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タイは天国に二番目に近い国 3 _ 鴨ネギにされる日本人
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/379.html
投稿者 中川隆 日時 2010 年 7 月 27 日 21:45:17: 3bF/xW6Ehzs4I
 

(回答先: タイは天国に二番目に近い国 2 _ 誰が私をこんな女にした 投稿者 中川隆 日時 2010 年 7 月 26 日 21:51:25)


428 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2010/07/23(金) 06:12:41

中高年は言ってしまえば後は死ぬだけだから頭ガチガチの人が多い
のはしょうがないんだが、高校生でも話してること聞いたら若さも
何も無くて「こいつらダメだ」という奴は多い。
成熟社会と老いた社会ってのは違うと思う。

429 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2010/07/23(金) 06:16:46

20年前に比べて日本の若者の数は半分にまで減って
「公務員になりたい、民間で生きていける自信が無い」
とか言うような「寄らば大樹の影」の若者ばっかり。
こういう社会を作った大人は本当に罪が重いよ。

430 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2010/07/23(金) 06:22:27
>>429
生まれてずっと不況なのにどうしたらリスクをとろうと思うのか逆に聞いてみたいw
大手企業や地上、国家公務員などに就職できなかったら今までの努力の過半が失われるといって
過言無いのにw
日銀の金融引き締めと硬直的な雇用体系が最悪の状況を生み出しているんでしょうよ

431 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2010/07/23(金) 06:27:21
>>430
俺は今の若者は被害者だと思うんだな。
20歳前後の若者を見てもほとんど目が死んでる。
16世紀の黒人奴隷じゃないんだからね。
「許してくれ、わしらが悪かった」という気持ちも湧くんだな。


447 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2010/07/23(金) 09:30:05
>>428 若者が冒険できない社会を作ってきた爺どもの罪は重いね。
損なのは関係なくおれは、金儲けするけどね。

448 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2010/07/23(金) 10:17:49
30年前の俺達の旅なんかやってた頃は
夢あきらめて髪切って背広着ればいくらでも仕事があったからな
旅行資金稼ぎにバイトしてると正社員になってずっといてくれないかねと言われたもんだ
昼間繁華街を歩いていればポンと背中を叩かれ自衛隊に入りませんかと誘われた
そこが今の若者とは違うところだ

449 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2010/07/23(金) 10:31:23
フリーター、ニート、DQN
いまどきのアウトサイダーたちって
yakuzaにもなりたがらないんだから性質がわるいw

453 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2010/07/23(金) 12:06:40


上層の連中は「どうしたら金は減るの?」とか訳の分からねえ世界だし。俺は搾取されて底辺で終わりかよ?

押尾は銀座のホステスとドラッグセックス出来てたし、麻布署の事件の扱いは面白いし。
上層に行きてえな。



454 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2010/07/23(金) 12:19:17
良く分からんが、君はタイに行くと幸せになれるんじゃないか?

462 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2010/07/23(金) 13:16:56

東南アジアのタイでも数年前までは物価も安いし、定年退職した老人
の移住に最適とか言われたがタイ暴動を見たらジジババが住むのに最適
の国じゃねーよという話しになるはずだ。

日本の猛暑で死ぬジジババが日本より暑いタイに行ったらどうなるか?
タイに向いてるのは10代のヤンキーだろうと思う。

http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/eco/1279241808/l50


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1. 日本のダメ男にタイへロングステイの奨め


これから長期間にわたり長い不況が続くものと思われます  正直これから日本にず〜といてもそんなにいいことがないように思われます  

給料も上がらんだろうしホワイトカラーも首を切られることもあるでしょう  

そこで早いうちにそんな日本に見切りをつけ物価の安い海外でノンビリ滞在または暮らすというのもひとつの選択肢ではないでしょうか  

その候補地としていろんな国が考えられますがやはりタイが無難ではないでしょうか  

都会が好きな人ならバンコクこじんまりとした町がお好みならチャンマイといった具合におのおのにあった所を旅して探せばいいのです 

好きな場所が見つかればとりあえず1ヶ月ぐらい滞在してみてそれから後々のことを考えればいいのです  
とりあえずタイへ一度もいったことの無い人は今年の夏行ってみてはいかがでしょうか
http://ameblo.jp/841919/archive2-200906.html


世界的に大きな金融ショックが起きます  そして10年以上にわたり世界同時不況が続くことでしょう  

私はタイがありますからいつでも逃避できます 

 
これからの大不況時代を楽しく生き抜くには物価の安い後進国が必要となります  
人間アキラメや逃げも大事ですよ  多様な価値観でこれからの大不況時代をエンジョイしましょう
http://ameblo.jp/841919/page-89.html#main

旅行よりロングステイ

サラリーマンの方はなかなか難しいと思いますがロングステイをオススメします  時間に余裕のある人なら誰でもできます  

例えばあまりお金に余裕のないフリーターや二ートの人でもわずかながらの資金で可能です 

人にもよると思いますが私はタイのほうが居心地がいいです  

一番の要因はやはりタイのまったりさでしょう  

悪く言えば適当さ  日本みたいにあくせくしてませんし時間の流れがゆったりしてます  

後国民性もいいですね  淡白で明るく適当なところなんか僕に合います  

ただ女性は気が強い人が多いですよ  強いというかきついと言ったほうがいいかもしれません 

タイの社会は女性の社会進出が目覚しいところです  
キャリアウーマン 実業家等々経済的に自立している人が多いです 
特に北タイはそういう傾向が強いように感じられます  

よく日本では「最近の若い男は」という風に悪く言われますがタイ人の男性に比べたら全然真面目な人の割合のほうが多いです 
 
全てのタイ人男性がそうとは言いませんが割合で言えば日本よりいい加減な人のほうが多いです  

タイ人女性もたまにそう言います  

日本で女性にあまり縁のない人でもタイにいけば少しはもてるかもしれません  
何せ日本人男性に対してのイメージがいいんですから 
真面目で誠実でよく働き尚且つお金があるというイメージが彼女らにはあります  

お金といっても別に大金じゃなくてもフリーターでも貯めれる程の資金でもそこそこあるとみなされます  
向こうの無い人はホンマニ無いですから 
 

こうして書くとだんだんいきたくなるでしょ  
行ってエンジョイしてくださいよ

  
ホント向こうの女性はスタイルがいいです  
モデル並みの体型でフェイスも上戸あやや海老ちゃんクラスの子がわんさかいます  

まさにチェンマイは「オンナの宝石箱や〜」です


チェンマイにいるときはアパートに住んでいます  安くて安全です 
 
家賃は安い所で2500バーツ前後から高いコンドミニアムクラスで20000バーツ前後ぐらいでOKです  
ちなみに1バーツは3円ぐらいです 
 
日本のワンルームの家賃ぐらいで向こうではハイソなトコに住めるのです
まさに夢心地ですね 
 

後食事ですがタイ料理は日本人の口に合うと思います  
焼き鳥 豚カツ から揚げ ラーメン等々比較的日本でもなじみのものも多々あります  

タイ料理はバラエティーに富みはっきりいうてめちゃうまいです  

日本食レストランもバンコクはもとよりチェンマイにも最近急増し始めました  
まあ世界的にブームかもしれません 
 
客のタイ人のみならず欧米人もよく寿司を注文してます  
ただ寿司の値段は高めです  
  

屋台もいっぱいありますよ  店にもよりますが比較的に安くてうまいですね  
まあむこうではファーストフードみたいなもんです  

もしタイに行くなら

ぜひともチェンマイに行ってみてください  非常に過ごしやすいトコです  

私も一年の半分ぐらいはココで過ごしてます  物価は日本の約4〜5分の1ぐらいです  

気候も比較的タイのほかのところより暑くないです  

女性も美人で可愛い色白の子が多いです  
http://ameblo.jp/841919/page-97.html#main


滞在についてですが以前は日本人はVISA無しで30日間滞在できました  
しかし現在空路での入国は別ですが陸路での入国は15日間しか滞在できません  

そこで私は北タイにいますので一旦ミャンマーのタチレクというところへ行きます  
以前はバスで行ってましたが今はたまにバイクで行くこともあります  

チェンマイからだと片道200数十キロぐらいあります  その道中の景観が私は好きです
  
北タイ独特ののどかな農村地帯や山道は格別のものがあります  当然空気もチェンマイの町のなかとは比べ物にならないくらいキレイです  道路もちゃんと舗装されていますので心配ありません   

ただ車はめちゃくちゃ飛ばして走っているので少し恐いですが バイクだと大体往復8時間ぐらいの小さなジャー二ーですが気分転換には一番いいです  

バンコクにくらべたらチェンマイは田舎ですがタイの中では二番目に大きな町ですのでそれなりに人口も多いです 
 
当然車やバイクの台数も多いので町のなかの空気は相当悪いです  
最近はマスクをしてる人もチラホラ見かけます  
ですのでもっと田舎のキレイな空気をすいたいと思うにいたるのです  そういう意味において二週間に一回のミャンマー国境への小さな旅はガス抜きになるのです  ただけっこう疲れますが
http://ameblo.jp/841919/page-96.html#main


チェンマイ滞在中よく行く店

まず食事処ですが朝食は<さくらレストラン>というところへほぼ毎日いきます  
比較的安くてボリュームもありチェンマイでは老舗の日本食屋です  
タイ料理 アメリカンブレックファーストなんかもあり種類も豊富にあります  

私がよく食べるのは親子丼 チャーハン タイ風生姜炒めなどです 
一品ものなら大体50〜60バーツ前後でOKです  
たいていのガイドブックにも掲載されておりチェンマイの中心地に位置していることもあり観光客も多いです  

昼は軽めに済ませますので屋台が多いです 
 
特に好きな料理はカオマンガーイという中華風料理です  鶏がらスープで炊いたご飯の上に蒸した鳥を載せ特性ソースをかけて食べるというシンプルな料理ですが味は絶品です<ただし店にもよりますが> 

元々中国海南島の伝統料理でシンガポールでもお袋の味とて知られてます 


次に夕食ですが<ごはんや>という日本食レストランでよく食べます  
ここも一品ものから定食ものまで幅広いメニューがあり比較的安いです  
味も日本で食べる日本食と変わりなく美味しいです  


よく注文するのは豚天ぷら 冷やっこ さば塩焼き とんかつ チキンカツ さば握り シシャモフライなどです  ビールのつまみにはもってこいの一品ばかりです  
タイ人欧米人なんかもよくきてます 
 
チェンマイ中心地にあり向こうの邦人向けのフリーぺーパーなんかにも掲載されてます  
他にも美味しいトコは多々ありますが特に私が頻繁に利用するレストランを紹介させていただきました 
http://ameblo.jp/841919/page-94.html#main

タイは後進国ですがみんながみんな貧乏ではありません  
上流階級は別として中流もけっこうな生活水準にあります
  

円に直せばさほどではありませんが向こうの物価からみての所得水準は先進国の中流と変わらないと思います  

当然彼らは日本車をもち食事なども屋台中心ということはなくレストランなどで外食をします  

長期の休みの時は国内はもとより海外へも旅行します  
今の日本の下流よりもタイの中流のほうが生活レベルは高いです  

ではどのような人が中流以上の収入をえられるのかというと基本的にサラリーマンをするなら学歴がないといけません 
 
最低四大卒できれば大学院卒ぐらいの学がないとかなり厳しいと思います  
タイも一部の難関国立大学は入試がかなり厳しいですがその他の国立私立はそうでもないみたいです 
 
授業料も国立はそう高くはありません  少しぐらい貧しくてもいけます  
まあそれでも勉強がきらいな人はきらいで以前知り合いになったタイ人の中にも中卒高卒の人はけっこういました  

タイも英語は中学から習い始めますが日本人ならだれでも知ってるような簡単な英語も分からないのには少し戸惑いました 

なにせ私はタイ語は少ししか分かりませんから少しでも英語をしゃべってくれたら助かるのですが 
 
まあそれでも異性の場合なんとかなりますが 
 

あと日本語のわかる人はほとんどいません 

それでも知り合いに2人ぐらい分かる人がいます  
一人は独学で覚えた男性もう一人は早稲田大学に留学していた女性です  
男性のほうは35歳ぐらいでチェンマイの町の中心地のほうでアパートを経営している資産家です  
このひとが個性があるというかちょっと変わってるというかなにせ面白い人なんです  
http://ameblo.jp/841919/archive5-200905.html


秋葉系タイ人

以前書きましたが私の知人の日本語の分かるタイ人について書きます  
名前はオックと言います  歳は35際ぐらいでしょうか  独身です 
 
なにせ彼は日本のTVや雑誌が大好きです  いわいるオタクなんです
昔の日本のアイドルなんかよく知ってます 
 

アパートの大家であり尚且つチェンマイ郊外に土地を持ち預金も1000万ぐらい所有してるぐらいなので生活は安定してます 
 
仕事はしてませんので毎日ぶらぶらしてます  それも若い女性との出会いを求めて  

彼も私同様若い女性がタイプなので毎日女性のことばかり考えています 

ある時はGSのカフェショップ店員目当てにまたある時は金行の店員目当てに店に通い続けていました 
 
たまに会うといつも女性の話題ばかりです  
彼のヒエラルキーの8割ぐらいは若いネーちゃんのことで占めてます 
 

ただイケメンではないのでもてません 
 
ただ金はあるので金目当てに寄ってくる女はいます
  
そういう女は付き合いはじめてもなかなかHをさせてくれないらしいです  
その反面金銭要求が日ごとにエスカレートします  

中には早見優似の高校3年もいました  
彼女もHどころかキスもさせてくれなかったみたいです
  
オックはバカ正直なとこがあるので最初は要求どうりに金を渡していたそうです  
しかし私の忠告でやめました 
 
カレもうすうす金目当てということは分かっていたと思います 
でもそこは男性の悲しいサガ 
 
下心丸出しで付き合っちゃうんですよね 「いつかやれる」と思って  

そんな経験を繰り返したオックももう最近は懲りたのか騙されないようになりました  
ただ若いネーちゃんを求めての散歩は毎日欠かさずしてるようですけど
http://ameblo.jp/841919/archive4-200905.html#main


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2. タイで日本のダメ男性がモテモテの理由


日本で女性にあまり縁のない人でもタイにいけば少しはもてるかもしれません  
何せ日本人男性に対してのイメージがいいんですから 

真面目で誠実でよく働き尚且つお金があるというイメージが彼女らにはあります  

お金といっても別に大金じゃなくてもフリーターでも貯めれる程の資金でもそこそこあるとみなされます 
 
向こうの無い人はホンマニ無いですから  
http://ameblo.jp/841919/page-97.html#main


 マッサージパーラー嬢の間で最も人気がないのはアラブ系やアフリカ系の男(マッサージパーラーによっては追加料金を払わせるか、高い値段を吹っかける)と韓国人である。日本人は概して紳士的であって、アレも淡白で、金払いがよく、チップも気前がいい客が多い。

が、最も危ないのは“可哀相だなあ”という感覚であり、日本人の人気の秘密は、カモにできる最上の善人であるというにすぎない。(他国の男は商売女に決してそういう同情はしない)この感覚がある紳士の日本人をタイの商売女が放っておくはずがなく、下手するとカモにされる。

明らかに商売女と分かる女と言い争いをし、「ちょっと待て!!」と血相を抱えている御仁の何と多いことか。毎日どこかのコンドーで繰り広げられているお馴染みの光景である。数万円、数十万円詐欺にあった、盗まれたという人も後を絶たないが、恐縮ながら、その程度の金額で済んだのなら良かったと慰めてあげたい。コソ泥の類であり、可愛いくらいだ。

本当に貪欲な商売女なら、その程度の金額ならばいつでも自分で調達できる。アメリカ系の某企業の現地法人社長の某氏、つきあっていたタイの商売女に、日本円にして約3,500万円詐欺で盗られたという外電のニュースにならなかった事件を知っているが、この女は勿論他に若い男がいて、現在も行方不明である。

日本のソープで遊んだと思えば、1万、2万バーツなどさして多大な損失ではない。あちらが上手だった、高い(安い?)授業料だったと割り切るしか慰める方法はあるまい。

http://www.jyaaku.com/travel/thai/buddism/buddism05.html


___________

397 :名無しピーポ君:2008/08/16(土) 21:25:29 ID:FkBn4Wa3

私は週一回のゴルフをしながら月10万円で生活しています。
毎年10月から6月までバンコク、日本は7〜9月の間だけ帰ってきます。
車を持たないで女に興味なければ10万円でおつりがきます。

でも、50でも60でも女が向こうから寄ってきますよ。
タイ女は付き合うなら若いタイ男かお父さんくらいの日本人が最高って言ってます。

401 :、:2008/08/19(火) 11:04:37 ID:llJmUSOG
>>タイ女は付き合うなら若いタイ男かお父さんくらいの日本人が最高って言ってます


これは確かにタイ女の本音ですね。

近所には日本人と一緒になったタイ女が10人以上住んでいますが、亭主が日本に働きに行くと、7〜8人は若いタイ男と楽しんでいます。



勿論、日本人は気づいてませんし、タイ男が本命で日本人は、タダの金づるにすぎません。

反対に日本に帰らない年金老人のタイ妻は、浮気をしたくても濡れ落ち葉のように、まとわりついて浮気もできず非常にお気の毒です。

日本人夫を持つ40過ぎの豚みたいなタイ女が、20代のタイ男と同棲しても回りは無関心です。

たまに日本人がタイに帰ってきて仲良くしてるのを見ると、おかしさを通り越し、哀れさを感じてしまいます。


タイ人に貞操と言う言葉はありません。


343 :エロジイ:2007/08/11(土) 21:56:43 ID:o3Nekyzs

タイでは年金ジジィは早く死ぬからモテルそうだけど、ワシのとこにも結納金の30万Bは紹介料として支払うから、ジジィを紹介してくれと村の若い娘が押しかけてくる。
中にには高校3年生もいるぞ、全て25歳以下、どうだ紹介して欲しいか。

402 :、:2008/08/19(火) 11:18:38 ID:llJmUSOG

タイ女が年金老人が大好きな理由は、ただひとつだそうです。
「ジジィは、早く死ぬから」だそうです。

でも最近のジジィは体が丈夫で、長生きしてしまいます。

そんな方は、嫁や親戚の行動に十分目を光らせ、食べ物や事故には十分注意してください。

油断してるとやられますよ、この国では。

578 :オー様と名無し:2010/06/13(日) 16:26:57 ID:JfNT2VK60

タイ人の中で暮らせば、近所のうわさ話として、タイの子供たちが未成年でもいかにいい加減にエッチして子供ができて、別かれていくのをごく普通に知るようになる。

子供は親とか祖母とか親戚に育ててもらい、女は独身を装って生きていく。

結婚していても男が妾を作ったり、奥さんが男を作って出て行ったり、それはそれは小説よりも奇なる話が転がっております。

日本もかなり乱れてしまったようですが、タイの男女関係はアメージングタイランドです。


521 :オー様と名無し:2010/06/12(土) 19:17:07 ID:esU6N.yM0

日本人年金受給者はタイ女とってはものすごくおいしい存在。

しかし彼らはそのことを認識していない。
本当に愛されていると思っているのだから・・・


703 :10年選手:2010/03/27(土) 12:03:59 ID:Q5qih9SA0

タイの女は殆ど売春婦と言ってよい。

また彼女らが望む外人は白人だよ。日本人は金目当て。

いい加減に目を覚ませよ。ここは遊ぶだけの国
http://jbbs.livedoor.jp/travel/3341/storage/1266494140.html


403 :そ〜ね:2008/08/21(木) 10:16:21 ID:pVOhln3B

子供作って、親ともどもかわいがれば大丈夫
お金は緊急用は死ぬまで取っておく、遺書は貸金庫に封印。
それができないなら、契約愛人、籍なしにするね。
姓が違う夫婦もどきなら、いっぱいいる。

12 : :03/05/19 03:51 ID:5L+/Kq3v

欲張るから騙されるんだろ? ならやはり騙されるほうも悪いと思うが

若い女性と結婚←自分の歳を考えろ

儲け話←うまい話など有る訳が無い。普通の思考力が有れば騙されないだろ?

など、欲望の強いやつが騙されやすいだけ
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/21oversea/1053280353/


647 :オー様と名無し:2010/06/14(月) 18:35:48 ID:nb2ZhsXI0

結婚して親戚の集団タカリに会い人生後悔。


648 :オー様と名無し:2010/06/14(月) 18:39:29 ID:0RnjtDlI0

タカリはタイの文化です。

受け入れない限り、タイで悟りは開けません。

私は、永遠に悟れませんけど。

872 :オー様と名無し:2010/06/18(金) 02:18:58 ID:y2XAuo8o0

悪気がなくてもタイ人は集ってくる人種。

調子に乗ってホレホレと金を与えてると全財産吹っ飛ぶよ。
 
トータルするとえらい金額使ってたことを知る。

不経済な恋愛だな。

タイ人と恋愛は例えで言うなら、燃費が悪くて壊れやすいアメリカ車乗ってるような気分だよ。


875 :オー様と名無し:2010/06/18(金) 09:03:44 ID:3nInmiEQ0

結局、タイでは風俗が一番安全で、安上がりっていうことなんですね。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/3341/1274393501/


79 : :03/05/29 19:57 ID:Ikb/QXY5
そんなに楽しいのかね在タイ?


81 :neo:03/05/29 19:59 ID:LtZ5b9L3
安く女が買える以外のメリットないと思うけど


84 : :03/05/29 20:06 ID:Ikb/QXY5
いくら安くても悪かろうじゃ密度の濃い射精快感がない。


85 :_:03/05/29 20:07 ID:2KGSAPKt
言えてる、女しかない
それも土人が整形ほどこしてむねにはスリコーンでつ  かなりの確率じゃん
花はみりゃすぐわかる。



439 :そむ:2009/05/24(日) 00:54:19 ID:s2hboWvG
そもそもタイにすむこと自体がおかしいと気付けよ。
女はよいとは思うが、そのほかの条件は結構厳しいぞ。
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/21oversea/1053280353/l50

18  名無しさん  2008/01/25(Fri) 04:27

ロイクロ通りのバービアはどうよ!

ターペー門近くのロイクロ通り沿いに密集してバービアがオープンしているだろう?

客層も白人がほとんどで、女の子も白人好みの子が多いからね!

時々かわいいこも見かけるが、そういう子はタイ語しか出来なかったりするから・・
そこが問題だけどね。

でも、気軽に入れる店ばかりなので、ビール1本で何軒もはしごして気に入った子を
見付けることも出来るから・・・・

店へのチップ(ペイバー)が無ければ安いと思うけど、、500バーツ高いね。
女の子は、オールナイトで2000バーツぐらいかな?

でも、1万で遊べるなら安いと思うよ!!


19  タイ好き  2008/01/25(Fri) 04:30

最近、、 バーツで言われると凄く高く感じるんだよね。
1000バーツなんて、、 2・3万に感じてしまうんだよね。。。
俺だけかな?

20  なかちゃん  2008/01/25(Fri) 04:36

我々もそうです。
現地の金額が言われるとそれが凄く高く感じるようになってしまいます。

冷静に、、日本円で考えると激安なのに、、 現地の物価で考えてしまうようですね。

100円ぐらいで、、かなりの料理が食べられるのに、、 7000円と言われると、ボラレ
てる様に感じるんですよね。

それだけ、現地になじんでいる事になるんですけどね。

http://www.p-shanghai.com/megabbs/readres.cgi?bo=shanghai&vi=1201176617


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3. タイ女性との結婚を斡旋します

中高年男性・タイで結婚タイで年金暮らしロングステイ無料お世話
http://www.youtube.com/watch?v=lGwa8JHfFOs&feature=related

タイでは最近年金暮らしの日本人や、何も知らない観光客を狙った悪どい日本人業者が増えてるけど、みんなで情報交換して、騙されないように気をつけよう。


@ タイ女性との結婚斡旋業
未婚と若い田舎女性を紹介されたのに、子供までいた。

A ボランティア観光
小学校を建てよう、マングローブを植えようと、その裏でリベー
ト取って大儲け

B ロングスティ、ホームスティ
無知な年配の移住希望者を甘い言葉で誘い込み、法外な料金で
荒稼ぎ。


みんな、悪い日本人業者に騙されないよう気をつけましょう。
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/21oversea/1053280353/


ドリアン:2010/06/23(水) 12:31:31 ID:6O8/3obZ

詐欺の手口

小金持ちの定年退職者に、若いタイ嫁を紹介すると言葉巧みに誘い込み楽住村に移住させる。

法外に高い住宅と送迎用車の費用を負担させるだけなら、まだしも、しばらくすると、数々のデッチ上げ投資の話を持ち掛ける。

断ると若い嫁(みとやとグル)も出て行くし、冷たい扱いをされるので儲かりもしない養豚や養魚、レストラン(3ヶ月で閉店)に百万B単位で出資させる。

養豚場や養魚池、レストランが完成すると計画的に破綻させ、移住者が出て行くように仕向ける

そしてナコンパトムの苦住村のように、カスみたいな値打ちのない土地を上物(移住者が買った車や施設・・・名義はみとやとその妻)付きで高値で転売売却し、数百万B以上が転がり込む計算。

投資話なんて最初から大嘘、住宅や施設さえできれば、もう移住者は用なし。

ナコンパトム苦住村のようにあの手この手を使って、移住者を追い出しに掛かる。

移住者は、車や住宅、各種施設の建設資金を全て負担したのにも関わらず、自分名義でないため法的な一切の権利を主張できない。

この盲点を利用して、みとやとその妻は、世間知らずの小金持ち老人を美辞麗句で詐欺話に誘い込むのである。
確かに、この老人達も女好きのただのアホだと思うが、みとやとその妻の悪行は、とても見過ごす訳にはいかない。

このような例を容認すれば、甘い汁を求めてますます、タイに悪徳日本人が蔓延ることになり、タイは住みにくくなると思う。
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/21oversea/1053280353/l50


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日本男性がタイ楽住村で暮らしのは多少の勇気が要りますが、それを乗り越えれば幸せな老後が掴めます。ご紹介は必ずや安全、安心、幸せな老後が過ごせ喜ばれる作業と考えます。

定年退職後のサイドビジネスとして取り組みしていただければと思います。

無論、ご夫婦で優雅にタイでロングステイを希望される方、軽度の要介護者を抱えるご家族でタイで介護生活されたい方等も募集対象になります。

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319 :年金移住者はカモか:2006/09/16(土) 15:23:11 ID:ElfcA/JM

       タイ楽住村VIPビレッジ 入居費用と月々生活費概算

【タイ楽住村VIPビレッジ 入居費】  1円=3.2円の時

●敷地永久借地料・・・80万バーツ(約280万円)。 退去時返還制度有り。

●住まい・・・280万バーツ(約870万円) 2階建て、総チーク材づくり、
テラス付、100u。自由設計。

●造園、植栽。共同施設建設の分担金・・・140万バーツ(約437万円)。

●送迎車共同購入分担金・・・140万バーツ(約437万円)。

     一戸当たり入居費合計  640万バーツ(約2,000万円)〜 
住居建築費のみ変動します。       生活必需品は含まれていません。

ワシは80万Bで50ライ(2万坪強)買ったけど、永久借地料って、すごいボッタクリだと思う。

永久といっても平均16,7年であの世逝きだよね。


●造園、植栽。共同施設建設の分担金・・・140万バーツ→→→これだけで田舎じゃ、豪邸が建つよね。


楽住村では無知な年金移住者の募集をして、ケツノケバまで抜くつもりか。

元売春婦のタイ嫁を押し付け、親族ともども、年金老人にタカルつもりらしい。
楽住村が苦住村になる可能性、大。


323 :オッサン!?  頭、大丈夫?:2006/09/22(金) 14:45:42 ID:Pdqzjclv

半額で俺が同じ内容のをコーディネートしてやっても構わんが・・・
世間知らずなオッサンは死ぬまで治らんだろうなw

325 :・・:2006/12/18(月) 14:39:51 ID:e0/03Nnv

金払った後、皆知るのさ・・・。

払いすぎは、次のカモから自力で返してもらう・・・。
悲しい連鎖。

328 :タイ楽住村じゃなくて苦住村だ:2007/04/30(月) 02:39:46 ID:uVdTtZzT

><タイが大好きその理由は・・・・>

>★年中暖かい、天災が無い
>1月でも泳げる暖かさです。蝉が鳴き、クリスマスに蛍を見かけることもあります。

>年中暖かいところで暮らすと身体に免疫力が増し病気に成り難いと
>医学的にも証明されています。暑いといっても湿度は低いので、
>日本の真夏のようなじめじめした蒸し暑さではありません。地震、台風等の天災が無く安心して暮らせます。

「暑いといっても湿度は低いので、日本の真夏のようなじめじめした蒸し暑さではありません」

「暑いといっても湿度は低いので、日本の真夏のようなじめじめした蒸し暑さではありません」

「暑いといっても湿度は低いので、日本の真夏のようなじめじめした蒸し暑さではありません」


クソ暑いタイのことを「暖かい」と紹介する奴はまず詐欺まがいといっていいだろうな。


329 :このオヤジは不法労働してるみたいだな:2007/04/30(月) 02:46:55 ID:uVdTtZzT

><タイ楽住村で暮らしながらのお仕事>

>タイで仕事をするには正式にはワーキングビザが必要ですが、
>個人的な商売、事業(株式会社にはしない)程度なら、
>シルバービザ(ノンイミグラント)を取得すことで問題ありません。
>私は17年間タイで洋蘭栽培輸出業を営んでいますが一度も問題はありません。

>株式会社にして大きな規模にはしないことです。
>趣味的な仕事、生活費の一部に当てる為の収入、程度に留めておきます。


オイオイ、どんな規模の商売であれタイで働こうと思ったらビジネスビザと
労働許可書(WP)は必ずいるぞ。

「シルバービザ(ノンイミグラント)を取得すことで問題ありません」

って大ウソつくなよ。おまけに自分も不法労働してること公言してるしw


451 :OTYAn:2010/02/19(金) 21:19:15 ID:XsiRhYW5

楽住村の主催者 ○戸谷氏は、入居者から訴えられているよ。
契約不履行で。

それで、ナコンパトム県からカンチャナブリ県へ逃げたようだ。

カンチャナブリ県で又始めたが、ここは農業専用地なので違法。

田舎の山の中なので、500坪(1ライ)10万円前後かな。

それを100坪150万円で貸す仕組みとは。詐欺まがいだよ。

楽住村の移住を検討している人は、絶対やめるべき。

情報は、ブログなどから調べれば分かると思う。


466 :TASAKI:2010/03/05(金) 13:10:57 ID:HCTLtFRA

楽住村のHP見たけど、借景ばかりであやしいね。

ヤフーブログで見たけど、主催者 の三戸谷氏は詐欺師紛いで
日本人を喰い物しているヒドイ人間だ。

騙されないで。中高年の皆さん。

467 :しゅう:2010/03/12(金) 22:54:20 ID:Y/xzDrh+

楽住村って有名だよ。
日本人を喰い物にしている日本人としてね。

今なら、ヤフーブログが一番の情報かな。


38 :ナーソンサーン:03/05/20 11:19 ID:zxhnWN6D

例の結婚斡旋業者の場合ですけど、知り合いが話が違うと業者に抗議したところ、業者は

「タイでトラブルを起こすと命が危ないよ、二度とタイに来れないよ」

と、忠告(脅迫?)されたそうです。

確かに子供がいても、タイの田舎では、ほとんど籍に入れないので未婚ですよね。

結局すべて解約して、払い込んだ90万円と、3回の渡航費、滞在費、数十日の日数が、すべて無駄になったそうです。

知り合いにも落ち度がありますが、こういうマイナス面をまったく教えない、結婚斡旋業のHPは詐欺同然と言われても致し方ないと思います。

60 : :03/05/26 18:33 ID:Cij5NVSL

分かっていても騙されるんだよね。
そして、殺されるんだよね。

14 :ナーソンサーン:03/05/19 04:24 ID:7O+NiMpV

昔、別居していた両親が豊田商事(金ペーパー商法)に騙され偉い目にあった。

年寄りは騙されやすいし、若い人もキャッチセールス等で被害にあう事も多いと聞く。
欲と言うより暗示に掛かり易く、意思が弱い(断れない)のいうのが多数派かもしれない。


上記の例1、2、3、ともHPなどで美辞麗句を並べ立て、ネガティブな面は、ほとんど載せないのは、ズルイと思う。

移住して初めて、「こんな筈じゃ」と思っても、もう手遅れ。

業者任せの移住は、成功率低いと思う。


20 : :03/05/19 11:32 ID:m/4J9c9G

チェンマイには、リタイアした日本人移住者が多いと聞きますけど、あそこの現地タイ人の日本人への妬みはひどいものがある。

憎悪に近いくらいの嫉妬心だった。チェンマイは物価は安いけれども、住むには危ないでしょう。


10 :ノム:03/05/19 03:29 ID:3LbZF1QD

タイに長くいて 企業の社員じゃなくて ビジネスの話を 素人にしてくる

人はよさそうで 色々タイのビジネスを教えてくれ 日本でゆっくり話しましょうとか言う。


こういう人がなんでずっとここに居られるか?

考えましょう。

タイに来ると 舞い上がってしまうので 気ぉつけましょう。

僕の場合はタイ人の彼女が 嗅ぎ取って難を逃れました。

タイ人は トボケてるけど この辺の嗅覚はするどい。

一人だったら 絶対だまされてた。 
数年後 彼女の勘は正しかったと知り、あげてた小遣いはむだではなかったなと。


21 : :03/05/19 12:23 ID:aibdtMXm
>>10
わたしはチェンマイでまさしくその被害にあいました

30歳の関西人で中古車をタイへ売る仕事をしているといっていました
(風貌は中川家の弟に似たオヤジ風でタイで大学を出たといっていた)

その後日本で会いたいといわれタイでビジネスを始めようと騙され大金を投資してしまいました

イツまでもビジネスを始める気配がないので問い詰めると信頼していたタイジンにお金を渡したら持ち逃げされたといいました

私はその男の氏名と住所を調べ上げました(本物)
私のメールアドレス入れときますので同人物に騙された方はご一報ください

22 :ノム:03/05/19 16:32 ID:iywQjTZ5
>>21
日本に帰ってゆっくりというのが ミソなんだろな。

タイでは日本が見えず

日本ではタイが見えず


ビジネス のんびり移住 含めこの十年で思ったのは

タイは働く所じゃない。 遊びに行くとこだ。

貢いでも 結婚するもんじゃない。

日本に帰るときは いつも早くタイに戻りたいと思うけど
次も健康に裕福にここに戻るためガンバロー。 と明るくおもうことです。


あそこではバカになるし、バカになっていたいので 仕事との接点はもたなくてもよいのでは。

オレはできんと思った。 これもいろいろ言われるかもね。



24 :なんでだろぉー♪:03/05/19 18:13 ID:c631k072

タイのインターシップって、あれは何?

ホテルで奉公するのに、ホテルへ宿泊する料金より高いって納得できる?

詐欺同然!



25 : :03/0

5/19 18:38 ID:Ij9muA7o
最後は殺されるんだよな。


28 :・・:03/05/20 07:25 ID:cRechKfH
>>24
インターシップのHP見たけど、確かに、なんか胡散臭い団体だね。

研修して、観光旅行より高い料金取られてたら、ほんとに世話ないよね。
結局、若い海外在住希望者の弱みに付け込んだ、詐欺に近い団体のようだね。

誰か、参加した人の話、聞きたいね。

26 :ボランティア好き:03/05/20 05:35 ID:vMqoauHE

ホームページ見て貧しい子供の里親になった。

数年後観光がてらに里子に会いにいった。

何ら、生活に困ってる様子は見られず拍子抜けしてしまった。

里親は、自分の目で確かめてからでないとドブに金を捨てるようなものだと思う。

ボランティア関係のホームページの内容は誇張が多いと思う。


27 :、:03/05/20 06:00 ID:zENbPS5M

日本人が経営する日本人相手の店って、どこでもすごく高いんだよね。

バンコクで暮らして、日本人相手の店しか行かないと日本より金かかるんだね。

それに、この暑さは、どうにもならん。
チェンマイ辺りもいまどきの気温は、そんなに変わらないらしい。


タイで気候的に、一番住みやすい町は何処でしょう。

標高が高いルーイや、コラートが良いと聞くが。


32 :移住者から見ると:03/05/20 09:22 ID:Mo3Cf6Ws

よくHPでタイの物価を日本の10分の1なんて書く人いるけど、ホント何勘違いしてるんだろう。

こういうのHPに書くのって、たいていロングスティ、不動産関係、シルバープランの斡旋業者なんだよね。

「バンコクの暑さは、夏の軽井沢」なんて書いてあるHPもあるけど、知らない人が見たら本気にするよ。

あの渋滞、排気ガス、街の清潔感、何処が軽井沢に似てるんだよ。


ところで日本とほぼ同じレベルの生活をしている私の場合ですが


アパート代20000B(日本の3分の1位)
電話、光熱費(2分の1)
車(アコード、日本の1.5倍)         
ガソリン代(日本の2分の1)
飲食費(日本食が多いので2分の1)
遊行費(3分の1)


タイの雑貨は品質が悪いので輸入物を買う事が多いが日本より30パーセント位高い。
結局、タイの物価は日本の2分の1前後という感覚になってしまう。

無知な年寄りや、移住希望者が10分の一につられて移住すると、大変なことになると思う。

思ったより安くないんだよね、タイの物価。


36 : :03/05/20 10:54 ID:mIP6Iv0a
バンコクの暑さは夏の軽井沢だなんて、いくらなんでもバレバレだろ。


41 : :03/05/20 18:02 ID:9elD/LY2
一人暮らしで贅沢しないなら >>32 の感覚で 正解だと思う
まあ 後は南国の自然のめぐみ と いい加減な生活しても Ok ってとこだ


33 : :03/05/20 10:08 ID:7N8rcuZR
桃源郷と勘違いしている人が多すぎだよね。
バナナの房を背負って猿のオリの中に入っていけば、ルールも秩序も無いと
分かるでしょう。



34 : :03/05/20 10:33 ID:PRydd6UN
>>32
>アパート代20000B(日本の3分の1位)

バンコクで? 

2万バーツじゃたいしたアパートは借りられないはずだから、
日本の1/3じゃ無いと思うが。せいぜい日本の1/2でしょ?

俺の知り合いのバンコク駐在員(単身赴任)はほとんどスクンビットで
2ベットルーム、5〜6万バーツ前後のサービスアパートで暮らしている。

サービスアパートなので掃除付きだから単純には比較できないけど、
せいぜい東京で25万円程度の部屋だよ


37 : :03/05/20 10:59 ID:eOhAPJrZ

ここで移住、移住と騒いでる連中の多くは

タイ人とゴキブリしか住まないボロアパート5000バーツ(エアコンなし+水シャワー+扇風機)

+屋台で20バーツのバーミー+赤バス3.5バーツ


の暮らしを想定していると思われ。



日本でホームレスするかタイでホームレスするかの違いと考えればわかりやすい。

181 :馬鹿丸出し:03/08/14 07:21 ID:QZlP/q8x

車買ったら、日本の5割高にビックリ。

現地での貧乏暮らしは日本より安くつくが、日本並みの暮らしを維持しようとすると、それほど大きな差はないね。 体感的には二分の一位か。

移住業者よ五分の一、六分の一なんて大嘘つくんじゃね〜よ、このタコ。


185 : ◆SOI4/8UKHo :03/08/14 18:00 ID:j2wA2hrM

うーん、日本のカローラはあんな形になっちゃってるんですね。
大体同グレードで見てみたら170万円は妥当なとこ。

ちょいとマイナーかも知れないが先日見に行ったマツダのトリビュート(V6 3000)
は約135万B=約400万円 日本では約270万円弱でこれも5割り増しってのは妥当

もちろん税金、保険等は考慮してません。

ちなみに日本から車を持ってくると関税が100%かかります。
単純に言えば日本の2倍!

しかしカローラとかタイ国内で生産してるくせになんでこんなに高いの?
タイ国内には保護しなきゃいけないような自動車会社もないでしょ。
それでも最近赤パイの車が増えたなぁ、そんな金もってんのかタイ人は・・・


346 :団塊の世代へ:2007/08/12(日) 10:54:38 ID:tdqXNdhh

タイに移住しようと思ってる人、まだいるのかな。

俺が8年前に移住したときは、住みやすかったが、今はもう日本に帰りたい

ガソリンは2.5倍、チェンマイ〜メーホーソン(TG)なんか込みで380Bだった。

物価だけでなくタイの良いところも無くなり、住んでいても無意味な日々が続いている。

誰か、俺を助けてくれ。


347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/12(日) 13:18:27 ID:w1/UZMq7

てかさ、俺の年だと年金マックスでもらっても月に20万ぐらいなんだよね。

20万でバンコクで優雅に暮らせるとはとても思えない。

348 :パッタイ:2007/08/12(日) 15:12:54 ID:Gsvcpz4Z
>>347
>俺の年だと年金マックスでもらっても月に20万ぐらいなんだよね。
20万でバンコクで優雅に暮らせるとはとても思えない。

優雅の中身がわかりませんが、バンコクでも中心部をはずせば月3〜4万B(円をBに少な目に両替)で十分優雅な生活できます。

少なくとも一般のタイ人の目から見れば十分に優雅な生活を送れるはずです。

スタディオタイプのアパートなら3千〜5千Bも出せば日本人でも十分生活できます。
電気・水道等でエアコンを使っても月3千B程度でしょう。

3食を屋台からテイクアウトすれば月5千B程度の食費(男だと自炊は大変ですから)。

衣服や生活用品費で月5百B程度。
交通・雑費で月1千B程度。
残りの約2万Bは遊び代に使えます、タニヤで豪遊はとても無理ですが、ローカルの遊び場なら毎日でもOKですよ。

余ったBは日本に一時帰国する時の航空券代に当てておけば良いのでは?


350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/13(月) 22:58:41 ID:aaQHpNUz
>>348
別にタイ人にとって優雅でも自分にとって優雅じゃなかったら意味なくない?


> スタディオタイプのアパートなら3千〜5千Bも出せば日本人でも十分生活できます。
いい年してワンルームなんてありえないよw

> 3食を屋台からテイクアウトすれば月5千B程度の食費(男だと自炊は大変ですから)。
日本食とか食べないの?たまには高級店に行きたくない?

> 残りの約2万Bは遊び代に使えます、タニヤで豪遊はとても無理ですが、ローカルの遊び場なら毎日でもOKですよ。
どんなにしょぼい遊びだよw

話にならないよ


351 :350:2007/08/13(月) 23:14:46 ID:aaQHpNUz

俺の望みは

スクンビットのサービスアパートメント     80,000B(光熱費込み)
食費 (たまにはうまいもの食いたい)     30,000B
遊び(女だけじゃなくてゴルフとかもね)    30,000B
予備費(あまれば積み立て)          30,000B 

って考えると余裕を持って180,000B欲しい。円でいうと60万近くだ。

でも当然これは無理。

考えられるのはコンドを退職金で一括購入。

二千万も出せばスクンビットでまあまあの物件買えるだろう。

そうすれば100,000Bで生活可能。年金で50,000B。個人年金で25,000B、貯金切り崩しで25,000Bって感じだな。

60で引退して25年生きるとして25*12*25000Bの貯金が必要。(三千万)

さらに60から65までは年金ないので50,000*12*5=1,200万

予備費が二千万

貯金が3+1.2+2=6200万あればなんとかなるな。PVは加味してないからコンサバだし

ん、結構可能だな・・・

60から月十万もらえる個人年金って月々の支払いいくらかな?


373 :й:2008/01/26(土) 03:43:28 ID:gALpFVu8
>>348

俺はそのプランで充分だな〜

つか、半年おきに日本⇔タイ、っていうのがいいなぁ

ワンルームでオーケーだし、メシも屋台メシでオケ

ただ、四十路中盤からそういう風にしたい。
だから、日本で半年勤めて、タイへ半年逃亡、という形だろうな
でもそうすると、税金とかハンパねぇんだよな

亡くなったカメラマンの橋田さんとか、バンコクに生活の拠点うつしてたみたい
だけど、日本の税金払わなくてよかったんかな〜


374 :348:2008/01/27(日) 22:53:14 ID:ERLAVrmh
>>373
>俺はそのプランで充分だな〜

最近のバンコクは物価高で348の2〜3割増の予算がいると思いますが月に4万Bもあれば十分ですよ。

住居に5〜8千B、光熱水道費に3〜5千B、食費は主に屋台とフードコートで取って6千B、被服雑費に2千B、交通費に2千B、予備費に2千Bの合計2万B〜2万5千B

それにプラスして教養娯楽費に1万5千B〜2万Bを使えます。

最近の為替レートでいきますと毎月2万Bが余りますので、半年分で12万B、これを日本帰国費用にすればファーストクラスで毎回往復できますよ。

ビジネスクラスなら安いのを探せば総支払額が5万B程度のチケットがありますのでそちらの利用でも十分立地だと思いますがね。

>日本で半年勤めて、タイへ半年逃亡、という形・・・日本の税金払わなくてよかったんかな〜

そういう勤務形態を取れるのであれば、税金対策を含めて可能では。
一例として、8月から2月をタイで過ごし、3月に復職し前年度分の確定申告を済ます。

大切なことは12月31日から1月1日は日本に住所を置かず、海外に転出しているようにする。

そうすると、地方所得税は課税されないし、おそらく半年分の源泉所得税もいくらかは還付されると思います。

また、株式の配当や株取引の源泉徴収分も申告によりいくらかは還付されるケースが多いです。

ここのところはしっかりと自分で計算して申告してください。(税務署で相談しても構いません、相談だけなら課税されませんから。)


477 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/05/15(土) 08:45:21 ID:GWJpBg4Z

チェンマイとバンコクで、物価の差ってどれくらいなんだろう。

生活を前提としての話だけど。



478 :.:2010/05/15(土) 14:19:55 ID:sR47i+H3

殆ど差はないですよ、チェンマイには大型スーパーがいくつもあり
値段はバンコクと同じ。

風俗も同じ位、強いてあげればアパート当の住居費が2〜3割安く
市場で買う食料品も同じ位安い。

バスがないから、交通費が少し高くつくかも。

480 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/05/15(土) 17:24:59 ID:GWJpBg4Z

ちなみに、チェンマイで風俗遊びせず、質素倹約して そこそこマシな生活するとしたら
月幾ら位あれば十分でしょうか。

そこそこマシ、というのは、ネット常時接続、あと、日本食が週2位で十分です。

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/15(土) 17:48:12 ID:5qx0g0B6

10万円


482 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/05/15(土) 17:55:52 ID:/Mw0tf5U
そんなにかかるんか?


483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/15(土) 18:17:58 ID:5qx0g0B6
>>482
日本食と家に引きこもってるなら
エアコンとかの電気代を加味した
もっと安くすまそうと思えばできる

484 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/05/16(日) 16:44:45 ID:JoIHLTpe
電気代ってそんなにするんだ。

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/16(日) 17:56:33 ID:DWlwJ96a
>>484
発展途上国は電気代高いよ
なおかつタイは暑い

1万円はみておきたいところだ
さらにアパートは隣にタイ人住んでるところでいいの?
仕事もせずにずっと家でPCいじってるなら
金持ってると思われるよ

それが安全に対してどれだけ危険かよく考えたほうがいい
「俺のとなりに働かずに、毎週何回か日本料理屋にいってる金持ちの日本人が住んでる」
と貧乏なタイ人なら思うよ

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/16(日) 18:00:47 ID:DWlwJ96a
そう考えるとアパートも警備員付にしたい
となると2万Bはするんじゃないかな

だから10万円だと言った
ようはどれだけ安全に金かけるかで全然違ってくる



488 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/05/16(日) 18:13:40 ID:JoIHLTpe
安田さんの書籍によると、BKKでオートロック、警備員付きで月2〜3万円とあるが、、。

ま、現地行って自分で探せば分かるか。

489 :.:2010/05/16(日) 18:53:14 ID:i9WTGE2m
チェンマイもバンコクも5000B位なら、警備員がいるのが普通です。



491 :うんこ:2010/05/16(日) 19:38:45 ID:6yzcVv0x
そして警備員が強盗に変身するのも普通です。



493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/16(日) 19:56:08 ID:DWlwJ96a
居眠りしてる警備員
強盗の手引きをする警備員
どうぞご自由にお住みください

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/17(月) 01:22:35 ID:l222pyyB
部屋に南京錠かけても駄目?

495 :うんこ:2010/05/17(月) 04:45:15 ID:/Truxv3V
>>494
それこそ留守である事を知らせるサインです。
強盗さんたちは、大音量を気にすることなく、安心して扉ごと破壊するでしょう。


496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/17(月) 07:20:53 ID:QMpHwFet
安く安全に海外移住は難しいね
外こもりのすすめの安田だって殺されたわけだし



497 :@:2010/05/17(月) 15:13:39 ID:yfLSQrSG

泥棒はどこにでもいるよ。
でも家賃が数万バーツもする高級アパートに入る泥棒の方が凶暴みたいだよ。
家賃が数千バーツのアパートなんて金持ちいないから小銭拾ったら儲け物って感じなんだろうけどね。

タイのアパートに住んで悩まされるのはイタズラが非常に多いこと。
いきなりイタ電がかかってくるし、頼んでもないピザの出前がやってくることもw
中には麻薬が配達されてきて受け取ったら最後、すぐに警官がなだれ込んできたりw
これ実話だからね。

42 : :03/05/20 18:08 ID:7N8rcuZR

いい加減な生活も虫歯が痛み出したり、下手な病気にかかるといい加減な現地の医者では困るのよ。日本に行けばなんとかなると思うと、結局いられなく成っちゃうのよ。


44 :ノム:03/05/21 00:16 ID:h5JdO4MI

たしかにタイ人に虫歯の治療されたくないな。
生死に関係ある医療は「信用できる」医者は大事だよ。

盲腸以上だったら色々あきらめるが(早くしないと死ぬかもだし)

「日本の名医100選」みたいに「タイのホントに名医100人」
ていう本出したら俺は6000バーツでも買うな。

バイクでこけて麻酔効かない状態で縫われたから。
ホントに目のなかで星が出たよ。

たしかに元気なうちにタイへ行けだな。


46 :-:03/05/21 06:48 ID:rMlt6f7I

年配者のロングステイでは、やはり健康が一番の問題でしょう。

バンコクはとかく、地方でまともな病院があるのチェンマイくらいらしいね。

タイの平均寿命は、日本より遥かに短いし老けるのも早い。

年配者は長生きしたけりゃ日本で暮らしたほうが無難。
冬場だけタイ滞在が理想的だと思う


47 : :03/05/21 07:04 ID:UH2esC1B
地方の病院じゃ、注射してもらうのにも使用済みの物を使われたら「肝炎」「エイズ」に一発で終わりだ。前世の行いが悪かったからと最後は自虐的な終末だ。


186 :    :03/08/14 21:26 ID:HxAUW8r5
タイを含めて海外への老人の海外移住の問題はかなりの医療費が掛かることですが、良い解決方法はありませんか、あるわけ無いか

189 :馬鹿丸出し:03/08/15 05:58 ID:w5w4pqUu
>>186
国民健康保険も海外摘要になったらしいけど、持病もちの人は移住しないほうがいいよ。

知り合いも、「骨を埋める」な〜んて言ってたくせに、いざ「病気になったら、「日本に帰りたい」と泣いていた。

日本は介護保険もある老人天国。 みんな同じだと思うよ。

58 : :03/05/26 13:26 ID:Sbsf4FWD

なんで一年中暑いタイなんかに移住しようと思うのかな
物価はあまり安くない

英語も日本語もあまり通じない

騙そうとする不良日本人が多い...

少なくとも老後の移住先には不適切な国だよ

たまに遊びに行くには良いとこだけど


63 :    :03/05/27 09:02 ID:IvCsIxiR
タイに限らないが、金のない奴が海外移住などすると
貧乏になる、これ定説! 
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/21oversea/1053280353/

24 :ナナシー ◆7Z771Znye6 :2008/01/29(火) 18:43:32 ID:LoqBPEww

質問(^o^)/
1ヶ月いくらくらいで生活できますか?
老後に行きたいかな(^ー^)

25 :名無しさん:2008/01/29(火) 21:28:13 ID:vgvu9cDc
>>24
今なら一ヶ月5万円もあれば十分でしょう。

家賃払ってスーパーで買い物して少し自炊、8割は屋台で食事、惣菜で。
携帯、電気等で1000バーツ、足のバイク買ったらローンで月3000バーツ
屋台で一食25バーツですから、、
生活レベルで10万円でも足らないでしょう。

そんなのムリ!っていうひとは高い家賃のコンドーにでも住んでください。


26 :ナナシー ◆7Z771Znye6 :2008/01/29(火) 21:41:23 ID:LoqBPEww

五万円くらいなら。

年金でなんとかなるかな?おいらの住みたいのは
ウルルン滞在記に出てくるような田舎に住みたいな。

都会はせわしくてヤダな。田舎は、どうなんでしょうか?


27 :25:2008/01/29(火) 22:09:21 ID:vgvu9cDc

田舎だったら月5万円余裕でしょう。
5万円使う事は無いでしょう。

住み始めは家財道具そろえたりでそこそこかかるかもですが、
最初の一年目の5万X12ヶ月の60万で家財道具と、年間家賃込みで
余裕と思います。一日300バーツでX一ヶ月で食費は足りるでしょう。

レストランでの外食、アルコール購入、お友達の誕生日などが大きな出費
となるでしょう。THE MALLなど大き目のショッピングセンターが近くにあれば
たまに日本食食べても200バーツくらいでしょう。

タイでは焼肉バイキングの店で99バーツ食べ放題は当たり前です。

朝食はお粥などで25バーツ、昼食パッかパオで40バーツ、夜焼肉で99バーツ
飲み物入れても一人300バーツで余裕です。生活するなら観光客みたいにお金使わないでしょ。


29 :名無しさん:2008/01/30(水) 10:39:40 ID:26HLURoz
>>27
でもこの生活はタイ人水準に考えているともいます。

日本でしたらこのような水準で生活できますが、海外となると少しキツイ気がします。
食事および娯楽にもう少し余裕を持たせたほうが、ゆとりがもてます。

31 :名無しさん:2008/01/30(水) 15:57:58 ID:oQEQq/VG

日本人に対して5万円(1万5千バーツ)で生活しろと言っても難しいだろうな。

あれも諦め、これも諦めの連続。遊びに行くこともできないし、マトモな外食も無理。
アパートはせいぜい3千バーツのローカルアパートで風呂ナシ、キッチンなし、
シャワーは水、エアコンもない。

仮にタイで日本人の知人ができても、一緒に遊びにいく場合は常におごってもらわないといけないし、タイ人と一緒の場合も、タイ人は日本人と一緒ならおごられるのが当然と考えるし。

いまどき、大卒タイ人の初任給が1万2千バーツ程度なので、まさにタイ人レベルの
生活程度まで落とさないと。

つまり、娯楽はMBKあたりをブラつくだけで、服も100バーツ程度の超安物、タクシーも使えず、500バーツの買い物なんてとんでもない、パソコン? 無理無理! ってレベル。

ド田舎なら可能だけど、日本で生まれてて日本で何十年も過ごした日本人なら、
ほとんどの人が1ヶ月でギブアップだと思うよ。


32 :名無しさん:2008/01/30(水) 16:06:27 ID:oQEQq/VG

じゃあ、日本での生活レベルを維持したい、って場合のコストを考えると、
これはもう日本よりも金がかかるとおもって間違いない。

実際にタイに長く住んでる日本人は、みな日本は物価が安いって言うよ。

たしかに、タイは物価が安いイメージだけど、結局、質も値段レベル。

日本で売られてるものと同等のものを買おうと思うと、なんでも日本より高い。

ダイソーが60B均一で成功してるけど、60Bであのクオリティの商品が
安いと思われてるから。日本なら100円なのに。

でも、家賃は安い? いやいや、あの安全基準無視な建築でオーケーなら、
日本でも安く作れるし。

普通の日本の独り暮らし新卒サラリーマンの生活水準レベルを維持する場合、
月30万円くらいかかると思えばいい。

HD液晶テレビを買って、夜はPCでネットして、休日は友達と飲みに行ったり、
っていう程度の、きわめて普通のレベルね。


33 :ナナシー ◆7Z771Znye6 :2008/01/30(水) 18:17:10 ID:/c1HJush

ぇぇぇえええ、、、
五万円じゃ無理なんですか国民年金しかないから。

月30万円なんて無理ですよ・・・・
ベトナムとかの方が安いのかなぁ?


34 :名無しさん:2008/01/30(水) 20:08:10 ID:DAEQBTru
>>33
それならば、液晶テレビはあきらめてサムスンあたりの14型ブラウン管テレビにするとか、
日本食はいっさい諦めるとか、日本のテレビ番組もみない、日本人ともつきあわない、
ネットも諦める、などなど、いろいろなところで諦めていけば、だんだん目標金額に
近づいていくかと。

で、先進国の国民が、先進国の生活を望めば金がかかるのは当然なわけで、
仮にベトナムだろうと、世界最貧国のラオスやバングラデシュだろうが、コストは
ほぼかわらない。

国産が買える日本が一番安い、ということになる。

諦めるべき順番としては、高級耐久消費財、ネットやゲームなどの趣味・娯楽品、
日本文化、洗濯機、キッチン、エアコン、バスタブ、友達づきあい、温水シャワー
っていう順番かと。

3500バーツのアパートに住んでる知人は、オゴりでもない限りなかなか外出
しないが、そのかわり2万バーツで生活できてる。上記で言えば、温水シャワー
と友達づきあいは諦めなかった、っていうレベル。

ただ、部屋に行ってもベッドと衣装棚と冷蔵庫があるぐらいで、テレビもPCも
なにもないガラーンといた部屋で、休日のやることは散歩のほかは部屋で
ボケーッとするぐらいしかないらしいが。月に一度のぜいたくがマッサージと
100バーツ程度の日本食。


36 :25:2008/01/30(水) 21:45:04 ID:6hg1iqQQ

そんなに悲観的にならなくても大丈夫ですよ。
参考までに

築10年約12畳のワンルームのコンドミニアム>>36万バーツで購入。
タンス、サイドボード、PCデスク、ダブルベッド、テレビボードは新品付き
スクンビットまでアクセスは30分かかりますが、THE MALL ロータスは徒歩10分

昨年購入。

足は中古のOPEL 40万バーツとバイク3万バーツ
生活用品購入はレンジ900バーツ、冷蔵庫7000バーツ、2,1CHDVD 990バーツ
JVCフラットテレビ21インチ 3900バーツ、電気ホットシャワー4000バーツ

PCは日本から持込みで新品6万円。

携帯電話日本で購入6500円、番号維持費月約600円
2層式洗濯機3900バーツ、炊飯器900バーツ、電気ポット400バーツ

大体こんなもんです。

一年ほど前にすべて購入。年に5回ほど2週間位ずつ利用しています。

日本で軽自動車の新車購入分くらいで海外別荘もてました。

資金は日本の銀行のローンです。

あと2年でローン終わりますので次は駐在員が会社で借りて貰っている様なプール付きコンドーを購入予定、今のコンドーを賃貸で貸して家賃は夜遊び代に当てる予定です。

今のと同じくらいのコンドーをあと3,4個買えば老後家賃で生活費は稼げる予定です。

こんな生活でも週一くらいでMP行って、シーフードレストラン、カラオケ、コヨーテもいけますよ。初期投資500万円くらいあれば私よりもっと上の生活できると思います。


45 :名無しさん:2008/02/02(土) 17:50:27 ID:5jAuw+U0

食費…一日100B*30=3000B

水道光熱費…安い物件は逆に高く設定されてることが多い。
         エアコン使いまくりで、電気屋に直払いなら2000B up
         エアコンなしなら500Bぐらいか(経験ないのでわからない)
         大家に払う契約の場合、この金額の倍程度。
         水道代は、直接払うなら100Bかからない。大家に払う場合は、
         100B〜500B固定が多い。

電話…固定電話は使わない。携帯はそこらのタイ人なら月500B未満。

ネット…固定回線引かせてくれる物件は少ないので、ノロノロスピードの
     アパート内LANサービスを使う。月ぎめ500B程度。
     我慢できないなら、物件契約前にADSL引いていいか確認。
     自前の契約なら、2Mプランで1000B程度。

ここまで固定費に6000B程度。

なので、物件は水シャワー、バスタブなし、キッチンなし、エアコンなしの最低物件3000B。

さらに冷蔵庫とTVのレンタルが月合計1000B。

じゃあ、あと8000Bはお好きにお使いください。

個人的にはこんな生活、3ヶ月ともたないと思うけどね。
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/world/1193226362/


257 :名無しさん:2009/02/19(木) 12:20:40 ID:TRWez9bR
タイの物価て日本の1/10というのは本当ですか?

258 :名無しさん:2009/02/19(木) 16:28:38 ID:CqrkO1h7
ものによりけり。
タイに長く住むと、日本の物価の安さに羨むこともしばしば。

安い物はとんでもなく安いけど、国産でまかなえないもになると、
一気に日本の1.5倍から3倍くらいの物価になる。

だから、貧乏タイ人と同じ生活感覚で暮らせばタイはとても物価の安い国だが、
外国人もしくはハイソタイ人の感覚で暮らせばタイはとても物価の高い国。
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/world/1149082416/

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4. 鴨ネギおじさん頑張って!!


タイの定年移住生活物語トラブル編
http://blogs.yahoo.co.jp/smkg1754/folder/812038.html


タイ チェンマイ潜伏中の邦人逮捕 2009-06-04 12:37:02
昨日のニュースでしてましたよね  ロリータのDVDをネットで販売していたとのこと  
日本の警察からの要請でタイ警察が拘束  

確かにタイは胡散臭い中年の邦人が多いですね  私もたまにそういう邦人の方に出会います  中には犯罪に手を染めてる方もいらっしゃいます  

チェンマイもここ近年日本で海外ロングステイ候補の代表的都市として宣伝されていますからセカンドライフを求めて来られる中年の方々が多いです  

海外に免疫のある人は大丈夫だと思いますが無い人は現地生活の長い邦人には気をつけましょう 
 
例えそれが会社や法人であったとしても  奴らはそういう善良な中年の方々の金を狙っています  

例えば不動産会社  前にも書きましたがチェンマイぐらいの地方都市にはそもそも不動産会社などありません 
 
直接マンション アパートに行って管理人と話をつけて入居します  日本みたいに敷近礼金などもいりません  

しかしある邦人の会社をとうして入居すると権利金やなんやかんやととられます  
家賃にしても実際の倍ぐらいとるとこもあります  まさに鴨状態です  

マンション見学ツアーなんかも無料ですればいいものをしっかりとそれなりの料金をとってます  

中にはNPO法人の会社もありますから素人のひとはそれが善か悪か見抜けないでしょうね  
なにせ奴らはプロの悪党ですから 

もし向こうに滞在されるならそういうことに気をつけてください  
今日の格言「たとえ相手が邦人あるいは邦人会社でもむやみやたらに信用するな」ということです
http://ameblo.jp/841919/page-91.html#main


51 :    :03/05/24 18:11 ID:QLFGtj7G

毎日新聞の23日の朝刊に記事があったが、日本で定年退職した61歳のご夫婦がフィリピンへの移住を考えてコンドミニアムを買ったが、3ヶ月程して現地情報が分かると1000万円上乗せしてあることが分かったのだが、仲介した人を信頼していたことから、フィリピンが嫌になって日本に帰ってしまった

249 :まこちゃん:2005/07/17(日) 19:45:50 ID:ESP6u5qP

タイに限らず、移住したいなら何回でも行って疑問点は自分で解決すればいいと思います。

他人に依存して脳が停止状態なら、いい鴨にされますよね。

相場より不動産で1000万円高い物件をつかまされてもそれは自己責任でしょう。
日本だって同じような物件で3割違うのが普通ですから。


336 :名有り:2007/08/09(木) 22:30:03 ID:nz4A+JvS

住むならバンコクが良いね、なぜバンコクか、便利だからさ
定年退職者はやはり便利な所が1番

なぜ業者は田舎を勧めるか、それは土地代が安く、儲かるから、これが理由
バンコクのコンドミニアムを売っても、よほどボラナイ限り儲からないから


339 :まこちゃん ◆Igocngq9yM :2007/08/09(木) 22:59:00 ID:YwkvD6wE

友人はコンドを4こ持っていますが、彼はいつも吹っかけられています。
バンコクの不動産屋は会社が一流でも担当者は、ぼる事に熱心です。
平気で数百万B乗っけてきますよ。

友人は有能な相場師なので、役者がタイ人より上ですからいつも
適切な値段で買っています。

345 :名有り:2007/08/11(土) 23:07:56 ID:PQmXG2QR
バンコク日本人の不動産は詐欺師同様
最初からそのツモリで、対処してね


354 :名有り:2007/08/14(火) 12:33:17 ID:d9Imu5RJ
バンコクの日本人の不動産屋は家賃が1万バーツなんて物件
斡旋しないよ、そうゆう物件は自分で探す

88 :異邦人さん:03/05/30 19:23 ID:Fddrb6uW
タイの日本人経営の弱小旅行会社は日本人からボッタクッて成り立ってる。
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/21oversea/1053280353

64 : :03/05/27 12:33 ID:2+hOTS5C
長生きが目的ではなく快楽短命だと思っていれば悩む事もない。


71 :オマエ:03/05/28 00:23 ID:ANwtkg2e

全般に移住に否定的な意見が多いな。

じゃあ、タイで仕事始めるとか、結婚とか別として、避寒地として冬だけチェンマイあたりに

ゴルフとかして老後を楽しむってのはないのかね?


