12月に再度の感染拡大を見て、閉鎖を決断したということだ。

『42年に渡って売春地帯《Sin City》で営業してきたが、コロナはとうとうタヒチアン・クイーンを殺してしまった。(安らかに眠れ)』

タヒチアン・クイーンさえも生き残れないのだから、他の弱小ゴーゴーバーも生き残れるはずがない。大半のオーナーはもはや営業をあきらめてとっくに撤退している。東南アジア最大の売春地帯《シン・シティ》も風前の灯火となった。

こうした騒動の中、私が思い出すのは1980年代の時の「災厄」である。あの頃、売春地帯を震え上がらせていた病気がある。それは「AIDS」と呼ばれているものだった。
https://blackasia.net/?p=22113

46. 2021年9月11日 07:46:17 : X5s0H1dYlY : Qy5UYWx0azlxYkU=[1] 報告
◆タイの惨劇。ドラッグ狂いの男にレイプされた27歳ドイツ女性の遺体
2019.04.11

タイは大勢の観光客が訪れており、安全な国であるという認識がある。しかし、レイプ被害は意外に多いというのは統計でも明らかだ。(ブラックアジア:タイは日本の28倍もレイプ事件が起きて、凶悪事件もすぐに忘れられる)

その背景は、銃の蔓延や警察のやる気のなさや身分証明の不徹底など、いくつもの理由が重なっているのだが、それと同時に見過ごせないのは、タイが東南アジアでも有数のドラッグ汚染地帯であるということである。

タイでは1970年代からラオス・ミャンマーの国境地帯で小数民族がケシ栽培をしていたという歴史もあって、マリファナとヘロインが一大流行していた。しかし時代が移り変わり、ケシ栽培の拠点はアフガニスタンに移って、今のタイを汚染しているドラッグはヤーバー(覚醒剤の一種)の独壇場となっている。

ヤーバーは人々を怖い物知らずにする。無鉄砲で暴力的にする。そして、ドラッグでハイになった男が目に付いた女をレイプする。

2019年4月7日、シラチャーの沖合シーチャン島で、「タイが好き。タイの人たちが好き」と言っていた27歳のドイツ人女性がドラッグに狂ったタイの男にレイプされて殺害されていた。現場の写真がある。タイを愛した女性はどうなっていたのか。

https://blackasia.net/?p=12507

47. 2021年9月11日 07:48:02 : X5s0H1dYlY : Qy5UYWx0azlxYkU=[2] 報告
◆私が見てきたドラッグ依存者。薬物で身心共にボロボロになった姿の哀しさ
2018.05.31

東南アジアの女たちと関わっていると、時々ドラッグをしている女性と一緒になることがある。

かつてのタイは、ヤワラーの安い旅社(ゲストハウス)に出入りする女性の何人かはシンナー中毒だったし、2000年代前後はヤーバーでハイになっている女性は珍しくなかった。

さらに隣国のカンボジアでは、マリファナ、ヤーバー以外にも、揺頭(ヤオトウ)=エクスタシーと呼ばれるパーティードラッグが『ホリデー』や『マティーニ』のようなクラブで出回っており、売春で生きている女たちが暇つぶしにやっていた。

私自身はこうした荒んだ女たちが嫌いではなかったが、彼女たちを自分の部屋に来てもらって一緒に過ごすことには不安を感じた。

彼女たちが恐ろしかったからではない。警察に踏み込まれて彼女のドラッグ所持がバレたとき、私まで一緒に逮捕されるのに不安を感じたのだ。

だから、あからさまにドラッグ依存している女性にはカンボジアでは関わらないようにしようとしたが、それでも気づかないことも多かった。(ブラックアジア:マイはベトナムに帰った。バスルームで頭を振っていたマイ)

時々、ドラッグをしていた彼女たちがまだ生きているのかどうかを考えることもある。生きていても、もう彼女たちは荒廃して弾けるような美しさは痕跡すらも消えているはずだ。考えたくないが、そう思う。
https://blackasia.net/?p=2441

48. 2021年9月22日 09:46:20 : xhppNR8wzo : N0FYQm1rMUM3YWM=[5] 報告
◆タイ悲惨。520万人が貧困状態、ホームレス化するハイエナ、稼げない女たち
2021.09.21


タイのコロナ禍は今もなお鎮静化というには程遠いレベルにある。新規感染者数のピークは2021年8月14日の2万2000人超えで、政府も本腰を入れてロックダウンやワクチン接種を進めて行った結果、現在は1万4000人規模にまで落ちている。