72 :オレ:03/05/28 00:36 ID:bYQp66t/

たしかに避寒地や保養地としてタイは魅力のある国です。
現にタイを訪れる年輩外国人の多さには驚きます。
好ましいサービスを提供してくれるホテルやサービス・アパートがあれば良いのですが。

73 : :03/05/28 00:38 ID:5QniVMp7
すぐあきるよ

78 :neo:03/05/29 19:51 ID:LtZ5b9L3
「危ない海外」のスレのほとんどがタイ絡みなことが、タイ移住者のアブなさ示してるね。

92 :a:03/05/30 23:48 ID:YfTRxQKN
結局、タイでいい人生送ってる香具師でいないってことか?
寂しい・・・


94 : :03/05/31 05:06 ID:lI6dBg8j
しかし、カモネギおっさんどもはいくらでも日本からやって来るね。



95 :飯店:03/05/31 06:21 ID:sbcRQ1bb

ネギが背中から とれるまで 一年
カモから 普通のオッサンに 戻るまで もう一年

って とこかな タイでの勉強は


109 : :03/06/01 15:50 ID:Q6Asuw4q
やっぱり気候とか便利さを考えるとチェンマイだな。
バンコクは排気ガスで3日以上住む気にならない。


110 : @@:03/06/01 17:36 ID:PCoKbD6Z
若い時はバンコクで年食ってからはチェンマイがええ

120 : :03/06/02 08:40 ID:1Hb7cVkm
騙される奴も悪いだよな。
日本で平坦な安堵の人生送っていけばいいのに、
ついスケベ心が出ちゃて。

121 : :03/06/02 09:41 ID:xUb75A7N
おかね を 気前よく ポンポン出さないから騙されて 取られるんだよ


123 :>>121:03/06/02 09:59 ID:wIxf2HtH

だよねー。
ケチに限って騙された騙されたって騒ぐんだよ。

124 : :03/06/02 17:14 ID:M3399lPl

金が無ければ騙されても笑って済むんじゃない。
こう言う場合、騙した方が馬鹿みたいだ。



137 :タイが一番:03/06/03 08:16 ID:lD1OaLYa

リタイア後の移住はタイが一番だよ。

タイ国内をあちこち移動できる元気がある間の長期滞在でもいい。
誰がどう下手なケチを付けようが人気は衰えないよ。


141 :マヌケな日本人:03/06/06 11:32 ID:O1RvMvCN

移住しても、タイ人、日本人とも信用できる人間は少ないね。
タイ人、日本人とも交際範囲をできるだけ絞り込んだほうが良いみたい。

以下のような話も聞き飽きたけど、これから移住しようとしている人には
参考になると思う。
http://www.kk.iij4u.or.jp/%7Etsatake/

5月の28日からの内容だが、ワシは自慢じゃないが、こんなもんじゃない。
騙された訳じゃないの、タダ、相当マヌケだっただけの話。
でも多いんだよね、間抜けな日本人のお仲間が。

142 :‘:03/06/07 18:04 ID:pTk4KbBR
俺もタイに移り住んでから言葉が通じて、感情移入しやすい在タイ日本人が信用できなくなった。

143 :    :03/06/08 10:24 ID:yE0NE9qn
在タイに日本人経営の零細企業の顧客は日本人、これは日本人は金持ちであるので金払いが良い、日本人以外ではやはり言葉の関係で難しい等であるが、これでは日本で営業しているのそれほど変わらないが、1つ大きく違うのは物価の違い、

つまり経済規模が

日本450兆円
タイ20兆円の違い、

この違いは大きい

これらのサービスを利用する料金は日本並み、しかし利用した後の見返りはタイ経済ベース、これが現実である


144 : :03/06/08 12:28 ID:w/v5tJte

オレの知り合いで売り掛け500バーツ回収するのに半年かかったよ。
華人相手でも再注意が必要なのだから、純タイ人は回収困難と思って商売しないとみんな持っていかれるか殺されるよ。



146 :    :03/06/09 17:55 ID:FXtDZmzg
だまされたと言うより、経済予想は難しいと言うことか、これも
97年の経済危機で決定的になった

まあなんと言っても中国の躍進が大きいが、これなど1990年頃は予想できなかった

タイ在住も女が安いと言う理由で、タイに住んだ方も多いのだが、女と経済力の両方を得ることは難しい


170 :移住のコツ:03/08/10 23:34 ID:IiECDtba

1、ロングスティ業者を頼らない。

2、女に嵌らない。

3、全てにいい加減になる。


172 :おあいそ:03/08/11 07:28 ID:RoAqJuud

日本でO-Aビザ(50歳以上の長期滞在ビザ)の申請手続きをしていたが書類は全部揃ったのだが結局申請をやめにした。

今月の26日から、ビザの延長(1年毎)が500Bから1900Bに、また再入国許可(リエントリー?も)1000Bから3800Bになるそうだ。

家族で移住している人は大変な出費だよね。
また1年ビザと言えども3ヶ月毎?にイミグレに出頭するらしい。


タイ政府の姿勢は「金持ち以外は用なし」(無理はないが)であり、いい気になって移住すると足元をすくわれる恐れもある。(ビザ条件、貯金額の値上げ等)
1000万Bで年配者を受け入れる、シルバープランなるものが政府の後押しで進行しているようだが、年寄りを食い物するのはロングスティ業者もタイ政府も同じ穴のムジナに変わりはない。

移住希望者は、すぐにトンズラ出来る体制で、この国と付き合ったほうが無難。
どなたかO-Aまたは年金ビザを取得した方、メリット デメリットを教えてください。


173 :    :03/08/11 09:00 ID:SS7QY+mC

タイの各種斡旋業者の一番の問題は、最近この仕事を始めた業者が多いこと、多くの問題はこの経験不足からくることが多いが、一方10年以上の経験をもった業者も、利用料金が高く(不動産の場合は代金上乗せ等)、必ずしも問題が起こらないとは限らない

海外移住は医療費、ビザ更新費用、日本への帰国費用等でかえって日本に居るより金が掛かる

202 :    :03/08/19 13:14 ID:S7CqQvgj

タイを含めた発展途上国で1番悪いのは公務員のレベルの低さ、
、それに仕事をしないこと、給料が安いことを理由されるが、
何とかしろよ


203 : :03/08/19 19:00 ID:W18MzdZH

公務員=たかれる構造があるんじゃない?
バイク乗っていてノーヘルで止められてもその警官に金やればそれで済む。
底辺の国家権力も金次第。金があれば心地良い国だ。

223 ://:04/06/27 21:01 ID:KBUhOULe

長期滞在のオヤジども退屈しているようだよ。

チェンマイあたりで、ネット中毒になってるじいさんもいるようだ。
ほかに毎日なにしているのか。

どうしても動けなくなったらどうするのか。

日本では浦島太郎になるだろうし共通の話題で語れる仲間もいないことになる。
おれはタイが好きなら半年ぐらいずつ行き来するのがいいと思うけどね。


226 :ぷっ太:04/06/29 00:13 ID:sAVsf8KV

チェンマイのじいさん達が哀れだよ。
ネット猿になって引きこもってるじじいも多いよ。
いまさら日本でも受け皿、居場所も無いだろうしね。
自業自得だ。


252 :日本人:2005/09/07(水) 00:29:21 ID:pBbdoZ02

でもどーしてタイの日本人同士って仲わるいんだろう?

向こうに滞在してる時その関係だけで胃が痛くなったよー旅行者でもそうだよね、カオサンあたりのゲストハウスでもそれぞれ派閥があって日本人どうしでも口を利かないー前からいてる奴が偉そうな口利いたりさあ〜だから向こうにいるときは中国人てことにしてるー移住するなら付き合う日本人選ぶのも大切だよなあ〜


256 :イツムラノリヨシ:2005/10/21(金) 12:51:29 ID:fL+w1dZb
>>252
日本では借金や犯罪暦等の為、誰にも相手にされなくてタイへ逃避、でも性格の悪さは変わらず、自分の価値を見出すために威張るしかない。

でも、本人たちは全く気がついていない。


273 :48歳:2006/02/06(月) 11:30:55 ID:exgcjBom

おれも移住を考えたが、色々な意見を総合すると税金の支払いとかも含めて、やっぱ
半年くらいづつ旅行気分で通ったほうがよさそうだとわかってきた。トシとってから
バンコクは気候的に辛そうだからやっぱり北部ってことになるのかな?ま、タイはど
こ行っても暑いけど・・・


300 :( ̄(エ) ̄)y-°°° ‘:2006/03/11(土) 23:41:17 ID:cS99IGNp
まず何が危ないかだな

。。


家を借りるときに普通よりボラれる可能性
遊びに行った時GOGOなどでボラれる可能性

家を購入できるといわれるが、登記できないのを後で知って困る可能性
偽警官にボラれる可能性
在日本人に騙される可能性

まあいろいろあるな

何せ日本人は、声をかけてくる人がいい人かどうか、見わける、勘が鈍いからダメだ、
欧米人のようにならんといかん

タイに行く日本人、話し掛けられると、警戒しすぎでしょ?
見わけろよ



404 :あら:2008/08/22(金) 01:27:53 ID:sRkeJHxd

チェンライには年金爺さんが最近急に多くなった。

そして即、日本人会に加入。

何も知らないとは恐ろしい。

チェンマイもチェンライも日本人会の人間が、一番危ないということ全然
分かってない。

PCも持ってない爺さんが、チェンライの親切な人に騙されるのは時間の問題。


410 :北空港:2008/08/23(土) 11:24:24 ID:9Qpoyer4

北タイの1〜3月は避けた方が良いでしょう。

酷い煙害で、年配は肺をやられる可能性が高いです。
私は、来年1〜3月は南部の海辺に避難したいのですが、先立つものが。
北タイの一番良い時期なのに残念です。


411 :かこちゃん:2008/08/23(土) 11:29:10 ID:1fdxAT1B

タイに住むより、フィリピンのセブ島がいいと思う。

バンコク、マニラは女買うにはいいだろうけど空気、治安悪すぎる。

タイでもチェンライあたりはいいんじゃないかな。
アパートも安いし。


420 :七死参:2008/09/24(水) 20:21:03 ID:1JeVa+jn

お金の話等をする人は要注意です。

海外に出れば特に困窮日本人には注意してください。

個人的な情報は自分自身の安全のために絶対漏らしてはいけません。

生活費の話などをする人間はあなたの生活費を横取りしようと狙っている可能性が高いです。

くれぐれもご注意ください。


421 :年金爺さん:2008/09/24(水) 21:25:35 ID:OUD0rHIi

チェンマイ、チェンライの日本人会では、退職後に移住してくる日本人をカモにしてるそうです。

親切面して近づいてくる日本人には十分注意しましょう


446 :・:2009/11/12(木) 12:22:40 ID:Wn+w1t5k

タイはもう終わりみたいですね。

団塊世代の移住も一巡し、すでにタイに呆れ果て日本に帰り始める団塊も多い。

最近はインフレで、日本とタイの物価格差のメリットもなくなり、何のためにタイに
住んでるのか分からなくなってくる。

タイという国にも人にも愛想がつき、所詮物価しか取り柄のない国だと悟ったとき
日本が恋しくなる。

447 :お開き:2009/11/17(火) 13:02:13 ID:1priN9As

タイに移住する日本は大きく分けて二つ。

人生を楽しむ為にタイ移住
日本で暮らせないからタイに移住。


最近は後者が多く、タイ人以下の生活、及びタイ人以下の精神構造。

心ある人は、もうすでに日本に戻っている。

そうしてタイは、どうしようもない日本人の吹き溜まりになった。

これから移住って、オイ、頭大丈夫か。

448 :aa:2009/11/17(火) 16:03:59 ID:PL8Leg19

観光客としてタイ好きな自分だが、つくづくタイに限らず物価の安い発展途上国にはどうしようもないクズな人間が集まってくるものだと思う。

こんな国で長期滞在して気楽な気持ちで無職日本人と仲良くなってしまったら殺される可能性大だ。

いくら愛想がよかったとしてもそいつは偽名で日本じゃ指名手配中、または前科者かもしれないし正直怖い。観光客が一番安全だ。


454 :m:2010/02/21(日) 04:45:56 ID:L8IO2qxB

結局、最後は、日本へ帰ることになるわ。

若いころ、ガンガーの眺めて「死ぬのは、ココだ」と悟ったつもりが。

歳とってくると「やっぱり、嫌だ!」となる。

タイの田舎で、資本投下してチマチマ商売起こしても、最後は皆の衆の食い扶持で終わる。

で、余力のあるうちに脱出と、あがくようにエクソダスという展開。


456 :名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/02/24(水) 10:15:53 ID:LQYqKSbC

ああ、タイに移住したいなあ。衣食住は全然気にならない、常時接続の
ネット回線と週に2,3回若い姉ちゃんと遊んで酒でも飲んでりゃ他に
何にも要らないわ。

仮に、1500万円あったら、こんな生活何年維持出来るかなあああ。

別にBKKじゃ無くてもいいわあ、物価高いし、熱いし、臭いし。

チェンライ辺りどうだろう、まだ行ったこと無いんだけど。
何か、最近人生どーでも良くなってきちゃったよ。


473 :@:2010/05/14(金) 15:10:09 ID:IF7SQDiv

オレはタイに移住したけど、三ヶ月で日本に帰ってきた。
住んだのはあの有名なラチャプラw

日本人も多くて面白かったけど、住むといろんな面が見えてくる。
パリやNYに住む日本人はやりたい目標があって住んでるって感じだけど、バンコクの場合はやることがないから住んでるって感じかな。

オレも同じだったんだけど、結局、金が不安になってくるんだよね。
タイ語が多少わかってくるとタイ人の嫌な面も見えてくるしね。


500 :うんこ:2010/05/24(月) 01:10:15 ID:Hi/KBbbN

問題は、移住先でトラブルに巻き込まれた時ですね。

特に民事はやっかいです。

どんなに証拠が揃っていようが、いくら証人の証言があろうが、
外国人が現地人から勝訴を勝ち取ることは出来ません。
それが世界の常識だからです。

外国人であることが不利とならないのは、世界中で日本だけです。

日本がおかしいのです。


508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/06/20(日) 13:40:23 ID:a65si7tJ

よく考えてみれば、投資うんぬんの話以前に、そもそも、日本語はもちろん英語さえも通じないようなところで老後の生活を送ろうなんてことに無理があるね。

しかも、こんな山奥のど田舎で・・・

たまに、途上国に出張するけど2週間もすると日本が恋しくなる。

年をとればとるほど生まれ故郷が恋しくなるだろうな

1000マソも投資する金があるなら日本のど田舎に小さな家買った方がましだね。
ま、嫁さんをオマケでもらうのは無理だろうけど・・・


510 :シーロム:2010/06/20(日) 14:55:33 ID:RFtZpyOT

独身ジジイが女を紹介されて騙されたいい例だよな。

タイでは投資話などで団塊が騙される例も多いし、
タイ嫁に有り金すべて使われて無一文になった奴も腐るほどいる。

金に関してはタイ人を絶対に信用してはいけないが、
日本語を話す胡散臭い奴はさらに気を付けた方がいい。

金がないから物価の安いタイに住んでいる奴が多いからな。
タイは住むのではなく年に数回遊びに行くのが一番いいと思う。

518 :サーマート携帯:2010/06/24(木) 11:56:21 ID:Lr9S3K/A

そりゃ 騙す奴は悪人で騙される日本人は気の毒なんだが、日本人も若い女のカラダを散々、弄んだわけだろ。

家にしても投資話にしてもナイフ突きつけられて脅し取られたわけじゃない。

最終的には自己責任だろ。
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/21oversea/1053280353/


92 :名無しさん:2006/07/12(水) 03:15:25 ID:4yEmFzjE

プーケットとバンコクで就労経験ありの元現採、本帰国済みだが…

タイ人の印象は遊びに行ってた時と住んだ後とでまるっきり変わる。

「微笑みの国」の「微笑み」とは、 相手に心中を探られないために彼らが身につけている作り笑顔、いわば世渡り術。

一定期間住んでいる日本人は、みんな一度は騙されてる。

金銭面で騙されたり、女の子であれば、やられちゃったり。

特にプーケットでは、タイ人男に入れ込んではまった挙句妊娠させられたりする日本人の女の子が多い。

結婚→タイ人旦那が浮気→離婚ってのも王道パターン。


プーケットに限らず、タイに現地採用で住んでいる日本人の多くは、タイ人の異性が目当て。

俺もそうだったが、男の場合、娯楽が少ない上に、安いからどうしても女を買うようになる。

どんな田舎に行ってもそういう店はあるもんで。

また、うまくやれば、そういう商売系の女の子と金銭の関係抜きでつきあえたり、素人の子をナンパしたりして、 日本で日本人の女の子をつかまえるより簡単に女の子をゲットできるので、病みつきになっていく。


10年以上住んでいる日本人は、性格がかなりタイ人化しており、注意が必要。

多くの者は金に汚くなっているので、平気で人を騙す。

逆に、そうでなければタイでは勝ち上がれない。

まだ在タイ暦の短い日本人など恰好の餌食。

また、日本人とタイ人、もしくは日本人同士での金にまつわるトラブルが絶えない。

最悪の場合は人一人殺すのなど、金を使えばわけないので、何気に多くの日本人が消されている。

在タイが長い人間は、マフィアや日本のヤクザとつながりのある者も多い。

プーケットにいた頃はパトンビーチにいたのだが、小さな村なのにやたら殺人事件が起こる。

大きな金が動くビーチリゾートなので、タイ人同士の揉め事や、外国人が狙われるケースも多い。

タイは日本で一般的に思われているほど安全ではない、というのが俺の印象。

それは住む期間が長くなるにつれ、トラブルに巻き込まれる機会が多くなっていく、ということだと思う。

俺自身がタイ人の恨みを買って、銃を持った男5〜6人に部屋を包囲された事もある。
タイ人は切れるとすぐ銃を持ち出し、おまけにマジで撃つ、というのは、在住者の間では常識。

むかつく奴も多いけど、放置で、怒らせない事が大事。

タイ語は、騙されないために、そしてタイ人の性格を知るためにも、是非覚えた方がいい。

本音と建前の差は、日本人よりも激しいかもしれない、と思う。

在タイ期間中は、手放しで楽しかったのは初めの1年くらいで、あとはむかついた事や大変だった事の方が印象が強い。

俺がいた会社の社長(在タイ30年級)が最悪だった、ってのもあるかもしれないけど。

裏切られた事がわかった時は、夜も眠れないほどの怒りで、10円ハゲが6個もできた。

まあ、こんな俺は在タイ日本人社会では負け組だったんだろうけど、少なくとも、タイに長く住んでいる日本人で、 「俺もこうなりたいなぁ」と思わせる奴は皆無だった事は確か。

タイ人で、本当に出会えてよかったと思える奴は、2人くらいかな。

これからタイで住むことを考えている人への助言としては、 「人を信じるな。」


…と、散々書いたが、
それでも日本にいると懐かしくなってしまう魅力があるのも事実。
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/world/1149082416/


11 :オー様と名無し:2010/05/18(火) 19:24:37 ID:tucxxXR60

チェンマイで気安く話しかけてくる日本人は相手にするな、は鉄則。

さて、長期滞在希望のチェンマイ初心者は、タイ語もできず心細いので
知り合いを得たく、日本人に話しかけるとする。

快く話し相手になってくれるのは、悪名高き、チェンマイ爺。
まともな日本人は、話しかけてくる日本人を警戒するから相手にしない。
知り合えるのはチェンマイ爺ばかり、という結果になる。

それは、まともな日本人がいない、というのではない、
まともな日本人は自分から話しかけないし、話しかけられても相手にしない、ということ。
http://jbbs.livedoor.jp/travel/3341/storage/1274153919.html


__________________

97 :とおりすがり:2006/07/12(水) 10:42:51 ID:BsAJcCk2

漏れは7年近くになるけどな

普通に生活(仕事)していれば安全だと思うしタイ人に対してもそれほど(例外もいるけど)険悪感を持たないと思う。

トラブルに会う可能性が高いのは買春や麻薬や不法労働などが発端になるケースが99%だと感じます。

普通に仕事して恋愛していれば(相手は良く見てください)トラブルに巻き込まれるような事はほとんど無いと思うけどね

確かにまともな仕事していないタイ人や売春婦、薬をやってる奴は信用したら
絶対にダメ! 

それから日本人も信用しちゃダメだよ

特に売女(売男)にはまってる、麻薬にはまってる奴

10年も居てまともな仕事(労働許可が取れる)してない人は沢山います。

漏れもこいつらどうやって生活してるんだろうか?
と考えさせられる人達が沢山いますね。

とにかくタイで日本人やタイ人の友達作りたかったら普通の仕事してる人の中から厳選しないと後悔するよ

なんか海外に行くと、つい気の緩みと同じ日本人という親近感から、年齢男女問わず仲良くなれてしまう印象があった。
けど、やっぱりそういう面で注意が必要なんだね。

タイ人は気さくで優しいとか思ってたけど、いろんな人いるんだな・・

質問なんだけど上のプーとタイで仕事してた方は何の仕事だったんですか?
プーケットは日本より治安がいいとか書かれてて、犯罪といってもスリとか位って聞いたけど・・

あとタイって本当に中学生位の子が売春してる宿があるんですか?
私は女だからそういうのに手を出すはずはないけど、そういうの目当てで日本人旅行してるおじさんとかいるんだろうね・・


100 :とおりすがり:2006/07/13(木) 11:43:03 ID:aGTP9rGS
余裕で100ゲット!

>>99
プーケットの治安は良いですけど津波以来少し物騒なってきた感があるね
物騒って言ってもすりや置き引き、ぼったくり程度だけどな
殺人事件とかあっても日本より少ないんじゃないの

中学生の売春なんて観光客じゃもう無理だよ!
タクシン首相になってから一掃されました。
20歳以上の女性なら今でもうじゃうじゃいて日本人観光客が それを目当てに数多く来てるのは有名だけどね。

日本人女性がタイ人男性を買うのも普通の事のようになってます。
目の色変えてタイ人男性を物色してる日本人女性も数多くいますよ


101 :名無しさん:2006/07/13(木) 18:42:20 ID:6sMOafqx

そうなんですか!?やっぱり観光がてら
買春しに来てるんだね。値段も安いだろうしハマってる日本人いるんだろうな。
けどさすがに日本語も話せないだろうしコミュニケーションなんか取れないと思うけど。

そういえばプーケットに旅行に行った知り合いがタイは「おかまちゃん」が多いとか言ってたな(笑)

http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/world/1149082416/


___________
___________

5. タイ人と働く

1 :オー様と名無し:2007/02/16(金) 10:06:46

タイ人と働くことについて話しましょう。
みなさんのオフィスでの経験談などお願いします。

21 :オー様と名無し:2007/02/16(金) 13:21:31

タイは初等教育から嘘のつき方を教えている。

ノラリクラリとはぐらかす、ま〜とんでもない国民だけどまだ中国よりかはましかな?

大戦中は日本に実質的に占領されていたのにそれを認めず、今は経済的には日本に占領
されているのに偉そうな事を言う。所詮、自分達では何もできないサルだよ。
クーデターしかりスワナプーンしかりサル芝居が全てだ。


24 :オー様と名無し:2007/02/16(金) 13:42:49
乞食根性、奴隷根性が遺伝子に組み込まれている人達です。


23 :オー様と名無し:2007/02/16(金) 13:25:06

>>21よ、タイ人ってのは
「アジアではシンガポールにはちょっと負けてるが工場や農地が多いだけタイの勝ち。
日本には少しだけ負けてるだろうが日本の工場がこんだけ出てきてるんだからあんまりかわんない。韓国よりはちょっと勝ってるぐらいかな。
タイ周辺諸国なんて相手にならないぐらいタイは”先進国”だし」

って本気で思ってますから・・・。

57 :オー様と名無し:2007/02/17(土) 10:20:04
タイ人は頭はいいですよ。嘘はうまいし、ずるがしこいし。
笑顔の裏が読めないとどうしようもないですね。

61 :オー様と名無し:2007/02/20(火) 10:53:02
まず、立場をハッキリさせること。年齢、経験、性別、学歴、役職、人種等がその要素。

その上で上手に効率的に命令すること。情けは一切無用。
その際、知識を出し惜しみして「悩ませる」こと。そして質問させる。
「あ?分からんのか?仕方ねーなぁ。」と恩着せがましく指導する。
このやり取りを繰り返すことにより、お互いの立場が更に鮮明になる。

管理者は椅子にふんぞり返っててもOK。
寧ろ、上手くお互いの立場を理解できてる証拠。


62 :オー様と名無し:2007/02/20(火) 10:59:24
発展途上国で管理者がよく直接指示してしまうとワーカーになめられるよ。
>>61の通り。ふんぞり返ってるぐらいでないと。
その感覚は先進国?の人間には理解しがたいがいたしかたあるまい。


63 :オー様と名無し:2007/02/20(火) 13:00:16
>管理者は椅子にふんぞり返っててもOK。
はげどう。

外国人の管理者、経営者というだけで特にイサーン出身者はびびってると思いますから、その社員のニックネームか名前を覚えておき(スタッフに聞いてもよい)、ときどき優しい言葉かけると、そして、人前で感情を出さない、ニコニコと笑ってるけど目は決して笑わないように心がければ、鷹揚な大人ผู้ไหญ(プーヤイ)として認識されるし、尊敬もされます。

また、ミスを犯したら絶対人前で叱咤はせずに、手下のものを使って人陰でボコボコにすると、

ますますผู้ไหญ(プーヤイ)としてのあなたのイメージを強固なものにするでしょう。

 要はは香港ノワール系のやくざのボスのイメージかな(笑)


83 :オー様と名無し:2007/02/20(火) 19:37:51
タイ人は相手を見る力は何故か有る。
地位が上の奴、やばそうな奴、負けそうな相手には絶対に手を挙げない。


85 :オー様と名無し:2007/02/20(火) 21:13:04
タイ人従業員を毎日怒鳴りつけてたら、そのうちに怒鳴られるのが嫌になって
ちゃんと仕事するようになるかな?

86 :オー様と名無し:2007/02/20(火) 21:15:33
従業員が辞めていくか、あなたが殺されるかのどちらかでしょう。

89 :オー様と名無し:2007/02/20(火) 22:51:06

タイではあまりいきがらないほうが良い。

タイ人は集団になると怖い。
そういう人種だからね。

73年のタマサート大学での暴動では興奮した市民や軍、警官がが学生を殴り殺して、火に投げ込み、木に吊るしていた。
このビデオをタイ人の大学教授に見せられてからタイという国の国民の中に潜む狂気を見せられた気がする。


99 :オー様と名無し:2007/02/21(水) 18:50:40
この国は金が無いと苦労するな、マジで最近そう思う。

95 :オー様と名無し:2007/02/21(水) 18:08:23
タイってあんまりヤクザみたいなのが居ないなと思ったら、
警察がマフィアだったよ。

96 :オー様と名無し:2007/02/21(水) 18:33:23
それは昔からの常識です。


100 :オー様と名無し:2007/02/21(水) 19:01:11

タイの警察とかかわるとろくなことないぞ。
最初はフレンドリーに何かあったら連絡しろとか言って来る。
実際に問題発生、警察使う、成功報酬をせびられる。

一度せびられると延々と負のスパイラルに嵌る。

奴らとのパワーバランスが崩れたら本当に悲惨。

日本でヤクザとかかわる様なもんだ。

タイ人経営者でもたかられてんのに日本人ならなおさら。
警察にお支払い、税務官にお支払い、その他公務員にお支払い、弁護士にお支払い、
まじで何やってんだかって感じだわ。

102 :オー様と名無し:2007/02/21(水) 19:16:58
>最初はフレンドリーに何かあったら連絡しろとか言って来る。

そりゃ金目当てだもん。
本当の知り合いでもないのに、力に成るのに金絡まずに力に成るわけが無い。


294 :オー様と名無し:2007/04/02(月) 19:06:27

タイ人と働くということは、周りの誰がチクリ、スパイ、裏切り者、嘘つき、泥棒などをどうやって見つけ出すかに掛かっています。

あとはどこかの人みたいにタイ人を馬鹿にしてこき使って一切何も教えないで無視して日本人だけで仕事をすることです。


297 :オー様と名無し:2007/04/02(月) 19:12:03
悪い奴はいないようにしか見えないんだ

298 :オー様と名無し:2007/04/02(月) 19:15:45

いや泥棒ばっかりだぞ。

先ず雰囲気から変。居心地悪いと思ったら嘘つきか泥棒に包囲されている。
中立的なヤツは金で裏切るか逃げ出す。忠誠、忠義心厚いと思ったらそいつはスパイ。
罠を仕掛けておいて掛かるのを待てばいい。日本人ほど難しいこと考えていないから。


306 :オー様と名無し:2007/04/02(月) 19:39:37

華人系は現地人の使い方巧いな。
必ずしも蹂躪しているわけでもないようだし。


307 :オー様と名無し:2007/04/02(月) 19:41:10
華僑は家族商店でも現地人をうまく使うよな。
何でかはよくわかんないが。


309 :オー様と名無し:2007/04/02(月) 19:44:50

何だやっぱりタイ人と働くっていうのは、
あの日本人のようにうまく使って仕事をすることなのか。

華人系もそうなら。
残念だがそれが基本なのか。


315 :オー様と名無し:2007/04/02(月) 19:54:40
華人なんかは悪いことを出来ないように先ずするんじゃないかな。
そこら辺のツボを知っていると。
それで、働いていくうちに悪いことをする意思も無くしてしまう。


319 :オー様と名無し:2007/04/02(月) 20:03:20
大金とか持たせると良い人間でも急に人が変わってしまったという経験はある。
貧乏してて、実際不足があるから、もう感情を抑えられないんだと思う。
華僑は等質社会の日本人と違って、金持ちから乞食同然まで肌身で知っているから、
その辺の勘どころがあるのかな。


322 :オー様と名無し:2007/04/02(月) 20:15:51

最近感じるんだが、アングロサクソンとか中国人とかは何事につけても
頭の中に正規分布曲線のようなものがあるように感じるんだ。

例えば、社会があれば一定割合は金持ち、一定割合は乞食とか、もう彼らに
とっては公理みたいなものとして。

それで人を使うにしても、小さな不正は織り込み済みで、分布曲線の
どの辺りに来るのかっていう風に見てる。
それで大きな不正に繋がるようなことはすごい小さい芽でも徹底的に
潰してしまうというような。

日本だと家庭教育までみんな平等、不正ゼロってかんじだから
かなり違ってくると感じるんだよな。錯覚か?


331 :名無しさん:2007/04/03(火) 00:31:41

金持ちは、より大金持ちに。一般社会人はギリギリの生活で浪費をして苦しむのがタイ。
格差社会の見本だな。


332 :オー様と名無し:2007/04/03(火) 00:34:32
というより階級だろ。他のスレでもいわれているように。
で、どこの階級のタイ人と働くんだい?


382 :オー様と名無し:2007/04/03(火) 16:43:07
タイの給料は見事にその人間の価値を表しているよね、誰でもできるような簡単な
仕事(タクの運ちゃんや工員など)は思いっきり安い、それに比べてエンジニアや
デザイナーなんかは日本人と変わらないような高給を貰ってる。

403 :オー様と名無し:2007/04/04(水) 12:46:16

>30代後半の女性。MBAと経理の学位を取得。約20年間経理財務の経験あり
39才でも20年引くと19・20歳からということか?
>30代前半の女性。経理の学位を取得。16年間経理・財務の経験あり
33才でも16年引くと17・18歳からか?

こんなのに引っかかるの会社もいるんだろうな。(年いってから大学行ったと考慮しても)

407 :オー様と名無し:2007/04/04(水) 12:55:32
確かにタイ人が面接に来ると
年齢と経験が合わない人が多いよね。



408 :けろけろ:2007/04/04(水) 12:58:42
なるほど!  
その辺、突っ込むとボロが出そうだね。 実は2年ではなくて、2ヶ月だったりとか。



409 :オー様と名無し:2007/04/04(水) 13:00:47
ばれないと思って矛盾した嘘を書くタイ人一杯いる。
それに気が付かないMDもいるが!!
指摘したら、「そういえばそうだな」と言うのが多いから駐在さんは。


414 :オー様と名無し:2007/04/04(水) 13:52:24

現実問題として、99%嘘が多いのも確か。
パソコンできます、のレベルが違いすぎる。
ネットやってる=できると恥ずかしげもなく誇れるタイ人は無敵だ!

415 :オー様と名無し:2007/04/04(水) 13:55:28
パソコンできます・・・がネットゲームしかしたこと無い人もいるからな。



418 :オー様と名無し:2007/04/04(水) 14:04:28

エクセル可 じゃあマクロ組んでデーター検索システム作れるか=出来ません

AUTOCAD可 じゃあオリジナル設計図面書けるのか=出来ません

デザイン可 じゃあ今ここで立体図を鉛筆で書いてくれ=小学生

ウィンドウズ可 じゃあこのPCを再インストールしてくれ=BIOS設定も知りません

数え切れん、偉いタマ・チュラ卒出て経験7年・8年してそんなことも出来んのか?


449 :オー様と名無し:2007/06/02(土) 02:42:27
タイ人ってごめんなさいの一言が言えなくて逆ギレ。
噂話しが大好きで話がどんどん大きくなっていっちゃうから怖い。

622 :オー様と名無し:2008/09/20(土) 14:26:16 ID:IhHjDuSU0

西洋人がアジア人に対する態度で余裕があるのは
やはり見下しているからだろう。

俺も最近、タイ人は半分ぐらいはジャングルから出てきたばかりのドジンだからしょうがないと考えるようになったら、タイ人に対する態度に余裕がでてきた。
今まで同じような人間だと思ったからイライラしたのだ。

悪いところ見つけたらやさしく教えてやれるようになった。
多分欧米人も同じ感覚を持っていると思う。
もちろん格差の激しい社会だから優秀なのはものすごく優秀なのだが。


627 :オー様と名無し:2008/10/26(日) 13:09:15 ID:wWOWzh/Y0
タイ人に我慢に我慢を重ねて根気良く仕事教えて出来るようになったらすぐ転職するのがタイ人です

635 :オー様と名無し:2008/11/08(土) 15:49:13 ID:MZGzPmoc0
タイ人は就業時間中、周りに人がいても、後ろを上司が通っても平気でゲームしてたり、すけべなのをみてたりする。すごい神経だ。
放っておいてはいけない。必ず注意すること。


636 :オー様と名無し:2008/11/09(日) 14:27:36 ID:Mr.zPp820
いや、ほんと会社を学校か、もうけも関係ないお役所の仕事と勘違いしている。
自分たちを生活させるために会社がある、という感じ。
これを変えるのはマネージメントの力。


679 :オー様と名無し:2009/06/06(土) 19:26:01 ID:74JWXhbE0

タイ人にまともな扱い受けたければきちんとした身なりと
振舞しないとだめだよな。


712 :オー様と名無し:2009/09/14(月) 22:51:52 ID:zYQoeQRI0

タイ人は気の良い人は多いが一緒に仕事となると嫌だな。
平気で嘘つくし良い訳多いし、間違い認めない。
疲れます。



714 :オー様と名無し:2009/09/15(火) 01:12:23 ID:H8fGVcJk0
仕事をお願いして、平気でヤダと言う。

715 :オー様と名無し:2009/09/15(火) 01:24:57 ID:k4iFCsCw0
信頼していたスタッフに材料買い付けを任せていたら業者からバックマージンを
月に数万バーツ貰っていたのが判明。
本人は反省もしないで当然と言った感じだった。


716 :オー様と名無し:2009/09/15(火) 01:46:46 ID:1JbqhFGs0
コンプライアンスなどという概念がない。
ちょっとしたことでも、業者と癒着して小銭稼ぎしてるケースは
ある。

720 :オー様と名無し:2009/09/21(月) 02:48:47 ID:9f3kVCt60
タイ人にガツーンといっても、馬耳東風さ。
怒るだけ疲れます。



723 :オー様と名無し:2009/09/25(金) 19:40:39 ID:/VNjG1ZY0
タイ人って何であんなに相手の役職を気にするんだろ?

724 :オー様と名無し:2009/09/25(金) 19:45:32 ID:P21hGzdQ0
身分社会だからさ。
挨拶するときに先にワイしなければならないとか、
どの高さまでかを知るためだ。

732 :オー様と名無し:2009/09/27(日) 11:08:26 ID:M84TU3QU0
>>720
タイ人は日本人以上に、長いものに巻かれろ、
だから社長を筆頭にマネージメントがしっかりしていればタイ人はやるようになる。

それから、わが社のケースであれば、例えば工場のオペレータークラスなんかだと日本の工場よりタイの工場の方がすでにレベルが上。

日本人じゃあんな現場の交代勤務なんか誰もやりたがらない。
一方でタイ人でも教えてやればマニュアル通りの作業をこなすくらいできる。
だから海外進出のメリットがあるんだよ。


738 :オー様と名無し:2009/10/05(月) 04:26:19 ID:I/5bVOI20
まああまり追い詰めた物言いすると、闇討ちされるのが見えているからな、
この猿の国は。

739 :オー様と名無し:2009/10/06(火) 01:12:30 ID:KnsrLdwg0

日本では性善説前提で考えてもいいのだが、
タイに来ても、タイ人と仲良くしようと、ニコニコして「この人いい人」
演じる人がいるのだが、
なめられないようにしないと、恩を仇で返してくるぞ。


743 :オー様と名無:2009/10/11(日) 06:50:19 ID:5gsAvtqE0
タイ人には性悪説が常識です。

744 :オー様と名無し:2009/10/11(日) 22:08:30 ID:cgPV2pls0
タイ人と仕事するには、この人いやな人って思われるくらいで丁度いいはず。

745 :オー様と名無し:2009/10/11(日) 22:09:50 ID:tdS1Bc420

刺されます。

746 :オー様と名無し:2009/10/22(木) 15:04:21 ID:7T151mCo0
タイ人は頭いい。
女性を食い物にしてにして他国から金を貪る。恥を感じない
彼らならではの見事な体質。


758 :オー様と名無し:2009/10/26(月) 08:52:23 ID:E6aV9vMk0
タイ人は、嘘しか言わないと思えば丁度いいくらい。
タイ人は、刺さない、撃つだけ。
タイ人が、信じれるタイ人もごく少数と言う。


759 :オー様と名無し:2009/10/27(火) 00:51:25 ID:9lKhnUNM0

タイ人って、人の外側しか見ず中身を見てから評価しないから判断力がゼロと言ってもいい。

日本人でもタイ人でも外観ばかり見て(もちろん、清潔かどうかは別問題ですよ)
容姿が良ければ中身もいい!

って、早くから間違えた判断をし, いざ自分の判断が間違ったことに気付くと自分の言動をいとも簡単に覆す!

卑怯者!の集団。

タイに長く住みタイ人と結婚しているタイ人化した年配者にも多い事が見受けられる。


764 :オー様と名無し:2009/10/31(土) 20:29:16 ID:eZGDag0I0
タイ、タイ人は外見かっこいい事ばっかり優先で本当、中身がないね。
家だろうが、サービスだろうが、仕事だろうが。


765 :オー様と名無し:2009/10/31(土) 21:00:34 ID:/7idPatY0

その結果、損をしている。
ほんとバカだよ。
見かけで騙されず、中身を重視するようになられければ
タイはいつまで経ってもお猿の国。


774 :オー様と名無し:2009/11/21(土) 09:05:06 ID:AgIBXSUg0
タイ人は昨日まで自分の味方だと思ってても今日敵になるのは当たり前!
どこかににも書いてあったがタイ人はコウモリだね!
おいしいところを渡り歩いている獣だね。



776 :オー様と名無し:2009/12/10(木) 09:07:01 ID:yLQcLpoI0

殆どの日本人は、よく考えてどの方法でいくかを決断してから行動する。
殆どのタイ人は考えながら行動する。

外見重視、見た目重視のタイ人は、
考えてじっとしているる状態はかっこよくないと考えるのか、
又は、単に教育がなされてないだけか。

だからオペレーターや運転手などすっとこどっこいなミスが多い。


777 :オー様と名無し:2009/12/10(木) 12:21:45 ID:oUzhc/Zg0
>>776
> 殆どのタイ人は考えながら行動する。

そんな事は無い。
正解はほとんどのタイ人は何も考えずに行動する。


778 :オー様と名無し:2009/12/10(木) 17:45:30 ID:9L1kbz7A0
>>777
同感
考える能力が最初から備わって無い。

779 :オー様と名無し:2009/12/10(木) 17:57:39 ID:j7k1k9PI0

違うだろ
考えて行動してるよタイ人は。

今日の飯何にしようかとか、どのネーちゃんがかわいいとかを常に考えてるよ。


780 :オー様と名無し:2009/12/20(日) 15:41:32 ID:PAcq/XP20

会社の業績より自分が褒められることや自分の利益が優先される。

面倒なこといやなので、そのような仕事は日本人の上司に振る。

日本人は責任感強いので頼られてると思いこみやってしまう。

他人が不正やってても見て見ぬふり。

これではいつまでたってもタイ人は伸びない。


782 :オー様と名無し:2009/12/20(日) 15:48:00 ID:QaIDRNb.0
他力本願がタイの真髄。


795 :鍛冶ムスタファ:2010/01/31(日) 06:11:47 ID:5IldHYLs0

メンタリティーの問題。

中国文化の影響受けてるのだからしょうがない。

タイは遊びに来るところであって、仕事をしにくるところではない。

タイ人と仕事をするとフラストレーションがたまって血圧が上がる。
諦めるよりない。

中国人というのはひどいことばかりやってきた時の権力を信用せず、家族しか信用しない。

タイ社会そのもの。

その上、根幹を成す基本的考えがアヤフヤ。

メンタリティーの問題!?

タイで仕事するとき、日本でもそうだが、女たちを敵に回しては絶対にうまく行かない。

女たちが必ず陰で糸を引いているか支えているかである。
男はまったく信用できない。

その能力があれば、全部抱いてやれ。


836 :オー様と名無し:2010/07/01(木) 21:29:20 ID:k4lZXjVc0
タイ人の場合は真面目な馬鹿と言うより真面目に見えるDQNだな。

838 :オー様と名無し:2010/07/01(木) 22:39:14 ID:Ev3C0bSE0
それがタイ人。言ってる事と腹の中は別物で
何考えてるかサッパリ分からん。

859 :オー様と名無し:2010/07/03(土) 17:56:37 ID:45Zoy2ow0
タイ人て唯我独尊で怖い。
自分が中心、自分が一番すばらしい、野郎ばっかりで怖い。
周りへの配慮とか譲り合いの精神なんて基本的にない。


864 :オー様と名無し:2010/07/03(土) 23:09:42 ID:deQb4zkU0
タイ人って、どうして平気で嘘を付くのですか?
嘘つきとは仕事がしたくありませんね!

865 :オー様と名無し:2010/07/03(土) 23:20:23 ID:YSvRFrsI0
>>864
今までタイ人に嘘をつかれた事無かったのか?

876 :オー様と名無し:2010/07/04(日) 02:50:01 ID:Fqs43WFM0
金や権力がものを言わす。見た目態度で人を値踏みして態度を変える。
いね。



907 :900:2010/07/04(日) 12:21:34 ID:2qLZbbTI0
>>901
確かに全否定はよくないね。ただそうゆう人間の割合がほんと少ない
ホスピタリティはあくあで金と引き換え ってゆうのがデフォな国かな
でも金の事以外でも嘘と幼稚さ、知性の無さはひどいものがあるね
タイ人に向かって何回サルって言ったか数えきれないよ
Fucking monkeys って聞こえるようにさりげなく言っても理解してないもんな

ほんと、ここは遊びに来る国であって沈没しに来る国ではないよ
ここにしか居場所がない人は可哀想だけどさ


950 :オー様と名無し:2010/07/07(水) 12:16:04 ID:mriww.Ao0

タイに詳しい方に聞きます
どうしてタイ人は簡単にバレル嘘をへ気で付くのでしょうか?

その場を凌げてもスグに更に窮地に陥るのに簡単に嘘をつき続けます。
どうしたら良いのでしょうか?

951 :オー様と名無し:2010/07/07(水) 12:20:05 ID:wBGSIG2U0
頭が悪いからです。

952 :オー様と名無し:2010/07/07(水) 14:11:16 ID:JBy3h8760
>>950
ほぼ全体がそうなので、問題にならない。
仲間はずれにもならない。

953 :オー様と名無し:2010/07/07(水) 14:13:24 ID:ZIzncVig0
その嘘をみんな擁護するでしょ?
本当のことを言って謝った人が嘘つきになる国です

韓国、中国も同じだよ。

971 :オー様と名無し:2010/07/11(日) 16:19:36 ID:xM1xKERI0

タイ人の赤ん坊が生まれて、成長するのを間近で見てきたが。
一番問題なのは3歳児までの親の躾と教育にあると思う。

全く叱らない、甘えさせ放題。

泣き喚き、我儘し放題が3歳児までに身についてる。

これをその後いくら修正しようとしても無理。

叱られないから考えない→知能が発達しない→IQ87〜88。
負の連鎖が生まれた時から起こっている。


984 :オー様と名無し:2010/07/11(日) 18:05:17 ID:reSodPBI0

>思いやり、とか周りへの配慮
とかいう感覚ないよね。


逆に日本はコンプライアンスだ人権だで生きづらい国
役人が自分に責任来ないようにやりすぎのルール作ったり、
一方でその方が楽だから前例踏襲主義で自分で考えることを
ストップしているケースも多い。

日本のそういう環境に慣れきった奴が、見た目の愛嬌などに反して実は、
超利己主義のタイ女に、有り金全部を貢いで破滅するという、ケースが多いのだろうな。



988 :オー様と名無し:2010/07/11(日) 18:22:23 ID:qhN8/BkE0
>>単に、迷惑をかけても平気というより、むしろ、自分の快適や幸せは、他人の迷惑や犠牲の上に成り立つとさえ
おもっているそうだ。

やはりタイ人とは一定の距離を保って接しないと馬鹿を見ますなw


995 :オー様と名無し:2010/07/12(月) 22:59:59 ID:5gWh0A9s0
>>993
MBKの店?
あそこはいらっしゃいませが無い上に
人の女や俺をジロジロ観察して品定めしてくる
MBKの店じゃなかったらスマン


996 :オー様と名無し:2010/07/12(月) 23:59:41 ID:wC74ySCk0
タイ人嫁 土下座でもしたの?人間古いから嫁って言葉がお願いして
来て貰ったみたいな感じがする。うちは日本女だけど誰に対しても嫁
は言った事が無い。

997 :オー様と名無し:2010/07/13(火) 00:15:40 ID:ovTHxSoU0
>>979
タイ人の国費で留学組は、知的な会話ができるよね。

院卒のタイ人って言っても、
タイ私立大学→海外の院とかなら、
そんなに学力や努力も必要ないから、
中身はかなり個人差があるかと。

もちろんまともな会話できるけど、
精神年齢は幼かったり。

先を見越して計画を立てるとか、改善とか、、、
その辺りが日本人レベルで考えられるって訳ではないよね。


998 :オー様と名無し:2010/07/13(火) 00:17:40 ID:brYxUJ4I0
>>996
あなたの無意味なこだわりは興味無い
それに文を理解するのに3回も4回も読みなおしたよ
嫁は嫁でしょ しょうもない事にこだわりなさん


999 :オー様と名無し:2010/07/13(火) 01:19:17 ID:DNK9w8JU0
>>997
失礼ですが何だか不思議な意見ですね。
知的な会話可能 VS  精神年齢が幼い
まともな会話が出来る VS  先を見越して計画を立てるとか・・・・
私の働いている会社では先を見越して計画立てるとかタイ人は出来ないので、まともな
会話が成立しておりませんが。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/3341/1171588006/


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タイ警察のマニュアル 2008年8月14日 (木)


「タイで日本人が殺されるのはすべてヤクザまたは日本人男(日本人女が被害者の場合)のせい」 

「タイで日本人が殺されるのはすべてヤクザまたは日本人男(日本人女が被害者の場合)のせい」 ということですね。

「ヤクザ」という言葉を使って報道してるようだから、警察もそういってるのでしょう。しかしタイ警察は、この殺人事件にヤクザが関係しているという具体的な根拠は何も挙げていないようです。

先年、日本人の若い女性旅行者が何者かに殺された時も、タイ警察は根拠も示さず日本人男が関係してると発表していましたね。
日本人男はヤクザ、日本人女ならヤリマンいうのが、タイ当局、およびタイマスコミの日本観のようです。

少なくともタイ警察にとっては、日本人男が殺された時はヤクザで処理、日本人女が殺された時は日本人の男関係で処理、根拠があろうがなかろうがとにかくそれでマスコミ発表して終わりにする、というのがマニュアルになっているようです。

タイ人にとってそれがいちばん納得できる答えだからでしょう。それがタイ人の求めている答えだからであり、一般タイ人の日本観に沿ったものにほかならないからです。
まあ、タイに行くような日本人男はヤクザみたいなもの、タイに行く日本人女も股ゆるゆる、というのは、確かに一理あり、一概に否定できないかもしれません。

しかしせめて、タイに行くような日本人が日本人の代表ではないということは、タイ人にも知ってもらいたいものです。

つまり、タイという国は、それぞれの国の下流の吹き溜まりが母国を逃げ出してさらに吹き溜まる場所なのだ、ということをタイ人も認識してほしいと思います。
    
「タイの地元新聞を読む」より
http://iscariot.cocolog-nifty.com/times/2008/08/post_7dd6.html


 

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コメント
 
01. 2011年7月08日 17:12:31: MiKEdq2F3Q

日本人は鴨ネギちゃん

生フ〇ラが大好き, 若いアジア女性と結婚後 行方不明になる事多し


騙したタイ人が悪い訳じゃないよ、日本人が世間知らずなだけ。

アホは何処に行っても騙され続け、淘汰されて絶滅するのが生物進化の原則:

報道(比で転落:困窮邦人)


今、多くの日本人がフィリピンに亘り、お金をフィリピン人に取られ、捨てられる事例が増えてきており、これら日本人を「困窮邦人」と呼ばれていると朝日新聞は報じていますが、これは何も日本人だけではなく、韓国人も同じような目にあっていると報じており、フィリピンの暗部ということかも知れません。

韓国人はフィリピンに7万人以上おり、若い世代がカジノや女性に財産をつぎ込み困窮するケースが多いとしています。

日本人は年配層が困窮する事例が多いようですが、この記事では以下のような事例が掲載されています。

都内のフィリピンパブで日本人警察官(49歳)と39歳のフィリピン人が知り合い、2001年に結婚し、警視庁を退職して80歳を超える母親も、日本のマンションを売却してフィリピンに移住した。

そしてフィリピンに雑居ビルと高級住宅を買った途端に、このフィリピン人妻は男性と母親の現金と貴金属を持って愛人と消えた。住宅はフィリピン人妻らの借金の担保として人手に渡り、自分と母の全財産、1億5000万円相当を失った。

この元警官は妻と愛人を盗み等で訴え逮捕状が出ているものの、この愛人から「あなたの妻が訴えをやめさせようとして殺し屋を雇った」と電話があり、身を隠したとしています。

この事例は東南アジアではよくあるパターンであり、日本人=金持ち=カネを盗む対象、という対象に見られているのです。

しかも、フィリピンでは5万円もあればヒットマン(殺人請負人)を雇えるとも言われており、今までに何人の日本人が行方不明になっているか、想像もつかないとさえ以前言われていました。

死体が出てくるのは保険金殺人の際に必要の場合であり、それ以外では秘密裏に殺され、ワニやサメの餌にされて死体すら出てこないと言われている程なのです。

このような騙された困窮日本人は月間で60〜80人いるとされており、日本人は「金のなる木」と思われている以上、今後もこの手の被害者は出てくるでしょうが、世界中、どこでもこのような事件は起こっており、特に日本人はお金にルーズであり、いとも簡単に騙されているのです。

全てのフィリピン人・東南アジア人が悪いわけではありませんが、このような事例が余りにも多くあり、だからこそ朝日新聞が取り上げているのです。

世界的に経済が悪化する中、今後、この手の事件がどこでも多く出てきますので、くれぐれも気を付けられますように。

http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/


02. 中川隆 2012年10月10日 22:01:18 : 3bF/xW6Ehzs4I : HNPlrBDYLM

668 :名無しさん@13周年:2012/06/14(木) 06:06:57.93 ID:U5sHA07Q0

俺の知り合い、フィリピン人と結婚した奴多くて、その内4人と日本人夫婦1組が永住目的で向こうへ渡った。

35〜51歳で、ビザは色々だが、4人とも1千万以上の金を作って渡った。
中には4千万程度を持って行ってる。

結果・・・


当時35歳1000万の奴は2年でギブアップしかけたが、現地で就職し暮らしてる。貯金0・嫁と不仲で困窮邦人予備軍。

  42歳2000万の奴は2年で有り金のほとんどを使い果たし、フィリ嫁と帰国。

  46歳2000万の奴は4年目、不法滞在になって間も無くマニラで殺された。

  51歳2500万の奴は最初に現地に店を作ったが、2年で店を閉め、3年目に消息不明に。

  66・61の夫婦は4000万+年金20万で現在2年目。田舎で平穏に暮らしていると聞く。

マニラの日本大使館には1日に3〜4人の困窮邦人からの救護要請が有る。
相手が日本人だと、悪徳警察官がトラップを仕掛け数百万の釈放金を要求したりする。

外人に生活保護を与える日本と違い、外国人には、ほとんど権利が無いと思って良い。 強盗に遭おうが、詐欺に遭おうが、殺されようが、泣き寝入り。

どこに住むかにもよるだろうが、【反原発】山本太郎は3年向こうの生活が維持&生きて帰国できれば御の字。

http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1339299112/


03. 中川隆 2013年1月20日 13:19:56 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6



日本人は、人間関係を壊してはいけないという刷り込みが強い 2013-01-04

日本で不文律のように言われていることがある。それは


「人間関係は維持しなければならない」

「どんな人間関係でも、それを壊すと自分が困る」


というものだ。日本人は農耕民族なので、協調性も非常に重要視されており、どうしようもない人間とも嫌々付き合わなければならないとも言われている。


「世の中、誰もが好きな人間とだけ付き合って生きていけるほど甘くない。ときには嫌な人間とも付き合わなければならないのだ。我慢しなければならない」


日本人は昔は「村」の人間関係から逃れられず、今は「職場」の人間関係から逃れられない。だから、自分の我を出すのは非常に嫌われ、子供の頃から「我慢」と


「孤独な人間には価値がない」


と徹底的に刷り込まれていく。日本人は、


「人間関係を壊してはいけない」


という刷り込みが、極度に強い社会なのだ。



金を失い、時間を失い、平常心も失ってしまう

嫌われたら「村八分」される。村八分されたら生きていけない。だから、日本人は仲間はずれにされたり、孤独にされるのを非常に恐れており、孤独にも恐怖を感じる人も多い。はた目から見ると、人間関係の強迫観念にとらわれているかのようにも見える。社会がそれを強制している。だから、日本人は、仲間はずれにされないように他人に合わせるようになり、主張することもできず、何でも流されるように受け入れてしまう。

夜の街、歓楽街、欲望の街、売春地帯では、これが致命傷になる。手練手管に長けた女性や、自由奔放でまったく他人のことを考えない女性に、とことん振り回されるのである。

相手に不満があっても、流されるように受け入れ、そのために、どんどん金を失い、時間を失い、平常心も失ってしまう。そうなってしまっても、相手を切れず、利用され、カモにされ、踏み台にされる。

怒ったり、たしなめると、


「本当はあなたを愛してる」

「次からはきちんとする」


と答えて反省するが、しばらく経つとまたもや同じことを繰り返す。こういった女性は、他の男とトラブルを起こし、社会的なルールを守らず、金銭トラブルを起こし続けるのである。それでも、切れずに、ずるずると付き合って行く。人間関係で、「流されている」典型的な例である。

売春地帯では、日本人が束になっても敵わないほど奸知に長けた恐ろしい女性もいて、セックスをエサに男を破滅させる光景を山ほど見る。売春地帯で男が飛び降り自殺したり、自棄になって女性を殺害したりする事件が多発している。時には最悪の事件を起こす男もいる。日本人に多いのは


「ずっと貢がされる」

「断り切れなくて金を毟られる」

「次々とタカられる」


というものである。


詐欺で逮捕されたタイ女性。外国人を手玉に取って騙すような女性は、どこにでもいる。


流される人間関係が致命傷になってしまう

フィリピンでも、タイでも、ずるずると金を毟り取られる一方の男が山ほどいて、すべて奪われたら大使館前に「捨てられる」ような男もいる。すべて毟り取られて乱射事件を起こす男もいる。

なぜ、そうなるまで関わってしまうのか。ここに、人間関係で我慢し、村八分を恐れ、人間関係を切ることができない日本人の「刷り込み」を見ることができる。日本社会が日本人に強要している「刷り込み」とは、


「我を殺して協調性を重視する」


ことと


「ノーと言って人間関係を壊してはいけない」


というものだ。日本人の多くは子供の頃からそれを「刷り込まれている」ので、まったく意識していないが、だから危険なのである。過度に協調性を意識すると、それを良いことに、ずるずると利用され、タカられ、毟り取られていく。

東南アジアで女性ひとりと知り合ったら、その女性の友人や家族や親戚が次から次へと出てきて、当たり前のように、毎日のようにタカられる。

日本人は、それに強烈な不満を感じても、決してそれを口に出さず、ただ耐えて耐えて耐え抜いて、タカられるがままになる。それに何とも思わないで溶け込める人間ならいいのだが、最後に爆発して事件を起こすのであれば、最初から人間関係は遠慮なく切り捨てるほうがいい。日本から一歩出ると、むしろ「人間関係の切り捨て」ができるようにならないと、どうしようもなくなってしまう。特に、アンダーグラウンドではそうだ。流される人間関係が致命傷になってしまうのである。


自分のためにならない人間関係は、容赦なく切る

裏社会(アンダーグラウンド)は、常に表社会とは、逆のルールが作用している。

愛は表社会では正しい感情。
愛は裏社会では間違った感情。

信じることは表社会では正しい感情。
信じることは裏社会では危険な感情。

疑うことは表社会では嫌悪されること。
疑うことは裏社会では重要なこと。

何もかもが、表社会と裏社会ではそっくりそのままひっくり返っていて、表社会のルールで裏社会を泳ぐと、たちまちのうちにカモにされてしまう。

特に日本人は、自分の我を出すのは非常に嫌われ、子供の頃から「我慢」と「孤独な人間には価値がない」と徹底的に刷り込まれているので、世界中どこでもカモだ。カモにされても、気がつかないほどだ。

そこから逃れるには、


自分のためにならない人間関係は「容赦なく切り捨てる」

「ノーと言う」

「付き合えないと言えるようにする」


べきなのである。あなたのためにならない人間関係は、長く生きていると必ず出てくる。単に、群れるための人間関係、流されてできてしまった人間関係、我慢しているだけの人間関係、自分をダメにしてしまう人間関係、破滅が目に見えるだけの人間関係……。

そんな人間関係を強いる人間が、必ずあなたの目の前に現れる。特に海外では「友達」を押し売りする男と、「愛」を押し売りする女が、高確率で現れる。そのときに、人間関係を切れるかどうかが命運を分ける。悲劇を避けるためには、一刻も早く、日本社会特有の「刷り込み」から脱して、「悪い人間関係を切る」経験を積まなければならない。

大切にしなければならない縁と、容赦なく切らなければならない縁を見極めて、切るべきものは早めに切るべきだ。


重荷になっている人間関係に囚われてはならない。日本社会特有の「刷り込み」から脱して、悪い人間関係を切る。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20130105T0000060900.html


04. 中川隆 2013年1月20日 14:54:49 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6


フィリピンNews  カビテ州で邦人射殺 2013/1/2配信

2012年12月29日 午後3時10分頃 カビテ州ダスマリニャス市サンタルシアの路上で新倉英雄さん(61歳)が何者に拳銃を頭部に撃たれ死亡しました。新倉さんは,昨年9月に日本の住居を引き払い、10月から­妻と長女、親類らの6人で年金暮らしを始めた­ばかりでした。
http://www.youtube.com/watch?v=PDY4sWf_qMA

フィリピンNews 【日本人射殺】 ★最新情報★ 公開日: 2013/01/06


こんにちは,フィリピンのmoriさんです。

本日も 新倉さん61歳の射殺事件のお話です。
結局,新倉さんの殺害目的は 『遺族年金』 と 『預金』 である事が明らかになりました。

当初は,新倉さんからの暴力が原因で 新倉さんの奥さん(バカ女!)が怒り、その息子が中心になり 殺害計画をしたものだと考えられておりました。

続きは 動画をご覧ください
http://www.youtube.com/watch?v=s279SCRH1UE

予期せぬ出来事  2013年 1月4日のマニラ新聞から


 @邦人射殺

新倉さんは新生活に夢と希望を持ち、周囲の反対押し切り移住。度重なる送金も

 ルソン地方カビテ州ダスマリニャス市サンタルシアの路上で12月29日、
新倉英雄さん(61)=本籍・神奈川県=が射殺された事件で、新倉さんの兄や知人の証言から、新倉さんがフィリピンの新生活に夢と希望を持ち、周囲の反対を押し切って、昨年9月末に移住して来たことが分かった。


 新倉さんは、中学校を卒業後に大手自動車メーカーに入社し、約25年間務めた
その後、警備会社に転職し、60歳近くまで正社員として働いた。
2005年6月にフィリピン人妻(42)と結婚するまで独身だった。

1990年ごろ、妻と首都圏マニラ市内のナイトクラブで出会い、日本とフィリピンを頻繁に往復する生活が、20年以上続いた。

 移住前まで連絡を取り合っていた元勤務先の同僚によると、新倉さんは妻を愛しており、同僚が近況を報告するために電話した際に「何だ。嫁からか、と思った」と、興奮しながら受話器を取ったことがある。「フィリピンは良いところ
楽しかった」などと書いた手紙と現地で撮った写真が、たびたび送られてきた。
よく「娘はおれにそっくりだ」と喜んでいた。

 約4年前から「ゆくゆくは移住する」と話し、そのための貯金を始めた。

移住直前の預金は1000万円を超えていたという。日本を出発する前に、電話でフィリピンにおける新生活の夢を話していた。気さくで人柄も良く「付き合いやすい人だった」と振り返る。

 フィリピンへ渡航する際はいつも、数十万円から100万円の現金を持参し、
日本からも送金していた。マニラ空港で妻に現金約100万円を渡し帰国したところ、妻から「帰り道で強盗に襲われた」と言われ、慌てて送金したことも。
強盗に身ぐるみ剥がされた話は、同僚が知るだけで2回あった。

 また「妻が病気になった」「娘が病気になった」と聞くと、治療費を送金した。
妻の親類が事業に失敗してかかえた負債を、新倉さんが埋め合わせたこともあった。

 度重なるお金の催促に同僚は不信を抱き「今からでも遅くない。移住はやめろ」と何度も忠告した。新倉さんは「仕方がない。また稼げばいいから」と意に介さなかったという。同僚は「お人好しがすぎる」と悔しがった。

 新倉さんの兄は「フィリピンへの移住には反対だったが、黙って行ってしまった」と述べた。兄弟の会話で、フィリピンの話題はなく「奥さんと子どもがどんな人なのか、全く知らない」と語った。性格は「おとなしかった」という。

 移住から約1カ月後の昨年11月に、新倉さんに会った知人によると、新倉さんは、フィリピンに知り合いが少なく、暇を持てあましている様子だった。

 会う時は、いつもTシャツに長ズボン姿で、服装は地味だった。ゴルフやナイトクラブに行くこともなく「つつましく生活する」と言っていた。新倉さんが英語とフィリピン語、妻も日本語をほとんど話せないため、互いの意思疎通が難しそうだった、という。(松浦健司)



 A邦人射殺

新倉さんの比人妻の年齢は42歳でなく46歳と判明。

捜査は進展せず新倉英雄さん(61)の射殺事件で、国家警察ダスマリニャス署は2日、射殺現場周辺で聞き込み捜査をしたが、犯人逮捕につながる情報は得られなかった。同署は、犯人の報復を目撃者が恐れているため、とみている。
引き続き、有力な情報が寄せられなければ、捜査は難航する恐れがある。

 また、新倉さんのフィリピン人妻(42)の実年齢が、46歳だったことが、妻への取材で3日、明らかになった。妻は「両親が出生証明書を提出しなかったか、国家統計局(NSO)が出生の年を書き間違えた」と釈明した。

 妻の年齢は、身分証明書や新倉さんとの間に生まれた娘の出生証明書など、全ての公式文書に42歳と明記されていた。フィリピンでは、国家統計局に届け出た年齢と実年齢が違っていることがよくある。

 [ 2013年1月4日のマニラ新聞 ]


コメント


Unknown (としくん) 2013-01-04 06:43:42

この事件…内容からすると人の良すぎる方で見事やられたそんな感じが九割方感じますね。私の大好きなフィリピンも一部の人達のせいで印象が益々悪くなるのは心苦しい思いですね

安全なフィリピンになる事を願わずにはいられません
テレビ番組の食堂はマカティにある事がわかりました親のいない子供達に月一食事会を開いたり従業員の為に学校に行かせたり自分は着の身着のままで元々NGOの関係で来て始めた方みたいですね



支払いの際に (yu) 2013-01-04 08:26:53

射殺される前にも、色々とあったようですね。
犯人が逮捕され、事件の真相が判明する事を願います。


Unknown (タガイタイ・ダニエル) 2013-01-04 10:12:28

>内容からすると人の良すぎる方で見事やられた

 痛いおじさんのタイプだったのでしょうか、
でも生命までなくすとは、哀し過ぎますね、
お嬢さんをあやす姿も、写真からは、真面目過ぎる感じが漂うのです。

 奥さんの年齢詐称からも、騙されて来たのでしょうかね、奥さんの子供も、連子と知って居たのでしょうかね、


 >安全なフィリピンになる事を願わずにはいられません


としくんも、フィリピンでは恨まれないように、お気を付け下さいね、その心配はないか、(笑)


 >食事会を開いたり従業員の為に学校に行かせたり自分は着の身着のままで元々NGOの関係で来て始めた方みたいですね

 地球上の人類が全員このような人だらけですと前途は明るいのですが、(涙)


 
支払いの際に (タガイタイ・ダニエル) 2013-01-04 10:37:02

 >射殺される前にも、色々とあったようですね。
犯人が逮捕され、事件の真相が判明する事を願います。

 通り魔的反抗では無さそうですね、
極身近に犯人か、指図した人が居たのでしょうね、
虚しくなりますね、



意思の疎通 (タガイタイ・ダニエル) 2013-01-04 12:57:10

 >カビテの事件は連日記事になっていますね。

 今朝の新聞に娘と共に、被害者が出ていましたが、優しい面影の人なので、びっくりでした。もっと厳つい人物を、想像していましたが、温厚そうな人でした。

 >それにも増して誤解を受ける場面も多いのでは無いでしょうか。

 お友達もいないようで、ネット通信でもやっていれば、色んな情報を知り得、
寂しく無かったかも知れません。また被害も回避出来たかも知れませんね、

しかしこの様な真面目な方が殺されると心が痛いですね。

今年も宜しくお願いします (タガイタイ・ダニエル) 2013-01-04 15:21:32

 >しかしこの様な真面目な方が殺されると心が痛いですね

 真面目に生きた人が、撃ち殺されるとは、フィリピンの為にお金を落とし、
生命まで落すとは、哀しい運命ですね、
http://blog.goo.ne.jp/danial58/e/e5443e37e4e19423116c53c6ae67c752


戯言などアップします。


日本人夫 フィリピン人妻が殺人委託 2013-01-06


フィリピンのカビテで神奈川出身の日本人が射殺された。

この種の事件はフィリピンでは迷宮いりし、まず犯人はつかまらないのだが
今回は比較的はやく容疑者はと特定された。

殺された日本人のフィリピン人妻が60,000ペソ(約12万円)で殺しを依頼した。理由は怨恨らしい。何を恨んだのか今のところわからない。
12万の命・・安いが、もっと安い命はまだたくさんある。

ホールドアップでは抵抗されない限り、殺されることは少ない。
ただし「怨恨」が動機の場合、死の可能性はかぎりなく高くなる。
日本人夫が殺される場合、フィリピン人妻が絡む話は多く聞く。

フィリピン人タレントがフィリピンパブから消えて久しいため、最近日比カップルの誕生は激減しているが、全盛のころは年/6000組の日本人とフィリピン人が結婚した。

リタイヤ―メント後、日本人はフィリピン人妻の祖国に渡り、物価の安いフィリピンで余生を送り始めるのだが、何かの拍子で歯車が狂い始める。

ある日、妻に殺意が芽生える。どんな怨恨なのだろうか?
http://blog.goo.ne.jp/katayakun/e/f75ed9359f4ef239ddb4a746f94a8aec

フィリピンで殺された日本人夫の続報が本日朝日新聞に載っていた。

犯人ははフィリピン人妻、そのフィリピン人と付き合っていた男、その男との間にできていた子供(29歳)及びその他2名のフィリピン人で計5人が逮捕された。

新聞によると理由は怨恨ではなく遺族年金及びその他、預金などが目当てだと推測していたが、フィリピン人妻は家庭内暴力が激しかったからと弁明している。

思うに金銭と怨恨の相乗効果で殺人を敢行してしまったのだろう。

このフィリピン人妻には日本人と結婚する前にフィリピンに付き合っていたフィリピン人男がいた。日本人と結婚する前に関係は清算されず、継続され日本人と結婚した。二股だ。

このようなフィリピーナは意外と多い。 日比カップルで互いの年の差が5歳未満というは稀有だ。平均的には20歳以上離れているカップルが圧倒的に多い。

フィリピーナは日本女より、歳の差を気にしない傾向は確かにある。それに若いフィリピーナは老人にやさしい。

でもジジイよりは体力もあり、加齢臭がない若い男の方がいいに決まっている。
フィリピーナに限って「じじフェチ」が多いなんてありえない。
だから日本人夫とは別に言葉も文化も共有するフィリピン人の愛人をもっても
不思議ではない。

アウェイで暮らす日本人は何かと不利だ。 そこでアシストしてくれるのは奥さんしかいない。

多くの日本人に見られるが、アジア人を見下しながら接する。 これは怖い。
信頼と愛があってもこのような事件は再発するのだろうが、人間として誠心誠意 相手に接すれば、このような事件は少なくなると思うが、今回ショックなのは
「年金」まで狙われだされたこと。

今後増えそうな予感がする。
http://blog.goo.ne.jp/katayakun/e/81c93c2845d312e1f56f80fee9ac763f


05. 中川隆 2013年1月20日 15:28:03 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6


やっぱり出てきちゃったね〜・・・汗 2013/1/7(月) 午後 0:53

以前、フィリピン在住のブロガーさんが書いた最近、悪いフィリピーナのターゲットは「遺族年金」に変わりつつ有る様だ・・・

と言う記事を拝見した時。

多分、今回の邦人殺人事件のような事が起こるのでは?

と、心配していましたがやっぱりな・・・・・と言う感じです(汗)

マニラ新聞を購読されている方は既に御存知でしょうけど記事の内容から
最終的に、殺人の引き金となったのは「遺族年金」と持ち込まれた「多額の現金」のようですね。

2013年 1月6日のマニラ新聞から

邦人射殺

新倉さんの比人妻ら5人を殺人容疑で送検。動機は遺族年金と新倉さんの預金

ルソン地方カビテ州ダスマリニャス市サンタルシアの路上で12月29日、新倉英雄さん(61)=本籍・神奈川県=が射殺された事件で、国家警察は5日、新倉さんのフィリピン人妻メルリンダ容疑者(46)ら5人を、カビテ州検察局に殺人容疑で送検した。国家警察ダスマリニャス署は5日、新倉さん殺害の動機について「遺族年金と預金目当て」との見方を示した。


 新倉さんの1カ月当たりの厚生年金額は約14万円だった。

配偶者が死亡した場合、妻に対して遺族年金として、子どもが18歳に達するまで、
配偶者が生前受け取っていた年金の4分の3相当額が支給される。
メルリンダ容疑者には、新倉さんとの間に娘のステファニーちゃん(5)がおり、
1カ月当たり約10万円を向こう13年間、受け取る算段だった、という。

 ダスマリニャス署によると、メルリンダ容疑者は事件直後、同市を訪れた日本大使館の領事に、遺族年金の受け取り方法を尋ねている。 このため、同署の捜査責任者は「遺族年金と新倉さんの預金を目当てにした犯行」との見方を示した。


 新倉さんの元勤務先の同僚は、新倉さんのフィリピン移住前の預金額について
「1000万円以上」と証言している。 

 逮捕直前の3日、メルリンダ容疑者はマニラ新聞の取材に対し「事件後に日本大使館の領事に会い、遺族年金をもらえるかどうか尋ねた。 受給は止まる、との答えだった」と述べた。


 同容疑者は取り調べに対し、新倉さんと一緒に事件前日の12月28日、新倉さんの預金口座から「90万円を引き出した」と供述した。 その使途は明らかでない。  

 当初は、新倉さんの妻への暴力が、妻や新倉さんの義理の息子(29)の「恨み」をかったことが殺害の動機とみられていた。ダスマリニャス署は5日、家庭内暴力をきっかけに新倉さんを疎ましく思い始め、殺害によって遺族年金と預金を奪おうとしたとの見方を示した。


新倉さんの射殺は計画的に進められた。

ダスマリニャス署によると、義子とその知人男性(25)が昨年12月22日、実行犯の男性(42)の勤務先を訪れ「日本人を殺してほしい。新年を迎える前にやってもらわなければならない」と依頼した。

実行犯は「分かった。まず拳銃を買う金が必要だ」と返事をした。
http://blogs.yahoo.co.jp/berning_sun/53883641.html

フィリピン移住に関する考察・・・・B 2013/1/7(月) 午後 5:15


思いっきり穿った考えで移住や結婚の事について書いてみます(汗)。

まず、どうして結婚しないといけないのでしょうか?



貴方の世間体

フィリピン人配偶者やその家族の世間体

愛し合っているから、結婚するのは当然

その他の理由・・・・・・・


結婚する事を決めた経緯を振り返った時どこかに大きな勘違いが有ったような気がしませんか?

フィリピンで暮らすに当たって、フィリピン人と結婚している事に対する
日本人のメリットはなんでしょうか?

身の安全ですか?

これは、今までに起きた色々な事件で


結婚している= 身の安全の確保


には必ずしもなっていないですね?。

本当に気持ちが有れば、結婚していようがいまいが余り関係ない気がします。

色々な手続き関係の手伝いをしてもらえる事も結婚とは関係無いし通訳、その他(夜の生活も含む)でも結婚している事とは関係が無い。


フィリピン人家族の体裁・・・・

フィリピン人同士でも結婚していないで同棲しお互いの家族とも良好な関係を持って子供を儲けている人も沢山居ます。

子供の日本国籍も、別に結婚していなくても認知する事で問題無い。

愛し合っている場合でも、結婚と言う儀式を通過しなくてもその関係は継続できるし結婚しても結局その関係を継続できないケースも多々有ります。

対家族に関しても、結婚しているしていないは実質的に大きな違いは無い気がします。

となれば・・・・・極端な話し

日本人がフィリピン人と結婚して得られるメリットは相手がどんな人であれフィリピンの永住資格 13A が取れると言う事だけではないでしょうか?

まぁ、SSSやフィルヘルス等はフィリピン人配偶者のベネフィシャリーとして入る事は出来ますが大したメリットとは言えません。


それに対して、フィリピン人配偶者が得られるメリットは


日本人の配偶者として、日本へも行き易くなる

日本人の配偶者である限りその日本人名義の預貯金、固定資産(コンド等)等ありとあらえる財産の相続権(日本の財産も含む)が有る。



→フィリピン人配偶者が死亡した場合、配偶者名義の土地や建物は日本人に相続はされません。



これと言った財産が無くても、ある程度の年金が有るなら安定した生活が望める

年金額が多ければ、毎月結構良い暮らしが出来る(家族も含め)日本人配偶者が死亡した後でも、条件により遺族年金の受け取り資格も有る。

日本人の経済力で、家族親戚等に対し大きな顔ができる(家族内で権力を持つ)等々フィリピン人配偶者には沢山のメリットが有ります。

多くの場合、日本人のメリットは1つだけ



にもかかわらず・・・・・

アウェイの地と言う遠慮も有るし、言語も侭なら無い、フィリピンの法律も分らないフィリピン人の配偶者と言う滞在資格の問題等で配偶者に見放されると、基本的な生活も侭なら無い・・・・と言う事で表向きは(対外的)どうであれ実際の主権は、フィリピン人配偶者に殆ど握られている・・・・

と言うのが実状ではないでしょうか?

まぁ、それ故に

「上手く行っている、安全に暮らせる」

と言う方々もいらっしゃいますが

「本当に心からその事に不満はないですか?」

と改めて聞いてみたいです。

本当に無い!!と言う心の広い方はそれで良いと思いますし、末永くそれなりに幸せな生活も出来るでしょう。

でも、そうでは無い場合

どこかで我慢の限界、またはちょっとした事で不満が表に出た時ほんの些細なトラブルから、悲しい結果になる・・・

と言う事も考えておかなければなりません。

アウェイの地では有りますけど、二人の関係は実質的にフィフティ・フィフティに近い事が最善であると思います。

その為には、日本人もフィリピン人配偶者に頼りっきり・・・

と言う状況をなくす努力をする事です。

基本的な日常生活に関する事(移動方法等も含む)、

言葉、最低限自分に必要な手続き

最低限知っておかなければならないフィリピンの法律等に関し

放り出されても、自分で何とかできる様に常に勉強する事。

卑怯なやり方かもしれないけど放り出したければ放り出しなさい、

私は自分一人でも何とかやって行けます。

殺したければ殺しなさい、

でも、自分がそこから居なくなったら、

困るのは、貴方達だよ!・・・と言う状況も準備しておく事。

例えばお金・・・・

家や車は上げてしまっても良い、

でも日本人がいなくなれば、収入が無くなる

家や車が有っても、それを維持するのが難しい、

場合によっては食うにも困る・・・・

と言う状況を作って置く事も大事ではないでしょうか?

その為に、日本の財産を処分して大金を持ち込む・・・なんて事はしない

日本に帰る場所と当面の生活費を日本側にキープしておく

年金生活まで間が有るけど

退職金等が有る場合は、日本に預金を置き

日本の国際キャッシュカードで、ATMから必要な分ずつ小出しに出す。(当分ATMの暗証番号等は教えない)

残高も決して教えない。

年金生活の方は、年金が振り込まれる口座の管理は自分だけができるようにしておく(ATMの暗証番号等は教えない)

と同時に、こちらに余計な預金等を置かず年金だけで暮らすようにする、

遺族年金の話などはしない、

でも、どこからか聞き付けて来るだろうからその為に「結婚しない」と言う選択肢も有る・・・・・

滞在資格に於いては、最近はSRRVも条件が緩和されています。

永住する為の滞在資格は 13A だけではありません。
http://blogs.yahoo.co.jp/berning_sun/53884160.html


フィリピン移住に関する考察・・・・C 2013/1/8(火) 午後 4:33


昨日は、色々なリスクやお互いの立場から結婚しないと言う選択肢も有る・・・と書きました。でもそれは、決して結婚しない方が良いと言う事では有りません。

あくまで、そう言う選択肢も有る・・・・と言う事です。

有る方のように日本に於いて10年も20年も夫婦としての良い関係を構築し、尚且つ充分な準備をされてフィリピンに移住されている方々はほぼ問題は無いはずです。

結婚して移住するでも、移住して結婚するでもまず先にやっておかないといけないのはフィリピンの事を良く勉強しておく事です。その為には、結婚(付き合い出して)して数年と言う状況や長く付き合っていても(結婚していても)日本とフィリピンで別々に暮らしていて年に1〜2回、数日〜1週間程度の滞在をした位では不十分のはずです。

ではなぜ、そんなに簡単に移住や結婚に踏み切るのでしょうか?

勿論、本人にとっては充分考えた上での事だったと思います。

問題なのは考える為、決断する為のデータをどこから引っ張ってきたか・・・・と言う事です。



日本人の大きな勘違い
 

フィリピン人配偶者(彼女)は、本当に日本人を愛しているのか?

殆どの方は「当り前」と思っておられますよね?

でもそれは、多くの場合大きな勘違いです。

中流層の上、富裕層のフィリピン人と付き合うとか結婚する以外では、僕の答えは「NO」です。寂しい事は言いたくありませんが

最初は「お金=経済力」だけと思う事です。

本当に愛されている・・・なんて妄想は抱かない事です。

家族の生活安定の為に、お金を稼ぐ方法として一番楽で、ほぼ確実な方法は日本人と結婚する事です。謂わば、お金の為に日本人の配偶者と言う仕事を契約したのです。でも、決してお金の為に結婚する・・なんて事は口にはしません。

「愛しているから結婚する」とみんなが言います。


貴方を愛しています=☓or△

貴方のお金を愛しています、家族の為に・・・=○


が真実だと思った方が良いでしょうね・・・汗

ですから、その様な場合金の切れ目が縁の切れ目であってもなんらおかしく無い事です。

フィリピン人配偶者名義で家を買っても車を買っても、金を使い果たして、生活費に困る状況が近付けば離れて行くのは当然ですし、自分名義の家を処分するのも当然です。

日本人だって、自分の会社が倒産するのが確実なら誰だってその会社辞めて、次の仕事を探しますよね?

無給で、たまには自腹切ってその会社に尽くす事なんて余程の事が無いとしませんよね?

それと同じ事です。

ですから、そのような事になってしまった場合にフィリピン人だけを悪者にして騙されたの何のと言う事がおかしい・・・と言う事になります。

本当の愛情が有るからこそ、辛くても、厳しくても配偶者は一緒に居てくれます。

でも本当の愛情は、長く一緒に住んだり子供が生まれたり・・・と言う状況下でお互いの信頼関係の元、少しずつ構築されていく物です。

ただ、これも一緒に居るだけ、子供がいるだけでは足りません

日本人と、フィリピン人がほぼ対等な立場に居れる事・・・これが大事だと思います。

お金だけによって保たれているバランスは簡単に崩れます。じゅうぶんな信頼関係が構築されていない状況でも家族や親戚等が日本人に優しかったり、親切なのはその日本人が好きなのでは無くその日本人が持っているお金が目的であると考えておいた方が良いと思います。

或る方がこのような事を言っておられました


人懐っこい笑顔のフィリピン人の背中にはピストルやナイフが隠されている・・・・


私は、この言葉は名言だと感じています。

最初から自分が嫁(彼女)、フィリピンの家族にほぼ完全に受け入れられていると思って安心しない事も大事な事だと思います。
http://blogs.yahoo.co.jp/berning_sun/53886639.html

フィリピン移住に関する考察・・・・D 2013/1/9(水) 午後 5:45


さて、日本人の勘違いの続きです。

フィリピンの事はフィリピン人に聞けと良く言われます。移住の準備や移住してからフィリピンの事に関しては最初は分らない事だらけです。この分らない事だらけを解消するのに多くの方は、自分で調べようとしません。

では、必要なデータをどこから引っ張っているのか・・・・

そう、奥さん(彼女)、その家族や親戚の話からが殆どではないでしょうか?

それらのデータだけで移住を決め移住先を決め家や車の購入を決め何の疑問も持たないで生活していて移住後暫くしたある日違う場所から違うデータが入って来た

それも沢山・・・・・・

しかも、そっちの方が条件が良い・・・・・

でも今更どうにもできないし・・・・汗

しまった!と思いながらもまぁ、今の生活も悪くは無いからこれはこれで良いやと思える人はOKです。

でも、なんだよ・・・騙されたんじゃないか?

と少しでも不信感を持つ人はNG

フィリピン人は嘘吐きだ!!

と騒ぎたくなる人は大NG

もう既に長くフィリピンに関っている方ならたいてい御存知でしょうけど多くの場合フィリピン人は嘘を付いているのでは無くただ単に、


他の事例を知らない

自分の生活エリアの事だけが全てであってそれ以外の事実は無い


と思っているだけです。

例えば、家を建てるのに安全で快適な場所はどこ?と聞けば当然、多くの場合

自分が長年住んだ場所

自分の家族が住んでいる所が一番安全快適なんです。

ですから、日本人にとっても安全、快適だろうと思うしそう答えるでしょう。

物価は?と聞けば

これもそうです、マニラは高い(だろう)・・・と言う事は知っていますが

じゃぁ、ここと比べて何がどれ位高いと言う具体的な事は知りません。

でも自分の所より高い(だろう)と言う事は知っていますのでここの方が安いとなり、それも嘘ではありません。

でも・・・実際はそれほど変わりません(爆)

それに、日本人が移住して来て日本食・・・とか日本食材が要るかもしれないと言う事は余り考えていません。

要るといったらマニラまで買いに行けば良い

交通費や掛る時間等は頭に有りません。

便利性は?と聞けば

これも同じ・・・・

自分が住んでいる場所の近辺には何でも有る

でも、この何でも有るは

フィリピン人が、小さい頃から生活して来て別に不便を感じていない

一応必要なものは、品質等を考えなければ何でも揃う、病院もある・・・・

そこに住み続けてきた一般フィリピン人にとって不満は無い、便利な場所であるから日本人にとっても問題は無い・・・・・と思う。

でも、日本人にとって、最初は物珍しさで何とかなっていても暫くすれば、不満が出てくる・・・・

でもそれは、フィリピン人が嘘を言った訳ではない。

車が有れば20分でマカティまで行けるよ

ちょっと郊外に住めば不便かもしれないけど車で20分ならまぁ良いか・・・・で車購入

でも・・・・・・実際走ってみると大渋滞で1時間も2時間も掛る・・・・・汗

イライラする人も居ますよね?

しかしこれも、渋滞が無い早朝とかなら本当に20分で行けるのだから嘘じゃないんですよね(苦笑)

実際僕も昔、何回も酷い目に遭いました(笑)

ここから1時間ちょっと位だから・・・と言われて付いて行ったら4時間掛ったとか5時間掛ったとか・・・汗

私の友人は、彼女の家に行く時に2時間半〜3時間と言われて一緒に行ったら7時間掛った・・・・・

なんて言うのも有ります。(爆)

これらの事も、嘘を言っているのとは違います。

渋滞がなければ、本当にそれ位+1時間位で行けるのですから。

色々な手続きや法律問題に関してもそうです。

自分の身の回りで必要な事すらきちんと知らない人が多いのです。

かなりいい加減、内容不足、はたまた全くデタラメな情報でも、それが本当だと信じているから聞かれたらその様に答えるだけで別に嘘を付いている訳ではない・・・・と言う事です。

もし、自分で調べて確認したりする事も無く自分で勉強もせずに鵜呑みにしていただけなら何か違った事が有った場合フィリピン人に騙された!!等と言ってはいけないのです。

でも、多くの日本人は何か不都合が有ると直ぐフィリピン人に騙されたと言います、フィリピン人は嘘吐きだと言います、フィリピン人はバカだと言います。

でもそれは、大きな勘違いで

本当は自分がバカだったと、自分を責めるべきですよね?・・・・・(汗)
http://blogs.yahoo.co.jp/berning_sun/53889049.html

フィリピン移住に関する考察・・・・E 2013/1/10(木) 午後 6:38

フィリピンは物価が安いからこの位の預金でもOKだろう

年金がこれ位有るからOKだろう・・・・と言う考えで良いのかな?

例えば、日本から持ち込んだお金が1,000万円有ったとしましょう。

こちらでは無職(収入なし)

現在60歳で85歳まで25年間

大きな怪我も病気もせずに生きるとして預金利息等を考えなければ、年間40万円

月に約33,000円使えます。

それプラス、年金が仮に10万円有った場合合計で133,000円です。

大卒フィリピン人の平均的な月収が3万円ちょっとと考えれば4倍以上の金額ですから、楽勝で生活できる・・・・はず。

しかし・・・・・

例えばその1千万円、この間までのようなレートが良い時期に一気にペソに替えておけば5,6ミリオンペソ(1万円=5,600ペソとして)で25年間毎月約19,000ペソは使えます。

これに年金が加わりますが、年金はその時々のレートで、受け取るペソの額が変わります。

年金分の10万円、

この間までは56,000ペソでした

ですから合計で75,000ペソ/月です。

でも、

本日、10万円≒46,000ペソです。

合計で65,000ペソになってしまいました。

更に、4年前のように1万円≒3,600ペソになれば

10万円≒36,000ペソ

合計で55,000ペソにしかなりません。

しかしこれは、持ち込んだ1千万と言うのが基礎に有る場合でもし持ち込み金額が殆ど無いなら年金のみの生活で厚生年金等で10万〜それ以上有る場合でも

近年のペソ最高値=3,600ペソ(1万円)になれば36,000ペソ〜にしかなりません

国民年金等で7万円位しかなければ25,000ペソしかない

仮に持ち家があって、家賃の心配は無いとしてもこの金額で、多くのフィリピン人家族を抱えて楽しく余裕の有る生活が出来るでしょうか?

勿論その人の性格にもよりますけど。

生活資金が足りないから、仕事でも探して・・・・となっても高齢で特殊なスキルも無い、言葉も分らない・・・・

なんて言う状況では、雇ってくれる所なんて殆ど有りません。

フィリピンの物価上昇率も激しいですね?

電気代1つ取っても、2年前からすると約30%高くなっています。

食材他も10〜20%高くなっています。

更に物価の上昇は続くようです。

良くネット等で見かける物価の安いフィリピンで、優雅な夢の年金生活・・・と言う宣伝

年金が月額30万円位有れば

仮に1万円≒3,000ペソ位になっても9万ペソは有りますから、そこそこの暮らしは出来るでしょうけど

そうでなければ夢が悪夢になる可能性は大いに有りますよね(汗)

私が、以前円建てだった給料の約半分を当時のレートでペソのFIXにしてもらって残りの円は、日本へ振り込んでもらうようにしたのには円ペソの為替レートの変動が激しいから・・・と言うのも有ります。

勿論、嫁さんや家族に本当の給料が分らないように・・・・と言うのも当時は有りました。

ですから、嫁さんは私の本当の給料は知りません

現在こちらでペソで貰っている給料が全てと思っているはずです。

(ばれてるかも知れないけど・・・・笑)
http://blogs.yahoo.co.jp/berning_sun/53891302.html


06. 中川隆 2013年9月07日 12:42:16 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6


松尾国光。フィリピンで何もかも失って親族を射殺して回る

2012年7月23日、フィリピン警察はマニラ首都圏マリキナ市でひとりの日本人を逮捕している。

松尾国光という福岡県出身の56歳の男だ。

松尾国光はフィリピン女性と結婚してフィリピンでタクシー会社を経営していたのだが、経営が傾いて破綻して妻に逃げられていた。

妻の親族には多くの金を貸していたのでそれを取り返しに行っている。しかし、あえなく断られていた。

つまり、会社は倒産、妻には逃げられ、親族には金をむしり取られ、フィリピンで無一文で放り出されてひとりぼっちになっていた。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120725T0852010900.html

2012/7/25(水) 午後 3:26フィリピンの事事件


あれ? 聞いた事ある名前だな…

殺人容疑で邦人男逮捕 フィリピン6歳児含む親族らを銃撃

フィリピンのマニラ首都圏マリキナ市で22日、同市に住む日本人の男が短銃でフィリピン人の親族らを撃ち、1人を殺害、数人にけがをさせたとして殺人などの容疑で逮捕されていたことが24日、分かった。地元警察などによると、男は松尾国光容疑者(56)。

 警察によると、松尾容疑者は22日夜、マリキナ市にあるフィリピン人の妻の親族宅に銃を持って押しかけ、6歳児を含む親族らに向けて次々と銃を発射し、殺傷した疑い。その後逃走したという。当時、酒に酔っていた。警察が23日、首都圏に隣接するリサール州アンティポロ市の知人宅に隠れていたのを見つけ逮捕した。借金をめぐり、親族とトラブルがあったといい詳しい動機を調べている。

 警察によると、松尾容疑者は「2000年ごろ、福岡から来た」と供述。経営していたタクシー事業が最近頓挫し、事業をめぐる借金の支払いを親族に求めたが、断られていたという。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120724/asi12072414230001-n1.htm

☆困窮化するのは 明日は我が身かもと書いとくテスト…

南国ではレンタル業 など車を貸すタクシー事業などが手っ取り早いのではあるが…

なぜならば、日銭が入ってくるのでコントロールしやすい…

だがしかしリスクもあって タクシー業のリスクとは…

事業と言うくらいだから恐らく10台くらい所有して回していたのだと思う。

運転手が 運転下手糞だったり 基本的に荒いのと 自分のものではないのでメンテをしない…

使用料なんかは だいたい一日3000円くらいなのだが、払わない奴 着服する奴も多いんだな…

そして 事故を起こした場合 オーナーの責任になってしまうのである。

保険会社を使うほどの事故ならばカバーできるのだが、こすったり凹ませたりするのは日常の風景で、

修理代やメンテ タイヤ代が思った以上に飛んでいくんだな…

そして収入面というと 毎日 フィリピン人の一ヶ月くらいの収入が入ってくるわけで、親戚が増えると言う不思議な現象が発生してしまうで御座るw

中には偉そうにアドバイスしてくる奴もいて 信用したら最後 骨の髄まで集られるw

日本では 夫婦仲良くってのが定番だったりするのではあるけれど、南国の場合は 名前など名義は借りても 絶対にビジネスの中身まで踏み込ませるパートナーにしてはいけないってのが鉄板なのであった。

なぜならば、嫁は恩がある人から 懇願されると絶対に断れないわけで 断るとその親戚を敵に回して、立ち回りってのはフィリピン人には無理w

その日を暮らすのが 精一杯の立場から、毎日その頃借りるのも無理なような金額が収入として入ってくるとコントロールもできず、明日も入ってくるから いいやんみたいな感情になるのねw

貯金とか留保の概念がないんだもんwww

一回事業が傾くと 借金なんてできるわけもなく…

月に2万程度しか稼げない国で 200万円の借金なんてできんだろう!

だから困窮しない為に必要な事とは…

普段からフィリピン人の生活に慣らしておき、日本人であるってのを忘れる事…

いざとなったら3万円でもしのげるって生活をする事でしょうか?

だってフィリピン人は3万円で生活してんだしw

この国では 貸して=頂戴と同じ意味であって、日当以上の金は貸さない事…

一回貸して返さなかったら二度と貸さない事…

事業 運用資金 利益は絶対に嫁に握らせてはいけない。

これが大事かな?

松尾容疑者もフィリピン人に翻弄されたんだろうけど、敵地であるってことを忘れちゃいけないんですよね…
http://blogs.yahoo.co.jp/minamisima_tonbo/31059274.html


07. 中川隆 2013年9月07日 12:56:14 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6


日本人が殺人事件 2012-07-25

こんちわん、芋姐っすチューリップ

キョウモアリガトウ
アティス♡

すきっり爽やかタナワン♪

日差しは強いけど風があるから

そんなに暑くないよにこにこ

昨日もそうだったけど お昼すぎからちょっとずつ曇ってきて夕方にザザーっとくる、というのが今の時期のデフォだから今日もそのうち曇ってくるんじゃないかなにこにこ


にこ


もうみんな知ってると思うけど

ピリピン在住日本人が殺人容疑で逮捕ビックリ〜〜〜〜〜〜〜〜

殺人容疑で邦人男逮捕 フィリピン6歳児含む親族らを銃撃 2012.7.24 14:22

 フィリピンのマニラ首都圏マリキナ市で22日、同市に住む日本人の男が短銃でフィリピン人の親族らを撃ち、1人を殺害、数人にけがをさせたとして殺人などの容疑で逮捕されていたことが24日、分かった。地元警察などによると、男は松尾国光容疑者(56)。

 警察によると、松尾容疑者は22日夜、マリキナ市にあるフィリピン人の妻の親族宅に銃を持って押しかけ、6歳児を含む親族らに向けて次々と銃を発射し、殺傷した疑い。その後逃走したという。当時、酒に酔っていた。警察が23日、首都圏に隣接するリサール州アンティポロ市の知人宅に隠れていたのを見つけ逮捕した。借金をめぐり、親族とトラブルがあったといい詳しい動機を調べている。

 警察によると、松尾容疑者は「2000年ごろ、福岡から来た」と供述。経営していたタクシー事業が最近頓挫し、事業をめぐる借金の支払いを親族に求めたが、断られていたという。(共同)

msn産経ニュースより


いつもは日本人が殺されるけど今回は日本人が殺してしまった・・・ちーん


この日本人が殺人事件を起こすまでに至ったストーリーとか心情とか

ピリピンに関わりのある人なら なんとなーく想像出来るよね


「なんて短絡的な・・」

とか

「だからピリピンなんかに住んでる日本人は・・」

とか

「殺す前に手立てはあっただろう」

っていうのが世間の感想かなぁ。


芋姐は・・・この容疑者の怒りと怒りと悲しみと怒りと虚しさが

ちょっとだけわかるから それより先に気の毒だなぁって思う。


もちろーん殺人は絶対駄目だから

殺されてもしょうがない
殺してもしょうがない

なんて言ってるんじゃないよ。


芋姐は容疑者もその周りの人物も知り合いじゃないから推測で言っちゃいけないけど

殺すことでしかピリピン脳と接点が持てなかったのかなって思う。

日本人とピリピン人は同じ人間だし日本とピリピンは4時間しか離れてないけど

一番遠いところにいるんじゃないかって思えるくらい脳構造が違うから

こっちの感情が丸っきり伝わらないことや向こうの感情が丸っきり理解出来ないことがホントにしょっちゅうあるから。


だから明日は我が身びっくり!

殺す殺さないは紙一重びっくり!


ということを胆に銘じて心静かに生きてゆきたいと思いました


怒ったらあかん泣く。

おしまいバイバイ


コメント


1. 憶測

やけど私もなんとなく見えるわ

日本にいる家族は悲しいなあ
「フィリピン人なんかと関わるからや」と思ってるよね きっと


でも いい人もいるのに残念やね

自分で復讐する前に神様を心から信ずる心が必要やね
いったりきたり 2012-07-25 14:00:55


2. 無題

私も昨日これ、ツイートのニュースで読んで

ああ、よほど腹に据えかねたんだろうな、ココに至るまで、大変だったんだろうなと

あと思ったのは、ああこの人はこの後、フィリピンの刑務所で余生を送るのかと思うと殺人はいけないけど、不憫にも..残念な事件ですね。
vesenaz0213 2012-07-25 14:19:07


3. 不謹慎ですが・・・

 他の方のブログ等で事件のあらまし・背景は知りました。起こるべくして起こったことでしょう。そして、これまでには起きていなかったのでしょうか?

 日本人のお金を宛にして、借金に来たがるP国民にとっては、良い教訓となってほしいです!
(日本人は決して大人しいだけの人種じゃないぞって!)

 日本人(外人)が、P国民に合わせるだけではなくて、外人の事を少しは理解をし、合わせる努力をして欲しい物です!

 亡くなられた方のご冥福と、怪我をされた方の早い回復を祈ります。
     南無!
Hamrey 2012-07-25 14:30:47



4. Re:憶測

>いったりきたりさん

この人がどんな人やったか知らんけどここピリピンでピリピン人を殺そうと思うくらい怒りが渦巻いてたんやなぁと思うとなんともやり切れへん気持ちやわ。
大変やったやろなぁ。
殺人はアカンけどこの人の怒りはよくわかる気がするわ。
本当にこの国で信じられるのは神だけかも知れん。

dang 2012-07-25 15:46:06


5. Re:無題

>vesenaz0213さん

殺人は駄目だけどこの人の怒りを思うとなんとも居たたまれない気分・・。
でもこういうのって事件にならないだけで掃いて捨てるほどあるんだろうなぁ。日本人に限らず。

ピリピン人のタカリ性質のおかげで人生壊れた外国人は多いんじゃないかな。
今回のも自己責任っちゃあ自己責任だけど彼ばっかり責めるのは気の毒だと思う。
dang 2012-07-25 15:59:16



6. Re:不謹慎ですが・・・

>Hamreyさん

この人は実行してしまった、というだけで「殺したいほどの憎しみ」をピリピン人に対して持ったことのある人って結構いるんじゃないかなぁ。
芋姐だって・・・
ピリピンでピリピン人に何をされても正しいのはピリピン人、ということを忘れちゃいけないってことですね。
ピリピン人が合わせる努力?そういう脳細胞は持ち合わせていない模様(^▽^;)
dang 2012-07-25 16:15:57


7. お金を渡さない事

比国在住者の方なら事件迄の経過が想像出来るはずです。

 私の親友の友人は お金を全て巻き上げられ帰国した日、電車で飛び込み自殺しました。

私も何回か自殺を考えた事も有ります。

一部の次元の異なる人種に 日本の感性で話しても憤りを感じるだけですね。
いつも 自分が相手からどう見られているのか良く考えて発言、行動しないと又同じ事件が起こる筈。
とにかくお金を渡せばろくな事は有りません。
今の私は比人に対して相手次第ですが割り切った交流しかしていません。
payaso 2012-07-25 17:01:52




8. 無題

なんとコメントしてよいのやら、、σ(^_^;)
お金が絡むと怖いですね(T . T)

☆クレア☆ 2012-07-25 17:35:58



9. 起こるべくして起こった事件!

私もピリピンに住んでいて、かみさんの兄弟と仕事でもしていたら、似たような事になっていたと思います。

あの国は決して深入りしてはいけない国だと確信しますね。
日本で稼いだ銭で遊んでいるだけの時は天国みたいな国ですが
生活基盤をピリピンに移したとたんに、地獄を見るのは明らかですから。
Ryuchan 2012-07-25 18:25:42



10. Re:お金を渡さない事

>payasoさん

おっしゃるとおりだと思います。
ピリピン人にスキを与えてはいけないしこっちも何かを求めてはいけない。
おなじ人間なんだから・・・なんて甘い甘い。

ちょっとでも心を許してしまうとどんどん付け入ってきますからね。
彼らそういう能力だけは素晴らしいから油断もスキもないです。
今回の事件で自分もちょっと考え直したほうがいいと気が付いた人も多いのではf^_^;
dang 2012-07-25 18:34:20



11. Re:無題

>☆クレア☆さん

よくさぁピリピンの紹介記事で

「貧しいけどホスピタリティが溢れてる」

なんて書いてあるけど「けっ」と思うわ。

「ホスピタリティが溢れてる・・・のはお金が取れそうだから」

って書かなくっちゃ。

ってクレアちゃんはそんなこといってる場合じゃないでしょ〜(///∇//)
dang 2012-07-25 18:39:43



12. 無題

私も勿論、殺人は人が最も犯してはならない事だと思いますが、その反面殺したいとまで憎しみをかう人もどうなんだろう?とも考えてしまいます。

何も6歳の子供にまで…。と思いますが、逆を返せばそこまで彼を追い詰めたフィリピン人ってとも考えてしまいます…。

マガンダララキ^^ 2012-07-25 20:59:16



13. 無題

頭にカビが生えたロロとしては、身ぐるみ剥がされたぐらいで殺人はノーだな。

家族を殺された仇討なら許す!

南国酔歌 2012-07-25 21:27:23


14. Re:起こるべくして起こった事件!

>Ryuchanさん

そうですね。ピリピンは遊びに来る国で住む国じゃないってつくづく思います。
だけどたとえそんな国でもうまくいかなかったからって殺しちゃいけませんよね。
というのは一般論で、もし自分がその人の立場だったら殺しはしなくてもそれに近いことをやってしまうんじゃないかと思います。
ピリピン人の恐ろしさを再認識させられた事件でした。
dang 2012-07-25 23:04:17


15. Re:無題

>マガンダララキ^^さん

相手の心なんてこれっぽちも考えない。
自分の家族が幸せになるためなら他人が死ぬのは仕方がない。
お金がある人から盗っても神様は怒らない。

こういうピリピン人ってすごく多いです。
大学を出てちゃんと働いているごく普通が真面目にこういう風に思ってたりするから恐ろしい国です。

この日本人は気の毒だし本当に辛かっただろうなと思いますが騙されたのは本人に甘さがあったからでしょうね。
dang 2012-07-25 23:21:11




16. Re:無題

>南国酔歌さん

この事件で改めてピリピンの怖さを思い知らされた気分です。
自分も騙されないように(盗られるものはないけど)、殺してしまわないように気を引き締めようって思いました。

「ピリピンに住んでる日本人はオカシイ」

っていうのはよく言われることだけどそうじゃなかったらこんな国で暮らしていけないよーって思います。。。
dang 2012-07-25 23:30:11




17. 無題

冷たい言い方ですが、諦めて日本に逃げかえれば、まだやり直しも効いたかも知れません。
相手が悪人でも殺してしまったら、自分自身が終わってしまいます。

でも戦争の仕方でも米軍は退路を考えて作戦を考えるけど、日本軍は退却は考えないから日本人ってそういう国民性なんでしょうね。

起こしてしまった事件はもう取り返しがつきませんから、せめてこれから救いが有ります事を祈ります。
南国酔歌 2012-07-26 11:13:25



18. Re:無題

>南国酔歌さん

騙されたことを認めたくなかったのかも知れませんね。
自分だけは違うと無理やり思い込んでいるうちに本当にもう戻れないところまできてしまったんじゃないでしょうか。
日本人がピリピン人ごときに負けてなるかという意地が諦めることをさせなかったんでしょうね。
もうこんな事件が起こらないといいのですが・・。
dang 2012-07-26 19:07:09
http://ameblo.jp/kuliit/entry-11311318578.html


08. 2013年9月15日 13:54:08 : W18zBTaIM6

2012年の外務省の海外邦人援護統計を見ると、海外でカネがなくなり、にっちもさっちもいかなくなって、大使館に駆け込んで助けを求める「困窮邦人」は395人いたという。

そして、そのうちの約6割がアジア地域だった。海外で困窮する人間の84%が男性で、20代と40代が突出している。

「日本を捨てた男たち」の著書である水谷竹秀氏は2010年のデータを元に困窮邦人の4割がフィリピンにいると記している。

その多くがフィリピン・パブで人生が狂って女性を追ってフィリピンに来た男たちだった。

フィリピン以外に困窮邦人が多いのはタイだが、この国も困窮者の圧倒的多数が男であることを考えると、やはりフィリピンと同じく女性で人生が狂った男たちの巣窟になっていることが窺える。

海外で困窮する人間のほとんどがアジア地区で、その中でタイ・フィリピンが突出しており、さらにほとんどが男であるのであれば、まさに彼らは売春女性に入れあげた挙げ句、破滅したということが分かってくる。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20130911T2257500900.html?a=l0ll


09. 中川隆 2014年5月12日 20:12:43 : 3bF/xW6Ehzs4I : 3cdYZYbVIc

タイ女性と結婚すると縁者から身ぐるみ剥がされる理由


世界中のスラムを見て、貧困者の群れの中で暮らし、貧困がもたらす害悪を見つめていると、いくつか浮き彫りになって分かってくることがある。

貧困者が一番「金を貯めなければならない」のに、肝心な貧困者が一番「金が貯まらない」のである。

自分が、家族が、そして子供たちが生きていくだけでも必死だ。低賃金や失業を余儀なくされて、金を貯める余裕などまったくない。

金を持っていたら、いっせいにまわりが金を貸してくれ、助けてくれ、何とかしてくれとタカってくる。なくなるまで、タカり続けてくる。

貧困者のスラムは互いに助け合って生きており、それによって福祉の乏しい世界で病気になって働けない人たちや障害を持った人たちも必要最小限でも生きていける。

しかし、逆に言えばその相互扶助の中で生きるということは、自分の持っている金が一定額を超えると、必然的にコミュニティに吐き出させられるということでもある。
http://www.bllackz.com/2014/05/blog-post_11.html?utm_source=BP_recent

[32削除理由]:アラシ

10. 中川隆 2014年10月18日 14:34:27 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs
>>09 が何故か削除されてしまいました。

・・『削除コメント表示切り替え』を押して表示して下さい


11. 中川隆 2014年10月18日 14:37:16 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs

2014-10-18
バンコクで日本人男性が行方不明、見知らぬ女が部屋を物色

この人は「島戸義則」という名前の愛知県出身の79歳男性なのだが、タイで長期滞在しながら日本語教師をしていたという。

連絡が取れなくなったのは9月21日だったが、警察に捜索願いが出されたのは10月14日だった。23日近く、彼は行方不明のまま音沙汰がなかったことになる。

彼の息子がバンコクに出向かって捜索願いが出された。警察と共に行方不明になった島戸義則氏のシーワラマンション1の10階の部屋に行くと、無人のはずの部屋には、なぜかひとりの女性がいた。

40代のタイ女性で、この女はカツラと帽子をかぶって部屋を物色しており、持参してきたスーツケースに彼の所持品を盗もうとしているところだった。

この不審なタイ女性と彼は知り合いで、「島戸さんは、タイ東部の病院にいる」と警察に語ったという。しかし、警察がその病院に問い合わせたところ、彼はそこにいなかった。

言うまでもなく、これは単なる窃盗事件ではない

「そこにいないのであれば、行方は知らない」とこの女性は答えたという。

彼女はしばしば彼の部屋に出入りしているのがセキュリティー・カメラに映っていた。

しかも彼女はそれを警戒して、10階の彼の部屋にそのままエレベータで行かず、いったん9階で降りて階段で10階に向かうという行動をしていた。

10月14日も、スーツケースを持ったまま、9階で降りて階段を上って10階に向かっている。

この女性は窃盗で逮捕されたが、2日後に保釈された。

窃盗で引っ張っておけるのは2日が限度で、この2日で島戸義則氏の身柄を見つけることができなかったのだろう。それで、監視付きの保釈になったと思われる。

言うまでもなく、これは単なる窃盗事件ではない。

79歳の高齢者が1ヶ月も音沙汰がないのだから、どこかで監禁されているか、殺されてしまった可能性が高く、重大な犯罪が実行されたと見るのが妥当だ。

しかも、彼女は島戸義則氏のキャッシュカードを持っていて、この2週間のあまり、約230万円近くも引き出されていることが確認されたという。

普通、人は親しくなった他人でも、自分のキャッシュカードの暗証番号を他人に教えることはない。

もし、この女性が島戸義則氏のキャッシュカードの暗証番号を知っているのだとしたら、島戸義則氏から何らかの手段で「無理やり」聞き出したということになる。


日本人が行方不明になって金が引き出される事件

日本人が行方不明になって、銀行口座から金が引き出されるという事件は、以前にもあった。

『外こもりのススメ』という本を出して、タイでニート生活をしていた棚橋貴秀氏が殺された事件である。2008年8月5日に起きた事件だった。

この事件については、こちらに書いた。
(タイ邦人殺人の顛末。殺された棚橋貴秀氏、そして森宏年と浦上剛志。)
http://www.bllackz.com/2009/06/blog-post_30.html


犯人は2人の日本人だったが、この2人は棚橋貴秀氏を脅して預金を引き下ろした後、「用済み」となった彼を殺してカオヤイ国立公園に死体を埋めていた。

今回の事件も、79歳の島戸義則氏は手荒な方法で銀行口座の暗証番号を言わされて、殺された可能性が高い。金が引き出されたら、ターゲットは「用済み」になる。

「用済み」になったターゲットは、その多くは殺される。なぜなら、生かしておけばコストがかかるし、逃亡されたら後が面倒なことになる。まして解放しようものなら被害者は一直線に警察に行くのは分かりきっている。

マフィアのような組織犯罪者のように、人員がある場合は拉致・監禁したターゲットを生かしておく余裕もあるが、個人か、小さなグループの犯罪者はそんな余裕はない。

そうなると、犯罪を隠蔽するためには殺してしまうのが一番手っ取り早いということになる。

こういった事件の女性が絡んでいると、その裏には共犯となる男がいることが多い。今のところそういった情報はまだ何も入っていない。

詳しいことは今後の捜査待ちということになる。


天国と地獄は、見知らぬ女性と共にやって来る

ちなみに、この事件を扱っている警察署はホワイクワン警察である。「ホワイクワン(Huai Khwang)」と聞くと、ラチャダーピセーク通りのど真ん中にあるMRT(地下鉄)の駅を思い出す人も多い。

そこは、バンコクをさまよい歩くハイエナには馴染みの場所であり、まさにこの「ホワイクワン駅」そのものが歓楽街の起点になる場所でもある。

この40代の女性が、どのような背景を持った女性なのかは分からないが、歓楽街に棲息していた女性であった場合、一筋縄ではいかない性格であるのは間違いない。

ただ、新しい情報では、この女性は生命保険の外交員で、島戸義則氏の銀行口座だけではなく、生命保険の保険金を得ていたのではないかという疑惑も浮上しているという。

しかも、「複数の男性」から死亡保険金を得ていたという話も浮上しており、計画犯罪だった可能性も出てきた。

海外にいる男たちは、いつの時代でも、どこでも、現地の女性と関わりを持ったところから「事件」が生まれるのは、ハイエナでなくても、毎度お馴染みの光景ではある。

殺人事件になるとテレビで報道されたり、新聞に載ったりするが、そこまで至らなくても、現地の女性と関わって財産を取られて一文無しになる男も山ほどいる。

バンコクでは、先日もタイ女性に騙されて全財産を失ったスウェーデン人が路上生活者になった事件が起きたばかりである。

(スウェーデン人が、タイ女性に全財産を取られて路上生活に)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20140830T0614090900.html


人は相手の心まで読めず、相手がどのような人生を送ってきたのかも分からないのだから、女性が悪意を持って近づいてきたとしても、それを見破ることは難しい。それが海外であれば、なおさらだ。

天国と地獄は、見知らぬ女性と共にやって来る。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20141018T0552580900.html


12. 中川隆 2014年10月18日 15:00:16 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs

2014-08-30
スウェーデン人が、タイ女性に全財産を取られて路上生活に


スウェーデン人のリーフ・クリステルは、2009年に離婚して妻と子供2人を失った。
父も母も他界していてもういない。天涯孤独になった。

母国で細々とシェフをして生計を立てていた彼の楽しみは、たまに熱帯の桃源郷タイでハメを外すことだった。

2013年11月。彼はバンコクの歓楽街であるナナの、とあるバーの女性と知り合い、意気投合した。そして、彼はある日「もう、すべてを捨ててタイで暮らそう」と考えた。

彼はもう二度と故郷スウェーデンに戻らない決心をして、所有物をすべて処分した。

彼の手元に残ったのは約300万円(100万バーツ)だった。

それほど大金ではないが、タイで心機一転やり直すのに足りない金でもない。

タイの歓楽街ナナ地区で出会った熱く優しいタイ人のガールフレンドと一緒に暮らし、タイで何かの仕事を見付け、これからはタイで新しい人生を送る。そのための全財産がこの300万円だった。

リーフ・クリステルは、タイ女性に騙された

ナナのガールフレンドと知り合った半年後、2014年5月。
リーフ・クリステルはそれを実行した。45歳にして、異国での人生のやり直しだ。

スウェーデンからバンコクに辿り着いた彼は、ナナで知り合ったガールフレンドと合流し、ソイ・ナナにある彼女のマンションで一緒に暮らすことにした。

ところが、ほどなくして信頼していたガールフレンドが、その大切な彼の全財産である100万バーツを持って姿を消した。彼女が戻ってこないというのは、部屋から一切合切が持ち去られていたことからも分かった。

彼女が最初から彼を騙すつもりだったのか、それとも100万バーツという大金に目がくらんだのかは分からない。

どちらにしろ、彼女が100万バーツを持ち逃げして、もう戻って来ないという現実が彼にのしかかった。彼に残されたのは、パスポートくらいなものだった

彼はもう母国スウェーデンのすべてを切り捨ててやって来ているので、彼が頼りにできる人間はいなかった。親戚はもちろんいるが、彼は頼りたくなかった。

かと言って、タイには信頼できる友人もいない。唯一の知り合いが、ガールフレンドだったのである。

結局、そのマンションにもいられなくなった彼は、すべてを失い、仕事も見付けることができず、路上生活をするしかなくなった。

以来、彼はスクンビット通りで物乞い生活をして、観光客や通りがかるタイ人から小銭を恵んでもらいながら生きていた。

リーフ・クリステル。信頼していたガールフレンドが、その大切な彼の全財産である100万バーツを持って姿を消した。彼は、すべてを失った。


リーフ・クリステルは、タイ女性に助けられた

ある時、スクンビット通りの薬局に勤めているひとりのタイ人女性が、物乞いをしながら路上に座っている奇妙なファラン(白人)を目にした。

ペミカ・ジアウォンという40歳になるこの女性は、このファランを知っていることに気が付いた。彼女は、その白人が彼女の同僚の住むマンションにいた男だということを思い出す。

以前、彼が部屋を間違えて彼女の同僚の部屋に何とか入ろうとしてトラブルが起きたことがあった。そのときにペミカが対応して、この白人を正しい部屋に導いてあげた。

そのときの対応で、ペミカは彼がとても良い性格の男であることを知っていたが、そんな彼が路上生活をしているのだから、驚いた。

話を聞くまでもなく、彼が一緒に住んでいたガールフレンドに騙されたということにペミカはすぐに気が付いた。

スウェーデン人のリーフ・クリステルは精神的に参っており、鬱病のようになっていた。ペミカはスウェーデン大使館に助けを求めたが、書類が足りないために大使館は救助を拒絶したという。

また、彼はパスポートの期限が切れているために強制送還になるのだが、強制送還されるとタイの再入国は厳しくなる。それを知ると、リーフ・クリステルも帰国したくないと言った。

彼はもうすべてを捨ててタイで一から人生をやり直すつもりだったので、タイに再入国できないというのはとても大きな痛手だった。

しかし、そんなことを言っている場合ではなかった。彼は膀胱に問題を抱えていて、尿カテーテルを使用する必要があった。

ペミカと2人の女性が、彼を心配して仕事が終わったあとに交代で彼を見にいって問題がないか確認して、彼にお金を寄付(タンブン)しようとしたが、彼は受け取るのを渋った。彼女たちに迷惑をかけたくないと考えていたようだ。


タイの歓楽街では、熱く、危険な女たちがたくさんいる。彼女たちが信頼できるかどうかは、誰にも分からない。


彼の堕ちた落とし穴は、彼が最初でも最後でもない

ペミカから「ペイシェンツ・オブ・ストリート」プロジェクトを進めているミラー財団に連絡がいった。

この財団は、路上生活をしている病気を持った人たちを救済するための財団である。

彼らはリーフ・クリステルと接触したが、彼は心身共に弱っている。路上生活を止めさせて、スウェーデンに帰国させなければならないのは確かだった。しかし、費用がない。

そこでミラー財団は、彼が陥っている窮状をインターネット上で公開し、彼を支援するためにスウェーデン大使館に働きかけるように呼びかけた。

多くのスウェーデン人は同情し、彼の元ガールフレンドを非難し、彼にお金を振り込みたいとメッセージを書いてきたのだが、彼には銀行口座すらもなかった。

そこで寄付の受け皿はミラー財団になることで話が進み、リーフ・クリステルは近いうちにスウェーデンに戻れることになっている。

タイの歓楽街に幻惑され、アンダーグラウンドの女性に騙され、転落する。リーフ・クリステルの堕ちた落とし穴は、実は彼が最初でも最後でもない。

彼が路上生活していたというスクンビット通りでは、もうひとり別の白人(ファラン)がいたはずだ。

また、パタヤでも金を失って追い込まれた白人が路上生活をしていると聞いている。

あなたも彼らを見かけるかもしれない。常夏の国の、熱い身体の女に騙されて、すべて失った男を……。


ブラックアジアの読者が偶然見かけて、彼を写真に収めた。通りかかった人が「こんなところで何をしているのか?」と尋ねているところだという。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20140830T0614090900.html


13. 中川隆 2014年10月24日 14:48:47 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs

2014-10-24
危険なワナ。天国と地獄は見知らぬ女性と共にやって来る

79歳の日本人男性、島戸義則氏がタイで行方不明になっていた事件は、最悪の展開となっている。

島戸義則氏は2014年9月21日から行方不明になっていたのだが、その容疑者としてポンチャヌック・チャイヤッパという47歳の女性が当初から疑われていた。

このあたりの経緯については、こちらに書いた。

(バンコクで日本人男性が行方不明、見知らぬ女が部屋を物色)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20141018T0552580900.html


この女性は最初は窃盗容疑で逮捕されていたが、保釈金33万円を払ったために2日後には保釈されて、そのまま行方をくらました。

しかし、その3日後2014年10月19日、バンコクから100キロ離れた地点で、タクシー運転手をしていた内縁の夫ソムチャイ・ゲオバンヤンと共に身柄を拘束され、バンコクに戻されている。

その後、内縁の夫が「島戸さんの遺体をバラバラにしてタイ中部サムットプラカン県の運河に捨てた」と供述した。

島戸義則氏は最初から狙われていた可能性が高い

死体は、頭、足、内臓が袋4つに詰められていたという。死体が浮かびあがらないように砂も一緒に詰められていた。

また、遺体の切断に使ったナイフもポンチャヌックの車から押収されている。刃渡り約25センチだから、ナイフというよりも包丁だったのかもしれない。

まだ供述が曖昧なので、事件の全貌が分かったわけではない。問題の女ポンチャヌックは、「島戸さんは死んでいたが、私は何も知らない。一緒にいなかった」と言っていた。

内縁の夫ソムチャイは「島戸さんの呼吸が止まっていたので、浴室に運んで切断した」と、どちらも殺意があったことを否認していた。

しかし、その後の警察の尋問で、ふたりはポツリポツリと殺害当時の様子を話し始めている。

報道された内容をまとめると、「ポンチャヌックの自宅で島戸義則氏と口論になり、そこでソムチャイが島戸義則氏を襲い、浴槽でバラバラにした」ということだったのではないかと言われている。

口論の内容は「島戸義則氏に一緒に住もうと言われた」と言うのだが、これはポンチャヌックが勝手に言っていることなので、真偽の程は分からない。

ポンチャヌックは島戸義則氏の銀行口座から16回に渡って金を引き下ろしている。とすれば、どこかで口座の暗証番号を聞いていたはずだが、もしかしたらこの時だったのではないかと推測される。

残酷なのは、ソムチャイが島戸義則氏をバラバラに解体しているとき、「彼にはまだ息があった」と供述していることだ。その通りであれば、島戸義則氏は解体されながら絶命したということになる。

79歳の日本人男性、島戸義則氏がタイで行方不明になっていた事件は、最悪の展開となった。殺されて、バラバラにされて捨てられていた。


日本人クラブやマッサージ店を経営する女だった

その翌日、証拠隠滅を計るために、ソムチャイは、この殺人現場となった家を知人の女性に売りつけようとしていた。警察当局は、2014年10月24日、この2人を「殺人」容疑と、死体遺棄容疑で逮捕している。

当初、島戸義則さんとポンチャヌックさんの間でトラブルがあったのではないかと言われていたが、徐々に「そうではない」現状が浮かび上がってきている。

やはり、島戸義則氏は最初から狙われていた可能性が高い。なぜなら、ポンチャヌック・チャイヤッパの私生活があまりにも不審な点で溢れているからだ。

前の記事に、「この40代の女性が、どのような背景を持った女性なのかは分からないが、歓楽街に棲息していた女性であった場合、一筋縄ではいかない性格であるのは間違いない」と書いた。

まさにこのポンチャヌックは、日本人クラブやマッサージ店を経営する「歓楽街に棲息していた女性」そのものであった。「天国と地獄は、見知らぬ女性と共にやって来る」のだ。

生命保険の外交員という話もあったので、そこから水商売に転じたのかもしれない。

2002年、ポンチャヌックは日本人男性と結婚しているのだが、この男性は階段から落ちて死亡、ポンチャヌックが保険金1000万円を受け取っていた。

最初から殺すつもりで結婚したのかもしれない。そういう女は世の中にたくさんいる。

(女が計画する完全犯罪。敵と寝ているのに気付かない恐怖)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20141021T0631510900.html


その後も、同時並行で少なくても4人の日本人の男と付き合い、そのうちの1人からは1000万円を借りて金銭トラブルになって訴えられ、もうひとりも数千万円を盗まれたと彼女を訴えていたという。

さらに、他の日本人からも金をせしめていた。

その裏で、ポンチャヌックは、ずっと内縁の夫ソムチャイ・ゲオバンヤンともずっと関係を保っていた。ソムチャイとの関係は20年前からずっと続いていたということであり、ふたりの間には子供もいる。

ポンチャヌック・チャイヤッパと、その内縁の夫ソムチャイ・ゲオバンヤン。ポンチャヌックは金や財産目当てで多くの日本人男性とトラブルを起こしていた。


バンコク(天使の都)には、悪魔も潜んでいる

まだ断定は早いが、状況から見ると、ポンチャヌック・チャイヤッパは日本人の男たちを渡り歩く「詐欺師・連続殺人鬼」だった可能性がある。

日本人クラブで「カモ」になる日本人を物色し、肉体関係を持ちながら金を巻き上げていた。

内縁の夫ソムチャイもそれを分かっていて、ポンチャヌックと暮らしており、犯行に加担していたのだろう。最初から日本人の男が持つ、金・財産が目当てだったというわけだ。

彼女は羽振りが良かった。自宅の他にいくつかのマンションを所有し、日本人クラブやマッサージ店を経営していた。その上、もっと稼ぐために、島戸義則氏にも関わっている。

島戸義則氏は不定期に日本語教室の先生をしていたということだが、この日本語教室の部屋を提供していたのもポンチャヌックだったと言われている。

このようなつながりで、彼女は島戸義則氏に取り入っていったのだろう。島戸義則氏はそれを善意だったと解釈したのだろうが、残念ながら善意ではなく、財産目当てのターゲットだったということだ。

今後、証言が詳細になっていくと、細かい部分が明らかになって全貌が見えてくるはずだが、大筋としてはこのような事件だったというのは外れていないはずだ。

島戸義則氏はタイが大好きで10年近く、ロングステイでタイにいたという。タイ・バンコクは「天使の都」である。しかし、天国と地獄は見知らぬ女性と共にやって来る。

天使の都には、悪魔も潜んでいるのは、歓楽街に堕ちた男はよく知っている。

島戸義則氏がバラバラにされたとされる浴槽。

島戸義則氏はタイが大好きで10年近く、ロングステイでタイにいたという。しかし、その思いは伝わらず、最悪の結末となってしまった。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20141024T0547230900.html


14. 中川隆 2014年11月20日 08:48:57 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs

タイに行こう! 2014/11/20

2014年末。
また信州長野に厳しくつらい季節がやってきてしまいました。

赤子も凍る、標高1000m。
冬の長野の寒さったら。あんた。
例年通りで言えば最低気温-15度は行くでしょう。

ビールは冷蔵庫に入れていたら凍らない。
逆に外に出してたら凍ってしまう。
暮らせない。こんな場所人の住むとこじゃない。

ガクガクガクガク
長野は避暑地。来るべき時期は夏。
冬に来た東京人は一度はその寒さに辟易するのでした。

さて。
そんな時、ワタスはある海外在住者から素晴らしい提案を頂きますた。

玉蔵さん、何も日本にこだわる必要はないんじゃないですか。
寒い時だけ、海外暮らししたら?
最近はLLCで飛行機代が激安です。
冬の寒い時期だけ東南アジアで暮らしてみては?