しかし、それでも毎日1万4000人規模なのである。タイの人口は6963万人なので、これを日本に当てはめると一日約2万4127人近くが新規感染しているということになる。そう考えると、「落ち着いた」どころではないというのが分かる。

デルタ株は最初の株とは違って重症化しやすい傾向にあり、「ただの風邪」どころではなく、タイの病床も相変わらず危機的な状況にあって病院前のガレージでコロナ死している人たちも大勢いる。多くはワクチン未接種の人たちである。

すでに病院に行っても助かるかどうか分からないし、収容もしてくれないし放置されるのは分かっているので、田舎ではコロナに感染して半死半生の状態になっている高齢者などを寺院《ワット》が受け入れる体制になっている。

コロナに感染したホームレスも、病院に行く金もなく路上で見捨てられているので、こうした社会的弱者も寺院が引き取っている。

しかし、寺院では僧侶が献身的に患者を看てくれるとは言っても、そこは病院ではないので医療行為はない。体力のない高齢者などが寺院でコロナによって次々と死んでいくという悲惨な現状になっている。

こうした中で、もうひとつ問題になっているのはコロナ禍による失業者と貧困者の増大だ。タイは観光立国であり、多くの貧困層は観光客相手に商売をしていた。こうした人たちは2年に及ぶインバウンドの停止によって大打撃を受けている。

通常、不景気になったら彼らは田舎に帰って農業で事態が落ち着くのを待つのだが、今回はもう田舎も飽和してしまった。貧困層が稼ぐアテもなく社会に放り出されてしまっているということだ。売春ビジネス? もちろん……

https://blackasia.net/?p=26675

49. 中川隆[-14934] koaQ7Jey 2021年12月02日 10:48:37 : sPZpxVrBLy : Zm03RHZCRWZRNGc=[25] 報告
タイ女性もどんどん肌が白くなって、もう昔のイメージではなくなってしまった
2021.12.02


東南アジアでは今も昔も一貫して「美白」が中心になっていて「褐色の美」というのはあったとしてもあまり評価されない傾向にあった。どんなに美しい顔立ち、美しいスタイルでも、肌が黒いというだけで「あれは駄目だ」という話になってしまったのである。

だから、「肌の色は重要じゃなくて顔やスタイルが重要」とか「褐色の肌をした女性がむしろエキゾチックでいい」と思っている白人《ファラン》や私のような考え方をする人間は変人扱いされるほどであったのだ。

タイにも華僑系がたくさん入り込んでいて、彼らは現地のタイ人に同化して暮らしているのだが、この華僑系は完璧に肌が白いので、だから華僑系のタイ女性はそれだけでモテたのである。

タイで売れる化粧品も「美白」一辺倒である。コマーシャルも肌の白いタイ女性しか出てこない。テレビドラマに登場するタイ人も、何か違和感があることが多いのだが、それも登場人物の多くが白い肌の人物が多くて、やや現実離れしているような感じがあるからだ。

テレビや広告は「こうありたい」と、その民族が願うものがイメージとして投影されるので、現実離れしていくのは仕方がないのかもしれない。それが極端に誇張されているのが実はインドのボリウッドである。

そこに出てくるのは豪華絢爛なセットで繰り広げられる肌の白い美男美女である。あれを見て「インドはそういう世界なのだ」と思っていると、現実のインドを見たら間違えた国に行ったのではないかとでも思うだろう。

東南アジアでもインドでも、「肌が白い」というのは100%正義なのである。

https://blackasia.net/?p=28758

50. 中川隆[-10830] koaQ7Jey 2024年4月23日 11:55:20 : 97ssQFLvlr : Tk82U3JMSzBZeGs=[1] 報告
<■231行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
日本そのものが「ソフト老害」になっている…タイ長期滞在で痛感した「貧乏で老人ばかりの国・日本」の凋落ぶり
「暗い未来」を子に残そうとする愚
中川 淳一郎
https://president.jp/articles/-/79398?cx_referrertype=yahoo&yhref=20240417-00080597-president-bus_all


日本はこれからどうなるのか。ライター・編集者の中川淳一郎さんは「今年2月から1カ月ほどタイに長期滞在して、日本の衰退ぶりをあらためて痛感した。いまの日本は硬直性が高く、高齢者ばかり優遇される社会となっていて、このままでは明るい未来は描けない」という――。


タイの長期滞在で感じた日本の「凋落」

昨年に続き、今年も2月初旬から3月初旬にかけてタイに長期滞在した。その間に人口約1億2500万人の日本が「2023年のドル建て名目GDPで人口8200万人のドイツに抜かれ、世界4位に後退」という報道を目にした。また、昨年末に報道されたところによると、2022年、日本の1人あたり名目GDPはOECDに加盟する38カ国中21位で、G7ではイタリアを下回る最下位だったという。


見事なまでの凋落っぷりだが、タイで過ごしてみるとそれが肌感覚でもわかってくる。なにしろ主要な繁華街で、日本人観光客の姿をとんと見かけなかったのだから。

本稿では、現在のバンコクの様子に加えて、2006年のバンコクの様子も振り返っていく。2000年代、タイでは日本人の旅行者が数多く見受けられた。とくに若者が多かった。当時、私は編集を担当していた雑誌『テレビブロス』で、「ワールドカップはタイで見よう!」というテーマの特集記事を作ったのだが、そのくらい若者のタイ旅行需要は高かったのだ。

私がタイに初めて訪れたのは2000年のこと。すぐに魅了されて時間を見つけては出向くようになり、たまたま開催時期が重なった2002年のFIFAワールドカップ日韓大会は、バンコクのバーで観戦した。これが、たまらなくよかった。タイに来ていた世界中の人々と一緒に、店のテレビで熱狂的に観戦するスタイルがすっかり気に入ってしまい、2006年大会ではその観戦スタイルを日本の読者に提案したかったのだ。

20年ほど前のタイ物価事情

当時、『テレビブロス』は1冊210円だったと記憶している。読者は基本的に、個性的な連載陣やユニークな特集企画を目当てにしたサブカル好き、もしくは新聞を取る余裕がないので「ひとまずテレビ欄だけほしい」といった人々が中心だった。『BRUTUS』や『pen』、『25ans』といったお金に余裕のある人が読む雑誌とは性質が違うにもかかわらず、私は『テレビブロス』の読者に向けて、タイ旅行とタイで楽しむサッカー観戦という提案をしたのだ。

別の言い方をするなら、当時の日本人であれば、タイに一週間程度は余裕で滞在できたのである。そのころ、タイの通貨・バーツは1バーツ3円台の前半(現在は約4円)で、街角の食堂でタイ米におかずをかけたものは25バーツだった。ラーメンも25〜30バーツほど。私が宿泊していたホテルは、世界中のヒッピー的な人々が集うカオサンロード近くに立地しており、ツインルームで1泊300バーツ。友人と2人で泊まったため、1人500円以下である。もちろん高級ホテルや洒落たレストランもあったが、そうした施設を選ばなければ、そうとう安価に滞在を楽しめた。


タイの物価は確実に上昇している

私は2023年と2024年の2年間連続でタイに長期滞在したが、物価は確実に上がっている。去年、アイリッシュパブでタイガービール(シンガポール)の1パイントを頼むと、ハッピーアワーは90バーツだった。が、今年は110バーツに値上がりしていた。

食事にしても、サービス料が取られるような店で一人あたりビール2本ほど飲むと、2人分の支払いが6000〜8000円になるなんて当たり前。これでは日本とあまり変わらない。ホテルの料金も10%ほどは上がった印象だ。

寺など観光施設の料金も高騰が激しい。寝釈迦で知られるワット・ポーの拝観料は、2006年ごろは100バーツだったが、昨年には200バーツに上がっていた。さらに、2024年1月1日からは300バーツになった。ちなみにタイ人は無料である。

また「暁の寺」としても知られるワットアルンについては、チャオプラヤー川を渡るための船代がかつて2バーツだったところ、4バーツ、5バーツと値上がりが続き、先日訪れた際には10バーツになっていた。加えて、以前はワットアルンの近くに行くだけなら入場無料だったのだが、現在は船から降りるときに一律で100バーツを徴収されるようになっている。


バンコクのOLは20年前の日本で見かけたような雰囲気

こうしたカネを欧米人は抵抗なく支払っている。だが、もともとタイを含めた東南アジアを「物価がとにかく安く、気軽に楽しめる国々」と捉え、最大の魅力はリーズナブルさだと思っていた日本人からすると、もはや高級な旅行先である。寺の拝観料が「タイ人は無料/外国人は有料」といった差だけでなく、「タイ人が中心の飲食店」と「外国人も多い飲食店」などでも激しい価格差が目に付くようになった。