あっ、あああああああ。

そ、それだ!!
じゃ、ジャストミート!

なんていうナイスなアイデア。
ワタスははたと膝を打ったのでした。

そう。日本はアベノミクス大失敗。消費税アップに円安物価高。スタグフレーション爆発。
そしておまけに放射能で食べるものも細心の注意をしなければいけない。
おいおい。
だったら、なんでわざわざ日本に住む必要があるんだ?

幸福度ランキング最下位の国にいてもしょうがないでしょう。
世界は広い。このグローバル社会。
若者に完全に優しくない日本。
もう、それは若者も気づいていてこのような生き方をする人もいるようです。
なんだかこういう本が結構売れてるようです。

日本で3カ月働いてお金をためる。それで、海外で1年暮らす。
また、戻ってくる。このような暮らし方の人が多いようです。
最近、円安が進んでいるにせよ、まだ東南アジアとの物価差はかなりある。

日本を降りる若者達。そういう生活を「外こもり」というそうです。
知りませんでした。なんという言葉でしょう。

我々の場合も完全に避寒的理由です。
だって寒くてつらいんだもん。
だから海外に行こう!

決めた!!!

突然ですが、急きょタイに視察に行ってきます。
ちょっと知人のツテで呼ばれたのです。
思い立ったが吉日。
あたかも東京に行くように突然、海外に行くこのブログ。

我々は寒い時期は海外。春になれば戻って来て畑を耕す。
そういう素晴らしいライフスタイルを確立して見せる。

以下、こんな記事があったので紹介しておきましょう。
ある作家さんがバンコクに1ヵ月暮らした体験記事です。

http://www.lastday.jp/2012/12/20/thailand-bangkok-living-expense

またよし れい氏のブログより


バンコク 生活

約1ヶ月バンコクで生活してみて、バンコクでの生活コストについて書いてみたいと思います。


質素に暮らす
ご存知だとは思いますが、タイは日本に比べたら断然物価は安いです。東京は世界1物価が高い土地なので、よりタイでの物価の安さを実感します。


家賃
まず家賃ですが、僕はバンコクのMRTラップラオ駅から徒歩10分のところにあるアパートに住んでいます。
家賃は5000バーツです。(日本円で約14000円)ワンルームで10畳くらいあります。トイレ・シャワー付きです。東京なら7、8万はすると思います。水道代と電気代高く見積もっても1000バーツとして家賃と合わせて16,000円です。


食費
タイ人はほとんど自炊しません。屋台がそこら中にあるので、そこでご飯を買って食べます。屋台のご飯は凄く安くて1食30バーツくらいで食べる事ができます。
バンコクで生活を切り詰めて節約しながら1ヶ月生活した場合のコストを書いてみます。

バンコク 屋台
毎日屋台で食べたとして30バーツ×3で90バーツ(日本円で約250円)になります。1ヶ月屋台で食べたとして日本円で7500円です。飲み物代も含めても10,000円くらいです。


交通費

電車
BTSやMRT(スカイトレイン・地下鉄)を使えば交通費のコストもかなり抑える事ができます。BTSを良く使う場合はラビットカードを持っておくのがおすすめです。
タクシーも日本に比べたら断然安いです。初乗りは35バーツ(日本円で約95円)です。ただバンコクは渋滞が激しいので、タクシーは時間帯によってはおすすめできません。

バイクタクシー(モタサイ)も便利です。渋滞中でも車の横をすり抜けて目的地まで行ってくれます。ただ結構危険な乗り物だとも思うので、あまりおすすめしません。こちらも20バーツから40バーツで家から駅に行く時に使います。

交通費は一概にいくらとは言えませんが、多く見積もっても普通に生活しているんであれば2000バーツもかからないと思います。(日本円で約5500円)


通信費

自宅にネット回線ないのでiPhone5でテザリングしてます。一ヶ月にかかるコストは650バーツです。(日本円で約1800円)

参考:タイでSimロックフリーiPhone5のプリペイドSimをTrue Move Hにしてきた。 | #ブログ観光大使


雑貨
トイレットペーパーやティッシュなどの雑貨はだいたい1000バーツで計算します。(日本円で約2400円)


合計いくら?
住居費+食費+交通費+通信費+雑貨=約30000円くらいですね。一ヶ月のコストです。ただこれはかなり質素な暮らしになります。切り詰めて生活すれば、こうできますという数字。

ただ僕は上記のように暮らせるかと言われると中々厳しいです。日本食も洋食も食べたくなるし、お酒も飲みたいですよね。

バンコクは日本食がとても充実してます。吉野家、大戸屋、ココイチのカレーもありますし食べたいものは大抵何でも食べれます。洋食もピザやパスタ、ハンバーガーと食べれます。

バンコク 日本食

バンコク ピザ
ただ日本食や洋食は屋台の料理と比べるとかなり割高です。(それでも日本で食べるよりは安いです)。日本食や洋食はだいたい200から250バーツくらいかかります。(日本円で550円から680円)※もちろんもっと高いレストランもあります。

なので毎日、日本食や洋食を食べてたら、日本より食費はかかります。

なんだかご飯1食がタクシー代よりも高いと不思議な気持ちになります。タイではスターバックスも人気ですが、コーヒー1杯150バーツとかするので、かなり割高です。


家もそうです。屋上にジム・プールがあるような所も東京に比べたら安く住めます。↓の物件で1ヶ月の家賃が6万円。

バンコク コンドミニアム
ただスクンビットやトンローは地価が高いので、同じアパートでも割高です。※それでも日本に比べれば安く感じますけど。


さいごに

という事でバンコクでの生活ですが、やすーーーく済ませようと思えばかなり生活コストを抑えられますし、贅沢しようと思えば贅沢もできます。

日本人も沢山いますし、ネット環境も悪くないです。

日本の情報もネットがあればリアルタイムでゲットできるので、あまり日本で暮らしてるのと大差ありません。

一ヶ月くらいお試しで住んでみるのもありかもしれません:)
http://golden-tamatama.com/blog-entry-1682.html


15. 中川隆 2014年11月26日 16:03:27 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs

前に載せた15,000円ぐらいでバンコクで1ヵ月暮らせるというのは少々古い情報のようです。

現在のバンコクでは物価高で難しいかもという話でした。

タイは現在バブルのようで、3K職業に人が集まらず、隣のカンボジアやビルマから労働者を呼んでいるようです。

コンドミニアム(いわゆるマンション)は、タイ人のお金持ち層と外国人が多く買っている。

日本人は主にスクンビットという場所に多く住んでいて、そこは結構家賃も高く、
安く住みたいならバンコクよりもっと北のチェンマイが良いと教えてもらいました。

チェンマイでは家族3人で一カ月3万で、広い家に住んでるということでした。

2〜3ヵ月ぐらい滞在するなら、日本のレオパレスに当たるサービスアパートというのに住んだら良いということですた。

それとリゾートは、プーケット島が有名ですが、そこは波が荒いので、そこよりサムイ島が良いと教えてもらいますた。
http://golden-tamatama.com/blog-entry-1702.html


16. 2015年3月02日 19:38:36 : 8DkcOXUIv6
 やめとけ
発展途上国は命が安い。
 殺人事件はめちゃくちゃ多い それは1人殺害しても3年ほどで出所 さらに警察もグルで悪さしてる始末
 あと一番怖いのは 一撃死が多いからこれがこわい
もし事故して下半身不随やら 死亡しても保証はない
 そういった保証があるのは先進国くらい
良い面もあれば悪い面もあるからきちんと考え直してください

17. 中川隆 2015年9月19日 07:44:58 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs

タイ中が日本の外食チェーンだらけに!
吉野家、ココイチ、一風堂…北海道や大阪の味まで(Business Journal) 2015.09.19


 タイでは今、日系飲食チェーンの進出がラッシュを迎えている。首都バンコクのショッピングモールを歩けば、数え切れないほどの日本食レストランが並び、ここは日本かと見間違えてしまう。

「これまでは、個人で進出してくる日本人が和食レストランや日本風の居酒屋、ラーメン屋などを開くパターンが多かった。相手は日本人駐在員やその家族」(バンコク在住記者)

 あくまで日本人が日本人向けに提供する、ニッチな世界だった。

 しかし、タイ人中間層が経済力をつけ始めると事情は変わってくる。もともと親日的なお国柄。日本食はあっという間に外食産業のトップに躍り出る。タイ人の経営する日本食チェーンが隆盛を極めるようになった。

「とはいえ、回転寿司に着想を得た『回転しゃぶしゃぶ』(レーンに乗せられてくぐらせる具材が回ってくる)や、緑や黄色など派手な原色に着色されたトビコの寿司、甘い緑茶など、タイ風にアレンジされた日本食がほとんどだった」(同)

 日本人から見れば、どこかおかしな日本食だが、このブームをきっかけにタイ人に広く「日本の味」が認知されるようになっていく。寿司やたこ焼きの屋台が、日本人など誰も行かないタイの地方都市の市場にまで見られるようになる。

 そこにきて、2013年7月、日本を訪れるタイ人の観光ビザが免除される。タイ人の間で日本旅行が大流行、14年には66万人(前年比45%増)を記録した。多くのタイ人が日本を旅し、「本場の」日本食に舌鼓を打った。これがタイ国内の日本食マーケットの成熟化を促した。「なんちゃって日本食」では満足できず、「日本で食べたあの味を母国でも味わいたい」という本格的な和食を求める層が急増した。

「この波に乗ったのが、日本の大手飲食チェーン。提携している食品メーカーがすでに多数、タイに進出しており、食材の確保がしやすい。日本人からするとチェーン店は味気なく映るが、タイ人にこだわりはない。明るく、派手目で、メニューが幅広く、ファミリーの利用に適したチェーン店はタイ人向き」(日系企業のバンコク駐在員)

 大戸屋、吉野家、つぼ八、すき家、CoCo壱番屋、モスバーガー、幸楽苑、丸亀製麺、やよい軒、世界の山ちゃん、一風堂、矢場とん……。バンコクでは日本の地方都市を上回る勢いで、チェーン店が展開するようになった。ある日本食レストランの店長は話す。

「値段設定は日本と同じか、タイのほうがやや高め。それでもお客は入ります。ターゲットは日本人駐在員ではなく、タイ人。いまや日本人よりもタイ人中間層のほうが客単価が高いかもしれません」
 
 レストランだけではない。昔からあるセブンイレブンのほか、ファミリーマート、そして近年ローソンなど、日系のコンビニエンスストアもタイには多数進出。そこでは和風の弁当や日本のカップ麺、漬物、納豆、おにぎり、ふりかけも買える。タイ人の食生活に、日本食はもう完全に溶け込んでいる。

■進出リスクも

 こうした状況を見て、タイを目指す企業は増えるばかり。とくに地方都市の中小飲食事業者が目立つ。狙い目は、タイ人の日本旅行リピーターだ。彼らは東京や富士山などのメジャー観光地では飽き足らず、地方都市を訪問する傾向にある。そこで特色豊かな土地の名産を食べ、とりこになって帰国したタイ人中間層を、バンコクで出迎える。北海道名産、名古屋風、大阪の味、九州特産……そんな店がバンコクには増えているのだ。

「味が確かで店の雰囲気がよければ、チャンスは大きい。景気回復といっても実感のわかない日本より、好景気のタイのほうで勝負しようという人は増えている。しかし、進出の際に気をつけなければならない存在が、日本人の自称コンサルタントや、あやしげな投資会社。営業許可や労働許可証の取得、テナントの契約などで多額のマージンを取ったり、あるいはずさんな業務計画を押し付け、不当に高いコンサル料を取るなどのケースが続出している。違法行為をする悪質な業者もいる。信用できる業者を見つけることが、成功への第一歩だろう」(前出記者)

 うまくいけば、アジアで大成功する可能性は大きい。しかし、同じ日本人の食い物にされてしまう危険もある。ともかく、タイに賭けに打って出る日系企業は増えるばかりである。
http://biz-journal.jp/2015/09/post_11631.html


18. 中川隆 2015年10月17日 18:39:03 : 3bF/xW6Ehzs4I : b5JdkWvGxs

タイの日本人老人殺害事件でわかった「海外リタイア」の実情

2015年10月17日 9時0分 東スポWeb

【アツいアジアから旬ネタ直送「亜細亜スポーツ」】タイ中部アントン県で13日早朝、84歳の日本人男性の遺体が見つかった。殺人事件とみられる。同県は、首都バンコクから車で約2時間の北郊にある、あまり目立たぬ特徴のない県。「タイには日本人が推定8万〜10万人暮らしているとされるが、アントン県在住というのは聞いたことがない」とは、タイに15年ほど住む現地採用会社員だ。

 ただ、すぐ南には世界遺産の仏教遺跡群で有名なアユタヤ県があり、日系企業の一大拠点になっている。現地の自動車関連産業に従事する駐在員によれば「飲食店や食材店などが軒を連ねるが、最も多いのはカラオケやマッサージなど日本人ビジネスマン向けの風俗店。そんな店で働く女性にアントン県出身者が多いそうだ」という。

 駐在員時代に“夜の女”にハマり、任期が終わり帰国後もタイへ通い詰め、退職後は日本の妻と離婚しタイ人女性の故郷でリタイア生活…。そんな日本人は意外と多く、かなりの辺境や田舎でも暮らしている。

 だが中にはトラブル沙汰も。今回の事件でも、男性は内縁の現地妻(48)の弟(46)と日頃から金銭絡みでもめていて、その弟宅には血のついたハサミなどがあった。地元警察は14日、行方不明の弟の逮捕状を取った。

「タイで暮らす日本の老人は、今後ますます増えるだろう」とは、現地でビザあっせんのコンサルタントをしている日本人。聞けばここ数年、リタイアメント・ビザを取得しタイで暮らそうとする日本人客が急増しているそうだ。

「海外リタイアというと優雅に聞こえるが、とんでもない。今の時代、タイをはじめアジア諸国で老後を送ろうというのは、日本じゃ生活できない、いわゆる“下流老人”。年金受給額が少ないため、物価の安い国に行くしかない人々。また年金を払ってなく、わずかな貯金で少しでも生き長らえようという人も目立つ。もはや難民です」

 バンコクの物価は上昇の一途だが、地方の町や村で地元民と同様の生活なら、月6万円ほどの国民年金でも可能。アジア諸国が、日本の貧困層のセーフティーネットになっているのだ。

「格差が広がるばかりの日本社会では、生活保護受給者がどんどん増え、やがて制度自体が破綻する。そうなれば貧困層はさらに、生きるため海外を目指すだろう。これは企業も一緒。今アジアの日系企業に多いのは、『人件費や材料費が少しでも安い国に移らないとやっていけないから』という消極的な海外進出だ。日本のヒトも企業も、海外に逃げざるを得ない時代。これから確実にその傾向は強まる」

 前出の日本人コンサルはこう未来を予言する。
http://www.asyura2.com/15/hasan101/msg/590.html


19. 中川隆[1094] koaQ7Jey 2015年12月12日 11:16:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[230]

2015-12-12
タイで84歳になる日本人男性が36歳年下の妻に殺された事件
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20151212T0213350900.html

2015年10月13日に、タイ中部アントン県で84歳になる日本人男性が自宅寝室の2階でハサミで首などを刺されて死んでいるのを内縁の妻ポラニー・ナパドルが発見した。

殺されたのは兵庫県出身の吉岡和雄氏である。1996年にリタイアし、退職金をもらってタイに移住、日本とタイを行き来しながら内縁の妻ポラニー・ナパドルと暮らしていたという。

彼女は今年48歳になるので、年の差は36歳。仮に1996年から一緒に暮らしていたとすると、65歳のときに29歳の女性と結婚したということになる。

リタイアし、36歳も年下の女性と一緒になり、悠久のタイでささやかに暮らす。幸せだっただろう。

アントン県はアユタヤ近郊で、バンコクからもそう遠くない。吉岡和雄氏はここで家を持っていたが、小豆色の外装のとても目立つ一軒家だった。

ここから300メートルほど離れた場所に内縁の妻ポラニーの母親が住んでいた。

事件が起きる1日前、妻ポラニーはその母親の家に泊まりがけで行っており、家には吉岡和雄氏ひとりだった。そこに、何者かが自宅侵入し、ハサミでこの84歳の日本人を殺した。

隣に住むタイ人の男が吉岡和雄氏を殺害して逃げた

吉岡和雄氏は首や胸などを10数ヶ所切られていたという。84歳の高齢者を10数ヶ所切り刻むのだから、単なる強盗というよりも、明らかに殺意のある行為だった。

翌日、寝室で大量の血を流して死んでいる吉岡和雄を見つけて、内縁の妻ポラニー・ナパドルはすぐに警察を呼んだ。金庫は残されていたが、現金が入ったカバンはなくなっていた。

妻ポラニーには、心当たりはあったようだ。

彼女は、「隣に住む46歳の弟と夫の間で金銭トラブルがあった」と警察に話した。警察がこの46歳の男の家に行くと、そこには血の付いたハサミが残されていた。そして、この容疑者の姿はどこにもなかった。

単純な事件のように見えた。「リタイアした日本人男性が妻の故郷に家を建てて一緒に暮らしていたが、親族トラブルで殺された」というものだ。

警察はすぐに逮捕状を取って、この内縁の妻の弟の行方を追った。この男の名前はサムパン・ジャムジェンと言ったが、事件発見から2日後、80キロ離れた場所で逮捕された。

身をくらませて2日後に逮捕されるのだから、タイの警察は意外に優秀なのか、それとも犯人があまりに愚鈍なのか分からないが、恐らく犯人が愚鈍だった可能性の方が高い。

なぜなら、犯行の証拠品となる血の付いたハサミや、血のついたシャツを自分の自宅にわざわざ「犯人は私です」と言わんばかりに置いて身をくらませているのである。どう考えても知恵のない男に見える。

これで、この事件は一件落着のはずだった。ところが、この事件は意外な方向に飛び火していくことになる。サムパン・ジャムジェンは「吉岡和雄氏を殺したのは確かに自分です」と自白したのだが、動機は物盗りではなかったのである。


サムパン・ジャムジェン。犯行の証拠品となる血の付いたハサミや、血のついたシャツを自分の自宅にわざわざ「犯人は私です」と言わんばかりに置いて身をくらませた。


4万バーツで殺人を依頼されていたサムパン容疑者

サムパン・ジャムジェンは、警察に動機を問われて、このように話し出した。

「日本人夫と一緒に暮らしている姉のポラニー・ナパドルから、殺してくれと依頼された」

警察はすぐにポラニー・ナパドルを尋問していたが、彼女は容疑を否認している。しかし、弟サムパン・ジャムジェンは、この姉に4万バーツで殺人を依頼され、前金で2万バーツを渡されていたという。

4万バーツと言えば、約13万3800円ほどだが、これが吉岡和雄氏の命だった。サムパンは最初に2万バーツ(約6万6900円)を渡されて、「死ななかったら、残りの2万バーツは渡さない」と言われたことも自白した。

さらに、この男は殺人の助手として他のひとりも同行させたことも自白し、その男も一緒に逮捕された。この男は容疑を否認している。

サムパン・ジャムジェンは吉岡和雄氏を殺して、ひとまず逃亡したのだがまだ残りの2万バーツをもらっておらず、それが不満で警察にすべてをぶちまけたようだ。

タイでは容疑者をマスコミの前に晒し者にする習慣があるのだが、この時もふたりはテレビの前に出されていた。

そこでふたりは激しく言い合いをしており、「この女が日本人の夫を殺すために俺を雇ったんだ」「そんなの嘘に決まっているでしょう!」と仲間割れを起こしていた。

この後に明らかになってきたのは、ポラニー・ナパドルは最近になってパタヤのあるチョンブリ県の方で愛人ができて、いつまで経っても死なない吉岡和雄氏が邪魔になっていたようだ。

吉岡和雄氏は84歳であり、決して先は長くなかったはずだが、それでも待ちきれず、隣に住む弟に殺人を依頼させて、さっさと自宅も愛人も自分のものにしたかったようだ。

彼女にとって、19年の年月はその程度のものだったのかもしれない。


ポラニー・ナパドル。最近になってパタヤのあるチョンブリ県の方で愛人ができて、いつまで経っても死なない吉岡和雄氏が邪魔になっていた。


たかが13万円や14万円程度で殺人依頼ができる

タイでは「殺し屋」というビジネスが未だにある。その相場はそれこそピンからキリまであるが、サムパン・ジャムジェンは4万バーツで殺人を請け負っているのを見ても分かる通り、命の値段はそれほど高くない。

たかが13万円や14万円程度で殺人依頼ができるのである。

日本人の高齢者が現地で殺される事件があると、だいたいは内縁の妻が関わっているというのは、国外では常識になっており、特にその傾向が高いのはフィリピンだ。

2013年12月29日はフィリピンのカビテ州ダスマリニャス市で61歳の日本人男性、新倉英雄氏が殺害されるという事件があった。路上で射殺されて殺されていた。

この事件はフィリピンパブで知り合った妻メルリンダが殺し屋を雇って殺させたことが後に発覚しているのだが、その値段が約22万円だった。


(新倉英雄のフィリピン妻は22万円で殺し屋に殺害依頼した)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20140126T0450590900.html

日本人の高齢者は自分が信じていた最も親しい女性に、安い値段で殺されていくのである。若い女性は別に依頼殺人のような面倒なことはしない。金を持ち逃げして、あっさりと行方をくらませていなくなるだけだ。

しかし、30代や40代になると、日本人の高齢男性が持っている資産を根こそぎ奪うことを考えるので、最初から殺すことを考えて、じわじわと計画を進めていく。

タイでは2014年9月21日に、79歳の日本人男性である島戸義則氏が行方不明になって、後にバラバラ死体で発見されるという事件があった。


(タイで殺された日本人の、バラバラ遺体が発見された現場)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20141126T0243190900.html


この女性、ポンチャヌック・チャイヤッパなどは、まさにそのようなタイプだろう。

日本人の高齢者が東南アジアで一回りも二回りも歳の若い現地の女性と知り合って一緒に暮らすというのは、いろいろなワナがあるということをこれらの事件は示している。


アントン県の事件現場。アントン県はアユタヤ近郊で、バンコクからもそう遠くない。

殺された兵庫県出身の吉岡和雄氏。1996年にリタイアし、退職金をもらってタイに移住、日本とタイを行き来しながら内縁の妻ポラニー・ナパドルと暮らしていた。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20151212T0213350900.html


20. 中川隆[1323] koaQ7Jey 2016年1月30日 10:23:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[1137]


物価高騰で貧困に陥るタイ移住高齢者 1月30日 横山了一 (ジャーナリスト)


屋台飯も数年前に比べ、10バーツは上がった印象


 タイの物価高騰がじわりじわりと市民生活を脅かしている。昨年、タイの経済成長は2.9%と見込みよりも低迷し、消費も潤わなかった。政府は、今もあの手この手と景気刺激策を打ち出しているものの、いまだ明るい兆しは見えず、暗雲立ちこめるなかで2016年が幕開けした。

物価高騰で貧困に陥る移住高齢者


ブームのラーメンも日本円で1000円以上は普通


“タイはもはや物価が安い国ではない”

 市民生活に直接打撃を与える物価の高騰は、この国の最も大きな課題。特にバンコクに住んでいれば、その傾向は強い。

 「タイは物価が安いから生活しやすい」

 数年前はその通りだったかもしれないが、現在では、正直そこまで感じることはない。

 ことの始まりは、インラック政権が実施した2012年の最低賃金引き上げ。当時、“バラマキ政策”と揶揄された「1日最低300バーツ」(約1000円)という施策は、市民の生活向上に一役買ったものの、人件費の高騰は、徐々に物価高騰に影を落としていくことになる。

 特に日本人においては、アベノミクスにともなう円安も逆風となった。こと日本円で給料をもらっている駐在員は実質の所得減少であり、ビジネスマンの間では「タイはもはや物価が安い国ではない」という認識が広まっている。

 “駐在員目線”で物価の高騰を考察すると、まずは接待や家族連れで頻繁に訪れる日系レストランの価格高騰が顕著。昔はラーメン一杯を注文すれば、200バーツ以内(700円)が当たり前だったが、気がつけば300バーツ(1000円)も普通となった。タイはサービス料(平均10%)と消費税(7%)がかかる店舗も多く、実質約2割増しも物価高の印象を強めている。今なら日本でラーメンを食べた方が、お得ではないだろうか。

物価高騰で貧困に陥る移住高齢者


日系レストランの価格高騰も日々感じるところ


 また、居酒屋の一品メニューの価格も日本とそう変わらない。長年、タイに住む日本人にしてみれば、「原価が安いのになぜ?」となるわけだが、これもまた素材の価格が上昇し、さらに前述した人件費の高騰もあれば、もはや価格高騰は避けられない。

 店にもよるが、日系レストランでちょっと飲み食いすれば、1人あたり2000バーツ(7000円)は普通であり、もはや日本と変わらないだろう。一方、日本では飲食店の激安傾向もあり、頻繁に日本に出張するビジネスマンとすれば、「今や日本よりも高い」という感覚になってしまうわけだ。

 駐在員の価値観が、日本との比較がベースになっているのは否めない。日本での激安傾向と相反するタイの現状を考えると、なおさら物価高騰を感じてしまうのは事実。また、駐在員はタイの近隣諸国の出張が多く、カンボジア、ラオス、ミャンマーといった国とも比較してしまうため、よりタイの物価高騰を目の当たりにするわけである。多くのビジネスマンから「人件費が上がっている。タイでワーカーを雇うにも、価格競争のメリットが少なくなってきている」という声は枚挙にいとまがない。

物価高騰の背景は日常生活のグローバル化

 バンコクにおいては物価の高騰もありつつ、世界中のものや文化が集まり、グローバル化の流入という背景もある。例えば、スターバックスでラテを頼むと日本とほぼ同価格の120バーツ(約400円)はかかり、サードウェーブ系コーヒーも平気で100バーツ(330円)はする。税の問題もあり、ユニクロは日本に比べて2割ほど高く、ゴルフ道具、パソコン関連商品、Apple製品などいずれも日本より高い。

 すでにおわかりだと思うが、スターバックスや日系レストランには行かず、タイローカルに根ざした生活をすれば、ここまでコストはかからない。ただ、それらに慣れている日本人はなかなか生活水準を変えようとはしない。物価高騰の背景には、日常生活のグローバル化という側面があるというのも、また事実である。
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物価高騰で貧困に陥る移住高齢者


PC周辺機器などは日本の方がはるかに安い


“リタイアプア”化する日本人

 とはいえ、物価の高騰がもたらした影響はそれだけにはとどまらない。駐在員のみならず、タイで余生を過ごし、悠々自適な生活を送っていたリタイア組にも大きな影響を与えている。

 80歳で奥様と2人暮らし、大手企業の第一線で働いた後にバンコクに移住。現在は企業年金と国民年金を受給しながら、年に2回は日本に帰るという、リタイア組の“勝ち組”であるMさんから聞いた話だ。

 円安の影響、物価の高騰は、年金暮らしの人々に大打撃を与え、海外における“リタイアプア”を生み出している。Mさんによれば、懐が厳しくなったリタイアプアは、もはやバンコクでの暮らしを諦め、チェンマイへの移住にシフトしているという。インフラ、住居環境、飲食も充実するチェンマイは、日本人のみならずタイ人にも人気の観光スポット。バンコクと比べると、比較的物価が安く、それでいて時間がゆったりと流れている非常に心地のよい場所であり、穏やかに暮らすには理想的。そんなチェンマイだが、Mさんから正直、耳を疑わずにはいられなかった話を聞いた。
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物価高騰で貧困に陥る移住高齢者


のんびりとしたチェンマイに移住者が増えつつある


 Mさんがチェンマイに行った際、ターペー門近くの大通りを歩いていると、突然、同年齢くらいの日本人男性から声をかけられ、「まもなく自分の口座に入金があるのだが、当座の金に困っている。すぐに返すから、少し貸してくれないか? 日本人ならわかってくれるだろう」とお願いされたという。当然、Mさんは断ったが、これまで聞いたこともない手口に驚き、同時に貧窮の惨状を感じずにはいられなかった。そんな路上生活者のような物言いで、日本人が日本人に金を無心されるなど、まったく想像していなかったからだ。

 また、バンコクでもMさんがよく利用する、大手日系カード会社のサービスカウンターでも以下のようなことがあった。

 同店では、カード会員対象にコーヒーを無料で提供しており、昼時には駐在員妻たちの憩いの場にもなる場所。そこにカードの有効期限が切れているにもかかわらず、さも会員のように入店し、平然とコーヒーを飲んでいる年配の方が増加しているという。会員になるには、年間約2000バーツ(約7000円)ほどの入会金が必要だが、それも支払えず、無銭飲食している人が増えているという、なんとも切ない現実。今の状況を振り返りMさんは「もはやタイはロングステイには向いていないかもしれない。今後もリタイア組は減っていくでしょう」と嘆いた。

 タイ政府は現在も国民の所得増加を目指しており、再び最低賃金の引き上げを行う可能性は高い。言うまでもなく、その先に待ち受けるのは、さらなる物価の高騰。自動車を中心とする製造業が集積するタイは、労働力の安さが何よりも魅力であったが、実は日系企業が多く進出する決め手となったのは、安価な価格に支えられている“住みやすさ”という点が大きかった。あらゆる意味で生活のしやすかったタイでの暮らしに、大きな変化が訪れようとしている。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160130-00010000-wedge-life


21. 中川隆[1793] koaQ7Jey 2016年3月02日 19:57:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[1723]

物価高騰のタイで急増する日本人“リタイヤ・プア” 2016年02月29日


 タイで、日本人の年金生活者のいわゆるリタイア組、あるいはロングステイ組が、タイの物価高の影響を受け生活困難に直面。“微笑みの国どころではない”事態に陥るケースが急増している。

 日本で定年退職し、生活費が日本に比べて安い海外で年金生活を送る日本人は年々増加。特に、日本に近く気候も温暖、なにより物価が安いという理由で、東南アジアの国々にはリタイア組のコミュニティーがあり、専門の仲介業者もあるほどだ。
 「しかしフィリピンは治安が比較的悪く、マレーシアはイスラム教国というネックがある。その中で、観光地としても有名なタイは根強い人気。特に男性の単身者には現地の若い女性を“現地妻”や家政婦として身近に置けるという“極上”の楽しみもある。しかし、'12年にインラック政権が最低賃金の値上げに踏み切ったことで人件費が高騰して物価も上がり、生活難となる年配の日本人が増えているのです」(現地記者)

 たとえば首都バンコクで日本のラーメンを食べようとすると、1杯が200バーツ(約700円)だったのが300バーツ(約1000円)に跳ね上がっている。また、バンコク市内の大手クレジット会社の事務所にある「会員向け無料コーヒーコーナー」には年会費2000バーツが払えなくなった元会員の年配日本人男性が、毎日無料コーヒーを目当てに詰めかける事態に。

 「物価の安いチェンマイやチェンライなど地方都市への日本人流出も急増。そんな地方都市でも『間もなく年金が振り込まれるが、至急お金が必要なので少し貸してほしい』と、同じ日本人に金を無心する人も増えています」(前出・記者)

 現地タイ人と同じように、屋台で食事すれば1食50バーツ(約160円)で済むのだが、辛い食事に適応できるほど柔軟性もなく、いつの間にか生活困窮に陥り“リタイア・プア”に転落。

 もはやタイは“苦笑の国”と化しているのだ。
http://wjn.jp/article/detail/3797170/


22. 中川隆[1837] koaQ7Jey 2016年3月07日 09:54:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[1786]

2016-03-07
いったん成功した人でも、凋落・破滅するのはあっと言う間

覚醒剤で逮捕された清原和博氏は、覚醒剤以外にも暴力団との関わりがあることも発覚しているので、今後は表社会での活躍は一切できないことになる。

さらに、清原和博氏は銀座のバーで豪遊する生活に明け暮れて、現役時代に稼いだ金もすべて失っている。しかし、昨年分の税金はかかってくるわけで、保釈されたら自己破産は秒読みだとも言われている。

時代の寵児であっても、道を踏み外すと坂道を転がり落ちるように、どこまでも転落していく。

いったん成功した人でも、凋落するのはあっと言う間だというのは、私自身は東南アジアの歓楽街を通じて20代のうちにさんざん見てきていた。

気前良く、太っ腹で、金をばらまくように遊んでいた男が、数年後は薄汚れた服を着てとぼとぼと歩いている姿も見ている。

パッポンの場末のバーで、私が日本人であることを確認した上で「少し金を貸してくれないか」と頼んできた男もいた。

話を聞いてみると、自称「一流商社の役員」だったが、タイの女性にハマって抜けられず、すっかり落ちぶれて20代の見知らぬ私に金を無心する人生におちぶれていた。

好き勝手なことをして破滅したんだから自業自得だ

カオサン地区でも「一流企業に勤めていたけれども、旅がしたいから辞めた」という人にも会った。この人も金がなくて、それでも日本に戻りたくないとタイにオーバーステイ(不法滞在)して、金がないことを愚痴るだけの人生になっていた。

「金を貸してくれ」「金がなくなった」「すぐに返すから」と私は売春地帯でいったい何人に言われただろうか。現地の女性からではない。同じ旅人からそう言われるのだ。

少し口を聞いただけの人からも、ただ単に道ばたですれ違おうとした人からも、「金を貸してくれ」と唐突に言われることも珍しくない。

パタヤでも金に困った白人(ファラン)がうようよしており、出会い頭に「南アフリカから来たんだが、金を貸してくれ」と懇願の目で言われたこともある。

歓楽街で破滅に至る男は、それこそ山のようにいる。書籍『ブラックアジア第二部パタヤ編』でも、破滅していく男たちのことに触れたし、このサイトでも歓楽街で破滅していく男たちの姿は何度も取り上げた。

ブラックアジアで破滅していった男のことを取り上げた内容がどれだけあるのかは、こちらを見て欲しい。これでも氷山の一角なのである。(ブラックアジア・破滅していく男たち)

清原和博氏のようにドラッグに溺れて破滅していく男や、海外の売春地帯で破滅していく男は、同情されることもなければ救済されることもない。

「後先のことも考えないで、好き勝手なことをして破滅したんだから自業自得だろう」

同情や救済どころか、嘲笑や侮蔑の目で見つめられ、中には「ざまを見ろ」とあからさまに転落した男を罵る人もいる。

順風満帆なときに道を踏み外し、快楽に溺れて破滅した人は、そのような目に遭う。自業自得で堕ちた人に対しては、世間の風はとても冷たく残酷だ。


男たちをことごとく狂わせていくタイの歓楽街。私もまたこの歓楽地にどっぷりと沈没して退廃の日々を暮らしていた。私が破滅しても「自業自得だ」と嘲笑されるだけだろう。

才能と気力に溢れていても成功するとは限らない

自分の生きてきた東南アジアの歓楽街で、このような男たちと何度も何度も遭遇して、私は「明日は我が身なのか」と震え上がりながら眠りについていた日々を今でも思い出す。

昼過ぎに目を覚まし、異国のホテルのベッドの上で疲れた身体を起こし、明日に対して何の保証もない一匹狼でいることの恐ろしさを噛みしめた日々は一度や二度ではない。

ただ、こんな堕落した世界とは無縁で、ビジネスの才能と気力に溢れた人が必ず成功するのかと言えば、そうとも言えないのが世の常である。

私は自分のとても近い人がバブル崩壊で億単位の資産を無にして、そのまま絶望して再起する気力すらも失ったのを目の前で見ている。

自信に満ち溢れ、気力が充実していたはずの実業家が、金策に追われるようになり、精神的に追い詰められ、膨らんで行く借金につぶれてしまう姿も見てきた。

起業する人というのは実行力も才能もあり、ポジティブに物を考える人が多い。大きな夢を抱き、自信もある。

ところが、起業の成功率はとても低いことが知られている。1年以内に40%がつぶれ、5年も経つと80%がつぶれるような凄まじく厳しい世界である。

どんなに才能があっても、どんなに気力があっても、どんなに楽天的であっても、どんなに前向きであっても、バブル崩壊や、不況の波や、事業の不運が襲いかかってくると、個人がどう足掻いてもどうしようもない。

経営者はどんなに苦しくても最後まで粘ろうとする。そのため、追い込まれたら借金に頼るようになる。しかし、利益が出せないと資金がショートして、遅かれ早かれ自己破産や任意整理に追い込まれていく。

起業家は、歓楽街でぶらぶらしている男や、ドラッグで溺れて身を持ち崩す男たちとは性質が違う。それこそ朝も夜もなく、粉骨砕身で仕事に打ち込んでいる人間である。全神経を事業に注ぎ込んでいると言ってもいい。

しかし、それでも事業が軌道に乗るかどうかなど誰にも分からないし、一時は軌道に乗っても一瞬のミスで会社が傾くことがしばしばある。

いったん傾けば、彼らの背負う借金は途方もない額になることが多い。起業家の信用は土地や自宅を担保にしているのが普通なので、事業が失敗すると金も住む家も信用も、何もかも失って路頭に迷うことになる。


再び再起するにはどうしたらいいのだろうか?

世の中の大半の人たちは、歓楽街で快楽に溺れるような生活を目指さないし、起業してリスクを取る生活を目指すこともない。どこかの企業に雇われ、そこで慎ましく生きられればそれでいいと考える。

今まではそうした生き方もうまく機能していた。しかし世の中がネットワーク化し、グローバル化し、雇用を排除するイノベーションに突き進むようになってから、リストラや給料削減が繰り返されるようになった。「サラリーマン=安定」という構図が音を立てて崩れたのだ。

その結果、「いったいどうやって生きればいいのか?」と、誰もがそのように自問自答し、試行錯誤する不安な社会に突入したのである。

今となっては信じられないかもしれないが、かつて日本人は東南アジアの人々を「貧しい」と嘲笑い、彼らを「しっかり働かないから貧困に堕ちたのだ」と、上から目線で言っていた時代もあった。

1980年代、1990年代は、日本人全員が裕福で「日本人は時代の寵児」だったと言える。一億総中流が実現し、日本人は傲慢になっていった。

特に1980年代の後半のバブルの時代はひどかった。日本は世界最大の経済大国になったと浮かれ、誰もがバブルに踊るようになっていた。

1989年12月29日、日経平均株価は3万8915円87銭を付けた。それがバブルの「頂点」だったのだが、日本人は傲慢になっていたので、バブルに踊り狂って我を忘れた。この時代の日本人は、自分たちこそ時代の寵児だという陶酔があった。

しかし冒頭に書いた通り、「時代の寵児であっても、道を踏み外すと坂道を転がり落ちるように、どこまでも転落していく」のである。

いったん成功した国でも、凋落するのはあっと言う間であり、凋落したら歯止めがかからない。そんな時代背景の中で、私たち日本人は「いったいどうやって生きればいいのか?」と自問自答していることを知らなければならない。

地獄に堕ちた人が再び再起するにはどうしたらいいのだろうか。あるいは、転落した国が再び復活するにはどうしたらいいのだろうか。

堕ちた人間が再起しようと思うとき、結局は「分相応に生きる」という基本を思い出すしかない。

自制心を取り戻し、欲望をコントロールし、きちんと節約し、何もないところから黙ってコツコツと始めるところからやり直すしかない。再起と生き残りの道筋には奇策も一攫千金もない。積み重ねがあるだけだ。


タイで飛び降り自殺した白人(ファラン)。この男の姿は、私には「明日は我が身」だった。死にたくなければ、そして堕ちても再起したければ、結局は分相応に生きるという基本を思い出すしかない。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20160307T0226550900.html


23. 中川隆[2281] koaQ7Jey 2016年4月11日 07:15:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[2306]

急激な経済成長によってタイの物価は急ピッチで上昇。
もう「物価の安い国」とは言えない。
写真はタイのタクシー「トゥクトゥク」(出所:Wikipedia)


タイなど東南アジアの国々は、かつては物価が安いというイメージがあった。

実際、年金生活者の中には、物価の安さに惹かれてタイなどへの移住を決断した人もいる。

 だが東南アジア各国は、急激な経済成長によって物価も急ピッチで上昇した。

例えばタイの消費者物価指数はここ10年で1.5倍近くに上昇している。

タイの都市部において、ちょっとした昼食代が1000円を超えることは珍しくなく、もはや日本と変わらない水準だ。

物価が安いことを前提に移住した年金生活者の中には生活が破たんする人も出てきているという。
http://www.asyura2.com/16/hasan107/msg/397.html


24. 中川隆[2359] koaQ7Jey 2016年4月17日 02:13:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[2438]

実  例
 
バカにされ騙され続けた日本人の物語(4例掲載しました。)


(事例1.19年も会わずに送金し続けたコックさんのお話し)

 数年前です。東京在住の年配の調理師さんが相談に来られました。数ヶ月前にフィリピン人女性と現地で結婚したので、妻を呼び寄せるために入国管理局に「在留資格認定証明書」を申請したが、認められず不許可(不交付)の通知が届いた。妻が入国できない。何とかして欲しい。これが相談の主旨でした。

 私はいつも通り、お相手のフィリピン人女性との「出会いから結婚に至る経緯」をお聞きしたのですが、だんだんと我が耳を疑うようなストーリが展開したのです。

  その調理師さんとフィリピン人妻の出会いは20年以上前で、出会いの場所は国内のフィリピンパブ。当然、彼女はビザの在留期限が到来したので帰国。その後、お決まりのコースの通り調理師さんがフィリピンに数回ほど渡航しました。その都度、マニラで数日間滞在してデートを重ねました。最後に会ったのが19年前とのことでした。

  私が驚愕したのは、最後のデートから現在に至る19年間ずっと毎月10万円その女性に海外送金していたという事実でした。更に、直近の数年間で毎月の送金とは別に500万円以上も渡してしたのです。 話を聞けば、もう貯金も底をつき、自分自身は59歳となった。年齢的な問題と不景気の煽りをうけ、これまでのような給料では雇ってもらえない。今は6畳1間のアパートで暮らしている。それで、もうお金がなくなりフィリピンに仕送りできないので、結婚して呼び寄せて一緒に暮らしたいと思い、20年振りにフィリピンに渡航して、現地で結婚したとのお話でした。奥様の年齢を尋ねると「45歳位」という返事でした。

 私が「何故、この数年間で500万円という大金を送金したのですか?」と尋ねると、「彼女は数年前に白血病に罹かり、アメリカで手術して入院するというので送金しました。フィリピンの病院はダメだと言ってました。」そして、「妻の母親が脳梗塞で倒れて、その手術と入院費用も必要でした。」「それから退院した妻の母親がジョギング中に交通事故に遭い(車に跳ねられ)、死亡したその葬式代も送りました。」

 この調理師さんは、19年間この女性の暮らし振りを見ていないのに、いわれるが儘に送金し続けたのです。19年間毎月10万円。それプラス500万円です。そして、自分がオケラになったから、送金できないから「結婚し一緒に日本で暮らそう。」と20年振りにフィリピンに渡航したのです。

 私はこの調理師さんに言いました。「どうも疑問が残ります。奥様の母親です。もうご高齢の筈ですよね。多分70歳前後ですよね。そのような高齢の方が脳梗塞に襲われて手術した後で、退院してジョギングなんかしますか?」そして、私は続けました。「私はフィリピンを訪れてもう35年近くなります。高齢者がジョギングする姿を見たことがありません。」「お相手の女性は、既にフィリピン人の男性と結婚して、子も数人設けているのではありませんか?」と、言うと。調理師さんは「そんな女じゃない!」と強い口調で言い返しました。

 私はこれ迄、このような日本人男性を大勢見てきました。フィリピン人女性に何年も何年も仕送りし続けている男です。私はこれを「送金依存症」と呼んでいます。自分の生きがいが「送金」になっているのです。「送金」すること自体に喜びを感じて生きている人達です。思いますに、自分の仕事や自分も家族に生きがいを見出せず、周囲との人間関係が円滑でなく、或る意味で疎外されている人達なのかも知れません。フィリピン人女性に送金すること以外に自分の存在意義を見出せない人達なのです。

 このような人達は貯金がなくなるまで「送金」を続けます。それどころか借金してまでも「送金」を続けます。止まらないのです。もう二進も三進も行かなくなり、金銭的に進退極って首が回らなくなって初めて気付くのです。「オレは騙されていた。バカだった。」と。それはフィリピン人女性に「もうお金がなくて送金できない。」と告げたときに初めて気付くのです。女は平然とこう言うでしょう。

「そう。お金がないの?可哀相ね。頑張ってね。」と。何年間も毎月のように送金しているのに、

(1) フィリピン人女性が結婚したがらない。
(2) 結婚したのに何だかんだと言訳して日本に来ない。

このような事例は数多くあります。何年間にもわたり送金を続けているのは、例外なく日本人の男です。男は単純ですから、フィリピン人女性の言葉を鵜呑みにします。一途に思い込むのです。一方、女性は、現実的ですから何年もずっと騙されて送金し続けるということはありません。

 是非、身元調査と生活実態調査をお勧めします。フィリピン人が「アメリカで手術をする。」と言い出したら要注意です。日本人から大金をせしめる常套手段です。これまでに何度も聞きました。「アメリカで心臓手術をする。」と言われて数千万円騙しとられた上場企業の男性もいます。第一、アメリカ政府はそんなに簡単にフィリピン人女性にビザは発給しません。

 私がこの調理師さんに「奥様の実態調査をしましょう! 婚姻歴、子の有無、同棲相手がいないかを調べましょう! どんな暮らしぶりなのか実態調査をしましょう! 絶対におかしいですよ!」と説得しました。すると、その調理師さんは私に「あんた。もし、彼女の言っていることが本当だったらどうするんだ!」と、大声で逆ギレされてしまいました。

 誰が聞いてもバカバカしいと思う事例ですが、当の本人は大真面目なのです。私が「絶対におかしいですよ!」と言ったのには理由があります。その調理師さんが20年振りにフィリピンに渡航して現地で婚姻届出したのですが、その滞在中この女性は自宅に招かず調理師さんはホテルに宿泊させられて、挙句フィリピン人女性からこう言われたそうです。「私は白血病だからセックスはできないから。」と。

 この59歳の調理師さんは私の事務所に、フィリピン人妻の「身元調査・生活実態調査」を依頼するお金もなく、相談料すら払うのがきつい様子でした。フィリピン人女性にさえ嵌(は)まらなければ、老後資金として3000万円ほどの貯金も残せて、贅沢しなければ不安のない老後生活を迎えられたことでしょう。

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(事例2.家族に内緒で入籍して死亡した或る高齢者のお話し)

 東海地方に住む40代前半の女性からの電話でした。「父が癌で死亡しました。死亡届を出そうと役所に行って父の戸籍謄本を見たら、5年以上も前にフィリピン人と結婚していました。家族の誰も知りませんでした。驚いています。このままでは父の遺産(預貯金や土地建物)を処分できません。相続登記もできません。」

「私たち遺族は、父の妻であるフィリピン人女性に会ったこともなく、果たして日本に住んでいるのか、フィリピンに居るのか所在もわかりません。どうすればよいでしょうか?」そんな電話でした。父親名義の銀行口座には2700万円、父が経営する会社の口座には約1300万円。不動産物件として抵当権設定のない戸建が2軒あるとのことでした。

 要するに「遺産分割協議」係る準備の相談でした。私は「身元調査をして相手にフィリピン人夫がいれば、重婚ということで裁判を申し立てて、遺産分割協議を非常に有利にすることはできます。それから所在地も突き止めます。」と回答しました。更に、お客様から「父親は、死の直前に意識朦朧(もうろう)とする中で、メトロバンク!メトロバンク!と、うわ言を申しておりました。どんな意味なのでしょう?」とも質問されました。

 この事例の如く、フィリピン人と結婚した事実を家族に隠している日本人(特に高齢者の男)が多いのです。死亡後に、遺族が戸籍謄本を見て初めて父親が「フィリピン人と結婚していた事実」を知ったという例が実に多いのです。別の悲惨な例では、所有していた筈の土地がいつの間にか売却されていた。自宅には抵当権が設定されていた。銀行通帳も空で、生命保険も解約されていた。資産のすべてが消えていたケースがあります。


(調査結果)

 お客様から提供された情報は、亡くなられた父親の戸籍謄本に記載されたフィリピン人の「カタカナ」の名前だけでした。それでも、いろいろなルートを駆使してフィリピン人女性の所在を突き止めて、当該フィリピン人女性の身分事項そして生活実態調査をしました。

 その女性は、フィリピンの首都マニラ(ルソン島)から遠く離れた群島の町に住んでいました。マニラ空港から国内線の飛行機でも1時間以上かかる場所でした。確かに独身でしたが、数年前からフィリピン人男性と同棲していました。そのフィリピン人の男は元警察官(警察を解雇されていました)でした。二人の間に子も一人設けておりました。

 女性は、過去にエンターティナー(タレント)として日本への入国歴がありました。多分、その滞在中にフィリピンパブでホステスとお客という関係で知り合ったのです。案の定、女性がビザの在留期限到来で帰国した後、亡くなられたお客様の父親が何度もフィリピンに渡航していたのです。そして、現地で婚姻届出して日本の役所の戸籍課にも婚姻届出をしていたのです。入籍していたのです。更に、このフィリピン人妻が結婚後5年以上も経過していたのに一度も日本に入国していない事実もわかりました。

 調査の結果、その女性の家族は誰も仕事に就いておらず、家賃3000ペソ(約6000円)の中古住宅に住んでおり、家族全員が日本人夫の送金で暮らしていました。このフィリピン人妻は、入籍だけして、毎月のようにずっとお金だけもらい続けていたのです。

 私は、依頼者(ご遺族)の意向で、フィリピン人妻に私の事務所が提携する現地スタッフを通じて日本人の夫が死亡した事実を伝えました。その頃、たまたま私もフィリピンを訪れる用事がありました。それで、現地のスタッフを通じて「マニラまで出て来れるなら、○○○ホテルのロビーで会って、亡くなられた遺族の方から託された言葉をお話します。」とも伝えました。○○○ホテルは、最近もAPECの会場になった有名ホテルで誰もが知っています。


(編集後記)

 約束した当日の時間にその女性はロビーに現れませんでした。私の現地スタッフがその女性の携帯に電話すると「マニラには昨日(きのう)着いたけど、交通渋滞なので1時間ほど遅れる。」との返事でした。私は忙しく、「明後日の同じ時間にもう一度来るように。」と、そう指示して、別の約束の場所に向かいました。

 二日後、そのフィリピン人女性は○○○ホテルのロビーに現れましたが、今度は親戚と称する女性が現れて、自分も同席させろと言い出しました。私は「個人情報に係わる大事な要件なので同席は認めない。」と、繰り返し申しましたが、その親戚と称する女性は執拗に同席することを求めました。私が語気を荒げて「私は帰る!」と言うと、その女は漸くロビーの隅の方に消えました。

 驚いたことに、そのフィリピン人女性は、私に対して夫の死亡を知らせてくれた「お礼の言葉」も言いませんでした。ろくに挨拶(あいさつ)もせず、いきなりソファーにドカッと腰をおろしました。そして、筆記用具のメモ帳とかボールペンも持たずに現れたのです。一昨日に指定の時間に来れなかったお詫びの言葉もありませんでした。  要するに女の興味は、『財産がいくらあり、自分がいくら貰えて、いつ貰えるのか』それだけだったのです。

 考えてもみて下さい。私はそのフィリピン人に日本人夫の死亡を教えてやり、フィリピンまで来て財産分与に関して遺族の意思を伝えに来てあげたのです。勿論(もちろん)、日本人の遺族からも渡航費用などもらっておらず、無論(むろん)フィリピン人女性に遺産分割協議に関する情報提供の謝礼を請求した訳でもありません。  

このフィリピン人女性との会話から諸々のことが明らかになりました。この女性は過去6年以上も毎月7万円以上送金してもらっていたのです。そして、その送金が「メトロバンク(METRO BANK)東京支店」経由で、彼女のフィリピン国内のメトロバンク口座に振り込まれていたのです。加えて、女性は「産婆」の資格を取得するための専門学校の入学金や授業料も受け取っていたのです。

 事前の調査で、この女性が「産婆」の資格を取得するために学校に通っていたことは掴んでいました。しかし、この女性は私に「看護婦」の資格を取得したと嘘をつきました。フィリピン人らしく見栄を張ったのです。メトロバンクに関する送金の事実は後日、遺族からも確認が取れました。押し入れの中から夥(おびただ)しい送金控えが出てきたのです。

 フィリピン人女性は、日本人夫が死亡する前月あたりから送金がないので、毎日数十回も日本人夫の携帯に電話をしていたとも吐露しました。女性が質問する内容は夫が残した財産のことばかりでした。フィリピン人妻は、呆れたことに自分の夫が入院していた病院名や病名も知りませんでした。「癌」で亡くなられたのに、女は心臓病で入院していたとか出鱈目(でたらめ)なことを言い出しました。夫が小規模な会社を経営していたことも知らず、それがどんな職種の仕事であるかも知りませんでした。事実、夫がどんな仕事に就いているかなど興味などなく、どうでもよかったのです。お金を貰えればそれでよかったのです。

 このフィリピン人妻は亡くなられた日本人夫の最後の様子などを尋ねることもなく、亡き夫の話をしている間も涙を浮かべることすらありませんでした。更に、私が遺族から頼まれて日本からとりあえず相当まとまったお金を持って来たと勘違いして、母親や家族を連れて、航空機でマニラまで来ていたのです。

 私が、依頼人(遺族)の言葉を伝え終わり、ホテルのエントランスから出た直後、私の現地スタッフが私の耳元で囁きました。「あの女の愛人の元警察官がロビーにいました。携帯で宇波さんを盗撮していましたよ。」と、教えてくれました。

このフィリピン人女性の身元調査を実施したときに、私たちは同棲相手のフィリピン人男の顔写真を入手して調査の依頼主に渡していました。それで女の愛人であると確認できたのです。私の現地スタッフ二人がロビーにおり、私と離れた場所のソファーに座っていたのです。愛人の男はそれとは知らず、私を盗撮していたのです。この女の愛人も、恐らく、私が日本の遺族から頼まれて、当座の相当額の大金を持って来たのだと思い込んで女に付いて来たのだと思います。

 余談ですが、フィリピンの「産婆」の資格で日本国内で「産婆」の仕事はできません。現地では「看護婦」の国家試験とは違い、「産婆」には国家試験がありません。誰でも学科を履修すれば資格が取得できます。なにより、フィリピンで数年かけて日本で使えない「産婆」資格を取得しようとしたことは、最初から、結婚しても日本入国して夫と一緒に暮らす意思がなかったことを物語るものだと思います。

 私は既に(事例その1.19年間も会わずに送金し続けたコックさんのお話し)の中で「送金依存症」という言葉を使いましたが、「癌」で亡くなられたこの日本人の方も或る意味で、「送金依存症」に陥ったと思います。婚期を逃したり高齢で死別したり、家族とは疎遠。そんな時期に自分より若いフィリピン人女性に出会うと、そこに生きがいを求め、それに縋(すが)るようになるようです。

 加えて、男は単純細胞ですからフィリピン人女性の言葉を鵜呑みにして言われるまま何の疑いもなく、将来は介護してもらおうなどと期待して送金を続ける日本人の男も大勢いるようです。将来、介護してもらおうと目論んで年の離れたフィリピン人女性との結婚を望む高齢者も多いのですが、その殆どが悲惨な結果をたどっているようです。日々の口論や喧嘩で「鬱」状態に追い込まれた中年男性・高齢者も大勢います。

 既にお話ししましたが、遺族によれば、父親は意識朦朧として死ぬ直前まで「メトロバンク、メトロバンク」と、うわ言を繰り返していたそうです。自分の妻が現地でフィリピン人の男と何年も同棲していることも知らず、その病床で律義にも「メトロバンクから送金してやらなければ、送金してやらなければ」と、思い続けていたのです。悲しいというか、残念で哀れな物語です。

 このフィリピン人女性ですが、ご遺族の話に拠れば、それから間もなく日本人の男を仲介人に仕立てて日本人弁護士を雇い、夫の預貯金と土地建物(戸建を2軒所有)の50パーセントを渡せと請求してきたそうです。この事例のように、結婚後一度も日本に来ることもなく日本人夫との同居実態がなくても、法律的に妻であれば遺産の50パーセントは渡さなければならないのです。

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(事例3.騙されてフィリピン人のダメ男と二度結婚した日本人女性のお話し)

 北陸地方にお住まいのご夫婦でした。「娘がフィリピンに行き、向こうでフィリピン人の男と結婚しました。困り果てています。インターネットで出会ったのです。相手の男性ががどんな人物なのか調査して下さい。」そう依頼されました。ご両親は娘さんから、フィリピン人男性の「名前」と「誕生日」しか知らされていませんでした。

 この娘さんは、既にフィリピンに数回渡航し、『現地で婚姻届出する前に相手の家族にも面会していました。娘さんの日本人のご両親はこの男とインターネットのスカイプの画面上で顔は見たと話しておられました。

 依頼人であるご両親が不審に思ったのは、スカイプの画面で「結婚許可証」の申請用紙を見せて、「もう1回、申請をキャンセルしたり延期したら、自分はこちらの市役所のブラックリストに載せられる。」そう言い出して結婚を急がせたそうです。何よりパソコンのが画面上だけですが、その男は見るからにだらしない服装をしていたそうです。


(調査結果)


 このフィリピン人男性は現地で35歳のとき出生届出をしていました。インターネットの出会い系サイトに登録する少し前に(別名)で出生届出していました。現地での聞き込み調査で、勿論、本名も分かりました。案の定、この男は本名でフィリピン人女性と結婚しており二人の子とともに一家4人で生活しておりました。

 このフィリピン人の男は、日本人女性(依頼人の娘さん)に対して、自分の妻を「兄の嫁さん。」であると紹介して、「兄は数年前に失踪して、自分が一緒に住んで兄の嫁さんと二人の子供を世話している。」と、とんでもない嘘をついていたのです。私は、それらの証拠書類の公文書も添付して翻訳文も添付して依頼人にお渡ししました。  勿論(もちろん)、依頼者の娘さんはフィリピン人夫宅の近所に住んでいた親や兄弟姉妹にも紹介されて挨拶(あいさつ)していたのですが、相手の家族の誰一人「彼は結婚していて、奥さんがいて子供も二人いる。今も一緒に暮らしている」と、教えなかったのです。

 家族ぐるみで騙したのです。

 依頼者の娘さんはある程度英語が理解できたのですが、フィリピン人同士は都合が悪いことはタガログ語で話しますから、その家族が何を話しているのか分からなかったようです。調査の結果、このフィリピン人の男は定職に就いておらず、一日中近所を徘徊してブラブラしているような男でした。その男の住まいも写真に撮り、依頼者に提供しました。住まいはうらぶれて錆びたトタン屋根の家でした。その錆びたトタンが捲(めく)れて軒から垂れ下がり修繕もしないでほったらかしてありました。

 依頼者の娘さんとフィリピン人の男は、現地で二人で婚姻届出した訳ですが、調査の結果、婚姻届出した役所は男が生まれ育った住まいがある市役所ではなく、遥か遠く離れた別の市役所で「結婚許可証」を取得し、その市役所で「婚姻届出」しておりました。

このフィリピン人の男は、「自分の住居登録地がここの市内。」と嘘をついて、自宅から遠く離れた市役所で婚姻手続きをしたのです。理由は簡単です。地元の市役所で婚姻手続きをすると市役所内には顔見知りも当然いるでしょうから。近所の人がたまたま用事で市役所に来ていることもあるでしょう。見られるとまずいのです。要するに重婚がバレる可能性があったのです。

 依頼者の娘さん(以下、「Aさん」と言う。)は、フィリピンにも住民票があると思い込んでいたようです。フィリピンには「住民基本台帳法」のような法律はなく、住民票らしきものさえありません。


(編集後記)

 私は、フィリピンから調査報告書が届き、依頼者であるご両親に送付しました。その後、ご両親の要望で、改めて場所を設けてAさんを交えて今後の善後策を話し合いました。しかし、私はAさんと話をして違和感を感じたのです。普通であれば、騙されたと知れば怒り心頭に達し、相手の男性は許せないとなるのですが、逆に私への質問が、どうも調査報告書の内容を相手のフィリピン人の男に漏らし、かつ、相手のフィリピン人と打合せを済ませたような質問をしてきたのです。

 Aさんの立場としては、騙されていたのですから「直ぐに現地で裁判して結婚を解消したい。お願いします。」と、切り出すのに、Aさんは違いました。調査報告書を疑うような質問を続けました。

例えば、「彼の母親の前に彼を連れていって、この人は誰ですか。名前は何と言うのですかと確認したんですか?」そんな質問ばかり繰り返しました。身元調査は当然ながら相手に悟られないように密かに行動します。相手を母親の前に連れて行って、これば誰で何という名前ですか? などと質問できる訳がないのです。  話は変わります。後日、依頼者であるご両親からもう一度お会いしたいとの連絡がありました。お会いしたのですが、そこでAさんのご両親から打ち明けられた話を聞いて、私は仰天しました。

 実はAさんは以前にもフィリピン人と結婚していたのです。聞けば、日本国内でオーバースティ(不法残留)していたフィリピン人と結婚して子どもまで設けていたのです。在留資格のない外国人が日本人と結婚して、結婚後に入国管理局に出頭して残留資格を願い出る制度を「残留特別許可」と言います。

その前夫のフィリピン人は「残留特別許可」されて残留資格を取得する前後から、Aさんにさんざんお金を無心し、Aさん名義で新車を購入してローンを申し込ませたりして、Aさんは自己破産寸前まで追い詰められ、遂に協議離婚したそうです。それだけでなく、後日判明したのですが、そのフィリピン人夫にはフィリピン現地に妻がいたことも発覚したそうです。

 依頼者であるご両親にしてみれば、過去に一度、フィリピン人の男に痛い目にあわされているのに、またフィリピン人と結婚した。しかも今度の相手は身元調査の結果、妻子がいて、名前も変えて独身になりすまして娘と結婚している。以前と同じ結果になるのが目に見えている。是非とも何とかして欲しい。そう私に懇願したのです。

 私はご両親に「現地での婚姻解消の裁判費用を用立てて下さるなら、現地の弁護士を紹介します。私もお手伝いします。でも、お嬢さまが裁判を申し立てる意思があるかどうかが問題です。」と、申しあげました。それから暫くして、Aさんは婚姻解消を申し立てることを決意し、私と一緒にマニラに渡航したしました。現地に渡航する前に、私はAさんとフィリピン人夫の「出会いから結婚に至る経緯」そして「身元調査結果」をすべて英文に翻訳して現地の弁護士に送付しておきました。