そして、若干の敗北感すらおぼえてしまうのが、昨年や今年のタイ滞在で透けて見えてきたタイの人々のフトコロ事情だ。明らかにタイ人の懐も潤っていると、日々感じていた。たとえば、オフィスビルに入っているスターバックスをはじめとしたコーヒーチェーンで、フラペチーノなどを平然と買う20〜30代OLの姿を頻繁に目にする。そうしたドリンク類は500〜800円ほどで、モノによっては日本よりも高い。

現状、タイの給与水準は日本よりも低いのだが、人々の暮らしぶりや街が放つ雰囲気は活気に満ちあふれている。人々は海外ハイブランドの商品を手にするのがステータスと感じているのか、それらを携えてエレベーターに乗り、颯爽とオフィスに入っていく。

2000年代前半あたりによく見かけた日本のOLのような気合の入れ方というか、仕事もプライベートもスマートにこなす、トレンディなワーキングウーマン的世界観がタイのOLたちにも広まっている。夜になれば、ビールが1杯1000円するような高級店にも彼女たちは臆することなく入店し、仲間とディナーを楽しむ(それほど酒は飲まないが、料理もそこそこの値段はする)。

若さや勢いに溢れる成長国と、老人ばかりの衰退国

タイにはもう、日本の背中が見えているのだろうな……と思わずにはいられないわけだが、特筆すべきは両国の年齢中央値である。アメリカの中央情報局(CIA)が発表した2023年のデータでは、年齢の中央値は日本が世界3位で49.5歳と高齢。一方、タイは53位で41歳。2024年は団塊ジュニアが50歳を越えているだけに、中央値はさらに上昇することだろう。

この約10歳の差はデカい。日本の団塊ジュニアが70歳を迎える約20年後、さすがにタイの農村といった地方部はさておき、都市部の労働者の給料水準は日本を追い抜いている可能性もあるだろう。これから成熟していこうとする国と、老人ばかりが増えていく高齢国で競争するのは、何事も困難なものだ。


しかも、日本はさまざまな分野で業界団体の思惑が絡んだガッチガチの規制が存在するため、今後の成長も期待できない。その象徴がタクシー業界だ。海外にかなり後れを取っていたライドシェアの導入議論がようやく進み、2024年4月に日本でも解禁される運びだが、議論の過程においてタクシー業界は既得権を守りたいのか、あれこれと反発。結局、タクシー会社の管理下で運営され、値段もタクシー並みとなる。インバウンドの増加などでタクシーが足りない状態ながら、なんとも中途半端な決定である。

不合理な規制のないタイはライドシェアでも日本の先をいく
タイにはこんな不合理な規制はない。その象徴は、2012年にマレーシアで誕生した配車アプリ「Grab(グラブ)」である。1982年生まれの若き経営者、アンソニー・タン氏が開発したこのアプリは東南アジアを席巻。極めて便利なサービスだし、利用者(運転手と乗客)にとってメリットしかない。個人とタクシー会社の両方がGrabに参画しているが、個人にとっては本業・副業のどちらでも活用可能で、タクシー会社にしてもさらなる顧客獲得につながる。

乗客からすると、悪評高いタイのタクシーに乗らずに済むのも利点だ。タイのタクシーはとにかく面倒くさい。停車したタクシーの助手席の窓を開けてもらって行き先を伝え、運転手の提示した金額に納得すれば交渉成立。あるいは止まった車に乗り込んで行き先を伝え、相手が言い値をふっかけてきても「メーターメーター」と強く主張し、確実にメーターを稼働させないと正規料金で乗ることもままならない。しかしながら「それじゃダメだ!」とドライバーから追い返されたり、わざと遠回りされたりすることも少なくない。そもそも道を知らなかったり、あとになって交渉金額を覆したりと、信用ならない運転手も残念ながら多い。

その点Grabであれば、道はスマホ画面に表示されているし、相手も行き先がわかったうえで申請を承認しているので確実性は高い。料金はGrabのアプリ上で事前に決めた額がクレジットカードで決済される。メーター料金より少々割高なものの、余計なストレスがないというのは大きな利点で、金額の負担感を補って余りあるほど快適に移動できる。

コロナワクチン接種に絡んだ規制と、背後にある利権

規制に関連して付言すれば、日本では新型コロナウイルスのワクチン接種についても、当初は医師もしくは医師の指示の下で保健師、助産師、看護師、准看護師だけが注射を打つことができるとされた。ここでも医師会らの利権があったのでは、と思ってしまう。

のちに歯科医師、臨床検査技師、救急救命士による接種も特例承認されたが、歯科医らは当初から「私たちも社会を救うために打たせてくれ」と言い続けていた。2021年のゴールデンウィーク前に菅義偉首相(当時)は島村大参院議員(歯科医師)と会談し、注射の担い手不足を解消するため、歯科医にも許可を出すべきか話し合ったと報道されている。

歯科医だって注射を打つ技術はあるのだから、最初から担い手に含んでもよかっただろうに「筋肉注射は難しい」などと意見する(ケチをつける⁉)医者が少なからず出現し、接種は不可能だった。もっというと、元看護士でもいいだろうし、獣医師でもいいだろう。イギリスは注射を打った経験のない一般人さえ3万人規模がボランティアで接種の担い手になった。一方、日本は人件費の高い医者が打ちまくった。ここにも参入障壁があったのである。

タイで働く幼なじみの話から浮かび上がる日本の硬直性

Grabの件で明確なのは、タイは新しいものを柔軟に取り入れて合理的に取り組もうとするのに対し、日本では業界団体や受益者が合理化に反対したり、時代の変化を受け入れないどころか逆行させたりする場面が多い、ということだ。ハンコなんて、その際たるものだろう。印章業界の利権を代表し、印章制度の存続を訴える自民党の議員連盟だが、彼らがハンコの必要性を訴えるものだから、なかなかハンコ文化がなくなってくれない。

こうした細かいところに日本社会の硬直性が散見されるわけだが、タイの企業は実に柔軟性に富んでいる。先日、バンコクに暮らす小学校の同級生と会った。彼女は某世界的ビールメーカーの日本向けシステム管理の仕事に、タイ企業に所属する形で外注先として携わっているのだが、この仕事に就くまでの経緯が面白かった。

もともとはタイ現地の日系企業向けのシステム管理をやっていたのだが、あるとき追加業務を振られた。EUの某国企業のシステム管理である。その企業(ビール会社)が日本での販売提携先から契約解除されたため、受発注や在庫管理に関するシステムを失ってしまい、新たな仕組みが必要になったのだ。

そこでビール会社は、まずEUの企業にシステム構築を依頼。その依頼を受けた企業は、日本の企業でなく、タイの企業に実務を発注したのである。そこで白羽の矢が立ったのが、私の同級生だ。すでに外注先としてシステム管理の実績があり、日本語も喋れるという点が評価されたらしい。

「日本企業に頼むより費用が多少安いから、ということも理由にあるだろうけど、タイ企業に依頼するほうが工数も少なく、『会議のための会議』などもないのでプロジェクトを進捗させやすい――そうEUのクライアント企業は踏んだのでは」と彼女は考察していた。

そして彼女は、こう続けた。「日本人は英語ができないので、欧米諸国の組織がアジア圏でビジネスパートナーを選ぶにあたり、東南アジアの企業がよく選ばれるようになっている。私の場合、幸いなことに英語も日本語も話せて、タイ語もそれなりに使えるから、仕事があるのだと思う。日本人は本気で英語力を改善させないと、欧米企業からの発注を東南アジアにほとんど取られるのではないか」

子どもや若者に冷淡で、高齢者ばかり優遇する日本

最近、日本で話題となった言葉のひとつに、放送作家・鈴木おさむ氏の引退に伴って用いられた「ソフト老害」がある。メディアもこの言葉に関連した特集を次々と繰り出しているが、大抵の場合、若者による嘆きが紹介される。言い分の傾向としては「上の人間がやり方を押し付ける」「こちらが提案しても『オレのやり方のほうが経験に基づいているから、正しい』と採用されない」あたりが多い。

選挙でも、高齢者が票田として圧倒的なため、候補者は高齢者優遇の公約を並べ、政治家になってからも医療費の2割負担に反対したりする。一方、票を持たぬ子どもや投票率の低い若者に対してはあまりにも冷淡だ。コロナの折も政治家は「おじいちゃん・おばあちゃんの命を守るために全国一斉休校」などとやらかした。「子どもや若者は重症化しないでしょ」「若い世代の学びや経験の機会を奪っていいの?」といった声には耳を傾けず、「高齢者の命ガー!」で押し切った。

選挙演説中の男性写真=iStock.com/imacoconut※写真はイメージです
「子どもの声がうるさい」と公園は閉鎖され、保育園建設反対運動も発生する。そりゃあ2016年、新語・流行語大賞のトップ10に「保育園落ちた日本しね」が入るわけだ。こうしたマインドが国全体を覆い尽くし、多数派である中高年が幅を利かせる社会になっている。そんな国が今後、発展するのは難しいだろう。