 現地では、Aさんは通訳を交えて弁護士と打合せをして、「委任状」と「申立書」に署名して帰国しました。

 裁判は順調に進行する筈でした。ところが、それから1ヶ月も経過しない頃にAさんから私に電話がありました。「裁判を取り下げます。」との連絡でした。申立人本人が裁判を取り下げると言えば、これは取り下げるしかありません。実はAさんは、ご両親や私に内緒でずっとフィリピン人夫と連絡をとり続けていたのです。電話に出たりすると相手のペースに巻き込まれるから絶対に電話が来ても無視するようにと厳重に注意していたのですが。「夫はそんな裁判のやり方は変だ。インチキだと申しています。ですから取り下げます。お支払いした裁判費用はどうなりますか?」そんな連絡でした。

 私は直ちに依頼人であり裁判費用を拠出してくださったAさんのご両親に電話をしました。事態をご存じかとお尋ねしたところ「まったく、寝耳に水です。」と、震えるような声でお話になりました。その後、ご両親はAさんを説得したらしいのですが、Aさんは頑として親の言葉に耳を貸しませんでした。「彼を日本に呼んで一緒に暮らす。」と言い切ったそうです。

 そう言えば、前兆と言うか思い当たる節(ふし)がありました。現地でフィリピン人の弁護士と打合せをしていたとき、弁護士はAさんにもう相手と連絡は取らないようにと釘をさしました。そのときAさんは「彼からメールが来たら見ることはいいですか?」と、質問したのです。

私はそのとき裁判を申し立てるというのに何故そんな質問をするのか?若しかして未練があるのではないか? そう感じたのです。そのAさんの言葉を聞いたとき、私は「絶対にメールなど開かず、無視して下さい!」と厳重に注意していたのです。  しかし、Aさんはフィリピン人の夫と連絡を続け、Aさんは婚姻解消の裁判を申し立てたことを自らバラしていたのです。重婚はフィリピンでは刑事罰の実刑(禁錮刑)ですから、相手は必死にAさんに裁判の取り下げを懇願したに違いありません。

 前述の如く、Aさんは過去に不法残留していたフィリピン人男と結婚し、痛い目にあわされて自己破産寸前まで追い込まれて、子を引き取って離婚していました。しかし、それから数年後、またフィリピン人と交際を始めたのです。繰り返しますが、当事務所の「身元調査・生活実態調査」の結果、その男には妻子があり、別名を名乗っている事実を突き止めました。

 そして、ご両親を交えて婚姻解消の裁判を申し立てることを決めました。本人もフィリピンに渡航して弁護士が作成した委任状や申立書に署名までしたのに、裁判を取り下げて、更にそのフィリピン人の男性(夫)を日本に呼んで一緒に住むことを決めたのです。

 実は、このような日本人女性は多いのです。過去にフィリピン人の男に騙されて随分とお金を使わされ取られて酷い目にあわされたにも拘わらず、数年経過すると再度フィリピン人の男と付き合い始める女性が意外と多いのです。「今度の彼は大丈夫!」これを喉元過ぎれば熱さをなんとか・・・と、申します。

 私の経験から申しあげます。フィリピン人との結婚を家族に猛反対されると、日本人の男性も家族や周囲の言葉に耳を貸そうとはしません。ですが、男性の場合は思い留まる事例が屡々(しばしば)あります。しかし、女性が思い留まることは滅多にないのです。

 フィリピン人の男は不愛想な日本の男と違い(最初だけですが)優しいのです。日本人女性が舞い上がるような言葉を語ります。不謹慎な表現ですがお許し下さい。優しくされてベッドの中で英語で甘い言葉で囁(ささや)かれた日本人女性は一溜りもないようです。日本人女性は、そんな楽しい嬉しいことが頭から離れず、幸せを夢想し続けて、結婚に突き走るようです。これは私見ではありません。或る日本人女性から告白された実話です。

 フィリピン人の男に騙される日本人女性の特徴として、少し英語(英会話)が理解できるという共通点があります。人前で、外国人と二人並んで街中を英語で話しながら歩いて、周囲から「かっこいい」と見られたいような見栄もあるようです。
 それから「彼を現在の貧困生活から救ってあげたい」「私と結婚して日本で働けば高収入になる」「救ってあげられるのは私だけ」「彼はきっと感謝する」そんな自惚れた上から目線の勘違い使命感を抱いて結婚する日本人女性も多いと感じています。

 フィリピン人の男が日本に入国しても、殆どの場合、単純労働(飲食店従業員、清掃員、日雇い工場作業員)のような仕事にしか就けません。日本語も満足に話せず、漢字も読めない、電話の対応もできない外国人を誰が雇用してくれるでしょう。この不景気風の吹く中、日本人ですら就職が難しい現実を認識していれば、フィリピン人との結婚を夢見るというのはいかがなものでしょう。

 別の事案ですが、2012年晩秋。或るご両親から頼まれて、ご両親とフィリピン人男性と結婚したいと希望する「お娘さん」の四人で或る駅前のホテルの喫茶室でお会いして話を伺いました。私はフィリピン人男性の言動に疑問点や不審点を感じたので、結婚したいというフィリピン人男性の身元調査をすすめたのですが、そのお嬢さんから「彼の心の中までは調査できないでしょう!」と、反論されました。私もバカバカしいので、それ以上話しても時間の無駄だと思い、さっさと退散」した次第です。このような女性が実に多いのです。


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(事例4.結婚後、夫の知らない間に3人の子を産んでいたフィリピン人妻のお話し)

 九州からの電話相談でした。お声から察して60歳くらいの女性でした。息子さんが現地でフィリピン人女性と結婚してもう7年経過するのに、フィリピンの嫁が、なんだかんだと理由を付けて、いっこうに日本に来る様子がない。以下は電話いただいたお母さまの話です。

 息子はずっと結婚する以前から毎月送金し続けています。最近は、毎月6万円送金しています。息子の嫁は、以前は日本のフィリピンパブで働いておりました。フィリピンに帰ってから暫くして、息子に「妊娠していた。」と電話をかけてきました。息子は慌ててパスポートを取得してフィリピンに渡航して向こうで結婚しました。そして、帰国後に市役所の戸籍課にも婚姻届出をして戸籍謄本にも結婚が記載されました。

 不可解なことに、生まれた子を実子として日本の戸籍に入籍するから、その子の「出生証明書」を送れと言っているのに、もう何年間も送ってこないんです。はじめは、その理由が「男」と「女」の性別を間違えて届出した。訂正しようとしたが、手続きが面倒で一端、届出を取り下げた。今度は簡単に二度目の出生届出が受理されない。最近では、裁判所の命令がないと出生届出できないと言い始めました。こんな言訳めいたことを何年も言い続けています。息子は嫁の言うことを信じて今も毎月送金しています。嫁や子どもに会うために、2年に1度くらいはフィリピンを訪れています。

 ときどきフィリピンからは子どもの写真が送られてきます。子供の誕生日が近づくと必ず電話がかかって来て、息子は誕生日プレゼントを送っています。  「調査を依頼したいのですが、資料としては息子の戸籍謄本しかありません。戸籍謄本にフィリピン人妻の氏名が書かれています。息子の嫁があちらでどんな暮らしをしているのか、生まれた子はもう小学生のはずですが、どうなっているか調査していただけないでしょうか?」このような依頼でした。

 私が依頼者である息子さんのお母さまに「フィリピン人のお嫁さんの住所とかわかりますか? お嫁さんの写真はお持ちですか?」そう尋ねると、息子さんは別に家を借りて暮らしており、息子の戸籍謄本の他に資料はありません。フィリピン人の嫁のことについて、いろいろ尋ねても何も教えてくれないとのことでした。

実は、結婚話が出たときに家族が大反対したために、それ以来、相手のフィリピン人の女性については何も語らなくなったとのことでした。実際、このような男性は多いのです。家族が結婚に反対した途端に、相手のフィリピン人女性について黙して語らなくなり口を噤(つぐ)む日本人男性が多いのです。


(調査結果)

 1ヶ月間の調査の結果、唖然(あぜん)とするような事実が判明しました。まず、帰国後に産んだとされる子ですが、子の出生届出は生まれた直後に地元の市役所に提出されていたのです。そして、その出生証明書には子の出生から4年後にフィリピン人の男が認知したことが記載されていました。当該のフィリピン人女性が日本から出国してから出産日までを計算すると、女性はフィリピンに帰国してから265日目に子を産んでいました。女性は生まれた子がフィリピン人男の子であることを初めから知っていた筈なのです。

 「興行(タレント)」の在留資格で就労していたフィリピン人女性は、このように帰国後に、関係した日本人男性に「あなたの子を妊娠していた。」と電話をかけて、通院費や出産費用そして毎月の養育費・生活費を要求し、それだけでなく結婚を迫ることがあります。身に覚えのある日本人男性は、慌ててフィリピンに渡航して結婚したり、毎月送金を始める例が数多くあります。酷いケースでは、子が生まれて数年経過してから「あなたの子を産んで育てている。」と、電話してくる女もいます。

 調査の結果、このフィリピン人妻は、想像した通り子を認知したフィリピン人男と同棲していました。しかも、その女性がタレントとして日本で働く以前から、ずっと一緒に暮らしていたのです。近所の人達の証言から分かりました。更に、驚くべき事実が明るみに出ました。なんと、このフィリピン人妻は、日本人と結婚した後に、同棲しているフィリピン人男の子どもを3人も産んでいたのです。フィリピン人の男は無職でした。つまり、フィリピン人親子6人は日本からの送金で暮らしていたのです。

 皆様は不思議に思われるでしょう。『依頼者の息子さん(日本人夫)は、ときどきフィリピンを訪れていたはずだ。3人も子を産んでいたのが分からなかったとは?』と。そこがフィリピン人の狡猾で上手なところです。恐らく、妊娠してお腹が大きく目立つときは、病気だとか怪我をしたとか、なんだかんだと言い訳してフィリピンに来させないようにしたのでしょう。

事実、後日この日本人夫に尋ねたところ、フィリピンを訪れたとき宿泊先のホテルにメッセージが届いており、そこには「親戚に不幸があり、葬儀でレイテ島に行かねばならないから会えない。」と書かれており、夜中になって「レイテにいる。」との電話をかけてきたそうです。

 この日本人夫の依頼者の息子さんですが、初めは私の事務所の調査報告書を信用しませんでしたが、調査で撮影した数十枚の写真を提示するとガックリした様子で、調査報告書が正しい事実であると認めたとのことです。その写真の中には、自分の妻とフィリピン人男が並んで子供たちを抱いている写真なども数枚ありました。また、自分の子だと思っていた子の横に並んで双子かと思うような瓜(うり)二つの子がもう一人写っていたからです。

 この親子6人の所在地ですが、日本人の夫に教えていたとは別の市内の実父の家に住んでいました。昔のように家の固定電話であれば、相手の所在も分かり転居したことも確認できるのですが、携帯電話では実際に調査しなければ本当の居住地は分かりません。調査報告書が届いてから1ヵ月後に、私はこの依頼者の息子さんと一緒にフィリピンに渡航しました。渡航目的は、現地の裁判所に婚姻無効・婚姻解消の申し立てるためです。現地で通訳を交えて、フィリピン人弁護士と打合せををして、「委任状」と裁判所に提出する「申立書」に署名して帰国しました。


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(番外編 1. 裁判費用を騙し取られてもなお送金し続ける男のお話し)

 2005年頃からブームになりましたが、インターネットの婚活(出会い系)サイトで知り合い、日本人男性がフィリピンに渡航して結婚するケースが増えています。以前は、比較的若い20代30代の日本人男性が大勢でしたが、最近は、40代50代60代の男性が激増しているようです。

 婚活サイトに登録しているフィリピン人女性も、以前は20代が多数でしたが、このところ30代40代の女性が急増しています。しかも、特徴的なのは過去に日本で「興行」在留資格(ダンサーなど)で就労していて日本語が話せるフィリピン人女性が増えているのです。その多くが自称「シングルマザー」であり、自称「離婚経験者」です。次の事例は、こんな婚活動サイトで知り合い、マニラで結婚届出し、更に日本の役所にも婚姻届出した男性のケースです。

 近畿地方に居住する50歳前後の男性でした。それまでずっと独身を通していましたが、婚活サイトで自称「シングルマザー」のフィリピン人女性を見つけて、何度かメールを交換した後、写真を交換し、国際電話で話をするようになり、2度目のフィリピン国訪問で「結婚許可証」を申請して、3度目の訪問で現地で結婚したのです。

結婚後、広島入国管理局から「在留資格認定証明書」が交付されたのですが、在マニラ日本大使館がビザ(査証)発給を拒否したのです。拒否理由はフィリピン人妻の「重婚」でした。在マニラ日本大使館は、原則、ビザの申請人に拒否理由を説明しません。日本人夫の問い合わせには、漠然と「重婚」を仄めかすことがあります。

 この日本人男性(以下、「Aさん」と言う。)は、フィリピン人女性と知り合い、最初の渡航で男女の関係になり、その後に女性から「実は、フィリピン人の夫がいる。」「別居しているが、裁判で離婚(婚姻解消「通称、アナルメント」)の手続きをしないとあなたと結婚できない。」と打ち明けられ、Aさんはどうしても結婚したいので、裁判費用と弁護士費用とで併せて40万円を送金したそうです。すると、女性からは4ヵ月ほどして裁判が結審したとの連絡があり、それでAさんはマニラに渡航して現地で結婚したのです。参考までに申しあげますと、通常、現地の裁判離婚(婚姻解消)は3ヶ月や4ヵ月では終わりません。

 ところが、在マニラ日本大使館で査証発給拒否されると、女性は一転して「裁判は終わったけど、弁護士が判決を役所に提出するのを忘れていたので、フィリピン人夫との結婚が未だ解消されていない。」そうAさんに説明して、Aさんが「直ぐに役所に提出するように。」と指示すると、女性は今度は「弁護士が判決後に直ぐに死んだ。」と言い出したのです。

 私に言わせれば、女の言うことは全部「嘘」です。最初からアナルメント裁判などやっていないのです。このフィリピン人女は40万円を騙し取ったのです。それから、毎月送金してもらうのが目的なのです。第一、裁判が結審して直ぐにフィリピン弁護士が死んで役所に届出できなかったなんて考えられません。フィリピン人は嘘とわかる嘘を平然と言います。

 私が想像した通り、案の定、Aさんは弁護士にも会わずに、フィリピン人女性にお金を渡しただけでした。Aさんはアナルメント(婚姻解消)の「判決文」は勿論のこと裁判を提起したさいの「申立書」のコピーすら見ておりませんでした。それどころか弁護士の名刺も貰っておらず、40万円の領収書も見ておりませんでした。

 在マニラ日本大使館で査証発給拒否されてから、Aさんは、広島入国管理局に2度目の「在留資格認定証明書交付申請」をしたそうですが、今度は入国管理局から不交付通知(不許可通知書)が届いたのです。Aさんの説明では、重婚状態にあるので、2度目の申請ではフィリピン人夫の「死亡証明書」を偽造して入国管理局にで提出したとのことです。が、それでも在留資格認定証明書不交付通知が届いたのです。当然です。入国管理局を甘く見てはいけません。入国管理局にしてみれば、重婚がバレたので、今度はフィリピン人夫を死んだことにしてきた。悪質だ。そう審査したに違いありません。

 私は、Aさんにフィリピン人女性の嘘を幾つも指摘して、身元調査と生活実態調査をアドバイスしたのですが、Aさんは全く聞く耳を持ちませんでした。それどころか、女性が「もう一度、現地で、ちゃんとした弁護士に頼んでフィリピン人夫との婚姻解消裁判をしたい。」と言い出したと言うのです。つまり、もう一度、裁判費用を送金して欲しいと言っているのと同じです。Aさんも私に「是非、そうしたいのでまともな弁護士を紹介して欲しい。」と懇願しました。

 私は、「変ですね。もう婚姻無効の裁判は判決を貰っているのですから、この判決を現地の役所に届け出るだけでよいのでは? どうしてまた裁判する必要があるのですか?」そう問い質すと、Aさんは次のように答えました。

「妻が判決文を持って役所の窓口(NSO、国勢調査統計局)に提出に行ったら、役所でこの判決文はにせ物だと言われたそうです。」 

Aさんは、ここでも、またまた嘘をつかれてそれを鵜呑みにしたのです。実は、NSOに直に婚姻解消の判決文を持ち込んで結婚解消の登記をすることはできないのです。Aさんが何も知らないことをいいことに嘘をついて騙したのです。私は、そのこともAさんに説明したのですが・・・。

 普通であれば、「そうかオレはまた騙された。お金も取られた。こんなに嘘ばかりつく女とは離婚しないと、将来えらいことになる。」と考えるのですが、Aさんは違うのです。騙される日本人男性の典型的な性格の人でした。

フィリピン人夫の「死亡証明書」を偽造して入国管理局に提出しようと女が言い始めたとき、「この女は危険だ。」と、察知すべきだったのです。ところが、Aさんはそのような不法行為(公文書偽造)に加担して、法務省入国管理局に偽造文書を提出したのです。

 フィリピン人女性と接した、婚期を逸した男性や死別した高齢者に特に顕著に見られる傾向です。私は、何度も何度も見てきました。

 もう過去の話です。空港での上陸時の指紋検査が実施される前です。退去強制処分(強制送還)されたフィリピン人女性が名前を変えて、不法滞在中に知り合った日本人と現地で結婚し、別人に成りすまして日本人の妻として日本に入国して来る事例は、数え切れないほどありました。

日本人夫も、結婚相手が偽名を使っていると知りながら、その事実を隠して「フィリピンを観光していたとき初めて出会いました。」「知人の紹介で現地で初めて会いました。」などと、入国管理局に虚偽申請して入国させて一緒に暮らすという事例は数え切れないほどありました。

 一度、不法行為に加担すると、何度も不法行為に巻き込まれます。例えば、妻として入国した後、「フィリピンから妹や弟を親族訪問で呼びたいけど、身元保証人になって欲しい。」と言われ、いざ兄弟姉妹が入国すると、スナックや工場で不法就労を始めます。日本人夫はそれを止めることもしません。そしてビザの在留期限が到来しても帰国せず、不法残留(オーバーステイ)して捕まるまで不法就労します。あるいは、不法残留しながら、結婚相手となる日本人を物色して、結婚してビザを取得しようと目論見ます。このようなことを黙認している日本人夫が実に多いのです。

 このAさんを含めて、日本人は現地の法律や婚姻手続きの法律に疎いのです。当然ですが、そのためフィリピン人の言い分を鵜呑みにするしかないのです。聞けば、Aさんは結婚を決意したときから、もう2年近く毎月のように送金していました。

 Aさんは、私の忠告も聞かず、どこかの業者に現地のフィリピン弁護士を紹介してもらい、きっとまたフィリピン人妻とフィリピン人夫との婚姻解消(アナルメント)裁判を始めるでしょう。そして、裁判費用・弁護士費用を支払い、更に裁判中もずっと毎月のように送金し続けると思います。まったく相手の思う壺なのです。Aさんは、それを認識できないのです。

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(番外編 2. マリキナ市の現地邦人事件簿 だまされ怒り爆発 )

だまされ怒り爆発

 日本人男性(56)=本籍・福岡県=が別れたフィリピン人妻(35)の親類らを銃撃し、1人が死亡、5人が重傷を負った事件で、容疑者の日本人男性は7月24日、犯行の動機について、過去5年間で約300万ペソを元妻やその親類、友人らに使い込まれ「だまされたという怒りが爆発した」と語った。

 日本人男性によると、フィリピン・パブで比人妻と出会い、2007年に日本国内で結婚した。比で長男(7)と長女(6)が生まれ、自身の両親や別れた日本人妻らとの関係も良くなかったため、比への移住を決意した。日本の家や資産はすべて売り払い、全財産を比移住のために準備した。日本へ戻る意思はなかったという。

 移住する1年前から、比での収入源として、タクシー用の乗用車を買うための資金や、故障したという乗用車のエンジンの新規購入資金などを妻に送金し、妻の弟に仕事を手伝わせていた。ルソン地方リサール州アンティポロ市にある家の購入資金も送金した。

 しかし、2008年に移住してみると、弟が買ったという新しいエンジンはなく、乗用車は売られていた。アンティポロ市の家も妻が売り払っていた。車も家も妻名義。男性が送金した現金は「妻や親類が勝手に使い込んでいた」という。

 現金の使い道などをめぐり、移住直後から妻との口論が絶えなくなり、08年に離婚。男性はマリキナ市内の賃貸アパートで比人の友人らと一緒に暮らすようになった。

 比での定収がなかったため、日本から持参した現金を元手に比人の友人らとタクシー業、駐車場経営などを試みた。銃撃で負傷した5人のうち、マリキナ市で撃たれた比人男性(42)とリサール州サンマテオ町で撃たれた比人男性(43)とは、3人で魚の仲卸業を始める計画だった。魚の運搬用の乗用車の購入費、事業立ち上げ資金を比人男性2人に渡した。しかし、いつまでたっても事業は始まらない。その後、サンマテオ町の男性の妻(42)が渡した資金を使ってしまったことが分かった。

 比人男性2人とその妻の計3人は、22日夜、日本人男性に銃撃され、重傷を負った。

 マリキナ市で銃撃された比人女性(56)については、女性の娘婿と乗用車の売買をめぐりトラブルがあったという。

 比人妻の親類や友人らには、これらのほかに日々の生活費として頻繁に現金を貸していたが、返済されなかった。家賃を支払う余裕もなくなったため、借金返済を迫ると「金はない」と言われた。

 犯行に使った9ミリ拳銃は、1年半前、子供が病気で入院し、治療費を工面するため銃を買ってくれと友人に頼まれ、2万ペソで買った。

「だまされた。いつも、大丈夫だから、大丈夫だからと言われながら(それを信じて)ばかにされた。5年間ずっとたまっていた怒りが突然、爆発した」という。

 22日夜、犯行現場のマリキナ市コンセプシオン・ウノのメリット通りで、義弟に「偶然会った」。比人妻との間にできた子供2人はどこかと聞くと、「生意気な態度で『知らない』と繰り返された。怒りがこみ上げてきた」(日本人男性)。

 犯行中は頭が混乱し、自制できない状態だった、とも話した。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~v-o-t/philippin1-jiturei4.htm


25. 中川隆[2443] koaQ7Jey 2016年5月13日 08:04:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[2693]

マニラで山梨の男性を殺害した疑い 4人逮捕
https://www.youtube.com/watch?v=Ol5lanK_boA

2016-05-13
なぜフィリピンで保険金殺人が多いか考えたことがあるか?

2014年10月18日深夜、フィリピンのマニラ首都圏ラスピニャス市の路上で、32歳の日本人が射殺された事件があった。

殺されたのは山梨県韮崎市で整骨院を経営する鳥羽信介氏で、タクシーの後部座席に乗っているとき、背後からやってきたバイクの男に銃撃されて死亡した。

実はこのとき一緒に乗っていた男がいた。この男の名前は菊池正幸と言った。殺された鳥羽信介氏は、このタクシーに乗る前に何人かの日本人と会食をして、その後に菊池正幸と一緒にタクシーに乗っていた。

その途上、菊池正幸は「トイレに行きたい」と言い出して車を途中で止めたのだが、菊池正幸が車から出た後に銃撃があって鳥羽信介だけが死ぬことになった。菊池正幸は銃撃があった後に現場から立ち去っていなくなっていた。

奇妙な事件だったが、鳥羽信介は強盗に殺されたのではなく、フィリピンに巣食う怪しい日本人に取り込まれていたというのは薄々と感じ取られた。

何があったのかは2015年3月に、その一端が明らかになった。日本に戻っていた菊池正幸が山梨県警に出頭し、「保険金目当ての殺害計画が存在した」と洗いざらい語ったのである。

殺された鳥羽信介は、本人が知らない間に複数の企業から保険金がかけられていた。

知り合いの得体の知れない話にのった鳥羽信介

かけられた保険は海外旅行保険である。その保険金の受取人になったのは、中村達也という男が経営する会社だった。鳥羽信介が「仕事」でフィリピンに来ていたときに、行動を共にしたのがこの中村達也という男だった。

鳥羽信介は山梨県韮崎市で接骨院を経営していたが、この接骨院に患者としてやってきた男がいた。それが岩間俊彦だ。

鳥羽信介はこの岩間俊彦と次第に親しく付き合うようになって、やがて儲け話を持ちかけられたという。

持ちかけられたのは「水を販売する事業の販路拡大」という得体の知れないものだった。この「仕事」の話には複数の日本人が関わったのだが、この日本人とは、久保田正一、菊池正幸、そして中村達也だった。

つまり、岩間俊彦という男が考えた儲け話に鳥羽信介含めた4人の男が乗ったということになる。そして、鳥羽信介は数百万を出資したのだが、それからこの話は進まなくなり、うやむやになっていったようだ。

鳥羽信介はここでおかしいと気付くべきだったが、すでに金を賭けている関係上、さらに深入りして怪しい男たちとフィリピンに向かった。

そして、2014年10月18日深夜に銃撃されてしまったのである。

しかし、鳥羽信介は即死ではなかった。病院では死ぬ前にしきりとひとりの男の名前を言っていた。それが「岩間俊彦」だった。黒幕は岩間俊彦だと死ぬ前に言っていたのである。

ところが、この事件の全容はなかなか解明しなかった。鳥羽信介を殺したのがプロの殺し屋で足が辿れない上に、殺されたのが日本人でフィリピン警察にはその背後関係を洗うのに苦心していたようだ。

そんなところに、2015年3月になって菊池正幸が山梨県警に出頭し、「保険金目当ての殺害計画が存在した」とぶちまけたので事件のおおよその全貌が見えてきた。


殺された鳥羽信介氏。胡散臭いビジネスを持ちかけられ、それに乗ってしまって最悪の結果を招いてしまった。


なぜフィリピンで保険金殺人が多いのかを知れ

岩間俊彦という男が、儲け話を鳥羽信介に持ちかけて出資金を詐取した。鳥羽信介がうやむやになっていく話に業を煮やして岩間俊彦に詰め寄るようになった。

そこで、岩間俊彦は今度は鳥羽信介をフィリピンにおびき寄せて殺すことにしたのだが、ただで殺しても金にならないので旅行保険をかけて殺すことにした。

それが事件のあらましだったのだろう。

しかし、旅行保険の受取人を自分にしたら自分が逮捕されるに決まっているので、受け取りを中村達也という男にした。岩間俊彦はこの男も儲け話で釣っていたようだ。

1億円に及ぶ海外旅行保険の受取人になった中村達也だが、当然のことながら中村達也が容疑者として警察に疑われる。

自分が犯人にされると思って焦った中村達也は話し合いを持ちにフィリピンに向かったようだ。ところが今度は、その中村達也が2015年9月1日の早朝にラスピニャス市の路上で撃ち殺されているのが発見された。

鳥羽信介が殺されたのもラスピニャス市、中村達也が殺されたのもラスピニャス市。中村達也が殺される前に会っていたのは久保田正一というフィリピン在住12年になる男である。

この男は岩間俊彦の高校の同級生で、元妻がスパン・ピンゴル・サリーというフィリピン女性だった。

そのため、鳥羽信介と中村達也を殺したプロの殺人者を現地で手配して、実際に殺害を実行させたのが久保田正一とスパン・ピンゴル・サリーであると見られている。

こうした事件の中で、山梨県警は証拠と裏付けを取るために動いていたが、2016年5月11日、やっと岩間俊彦、菊池正幸、久保田正一、スパン・ピンゴル・サリーを逮捕する方針を固めたようだ。


胡散臭い儲け話、保険金殺人、殺し屋……。

いかにもフィリピンを舞台にした殺人事件に相応しいお膳立てになっているのが分かるはずだ。ところで、なぜフィリピンで保険金殺人が多いか考えたことがあるだろうか。

それは言うまでもない。殺し屋が安く簡単に雇えて「殺しやすい」からである。

事件に関わった男たち。胡散臭い儲け話、保険金殺人、殺し屋……。いかにもフィリピンを舞台にした殺人事件に相応しいお膳立てになっているのが分かるはずだ。


胡散臭い人間が持ちかけるビジネスの結末はひとつ

胡散臭い儲け話は、たまたま知り合って意気投合した人間から、降って湧いたように持ちかけられる。

鳥羽信介氏が持ちかけられた「水を販売する事業」は、実は東南アジアや台湾を含めた儲け話としてしばしば話題にのぼるものである。他にもタイやマレーシアでは「うなぎの稚魚の輸出」だとか「エビの養殖」が絡むことも多い。

「絶対儲かるから出資しないか?」というのが殺し文句だ。

東南アジアに沈没していたら、このような話以外にも「パスポートを転売しないか?」という話を持ちかけられたりすることもある。私も歓楽街パッポンの女性にそういった話を持ちかけられたことがあった。

あと、パタヤでは「ルビーを日本人に売りつけたいのだが、一緒に組まないか」とバーのレディーボーイに言われたこともあった。ルビーはもちろん偽物だったはずだ。

フィリピンでは「M資金」や「マル福金貨」にまつわる詐欺もある。

(あなたが「マル福金貨」を見つけたなら、10億円が手に入る)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120409T2320190900.html

インドでは売春宿のオーナーに「旅行している日本女性を連れて来てくれないか。謝礼は出す」と言われて人身売買を持ちかけられたこともある。

(「日本の女を売ってくれ」人身売買することを薦められた日)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20120525T1737450900.html

ドラッグの転売や密輸もよくある話で、こういったのに手を出して自殺したのがインドネシアで自殺した森田裕貴だった。

(森田裕貴。ドラッグで禁固19年の刑、獄中で首を吊って自殺)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20151029T0433360900.html

密輸と言えば、変わったところでは希少種の小動物を密輸するというものもある。

(トカゲや猿を10匹売れば、1年は遊んで暮らせる金額になる)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20121110T2106570900.html


「外こもりしていてもFXで儲けたら遊んで暮らせる」と言ってタイで資金運用を任され、失敗して殺されたのは棚橋貴秀という男だった。


(タイ邦人殺人の顛末。殺された棚橋貴秀氏、そして森宏年と浦上剛志)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20110612T1837000900.html


アンダーグラウンドに巣食っていたら、いろんな人間がいろんなパターンであれこれ儲け話を持ってくる。

こうした儲け話はその多くがリスクを伴うものであり、しかも「まず最初に自分が出資しなければならない」ところにワナがある。

胡散臭い人間が持ちかけるビジネスに乗って、誠実な結果が返ってくるはずがない。関わったら結果はひとつ、それは自分の破滅である。下手すれば自分の命が飛ぶ。

あなたは、大丈夫だろうか?
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20160513T0237450900.html


26. 中川隆[2807] koaQ7Jey 2016年6月09日 07:45:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3084]

「仕事を辞めてカンボジア移住だ!」日本人は何万円で生活できる?格差で選ぶ家計簿3パターン

2015年7月7日 路地ウラ景気ウォッチャー

アジアのローカル景気やおカネ事情を調査する『路地ウラ景気ウォッチャー』。

今回はカンボジア・プノンペンで日本人が暮らす場合の生活費をシミュレーションしてみました。あなたは何万円コース?(取材・文 / げん 改め けん)
http://www.mag2.com/p/money/4104

【 取材時の為替レート: 1USドル = 約4,100カンボジアリエル = 約122円 】
※カンボジアではUSドルが広く通用しています

日本人がカンボジアに移住したら生活費は何万円?

皆さんチョムリアプ スーア(こんにちは)!
路地ウラ景気ウォッチャー・カンボジア担当の「げん 改め けん」でございます。

今回のお題はカンボジアの生活費。日本人がプノンペンに移住して生活する場合、毎月どれぐらいの予算があれば、どんな暮らしができるのか?

単身者を例に、「中流派」「倹約派」「リッチ派」3パターンの家計簿をご紹介したいと思います。

カンボジアといえば「東南アジアの最貧国のひとつ」とされている国なので、生活費もさぞかし安いんだろうと思われがちです。

僕自身もこちらに来る以前は、現地の人の月収が100ドル(約1.2万円)程度と聞いて「じゃあ月に200ドル(約2.5万円)もあれば十分生活できるんじゃない?」と思っていました。

確かに月に200ドルでも生活はできるんでしょうが……多くの日本人にとって、かなりストレスの溜まる毎日になると思います。あとで詳しく説明しますが、住んでみないとわからないことがたくさんあります。

実際には、カンボジアに在住している日本人の生活費は本当にピンキリ。月に400ドル(約4.9万円)程度で生活している「倹約派」の人もいれば、優雅な生活をして月に2,000ドル(約25万円)以上も使っているような「リッチ派」の人もいます。

こちらのお洒落なバーはビール1杯5ドル。ローカルならピッチャーで2ドル。カンボジアの価格はピンキリ!


この2つの層は、どちらも意図的にお金を使ったり使わなかったりしている節があり、それぞれ、日本では味わえない良さや楽しみのある暮らしと言えるでしょう。そのあたりは後ほどお話するとして、まずは多くの方が当てはまりそうな「中流派」の暮らしぶりから見ていきましょう!
http://www.mag2.com/p/money/4104

月700ドル!在住日本人に一番多い「中流派」の暮らしぶりは?
http://www.mag2.com/p/money/4104/2


プノンペン在住日本人に一番多い「中流派」の暮らしをひとことで言えば、「適度に現地化しながら日本人感覚を取り入れた生活」といったところでしょうか。

ここでは月700ドル(約8.5万円)の生活をモデルにご案内します。

まずは家賃。アンコールホームさんに300ドル前後の物件(在住の方が多く住んでいる家賃帯)のご紹介をお願いしたところ、こんな物件を教えて頂きました。

最近人気のエリア、ロシアンマーケット付近の1ベッドルームの綺麗なお部屋

キッチンは共同になるが綺麗。部屋にはホットシャワー付き


これで家賃は250ドル(約3万円)とのことですから、なかなかの優良物件ですよね!ちなみにアンコールホームさんは良心的な物件情報を数多く持ってらっしゃるのでおすすめです。

さて。このお家をベースに、毎月のおおよその生活費を700ドルで当てはめてみたのが下の家計簿です。

月700ドルで生活するおおよその内訳(参考)


食費に関しては若い人なら朝食を抜いたり軽目に済ます方も多いので、もう少し安く済むかもしれませんね。どちらにせよ食費に250ドル見ておけば、高い店でなければ最低週に2回は日本食など好きな物を食べられると思います。

エンゲル係数が高めですが、日本と比べ娯楽の少ないカンボジアでは、食べることは大きな楽しみのひとつ!楽しい食事はストレス解消にもなりますし、健康を維持するためにも食費はしっかり確保します。

移動費はバイクを買って(安い中古の物なら300ドル程度で買えます)自分で運転する想定で試算を出していますが、トゥクトゥクを利用するなら、1回2ドル×利用回数はかかるので、もっと出費が増えるかもしれません。

石けんに限らず日本や欧米製の物は割高。カンボジア・タイ・ベトナム製品は比較的安く買える


その他の費用で110ドルみていますが、生活をしていると洗剤やシャンプーなど日用品の出費もあります。なのでそれほど贅沢はできない金額ですが、上手にやりくりすれば、ある程度は好きな物も買える、そんな暮らしです
http://www.mag2.com/p/money/4104/2


「倹約派」なら月400ドルも可能!目標を持って割り切れば楽しいゾ
http://www.mag2.com/p/money/4104/3


「倹約派」の生活を例えるなら「無理のない範囲で可能な限りの現地化に挑む、異国の挑戦者!」といったところでしょうか。

ここでは月400ドル(約4.9万円)の生活をモデルにご案内します。

まずは家賃。こちらもアンコールホームさんに「日本人にオススメできる、なるべく安い物件」のご紹介をお願いしたところ、こちらの月150ドル(約1.8万円)の物件をご紹介頂きました。

外国人にも人気のBBK3エリアの1ベッドルーム、狭いかわりに安く窓もある


トイレ・シャワー・洗面が一箇所になっているのは、カンボジアではよくあるスタイル

このお家をベースに、毎月のおおよその生活費を400ドルで当てはめてみたのが下の家計簿です。

月400ドルで生活するおおよその内訳(参考)

食費に関しては全てローカルで、朝は屋台で1ドル、昼と晩は食堂で2ドルで計算しています。

携帯はガラケーで通話のみにしていますが、家のネットは必要だろうということで12ドル計上しました。

その他の費用を33ドルしかみていませんので、この通りの内訳でお金を使うと生活必需品以外はほとんどお金を使えなさそうです。

とはいえ、ちゃんと個室に住み、なおかつ三食しっかり食べて400ドルで生活できるということは、月にそれ以上稼げれば「カンボジアで夢や目標を追い続けることができる」とも言えますよね!

しかも今回は家賃150ドルで試算しましたが、探せばもっと安い物件もありますし、シェアハウスなどで更に家賃を下げることだって可能です。

よくよく考えてみれば、月に400ドル稼ぐ人はカンボジア人ならかなり稼いでいる部類に入ります。

身近にお手本となる生活をするカンボジア人がたくさんいるわけですから、彼らを見習いできる限りそれに近づければ、ちゃんと楽しい生活ができますよ。彼らはお金を使わない遊び方をたくさん知っていますからね!

ハングリーさが足りないと揶揄されることが多い日本人にとって、きっと有意義な時間になると思いますし、目標を達成するまでのネタ作りだと思えば、こんな生活も楽しいかもしれませんね。
http://www.mag2.com/p/money/4104/3


実はコスパ最強!月2,000ドルで王様気分「リッチ派」の暮らし
http://www.mag2.com/p/money/4104/4


「倹約派」も経験としては素敵ですが、やはり憧れるのは「リッチ派」の生活ですよね!その生活を例えるなら「コスパ重視のリッチ体験、ある意味日本以上の快適ライフ」といったところでしょうか。

今回も家賃から。引き続きアンコールホームさんに「ちょっとテンションの上がる物件」のご紹介をお願いしたところ、こちらをご紹介頂きました。750ドル(約9.2万円)のお部屋です。

ロシアンマーケット付近、1ベッドルーム。広さは十分で景色も良好!


明るくお洒落なキッチン。オーブンと洗濯機まで完備!


共用スペースのジム設備で、プノンペンの景色を見ながらエクササイズ!


更にプールまで。この家賃でジムと両方あるのは珍しい


このお家をベースに、生活費にかかるおおよその金額を2,000ドル(約25万円)で当てはめてみたのが下の家計簿です。

月2,000ドルで生活するおおよその内訳(参考)


カンボジアで月にこれだけ使えれば、かなり優雅な生活をおくることができますよ!

まず家賃がこのくらいの価格帯になれば、門のところに常駐の警備員さんがおられますのでセキュリティがぐっと強化されます!安全もある程度はお金で買えますし、途上国で安心して生活するには重要なポイントです。

食費で600ドル計上していますが、平均的に毎日20ドル使うよりはたまで良いのでスペシャルなお店に行くことをおすすめします。50〜100ドルくらい払えば「これ日本だったら何万円するんだろう?」と思うような豪華な食事ができるのも、カンボジアの隠れた魅力のひとつ。

もしくは600ドルもあればご飯を作ってくれる家政婦さんを雇って、ついでに部屋の掃除をしてもらってもいいですよね。

さらにその他の費用も335ドル計上していますので、これだけあれば割といろんなことができそうです。

カンボジアはマッサージも安いので、疲れが溜まればボディケアなどいかがですか?

例えば僕の好きなSAKURAなら、日本式の質の高いマッサージを1時間10ドルで受けることができます!

日本人オーナー常駐で安心。マッサージの他にヘアケアやネイルなども良心的な価格で提供


これなら週に1回通っても月に40ドルしかかかりませんし、安心してマッサージ三昧の生活がおくれますよね。

家にジムがあってプールもあって、家政婦さんに家事を任せつつマッサージ三昧まで楽しめる!この生活が月2,000ドルでできるなら、安いと思いませんか?
http://www.mag2.com/p/money/4104/4


ビザ更新、治療費、結婚式のご祝儀…その他の出費はどれくらい?
http://www.mag2.com/p/money/4104/5

カンボジアで生活をしていると毎月の出費以外にもお金がかかることがあります。

例えばビジネスビザの更新は1年に1回必要です。ちなみに僕も最近更新したところですが、その時は290ドル(約3.5万円)でした。

タイなどの他国ではビザを更新するのに一度国外へ出ないといけないケースが多いですが、カンボジアは滞在したままビザの更新ができるので、無駄な費用がかからずありがたいですね。

その他、カンボジア人は結婚式にやたらたくさん人を呼ぶので、住んでいるとお声がかかることもあるでしょう。ご祝儀の相場は日本人なら20ドル〜といったところで、高そうな会場を使っている場合は30ドル以上、親しい間柄なら50ドル以上渡すのが無難です。

お米の収穫が終わった1月から4月くらいが結婚式シーズン。心とお金の準備を


結婚式以外でも日常的に交遊費が必要になることはあると思いますが、これはお付合いする層や頻度で本当に大きく変わります。自分と同じくらいの収入の方とご一緒する分には心配ありませんが、目上の方などとのお付き合いにはそれなりにお金がかかることが多いので心づもりをしておきましょう。

最後に自分ではコントロールしづらい大きな出費となり得るのが、病気やケガによる治療費です。

カンボジアには保険制度がないので、基本全額負担です。僕の友人が食中毒で入院した時にはたった2日の入院でなんと700ドル(約8.5万円)請求されていました!こうして考えてみると、日本の保険制度のありがたみがわかりますよね。

もちろんカンボジアにも民間の保険はありますが、年間数百ドルはかかるので決して安くありません。

他にもバイクや家電が壊れたり、急遽日本に帰らなくてはならない事情ができたりと、生活しているとなんだかんだとイレギュラーな出費はつきものです。

ギリギリの予算で生活するのは精神衛生上よくありませんので、こうしたイレギュラーな出費にもしっかり備えておきましょう。
http://www.mag2.com/p/money/4104/5


あなたはできる?安く生活したいなら、こんな「現地化」が必要!
http://www.mag2.com/p/money/4104/6


一昔前には「一億総中流」という言葉があったくらい、日本人は中流意識を持っている人が多い国民です。ただ、日本の中流、つまり日本人にとって普通の感覚で生活をすると、カンボジアでは結構お金がかかります。

電気代の現地化:エアコンを使うと高い!扇風機でガマン

例えば電気代。これを書いている今、夜の22時に温度計を見てみると気温は28度でした。日本の熱帯夜の定義は「最低気温が摂氏25度以上」とのことなので、日本の感覚でいうと熱帯夜になると思います。

暑さに弱い方ならエアコンをつけたくなるかもしれませんが、こちらの電気代は日本とほぼ同じくらいの価格なので非常に割高感がありますよ!

このくらいの暑さでエアコンを付けてしまう人なら、おそらく月の電気代は100ドル程度かかることを覚悟しておいてください。同じ条件で扇風機を回すだけで済む人なら50ドル以下、扇風機すらいらない方なら20ドル程度で済むと思いますので、その差は歴然です。


我が家の扇風機。値段は左が65ドル、右が10ドルとこれまたピンキリ!

あとは蚊や虫の侵入を恐れて窓を開けておくのが嫌な方は、風が通り抜けないのでどうしても室温が暑くなります。その場合は扇風機やエアコンに頼らざるを得なくなると思いますので、電気代のアップは覚悟しておきましょう。

外食の現地化:日本食は高い!基本はクメール料理で

続いて外食です。一般のカンボジア人も利用するようなローカルの食堂や屋台を利用できる方なら、2ドルもあれば十分お腹を満たせます。たまにお酒を飲んだって6ドルもあれば十分気持ちよく酔っぱらえますから、非常に安く済みますよね!

1日3食を全て外食で済ませ月に4回お酒を飲んだとしても「(3食×30日×2ドル)+(お酒を飲む差額4ドル×4回)」=196ドルでまかなえる計算になります。


路上だけでなく、市場の中にも屋台が立ち並び、安くて美味しいご飯が気楽に食べられる


しかしクメール(カンボジア)料理ばかり食べていると、たまには日本食や洋食の味が恋しくなるもの。日本食や洋食のお店なら良心的なところでも最低4ドル、サラダやドリンクなども頼めば、すぐに10ドル程度はかかりますから一気に値段がはね上がります。このローカル食以外を食べる頻度によって、外食にかかる費用は大きく変わるのです。

自炊の現地化:スーパーは高い!割り切ってローカル市場へ

日本食が食べたくなっても外食が高くつくのがネックなら、自炊をするのはどうでしょう?

これなら自分の好きな味付けで、好きな料理を作れます。2014年にはカンボジアにもイオンモールができましたし、それ以外にも同じように近代的なスーパーマーケットがありますから、そこに行けば日本と同じようなスタイルで買い物ができます。

カンボジアに5店舗あるラッキーマーケット。外国人やカンボジア人で賑わう


お肉や魚は切り分けてパック詰めされ、ちゃんと冷凍機能のある陳列棚に並べられているので安心して買い物ができますよ!

もし、もっと安く済ませたいならローカルの市場に行くことをオススメします。ここなら野菜やお肉、魚などの食品が、スーパーマーケットの半額くらいで買えてしまします。

グラム売りで少量から買える便利な市場。仲良くなるとおまけしてくれることも


ただし売っている食品は全て常温&むき出しのままで売られています。だからお肉や魚はもちろん、野菜にだってハエがたかっていますし「葉物野菜の中に虫が潜んでいた!」なんてことも、スーパーマーケットで買うより確率が高いです。

そのあたりを洗えば問題ないと割り切れる方は市場へ、割り切れない方はスーパーマーケットへ行きましょう。

他にも挙げればきりがないのですが、総じて、カンボジアで生活費を安く済ませるには「いかに現地化できるか」がキーとなります。逆に言えば、現地化がうまくできないと「意図せず生活費がかさむ人」になってしまうというわけです。

そして(多分に僕の主観を含みますが)、この「意図せず生活費がかさむ人」は「中流派」(月に600〜900ドル程度で生活)の方に多いため、特に注意が必要なんですよ。

と言いますのも「倹約派」や「リッチ派」の方が意図的にお金を節約したり浪費しているのに対して、「中流派」の方は、毎日の生活意識によってごく自然に「生活費がかさむ人」とそうでない人に分かれてしまうんですね。

惰性に任せて「生活費がかからないタイプ」に落ち着くなら良いのですが、逆なら大変です。毎月使えるお金が限られる中で意図せず生活費がかさんでしまうと、何かを我慢しなくちゃいけません。そして我慢する生活が続くと、当然ストレスがたまります。それではせっかくのカンボジア生活が楽しめませんよね。

さて、今回のプノンペン生活費シミュレーションはいかがでしたか?もしあなたが移住したら「中流派」「倹約派」「リッチ派」のどれになるでしょう?カンボジアは夢のある国、あなたも機会があれば、ぜひ移住先の候補にしてくださいね!
http://www.mag2.com/p/money/4104/6


27. 中川隆[2811] koaQ7Jey 2016年6月09日 15:17:16 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3089]

海外脱出!タイ・バンコク移住生活外こもり実践編
http://thailand.nenpi1.info/

28. 中川隆[2893] koaQ7Jey 2016年6月14日 11:18:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3175]

物価の安い東南アジアをめざせ

パラサイトシングルのひきもりやニートでも、親が年金保険料を支払っている場合もあります。が、国民年金を満額受給しても月に6万5千円ほどです。親が亡くなった後、遺産を食い尽くせば生活保護が必要になるでしょう。国民年金は、高齢でも働き続けられるひと昔前の自営業を想定した制度だからです。

では、低年金や無年金が予想されるひきこもりやニート、さらに広げてワーキングプアの非正規雇用者が、物価の安い東南アジア諸国に移住すれば新たな展開が開けるのでしょうか。


日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」 2011/11/25 水谷竹秀(著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%92%E6%8D%A8%E3%81%A6%E3%81%9F%E7%94%B7%E3%81%9F%E3%81%A1-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E3%81%AB%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%80%8C%E5%9B%B0%E7%AA%AE%E9%82%A6%E4%BA%BA%E3%80%8D-%E6%B0%B4%E8%B0%B7-%E7%AB%B9%E7%A7%80/dp/4087814858


を図書館で借りてきました。


困窮邦人は自己責任

「航空運賃+不法滞在分の罰金が払えず日本に帰国できない困窮邦人は768人、フィリピンは332人と最多」

フィリピンクラブの女性を追いかけて渡航し、所持金を使い果たして見捨てられるのがよくあるパターン。

女は金を、男は年齢差40〜50才以上の若い女を求めます。

駆け込み先の日本大使館は「自己責任の結果に国民の税金を貸し付けるのは納税者の納得が得られない」として厳しく対応。

海外で無一文になった日本人の帰国支援に関する国援法(飛行機代、宿泊費、食費、交通費、雑費などの貸付)が適用されるのは、年に20〜30人に止まります。

人手も予算も限られており、親族・知人に電話して送金を依頼しますが…。
不義理を犯していたり疎遠になっていたりで、断られるケースが多いようです。フィリピン日本人会も困窮邦人支援には消極的。

共通のパターン

筆者は日刊まにら新聞(東南アジア初の日刊邦字紙)の記者で、裏付け取材も丁寧に行っていますが、登場する困窮邦人が語る内容の真偽ははっきりしません。

困窮邦人は37〜59才の中高年男性。
元の仕事は派遣、新聞配達、トラック運送、ソフトウェア、自動車部品製造など様々。
自営業者もあれば、大手企業勤務もある。

渡比のきっかけはフィリピンクラブのフィリピーナである点は共通。

学歴は高卒以下。所持金なしのホームレスで、フィリピン人に食事を恵んでもらうなどして生き延びている。

親の貯金を使い込み、高利の借金を踏み倒し、罰金も未納で帰国すれば収監される者。

連帯保証で借金を背負い、偽装結婚の道具に利用された者。


海外移住に至った経緯はそれぞれですが、離婚や別居で円満な家庭生活だったとは言えないようです。

スポイルされていく

「マニラの最低賃金は1日400ペソ(約800円)、庶民の月収は1万ペソ(約2万円)ほど、物価は安い」

「彼らは日本に住めないんですよ。フィリピンが住みやすい。
日本では、ああいった人は受け入れてもらえないんですよ。
日本じゃ苦しくて生きていけない。
一生懸命に働いてお金を稼ぐことができない人たちなんだなあと思って。

女、薬にはまっている人が多い。
ああいう味を覚えちゃうと駄目なんですよ。
人間は堕落していくもんなんだと思いますね。

だいたい、60,70のおじさんを本気で愛してくれる若い女の子なんていませんよ。
結局はお金ですよ、お金(P64)」


著者は「異国の地で所持金もなくホームレス状態で生きているのは何らかのメッセージの発信か」との思いで取材を始めたそうです。

が、「困窮は自己責任ではない」という仮説は崩れ去った」

経歴詐称の常習犯

ソフトウェア会社勤務で年収1,000万円を超えていたという51才の男性は、アパートで寝たきりの垂れ流し状態。下半身不随で右目は失明しています。

家賃滞納で追い出された後、障害者施設に入れましたが、そこも半年で追い出される。
面倒を看てくれるフィリピン人の善意にすがっていますが、いずれ限界がきます。

フィリピンクラブ絡みの浮気で離婚、フィリピーナと結婚して渡比。

転職を繰り返す内に発病、フィリピーナとも離婚して現在の境遇になりました。

フィリピンクラブでの飲食代200万円、自宅売却時のローン残金500万円などを親に肩代わりさせており、70代後半の両親は受け入れを拒否しています。

見栄を張って経歴を詐称するこの男のプロフィールが、どこまで信用できるかは不明です。しかし、仮に帰国費用の目途がついても、日本に居場所はありません。

離婚するなら退職金は財産分与の対象

高卒後33年間大手企業に勤務した59才の男は、単身赴任先でフィリピンクラブにはまり 2年で1,000万円つぎ込む。

25才年下のフィリピーナと結婚、早期退職金4,900万円を持って渡比。

土地購入に1,000万円、妻の兄弟に買ったジープ3台で300万円、養鶏場ビジネスに1,000万円(4年で失敗)、退職ビザ取得条件の定期預金に650万円などの支出があって、残金は6万円。

妻名義の家を追い出されてアパート暮らし、ひと月5,000ペソ(約1万円)の節約生活をしながら60才からの年金受給を待つ。

フィリピーナのおねだり攻勢は、土地、家、自動車、事業の順で行われるそうです。
ぴったり当てはまります…。

ただ、フィリピーナが騙したというのは一方的でしょう。
体を張って勝負している彼女のところへ、4,900万円のネギをしょったカモが飛び込んできたというべきなんじゃないかな。

被害者はこの男ではなく、一方的に離婚され退職金も持ち逃げされた元妻です。

女もはまる…

身勝手すぎる男の話が続きますが、フィリピンバンドのメンバーと恋に落ちて渡比、現地に妻子がいることを知って失意の帰国をした日本人女性もいたそうです。フィリピン人男性が日本人女性を利用して家族を養うパターンもあったわけで、日本人は平和ボケしているのかもしれません。

ダブルスタンダード

本書の事例を読むと「自分はこれほどひどくはない」と優越感を感じます。
が、逆境にあれば、人間の弱さがむき出しになる瞬間は誰にでもあります。
傍から見れば、五十歩百歩と言えなくもない。

しかし、だからといって、フィリピン人の同情に甘えて、横着に世話になり続けることは肯定できません。日本に帰国し、社会的弱者支援を謳うNPOにでも頼って生活保護を申請するしかないのかな?

「日本でホームレスとして生活する人たちも各個人の選択の結果と言わざるを得ないのだろうか。個人の責任であれば、なぜ、社会問題として取り上げる必要があるのか。あるいはマスコミが「こんなかわいそうな人々がいます」と世間にアピールし、書籍や記事のネタに利用しようとしているだけなのか(P282)」

同感です。ダブルスタンダードです。困窮邦人に自己責任を求めるのならば、生活保護や障害年金も真に必要な人のみを対象にするべきです。

稼動年齢層に生活保護を与えたり、新型うつ病に障害年金を認めたりすることは、納税者の社会的常識と合致しないでしょう。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2013/09/4900_16.html


29. 中川隆[2894] koaQ7Jey 2016年6月14日 11:41:10 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3176]

脱出老人は年の差婚をめざす


花嫁は40歳年下

年齢の離れた結婚は歓迎されない傾向にありました。

男が金で若い女を自由にする。金目当ての女が色ボケ男を手玉に取る。

そんなイメージがあったのでしょう。でも、今では年の差婚は流行りです。
ただ、花嫁が40歳年下のフィリピン女性だと微妙かも。

フィリピンでゆったりセカンドライフ?

脱出老人: フィリピン移住に最後の人生を賭ける日本人たち 2015/9/15 水谷竹秀 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E8%84%B1%E5%87%BA%E8%80%81%E4%BA%BA-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E7%A7%BB%E4%BD%8F%E3%81%AB%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%82%92%E8%B3%AD%E3%81%91%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%B0%B4%E8%B0%B7-%E7%AB%B9%E7%A7%80/dp/4093884366

は、日刊マニラ新聞の記者によるノンフィクションです。

物価が安く、気候が温暖なフィリピンでゆったりセカンドライフを楽しみたいという高齢者は少なくない。

けれども、言葉・文化・自然災害・インフラ整備の遅れで不便な日常生活などに関する認識は低いようです。

500万円をどぶに捨てるorz

「日本人男性65歳(元タクシー運転手、年金は月額12万円)、フィリピン人女性25歳、1歳の息子あり。

フィリピンクラブで知り合った18歳の娘と結婚、約500万円送金するが浮気されて別れる。その後、23歳だった今の妻と結婚」

打算的だけど…

「フィリピンのアンケートで年の差婚を肯定するのは貧困層で38%、中間層以上で19%」

女性の側には、社会階層の底辺から浮かび上がりたいという経済的理由があります。

一方で、50歳以上の日本人男性が結婚したい理由は「寂しさからの解放、老後の安心」など。若い女性を求める本能に加えて、介護の心配もあるらしい。打算的との見方もできますが…。

行政主導の花嫁招致活動

「1980年代には、斡旋業者に手数料を払って過疎の村が行政主導で花嫁招致活動を行った。
1990年代に「アジア女性を商品化する人身売買」という批判を受け、民間業者の仲介による国際結婚へと移行した」

動機は金

「相手のことを好きじゃなくても結婚します。

東北は相手の男性がほとんど年寄りなので、とにかく50代でも70代でもビザが欲しいから結婚する。それが本当の理由(P37)」

自分と親戚の生活向上が目的という結婚は以前からあるようです。

私の人生はここで終わり

「若いフィリピン人女性が日本人のおっさんなんかに愛情がないのは承知の上です。
けちだったら女性は寄りつかないし、気前がよかったら有り金全部使われる(P17)」

「フィリピンに住む日本人の中には、いざとなったら帰国する人がおる。
でも、私はいざとなっても帰らないから。私の人生はここで終わり(P38)」

フィリピンの土になる覚悟

上述の65歳男性に錯覚はないようです。体力・気力が衰えても、フィリピンで最期を迎えられるかはわかりません。が、本人が「これでいいのだ!」と言うのですから、好きに生きて何の問題もないと思う。

結婚の条件は経済力

「年収400万円以下の日本人男性は女性に相手にされないとすら言われる時代である。
つまり、フィリピン人女性も日本人女性も男性に求める結婚の条件が「経済力」という点では一致している(P43)」

それならば、日本で家族難民になるより、フィリピン人と年の差婚をしたほうがよさそうに思えますが…。

離婚率が高いorz

「夫が日本人で妻がフィリピン人の婚姻件数は年間3118件、離婚件数は3547件(2013年)」

どうも金が目的の結婚は長続きしないみたい。
要介護状態になっても年金収入がある限り面倒を見てくれるのかな?

ホスピタリティが高いといわれるフィリピン人の国民性に期待するのは…楽観的すぎるのではないでしょうか。

粗食で糖尿病が治ったw

「日本人男性50歳、フィリピン人女性19歳。

マニラに隣接するルソンのスラムで、電気も水道もないサバイバル生活。
男は縫製工場の作業員で日当は200ペソ(約540円)」

極貧生活の粗食で糖尿病が治ったそうです(笑)。

困窮邦人もいる

これは「中高年の日本人男性と若いフィリピン人女性≒金が絡む」に当てはまらないケースのようです。

フィリピンの在留邦人は1万8870人(2014年)だそうですから、いろいろな人が混じっています。

金のない不法滞在者だけど

「フィリピンクラブの女性と結婚、
サラ金や闇金から500万円超の借金して彼女の親戚に送金、
浮気されて別れる」


ここまではよくあるパターンですが、金のない不法滞在者(当時の仕事は日当100ペソ)なのに30歳以上年下の女性と結婚しています。

彼はまだ若く、タガログ語ができてフィリピン社会に溶け込んでいるらしい。


貧困ラインは月額2万3700円!

「フィリピンの貧困ラインは一世帯の収入が月額8778ペソ(約2万3700円)、
国民の25,8%がこの貧困ラインを下回る(2014年)」

日当200ペソだと貧困ラインをさらに大きく下回るのですが、「人間関係を築きやすいフィリピンでの暮らしは幸せ」と言います。

綱渡りの不安定な生活

農場に転職し、月給が8000ペソになりアパートへ引っ越しますが…。

妻が病気になって看病のために退職、入院先は貧困層を含む庶民向けの公立病院だが医療費が払えないorz

「綱渡りの不安定な生活は不幸」と本音を吐きつつ、「金を貸してくれ」と筆者に迫ります。

野垂れ死にの覚悟があれば…

物価が安いといっても、日本人が現地で稼ぐのは容易ではないでしょう。
とすると、年金収入や金融資産がないと、安定した海外生活は無理なようです。

元気な内はどこでどんな生き方も可能かもしれませんが、貧乏人が異国で健康を損なえば困窮法人になるんじゃないかな。それを承知の自己責任・自己決断なら、外野の騒音は無視すればいい。


無責任男orz

ただ、子供を安易に作るのはどうなのだろう。

最初の日本人妻との間にできた2人の子供は、妻の母に預けっぱなし。
1人は覚せい剤の過剰摂取で自殺している。

次のフィリピン人妻との間にできた2人の子供とは音信不通。

今の妻との間の息子は、病気になると医療費が払えない状態。

貧困の連鎖の再生産

スラムに住む貧民が養育費を払えるはずもない。

「親はなくとも子は育つ」といいますが、無責任な貧困の連鎖の再生産に思えます。

大人の男女が sexしようと、別れようとそれぞれの選択ですが…。
子育てできそうもない状況なのに出産するのはどうしてなのだろう。
流れに任せて何も考えていないのかな。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2015/10/blog-post_29.html


30. 中川隆[2895] koaQ7Jey 2016年6月14日 12:05:27 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3177]

極楽死はどこにある?

望ましい最期って…

多くの高齢者が望む最期は、「身内や知人に見守られながら安らかに旅立つ」といったイメージではないでしょうか。けれども、それは贅沢な願望になりつつあるのかもしれません。

よくあるパターン

水谷竹秀著「脱出老人 フィリピン移住に最後の人生を賭ける日本人たち(小学館)」
https://www.amazon.co.jp/%E8%84%B1%E5%87%BA%E8%80%81%E4%BA%BA-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E7%A7%BB%E4%BD%8F%E3%81%AB%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%82%92%E8%B3%AD%E3%81%91%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%B0%B4%E8%B0%B7-%E7%AB%B9%E7%A7%80/dp/4093884366

の続きです。

1人目は脱出老人のひとつの典型例。

「62歳男性、フィリピンクラブで知り合った20歳年下の女性を追って退職後に移住。
自宅を売却した2000万円を貢ぎ、年金2万5000円で女性の家に居候。
日本の預金を妹に送金してもらう」


本人の幸福度は?

若い女に手玉に取られた愚か者なのかもしれない。
預金が底をつくか、健康を損なえば困窮老人になるのかな。

日本に帰る場所はなく後悔しているのか、老後を好きにして諦めがついているのか…。本人にもよくわからないのかも。


マンゴー園を購入

2人目はもう少し地に足がついています。

「56歳男性、フィリピンクラブで出会った13歳年下の女性と結婚。
原発事故後に退職しフィリピン移住、同行した父は1か月後に没。

退職金と自宅売却代金で1,5ヘクタールのマンゴー園を購入(土地が200万ペソ(約40万円)、建物が500万ペソ(1350万円))」


フィリピンの土になる覚悟

男性は50代半ば、妻との年齢差も常識的な範囲内。

元気な内は広大な農園で第二の人生を楽しめそうです。

出会いで「女は男の金、男は若い女の体と老後の世話」という打算があったとしても、それは日本人同士でも大差ないはず。体が不自由になってからフィリピン人妻との関係がどうなるかはわかりませんが、先のことを考え過ぎると何もできないし…。


介護の人件費は安いけれど

「フィリピンの平均年齢は23歳、日本は46歳」

経済成長中ですが、日本に比べて物価も給料や人件費も低い。

ですから、若い介護の人手は安く手に入ります。しかし、医療費はそうではない。

日本人は自己負担 3割でフリーアクセスできる国民皆保険に慣れています。
さらに高額療養費や高額介護合算療養費などの制度もあって、医療費を軽視しがちですが…。


海外転出届と健康保険

負担が大きいけれど社会保障が完備した北欧諸国もあれば、医療を行う環境も整っていない発展途上国もあるでしょう。

「海外転出届け」
http://www.tkago.net/tmanual/notification.html

を見ると、「海外転出届を出して住民票を抜くと、健康保険料の支払い義務はなくなるが健康保険に加入し続けることもできない」


提出に関する細かな規定がない?

海外移住をする場合に海外転出届は義務です。

また、海外転出届を出した後で社会保険事務所で年金に関する海外転居の手続きが必要なはず。
ただ、提出に関する細かな規定がないらしく、海外滞在が1年以内ならば提出を求められないようです。


日本での治療費に換算した 7割が給付

「海外転出届けを出さずに、渡航中も健康保険に加入した場合。つまり、国外の滞在が1年以内の状態で、海外で医療機関に治療費を支払い、帰国後自分で手続きした場合、日本での治療費に換算した7割が給付される」

海外旅行傷害保険が必要

「盲腸の手術が日本で40万円、アメリカで400万円なら、

健康保険からの給付は40万円×0,7=28万円、
自己負担額は日本で手術を受ければ40万円−28万円=12万円、
アメリカで手術を受ければ400万円−28万円=372万円」


こうした事態を避けるために、海外旅行傷害保険を利用します。


民間の医療保険が必要

そして、滞在が1年以上に渡る本格的な移住であれば、日本の健康保険に加入できません。
その場合は民間の医療保険を利用することになります。

「フィリピンの保険事情」を見ると、「フィリピンは物価が安くても医療費は日本並み。

最大保障額25万ドルのベーシックな民間医療保険の年間保険料が、51歳〜65歳は1000ドル、71〜75歳で5000ドル、81〜85歳で約1万ドル、96〜100歳では3万ドル」


高齢者の保険料は高額orz

25万ドル(約3000万円)は大金ですが、高額な医療費がかかる病気なら足りないかもしれない。

81歳になれば保険料は年に約120万円です。
96歳になれば年に約360万円、3年で1000万円を超えますorz

フィリピンの庶民は金のかかる私立病院へは行かず、低料金の公立病院で最低限の治療だけを受けるのでしょう。

医療のビジネス化

民間の医療保険はピンキリです。

私立病院では医療のビジネス化が徹底していて、保険対応限度分の治療しか受けられません。

提携病院はどこか、どんな検査や治療がいくらで受けられるのか、そうした複雑な契約内容を素人が比較検討するのは難しそう。判断力の衰えた高齢者には不可能に近いのでは。


1000万円を現金で払えるか

「これまでに聞いた自己負担の最高額は1000万円。

フィリピンでボランティア活動中の日本人女性(60代)がくも膜下出血で倒れたが、何の保険にも入っていなかったため、日本からフィリピンに駆け付けた夫が現金で支払ったという。

国民健康保険に加入していない人が大病した場合、日本に帰国して再加入すればいいと考えるかもしれないが、各航空会社から搭乗を拒否される恐れがある(P280)」

医師や看護師の付き添いで帰国するにも、かなりの費用が必要でしょう。

病気でも日本に帰る場所なし

3人目は、「自宅を売却してフィリピンに移住した59歳男性、

脳梗塞で手術を受け左半身の一部が不随。
国民健康保険にも旅行者傷害保険にも加入しておらず、約100万円の自己負担。

20代の彼女とは別れるが、数百ペソで介護してくれる若い女性あり」

困窮邦人予備軍

「金の切れ目が命の切れ目。医療保険は要らない」そんな生き方もあるのでしょう。

しかし、杖をついて歩ける内は、少額のお礼で用を足してもらえば暮らせますが…。日常生活にも不自由するようになれば、医療費も嵩んで困窮老人になるんじゃないのかな。


逃げ道もあるけれど

小心者の私なら、「要介護度が進んだら、帰国して人権団体に泣きつき、生活保護を受給して介護施設に入る」などの逃げ道を準備すると思う。
けれども、若いフィリピン人を追いかけて日本を飛び出す人に、そんな発想はないのだろうな。良し悪しではなく、人生観の違いなのかも。


雪のない生活に憧れる

4組目は、「秋田県在住の日本人夫婦、年金生活。

雪のない生活に憧れて自宅を処分、冬はセブ島のアパート、夏は日本(自営業で使っていた事務所あり)」

温暖な気候なら沖縄でもよさそうですが、物価が安くしがらみのない海外で解放感を味わいたいのでしょう。


現実的な選択

当初は退職者ビザを取得しコンドミニアムを購入する予定でしたが、現地の台風被害に接して方針転換。冬季のみ短期滞在の海外生活を楽しむことにしました。

富裕層ではない中間層も、こうした老後を選択肢にできるようです。

「元気な内に海外生活をエンジョイ、健康が不安になったら日本に戻る」
日本に生活拠点が残っているのでリスクは小さい。

いいとこ取りでウィンウィンの関係

途上国に住むには、その国の医療環境も含めた現実を受け入れなければなりません。

が、そこまでの重い決断はなかなかできない。また、受け入れ側も「ある程度の年金があって保険に加入している日本人なら移住者として望ましい」と言います。

「自分で自分の面倒を見ることができ、金を落としてくれるなら歓迎」ということです。互いにいいとこ取りでウィンウィンの関係かな。


独り者の海外移住者が孤独死

最期は、あまり金もなく、人的ネットワークも切れている独り者の海外移住者の例です。

「結婚歴なしの63歳日本人女性、高校の英語教師だったが遺産相続をめぐるトラブルでフィリピンに移住。

ネグロス島に 6年住んだ後、セブ島のコンドミニアムに 4か月暮らす。

大腸がん闘病中で心筋梗塞による孤立死、本人の希望でセブ島の日本人墓地の埋葬される」


返金請求は煩雑

横道にそれますが、

「彼女が退職者ビザ取得のために定期預金した2万ドルは、ビザ解約で全額返金される。
が、この手続きは煩雑で時間がかかるため諦めるケースも多い」

この辺りの事情は

「退職ビザ預託金の行方 4.預託金の返却」
http://watami2008.pasco-ph.com/?p=11153

に詳しいです。

性差なのか?

フィリピンバンドを追いかけて移住する日本人女性もいたそうです。

が、夢が覚めた後も現地に残る人は少ないらしい。
女性は正気に戻れば現実的に判断してやり直せるのでしょう。

地縁・血縁のネットワークを持っている場合が多く、年金生活の日本人女性が海外で一人暮らしをするのは稀だと言われます。

幸福になる者も、不幸になる者もいる

ただ、女性にもいろいろなタイプがあるはずです。女性の経済力がアップするにつれ状況は変化するかもしれません。

「干渉されずに一人でひっそり暮らしたい」という上記の女性は、フィリピン社会に溶け込めず浮いていた。

海外移住で幸福になる者もいれば、不幸になる者もいる。客観的に見れば、彼女は後者なのでしょう。

環境を変えたら幸せになれる?

人は生きたように死ぬのならば、環境を変えたら幸せになれるというわけでもなさそうです。多少の変化のきっかけにはなっても、60年以上かけて形作られたライフスタイルを一変させるのはほぼ不可能。

居住地が日本でもフィリピンでも、都市部でも田舎でも、孤独死する人は孤独死するんじゃないのかな。


世間的な評価はどうでもいい

一人では生きていけませんが、対人関係にはプラスもマイナスもあります。
「絆=善」を押し付ける風潮はどうなのだろう。

人間関係に消極的な人間には、その人にふさわしい人との距離感があります。
世間的な評価が「かたくなな生き方で孤独な末路」だったとしても、死にゆく本人にとってはどうでもよいことでしょう。

ダメ元でやってみるしかない

海外ロングステイが多少話題になっても、実行するのはごく一握りの人たちです。

日本で暮らすような便利で安全な暮らしは保証されない。

それでも、日本での寂しい老後より、楽園を求めて海外移住を試すというのなら…。ダメ元でやってみるしかないのかも。

苦しみは少ない方がいい

「死亡する直前の数日間は、部屋で苦しみ悶えたのか、ボールペンで幾十にも丸い円が描かれていた。そして日付欄が空白になる。
遺体が発見されたのは、その二日後だった(P275)」

フィリピンでどんながん治療を受けていたかは不明。
日本の病院やホスピスでの死が、フィリピンでの孤独死よりマシかどうかは判断できません。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2015/11/blog-post.html


31. 中川隆[2896] koaQ7Jey 2016年6月14日 12:40:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3178]

メイドの最低賃金はひと月6750円!


人生の最期はどこで?

痴呆老人はフィリピンで暮らす方が幸せなのか。
フィリピンは日本人高齢者の姥捨て山になり得るのか。

水谷竹秀著「脱出老人 フィリピン移住に最後の人生を賭ける日本人たち(小学館)」の続きです。


人気の居住先は東南アジア

「1986年の通産省のシルバーコロンビア計画は高齢者の海外居住支援事業、欧米を居住先として想定。
バブル崩壊後は物価が安く白人社会より暮らしやすい東南アジア(マレーシア、タイなど)が人気の居住先」


海外ロングステイ人口は増加

「フィリピンは退職者ビザ取得の条件が緩く(35歳以上の外国人、指定銀行口座に1〜5万ドルの定期預金)、取得した日本人の総数は3020人」

「日本人海外ロングステイ人口の推計は1992年が90万7千人→2013年が155万6千人」

富裕層の第二の青春?

「フィリピン・マニラ 日本人高齢者を受け入れる介護サービスの現場」
http://diamond.jp/articles/-/36470


を見ますと、

「生活防衛のために年金を頼りに海外移住 → 高齢の富裕層が海外のセカンドハウスでショートステイをエンジョイ」

といった傾向の変化があるようです。上記の海外ロングステイ人口は滞在2週間以上をカウントしています。

ちょっと長めの観光

永住という重い決断ではなく、もっと軽いちょっと長めの観光なのかな。

元気な内に物価の安い海外でワンランク上の非日常を楽しむ。
健康が不安になったら日本に戻る。

いいとこ取りというか現実的な選択です。

この傾向を反映してるのか、英語習得に消極的な海外年金生活者が多いのだとか。

マニラ極楽暮らし


マニラ極楽暮らし―年金女性のフィリピン生活 – 1999/5 小松崎 憲子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A9%E6%A5%B5%E6%A5%BD%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E2%80%95%E5%B9%B4%E9%87%91%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E7%94%9F%E6%B4%BB-%E5%B0%8F%E6%9D%BE%E5%B4%8E-%E6%86%B2%E5%AD%90/dp/4838710682?ie=UTF8&*Version*=1&*entries*=0

の著者である小松崎憲子。

「1994年に68歳でマニラに建売住宅を購入(1350万円)、
40年近くの教員生活で月額30万円ほどの共済年金あり、年金者天国を謳歌」

小松崎さんは富裕層ではなく、この年代では少し余裕のある普通の年金生活者でした。

トラブルもあって…

「70代半ばでローズ・プリンセス・ホームに移り、その後は従業員とのトラブルで退職者ビザ取得代行業務を廃業。ローズ・プリンセス・ホームと金銭トラブルあり、病気を押して帰国し茨城県の病院にて85歳で没」


経済的弱者の孤立死

日本の高齢化率(65歳以上の割合)は25,1%、都内には高齢化率が3割を超える団地もある。家賃が7500円〜2万円の都営団地には生活保護受給者も多く、経済的弱者の孤立死が問題になっている。

貧乏な高齢者の多くは自ら行動を起こさず、「居場所がない、寂しい」とつぶやいている。

心が不健康だとダメ

強者の立場からは、

「高齢者は年金があって幸せ、日本にいて満足、それ以上夢か何か必要なのか?
体がついていくかどうか、やるかどうかは本人次第。
待っていても誰も来てくれない。体が健康でも心が健康じゃないとダメ」

などの意見も聞かれます。

海外永住はハードルが高い

筆者は「日本では経験できない華やかな老後を送れた」と小松崎さんを肯定的に評価しています。

が、海外長期滞在の不安として「医療、治安、言葉」が挙げられ、高齢者は医療・介護の問題を避けて通れません。
彼女の最期は海外永住の難しさを教えてくれました。


姥捨てなのか

「58歳の娘が 84歳の母をセブ島のコンドミニアムに入居させ、月に1回様子を見に来る。

3人兄弟の家をたらい回しの後で借りたアパートはごみ屋敷になったが、都内の介護施設は入所待ちの経緯あり。

娘は退職後にセブ島で年金生活を送る予定」

介護者の都合が優先される

母は離婚しており、娘は金融関係の営業社員とあるので、娘の経済力に頼っているのかもしれません。介護離職して娘が犠牲になるのが正解とも思えず、人件費が安いメイドの世話で暮らす母が不幸とも言えませんが…。

「セブ島の暮らしは楽しくなくはない」というのが母の本音なのかも。

医療や介護が必要になったら?

心身が衰えれば、介護の場所や方法は介護者の都合で決められます。
認知症ではなく、最低限度の日常生活がこなせる内はよいとして、要介護度が進んだり医療が必要になったらどうするのだろう。
その時は日本の介護施設に入所させるのかな。

ローズ・プリンセス・ホーム

「フィリピンの民間介護施設は月額4万5千〜8万ペソ(約12〜22万円)、マニラ首都圏の平均給与が1万ペソ(約2万7千円)なので利用者は富裕層」

一方で、「1996年にできた日本人高齢者向け介護施設であるローズ・プリンセス・ホームは入居費用120万ペソ(約324万円)で話題となり、ピーク時には年に700人もの見学者が訪れた」

ほぼ全滅状態orz

当時の日本の高級老人ホームは入居一時金が高額でしたから、割安感があったのでしょう。

が、「2014年の日本人入居者は4人、フィリピン人スタッフのみによる管理費ぎりぎりの運営」

類似施設はいずれも少数の関係者が利用しているだけで、ほぼ全滅状態だそうです。

海外介護ビジネスはもう終わっている

ローズ・プリンセス・ホーム創設者の棟朝淳州(むねともあつくに)は

「介護を受ける人も英語ができなかったり、フィリピンの事情を知らなかったりするからトラブルになるんです。私の中では海外の介護ビジネスはもう終わっています。今以上のことはできません(P246)」

と述べています。


セールストークの責任をとらない

途中で日本人スタッフがいなくなっても、医療費が予想外の高額であっても、確認を怠った入居者の自己責任ということです。

日本のように行政による救済措置などなく、儲からずに経営者が投げ出せばそれまでorz

安心を求める高齢者やその家族にとっては選択肢になりません。
行き場のない入居者が文句を言えずに残されたババ抜き状態に思えます…。

フィリピン人メイドによる介護

「81歳の認知症の妻を、91歳の夫が 43歳のフィリピン人メイドの手を借りて介護。

実家を売却しフィリピン人と結婚した息子が住むフィリピンへ渡る。
メイドの夫には数十万ペソ騙し取られるが、メイドの介護には満足」

介護中心の認知症患者

フィリピンの民間介護施設があてにならないなら、身内の介護が必要になります。

この事例は息子夫婦の家がフィリピンにあるのが特徴。
日本では在宅介護しきれない事情があってのフィリピン移住です。

妻は認知症で寝たきりですから、金の力であっても丁寧に世話してくれるメイドがいるほうがよいのかも。

残される夫はどうなる?

妻が天寿を全うしたら、「日本で死にたい」と言っていた90代の夫はどうするのだろう。

日本にも小規模低料金の住宅型老人ホームも作られるようになっています。
帰国するのか、フィリピンで息子夫婦の世話になるのか。成り行き次第なのかもしれません。

フィリピン人メイドの手を借りて介護

最後の事例は、

「認知症の90歳の母を娘(68歳)夫婦がフィリピンに移住して介護。
身体拘束する介護施設や精神安定剤を服用させる姉夫婦の介護に不満で母を引き取る。

メイドを月額4千ペソ(約1万800円)支払う約束で雇っても、値上げを要求されてトラブル続き。6年間に120人のメイドをチェンジ」

ちなみにマニラ首都圏のメイドの最低賃金はひと月2500ペソ(約6750円)です。

キュアよりケアの高齢者向き

治療より介護が必要な高齢者で、延命治療を望まないならば、介護の人件費が安いフィリピンも選択肢になり得そうです。
日本で家政婦を雇えば、1万円だと4〜5時間分にしかならないでしょう。

「施設のルールによるのではなく、在宅で介護したい」のなら、安価で丁寧な介護の人手を調達できるのは魅力的です。

フィリピン社会に溶け込んでいない

ただ、移住した娘夫婦の老後はどうなるのだろう。

フィリピン人はホスピタリティーに富むかもしれませんが、お人よしではない。
金で労働力を買い叩く感もある初老の日本人夫婦が、地域社会に溶け込んでいるとは思えません。体力・気力が衰えたら、フィリピンに住み続けることは難しそうです。


海外長期滞在の条件は…

まとめると、高齢者が元気な内は、経済力に合わせて海外でも好きに生きられる。

海外生活で介助・介護が必要になったら、現地の民間介護施設は当てにならない。だから、同居する身内の介護者とメイドを雇える程度の年金収入や資産が必要。
高額な医療費がかかるようなら、日本に帰国できる余地も残しておくのがベター。

困窮邦人以外のゴールもある

う〜ん、これだけの条件も満たすなら、日本でも海外でもそれなりの最期を迎えられるのは当然かなw

では、たいした年金収入もなく頼れる身内もいなければ、海外ロングステイは無理なのか。
貧乏な単身者が海外移住を強行すると、困窮邦人になるしかないのか。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2015/11/6750.html


32. 中川隆[2897] koaQ7Jey 2016年6月14日 13:05:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3179]

マニラの欲ボケ婆、海外老人ホームの闇


日本人向けの介護付老人ホーム

年金だけでやっていけるか不安な高齢者は、物価の安い国で老後を送るという選択肢もあります。

お勧めはフィリピン、日本人向けの介護付老人ホームもあって安心です♪
ちょっと、情報が古いかも…。

海外年金生活者もいろいろ


マニラ行きのジジババたち– 2002/6 浜 なつ子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A9%E8%A1%8C%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%82%B8%E3%83%90%E3%83%90%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%B5%9C-%E3%81%AA%E3%81%A4%E5%AD%90/dp/4872336763

によりますと、

「フィリピン退職者ビザを取得した日本人は763名(2001年)」

短期滞在ではなく、永住してフィリピンで余生を送る覚悟なのでしょう。

ハワイやオーストラリアなどの優雅な海外年金生活者ではなく、経済的不安を解消しようとするやや規格外れの人も含まれているそうです。

「ビザが取得し易い(銀行に定期預金するべき額が小さい)、物価が安い」

などがフィリピンの魅力です。

マニラの名物婆さん

本書の第1章に登場するのは小松崎典子さんで、

「75才。40年間の教員生活の後、退職金3千万円と田舎の家の売却代金を持ってマニラ暮らしを始める。

PRAビザ取得、現地に1500万円で家を購入、フィリピン年金暮らしの先駆者として有名。

月に30万円ほどの年金があり、メイド2人と運転手を雇う生活」

異母妹やその親族に資金援助したり、一泊 8千円で日本人をホームステイさせたりと現地の生活をエンジョイ中。


ボケたらアウト…

日本人が経営する介護付老人ホーム(ローズプリンスホーム)の介護権も購入して老後に備えます。

茨城の田舎の生活は完全に捨てており、フィリピンに永住するつもりでしたが…。


「真実が知りたい どうしても許せないのです」
http://blog.goo.ne.jp/srachai/e/496ebd4b801babd79eede7932f0383aa


を見ますと、海外で最後を迎えるのはハードルが高いようです。

本書の出版が2002年ですから、85才くらいで永眠されています。
日本にいてもリスクはありますが、体力・気力が落ちる高齢者にとって海外が住みやすいとはいえない。異国で認知症になるとアウトです…。

話題のローズプリンスホーム

第3章に登場するのは子供が3人いる60才のバツイチ女性で、

「半身不随の母親の介護でストレスが溜まる。
女性労働に支えられる在宅介護を前提とした介護保険制度に失望、

子供に迷惑をかけたくないとローズプリンスホーム(1996年にフィリピンに開設された有料老人ホーム)の短期研修に参加」

成功しそうなビジネスモデル

「フィリピンで箱もの施設の運営は至難」と言われる中、日本政府によるロングステイ推進の波に乗りローズプリンセスホームの経営は順調に見えました。

「3千坪の敷地にバストイレ付の個室、クリニック、歯科診療所、食堂、プール、リハビリテーション室などがあるホームとその周辺に一軒家が並ぶ。

施設の生涯賃貸料は290万円。
要介護になればホームの個室で24時間体制の介護が可能。

介護費用は月に軽度なら2万2千円、中度なら2万6千円、重度なら5万3千円、超重度なら8万9千円(いずれも当時の為替レート)」

労働力の安さが魅力

例えば、認知症で超重度の要介護状態になったとすると、介護費用・食費・管理費で月に16万5千円。

バブル崩壊後でも、このくらいの金額は年金でクリアできる高齢者は多いのでしょう。

「フィリピン・マニラ 日本人高齢者を受け入れる介護サービスの現場」
http://diamond.jp/articles/-/36470?page=4


によりますと、

「フィリピン国内には仕事のない介護士があふれている。
派遣会社に依頼しても、その費用は1日 8時間勤務で月額7000ペソ(約1万8000円)程度だ。

プライベートナースも可能で、月額1万5000ペソ(約3万8000円)も出せばいくらでも応募が来る。
月10万円で、自宅で24時間完全看護(介護)が実現するのだ」

人件費の安さがポイントです。

ジンクスを破れず、破綻…

しかし、17人の入居者が相次いで解約し、解約金支払いのために救急車を売却。
日本人スタッフが辞めて介護の質も低下。
2002年の時点で資金繰りは苦しかったようです。

検索すると

「2011年には経営者が蒸発し、2013年には「かつて100人ほどいた入居者は4人に激減」

とありますが、真偽不明です。他に行き場所のない者の吹き溜まりになっている感あり。

物価上昇、治安の悪さ

フィリピンの安い労働力を利用し、地元には雇用が生まれ、日本の高齢者には選択肢が増える。ビジネスチャンスに思えますが、フィリピンの他の日本人向け介護施設も経営難といわれています。

ローズプリンスホーム破綻の原因はよくわかりません。

「造成地の外はスラムで、施設の 18ある一軒家の内 7軒が窃盗にあった」

治安に問題があったのかもしれない。
物価の上昇が予想以上だったのかもしれない。

医療費の自己負担はどうなる?


「NHK「海外での老後をなぜ選んだのか」は片面の真実でしかなかった」
http://ameblo.jp/tomsoya1000/entry-11448481805.html


を見ますと、医療費の問題もあったようです。

「住民票を抜く=海外転出届けを出せば、住民税や健康保険料を払う必要がない代わりに、フィリピンでの医療費は全額自己負担になる。

住民票を残しておけば、住民税や健康保険料がかかるが、医療費の自己負担は 3割になる」

ということかな?

永住のためにPRAビザを取ってフィリピンに渡るのに、日本に住民票を残せるのだろうか。
居住の実態がなければ住民票は抹消される(不在住で職権消除)ように思うのだけど…。

ランナーズハイ、宴の後

小松崎さんがみじめな行き倒れ同然なのか、晩年の 10年ほどは思い通りの生活をエンジョイできたのだからもって瞑すべきなのか、評価はいろいろでしょう。

海外年金生活のリスクが明らかになり、ブームは下火のようです。

海外の日本人向け介護付老人ホームで機能しているところは、たぶんありません。
適性のある人以外は、高齢になってからの海外移住はリスキー。

日本に生活の本拠を残す → 元気な内に外国で楽しむ → 体力・気力が衰えたら帰国、

これが無難です。


金がなくても生活保護があるしw

まとまった預金とある程度の年金を持った高齢者は徐々に減っていく。

東南アジアの国は経済成長とともに物価が上昇する。

定年後の年金生活は20年30年という長期になる可能性がある。

日本の経済力をバックに東南アジアで優雅に暮らす、30年後にそんなことが可能だろうか。

国内の有料老人ホームも倒産します。が、条件が変更されるにしても、入居者は何らかの形で保護されます。平和ボケした日本人には、国内が安全・安心なのです。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2014/05/blog-post_25.html


33. 中川隆[2898] koaQ7Jey 2016年6月14日 13:31:32 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3180]


海外移住の成功不成功 2013/11/10


3日ほど前に、ブックオフで105円で見つけた本、「マニラ極楽暮らし」小松崎憲子著を読んだ。


マニラ極楽暮らし―年金女性のフィリピン生活 – 1999/5 小松崎 憲子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A9%E6%A5%B5%E6%A5%BD%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E2%80%95%E5%B9%B4%E9%87%91%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E7%94%9F%E6%B4%BB-%E5%B0%8F%E6%9D%BE%E5%B4%8E-%E6%86%B2%E5%AD%90/dp/4838710682?ie=UTF8&*Version*=1&*entries*=0

日本は徐々に放射能だらけになるから、海外移住したい。しかし、お金はないので東電の元社長や会長みたいにシンガポールやドバイのように金のかかる国へは行けない。

近くて英語が通じ、生活費も安いフィリピンあたりがいいのでは、と思うようになり、何度かフィリピン行きの海外チケットも調べたりした。

ただ、。やはり心配なのは台風の発生地、今も大きな台風被害で死者が1万人を超すと言われるほど。

場所にもよるのでしょうが、頑丈な建物に住まないと吹き飛ばされる。

「マニラ極楽暮らし」では、小松崎さんという元小学校の教師が68歳でフィリピン移住した。

家も買い、車も買い、ダイビングを楽しみ、日本食を食べ、大きなショッピングモールで買い物したり、メイドを使って楽しく暮らしている、犯罪にも会わずにいるから大丈夫みたいなことが書いてあった。

それで最近はどうかな、とネットでブログを探すと驚きの結果だった。

小松崎さんは、2011年の8月に亡くなっていた。
1926年生まれだから、84歳だったのでしょうか。

彼女を知る人ー現地の友人みたいな・・・のブログには以下のように書いてあった。・・・・・・

真実が知りたい どうしても許せないのです 2012-09-26


棟朝淳州(むねともあつくに)さんのフィリピンはルソン島ラグナにあるローズプリンセスホームは事実上崩壊しているようです。現在そこに定住している人はわずか4人だけみたいなのです。

原因は、マニラ市内で開店した日本料理店(ふるさと)の経営がうまくいかなかったのではないかと推察されます。

小松崎憲子さんの最後は悲惨なものだったみたいです。

棟朝さんに預けしていたパスポートを返してもらえず帰国するのが大幅に遅れてしまいました。

人から聞いた話ですが、二カ月に一度53万円の振り込みがマニラの銀行にあったそうです。
棟朝さんが全部管理していました。


管理と言えば聞こえはいいのですが、小松崎憲子さんは毎月5000ペソのお小遣いだけしかもらえなくて、残りは全部棟朝さんのほうで管理していたようです。

三食の食事を二食に減らして節約していたと聞きました。

胸が詰まって涙を流しました。

他にも被害者は多いようですね。

定期預金をして利息で暮らしましょうという甘い言葉にひっかかって、全財産を棟朝さんに預けてしまった人もいるようです。フィリピンで裁判沙汰になっていますし、暗殺された人だっているみたいです。

推測ですが、棟朝さん、これらのお金を自分の事業(日本料理店)に回した。
事業は失敗し、二件目のお店も失敗、現在小さな焼き鳥屋を経営している。

これは犯罪じゃないでしょうか。
小松崎憲子さんは、最後の力を振り絞り、友人たちや大使館の人たちの手を借りて帰国を果たしました。

飛行機の座席を2席確保して、横になって搬送されたようなのです。
JALの親切なお方の手も借りたようです。

帰国後、入院し、わずか数カ月で天国に召されてしまいました。
エルシウムのテラスハウス、車も全部没収されたと聞いています。
許せないのはパソコンまで没収したことです。

死の直前まで、小松崎憲子さんは手書きで「マニラ極楽暮らし」の続編をしたためられておられました。

憲子さんの遺作を、何とかして、サイトで復活させてやりたいと言う思いは、親戚の方々たちにとっては迷惑以外のなにものでないのでしょうね。

天国の小松崎憲子さん、最後まで、手助けすることが出来なかったことを、深く、後悔いたしております。
http://blog.goo.ne.jp/srachai/e/496ebd4b801babd79eede7932f0383aa

以上のブログを読んで、やはり日本にいたほうがいいのかも、なんて思いました。

別のブログを見ると、小松崎さんが認知症になったから、その施設の管理者が預金などを管理していたというのだが。

今テレビで放映しているのは、海外移住をして現地で結婚し、子供を育て、レストランやカフェ、ホテルなどの経営をしながら成功している女性たちの話し。

こういうのを見ると、やはりもっと若い頃に移住して、現地で人の輪を広げ、仕事をしたり、家族を作るなどしないと成功するのは難しいのかもしれないと思います。

そして、どうせ介護施設に入るなら、しっかりとした所を選ぶべきかな、とも思うのです。
http://origotou.blog.so-net.ne.jp/_pages/user/iphone/article?name=2013-11-10


小松崎さんのご冥福をお祈りします, 2012/12/26
レビュー対象商品: マニラ極楽暮らし―年金女性のフィリピン生活 (単行本)

昨夜、NHK総合テレビの番組「追跡真相ファイル」で、小松崎憲子さんが入所されていたフィリピンの介護老人施設で、日本のテレビや書籍で何度も取り上げられていたローズ・プリンセス・ホームの日本人オーナー失踪と、経営破綻の例が紹介されていた。

現在この施設の日本語スタッフも不在になり、入所者はまともなケアが受けられない状況で、日常生活や医療費に困窮している姿が映し出されていた。

小松崎さんは番組では特に取り上げられていなかったが、その理由はすでに彼女はフィリピンの親戚にも知らされず日本に送り返されて、2011年8月に癌で死去されていたからだ。

なおインターネットの情報によるとローズ・プリンセス・ホームの経営難と、小松崎さんの痴呆が重なり、晩年は彼女もフィリピンでトラブルに遭った多くの日本人と同じように、大変な状態に追い込まれたという衝撃的な噂が出ていた。

この番組では他にもフィリピン人妻に、家や財産を奪われた日本人男性が泣き寝入りをせず、妻を窃盗罪で告発して逮捕に追い込んだだけでなく、現在は裁判を起こして財産を取り戻すために頑張っている姿を追っていたが、こんなことが出来るのは心身が健康だからこそ。

なお小松崎さんが必死で世話をした肝心のフィリピン人親戚は呑気なことに、彼女が人生最大のピンチになっているを知らず、トラブルの防波堤になってあげられなかったらしい。(本当にフィリピン人って頼りない!)

実は一時期、自分も老後に一人で海外生活をしたいと思い、海外移住を前向きに検討していて、ネットで色々な話を調べたり、直接現地(タイ・マレーシア・フィリピン)に行ったりした。

しかし現在は完全移住はあまりにもリスクが大きいので、1年のうち数ヶ月を海外で暮らすロングステイでいいと思うようになってきた。

つまり老後は主に日本で暮らしたいと思っている。

でも、もし海外移住をしたとしても、最後は日本に帰って生涯を終えるのがベストであり、そのためには日本にある財産も人脈も絶対に捨ててはいけないと、NHKの番組を見て強く思った次第だ。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1P9C8OC8PNL8Y/ref=cm_cr_arp_d_viewpnt?ie=UTF8&ASIN=4838710682#R1P9C8OC8PNL8Y

海外ロングステイの現実, 2014/2/27
レビュー対象商品: マニラ極楽暮らし―年金女性のフィリピン生活 (単行本)

十年ほど前にこの本を読んで比島移住の夢をかき立てられ、マニラの著者に連絡を取り比島へ数回訪れました。
その一年後に会社を早期退職し著者を頼って比島移住を決行しました。
そして、そのまた5年後には日本へ戻ってきました(苦笑)。

この本に書かれていることは

「比島と比人は、こんな国こんな人達だったらいいのにな」、

「比島在住の日本人がこんな暮らしができればいいのにな」etc

という「・・・れば」「・・・たら」の願望話と、比島の現実をごちゃ混ぜにした一種のファンタジーです。

(ですからこの本の内容は全てが出鱈目ではありません。本当のことも書かれています。と言うか、比島のネガティブな面はソフトに表現している、またはネグっている。ポジティブな面はデフォルメしている)

発展途上国とその国民の現実は半端なものではありません。
その発展途上国に住んでいる多くの邦人の現実も半端なものではありません。

筆者の知人の在比邦人や比人親族(異母妹一家)はなにゆえ認知状態になった筆者をぎりぎりまで放置していたのか。私にはその理由が分かるような気がします。

「老後は気候が温暖で物価の安い途上国で悠々自適」。
私が見た限りではそんな美味い話はありませんでした。
海外移住/ロングステイへの幻想をかきたてるのは止めて貰いたいものです。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2RGECC6DSFA2X/ref=cm_cr_arp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4838710682


34. 中川隆[2900] koaQ7Jey 2016年6月14日 14:08:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3182]

定期預金の金利が12,75%w


1億円貯めたら働かずに金利で暮らせる

私が勤め始めた頃はまだバブル崩壊前で、預貯金の金利は6〜7%ありました。

「1億円貯めたら働かずに金利で暮らせる」と言われていたのですが…今となっては過去のお伽噺(笑)。では、海外ではどうなのでしょう。

海外年金生活者のバイブル

小松崎憲子著「マニラ極楽暮らし 年金女性のフィリピン生活(マガジンハウス)」は、海外年金生活者のバイブルだったそうです。

1999年の出版なので、時の流れを感じます。

フィリピーナの異母妹

「53歳で茨城県に家を新築、退職金はローンの返済に消える。

60歳の定年退職後も現職時の生活水準を維持したいと物価の安い国への移住を検討。

同居の父の死後、異母妹テレシタに会いにフィリピンを訪れる。

ホームステイをしたりアパートを借りたりした後で、茨城の家を売却しフィリピンで家を買う(1350万円)」


計画的な移住計画

退職者ビザを取得しフィリピンで家を買うまでに、情報を収集し計画的に準備を進めています。

「外国人はフィリピンでは建物は所有できるが、土地は所有できない」そうなので、土地は長期リースで借り上げたのかな。

フィリピーナの異母妹あり

結婚歴はなく、父没後の日本に濃い人間関係はなかったのかもしれません。

フィリピーナの異母妹がいる点が特殊です。

「姪のヘレン、住み込みのメイド2人、通いの運転手1人で暮らす。
ヘレンには退職者ビザ取得代行会社を任せる。
テレシタには350万円の家をプレゼント」

年金収入とそれなりの貯金があるので大盤振る舞いしたのかな。

ちなみにメイドの月給は約6000円!

騙される二つのパターン

「日本人が日本人に騙される寸借詐欺」もありますが、話題になるのは

「フィリピンパブで知り合ったフィリピーナを追いかけて来て、女性名義で土地や建物を取得して結婚、金がなくなると離婚されて一文無し」

日本人男性が困窮邦人になるよくあるパターンです。

成功する確率は3%

「年金生活者が楽しく暮らすコツは何もしないこと。商売に手を出したら火傷する」

「言葉もしゃべれない、商売の経験もない、人脈もない、法律や商慣習も知らない、そんな日本人がフィリピンで商売して成功する確率は3%程度、妻がフィリピン人なら5%ぐらい」


為替も物価も変動する

「1997年4月1ペソ≒5円」とありますが、「2015年11月1ペソ≒2,6円」ですから、為替レートの変動は大きい。

「物価は安いが日本食品は高い」

こちらも「インフレ率が1998年9,36%、2008年8,18%、2014年4,17%」なので、物価はけっこう上昇しているはず。


今なら移住生活費はいくら?

P132に夫婦にメイド1人、運転手1人のフィリピン標準家庭の支出(月額約11万円)の内訳が載っています。

ちなみに筆者の支出は約15万円。

「1ヶ月の移住生活費シュミレーション(日本人感覚のA夫妻編)フィリピン」
http://www.naru-web.com/philippines/cost-of-living.html


を見ると、

フィリピン都市部で日本人感覚の暮らしをすればメイドや運転手なしで 18万円超。

あまりお得感を感じられないのでは?

ペソ建て定期預金の金利は12,75%!

「フィリピンの銀行のペソ建て定期預金の金利は10〜12,75%、税金が20%かかる」

ええと、仮に 5000万円の定期預金を組めば、税引きで年に400万円の利息を受け取れるってことです。一瞬、フィリピン移住を考えました(笑)。


で、2013年の情報だと…

が、

「意外と知られていない フィリピンのインフレと預金利息」
http://vagabond0321.seesaa.net/article/308634921.html


を見ると、預金が保証される銀行は5行で上限は各100万円ずつ。

そして、金利は2%ちょっと。

5行に 500万円預けても税引き後の利息は年に8万円…。

500万を超える預金には銀行の破綻リスクが発生する。

為替リスクも取ってこの金利だと…日本で投信をやった方がよいような気がするのだけれども。

国民健康保険に加入し続けられる?

「長期滞在者は国民健康保険+海外旅行傷害保険が多い。

フィリピンに本拠を移し、医療保険未加入の者もいる。

風邪なら診療代1000円+薬代1000円、虫歯2本の治療代6000円」

筆者は「厄介な病気になったら日本で治療するつもりなので、国民健康保険に加入し続けている」とあります。


海外転出届は任意らしいけれど…

海外転出届を出さず住民票を残して、住民税や国民年金保険料を払い続けていたのでしょう。

海外転出届は1年移住が目安で、強制ではないらしい。

本書執筆時点で、茨城の家を売ってマニラに移住してから5年は経っています。
日本に生活の本拠がないのに住民票が残っているのは、本来はおかしい。

法の不備はいずれ解消されるはず

法の不備のグレーゾーンはいずれ解消されるんじゃないのかな。
とすれば、高齢の年金生活者が医療保険に未加入なのはハイリスク。

民間の医療保険に加入する必要があり、高度な医療を私立病院で受けたいのなら保険料が嵩むはずです。

ローズプリンセスホームの入居者第1号orz

1994年に68歳でフィリピンに居を移し、マスコミに注目された70代半ばまでがゴールデンタイム。

「1997年にローズプリンセスホームの2部屋の終身利用権を購入(約656万円)、入居者第1号となる。

利用料金は月額14万円(夫婦は22万円)。

施設内に診療所、車で15分の場所に私立病院あり。
看護婦資格を持つ日本人スタッフがいる日本人専用の介護付き老人ホーム」

海外の姥捨て山かも

リゾート感覚の高級老人ホームをイメージした豪華な建物、安い人件費で介護の人手を確保。

目の付け所は悪くなかったのかもしれませんが、安心・安全を重視する保守的な日本人には受け入れられなかった。

「開業後2年以上経った1998年12月の入居者は5人」

立ち上げた日本人経営者は投げ出して、「ババを引いて行き場のない老人が残された姥捨て山」のようになってしまっているorz

過保護な日本は世界の例外

日本の老人ホームでも、事業がうまくいかず事業主が交代する、預かり金の入居一時金が使途不明になる等のトラブルはあります。が、行政指導や救済措置が取られて、入所者の保護が図られるはずです。

一方、海外で怪しげな業者に騙されると、100%自己責任…。

医療費の見積もりが甘い

「フィリピンには日本のような健康保険制度はない。

貧乏人は安い公立病院で最低限度の治療を受ける。
金持ちは高額な私立病院で最高水準の治療を受ける」

「ボトックス 始末記」
http://blogs.yahoo.co.jp/aspentower14042001/11260843.html


によりますと、ボトックス注射1本1万9000円!
上記の生活費シュミレーションの医療費は見積もりが甘すぎます。


最期は日本で迎えたくなる

「そろそろ幕を閉じさせて頂きます」
http://blogs.yahoo.co.jp/aspentower14042001/11296652.html


を見ますと、管理人さんは13年ほどフィリピンでの生活を楽しみ78歳で亡くなられたようです。日本に戻って治療を受ける前に亡くなりましたが、数日前までブログを更新しており寝たきりの期間はほとんどなし。二人三脚の奥さんの支えが大きかったろうと思われます。

最後まで思い通りが理想だけど…

残された奥さんは息子と日本に帰国したところで更新は終了。
理想に近い最期なのではないでしょうか。

フィリピーナと結婚する場合を除き、日本人が一人でフィリピンの土になるまで住み続けるのは至難なのでは。

老いるという現実を直視すれば、最後まで自分の思い通りに生きることは不可能とわかるはずです。


金と親身な身内

永住といった重い決断は高齢者には向きません。
生活の本拠を日本に残し、年金生活の夫婦が元気な内にリゾートでバカンスを楽しむ。

そんなノリでいいんじゃないのかな。

それなりの金があって、親身に関わってくれる身内(配偶者や子供)がいるなら、ハッピーエンドの可能性が高まるでしょう。

元気な内は思い通りになっても…

小松崎さんに話を戻せば、ローズプリンセスホームに移った70代後半以降は思い通りにならないことが多かったようです。

退職者ビザ取得代行業は廃業、広告塔として利用された感のあるローズプリンセスホームともトラブル、日本に帰国して85歳で亡くなっています。

不本意な暮らしという印象

移住生活前半が華やかだっただけに、後半は不本意な暮らしという印象が強い。

世間的評価は「プチセレブを気取った独り者の年金生活者が、業者の甘言に乗せられて惨めな最期」といった感じになるのかな。

向き不向きの問題

大多数の高齢者は、住み慣れた地域で穏やかに老いることを望んでいるのかもしれません。「治安、医療、言葉」のリスクを承知で、本格的な海外移住に挑戦する人はほんのひと握りです。

国内で平均的な老後を過ごすマジョリティ、海外で光と影が強い刺激的な老後を送るマイノリティ。

価値観の違いというか、向き不向きがあるのでしょう。

どこにいても死は管理しきれない

どちらがより賢明な選択かを比べることに意味はない。
できるうちにやりたいことをやっておけば、後悔は少ないかもしれない。

安らかな最期を求めるのも大切でしょうが、死が迫った生活をコントロールしきれるものでなし。それは日本にいてもフィリピンにいても変わらないでしょう。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2015/11/1275w.html


35. 中川隆[2901] koaQ7Jey 2016年6月14日 14:44:51 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3183]

ピンクのちブラック、フィリピン病患者の明暗


フィリピン病患者の末路

フィリピンパブが全盛だった頃、フィリピン病患者になる 30〜40代日本人男性が多かったそうです。

2000年代前半には年齢層は拡大し、フィリピン病は退職者にまで広がりました。

2004年に米国が日本のこうした状況を「外国人女性に対する人身売買による性的搾取」と非難し、2006年には興行ビザの発給が従来比1割程度に激減。フィリピンパブは大打撃を受けたそうです。

フィリピン病患者の末路はいろいろらしい。


フィリピーナへの偏見

「フィリピンパブファンの中で、若く素朴なフィリピン女性を騙し性的関係を持とうとする日本人客が年々増加した。

その一方、日本人の優越感、外国人コンプレックス等を裏手に取り、日本人客を騙し金銭的摂取をするフィリピン女性も増え、フィリピンを嫌う日本人も徐々に多くなる。

そういった悪循環が日本社会の中でフィリピンという国に対する偏見を多く生んでいった。

また、既婚者でありながら妻と家族を捨てて、フィリピン女性と恋に落ちる日本人男性もいたのが偏見を助長した〜

Wikipediaのフィリピンパブ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%96

日本人=金持ち・スケベ・シャイ

日本に出稼ぎに来たフィリピーナにとっては、日本人=金持ち・スケベ・シャイ。

フィリピーナの家族にとっては、日本人=金を運んでくるカモ。

諸々の体験談からそうした情報は広く知られています。

フィリピンの消費者物価指数は3〜5%の上昇、GDPの伸び率は7,2%(2013年)、東南アジア諸国の中では経済成長が遅れています。

が、日本人が経済力を背景に現地で大きな顔をできるのはいつまでか…。
退職金や年金でまとまった金を自由にできる中高年も少なくなっていくでしょう。フィリピン病は時代の仇花に終わるのかもしれません。

3人目でやっと結婚


マニラ行きのジジババたち – 2002/6 浜 なつ子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A9%E8%A1%8C%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%82%B8%E3%83%90%E3%83%90%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%B5%9C-%E3%81%AA%E3%81%A4%E5%AD%90/dp/4872336763

の第2章は一応ハッピーエンド。

「55才の時にフィリピンクラブで16才のチェリーに誘われて渡比、1ヵ月で120万円使う。

800万円の銀行預金を持って再び渡比、20才のジェシカに1ヶ月で100万円使う。

銀行に 5万ドル預けてPRAビザを取得するか、結婚ビザを取得するか迷い、日本人が経営するコンサルティング会社の紹介で 36才のシェリーと結婚」

ネギを背負ったカモ

言葉ができない、お人よし、女好き、そして金を持っている退職者。

離婚し、子供たちとも絶縁状態で心が弱っている。

700万円の預金を抱えて周囲に頼りきりのこの男性は、典型的なネギを背負ったカモ。
若いピチピチのフィリピーナとの結婚を夢見て、金を毟り取られます。

仮に結婚できたとしても、金・男・家族とのゴタゴタで離婚され追い出される可能性が大きい。

見た目より気立て♪

ラッキーだったのは、3人目の女性と不承不承ながらも結婚したこと。

子供が2人いる不美人の中年女性ですが、気立てがいいらしい。

家の残金や屋台の権利金を支払ってくれる男性を、「日本人は金があって貧乏の苦しみを癒してくれる精神安定剤」と立ててくれます。

月に11万円の年金でも、女性にとっては貴重な収入源なのでしょう。

老後は不透明

50代半ばで労働意欲がわかなくなったという気持ちは、中高年のひきこもりにもわかります。

ここまではほんのりピンクのフィリピン病患者で、とりあえずハッピーエンドです。

が、20〜30年後に11万円の年金にどれくらいの価値があるのだろう。
体力・気力が落ちる老後の生活がどうなるかはわからない。

異国の地でシェリーとの生活に閉じこもり、言葉が通じない周囲とのコミュニケーションをめんどうくさがると…。

金を持っているだけの存在

「金を持っているだけの存在となり、彼から無理やり金を引き出そうとするでしょう。
家から放り出され、路上生活者となる可能性だってあります。

それでも、本人の意識次第では、結構、気楽に生きていけるものです。
また、そういう覚悟がなければ、フィリピンのような地獄と極楽が同居する国で老後を過ごそうなどと考えてはいけない。

「物価が安いから」
「メイドが月1万円以下で雇えるから」

そんな理由だけでフィリピンに住めば、後で痛いしっぺ返しを食うでしょう(P69)」

強盗殺人なのか?

本書の第5章は在比邦人が殺され、財産もどこかに消えたバッドエンド。

「養子、結婚後すぐに離婚、神経症で定職に付かずひきこもり。

土地とアパートの売却代金5千万円を持って51才で渡比。

PRAビザ取得、フィリピン人と結婚するが1年後に別居。

自宅を含め 5戸の住宅を購入、不動産はフィリピン人名義で取得しなければならないので、いずれも妻や知人名義」

57才で殺されてジ・エンド。

PRAビザ取得時に銀行に預けた 5万ドルもいつの間にか引き出され、5千万円の財産は雲散霧消。

詐欺師の標的

フィリピンで殺された場合、犯人は検挙されない可能性が高い。

5戸の住宅は賃貸に出して生活の足しにするためと説明されていますが…。

言葉が話せず事情に疎い在比邦人の中高年男性が食い物にされたようです。

PRAビザ取得者は5万ドル(当時の為替レートで約600万円)の銀行預金があるとわかるので、詐欺師のターゲットになるそうです。

愛想はいいが醒めるのも早い

「焼き鳥屋で隣りに座った若い女の子にその場で結婚を持ちかける」

フィリピンへ行けばバラ色の老後が楽しめるとハイになっていたらしい。

見知らぬ土地で生まれ変わって、結婚して家族を養うという一人前の男性を演じたかったのかもしれません。

「愛想のいいフィリピン人は、客をもてなす大天才である。
大いに歓迎してくれるけれども、醒めるのも早い。

最初はちやほやしてくれるが、言葉もできない、冗談も言えない、フィリピン人と仲良くなろうともしない日本人は、やがて、金を持っているというだけの存在に変わっていく(P205)」

リスクは分かっているはずなのに

親の遺産で一瞬の夢を楽しめたのだから本望…ではたぶんないでしょう。
妻子に迷惑をかけるわけではなく、「税金で助けれてくれ」とも言っていない。
相続した財産をどう使おうが自由です。

ただ、この頃は既に、「フィリピーナに誘われてノコノコ渡比するリスク」は語られていたはず。

結婚といっても、金で婚姻届を買うような例がほとんど。
フィリピーナを非難するのはお門違いな気がします。
50代ならば、認知症で判断力が衰えたわけでもないでしょう。

好きにすればいいのだけれど

他人に迷惑をかけず、自己責任で行うのなら、好きにすればいいとは思います。

ただ、「人生も先行きが見え、家族ともうまくいっていない。
そんな状況で若いキュートな娘に誘われたら、男ならクラッとくるのはわかる。
破滅しない程度の火遊びなら楽しみたい」

といった肯定論もありますが、理解しにくい。

海外生活の適性が低い中高年が、場当たり的に外国へ行ってうまくいく確率は低いでしょう。「金を毟られに行くようなもの」と考えないのはなぜだろう?

フィリピンの土になる割合は?

脳細胞が桃色に変化して判断能力が低下するのか。
すべてを承知で「最後にひと花咲かせたい」と達観しているのか。
何も考えずに刹那的に生きているのか。

殺されるのは例外として、フィリピンの地でフィリピーナに看取られて亡くなる邦人はどのくらいの割合なのだろう?

生きていれば年金が受け取れるので、最後まで下の世話もしてくれるのかな。
放り出されて困窮邦人になるのかな。
夢破れて帰国するのかな。

どうも、最終的なハッピーエンドは想像しにくいです…。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2014/05/blog-post_28.html


36. 中川隆[2902] koaQ7Jey 2016年6月14日 15:18:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3184]

外こもりもさまざま

日本社会からスピンアウト

物価の安い東南アジアへ脱出しても、バハラナとは限りません。

フィリピンでは困窮邦人が増えています。

一方で、バンコクの外こもりに触発されて、生きづらい日本社会からスピンアウトする若者もいます。

その実態は様々で、外こもりの一言では括れません。

彼らをひきつけるタイの魅力は、物価の安さだけではなく居心地のよさにもあるようです。


日本を降りる若者たち (講談社現代新書) – 2007/11/16 下川 裕治 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%92%E9%99%8D%E3%82%8A%E3%82%8B%E8%8B%A5%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E4%B8%8B%E5%B7%9D-%E8%A3%95%E6%B2%BB/dp/4062879174


を図書館で借りてきました。


外こもり

外こもりとは「アルバイトなど日本で短期間集中的に稼いだ金を持って物価の安い国に行き、そこで長期滞在して生活すること」

バンコクのカオサン通り近辺に1泊 100〜300バーツ(約300〜900円)のゲストハウスがあり、バックパッカー(低予算で国外を個人旅行する旅行者)が利用していたそうで、この辺りが外こもり発祥の地らしい。

最近は土地代の値上がりに伴い、冷房やお湯のシャワー付き個室(1泊1,200〜1,500円)などに置き換わっているようです。

タイはビザなしで30日間の滞在が許されるので、一度国外へ出て再入国を繰り返せば長期滞在が可能でした。

しかし、タイに金を落とさない外国人は徐々に締め出される方向で、ノン・イミグラントビザや労働許可の取得が求められるようになるのかもしれません。

1日の出費は300円

「30代男性、東京で10年ほどサラリーマン、バンコクで旅行代理店を手伝う外こもり、

午前中にネットカフェでブログ発信、
宿代以外の1日の出費は100バーツ(約300円)未満。

名古屋で手取り14〜15万円の住み込み派遣で70万円ほど貯めてバンコクへ戻る」


日本でメンタルクリニックに行けば、アスペルガー症候群と診断されるのかもしれません。

自分で稼いで食っています。ライフスタイルの選択は本人の自由でしょう。

ちなみに、バンコク市内には1ヶ月3,200バーツ(1日換算で約100バーツ)の安アパートもあり、そちらへシフトする外こもりもいるそうです。


オンとオフが両極端

「40代半ばの男性、

バブル期に大卒で就職後、大学図書館の臨時職員に転職、派遣社員に仕事を奪われて退職。

日本にアパートを確保し年に2回帰国、1〜2ヶ月集中的に働いて滞在費を稼ぐ。

バンコクでは冷房付きテラスゲストハウス(1泊450円)でダラダラ過ごす」

オンとオフがくっきりと色分けされた吹っ切れた生き方。
30才近くのフリーターに向けられる世間の視線に生きづらさを感じたそうです。

こちらも、日本の精神科医を訪れれば、発達障害と診断名が付くのかもしれません。
が、精神障害者を自称して疾病利得を主張するのではなく、日本社会から降りる道を選択しました。自力で生活しているのですから、好きな生き方を選べばよいのではないでしょうか。


ワーキングホリデー組

タイの長期滞在者には、確信犯的な外こもりの他にワーキングホリデー(30才までなら1年間ニュージーランドやオーストラリアで働きながら英語を習得できる)組もいます。

高卒フリーターが20代前半になると将来の不安を感じる
→ 英語力をつけてステップアップを目指す
→ 物価は安くないし不景気だと仕事もない
→ 資金はたまらずたいした英語力もつかない
→ 9ヶ月で切り上げ3ヶ月はアジア旅行に当てる
(1年間追加料金なしで途中の乗り換え都市に降りられる航空券だから)
→英語ができる人が少ないタイで大きな顔ができ居心地がよい。


「30代男性、高卒フリーターの後ワーキングホリデー、帰国後再びフリーターで実家にいづらくなる。

バンコクでバイヤーの手伝いをするようになり月収 20万円だったが、3年後には月収 5万円。
ネットで株取引をしながらひきこもる」

物価の安いタイで月収 5万円のワーキングプア生活、日本にいたときよりもストレスが少ないのならそれもありかもしれません。

サラリーマンに向かない人もいる

ワーキングホリデー組には、20代前半の大学を休学した学生、20代後半の大卒で就職後に退職し再就職前に海外を体験したい社会人などもいます。

「29才男性、大卒時に就職活動をせずにワーキングホリデー、
バンコクで就職するが会社勤めが合わずに退社、
タイ人女性と結婚してタイ料理店を開く」

サラリーマンに向かない人は、どこで勤めてもうまくいかないようです。
自営業で食っていくのはどの国でも大変でしょうが、若い二人には将来の生活設計があります。

70代の日本人男性が金の力で 20代のタイ人女性を束縛するのは不自然で、寝たきりになったら若い妻が下の世話もずっとしてくれる、そんなのは甘すぎる妄想。

けれども、20代同士が一緒になって商売を盛り上げていくなら、いずれタイに根を張れるんじゃないかな。

留学リベンジ組

英・米に1年間海外留学した経験のある留学リベンジ組もいます。

「本当に優秀な学生は現地で就職し、日本の入社試験では留学体験はあまり評価されない。

留学斡旋業者が送り込む留学生の多くは、初級レベルの語学学校に半年、受け入れ先の学校に半年が現実」

留学体験を生かせない会社・仕事に不満を感じ、欧米と日本の仕事のスタイルの違い(自己主張型社会と根回し社会)を批判しますが…。

1年程度の留学で欧米の発想が身につくはずもなく、相手にされない。
そんな時に、バンコクの外資系会社や現地企業が日本人を 5万バーツ(約15万円)で雇ったというニュースを耳にすると、クラッとくるようです。

タイでは月給3万バーツが分岐点とされているそうなので、5万バーツは勝ち組です。

留学経験は重視されない

しかし、日本で仕事がうまく行かなかった人は海外でも躓く傾向にあり、ここでも留学経験は重視されなくなってきています。

「32才男性、大卒後米国留学を経て中堅証券会社に就職、
パニック症候群になり退職、
地元の塾講師となり月給12万円、
知人の紹介で米系広告代理店の営業マンになるが仕事をこなしきれず退職。

労働ビザが切れ観光ビザになる、
仕事がなく株で食いつなぐ、
2年近くアパートから出ない外こもり」


生きづらい
→ 環境を変えて海外で心機
一 転がんばろう
→ いつの間にか同じ躓きを繰り返す。


仕事に対する適性はなかなか変えられないようです。
ただ、タイで暮らすと体調や精神状態がよくなったので、タイ語を学び就職先を探すという人も一定数います。
タイでの就職に成功する人もいて、長期滞在者全員が外こもりになるわけではないそうです。


まっとうな生き方

アパートに引きこもってネットで株取引している2人はイエローカードですが、他は自分なりに生計を立てています。

「発達障害だ、新型うつ病だ!」「障害年金だ、生活保護だ!」と支援機関が騒ぎ立てても事態は改善していません。

そうした過剰な対応でスポイルする以前は、生きづらさを感じる者は自ら行動したのです。

妥協できる人は日本でサラリーマン人生を送るし、妥協できなければ外こもったりするわけです。

典型的な外こもりは、ひきこもりというよりはニートとフリーターの境界線上でしょうか。

外こもりは日本社会からはスピンアウトしていますが、疾病利得を主張する自称精神障害者や五体満足な稼動年齢層の生活保護受給者よりまっとうな生き方です。


外こもりの老後は?

上記の登場人物は20代〜40代半ばで、若くて健康です。

健康を害した時に、国民健康保険制度のないタイでどうするのか?
中高年になって日本で短期間に稼げなくなった時にどうするのか?

これらの点が気になります。

40代半ばなら、5〜10年もすればハードで稼げる仕事は回してもらえなくなるでしょう。
その時に、生活保護を申請するしかないのでは寂しい終わり方です。

年金、医療・介護などで、負担アップと給付ダウンが進んでいます。
財政赤字と少子超高齢社会からして、この流れは続きそうです。
そんな中で、生活保護だけが現状維持できるとは考えられません。
長期化・高齢化する外こもりはどう対応するつもりなのかな。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2013/09/blog-post_17.html

老後の全財産が200万円…


高齢者の外こもり

タイの長期滞在者と言えば外こもりを連想しますが、現地雇い社員となって前向きに働く若者もいます。さらに、高齢者の外こもりも目に付くそうです。

高齢になれば、言葉や習俗の違いは高いハードルになりそうなものですが…。

経済のグローバル化と海外旅行の大衆化によって、自分の生きたい場所を選べる時代になったのでしょうか。

下川裕治著「日本を降りる若者たち」(講談社現代新書)の続きです。


現地雇い

「大使館に在留届を出したタイの日本人長期滞在者は4万人以上(2006年)、無届の者を含めると10万人を超えるかもしれない」

タイは外こもりにとっては癒しの場ですが、再起を図る一時避難場所や働く場と捉える日本人もいます。

1990年代の就職難ではアジア就職ブームが起き、タイでも現地採用の日本人社員が増えたそうです。

「タイ語が話せる日本人を現地の給与水準で雇って駐在員の派遣を減らせば、人件費の削減になる」という企業側のメリットがあります。

「28才男性、専門学校卒、2回転職して3社目で5年勤務。
退職後タイに渡りタイ語学校に通った後、現地雇い社員となる。
モラルと目標を持ち胸を張って暮らしている」

外こもりは一過性ではない

日本よりタイのほうが居心地がよいので自分の意思でタイに移住したのは共通です。
が、現地雇いの若者は、言葉や労働許可証などのハードルを乗り越えて自分の居場所を切り開きます。

タイに永住するのか、帰国して起業や再就職するのかはわかりません。
起業や再就職に成功するのか、失敗してタイに舞い戻るのかもわかりません。
ただ、そのやる気と行動力は外こもり、ひきこもり、ニート、フリーターなどを凌駕しているでしょう。

一方で、不寛容な格差社会についていけず、貧乏でもまったり暮らしたい人もいます。
会社勤めに向かず、日本社会のプレッシャーを逃れて海外で外こもる日本人は増え続けるのでしょう。
この傾向は日本に限らず、先進国に共通なようです。


外こもりの老後

コアな外こもりは、フリーター出身で本格的な日本的労働=正社員の経験がない者が多いそうです。

勝負する前に見切ったとも言えますが、日本の社会制度をあまり体験しておらず頭でっかちとも言えます。

成り行きで長期化・高齢化したひきこもりやニートの社会復帰は非常に難しい。
とすれば、確信犯的に日本を降りた外こもりが日本社会に復帰するのは、さらに困難でしょう。

「ビザのない外国人は 6ヶ月中、90日を超えてタイに滞在してはいけない」と 2006年からルールが変更になったそうです。

金を落とさず、困窮法人になりかねない外こもりは、タイ政府から見れば望ましくない外国人です。経済発展にあわせて物価も上がるでしょう。なにより高齢になれば、労働力の商品価値が失われ稼げなくなります。まあ、先のことを心配して今を犠牲にしろとも言えない。外こもりの老後はマイペンライ?