日本は「衰退国家」であることを認めるしかない
現在のタイは相変わらず渋滞だらけで、大気汚染もすさまじい。ぼったくりも時々見かけるし、人々は平気で信号無視をする。しかし、バンコクの一部エリアには東京にも匹敵するような高い格を誇るホテルや飲食店も多数存在する。それに加えて、日本よりも若くて柔軟な人々、貪欲に生活を向上させようとする人々が多い。彼らが今後の経済成長を牽引することだろう。

JETROの発表によると、2014年、訪日したタイ人観光客は65万7570人だった。以降、2015年79万731人、2016年90万1525人、2017年98万7211人、2018年113万2160人、2019年131万8977人と右肩上がりで推移した。コロナ騒動下の2020年〜2022年はさすがに激減したものの、2023年以降は力強く回復している。

対する日本を見てみると、2019年、タイを訪れた日本人はおよそ180万人でタイ人の訪日客を上回っている。だが、コロナ明けの2023年には逆転された。「日本語総合情報サイト@タイランド」をうたう「newsclip.be」の2023年7月26日の記事に以下の記述がある。

〈【タイ】タイ観光スポーツ省によると、2023年1〜6月にタイを訪れた日本人旅行者数は32万7041人で、同期間に日本を訪れたタイ人旅行者数49万7700人(日本政府観光局調べ)を下回った。タイ国政府観光庁(TAT)によると、半期ベースで訪日タイ人数が訪タイ日本人数を上回るのは初めて。日本人旅行者はかつて、訪タイ外国人数1位の常連だったが、今年1〜6月は10位以内にも入っていない〉


これがすべてを物語っているのではなかろうか……。日本人はもう、日本が衰退国家であることを認めて、それなりの処世術を身に付けるべきであろう。一握りの日本人富裕層、そして外国人様にかしずくようにして働き、それにもあぶれた者は海外へ出稼ぎに行く。そうした未来が予見されることを、子どもたちに伝えなければならない日は、それほど遠くないのかもしれない。

【まとめ】今回の「俺がもっとも言いたいこと」

・2年連続でタイに長期滞在し、タイの経済成長を実感する一方、日本の凋落を改めて意識した。

・日本社会は硬直性が著しく、「若者を軽視し、老人ばかり優遇する」傾向に拍車がかかっている。そんな社会に明るい未来など期待できない。

https://president.jp/articles/-/79398?page=5

51. 中川隆[-8828] koaQ7Jey 2024年10月15日 18:44:47 : KY04zA65iY : RDBGUC5sU2oxYVE=[8] 報告
<■124行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
Thailand To Become First South East Asian Nation To Recognise Same-Sex Marriages | WION - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ioNY-KcY_KY


タイで成立した結婚平等法。LGBTにも結婚を保証する法律の裏側にあったものは?
2024.10.15
https://blackasia.net/?p=46529

2024年9月24日、タイのワチラロンコン国王が署名した結婚平等法案は、2025年1月22日に施行される。これによりタイは東南アジアで、はじめて同性婚を法的に認める国となる。タイ政府はLGBTに寛容だから、結婚平等法を可決したのだろうか。いや、カネだったのか?(鈴木傾城)

観光客を呼べるなら何でもするスタンス
タイは観光立国であり、観光で経済効果が得られるのであれば、できることは何でもするというスタンスを持っている。国民の懸念や不安や反対を押し切ってマリファナ合法化をおこなったのも、それで大量の観光客を呼び込めるからだ。

タイは長らくヤーバーなどのドラッグの蔓延に苦しんでいる国なのだが、それでも世界では「ゲートウェイドラッグ」といわれているマリファナを合法化したのは、それをしたら外国人が大量にやってきて観光で儲かるという皮算用があったからだ。

たしかに外国人はやってきた。しかし、このマリファナ合法化は、タイ国内に大量のマリファナ流通、依存者の急増、未成年の使用、事件の多発を引き起こして、結局は娯楽目的の使用を禁じる新法案が提出されている。

「観光客を呼べるなら何でもする」というスタンスは、タイ政府独特の感覚だろう。

この観点で、次にタイ政府が目につけたのが、世界中で広がる「LGBT理解促進」の動きである。タイ政府もこの流れに乗って「タイはLGBTQに理解のある国です」と示すために、同性愛者の結婚を認める「結婚平等法案」を可決した。