ロングステイもいろいろ

「日本の年金の取り込み(年金は海外でも受け取れる)と不良債権化した高級コンドミニアムの活性化を目的としたタイのロングステイビザ。

銀行に預ける保証金は80万バーツ(約300万円)」

「タイの大卒初任給は月額1万バーツ(約3万5,000円)、転職を繰り返して30才で月給3万バーツなら勝ち組」

厚生年金の平均受給額が16万1千円ですから、日本の年金生活者はタイでは金持ちです。


ロングステイに関心を示す高齢者もいくつかのパターンに分かれます。

A.不動産投資目的の資産家。
B.本格的な老後に備えて出費を抑えて貯金を増やす。

後者はさらに、

C.生活のレベルは下げずに節約したい標準的な年金生活者と
D.ギリギリの節約生活をする無年金者

に分かれます。

マレーシアへ夫婦でロングステイして月々の生活費が15〜20万円などがC.です。

モデル世帯(夫婦2人)の年金月額が23万円ですから、それほど貯金はできませんが黒字。健康に不安が生じたら日本に帰国します。

自業自得

問題はD.です。

「タイ人女性絡みで借金を作り、離婚、退職。タイに渡るが商売に失敗してタイ人女性に捨てられる。
ホームレスとなり使い走りをして飯を恵んでもらう」

困窮邦人(海外の日本人物乞いホームレス)へ転落する典型的なパターンです。

日本大使館に駆け込めば、国際電話で親族に送金を依頼してくれますが…。
断られるでしょう。自分で選んだ道です。タイに骨を埋めることになるのかな。

一人暮らしの無年金者

「60才を超えた結婚歴なしの男性、無年金者、
経営していた飲み屋を処分した金を持ってタイへ渡る。
バンコクのゲストハウス1泊100バーツ、月に約9,000円の家賃、家賃込みの生活費が月に約2万円」

日本では家賃+食費で月に10万円はかかります。
20年の寿命があるとすれば、10万円×12ヶ月×20年=2,400万円。
医療・介護にかかる金も考えると、3,000万円でも心許ないでしょう。

バンコクなら2万円×12ヶ月×20年=480万円!
寿命を30年としても1,000万円でおつりがきます(笑)。

ピンピンコロリなら勝ち逃げ。長期療養が必要な慢性疾患になればピンチです。

タイには国民健康保険はありません。高齢者は民間保険会社と契約できないかもしれません。医療費が全額負担になれば、月に2万円の節約生活は吹っ飛びます。

万事休す

「67才男性、無年金者、店を処分してタイへ渡る。
全財産が200万円。知り合いの店で下ごしらえを手伝って月に8千バーツを得る」

働いて稼ぐというよりも、手伝わせてもらっている感じなのでしょう。

200万円では、日本なら2年弱、バンコクでも9年弱で使い切ります。

金がないから生活保護♪ではなく、少ない金で何とかしようという発想はまともです。
ただ、年齢を考えると、時間も体力も限られています。
所持金が10万円を下回るとか、体調を崩したりしたら、迷わず帰国することです。
事前に生活保護の申請を手伝ってくれる支援機関を探して事情をメールで伝えておき、そこへ駆け込むしかないんじゃないかな。

健康と若さがあれば、労働力を切り売りしてどうやっても生きていけます。
しかし、いずれその労働力は商品価値を失います。
年老いて、金がなくて卑屈にならなければならないとしたら、それも寂しいな。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2013/09/200.html


37. 中川隆[2903] koaQ7Jey 2016年6月14日 15:45:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3185]

月に5万円で余裕、小金持ち生活


月に5万円のアーリーリタイアメント

ひきこもりと言えばパラサイトシングルを連想しますが、一人暮らしの場合もあります。
経済的に独立しているのなら、できるだけ安上がりに暮らそうと海外生活も選択肢になります。

ホーチミンで月に5万円のアーリーリタイアメントが可能でしょうか。


月に12〜13万円はかかる

海外生活といえば、海外年金生活がひと頃ブームでした。

ほとんどの人は海外で稼ぐ能力を持っていませんから、安定した年金収入のある高齢者が第一候補です。

「H25年度の年金受給額(月額)は国民年金が65,541円(1人分、満額)、厚生年金が230,940円(夫婦2人分、標準金額)」

「タイやフィリピンで現地の人は月5万円以下で暮らすが、日本人が満足できるレベルの暮らしには月に12〜13万円はかかる」


ロングステイを楽しむ

夫婦2人の年金受給額は物価の安い東南アジアで暮らすには、厚生年金なら余裕あり。
国民年金でもギリギリ可能なようです。

月に20万円あれば、現地では使い出があるのでしょう。ただ、適性があって海外生活が長い人などを除き、治安や医療体制に不安が残り永住は難しい。

元気なうちはロングステイを楽しみ、体力・気力が衰えたら帰国するのが普通です。

外こもりが手っ取り早いけれど

海外年金生活はやろうと思えば誰でもできますが、65歳以上という年齢制限が付きます。
元気で海外生活を満喫できる時間は長くなさそうです。

若い内から海外生活をする方法として、外こもりも話題になりました。

アーリーリタイアメントの資金が貯まるのはいつになるかわからない。
というか、外こもりはニートだとすると大金は貯められないでしょう。
期間工などで短期間にある程度稼いで、物価の安いタイで長期間のんびり暮らすといったライフスタイルになります。

安定した収入源がない

問題は外こもりも高齢化し、短期間に稼げる割のいい仕事がなくなってくること。中高年ニートは帰国しても居場所がないかもしれません。
海外生活になじんでいるのだから、継続的な収入源があればタイにい続けられるのですが…。

不労所得の手段として株やアフィリエイトなども思いつきますが、安定して長期間儲けることは困難なようです。

海外移住者大家


東南アジア月5万円らくらく小金持ち生活―「日本で不労所得、毎日が海外旅行」を可能にする小金持ちマインド – 2012/9/28 山崎 初一 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E6%9D%B1%E5%8D%97%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E6%9C%885%E4%B8%87%E5%86%86%E3%82%89%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%8F%E5%B0%8F%E9%87%91%E6%8C%81%E3%81%A1%E7%94%9F%E6%B4%BB%E2%80%95%E3%80%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A7%E4%B8%8D%E5%8A%B4%E6%89%80%E5%BE%97%E3%80%81%E6%AF%8E%E6%97%A5%E3%81%8C%E6%B5%B7%E5%A4%96%E6%97%85%E8%A1%8C%E3%80%8D%E3%82%92%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E5%B0%8F%E9%87%91%E6%8C%81%E3%81%A1%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89-%E5%B1%B1%E5%B4%8E-%E5%88%9D%E4%B8%80/dp/4478022747?ie=UTF8&*Version*=1&*entries*=0

では、収入源としてアパートの賃料収入を提案しています。
サラリーマン大家ならぬ海外移住者大家になるのかな。

何で儲けるかは個人の好みや能力で決まりますが、ある程度の資金があれば賃料収入は手堅そうです。

経済的自由をゲット

「千葉県に 1DK4戸、宮城県に 1K・1DK6戸の2棟のアパートを所有、
4年以上月に 5万円の生活費で東南アジアの国を転々とする。

仕事は月に4時間、
メールやスカイプで管理会社とやり取り、ネットバンク口座の出入金チェックなど。

3ヶ月に一度は格安航空を利用して帰国し、管理会社の担当者と打ち合わせ」

所得や資産が大きくなくても、収入が支出を上回り経済的自由を手に入れているそうです。

自己資金は必要

「サラリーマン
→ 独立してフリーランスでSE、自宅を事務所にして1人で仕事
→ 賃貸アパート経営」

「生活の保証を得るために会社に所属することは諦めた」とあるので、ニートではありませんが正規のルートからは外れています。

融資を受けられるように、自営業を続けながら物件探しをするなど計画的です。
最初の千葉のアパートは融資なしの購入なので、自己資金も貯めてあったのでしょう。


管理業務は委託

「日本円で定期収入があり、物価の安い東南アジアで暮らす。
遠隔管理可能な仕組みを作り、労力のかからない収入を得る」

この2点がポイント。
不動産管理会社に業務を委託すると家賃の 5%の管理費がかかります。
が、これで生活の場所と収入を得る場所を分けられます。

現地の人並みの生活費

「定宿は1泊約640円の個室、トイレ、シャワー、ファン、テレビ、冷蔵庫、WiFiあり。
米の麺は1杯約40円。
エアコンの効いた WiFiフリーのカフェはコーヒー1杯約120円。

宿代込みで1日約1400円、1ヶ月 5万円弱。
宿のレベルを落とせば1ヶ月3万円でも暮らせる」

ベトナムはインフレですが、日本円に対して通貨安なのでホーチミンでの生活費に影響はないらしい。

計画的に充実した人生を選択


「人生の中でも、かなりのピンチに陥ってます」
http://3rd-steps.seesaa.net/

を見ると、スリリングな海外生活を楽しんでいるようです。

思い通りの今の生活に適性もあるのではないでしょうか。
中高年になっても安定した不労所得があれば、金に関するストレスは少ない。
アパートが老朽化しても、土地が資産として残ります。
年金が少なくても、老後資金をクリアできそうです。


具体的な数字が知りたかった…

サラリーマン大家さんの本だと、物件購入費用、賃貸収入、ローン返済計画などが細かく明示されています。
本書は「経済的自由を手に入れるためのマインド」がテーマなので、具体的な数字は載っていない。ブログや無料e-bookでも明かされていないみたい。個人情報だから仕方ないけれど、そこが物足りなかった…。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2014/06/blog-post_8.html


38. 中川隆[2904] koaQ7Jey 2016年6月14日 16:07:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3186]

チェンマイホームレス日記


外こもりはどうなった?

派遣工として日本で短期間働き、金が貯まるとバンコクに渡って何もせずに暮らすライフスタイル(外こもり)が流行った時期もありました。

今では派遣で稼ぐことは難しいと思いますが、生活レベルを落として細々と外こもりを続ける若者もいるそうです。

「人生を描くことを忘れてしまった若者でも、そこそこ暮らすことができる。

「で、これからどうするんだ」と難しい顔で説教する人もいない」

そんなアジアでの外こもりは、ひきこもりにとってひとつの選択肢になり得るのでしょうか。

下川裕治著「「生きづらい日本人」を捨てる」(光文社新書)を図書館で借りてきました。

ギアを切り替える

「豊かな日本人が給与と物価が安いアジアに求めるものは、仕事の場であり退職後にのんびり暮らす場所だった」

「日本の衰退とアジア諸国の経済成長が同時に進み、両者の格差は埋まりつつある」

外こもりが注目された頃とは、前提条件が変化しています。

「豊かだった日本の残影にすがり、日本の中で生きづらい日本人を演じている人もいる」

「最近のアジアに暮らす日本人には、ほどほどの暮らしにギアを切り替えた人が増えつつある」

日本では格差の拡大で相対的貧困が問題となり、ワーキングプアは結婚して子育てができないと言われます。生活保護受給者も人並みの暮らしを求めます。

アジアに脱出すれば、経済的不満から開放されるのでしょうか。

沖縄病から覚めても…

「54才、独身男性、
大阪のミナミでスナックとラウンジを経営、1日の売上げは60〜100万円、
バブル崩壊後は経営が悪化し資金繰りに苦しむ、
胃潰瘍や十二指腸潰瘍になる、マンションを売却してローン完済、

住み込み派遣工となり 1年で100万円貯めて那覇に移住、

炭火焼き店オープン時の残金は2万円、
客単価1人1500円、1日6人で売上げが1万円、25日間店を開けて25万円、
利益が6割とすれば月収15万円」

売上げは大阪でのピークに比べて100分の1と想定しています。

「那覇に移住したときは天国だと思った土地は、ありきたりの地方都市。
価値観の違いは、本土から移り住んだ人には醜くも映る」

沖縄病から覚めてみると、パラダイスは幻想です。

が、体調は回復し薬の服用もなくなっています。
ストレスから解放されて寿命が延びたようです。

※沖縄はまだ中国沖縄省ではありませんが、筆者の感覚ではアジアに括られます。


現実離れしている…

本書の登場人物たちは、独身が多く収入よりも生きがいやポリシーを優先しています。

家族持ちや高齢者には難しいであろう冒険的な選択です。

その典型例が「40才、独身男性、

35才で統合失調症と診断され薬物療法を受けながらひきこもる、

ベトナムでロングステイ中の 70代の親元へ気分転換のために転居、

親は体力の衰えで帰国、
本人はお手伝いさんに来ていた30代女性と結婚してベトナム暮らしを選択、
結婚資金として女性に3千ドルを渡したことから親族と金銭トラブル発生」

豊かな日本人への羨望、日本人と結婚した女性へのやっかみから、地元住民による嫌がらせがあります。

精神障害に対する理解は低く、仕事もせずにぶらぶらしている成人男性が理解されないということもあります。

金も仕事もなく、タイ語も話せない。
自分の面倒も見切れない精神障害を抱えたひきこもりが、言葉も通じない異国で結婚する…。ハッピーエンドの可能性があるのでしょうか。

バンコクの労働市場の変化

「10年ほど前のタイ人の大卒初任給は約1万バーツ(1バーツ=2,5〜3円)、30才で3万バーツなら勝ち組。

日本人駐在員は月給20万バーツ以上、現地採用職員でも5万バーツ以上。

タイでBOIの認可を受けたコールセンターは安い給料で日本人を雇うことができ、コールセンター職員なら2万5千バーツと最低ランク」

「コールセンターの職務には苦情処理のストレスがあり、昇進もないので、1〜2年での退職が多い。だが、かつては日系企業の現地採用という道もあった」

月給からアパート代の6千バーツを引くと、食費が安くても厳しい生活になります。

日本経済の凋落で、20代半ば〜30代半ばの若者がさらに安い賃金で働くようになっているそうです。

「月額1万バーツ、観光ビザで働く者も増えてきた」

タイ人の大卒初任給は2万バーツに上がっていますから、その半額です。
月額約3万円では、物価が安くてもギリギリの生活ではないでしょうか。


バンコクでもワーキングプア

「日本人なら誰でもいいという時代もあった。
月給5万バーツで募集しても応募はほとんどなかった。

今、バンコクで現地雇いの募集を出すと日本人がどっと応募する。
月額3万バーツ未満でも現地雇いは狭き門。
コールセンター組も簡単に現地雇いに転職できない」

グローバル化でタイの労働市場も激変したようです。
スキルがなければ海外でも低賃金ですから、物価が安くてもワーキングプアのまま。

海外でワーキングプアを続けられるのは若い内です。
中高年になって帰国しても正社員での再就職はほぼ不可能。

年金未納者が大半でしょうから、アルバイトで食いつないでいずれは無年金者になります。そして、生活保護のパターンかな…。

海外でのホームレスは悲惨

帰国のタイミングを逃してズルズルとタイで暮らすと、異国で飢えに苦しむホームレスとなりかねません。

本書の番外編「チェンマイホームレス日記」を読むと、言葉も通じない海外でのホームレスは悲惨です。


「56才、転職を繰り返し自営業にも失敗、東京に妻と子供を残して蒸発、
タイのチェンマイで万引きなどの不法行為をしながらホームレスを続ける」

体重が20kg以上減って高血圧が改善されたのは不幸中の幸いですが…。
栄養状態や衛生環境がよくないので、このままでは長生きできないでしょう。

ホームレスで野垂れ死にするという確信犯なのですが、しんどい生き方です。
日本に戻って、生活保護を受けるしかないんじゃないかな。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2013/08/blog-post_27.html


39. 中川隆[2906] koaQ7Jey 2016年6月14日 17:15:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3188]


バラ色の海外移住?


年金夫婦の海外移住

ひきこもりやニートが都市部から田舎に引きこもるのは難しいでしょう。

逆に、田舎に住むひきこもりやニートが、濃い人間関係を嫌って都市部へ出るのはありでしょう。準ひきこもり状態程度のコミュニケーション能力、住まい、仕事とハードルは高いのですがあり得る選択です。

都市部に出ても日本的な世間の圧力を感じるのなら、海外移住はどうでしょうか。

年金夫婦の海外移住 – 2008/6/13 出井 康博 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E5%B9%B4%E9%87%91%E5%A4%AB%E5%A9%A6%E3%81%AE%E6%B5%B7%E5%A4%96%E7%A7%BB%E4%BD%8F-%E5%87%BA%E4%BA%95-%E5%BA%B7%E5%8D%9A/dp/4093797862

を図書館で借りてきました。タイトルからわかるように、本書は年配者に関するものです。若者ではなく、中高年のひきこもり向き(笑)。

ロングステイは増加

定年退職後の年金生活で時間ができると、故郷へのUターン、田舎暮らし、海外移住などに関心が向くのだそうです。

終の棲家探しには、体力、気力、経済力、情報力が必要です。
引越しに要する体力を考えると、中高年にとって海外移住のハードルは高そうに思えます。
が、年金夫婦のロングステイ(余暇目的の海外長期滞在)は増加しています。

金持ちの特権ではなく大衆化したと説明されますが、余暇目的ではない年金難民や介護難民も加わったということです。

貧しくて日本では人並みの生活ができないとか、限られた年金でより豊かに暮らしたいとか、介護が必要になった時の老後に不安があるとか、そうした人たちが物価の安い海外へと出かけているようです。


東南アジア諸国が人気

物価、風習、リタイアメントビザの取得しやすさなどから、東南アジア諸国(マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、台湾など)が人気です。

「月に10万円でプールとメイド付きの家に住める」とメディアが煽りますが、治安、医療、生活費の点で問題もあります。

東南アジア諸国の経済成長に伴う物価上昇と円安を考えると、「海外移住すれば年金生活でもゆとりがある」とは言えなくなっているのかもしれません。本書は2008年の出版で、その後の5年間でさらに状況は変化しています。

生活費11万6,000円

「60代前半の夫婦、マレーシアで 3DKのコンドミニアム(賃貸型のリゾートマンション)を月900リンギ(約3万円)で借り、家賃込みの生活費は月3,500リンギ(約11万6,000円)」

マレーシアに滞在する日本人の生活費は月に 6,000〜7,000リンギが平均的なので、半分程度に抑えています。

HPの「月に6万円で楽園の生活」を信じて入国した当初は、月に23万2,000円の生活費がかかり赤字だったそうです。

日系スーパーの利用や日本人との付き合いを減らし、家賃の安いコンドミニアムに引っ越して家計はスリムアップできました。しかし、汚職が蔓延して警察が当てにならない、保険カード(民間保険会社との契約)がないと治療に保証金が必要、などと惑うことも多いようです。


生活費16万5,000円

「70代後半の夫婦、マレーシアで家賃は月に1,500リンギ(約4万9,600円)で、家賃込みの生活費は月に5,000リンギ(約16万5,000円)」

英語もインターネットもできず、付き合いは近所の日本人のみ。

700リンギ家賃の安いところに引っ越したが、物価の上昇で生活費は変わらず。

妻が転倒して通院するようになり医療費が負担、手術は日本でないと不安などが理由で帰国する予定。

高齢では民間保険会社との契約は難しい、海外旅行傷害保険も年間掛け金が 1人年に15万円かかる。そうしたことを考えると、日本の医療に頼りたくなるのでしょう。


海外移住でひきこもる

しがらみから解放されて人生をリセットしたいのかもしれません。
永住ではなく、帰国を前提とした長期滞在なのです。

現地では似た境遇の者同士で日本人社会を形成し、時間をもて余す年金生活者は濃密な関係を結びますが…。
狭い社会なので関係がこじれると逃げ場がなく、人間関係のストレスで抑うつ状態となってひきこもる人も出てきます。

現地の人間関係は、短期滞在の下見ツアーではわかりません。
ロングステイの成否を左右する人の関わりは、出たとこ勝負の賭けになります。
自分で稼いだ貯金と年金で、第2の人生を楽しむのですから異論はありません。
ただ、日本の田舎だろうが、海外だろうが人間関係はついて回ります。
観光客で回ったほうが気楽に楽しめる気もします。

高齢者は新しい環境に適応するのが難しいはずです。
日本 → 海外 → 日本と移住を繰り返すと、寿命を縮めるんじゃないかな。

不動産購入はリスキー

「60代の夫婦、マレーシアに永住するつもりで35万リンギ(約1,160万円)でコンドミニアムを購入」

年をとれば「最期は日本で」という気持ちが強まるわけで、不動産購入はリスキーです…。

「金に困った長期滞在者が小遣い稼ぎに作ったHPのネット情報は信頼性なし」

「NPO やボランティアを騙る不動産関連の悪徳業者も多い」

なにより、退職ビザの取得基準が政府の思惑で変更されます。

「15万リンギ(約500万円)の現地銀行定期預金
→50万リンギ(約1,650万円以上の資産証明」

裕福な日本人のジャパンマネーに期待してロングステイを認めています。

「言葉も通じない外国人の年寄りが急増することは、近所の現地人にとって望ましくない」

加えて、金払いが悪く非常識な行動をとり続ける者がいて、日本人のイメージは悪化しています。排他的な冷たい視線が向けられることもあるそうです。

人生のゴールデンタイムか

「マレーシア滞在の日本人の生活費は月に7,000リンギ(約23万2,000円)が平均的」だとすると、それほど節約にはなっていません。

「標準的な老齢厚生年金受給額が月に23万円、高齢者夫婦2人世帯の支出が月に25万円」と言われています。

それなりに生活をエンジョイすると、国内でも海外でも支出は大差ないのかな。

海外移住の年金夫婦多くは、帰るべき場所をキープしながら堅実なロングステイを楽しんでいます。自己責任でやりたいようにするとよいのではないでしょうか。


ネパールなら安上がりだけど…

さて、冒頭のひきこもりの海外移住という話題に戻ると…。

ここまでの海外移住のケースは、月に夫婦で20万円以上の年金を受け取ることを前提にしています。ひきこもりでこの条件をクリアできる人はほとんどいないでしょう。

リタイアメントビザ取得条件もハードルが高いでしょう。

検索してみると、ネパールが激安で暮らせそうです。

が、言葉も通じない途上国で生き抜けるかな?
一皮向けてたくましくなるか、餓死や病死でジ・エンドか。

命をかける勇気はないな〜。
ちなみに、日本の平均寿命は83才で世界1位、ネパールの平均寿命は67才で世界129位です。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2013/09/blog-post_12.html


桃色の海外移住?


困窮邦人

海外移住の目的や実情はさまざまですが、怪しげなパターンもあります。

無一文になって現地の日本大使館などに駆け込む日本人を困窮邦人と言い、

「国別の困窮邦人は 1位がフィリピン、2位がタイ、3位がアメリカ、4位が中国、5位が韓国」

だそうです。

25才のタイ人女性と結婚した72才の日本人男性の例が載っているのですが…。

井出康博著「年金夫婦の海外移住」(小学館)の続きで、事例はいずれもタイです。


チェンマイ美人

「離婚歴のある日本人男性68才とタイ人女性35才の夫婦、借家は月に1万5,000バーツ(約4万9,000円)」

タイのチェンマイを訪れる60才以上の年金生活者は少なくないらしい。
熟年単身男性がチェンマイ美人に惹きつけられるのだそうです。

タイの大卒初任給が3万円くらいなので、日本人年金生活者はタイでは富裕層なのかもしれません。

庭付きの一軒家が300万円で買えますが、若い妻をつなぎとめるために賃貸にしているようです。


「死別と離婚歴のある72才日本人男性と43才タイ人女性の夫婦、
年金が月に16万円で10万円を生活費として渡す、一軒家を450万円で購入」

20代のタイ人女性に入れあげて騙された経験があります。

家の購入は頭金50万円の20年ローンと工夫していますが、入籍し遺言書も書いているそうです。

「家を建て、入籍し、保険をかけて殺される」なんてことにならないとよいのですが…。


老後の面倒もみてほしい


「別居状態が長い72才の日本人男性、
日本から月に5万円の仕送りをしていた25才のタイ人女性と結婚、

150坪の一軒家と7,000坪の農園を800万円で購入、
妻が若いタイ人男性と浮気して子供ができて家を追い出される。

次に、自営の店舗で雇った 20代女性と同棲するが逃げられ、車を無断で処分される。

さらに、現地日本人の女性斡旋業者の紹介で20代のタイ人女性と結婚、
結納金30万バーツ(98万円)を収めるが、3ヶ月で逃げられる」


おそらく、彼は日本人カモの上位にリストアップされているでしょう。

人生の一発逆転を狙って、20代の女性にこだわっているのかな…。

若い女性の肉体を楽しみたい。老後の面倒もみてほしい。

そんな虫の好い願いを持った日本人男性は、ターゲットにされているという自覚が必要です。

ちなみに、女性を斡旋するのも、小遣い稼ぎ目的の日本人年金生活者だったりします。


みんなの生活がかかるおねだり攻勢

タイ人女性のおねだり攻勢というたかり体質が批判されます。

しかし、東南アジア諸国は家族意識が強く、タイ人女性は多くの親族の期待を背負って必死なのかもしれません。
体を張った真剣勝負だとすれば、平和ボケした日本人が太刀打ちできるか疑問です。

妻名義の不動産から追い出されて詐欺だと訴えても、現地人の人脈ネットワークの中では相手にされないでしょう。

60代70代で年若いタイ人妻をゲットできたら、元気で金の続く限りでその幸運を享受する。

金が不足したら、放り出されて困窮邦人になる。

寝たきりになったら、年金は好きに使われて、妻は若い男と暮らし始める。

その覚悟でED(勃起不全)治療薬を飲みながらがんばるのも、それなりの人生だと思います。人生いろいろ、人それぞれです。

イメージダウン

「家具や家電付きのサービスアパートメントは、月契約なら5,000バーツ(約1万6,000円)。
食費を3,000バーツ(約1万円)に切り詰めて、生活費を月に3万円以下に抑える者もいる」

無年金や低年金で日本では人並みの生活ができず、タイに流れてくる人もいます。

女性がメインの目的の人にも、物価の安いタイで余裕のある生活を楽しみたいという思いがあるはずです。

長期滞在の年金生活者は、タイの退職者ビザを取ります。
が、「80万バーツ(約264万円)の銀行預金と無犯罪証明書」といった要件を満たさない者もいます。

女性問題に加え、自殺やエイズ罹患などでの孤独死もあって、日本人がらみのトラブルは増えているそうです。
「裕福で金払いがよいという日本人のイメージ」は、タイでは過去ものかもしれません。


若すぎる妻はリスキー

中高年専門の結婚相談所に行っても、金持ち以外は相手にされません。
20代の女性が70代の男性の相手をしてくれるのは、商売以外ではあり得ないでしょう。

チェンマイ美人が天使に見えるのは仕方のないことかも(笑)。
人生も残り少ないことですし、思い残すことがないように振舞うのもひとつの選択です。

死別・離婚・長期別居などで、家庭崩壊のリスクもありません。
自分で稼いだ金ですから、欲しいものに使えばいいのじゃないかな。

ただ、年金生活者は10年もすれば介護が必要になるでしょう。
年金を受け取り続けられるように、介護はしてくれると思う。
しかし、若いタイ人の妻は、若いタイ人男性と付き合うようになるのが自然の流れ。

もしかしたら、家を追い出されて困窮邦人になるかもしれない。

おねだり攻勢に鼻の下を伸ばしている内はパラダイスですが、40才以上年下のタイ人妻との結婚生活がハッピーエンドになるのだろうか?
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2013/09/blog-post_14.html


40. 中川隆[2907] koaQ7Jey 2016年6月14日 17:39:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3189]


灰色の海外移住?


介護付き長期滞在施設

日本は国民皆保険ですから、介護保険料の徴収を拒めません。

それで、一人暮らしの高齢者が要介護認定されると、介護保険を利用して在宅介護ができるのかと言うと…たぶん無理でしょう。
介護保険は同居の家族を前提とした制度だからです。

では、貧乏な一人暮らしの高齢者が特別養護老人ホームに入所できるかと言うと…かなり難しいでしょう。

比較的安いので待機者が多く、順番待ち状態だからです。
待機者数は42万人とか、真に入所が必要なのは4万人とか、真に入所が必要な人だけでも16万人とか、実態ははっきりしませんが、申し込んでもすぐには入れません。

そこで、海外の日本人向け介護付き長期滞在施設が登場しました。

井出康博著「年金夫婦の海外移住」(小学館)の続きです。

フィリピーナの追っかけ

「フィリピン日本大使館の邦人保護事例は1066件(2006年)と多く、その2割が生活困窮者」

フィリピンに海外移住するひとつのパターンは、フィリピーナの追っかけ。


フィリピンパブにはまり、帰国したホステスを追ってフィリピンへ
→ 仕事もせず、所持金がなくなると女性の家を追い出される
→ 帰国する旅費もない困窮邦人となる。


店内の仮想恋愛と現実の区別がつかない中高年男性がいるようです。

「70代半ばの離婚歴ある男性、
家賃が月に1万3,000ペソ(約3万2,000円)の1LDKマンションは電気・水道・ガスが止められ、家賃滞納で立ち退きを迫られている。

生活費は5,000ペソ(約1万2,000円)は知り合いに無心。
一時帰国して生活保護を申請するが認められず、フィリピンに舞い戻る」

在比邦人ホームレス寸前なのに、フィリピン女性にたかられて300ペソ(740円)を渡しています。

海外で孤独死するかもしれませんが、自分で選んだ境遇です。もって瞑すべし、なのかな。


ローズ・プリンセス・ホーム

フィリピンへの海外移住には、日本人向け介護付き長期滞在施設を目指すパターンもあります。

十分な介護の人手を確保できる、有料老人ホームに入居する資産がある。そうした人達を除けば、日本での老後に不安を感じます。

介護士の人件費が安いフィリピンなら、日本では平均的な年金生活者も十分な介護を受けられるはずです。

「日本人向け介護付き長期滞在施設ローズ・プリンセス・ホーム、

35平米の部屋の生涯使用権が300万円、
健常者は1日3食の日本食込みで7万円、
24時間マンツーマン介護付きの寝たきりは13万円(医療費は別)、
月に1万円弱の管理費を払えば常時滞在の必要なし」


60部屋の大半は埋まっているとあります。ニッチ分野で成功したベンチャー企業なのでしょうか。

日本の介護付き有料老人ホームは、入居一時金も月々の費用も高額です。
取り崩せるかなりの資産がなければ、年金生活者(国民年金でも厚生年金でも)には高嶺の花。需要はあるでしょう。

トロピカル・パラダイス・ヴィレッジ

「治安のよいスービックにある介護付き長期滞在施設トロピカル・パラダイス・ヴィレッジ、
1泊 1万円、1週間 5万円、1ヶ月11〜16万円、1年132万円、10年900万円(いずれも介護費用を含む)」

離婚経験のある74才男性(年金15万円、生活費20万円)の例が挙げられています。

厚生年金+貯金の取り崩しで、日本より安くて手厚い介護が受けられるのですが…。

ニーズがあるはずなのに、永住者は少なく保養目的の利用が多いらしい。

金の問題をクリアできれば、最期は日本で迎えたいのは当然です。
言葉も通じない異国の施設を終の棲家とするには覚悟が要ります。
また、海外のうまい話は眉唾物という警戒心もあるのでしょう。
介護付き施設の契約金持ち逃げなどの詐欺事件が報道されているそうです。


医療費の全額負担

橘玲の「フィリピン・マニラ 日本人高齢者を受け入れる介護サービスの現場」
http://diamond.jp/articles/-/36470?page=4


によりますと、

「一時期は新聞やテレビでもたびたび紹介されたローズ・プリンセス・ホームは、経営の混乱で日本人職員が全員退職してしまい、いまは日本語を話せない介護士しかいない
(昨年12月にはNHK「追跡!真相ファイル」でその実情が取材された)」

ネットで断片的な情報を拾ってみると、

「ローズ・プリンセス・ホームは3000坪の敷地に50の部屋がある大規模な施設。
16年前にフィリピン初の日本人向けの老人ホームとして開設、入所を希望する人が殺到した。

しかし、施設を出る人が増え、部屋の多くが空いたままになっている。

日本の住民登録を抹消してフィリピンに住所を移すと、日本の国民健康保険は適用されず医療費は全額自己負担となる。

1日12万円の治療費の工面に苦労した末にすい臓癌で亡くなった人もいる」

高齢者の介護は医療とセットになることが多いのですから、介護が安上がりでも医療が高額ならメリットは感じられません。

杜撰な事業計画

「フィリピンの問題点というのは
コストが高くなった。人材の確保が難しくなってきている。
私自身、さじを投げちゃっている部分がある」

経営者の姿勢にも問題あり。倒産せずに譲渡先が見つかったようですが、「有料老人ホームの居住者の権利は利用権。

入居一時金を支払い、終身利用権を取得していても、事業者が変わればその権利は引き継がれない。

サービスのカット、入居一時金の追加徴収、月額費用等の改定が行われることになっても抗弁できない。

そのサービスでは生活が維持できない人や追加費用を支払えない場合は退居せざるを得ない」

日本人スタッフのいなくなったローズプリンセスホームは、もはや日本人向け介護付き長期滞在施設ではなさそうです。
日本に戻ると言っても、体力・気力・資力に加えて受け入れ先探しも必要です。ハードルは高いでしょう。

介護付き有料老人ホームが倒産したら

有料老人ホームは民間企業ですから、倒産やM&Aもあります。

終の棲家として介護付き有料老人ホームを選ぶのでしょうから、サービスが継続して提供されることが最重要です。

が、介護期間が長くなることもあるわけで、10年以上先のことは誰にもわかりません。わからない時は「みんなで渡れば怖くない」海外の介護付き長期滞在施設利用者はごく一部の少数者ですから、このサービスの利用は非常にリスキー。

倒産やM&Aという事態になっても、「うまい話に騙されたかわいそうな人」として一時話題になるだけ。自己責任が強調されます。

日本の介護付き有料老人ホームが倒産した事例では、特例として特別養護老人ホームが入居者を引き受けました。

老後は国内で暮らすのが無難です。施設に入る金がなければ、自宅でいけるところまでがんばるしかないでしょう。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2013/09/blog-post_13.html


41. 中川隆[2908] koaQ7Jey 2016年6月14日 18:05:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3190]

腹上死で本望、16才の処女を40万円で買う

フィリピン病患者

フィリピン病に罹るのは中高年男性が多いのですが、フィリピン移住の際の心得は

「家は買わない、女にはまらない、商売に手を出さない」

若くてピチピチのフィリピーナに誘われて渡比するパターンが多いので、フィリピン病患者はすでに女にはまっているわけですが…。

海外生活の適性はあるか

フィリピンに渡るきっかけはフィリピンクラブが多いのでしょうが、雑誌やネットで海外年金暮らしに興味を持つ場合もあります。

物価の安さが強調されますが、豊かな日本の生活に慣れた中高年が現地の人と同じ生活を送れるかは疑問です。


マニラ行きのジジババたち – 2002/6 浜 なつ子 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A9%E8%A1%8C%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%82%B8%E3%83%90%E3%83%90%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%B5%9C-%E3%81%AA%E3%81%A4%E5%AD%90/dp/4872336763


によりますと、

「PRAビザ取得を業者に依頼すると15〜25万円かかる。
これを自力でできるかがフィリピン移住の試金石」

このハードルを乗り越えられないのなら、短期や長期の滞在にとどめたほうが無難らしい。

リスクはいろいろある


「フィリピンでは外国人は不動産を取得できず、土地や建物を買うにはフィリピン人の名義を借りる」

これも危険。

コンドミニアムは外国人でも購入できるそうです。

「メイドやドライバーは安く雇えるが、使用者と雇い人間でのトラブルも多い」

フィリピン人の気質を理解できていないと、人を雇ってストレスを増やす結果になるかもしれません。

日本人詐欺師も多い

「退職金や預金を事業に投資しても、99%失敗する。

フィリピンでは人が余って仕事がなく稼ぐのは難しいので、年金がある退職者を狙った詐欺が多い」

フィリピン人と日本人の金銭感覚はズレており、金にまつわるトラブルは不可避かもしれません。

本書には「40代の日本人女性が 60代の日本人男性にPRAビザ取得に必要な銀行預金 7万5千ドルを立て替えさせて騙し取ろうとした事例」も載っています。

自由とトラブルがワンセット

フィリピンは多様な価値観、異質な環境の異国です。

日本と同じように周囲と阿吽の呼吸でやっていけると勘違いした年配の小金持ちは足元をすくわれます。刺激的な日常は自由とトラブルがワンセット。

「他人に依存せず、自己責任で自己決定せよ」

という当たり前の結論になります。


年の差婚?

フィリピーナと結婚してうまくいくケースもあり得るのかもしれませんが、女性が絡むトラブルは多い。

「老いてから若い女性と性交する喜びを知り、自分の中に別人格を見出す」中高年男性の例はたくさんあります。

「近年、日本人とフィリピーナとの結婚件数は、毎年6千組を下回ったことがないのだが、80才の日本人と30数才のフィリピーナが結婚した例もあった。70代の男性はザラである(P240)」

妻と離別、子供との接触もない単身者が多いようです。

ひんしゅくを買うけれど…

「63才の男性。

50代後半にフィリピンクラブで16才のチェリーに出会い、妻を捨てフィリピンに渡る。

16才の処女マルゥを40万円で買う。
その後 6年間に5人の女性と付き合って8人の子供を認知、養育費を送金している」

堕胎費用を請求されたり、重婚罪で訴えられたり、家を取られたりとカモにされています。

倫理的には周囲のひんしゅくを買いますが、それまで抑えてきた欲望を満たして充実した老後なのかもしれない。

18才の女の腹の上で死ねたら、ひとつのハッピーエンドなのかもしれませんが…。


経済的動機

日本での当たり前の生活を捨てて、海外で老後を送る動機は経済的な不安があります。
年金・退職金・持ち家などの資産はあるけれど、長い老後を考えると十分ではないかもしれない。
物価の安い東南アジアに住めば、同じ金で生活レベルが高い老後を送れるのではないか。

こうした中間層が海外年金生活ブームを作ったのだと思う。


医療費の自己負担はどうなる?

日本人夫婦の海外年金生活で、東南アジアに永住する割合はどのくらいなのだろう?
ロングステイや永住ビザを取っても元気な内だけ海外生活というパターンが多いんじゃないかな。

「フィリピン、タイ、マレーシア……憧れの「海外移住」の光と影」
http://president.jp/articles/-/8075?page=2


を見ると、海外でも日本の国民健康保険が使えるとあるけれどそうなのかな?
海外で年金を受け取るには、海外転出届を出してから社会保険事務所で手続きするはず。
海外転出届を出して住民票を抜けば、国民健康保険からも外れると思うのだけれど…。


帰国の余地は残すべき

言葉もペラペラで現地の生活に溶け込んでいるなどの特別な場合を除き、要介護になったり配偶者と死別すれば帰国するでしょう。

帰国できる余裕があれば、定年後の第2の人生を海外でリセットするのもおもしろそうです。ただ、体力・気力が衰えての帰国になりますから、新しい人間関係の再構築に苦労するかもしれません。海外生活の適性さえあれば、このあたりの選択は本人の自由です。


状況はドンドン変化する

もっと切羽詰っていて、まとまった資産はなく日本では人並みの老後は送れない人もいます。人間関係のリフレッシュといった精神的な動機より、少ない金で安く暮らすことを重視。

しかし、東南アジアも物価が上昇中、リタイアメント制度も国の都合で変更になります。

本書には「PRAビザの取得に預託金が50才以上は 5万ドル、50歳未満は 7万5千ドル」とありますが、

「2007年からは 50才以上は 2万ドル、50歳未満は 5万ドルに変更、
さらに2011年からは35才以上は 2万ドルまたは 1万ドルという新ルールが追加」

これは預託金の下限が下がった例ですが、逆も起こり得ます。


困窮邦人は惨め

日本にいれば福祉が充実しています。生きづらさがあったとしても、飢えて死ぬ心配はありません。生活保護受給条件を満たさなくても、「怠け者は飢え死にしろ」と放り出されることはない。

元気な内はフィリピン暮らしも悪くないけれど、帰国の道は残しておいたほうがいいんじゃないのかな。困窮邦人になって乞食をして食いつなぐのはしんどいでしょう。

何に突き動かされるのかな?

本書に登場するフィリピン病患者は、ある程度の財産はある。
しかし、海外生活の経験や適性はたぶんない。

家族関係や仕事でつまづいて、若い女に溺れて前後の見境なくフィリピンにやって来ます。
あまりに刹那的なので、初期の認知症かと疑ってしまう。

運よく気立てのいいフィリピーナと結婚して永住するのでしょうか。
ピンピンコロリの腹上死を迎えられるのでしょうか。

要介護になり家を追い出されて異国の地でホームレスになるのかもしれない。
最後にひと花咲かせられたら、どうなっても後悔しないのかな…。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2014/06/1640.html


42. 中川隆[2909] koaQ7Jey 2016年6月14日 19:12:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3191]

1日3回、月に100回、年に1200回のSEX

アジアにハマった男たち

ひと頃、アジアにハマった男たちが話題になっていましたが、最近は下火なのでしょうか。フィリピンパブも2004年をピークに、ビザの発給条件が厳しくなって衰退している様子。

堅苦しい日本社会では生きにくいであろう、欲望に忠実でいい加減なおじさんたちはどうなったのかな?
右往左往しながらアジアの混沌に飲み込まれて、それでもそれなりに幸せだったのでしょうか。

きっかけはフィリピンパブw


「アジア行きの男たち – 2001/5 浜なつ子著
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2014/10/131001200sex.html


には、例によって怪しげな男たちが登場します。

まず一人目。

「大学は2年で除籍
→ 健康食品のセールス(催眠商法)
→ 21〜30才は消防署に勤務
→ パチンコで月に45万円ほど稼げるようになってパチプロに転向
→ フィリピンパブのフィリピーナに誘われてマニラに通うようになり、800万円で現地にマンション購入
→ 機械のコンピュータ化でパチプロ引退
→ パチンコと株式投資で稼いだ資金を持ってフィリピンに移住
→ 17才のアミュリットと結婚して商売開始」


40才で早期リタイヤ

パチプロというところが変わっていますが、フィリピンパブでフィリピーナと知り合ってのマニラ行きはよくあるパターン。

40才で早期リタイヤできる資金があったようですが、アミュリットと結婚してから商売を始めます。

「タクシー会社を起こすが1年で廃業、800万円投資して半分の損失
→ カラオケ店を開くがこちらも閉店
→ 中古携帯電話の販売で直営店6店舗展開、フランチャイズ化を目指す」

例外的に商売で成功

東南アジアで商売に手を出すと、現地の商慣習とのギャップにギブアップ。

投資した分だけ損をして、増やすつもりが資産を失ってしまう。
そういう話を聞きますが、Nさん(43才)は例外的に現在はうまくいっています。


資金に余裕があって、事業に失敗しても仕切り直しができる。
催眠商法の会社での営業経験があるから、ダーティーな交渉もできる。
その辺りが強みかもしれません。

小規模な自営業ですから、明日のことはわからない。でも、異国の地で商売を軌道に乗せ、10代の妻を娶る。正規のルートを外れたアジア行きの男の中では、数少ない成功者なんじゃないかな。50代になった今の状況はどんななのだろう?


異色の経歴

次に二人目。

「労働組合の専従活動家
→ NGOから声がかかり、フィリピンへ渡って仲間のカンパで活動
→ 交流の場となるペンションをオープン
→ 経営不振で結婚手続きアシスト業に手を出す」


マニラの日本大使館前で客引き、月に15人前後の結婚手続きを請け負うのだそうです。

「日本のフィリピンクラブで知り合った日本人男性とフィリピン人女性の組み合わせが多い。偽装結婚も少なくない」

男が女を騙している。女は男の金目当て。そんな組み合わせが目につくそうです。

女衒の如きビザ屋

Sさん(49才)はかつて

「日本の農村へのフィリピン花嫁問題は、人身売買的集団見合」

と批判しており、仲間からの風当たりは強い。

「日本人男性とフィリピン人女性が年間 6千組以上結婚するが、離婚も年間2千組以上」

という現実もあって、仕事に誇りが持てない。「女衒の如きビザ屋の仕事」と卑下しています。加えて、利益があまり出ていないのだとか。

煩わしい人間関係をパスしたい

心情的に抵抗がある仕事内容、しかもたいして儲からない。

「暑くて料理がまずいフィリピンは嫌い。フィリピーナに興味はない」

フィリピンに関わって18年になるのに、フィリピーナとの性的関係がゼロという珍しい人です。

「一人が好き。煩わしい人間関係に縛られたくない」

成人男性が仕事をしないでブラブラしていても干渉されない緩さがあるにしても、フィリピーナと深い仲になれば彼女の親族との関係に煩わされるかもしれない。


フィリピーナとの結婚は半減

マニラに行く日本人男性がみんな若いフィリピーナ目当てではないのでしょう。が、Sさんがフィリピンに住み続ける理由はよくわからない。
なりゆきでマニラに流れ着いて、帰国のきっかけがないだけなのかもしれません。好きではなくても、食っていける仕事があるのだからうまくいっている事例です。


ただ、

「夫が日本人で妻がフィリピン人の国際結婚は

2005年が 10,242件 → 2010年が 5,212件」

ブームが過ぎて半減しています。今でも商売として成り立っているのかな?

弱り目に祟り目…

3人目は典型的なハマり組。

「35才で中古機械販売の貿易会社設立
→ 商売は順調、カンボジアで22才のタムを身請け
→ 詐欺で2千万円の損失
→ さらに詐欺で7百万円の借金
→ また騙され銀行借入1500万円が返済不能、抵当に入れた静岡の自宅が競売にかけられる。この間にタムは脳血栓で死亡
→ 知り合いに経理で使ってもらう。19才のベトナム娘ティを愛人にする」


再起の可能性は低そう

Fさん(51才)には日本に妻子がいますが、帰国するとED(勃起障害)になるのだとか。
日本では同世代の男性に引け目を感じるのか、ひきこもり気味になるらしい。
気力と財力が回復したら、カンボジア以外の東南アジアで商売をしたいそうです。

カンボジアで3年間に4千万円の金と自宅を失っています。
落ち目の人間は食い物にされる。
死に体になって霊媒にすがるようでは、再起は難しいんじゃないかな…。

本人は満足なのかも

「一生の内に男性が性交する回数は2500回」だそうです。

Fさんはティとラブラブで「1日3回、月に100回、年に1200回のペースでセックスする」で、日本の妻が相手だと勃起不全。都合のよい ED患者ですw

女にだらしなく、商売が下手。明るい老後は想定しにくい。

本人も、若い女に溺れて現実逃避しているだけだということは、百も承知でしょう。
アジアにハマった男たちは、こうした刹那的なタイプが多かったように思います。

冴えない中高年男性がバラ色のひとときを過ごせるのだから、本人は腎虚で早死しても本望なのかな。

マレーシアロングステイ用ビザ

中高年の東南アジア暮らしには、「夫婦で定年後にロングステイ」という堅実なパターンもありました。が、「2014 TV番組 行ってみたらこんな所だった「マレーシア」編の反響とロングステイの真相」を見ますと、

「マレーシアロングステイ用ビザの50才以上の取得条件は

「1100万円の資産証明(不動産を含めず)、
手取りで月額約32万円の収入証明、
約500万円をマレーシア国内の銀行に定期預金する」」


かなりハードルが高いです。


資産家層がターゲット

「セミナーのターゲットはこれまでの「安い・暖かいアジアで暮らしたいと思う私のような年金弱者の人々」から「資金力のある資産家層」へ確実に推移 しています。
セミナーにブースを出しているのは、シニアの資産が目当ての、天下り官僚組織・不動産会社・旅行会社・語学学校斡旋業者・手続き代行会社・証券会社ばかりです」


海外生活は若者向き

一般的な年金生活者が「家賃や物価の安い東南アジアでワンランク上の暮らしを楽しみたい」という時代ではなくなっているようです。

かつては本格的な移住を目指した中高年もいましたが、医療や介護がネックになることがわかって下火になりました。

言葉も不自由、食事も違う、治安は悪い、医療・介護制度は未整備。
そんな環境は高齢者向きではありません。
そして、数ヶ月単位の滞在では家賃の安さを享受できない。

ストレスフリーの天国はない

とすると、中高年の海外ロングステイは「南の国でリフレッシュしたい金持ち」が対象なのかもしれません。

一般の年金生活者が節約しながら海外滞在を続けたとして、しばらくはしがらみからの開放や物珍しさで楽しいかもしれない。でも、金に余裕がなければできることは限られている。

暮らしている内に外国ならではのストレスも増えてくる。
体力・気力がある内に帰国して、老後の生活環境を再構築するのがベターなのでしょう。

はみ出し者の適性

本書のアジア行きの男たちは、欲望のままに生きているように見えて、異国の地でそれなりの暮らしを営んでいます。善し悪しは別にして、海外生活のスキルや適性を持っている。その代わり、日本人賃金労働者の正規のルートは外れています…。

サラリーマンを勤め上げた中高年には真似ができないだろうし、する必要もない。では、若者の海外長期滞在はどうなのか。これはちょっと違うかもしれません。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2014/10/131001200sex.html


ロリコンのハーレム、8〜17才の少女妻が13人


ロリコン男の桃源郷

何人もの少女を妻にしてハーレムを作る。ロリコン男の桃源郷かもしれません。
夢想はしても、実現しようと行動するのはごく少数。
東南アジアでなら妄想を実現できるのでしょうか…。


じゃぱゆきさんにハマる

浜なつ子著「アジア行きの男たち」(太田出版)の続きです。

4人目は優柔不断。

「大学は数ヶ月で退学、アパートにひきこもる
→ 広告代理店勤務
→ 編集プラダクション経営、秘密クラブのタイ人じゃぱゆきさんにハマる
→ 経営に行き詰まって300万円の盗難手形に手を出し、タイへ逃亡
→ バンコクのフリーペーパーの会社に雇われる
→ フリーの広告代理店下請けとなる、クラブで知り合ったタイ人女性の面倒を見る→ サブカルチャーの新聞が3号で廃刊、未払い金が500万円でシラチャに逃亡
→ ほとぼりが冷めてからバンコクに戻りなんでも屋で食いつなぐ」

金と引き換えに優しさを売っている

ひきこもりでも大学中退でも正社員になれる時代だったようです。
商売が下手なのにいろいろ手を出しては、借金を踏み倒している。

「頼りがいのある存在でありたいという下心」で若いタイ人女性の面倒を見ますが、金が続かずにあっさり関係は切れてしまう。

「感謝してもらっていないことに一抹の寂しさを感じる」そうですが…。
金と引き換えに優しさを売っているプロの女にそれを求めるのはムチャです。

優柔不断

「タイにいる限り、堅苦しい生活や家庭のしがらみは一切ない。
だらしなくても許される。どんな状況でいても誰も批判しない。
一度失敗した男、家族に迷惑をかけた男として、ケリを着けて帰りたい、という気持もやはり捨てられない(P169)」

Iさん(53才)には、妻も娘も高齢の父親もいます。
帰国してやり直せればベターです。

崖っぷちの自覚がない

しかし、金にも女にもだらしなくて、あちこちに不義理を重ねている。
バイアグラなどを扱っている現状に先の展望などなさそうですが、日本で働くことも難しい。

タイ社会にも日本とは異なるしがらみがあるはず。

体力がある内は「通りすがりの外国人」として気楽に暮らせますが、何かあった時に現地のネットワークには頼れないんじゃないのかな。

年齢的に切迫した状況なのに、本人には自覚なし。
海外困窮邦人になるパターンかもorz


打たれ弱いひきこもり予備軍

5人目はゲイにハマっている。

「医学部受験に失敗、2浪で早稲田の文学部
→ 出版社勤務
→ ホテル勤務、退職後は看護婦の妻から離婚を迫られる
→ 別居してスナックのママと同棲するが捨てられる
→ アル中と梅毒で入院→離婚後は実家に戻りガードマン
→ ベトナムを6回訪れ9ヶ月滞在
→ 45才でバンコクのフリーペーパーの編集者(月給3万バーツ≒8万4千円)、オカマに惚れるが金をせびられるようになる
→ フリーペーパーの会社設立を目指す」

よくある勘違い

「みんなの視線が優しかった。誰も僕を非難しない。
日本では働かないと「失格」の烙印を押された。
しかも「ちゃんとした」仕事をしていなければならなかった。

そのことが僕には苦しかった。いつもいつも疎外感と一緒だった」

Sさん(47才)には、「日本は偽善、東南アジアはオープン」と感じられるそうです。
そういう面もあるのかもしれませんが、浮いた存在の外国人だから、現地での暗黙の掟がよくわからないだけの可能性もある。


ゲイに貢ぐのは勝手だけど…

日本社会からはみだす → 疎外感・劣等感 → 東南アジアで現実逃避。

そんなパターンのようです。

外こもりほど働くことに抵抗はなく、親の経済力に頼ってはいますが、食べる分は稼いでいます。

ゲイに恋して貢ぐのも個人の自由。ただ、独立して会社経営というのは無謀なのでは。
現地のむき出しの感情や暴力の中を泳ぎ切るような打たれ強さはないみたい。
本書の出版は2001年ですから、Sさんも今では60才。どうなったのかなあ?

少女妻gs13人!

最期は「玉本ハーレム事件」で有名な玉本さんになるはずでしたが…。

「大卒で和歌山相互銀行入社、株で儲ける
→ 砂利採取会社の社長就任、頻繁に海外旅行
→ 30代なかばにタイのチェンマイで結婚、事業に投資し永住ビザ申請
→ 1973年に婦女暴行・幼年者の人身売買容疑でタイ警察に逮捕される」


この時の少女妻は13人、年齢は8〜17才とか13〜15才とかいろいろ伝えられています。玉本さんは39才。


前代未聞の破廉恥漢なのか

それまでの海外定住日本人の多くは、儲かる仕事を探す駐在員やその家族。
この頃から、日常の中のワクワクドキドキを求めるうさんくさそうな男たちも増えてきます。

彼らの目当ては「男であることの優位性を感じさせてくれる女性」
玉本さんはロリコンの欲望を露骨に実現して、「前代未聞の破廉恥漢」とマスコミに叩かれたそうです。

一夫多妻制を認める風潮

「タイやカンボジアでは、金持ちが貧しい人の面倒を見るのは当たり前。
結納金を納めれば何人かの女性を妻にすることは問題視されない。
60年代まではカンボジアの戸籍の妻の欄が4人分あり、一夫多妻制を認める社会だった」

今から40年前の日本と東南アジア諸国の経済格差は大きく、現地での玉本さんの評判は悪くなかったらしい。噂を聞きつけた日本のマスコミが現地のフリージャーナリストに取材させ、騒ぎが大きくなったのだとか。

覚せい剤の密輸が資金源?

「逮捕容疑は無罪だが、公序良俗を害する外国人として国外追放処分
→ 帰国後、覚せい剤取締法違反で逮捕
→ 保釈中に偽名パスポートでチェンマイを訪問し再逮捕
→ 懲役5年の刑が確定
→ 出所後、和歌山で木材ブローカー
→ 50代初めにタイ人現地妻を入籍」


その後の消息が不明だったのですが、「俺は玉本じゃないギョクモトだ」を見ると、2001年に入国が禁止されているタイで身柄を拘束されています。


ロリコン一筋、勝ち逃げの人生

出所後にマニラにもハーレムを作り、最終的にはカンボジアのシェムリアップのハーレムに落ち着いたのかな。

カンボジアの銀行預金が4億円とか大阪のマンションの家賃収入とか、いろんな噂がありますが資産の全貌は不明。1933年生まれだから今年で71才、ロリコン一筋、勝ち逃げの人生なのかもしれません。

意外と金は使っていない

変わったことをする人は自己顕示欲が強く、マスコミに露出したがる傾向があります。
が、玉本さんはマスコミ嫌い。やりたいことを実現できているので、ひっそりと自分の王国に君臨したいのかもしれません。

シェムリアップで少女妻15人と暮らしていましたが、あまり金は使っていない。

結納が20万円、月々の手当が1万円。

20万円×15人=300万円、1万円×12ヶ月×15人=180万円。

初年度が480万円、2年目以降が180万円。

目の付け所は悪くない

刑務所を出たのが1980年ですから、2001年まで21年間と仮定すると(現実には日本やマニラなどにいた時期もある)、480万円+180万円×20年=4,080万円。

東京の上流階級の奥様方は「年収 2千万円程度じゃあ暮らせない」とおしゃっておられます。

タイやカンボジアでは安上がりにハーレムを築けるようです。
しかも、周囲から道徳的な批判もでない。

金の使い方は上手かも

玉本さんは自分の服装にも無頓着だったそうですから、好きなことに金をつぎ込んだのでしょう。金の使い方を知っているようです。

ただ、治安が良くない途上国で大金をキープし続けるのは素人には難しいと思う。重度のロリコンであることは確かだとして、ダークな世界にもつながりがあるのかもしれない。ちょっと、一般人の参考にはならない感じです。

ライトな感覚で遊ぶ

億単位の金が手に入らないというのもありますが、今の若い人はもっとライトなんじゃないかな。

年金生活になるまで楽しみをとっておこうとも思わない。
かといって、労働を拒否して外こもりになる気もない。

高齢者の海外移住は経済的余裕が無いと非現実的、外こもりも年をとると惨めになりかねない。

そうした実例を知っているから、正社員になって安定した身分と収入は確保、長期休暇にLCCで東南アジアに飛んでひと遊び。割りきって楽しんでいるんじゃないのかな。

ハレンチな日本女性orz

ちなみに、筆者は取材に失敗して玉本さんに会えずじまい。その時に通訳兼コーディネーターの女性に軽蔑の視線を向けられます。

「アンコールワットもバリ島状態。非日常のときめきを求める日本人女性が、バイクタクシー運転手と簡単に寝てしまう」

アンコールワットの遺跡の中でセックスするハレンチな日本女性の一人、そう思われたのでした。男も女も暇と金を持て余すと、することは似たり寄ったりなのかなorz

職業は結婚詐欺

「バリ島のジゴロたち」から引用しますと、

「日本人の女の子と結婚するのが、俺たちの唯一のサクセス手段さ。
手っ取り早いし、遊びながら楽しめるし一石二鳥。

結婚して家を買ってもらうのが一番の目的。
買ってもらった後はもちろんバイバイ。

ここでは日本人の名前で土地を買えないから、離婚して家を売れば大金が入るんだ。
裁判するって騒ぐ女性もいるけど無駄なだけ。
法律はインドネシア人のためにあるし、結婚するなら同じ肌の色をした女性がいいに決まっている。

良いも悪いもないさ、俺たちにとってこれは仕事なんだから…」

現実逃避の夢から醒めたら

「異文化の中に飛び込んだ女性がそこに根を下ろし、アジアと日本の新しい一面を開く可能性もある」という筆者の期待は楽観的すぎるのでは。

現地のライフスタイルが性に合って永住できるのはごく少数の例外でしょう。

女性は、バカな男より現実的で計算ができるはず。
疑似恋愛が終了すれば、現実逃避の夢から醒める。
帰国して日本での生活レベルを享受したくなるんじゃないかな。
http://nojob-thrift.blogspot.jp/2014/10/81713.html


43. 中川隆[3531] koaQ7Jey 2016年8月06日 12:04:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3887]


プライベートバンカー カネ守りと新富裕層 2016/7/13 清武 英利 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BC-%E3%82%AB%E3%83%8D%E5%AE%88%E3%82%8A%E3%81%A8%E6%96%B0%E5%AF%8C%E8%A3%95%E5%B1%A4-%E6%B8%85%E6%AD%A6-%E8%8B%B1%E5%88%A9/dp/4062201992

「私は奴らに殺されかけた」ある日本人資産家の告白
〜『プライベートバンカー』その知られざる正体 「週刊現代」2016年8月6日号より
http://www.asyura2.com/16/hasan111/msg/619.html


節税のため海外移住する富裕層の資産運用を担うプライベートバンカー。その中には超えてはいけない一線を踏み越える者もいた。近著『プライベートバンカー』でその闇を追った著者が内実に肉薄する。


■カネ持ちの年寄りを狙う


100万ドルを詐取された資産家は、バンコク・スワンナプーム空港にサンダルを突っ掛け、娘の手を引いて現れた。


油っ気のない白髪に白いひげ。洗いざらしの半袖シャツを第二ボタンまで開けている。小学生の娘はピンクウサギの着ぐるみ風ウェアを着て、古希を超えた父親の腕にぶら下がり、無邪気にまとわりついて声を上げた。どこにでも連れていく、たった一人の肉親である。


空港の駐車場にはメルセデスベンツの四人乗りオープンカーが停めてあった。銀色に輝くカブリオレを見るまで、この二人が約20億円の金融資産を抱える富裕層だとはどうしても信じられなかった。


彼は究極の節税手法を知って、2004年に日本で経営していた病院を売り払い、タイに移住してきている。チェンマイで現地女性と再婚し、初めて子供を授かったが、妻はオランダ人に寝取られてしまったのだという。


「まだまだ頑張らないといけないのですね」


私が声をかけると、元病院長はハンドルを切りながら話を引き取った。


「娘がまだ幼いのでね。私が死んだらいろんな人間が寄ってたかって(財産を)取りにきますよ。何をされるかわからない、そんなのがウヨウヨいるんです。だから、長生きをせざるを得ない。とにかく全力を尽くして長生きをせざるを得ないんです。係累がいるということは、本当に大切なことなんですね。ところが、私にはその信じられる人がいない」


誰も信じられない、という気持ちは、金融資産を預託していたシンガポールの敏腕プライベートバンカーに裏切られたことで募る一方なのだ。その怒りと人間不信が、私のインタビューを受けるきっかけになったようだ。


健康第一と言いながら、ベンツのアクセルを踏むと、元病院長は一気に若返る。暴走に近いスピードで道路を突っ走り、空港から約30分でバンコク中心部のタワーマンションに着いた。ガードマン付きのゲートが開き、制服のコンシェルジュたちが控える玄関を通って高層階に着く。2LDKの部屋は家政婦を雇っていないためか雑然としていて、そこに腰を落ち着けると、封印されていた事件について話し始めた。


彼は、シンガポールの新聞「聯合早報」オンライン版のコピーを手にしている。記事にある2015年9月15日のシンガポール裁判所の判決は、日系の新聞も報じない事実である。


〈カンボジアにあるゴム農園の購入を巡って、一人の銀行職員が(元病院長の)書類を偽造し大騒ぎとなっている。実に100万米ドル(約141万シンガポールドル以上)をプノンペンの銀行口座に流そうとし、最後は牢獄でゴールを迎えることになった。


日本国籍の被告・梅田専太郎は、3件の文書偽造で詐欺罪となり、裁判官から禁固3年を言い渡された。41歳の被告はシンガポールの永住者であり、Bank of Singapore(シンガポール銀行=BOS)のエグゼクティブディレクターだった。その職務は、日本市場を開拓し、クライアントのポートフォリオを管理することだった。彼は2013年12月24日に解雇された〉


私は矢継ぎ早に質問した。


——なぜ、あなたが狙われたのですか。


「簡単ですよ。親、兄弟が亡くなり、妻とも離婚して、娘とたった二人だけでしょ。私はカネを持っていて年寄りだ。若い奴が死んだら事件だけど、私ぐらいの人間が死んだら心臓麻痺か病気で死んだとしか思われない。犯罪をする側からいえば、安心なターゲットですよ」


——富裕層同士の連絡、つながりはないんですか?


「情報交換したいんだけど、横のつながりはゼロ。金持ちは友達が少ないです。孤独ですよ」


取材に同席した彼の知人が言う。


「バンコクにはBOSの日本人顧客だけで十何人もいるらしいですが、金持ちの顔を知っているのはプライベートバンカーだけです。彼らは生活面まで立ち入って資産から家族まで全部知っています。だからサインも偽造できるのでしょう」


■横領してから口封じ


プライベートバンカーは、富裕層の資産を管理・運用し、信託報酬を受け取る、資産家の「マネーの執事」である。大衆の預金を広く集めて貸し付ける一般銀行員とはビジネスモデルが全く異なり、大金持ちの資産を守るために存在するので、「カネの傭兵」とも呼ばれる。


私は彼らの生態を追った近著『プライベートバンカー』の取材中、このタイの事件にぶつかった。


判決によると、梅田はカンボジアのゴム農園を購入しようと考え、2013年にパートナーのK(記事は実名)とともにプノンペンの商業銀行に口座を開設。12月13日、元病院長を装って送金指示書を偽造した。送金書類に署名を模倣していた。


そのうえでシンガポール銀行系の信託会社に偽造した送金指示書類をメールし、100万ドルをプノンペン商業銀行の口座に送金させていた。その資金は事件発覚後、BOSから返却されている。


——プライベートバンカーに殺されかけたと主張していますね。


「梅田を逮捕したシンガポール警察の犯罪捜査局で教えられました。『今回の犯罪は大金を横領し、口封じのために被害者を殺める恐ろしい陰謀です』と。その時のconspiracy(陰謀)という言葉と、『安全に気を付けて』という忠告は忘れられません。うなされて起きることもあります」


事件が発覚した理由について、関係者の一人はこう言う。


「梅田の仲間が密告したからです。密告がなかったらお金を取られ、元病院長はやられている」


シンガポールには報道の自由がないこともあって、この資産家詐欺事件はいまだに謎に包まれている。殺人未遂疑惑は結局、藪の中だ。だが、「犯行直前に密告があった」という証言はほかにもある。BOSに近い人物は「梅田の共犯者が、元病院長を殺害する計画を立てながら直前になって恐ろしくなり、BOS幹部のところに駆け込んで告白した」と話している。


■税金を払わない「終身旅行者」


——それにしても、なぜBOSと取引を?


「管理手数料が安かったからですね。BOSがまだINGというオランダ系銀行の子会社だったころ、シンガポール人のプライベートバンカーのおかげで資産が2倍に増えたこともある。梅田は彼らの後任です」


——資産が2倍に?


「病院を売り7億円ぐらい持っていて、あと3億は先物取引で儲けました。日本では利息もつかないが、こちらに来てうまいことやれば間違いなく2倍に増えます」

日本は利殖できない国だ、と彼は言う。だから、富裕層は日本を見限らざるを得ないのだと。


一方で、プライベートバンクや海外節税を推奨する本が氾濫し、資産フライトを煽っている。「プライベートバンクはセレブリティの常識」と謳う本もある。元病院長の愛読書の一つが『税金を払わない終身旅行者 究極の節税法PT』(総合法令出版)だ。副題のPTは「Permanent Traveler(終身旅行者)」という意味だ。それは、「日本の非居住者」になり、外国のビザを取得して海外に住所を移したり、滞在したり、あるいは日本と海外を行き来したりすることによって、税金を払わないまま永遠に旅行を続ける「究極の節税」スキームである。


——その本で勉強をして、どうしたのですか。


「プライベートバンカーの手で(タックスヘイブン=租税回避地の)ケイマン諸島に会社を設立してもらいました。その無税地帯にお金を置いて、BOSに管理してもらっています。私は手堅い海外債券を運用しているが、私が注文したらそれが(形式上)ケイマンの会社に伝えられ、OKを取って運用するんです」


——しかし、実際はそのケイマン資金の管理はBOSの中でやっているのでしょう。


「そうそう」


——無税にするための措置?


「そうです。二重になっている」


——今住んでいるタイの銀行で運用をしたら?