2024年9月24日、タイのワチラロンコン国王が署名した結婚平等法案は、2025年1月22日に施行される。これによりタイは東南アジアで、はじめて同性婚を法的に認める国となる。

もともとタイは同性愛者や性的マイノリティに対して寛容な国として知られ、美しいレディーボーイたちが歓楽街にひしめく希有な国だ。ブラックアジアの読者の中にも女性よりもレディーボーイを愛する男すらもいる。(ブラックアジア:【投稿】レディーボーイ・マニア。タイはLB好きの天国)

こうしたレディーボーイの存在が好奇心を刺激して外国人観光客を増やしているのだが、タイ政府が「LGBTフレンドリー」であることを打ち出すことによって、さらに多くの観光客が流れ込んで経済効果が拡大することを期待している。

今回の結婚平等法案の可決についても、「観光客を呼べるなら何でもする」というスタンスを指摘する人もいるくらいだ。


インターネットの闇で熱狂的に読み継がれてきたタイ歓楽街での出会いと別れのリアル。『ブラックアジア タイ編』はこちらから

他のアジア諸国にも大きな影響を与える
タイのレディーボーイたちのコンテスト「ミス・インターナショナル・クイーン」「ミス・ティファニーズ・ユニバース」は、世界中でテレビ放映されるくらいのドル箱コンテンツでもある。

日本では激しく議論になっているトランスジェンダーも、タイという国では「観光で使えるコマ」となっている。

ただ、ここまで彼らを観光立国のコマとして扱いながらも、権利を保障しないのもおかしな話だと思ったのか、タイ政府は「この国の寛容さを一歩進め、具体的な法的保護と平等な権利を与える」として動いたのだった。

逆にいえば、ここまでLGBTに寛容であったにもかかわらず、タイでも同性カップルは異性愛カップルと同等の法的権利を持つことができなかった。この背景には、伝統的な家族観や保守的な宗教観の影響もあった。

しかし、レディーボーイや同性愛者が目立つこの国では若年層を中心に、LGBTの許容が浸透していた。さらに国際的にも人権問題としてLGBTの権利拡大が取り上げられているので、そうした意識が結婚平等法の支持にもつながっていた。

そのため、今回の結婚平等法は下院でも上院でもほとんど反対もなく通過している。

裏の思惑が何であれ、この法案はタイで成立したのだから、LGBT界隈にとっては大きな勝利でもある。「同性愛者や性別の多様性を持つ人々が長年にわたり社会的に抑圧されてきた状況に対する是正措置としての意味を持つ」と彼らのコミュニティは述べている。

タイのこの動きは、他のアジア諸国にも大きな影響を与える可能性が高い。

タイが東南アジアで、はじめてこの法律を施行することは、これらの国々に対しても「先行者モデル」としての役割を果たす可能性がある。特に、東南アジアにおける人権問題の進展は、他国にも波及効果をもたらすだろう。


観光を強化するのは最重要課題だった
結婚平等法の成立を支えるデータや数字を見ると、この法案が社会に与える影響の大きさが浮かび上がる。

タイにおけるLGBTコミュニティの規模については、正確な統計は存在しない。しかし、世界銀行のデータによれば、「同国の全人口の約8%がLGBTQ+に該当する」とされている。この約560万人がこの新しい法律の恩恵を受ける可能性がある。

しかし、タイ政府が見ているのは、おそらく「経済効果」のほうだろう。笑ってしまうのは、さっそくタイ政府は経済効果の試算を出しているのだが、同性婚に伴う経済効果は年間で少なくとも数十億バーツに達すると政府は見込んでいることだ。

タイ国内でLGBTの結婚式や関連イベント、法律サービス、そして住宅購入や養子縁組に関する需要が増加する。さらに、世界中から「LGBTフレンドリーなタイで同性愛結婚をしたい」と考えるカップルもやってくる。

アンダーグラウンドの世界ではよく知られていることだが、タイは目立つレディーボーイだけでなく、多くのゲイも集結する国でもある。ゲイにとっても、タイは人気のある目的地なのだ。

結婚平等法の施行により、同性カップルがタイで法的に結婚できるようになることで、さらに多くの同性愛の観光客がタイを訪れることも予想されている。

東南アジアだけでなく、世界を見まわしてもまだ同性愛者の存在や結婚を認めない国は多いので、タイ政府にとってはこれは良いチャンスに見えている。他国が認めなければ認めないほど、真っ先に結婚平等法を可決したタイは儲かる。観光業を含む幅広い分野に経済的な恩恵をもたらす。

タイの観光業がGDPに占める割合はパンデミック以前は20%を超えていた。総雇用者に占める観光業の雇用者の割合は21%以上である。タイの観光業は国の経済と雇用に非常に大きな影響を与える重要な産業である。

だからこそ、観光を強化するのはタイ政府にとっては最重要課題なのだ。

「寛容」の裏側に違う本音が隠されていたりする
もちろん、タイ国内でもこの結婚平等法に対する反対意見も存在した。特にタイ南部のムスリム・コミュニティにおいては、同性愛は宗教的に許容されないものであり、結婚平等法は彼らの伝統的な家族観を脅かすものとされている。

このような反発は、特に宗教的指導者たちから強く発せられていた。敬虔な年配の仏教徒の一部からも反対の声はある。伝統的な価値観を守りたい人々もいるわけで、タイ国内の全員が結婚平等法を支持しているわけではない。

結婚平等法の成立は、一見するとLGBTコミュニティにとっての完全勝利のように見えるが、実際にはさまざまな問題が潜んでいるのだ。

結婚平等法が成立したとしても、それがすべてのLGBTの人々にとって平等な権利を保証するものではないという課題もある。法案が施行されたあとも、差別や偏見が根強く残る可能性があり、彼らが直面する課題は解消されないかもしれない。

いくらタイが寛容だといっても、全員がLGBTを認めているわけでもない。タイでも建前と本音が乖離していることが多く、「寛容」の裏側に違う本音が隠されていたりする。

そもそも、「寛容」なはずのタイでも、まだトランスジェンダーが公式文書で性別を変更することもできないし、雇用、居住、医療サービスといった生活の基盤となる分野でも「区別」されている。

学校におけるいじめや差別も大きな問題となっている。多くのLGBTの生徒が、同級生や教師から偏見や暴言を受け、その結果、精神的に深刻な影響を受けている。

「ホテルの入口に、犬とトランスジェンダーお断り」と書かれていることもある。けっこう、露骨な差別である。LGBTは言葉による虐待や嫌がらせを受けることも日常だ。

今回の結婚平等法でこのあたりは変わっていくのだろうか。それとも、LGBTに対する健常者の拒絶感は払拭されることはないのか。結果は数年後に見えてくるのだろう。
https://blackasia.net/?p=46529

52. 中川隆[-8383] koaQ7Jey 2024年11月27日 05:49:52 : ktRvPAcgCI : UTdXVWJCS1ZoUkU=[5] 報告
<△29行くらい>
◆マリファナ入りクッキーは、強烈なものより効き目がマイルドなほうが危ない?
2024.11.27

タイ政府は2022年にマリファナを解禁した。それからというもの、錯乱した外国人の飛び降り、交通事故、未成年の吸飲と、問題が噴出して「タイ政府はなにをやっているのだ」と良識ある国民からも周辺国からも責められている。

しかし、いったん開いたパンドラの箱は、そう簡単に閉められない。マリファナの栽培でビジネスをすることを覚えたタイ人と、なにがなんでもマリファナを吸いたい外国人が、そう簡単に法令遵守するとは思えない。

最近、タイで奇妙な事件があった。

ある夜、ひとりの母親が娘からの電話を取った。娘は「ボーイフレンドの男に毒を盛られたような気がする」と話し、それから連絡が途絶えた。

早朝、パニックに陥った母親が、南パタヤのソイ・ワット・ブーン・カンジャナラムにあるマンションで娘が薬物を飲まされ意識不明で横たわっているのではないかと心配し、救助センターに電話をかけた。

警察と救助隊が現場に急行すると、そこにはボーイフレンドと娘が別々の場所で意識不明となって倒れていたのだった。救助隊員らはすぐに応急処置を施し、ふたりを近くの病院に搬送して緊急治療を受けさせた。

このふたりの倒れていた部屋のテーブルには、奇妙なものが置かれてあった。宇宙飛行士の形をしていて「浮遊体験ができる」と謳っているマリファナ入りクッキーの箱である。名前は「スペースクッキー」と書かれてあった。

じつは、このスペースクッキーこそがふたりを意識不明の状態にさせた原因だった。クッキーの中に強烈なマリファナが「これでもか」と混ぜられており、たった一枚食べるだけで意識が飛ぶものだったのだ。

浮遊体験は嘘ではなかったらしい。パタヤでは、こうした強烈な作用のマリファナがどこにでも売られていて、吸うだけではなくて食べ物にも飲み物にも混じられて売っていたりする。
https://blackasia.net/?p=47514


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