「タイはシンガポールのようなオフショア(租税優遇地)の国ではないから、課税されるでしょう。でも、タイにいてシンガポールに海外投資したら無税です。タイは海外所得に課税しませんから」


——資産フライトする人が続出する傾向をどう思いますか。


「オフショアの国に甘い汁を吸わせ過ぎないようにしないと、日本はつぶれますよ。日本政府は国外財産調書制度や出国税などで網をかけ、抑えようとしていますが、遅きに失した気がします」


元病院長のように節税スキームを構築するとカネは貯まる一方だ。とても使いきれない、という。


「いまさら何を買うというんですか。以前は6000万円の船でクルージングをやってました。でもオーシャンライフもあほらしい。ヘリコプター?飛行機は恐ろしい。せいぜいランボルギーニとか、車にお金をかけるぐらい。食事に莫大なお金をかけたら、体がぽしゃってしまいますよ」


結局、残った選択肢は愛娘に残すことだ。朝起きて娘の弁当を作り、日本人学校に送り出す。それからベンツで食材や娘の弁当のおかずを買いにスーパーに行く。


「娘が健康でいるようポリフェノールと食物繊維が多い黒米を炊いて、白米と混ぜて食べさせています。いつも弁当のおかずを考えていますね。腹巻きも必ずさせています」


使いきれない資産と娘の弁当。この落差ある悩みのうちに富裕層の一日は過ぎていく。そして理解しがたいのは、あれだけひどい目にあっていながら、信じられる係累がいないため、未だにプライベートバンカーを頼みとせざるを得ないことである。


「プライベートバンクで運用して金を儲けるということを娘に少しずつ教えています。ポートフォリオを見せるのはまだ早いがね。梅田の後任のバンカーと三人でご飯を食べたりしているんですよ」


■逃げ足も速い


だが、そのプライベートバンカーの側は少しずつ間合いを変えようとしている。シンガポールや香港の銀行では富裕層との距離を保ち始めているのだ。


その理由の一つが、パナマ文書の暴露だ。富裕層とタックスヘイブンのペーパーカンパニー、それをマネジメントするプライベートバンクの三角関係が浮上する中、銀行側は国税当局の追及を受けぬように必死に身を翻そうとしている。


もう一つの理由は、来年から海外に置いた銀行口座(非居住者口座)情報が各国の国税当局の間で本格的にやり取りされるからである。「自動的情報交換制度」という。


これに備えて、香港にある欧州系銀行のジャパンデスクは昨年末、3週間をかけて全国行脚を繰り広げた。


〈私は日本の税務当局に対し、この銀行で保有している資産を申告しています〉という書類にサインしてもらうためだ。


「サインをいただけないのであれば、ほかの銀行に資産を移管して下さい」とまで言っている。これからは国税当局に申告できないグレーな顧客はお断りということだ。顧客を手放してしまうことになりかねないが、それ以上に銀行の看板に傷がつくようなことは避けなければならないのだという。


ヨーロッパやアメリカに本社を置く世界規模の会社にとっては、会社の看板そのものが資産だからだ。プライベートバンカーの一人はこう説明する。


「何かあったら東京の支社も処罰の対象になるという事情もあります。金融庁に人質を取られているようなものですね。それに、国税局が入って何かあったときにはニュースに銀行の名前が出てしまう。そのリスクを考えて、『オープンにするか口座を閉めるかどちらかにして下さい』と迫っているんですよ」


10億~20億円程度しか持たない富裕層は切り捨てられるかもしれない、と別のバンカーは言う。


「20億円の富裕層5人と取り引きするよりも、100億円を持つ資産家一人と契約するほうがずっと効率的でしょう。『カネの傭兵』は厳しいビジネスですよ」


蜜月を楽しんできた富裕層とプライベートバンカーは、各国の国税当局の追及の前に新たな時代を迎えようとしている。



44. 中川隆[4578] koaQ7Jey 2016年10月23日 20:57:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[4989]

2016-10-23
森田茂。財産をすべてタイ人妻にとられて散弾銃をぶっ放す
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20161023T0200040900.html

2016年10月19日、タイ・バンコクで森田茂という名前の69歳になる日本人男性が、妻を散弾銃で撃って重傷を負わせるという事件があった。

森田茂は「殺すつもりだった」と殺意を否定せず、なぜ撃ったのかと聞かれて、このように答えている。

「早く言えば復讐だね。復讐」

そして、妻に対しては「あいつは人間じゃない」とも言って、その憎しみの強さを隠そうともしなかった。

タイで日本人男性とタイ女性のトラブルと言えば、タイの若い女性が高齢の男性を騙して財産を奪い取る光景が多いが、この事件はそうではなく、20年以上も連れ添った2歳年上のほぼ同年代のタイ女性との確執だった。

60代に入るまで日本で工場経営をしていた森田茂は、それまで羽振りが良い生活をしていたのだが、仕事を畳んでタイに住むようになってから次第に生活が困窮するようになっていったと言われている。

そのため、妻に資金援助を求めたのだが、すでに愛が冷めていた妻はそれを拒絶して自分の夫である森田氏をまったく相手にしなかったという。

最終的に森田氏は復讐のために散弾銃を妻に向けた

森田茂はまだ羽振りが良かった頃、このタイ人の妻にタイのマンションや一軒家を買い与えていたということなのだが、その不動産の名義は妻の名義になっていた。

つまり金を出したのは森田氏にも関わらず、所有権は妻になっていたのである。そこで森田氏は、この不動産を取り戻そうとして裁判を起こしたのだが、結果は森田氏の敗訴だった。

そこで森田氏は直接、妻と話し合うために妻の住居に向かったのだが、ここでも妻の冷たい拒絶に遭った。

森田氏にしてみれば、「今までさんざん自分の金で楽して生活してきたくせに、金がなくなったら掌(てのひら)を返すように冷たくするとはどういうことだ」という納得できない気持ちだったに違いない。

そもそも妻が住んでいる住宅は、夫婦のものとして買ったものであり、自分も住む権利があるはずだ。しかし、妻はそう考えていないようだった。

その妻が見せる冷淡さは「あの女は人間じゃない」と吐露するほどのものだったのだろう。

この妻との話し合いは一度だったのか、それとも数度あったのかは定かではないのだが、最終的に森田氏は復讐のために散弾銃や拳銃を買って、それを妻に向けてぶっ放した。

散弾銃は弾が飛び散るのだが、ひとつひとつの弾は口径が小さいために、確実に殺害するためには至近距離で撃つ必要がある。しかし、森田茂は自宅内に入れなかったために、家の外から散弾銃をぶっ放したという。

そのため、弾は確かに妻の身体に当たったが、妻は生き延びてしまった。とどめを刺すこともしなかった。

しかし、森田氏は明確に殺意があってそれを否定していないので、殺人未遂として逮捕されて有罪になるのは確実となる。


60代に入るまで日本で工場経営をしていた森田茂は、それまで羽振りが良い生活をしていたのだが、仕事を畳んでタイに住むようになってから次第に生活が困窮するようになっていったと言われている。


不動産は妻の名義になっていたので何もできない

タイの刑務所は、非常に過酷であることで知られている。

タイ女性と長らく暮らし、タイにも6年もいたのだから、タイの刑務所がいかに過酷であるかくらいは森田氏にも分かっていることだろう。

しかし、それを分かっていても、復讐したいという気持ちが消せないほどの怒りや恨みが心の中に渦巻いていたということになる。

森田茂は現在69歳なのだが、妻と結婚したのは25年前だという。逆算すれば44歳の時に結婚したことになる。タイ人妻は2歳年上なのでその当時は46歳だったということになる。

結局、結婚してちょうど10年、森田茂が56歳になった頃からふたりの関係はうまくいかなくなり別居するようになった。

面白いことにふたりはそれでも離婚せず、別居したままずっと夫婦でいた。恐らく、別居する前に森田氏が妻に買い与えたタイの不動産が根底にあったからだと推測できる。

それは「妻の名義」なので、離婚した瞬間、森田氏は不動産という財産を失ってしまうのである。日本人はタイで「土地」は買うことができないのだが「建物」は買うことができる。

そのため、もしタイに不動産を持つのであれば、それが建物である限り、森田氏は妻の名義ではなく自分の名義で購入することができたはずだ。

しかし、実際は妻の名義になっていた。

最初から妻に買い与えるつもりだったのか、それとも自分の知らないところで妻が勝手に名義を自分だけのものにしてサインしていたのか……。

いずれにしても、きちんと書面を確認して将来を考えなかった森田氏にも不覚があったはずだが、金に困窮して不動産を売却しようとしても、それは「妻のもの」なので、もはや不可能になっていた。

森田茂は刑務所で人生を終えることになるのだろうか

もし森田氏がまだ若ければ、失った財産は妻にくれてやって、また一から人生をやり直す気にもなったのかもしれない。

しかし、森田氏はすでに69歳になっており、また一から人生をやり直すにはあまりにも遅すぎる。不可能ではないが、体力的にも気力的にもキツいだろう。

すでにリタイアして収入は年金をもらうくらいでしかない森田氏にとって、まとまった金を手に入れるには、自分が妻に買ってあげた不動産を取り戻すしかない。

しかし、それに失敗した。だから、もうその時点で森田茂は人生を投げたのだと考えられる。妻を殺して「後は野となれ山となれ」と思っていたに違いない。

老後になって困窮すると、若い頃に羽振りの良い生活を知っている人間はひどく苦しい人生となる。基礎年金と厚生年金の2つ合わせて十数万円が入ってきたとしても、それで細々と暮らすにはとても苦しい。

仮にタイで暮らすにしても、その事情は変わらない。

タイは物価が安いというのは事実だが、それはタイ人のレベルに生活を落として初めて物価の安さを享受できるのであって、タイで日本と同じレベルの生活や日本食だけの生活を求めていたらとても十数万円でやっていけない。

仮にタイの歓楽街に関わるのであれば、ますます十数万円ではやっていけないだろう。

そして、最近のタイはインフレ気味であり、タイに移住した日本人の中にも困窮する人が出てきているとも言われている。

そう考えると、森田茂は妻に不動産を買い与える前に、間違いなく自分名義だと確信できる現金や株式等の金融資産を持っておくべきだった。

しかし、すべてを失ってからそれに気付いても手遅れだ。

森田茂は刑務所で人生を終えることになるのだろうか。もしかしたら、そうなるかもしれない。運良く10年以内に出所できたとしても、出所後の生活はもっと苦しいものになる。


森田茂は刑務所で人生を終えることになるのだろうか。もしかしたら、そうなるかもしれない。運良く10年以内に出所できたとしても、出所後の生活はもっと苦しいものになる。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20161023T0200040900.html


45. 中川隆[5086] koaQ7Jey 2016年11月23日 09:52:08 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[5518]

世界には数多くの職業があるのだが、途上国には当たり前にあって、日本にはほとんどない職業を思い付く人はいるだろうか。「殺し屋」もそのひとつだ。

信じられないかもしれないが、欧米も含めて日本以外の多くの国では本当に映画さながらの「殺し屋」が職業として存在しているし、それを知らない人はいない。

日本人にとって、その存在はフィクションでしかないのだが、世界では現実なのである。それこそ、タイやフィリピンでも「殺し屋」という職業は普通に存在して、たかだか10万円や20万円で仕事を請け負っている。

フィリピンでは、しばしば日本人が路上で撃ち殺されているが、その多くはフィリピン妻に雇われたプロの殺し屋の仕業であるというのは、フィリピンの裏事情をよく知っている人なら常識だ。

最近、コロンビアで日本人の学生が路上で射殺される事件もあったが、かつてのコロンビアは現在のメキシコのようにドラッグ・カルテルがライバルを潰すために、殺し屋を雇って相手を殺しまくってきた。殺し屋はどこにでもいるのである。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20161123T0050060900.html


46. 中川隆[5130] koaQ7Jey 2016年11月25日 11:14:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[5563]

何もしないでブラブラしているのは楽しいのか。もちろんだ

最近は、貧困と言えば何でもかんでも「社会が悪い、政治が悪い」という話になる。確かに社会環境は悪くなっており、働いても報われない人も多いのでそれは間違いではない。

しかしそんな中で、実は社会のせいでもなく、政治のせいでもなく、どう考えても本人の怠惰や生き方のせいではないか、と思わせる人がいるのも事実だ。

社会活動家やNGO団体は、自分たちの活動が正当なものであるという大義名分も必要なので「経済的に困窮している人々はみんな社会の犠牲者」のように扱う。しかし、世の中はそれほど単純なものではない。

当たり前だが、働くのが面倒なのでブラブラしてたら経済的に困窮してしまった、という自業自得としか思えないような困窮者も中にはいるのである。

かつて私は旅人だったので、まわりには多くの「同業者」がいて、彼らの生態を見つめてきた。言うまでもないが、旅人とひとことで言っても、それぞれ性格があって行動様式がまったく違っている。

旅人を二種類に分けるとすると、怠惰な旅人と勤勉な旅人に分けられる。1分の時間も惜しんで方々を歩き回る旅人がいる一方で、半年でも1年でも同じところに引きこもって何もしないで時間を潰す旅人もいるのだ。

何もしないでブラブラしているのは楽しいのか?

沈没型の旅人は、すでに旅人というよりも「海外引きこもり」というに相応しいのだが、彼らは本当に何もしない。金もないので、ただ日がな一日何もしないで時間をつぶすことだけに命を賭けている。

「働いたら負けと思っている」というのはニートや引きこもりの合い言葉でもあるが、もう何十年も前から東南アジアにはこうした人間たちが山ほどいたのである。

沈没型の旅人は、安宿に巣食う。

タイで言えば、かつてはバンコクのヤワラー(中華街)が安宿のメッカだったので、沈没型の旅人はほぼ全員がそこに集まっていた。

ジュライホテルや台北旅社はとても有名な安宿で、そこに泊まっているというよりも「住んでいる」と言った方がいいような人間もたくさんいた。

長らくそこに住んでいる「旅人の親玉」のような人間も存在していた。彼の部屋には日本語の古本がたくさん集められていて、みんな暇つぶしにそこに集まっていたのを覚えている。

1980年代の後半になると、次第にヤワラーよりもカオサンの方が旅人のメッカになっていくのだが、そうすると多くの若い旅人が活気のあるカオサンの方に移動するようになって、ヤワラーは次第に見捨てられていくようになった。

それでも、やはり沈没型の旅人は相変わらずそこに巣食って、日がな一日、何もしないでブラブラしていたのだった。

何もしないでブラブラしているのは楽しいのか?

もちろん、それは快楽だ。熱帯の気だるい空気の中、何にも縛られず、誰にも命令されず、みんなが働いている時に働かず、好きな時に寝て、好きな時に起きて、昼間からだらだらと時間を潰すことは、一度経験してみれば分かるが抜けられなくなるほどの快楽なのだ。

怠惰はアルコールやドラッグやセックスと同じくらい強い快楽であると断言してもいい。

私自身は何かに夢中になると没頭して止まらない性格だったので、無為な時間を過ごす喜びよりも、夜の歓楽街で刺激を追っている方が性に合っていた。

それでも疲れを感じた時、ヤワラーの安宿に潜り込んで、何をするわけでもなく、ただ街の雑踏を見ながらぼんやり過ごす時間の快楽は底なしに心地良いことは自覚していた。


熱帯の気だるい空気の中、何にも縛られず、誰にも命令されず、みんなが働いている時に働かず、好きな時に寝て、好きな時に起きて、昼間からだらだらと時間を潰すことは、一度経験してみれば分かるが抜けられなくなるほどの快楽なのだ。


遅かれ早かれデッドエンドはやってくる

怠惰に生きる快楽は、後でツケが回る。人は誰でも金がないと生きていけないのだが、怠惰に過ごした時間が長ければ長いほど金はどんどん消えていく。

長旅でバンコクの安宿街に何ヶ月も沈没しているような旅人は、私も含めてみんな家族との関係は希薄か、勘当されているか、見捨てられているので誰も金を持っていない。

当たり前のことだが、旅人は現地で働くわけでもないので、沈没期間が長くなればなるほど金は消えていく。

「一日何もしない」というのは、だらだらと過ごす快楽を得るためでもあるが、何かしたら金がかかるので何もできない、という切実な理由もある。

どんなに節約したところで宿代を払わないといけないし、食事もしなければならないし、衣服や雑費で少しずつ少しずつ金が消えていく。

何もしないという安易な生き方は、結局は自分の行動範囲を狭め、将来を狭め、人生を狭めることになるのだ。そんなことは誰もが知っている。それを承知で「現実から逃げる」のが、沈没型の旅人の精神構造であると言える。

彼らのひとりは、完全に金欠になることを「デッドエンド(行き止まり)」と表現していて「俺、来週にはデッドエンドになるんだよ、参ったな」という言い方をしていた。

みんなデッドエンドをなるべく先延ばししたいので、ひたすら金を使わずに生きているのだが、それでも仕事もしていないし、誰かが金を送ってくれるわけでもないのだから、遅かれ早かれデッドエンドはやってくる。

金がなくなったら日本に戻って日雇いの仕事でもタクシーの仕事でも何でもすればいい。実際、日雇い労働と長旅を半年ごとに繰り返してやりくりしている筋金入りの旅人もいた。

しかし、もう日本に戻って働くことさえ面倒だと感じて何とかならないのかともがく旅人がいたのも事実だ。

彼らはどうするのか?


みんなデッドエンドをなるべく先延ばししたいので、ひたすら金を使わずに生きているのだが、それでも仕事もしていないし、誰かが金を送ってくれるわけでもないのだから、遅かれ早かれデッドエンドはやってくる。


堕ちるべくして貧困に堕ちる人は間違いなくいる

「後で返すから、ちょっと金を貸してくれ」と言われて金を貸したら、翌日に姿を消した男がいた。この男は私だけでなく、安宿の日本人に片っ端から声をかけて小銭を借りてそのまま行方をくらましたのだった。

恐らくチェンマイだとかハジャイだとか他の地域に逃げて、またそこで沈没しているのだろう。そんな男もいた。

あるいは、マリファナを手に入れてカオサンの旅行者に売りつけて金を稼ぐ旅人もいた。タイに慣れていない初心者の旅人にマリファナなんかは高く売れる。

あるいは、安宿の旅行者を相手にしているセックスワーカーと仲良くなって、その女性のヒモになって食いつないでいる男もいた。

あるいは、パスポートを売り飛ばして金に代えて、その金がなくなると日本大使館に出向いて「パスポートも金も盗まれた」と言って助けてもらう旅人もいたようだ。

そのどれもが安易な金策だから、ただデッドエンドを先延ばしするだけであり、結局はまたすぐにデッドエンドがやってくる。それでも日本に帰りたくない旅人は、他人の金を盗んで逮捕されたりするわけである。

そういえば、カオサンで日本人の女性旅行者に睡眠薬を飲ませて金を盗んだ日本人の男もいたが、デッドエンドになると、そんな馬鹿げた犯罪を犯す人間もいる。

働かないでぶらぶら暮らしている人間は、どのみちツケを払わなければならない。いつの時代でも、堕ちるべくして貧困に堕ちる人は間違いなくいる。

安易に流され、行き当たりばったりに暮らしていると、その結末は見えている。

しかし、人間は面白いものでいったん怠惰に馴染むと、真面目に働こうという気はなかなか起きないのか、自分が堕ちるのをスローモーションで見ながら何もしない人間がいるのも事実である。

彼らは社会の犠牲者なのだろうか? 社会が悪く、政治が悪く、彼らは犠牲になってしまったのだろうか? 本人の生き方には問題はなかったのだろうか?

世の中は、一定数このようなタイプの人間が存在している。彼らもまたちゃっかりと「社会が悪い、政治が悪い」と叫んで自分のツケを社会に回していたりする。

そして、純真で無垢な社会活動家やNGO団体を自分のために働かせて、また怠惰に生きていくのである。働いたら負けと思っている人間は、結構したたかだ。怠惰を貪ることに関しては筋金入りである。

世の中には、本当にそんな人間たちもいるのだ。嘘だと思うなら、カオサンにでも行ってくればいい。まだ、彼らはそこにいるはずだ。

付き合ってみれば、なかなか憎めない小悪人たちだが、社会的に見れば困った部類に入るだろう。

人間は面白いものでいったん怠惰に馴染むと、真面目に働こうという気はなかなか起きないのか、自分が堕ちるのをスローモーションで見ながら何もしない人間がいるのも事実である。彼らは社会の犠牲者なのだろうか? 
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20161125T0247500900.html


47. 中川隆[6834] koaQ7Jey 2017年2月24日 23:27:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7295]
2017-02-24
「うまい話」は、「うまい話に乗らない」ことで手に入れる



海外をさまよう人間であればあるほど経験することがある。それは「知り合った人から、うまい話が自然と持ちかけられる」という経験だ。

いろんな話がある。

私はタイ・バンコクのパッポンに沈没していた時期があったが、そこでひとりのタイ女性に「パスポートを売ってくれ」という話を持ちかけられたことがある。それだけで金をくれるというのである。

「自分のパスポートを売るのが嫌なら、知り合いの日本人のパスポートを持って来てくれてもいい」とも言われた。

パスポートを転売したら数十万円の儲けになる。そこから数万円をバックしてくれる。日本に帰りたくなったら、頃合いを見て日本大使館で「パスポートをなくした」と言えば再発行手続きをしてくれる。

タイは盗難パスポートの売買が活発な国で、犯罪者が盗難パスポートで誰かになりすまして国を行き来するのである。

ギャンブルに誘われるのもしばしばだ。「カモの中国人がいるから巻き上げよう」と言われるのだが、もちろん中国人はグルであり、本当のカモは自分の方だ。

日本国内で普通に生活していれば安全なのか?

「荷物を日本にいる親戚まで運んでくれたら謝礼を出す」というのもある。今ではこの手口はよく知られているのだが、その荷物はドラッグが中に入っている。

たかだか数万円の謝礼をもらってドラッグの運び屋にされて使い捨てになる。ドラッグの密輸は多くの場合は非常に厳しい刑期であり、この手口で「何も知らない運び屋」が無期懲役になっている。

何も知らない愚鈍な運び屋を、ドラッグ・カルテルは「ドラッグ・ミュール」と呼んでいるが、そこにはもちろん「何も知らないで危険物を運ぶ愚鈍なロバ(ミュール)」という意味が込められている。

(ドラッグ・ミュール。中身を知らない荷物は絶対に持つな)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20151024T0728210900.html

海外のスラムやら安宿やら歓楽街にいると、朝から晩までそんな話が持ち込まれる。そして、よくよく考えれば危険であるのは分かりきっているのに手を出す人間も出てくる。目先の金に目がくらむからである。

では、日本国内で普通に生活していれば安全なのか。

そうとも言えない。電話が鳴れば知らない人間が「安全な投資のお話があります」と何か持ちかけてくるし、メールを開けば「未公開株を買いませんか?」と勧めてくる。

インターネットを見れば、胡散臭いサイトを見なくても広告で「大儲けできる」「一攫千金が可能」「絶対に損はしない」「安心確実です」「1年で投資資金が2倍になります」と、ひっきりなしに誘っている。

「誰でも簡単に安全で手っ取り早く儲かる」という話がこの世の中にあるはずがない。

しかし、これだけ広告攻勢が激しいということは、やはりその謳い文句に心を動かす人間がそこにいるということを示唆している。

なぜ、こうした広告に騙される人間がいるのかというと、誰もが「金が欲しい、手っ取り早く手に入れたい」という鬱屈とした気持ちが心の中にあって、その弱みに付け込まれるからであるとしか言いようがない。

何度も何度も広告を見せられているうちに、潜在的な感情をくすぐられて、魔が差したように乗せられてしまう。

「信じる方が馬鹿だ」という人が買っているもの

金がないというのは、判断力を低下させるというのは社会学者が常に指摘している。

(「お金がない」ということ自体が、知能を低下させる理由)
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20131009T0413150900.html


では経済的に余裕がある人は判断力が常に正常で、「胡散臭い話に引っかかることはない」のだろうか。現実を見るとそうでもないことが分かる。

金を持っている人間もまた、それなりに騙されてスケールの大きな金額を詐欺師に毟り取られている。

「金持ちのあなただけに教える極秘情報」だの「絶対に儲かる秘密の投資」みたいな話をされると、ころりと詐欺師の手の内で転がる。

金を持っていなければいないで「とにかく金が欲しい」と引っかかり、金を持っていたら持っていたで「もっと金が欲しい」と引っかかる。

どちらにも共通するのは、金に対する渇望がひどく強くて、その乾きが癒せなくなっていることである。

動機は別にして、とにかく金が欲しくてたまらないという強い欲望があって、それを刺激されたら合理的判断もできなくなって熱に浮かされたように騙されていくのだ。

「世の中にはうまい儲け話はない」というのは誰もが知っているのだが、空腹で知能が鈍っていたり、金に対する渇望で判断力が曇っていたりすると、「この話だけは特別だ」という気になっていく。

胡散臭いと心の底で引っかかっても「こんなうまい話を逃すのは馬鹿だ」という気持ちが勝って、どうしても自分が止められない。

こうした話を見聞きして「信じる方が馬鹿だ」という人もいるのだが、そういう人も当たりもしない宝くじを何十年も買っていたりする。

勝率50%の丁半博打でも破産する人がいるのに、宝くじの勝率は0.000000001%とか、そんな世界なのである。


「うまい話」に手を出してはいけない理由とは?

もし、法を法と思っておらず逮捕されても良いというのであれば、絶対に儲かるビジネスはある。

強盗とドラッグ販売だ。相手の金を無理やり奪うか、相手を依存症にさせてすべてを奪う。警察当局から逃げおおせられる自信があれば、これほど儲かるビジネスはないだろう。

特にドラッグについては相手が金を背負ってやって来るのだから、ドラッグ販売はうまくやりおおせば巨万の富が得られるのである。

なぜ、これらの犯罪が重罪なのかはここに理由がある。これを取り締まらないと、国家権力よりも金を持ったセレブ犯罪者を生み出すのである。

国家権力がそんな存在を認めるわけがない。だから、法を無視したら確実に儲かるビジネスは、容赦ないほど苛烈な刑期をかけて摘発される。ハイリスク・ハイリターンである。

通常、ハイリターンな「うまい話」は確率的に言えばハイリスクによって駆逐される。

では非合法を除いて、絶対的に合法的な「儲かるビジネス」はあるのか。もちろん、どこかにある。しかし、それも「ゼロ利潤の法則」によって短期間で駆逐される。

たとえば、100万円で売れる商品が馬鹿売れしているという現象があったとして、それに手を出せば絶対に儲かるとする。本当にそんなモノがあれば誰にも教えたくないビジネスだ。

もし、そんな商品が本当にあったとしたら儲かるのか。いや、それがうまくいかないのが現実だ。

なぜなら、それが儲かると分かれば誰もがそれに手を出して競争過多と化していき、やがて値下げする人間も現れ、それに追随する人間が増えれば増えるほど利潤が減っていくからだ。

どこまで減るのか。ゼロまで減る。それが「ゼロ利潤の法則」である。

当初は間違いなく「うまい話」であっても、誰もがそれを「うまい話だ」と認識した瞬間に、それは突如として「うまい話」ではなくなってしまうのだ。

つまり「うまい話」があなたのところにまで降りてきた時点で、もうそれは「うまい話」ではなく「過去の話」になっているということだ。

このようなことを総合的に考えると、ひとつの結論が導かれるのが分かるはずだ。「うまい話」に乗らずにきちんと継続して働き、節約することが最も確実であることを……。

つまり、本当の「うまい話」というのは、「うまい話に乗らない」ことで手に入れることができる。これは皮肉でも何でもない。それがこの世の真実だ。


当初は間違いなく「うまい話」であっても、誰もがそれを「うまい話だ」と認識した瞬間に、それは突如として「うまい話」ではなくなってしまう。それが「うまい話」の特徴だ。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/02/20170224T1815230900.html


48. 中川隆[6865] koaQ7Jey 2017年2月26日 09:38:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7327]
2017-02-26
最新の日本人の国際結婚の状況はどのようになっているのか
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20170226T0208370900.html


国際結婚に関して、厚生労働省が出している統計データで最新のものは2015年のものだが、これを見ると、2006年から国際結婚はずっと減少したままだ。

日本人の国際結婚は諸外国と比べるともともと数が少なくて、最も国際結婚が多かった2006年でも、全婚姻件数に占める国際結婚の割合は6.1%程度であった。

2006年の全婚姻件数は73万971人で、国際結婚は4万4701人である。2015年になると全婚姻件数は10万人も減って63万5156人になっており、率にして約13%も減少しているのだが、国際結婚も2万976件と約46%も減ってしまっている。

分かりやすく言うと、日本人同士の結婚も減っているのだが、中でも国際結婚は激減したということだ。

その理由は明らかだ。2006年当時の国際結婚は、その多くが日本人の男がフィリピン女性と結婚するものだったからだ。国際結婚で日本人の男が外国人女性と結婚するというのは、以下の順番だった。

1位 フィリピン女性
2位 中国人女性
3位 韓国・朝鮮人女性
4位 タイ人女性


日本人はどこの国の国籍の相手と結婚しているのか

2006年までの国際結婚は日本人の男がフィリピン女性と結婚するというのが圧倒的だった。

なぜ、2006年以後は国際結婚もフィリピン人女性との結婚も減ったのか。それは、2005年から日本政府はフィリピン女性の興業ビザを停止してフィリピン女性を滅多なことで日本に入れなくなったのだ。

そのためにフィリピンパブが激減して、フィリピン女性と知り合う日本人が減り、結果的には国際結婚も減った。その結果、2015年にもなると国際結婚の光景は様変わりした。日本人の男が結婚する女性の国籍が入れ替わった。

1位 中国人女性
2位 フィリピン女性
3位 韓国・朝鮮人女性
4位 タイ人女性

韓国・朝鮮人女性は相変わらず3位に付けているのだが、やはり数を減らしていて国際結婚のパーセントを増やしているのは、唯一「中国人女性との結婚」だった。

ちなみに、外国人の夫と結婚した日本人女性はどうか。日本人女性が外国人と結婚するというのは、20年ほど前までは半分近くが「韓国・朝鮮」国籍の男との結婚だった。

しかし、その割合は2015年になると4分の1近くまで減っている。確かに今も韓国・朝鮮国籍の男と結婚する日本人女性は多いのだが、相対的に減っているのは間違いない。

2015年の日本女性の国際結婚は、全体を通してみると以下のようになる。

1位 韓国・朝鮮人男性
2位 アメリカ人男性
3位 中国人男性
4位 フィリピン人男性

厚生労働省の出しているデータでは、1995年に国際結婚した日本人女性は6940人。その中で韓国・朝鮮国籍の男と結婚した女性は2842人だった。

2015年になると、国際結婚した日本人女性は6167人。その中で韓国・朝鮮国籍の男と結婚した女性は1566人だった。韓国・朝鮮国籍の男と結婚する日本人女性は総体としてもパーセンテージとしても減ってしまっている。

日本は国際化しているのか。いや、していない。これを見ると、国際結婚は年々減少しているのが分かるはずだ。(データ:厚生労働省「人口動態統計特殊報告」より)

2015年、日本人はどこの国籍の相手と結婚したのか。これを見ると、日本人の男は、中国・フィリピンの女性を好み、日本人女性は韓国・朝鮮、アメリカの男性を好んでいるというのが分かる。男女で結婚する国籍が違っている。


国際結婚は少ないが、国際離婚は多いという現実

離婚はどうなのだろうか。離婚については2015年のデータがないので、2013年の「人口動態統計」を参考にして数字を出すと、以下の数字が取り出せた。

結婚は、21488人
離婚は、15196人

これは、2013年の国際結婚と離婚の総数であり、この年に結婚したカップルが別れたという意味ではないのに注意する必要がある。

しかし、ひとまずはこの数字からおおよそのパーセンテージを出すと、約71%の離婚率になっていることが分かる。国際結婚は破綻する確率は高いと言われているのだが、71%と言えば、それこそ10組に7組は別れるということだ。

国際結婚はかなりリスキーであるということが分かる。この2013年の統計で最も離婚が高い順に並べると以下のようになっていた。

1位 フィリピン女性との離婚 113%
2位 中国女性との離婚 74%
3位 タイ女性との離婚 67%
4位 韓国・朝鮮女性との離婚 56%

2013年はその年にフィリピン女性と結婚したカップルは3223人で離婚したカップルは3656人だった。

そのため、結婚したカップルよりも離婚したカップルの方が多いという凄まじい状態になっていた。だから、パーセントが振り切れている。

フィリピン女性と日本人男性の組み合わせは、実はあまり相性が良くないというのはもう20年くらい前から言われ続けているのだが、そうした噂が窺える内容でもある。

では、他の国籍ではうまくいくのかと言えばそれぞれが60%越えになっているので、これは日本人同士の離婚率である30%の2倍強である。うまくいっているように見えない。

ちなみに、フィリピン女性や中国女性との離婚は、性格の不一致があるという前に、日本国籍目当ての偽装結婚も含まれている可能性もある。

そうした犯罪性のある結婚が10%ほどあるとしても、それを除いても依然として離婚は高水準にある。

こういったデータは数年ごとに見ているのだが、日本人が外国人と結婚するのは、かなりリスキーであるというのが見て取れる。

そんな中でもうまくいっている国際結婚のカップルは、敬意を表する必要がありそうだ。

2013年の国際結婚と離婚。これを見ると離婚がかなり多いことに気付くはずだ。日本人が外国人と結婚するのは、かなりリスキーであるというのが見て取れる。
http://www.bllackz.net/blackasia/content/20170226T0208370900.html


49. 中川隆[7319] koaQ7Jey 2017年3月25日 10:14:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7794]

フィリピンでは高齢の日本人男性が片っ端から殺されている

国外では治安が悪い国が多いのだが、東南アジアもまた治安が悪い国としてタイやフィリピンがよく上げられる。

特にフィリピンは銃が野放しになっており、警察の汚職もひどいこともあって治安の悪さは東南アジアでも格別だ。

(フィリピン麻薬戦争。これが現場の血まみれ殺害光景だ)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20160831T0111310900.html


フィリピンの治安の悪さは、このドラッグ戦争だけではなく、フィリピン南部ミンダナオ島に巣食うイスラム過激派組織であるアブ・サヤフがドイツ人を拉致して斬首するという事件を起こしていることでもクローズアップされている。

ミンダナオ島とその周辺に広がる広大なジャングルの中に、イスラム過激派組織アブ・サヤフは今も潜んでいる。

(アブ・サヤフ(1)。誘拐ビジネスに邁進する狂気のテロ組織)
https://www.bllackz.net/blackasia.php/content/20130921T0106430900.html


彼らは外国人を拉致して身代金を要求するという「誘拐ビジネス」に邁進して止まらない。フィリピンは他にも「モロ民族解放戦線」などのテロ組織も壊滅できていない。

旅人もまた安全ではない。歓楽街をウロウロしているのであれば、なおさらだ。


この他にも、フィリピンでは高齢の日本人男性が片っ端から殺されているのだが、その多くはフィリピン妻と結婚して、金目当てで妻に殺されるものである。


フィリピンは治安の面から見ると、なかなかハードな国であるとは言える。

しかし、こうした国外の治安の悪さを語るとき、いつも必ず出てくるのは

「自分は何年もフィリピンに通っているが何の問題もない」
「別にフィリピンは怖くない」

というものだ。

フィリピンにハマった男たちは10回以上も渡航したり、住み着いたりしている。
それで死んでいないのだから、「フィリピンは治安が悪いというのは大袈裟だ」と言う人が出てきたとしても不思議ではない。


国外では治安が悪い国が多いのだが、東南アジアもまた治安が悪い国としてタイやフィリピンがよく上げられる。特にフィリピンは銃が野放しになっており、警察の汚職もひどいこともあって治安の悪さは東南アジアでも格別だ。


無警戒でも生き残り、注意をして殺されるのが運

しかし、自分が死ななかったから安全だという話にはならない。「殺される人は殺されるのだが、そうでない人はそうでない」という確率が作用しているだけだ。

治安の悪い国でも治安の良い場所があり、本人の注意深さや環境によって、最大限の治安を確保することもできるので、一様にフィリピンだから死ぬとは言えない。

ちなみに、夜中に街をウロウロするような人間は、事件に巻き込まれる確率が高いのは言うまでもない。

私は真夜中をさまよい歩いていた関係上、金を盗まれたとか、脅されたとか、物を盗まれたというのは、もう数え切れないほどあって我ながら呆れるほどだ。

タイの歓楽街の女たちは気づかない間にポケットの財布を抜き取るし、知り合った女性が朝になって帰ったら後でいろんなものがなくなったりしているのに気付くこともある。

スラムも安全ではなく、特に真夜中の街をうろうろ歩いていると、銃からナイフまでいろんなものを突きつけられて脅し取られた。特にインドの治安の悪さには泣かされた。

それでも何とかなっているのは、財布に入れているのは見せ金だけだし、ポケットには常に金を分散して入れて、どれか1つを盗まれても問題ないようにしているからだ。

仮にすべてを盗まれても、部屋にも分散して隠しているから、まったく痛手にならない。

(信用できない宿に泊まる旅人は、現金をどう隠しているのか?)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20121227T0344440900.html


要するに私は盗まれる前提で旅をしているので、それだから何回盗まれても致命傷にならない。どのみち盗まれなくても、蕩尽してなくなってしまうものだから、たかがしれている。

命さえ助かっていれば、あとは何とかなるように準備しているので、それでダメだったら何をしてもダメだったということなのだろう。

あとは、運が良いか悪いかで人生が決まる。

ただ、この「運」というのは、本当に厄介なものだ。それこそ、まったくの無警戒で、半分酔っ払って歓楽街を歩いていても、運が良い人には何も起きない。

反面、どんなに警戒し、周りに気を配り、神経を尖らせていても、運が悪ければ犯罪に巻き込まれる。

アブ・サヤフに拉致された外国人。どんなに警戒し、周りに気を配り、神経を尖らせていても、運が悪ければ何かに巻き込まれる。


人間の運命は、どうなるのか分からないものだ

フィリピンやタイでは多くのビーチ・リゾートがある関係で、世界中から観光客がやってきてダイビングを楽しんでいる。そして、よく死亡事故が起きている。

ダイビングは意外に危険なスポーツで、潜水で身体の調子が急変したり、岩や珊瑚でケガをしたり、潮に流されたり、酸素ボンベが壊れたり、迷ったり、サメに襲われたり、いろんな事故が起きて、プロでも下手すれば死んでしまう。

最近もセブで白人が死んでいたりするのだが、どんなに注意しても不運に見舞われると助からない。まったく本人に責任はないことも多い。

こういったものは突発的な事故なのだから、事前の鋭い観察など何の役にも立たない。予知できないものに巻き込まれて、それが人生の終わりになってしまうのである。

こういった「不運」から逃れようと、昔の人は善行を積むとか、神に祈るとか、その類いの何かにすがっていたが、合理的に考えれば無駄だ。何をしても世の中の偶発性から逃れることはできない。

自分に降りかかるすべての現象は、突発的に起きるものだから、変えることはできない。

どんなに治安が良くて、安全な場所にいたとしても、巨大地震が来て津波に飲み込まれて死んでしまうこともある。逆に治安が悪い場所にいてもかすり傷ひとつ負わない人も多い。

日本にいても、タイにいても、フィリピンにいても、巻き込まれる人は巻き込まれるし、何もない人はどこにいても何もない。それが運・不運であると言える。

だから、フィリピンがどんどん治安が悪くなっているとしても、フィリピンに行って必ず殺されるとも限らないし、犯罪に巻き込まれるとも限らない。

セブのリゾートで、青い空と白い砂浜の中で楽しく過ごして、「フィリピンは全然危険じゃなかった」と言うこともできる。

しかし言うまでもないが、それは自分が運が良かったという証明であり、フィリピンが安全だという証明にはならない。

フィリピンは治安が悪いが、絶対に殺されるわけではない。しかし、運が悪ければリゾート地でアブ・サヤフに拉致されて斬首されるという運命もある。

人間の運命は、どうなるのか分からないものだ。最大限に注意して、あとは自分の運を試すしかない。フィリピンに関わっている男たちはみんなそう思っているのではないだろうか。

フィリピンはとても美しいビーチ・リゾートがある。フィリピンは治安が悪いが、絶対に殺されるわけではない。しかし、運が悪ければリゾート地でアブ・サヤフに拉致されて斬首されるという運命もある。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170325T0252070900.html


50. 中川隆[-7800] koaQ7Jey 2017年5月02日 09:23:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

阿修羅管理人に投稿・コメント禁止にされましたので、本日をもってこのスレは閉鎖します

参考に、僕が阿修羅原発板で反原発派の嘘とデマを明らかにした為に、阿修羅で投稿・コメント禁止にされた経緯を纏めました:

これが阿修羅に巣食う電通工作員
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c73


51. 中川隆[-7330] koaQ7Jey 2017年6月27日 13:52:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

身ぐるみ剥がれた日本人は「海外リタイア生活」の最期に何を見たのか?=鈴木傾城 2017年6月27日
http://www.mag2.com/p/money/250304


今すぐに会社を辞めて、一生のんびりと暮らしたい。だが完全にリタイアする金はない。そんな人が選ぶのが、物価の安い東南アジアでの暮らしだ。


現地の流儀で野垂れ死ぬ覚悟はあるか? 東南アジア逃避行の現実

「今すぐ会社を辞めたい」人たち

少子高齢化に苦しめられている日本政府は、定年を60歳から65歳に延長することを義務づけた定年延長義務化法を2013年4月から始めている。

これによって労働者は段階的に65歳が定年になっていき、65歳の定年後に年金生活に入ることになる。

しかし、誰もが65歳まで働きたいわけではない。それどころか、30代でも40代でも50代でも、今すぐに会社を辞めて一生のんびりと暮らしたいと考えている人も多い。

実際にそれを実行する人もいる。こうした人たちをアーリーリタイア組と呼ぶ。アーリーリタイアというのは「早期退職」という意味だが、働かないで暮らすというのは多くの人たちの垂涎の的になる。

人々がアーリーリタイア組を羨ましいと思っても、自分がそれを実行できないのは、「リタイアする金がない」ということに尽きる。

2017年5月16日に総務省が発表した「家計調査報告」で、二人以上の世帯における平均貯蓄在高の中央値は1064万円だ。アーリーリタイアするには無収入を補う資産が必要だが、一生を支えようと思ったら1064万円くらいでは話にならない。

年間300万円で生活するにしても、3年と少しで消えてしまう金額である。アーリーリタイアするというのは並大抵なことではない。

いくらあれば「アーリーリタイア」できるのか?

いくらあればアーリーリタイアできるのかは人によって違う。自分が今何歳なのか、家族がいるのか、リタイア後にどんな生活をしたいのかで、まったく違ってくる。

30代や40代でアーリーリタイアするとなれば、人生40年から50年を支えなければならないので貯めなければならない額は相当なものになる。

ただ年間300万円程度の生活を延々と続けるのであれば、1億円程度あれば何歳でアーリーリタイアしても問題ないと一般的には言える。

なぜなら、1億円を配当金3%以上で回していれば年300万円以上になるからである。贅沢しなければ配当だけで生活できる。仮に取り崩して生きるとしても、33年は生きられる。

しかし30代や40代で1億円を持っている人はほとんどいない。外資系で働いて有能で高給だったとか、FXや株式の投機で当てたとか、親の遺産が入ったとか、よほどのことがない限り、普通では貯められない。普通であれば、1億円どころか5000万円でも難しい。

もう1つの選択「東南アジア暮らし」

それでも、やり方によってはアーリーリタイアすることはできる。どうするのかというと、完全にリタイアするのではなくセミ・リタイアするのである。

セミ・リタイアとは週に数日働いて年間100万円程度の稼ぎを得ながら貯金や配当で生きる暮らしだ。1億円以下のアーリーリタイアは、ほとんどがこのセミ・リタイアとなる。

つまり100万円程度の収入のアルバイトと貯金の取り崩しで何とかしようというのがセミ・リタイアのあり方である。

それと同時に、さらにもっと生活費を削減する方法はないのかと考える人もいる。

方法はないこともない。たとえば、アーリーリタイアして物価の安い国で暮らせば、少ない資産でも帳尻が合うと考える人も多い。実際、東南アジアにはそうしたアーリーリタイア組がたくさんいる。

「仕事もしないでのんびり暮らす」ことの、本当の怖さ

東南アジアでは、1000万円や2000万円程度の貯えでアーリーリタイアする人たちも多い。タイでもフィリピンでも、そうした人たちが大勢いる。しかし、ほとんどが10年どころかほんの数年ももたないことがよく知られている。

アーリーリタイアは表面的には幸せに見えるのだが、資金が足りないアーリーリタイアの場合、精神的にどんどん追い込まれていくのである。特に海外アーリーリタイア組はそうだ。

仕事もしないでのんびり暮らしているのに、いったい何が問題なのか。

すべてのアーリーリタイア組に言えるのは、貯金を取り崩して生きることに対する底なしの不安感や焦燥感である。

働かない人間にとって貯金はとても大切なものだが、アーリーリタイアすると、その貯金がどんどん切り崩されて減っていくだけになるのである。

明るく豊かな未来に向かうのではなく、暗く欠乏の未来に向かっているのが減っていく預金額で明確に見える。働いていないのだから増えることはない。だから消費が恐怖になり、不安となっていくのだ。

「リタイア地獄」に嵌る日本人たち

さらに東南アジアはもう戦乱の地ではなくなっており、グローバル経済に取り込まれてインフレも進む。

年間100万円で何とかなると思っても、インフレが進むとそうは言っていられなくなってしまう。為替が少し円安に振れてもダメージを受ける。東南アジアでのアーリーリタイアも、想定以上の金がかかるようになっている。

しかし、異国の地で少し働くと言っても現地の言葉もしゃべれず、文字も読めないのでは大した仕事があるわけではない。アーリーリタイア組は人脈もないので尚さらだ。

そんなところで病気になったりホームシックになったりすると、しばしば日本に戻ることになるはずだが、それにも金がかかる。文化の違いや望郷の念も時間が経つごとに深まる。そういった問題がすべて同時並行で襲いかかってくる。

だから、東南アジアにいるアーリーリタイア組の多くは精神的にボロボロになって日本に戻ることになる。「仕事もしないでのんびり暮らす」は地獄になってしまうのだ。


「FXで稼ぎながらのタイ暮らし」に挑んだ男の末路

2000年の半ば頃、「タイで外こもりをしよう」と煽っていた人物がいた。外こもりに関しての著書も出していた人物だ。

外こもりというのは「国外で引きこもり生活をする」という意味なのだが、これもアーリーリタイアの一種と言える。

この人も充分な資産があったわけではないのだが、自己資金でFX(外国為替証拠金取引)を行いながら、タイで暮らす金を稼ぐというのがこの人のアイデアだった。

FXみたいなバクチで生計を成り立たそうというのだから大したアイデアだが、この人はタイで暮らす他人の金までFXで運用して吹き飛ばして、怒り狂った2人の男に殺された。

アーリーリタイアして「東南アジアで暮らしながらFXで金を稼ぐ」というアイデアは多くの働きたくない30代、40代を惹きつけたが、そのほとんどは成功していない。

FXはレバレッジを使ってトレードするのが普通なので、思惑が外れるとレバレッジ分が飛んでいく。そのため、資金は急激に減少してリタイア計画は破綻する。

身ぐるみ剥がされる「困窮邦人」

破綻と言えば、「困窮邦人」という言葉が2011年以後、広がるようになっている。この困窮邦人の中には、アーリーリタイアに失敗した人の数も少なくない。

2011年7月7日の朝日新聞は、現地の妻に現金も貴金属もすべて持ち逃げされ、不動産は借金の担保として入れられて取られた49歳のアーリーリタイアした日本人男性を取り上げていた。

彼は充分な資産があったが、何もしないうちにフィリピン妻に一切合切を持ち去られてしまったのだ。

彼のように現地の妻にすべてを持ち逃げされたり、殺されたりするアーリーリタイア組はいくらでもいる。一文無しになって困窮して日本にも帰れずに大使館に救援される。場合によってはフィリピン人の妻から大使館の前に置き去りにされる。

“No Money No Honey”(金の切れ目が縁の切れ目)

それは、東南アジアのアーリーリタイア組にとって、誰でも他人事ではない話である。


「稼ぐのを止める」のは、許されない贅沢と知れ

充分な資産と入念な計画がないのにアーリーリタイアに入ってしまう人は、次々と破綻していく人たちの姿をよく観察し、分析した方がいい。

資本主義の社会の中で「稼ぐのを止める」というのは、よほどの資産がない限りは許されない贅沢であると考えるべきだ。アーリーリタイアが許されるのは、だいたい以下の3点に当てはまる人ではないか。

(1)使い切れないほどの莫大な資産を所有する人。
(2)資産を減らさずに不労所得で生きられる人。
(3)寿命から逆算して緻密な収支計画が立てられる人。

自分がそのどれかに当てはまっていないのであれば、どれかに当てはまるように資産構築を行っておかなければならない。資産が少ない中でアーリーリタイアをすればするほど、ちょっとしたことで人生計画が破綻する。

東南アジアの物価が安いからと言って、少ない資産でアーリーリタイアをしても、想定外は次々と襲いかかってくると思って間違いない。

地獄の沙汰も金次第、身も蓋もない現実

人生は常に波瀾万丈である。決して順風満帆ではないのだ。

今後、インフレが来たらどうするのか。貯金を取り崩すだけの生活でも幸せを感じることができるのか。金がないからと言って無謀なビジネスやバクチにのめりこまない自己統制力は備わっているのか。

裏を持った人間を見抜く力があるのか。現地では大した仕事もできないという認識はあるのか。ホームシックに耐えられるのか。病気になっても日本並みの医療を要求しないで生きていけるのか……。

すべてに問題ないと言える人は優秀な人だ。若干問題があると考える人は、アーリーリタイアするよりも、むしろ今よりもさらに働いて資産形成に励む方が現実的だ。

当たり前の話だが、アーリーリタイアを成功させるには資産が多ければ多いほどいい。身も蓋もないが、それが現実だ。


52. 中川隆[-6192] koaQ7Jey 2017年10月15日 17:32:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

旅慣れた人も事件に巻き込まれるのは、人は見抜けないから

タイのパッポンやスクンビット界隈では、片足がない男が観光地で地面を這って物乞いをしていることがある。服はドロドロになって、顔面も泥にまみれている。

同情した多くの観光客がこの男が片手に持つカップに次々と金を恵んでいく。

しかしこの男は、物乞いの仕事が終わると物陰でズボンを脱ぎ、片足を縛っていた紐をほどいて両足で歩きながら帰路につく。本物もいるのだが、そうでない人間も混じっている。騙される旅人はとても多い。

インドでは死んだようにぐったりしている赤ん坊を抱えた母親が物乞いしているが、これも他人の赤ん坊を借りた物乞いビジネスである。やはり、ウブな旅人の多くは見抜けない。

タイやインドネシアではニセ警官が現れて、いろんな難癖をつけて観光客から金を奪い取る詐欺師も出てきている。旅慣れた旅人でさえ、見抜けないはずだ。

世界中どこでも犯罪が起きているのを見ても分かる通り、すべての国に私たちを騙す人間がうじゃうじゃと存在する。

アメリカでも、ヨーロッパでも、東南アジアでも、南アジアでも、中東でも、南米でも、それはまったく変わらない。そして現実的な話をすると、次から次と現れる新手の「騙し」を前にして、旅人は赤ん坊の手をひねるように騙される。

日本人がフィリピン人を使って日本人を殺す現実

私が今まで知り合ってきた人たちは、東南アジアのアンダーグラウンドにいる人々ばかりである。では、彼らの多くが悪人だったのかと言えば、まったくそうではない。

むしろ、一緒にいて気持ちの良い人たちも多かった。

インドは壮絶に貧困がひどい国で、世界でも最悪の悪人密集国かもしれない。では全員が悪人だったのかというと、まったくそうではない。

悪人も確かにいるのだが、信じられないほど優しく思いやりのある人もいる。

したがって、個人の資質を見るというのは、非常に重要なことであり、結局は最後に「その人」の性格が重要になっていく。国籍は重要ではない。

海外に出たら、どこの国でも同国人に頼りがちなのだが、実はその同国人が一番危なかったりすることも多い。

タイやフィリピンに在住する日本人の間では、「一番、気を付けなければならないのは同じ日本人だ」という教訓のようなものが出回っている。日本人が、日本人を騙す。

フィリピンは日本人が最も殺されている国なのだが、日本人を殺しているのは現地人でも、実際には日本人の依頼で殺していることが多い。

つまり、日本人がフィリピン人を使って日本人を殺しているのである。

2014年10月18日に鳥羽信介氏が殺害された事件も裏に日本人の存在があった。

(なぜフィリピンで保険金殺人が多いか考えたことがあるか?)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20160513T0237450900.html

2017年にはブスアンガ島で2人の日本人がバラバラに殺害されて殺される事件があったが、この事件の裏側にも胡散臭い日本人が存在していた。

(長浜博之が完全否定するパラワン日本人バラバラ殺人の裏側)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170610T0239380900.html


「良い人」なのか「悪い人」なのかは見抜けない

こうした現象は日本だけの話ではない。世界中どこでも同じで、韓国でも「海外に出たら、同じ韓国人に気を付けろ」と言われている。

フィリピンでは韓国人も大量に殺されているのだが、その事件の多くは韓国人がフィリピン人に殺害を依頼して同国人を殺しているのである。

ところで当のフィリピン人も、海外に出ると「現地の同国人に気をつけろ」が合言葉である。

フィリピンは出稼ぎをする人が多い国なのだが、出先では同国人同士が互いに騙したりしており、同じ民族だからと不用意に信じてはいけないと言い伝えられている。

「インド人もインド人に騙される」と言い、中国人も他人を信用できないので、同じ郷里や同じグループの者としか付き合わないようにしている。

つまり、同国人が海外で同国人に騙されるケースが山ほどあり、むしろあまりにも同国人を狙った犯罪が多いので、同国人が一番信用のならない人間になってしまっている。

同国人は言葉が通じるという安心感があって気を許しやすいのだが、それを狙われてしまう。

逆に、その国の見知らぬ人が心から助けてくれたり、好意を寄せてくれたりすることもあるわけで、そう考えると国籍や人種よりも、最後には目の前の人の「個人的な人間性」が重要になるというのが分かってくる。

ただ、ここに問題がある。

とてもではないが、目の前に現れた人が「良い人」なのか「悪い人」なのかは見抜けないのである。

ほとんどの旅人はそうだと思うが、放浪していると実に様々な人々に声をかけられたり、予期せぬ出会いがあったりする。そして、そのたびに相手が信用できるのかできないのかを、直感や確率で導きださなければならない。

「見る目」を間違えると、不快なことになるし、トラブルも起きる。逆に、良い人を悪い人と間違えることもある。いったい、どうすれば良い人と悪い人を瞬間に区分けするのかというのは、旅人にとって非常に切実な問題である。


インドネシアのスラムにて。私はこの赤ん坊を抱いた青いシャツのインドネシア人を最初はまったく信用していなかった。しかし、彼は本当に誠実で優しい男で、私は彼を通してインドネシアの良さを知った。

彼は近所の子供たちにも好かれており、病気を抱えた少女も彼を頼りにしていた。貧しいスラムの共同体の中で、彼はとても頼りになる男だった。そんな男を私はずっと信頼しなかったのだが、それは逆のパターンも多かったからだ。


詐欺師は人を信用させるのが仕事だから印象が良い

私もずいぶん「裏のある人間を見抜けるかどうか」に取り組んできたが、結局はそれが不可能であることを悟った。

人の裏側は見抜けない。本当に演技のうまい詐欺師がやってきたら、それが良い人なのか良い人を演じる悪い人なのかは判別できないのである。

見栄えや立ち振る舞いや全体的な雰囲気や最初の印象のすべては、当てにならない。良い方にも悪い方にも騙される。薄々と何かを感じることもあるが、それも確証にならない。

考えてみれば当たり前の話なのだが、知的な悪人は最初のうちは、非常に好意的で友好的で柔和で物腰が柔らかい。

「なんて優しい人なんだろう」と思わせたり、感激させたりしてくれる。詐欺師は人を信用させるのが仕事だから、全力で演技をしてくる。だから、分からない。

プロがアプローチしてきた場合、その人間が悪人なのか善人なのかを見分けることは基本的には不可能だ。

とにかく旅行中は詐欺師に遭遇する確率が高い。彼らは「お金を落としましたよ」と、落としてもいない小銭をわざわざ優しい笑みと共に差し出してくれたりする。

「ここではお金を落としたら戻ってこないから気をつけて下さいね」と、こともあろうか詐欺師が優しく忠告してくれるのである。最後はともかく、最初はそうだ。

しかし良い人だと思っていた人が、徐々に、あるいは唐突に何かに誘導してくる。

「飲みに行きませんか?」「カラオケに行きませんか?」「家に来ませんか?」「安い店を知っているので一緒にどうですか?」「喉が乾きませんか?」

そのときに、はっと気がつくかどうかが勝負だ。もし全面的に相手を信じてしまったら、もう取り返しがつかない。

最後には有り金すべて巻き上げられて路上に転がっている。騙されて金を取られるくらいならまだいいが、レイプされたり、殺されたりする人も枚挙に暇がない。

どんな旅慣れた人でも、しばしば危険な目に遭う。2011年9月28日にはミャンマーで旅してきた女性が殺されたという事件もあったが、彼女は旅慣れた女性だった。

(ミャンマーで一人旅をしていた邦人女性が首を締められ死亡)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20111013T0037100900.html

ルーマニアでレイプされて殺された20歳の女性も、学生団体のNPOに所属して旅の知識のある女性だった。

(ルーマニアで残虐にレイプされて殺された20歳の日本女性)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20120911T1859230900.html

エクアドルで新婚旅行中に殺された男性も、旅慣れていた。

(人見哲生。新婚旅行先のエクアドルで事件に巻き込まれ死亡)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20140108T0221270900.html

なぜ、旅慣れた人も事件に巻き込まれるのか。やはり、分からないからである。結局、最後に騙されても壊滅的な打撃を受けないようにするしかないのではないか。今も私はそう思っている。


フィリピン。空港を降りた瞬間、いろんな人が声をかけてくる。もちろん、その中には得体の知れない詐欺師のような男たちも多い。

フィリピンのスラム。いろいろ治安が悪く、気が抜けない場所ではある。

こうしたスラムにいると、やはりいろんな人たちが入れ替わり立ち替わり声をかけてくる。「カラオケに行かない?」「家に来ない?」と彼女たちは誘ってくる。信頼できるのかどうか、その場で判断しなければならない。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20171015T0332160900.html


53. 中川隆[-6077] koaQ7Jey 2017年10月20日 13:59:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「第二の人生」タイへの移住で思わぬ事態 日本人の困窮者が続出 孤独死や徘徊相次ぐ
10/20(金) 11:04配信 西日本新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171020-00010003-nishinpc-int&p=1


「北方のバラ」と呼ばれ観光名所が多いチェンマイ。長期滞在の高齢者に人気だ


 東南アジアなどに長期滞在して余暇を過ごす「海外ロングステイ」の人気が続いている。温暖な気候で日本人に人気のタイ北部チェンマイでは、リタイア後に充実した日々を送る人がいる一方で、安易な計画で移住に踏み切って生活が困窮する人が続出。急速な高齢化に伴い、日本人の孤独死や徘徊(はいかい)が相次ぐなど、思わぬ事態が生じている。

 「おじいさんは今も元気でしょうか? 1人で部屋にこもりがちだったけど、うちの子にお菓子をくれることもあったんですよ」。チェンマイの中心部にある古びたアパート。管理人のサムルアイさん(52)が心配そうにつぶやいた。

 おじいさんとは、アパートに長期滞在していた60代の日本人男性のことだ。「女性に貢いでお金に困っていたみたい。バイク事故をきっかけに身の回りのことができなくなってね…」

 サムルアイさんは見るに見かねて、朝昼晩に食事を届け、排せつ物で汚れた部屋も掃除していたという。「私が優しいって? 仏教を信じるタイ人にとって、お年寄りの世話をするのは当然のこと。ほっとけないよ」と照れ笑いした。

 別のアパートでも、日本の親戚と縁を切り、単身でタイ北部に20年近く滞在していた70代男性の世話を、タイ人の清掃員らが担っていた。家賃の滞納のほか、持病が悪化して失禁を重ねるようになり、周囲の人は困り果てていたという。

 2人とも日本には居場所がなく当初は「帰りたくない」とかたくなだったが、昨年から今年にかけて相次いで帰国した。説得に奔走したのが、チェンマイで昨年9月に発足したボランティア団体「ジャパン・ケア・ネット」(JCN)だ。

「第二の人生」タイへの移住で思わぬ事態 日本人の困窮者が続出 孤独死や徘徊相次ぐ


「日本の超高齢社会の縮図のようなことが起きている」

 「帰国のタイミングを逃したら、2人はどうなっていたか分からない」。JCNの志田義晴代表は言う。15人のメンバーが独居老人の見守りを手弁当で行い、衣服などを提供。帰国の説得のほか、飛行機代を立て替えたこともある。「同じ日本人として、タイの人たちに迷惑は掛けられない」との思いからだ。

 タイ北部は、首都バンコクに比べて物価が安く気候も温暖なため「第二の人生」を歩もうとする日本人年金生活者に人気が高い。北部9県を管轄する在チェンマイ日本総領事館によると、在留届を出している日本人は3200人を超えており、60歳以上が5割、70歳以上は3割を占める。

 ほとんどが1年更新のロングステイビザで悠々自適に過ごす人たちだが、滞在の長期化で高齢化が進行。病気や貧困に直面する人が急増している。借金や女性問題を抱えて家族と縁を切り、チェンマイに流れ着いた人も少なくない。

 街を徘徊して警察に保護される認知症の男性。所持金もなくホームレス同然の生活困窮者…。総領事館にはタイ当局から日本人に関する情報が連日寄せられる。「日本の超高齢社会の縮図のようなことが起きている」と峯尾直矢領事は嘆く。

 しかも、ここは海外。日本の社会保障制度は基本的に、適用されない。最初は元気でも、誰しも年を取れば病気になる。タイの病院は治療費が高額。医療保険に入っていなければ一気に蓄えを失い、生活が困窮してしまうのだ。

孤独死の増加

 いま、最も懸念されているのが孤独死の増加だ。タイ北部では毎年20〜25人の日本人が亡くなっているが、昨年は38人に上った。

 日本人の70代男性が昨年4月、チェンマイのマンションの一室で息を引き取った。孤独死だった。「礼儀正しい人だったけど、近所付き合いを避けていた。もっと踏み込んで付き合っていれば」。隣室だった日本人女性(71)は悔やむ。

 男性は亡くなって1週間後に発見された。遺体はさらに2カ月間、病院に安置されたままだった。日本との関係が20年以上途絶えていたため、親族を捜すのに時間がかかったのだ。

 タイでは親族の署名がなければ、遺体の引き取りも、火葬もできない。総領事館が戸籍をたどって親族に連絡を入れても、複雑な事情を抱えた人の場合は「一切関わりたくない」と拒否されることも多い。そのたびに総領事館は、委任状への署名や諸経費の負担に応じてほしいと頼み込む。タイでは遺体を病院に安置するだけで1日に数百バーツ。火葬も有料だ。

 「日本人の高齢者問題がここまで深刻な地域は、他にない」と峯尾さん。タイで暮らせば日本の社会保障制度は基本的に適用されず、タイの公的サービスからも外国人は抜け落ちてしまう。そうしたセーフティーネットの「隙間に落ちてしまうリスクを考えてほしい」と警鐘を鳴らす。


54. 中川隆[-5757] koaQ7Jey 2017年12月20日 08:45:00 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

★フィリピンパブはなぜ男を狂わせる?

 全身火だるま状態でフィリピンパブに突入――。こんな派手な事件が愛知県で起きた。

 被害に遭ったのは西尾市の「ショーパブ ズー」。13日午後11時50分ごろ、男性が灯油をかぶって火だるまになり、店内に飛び込んで死亡した。

鉄筋2階建ての1階部分 140平方メートルのうち100平方メートルが焼けたという。

(中略)


 客がフィリピン女性にメロメロになるケースが多い。いったい、何がいいのか。

「一番の魅力は性格です」とはフリーライターの出町柳次氏だ。

「フィリピン女性はラテンのノリがあり、屈託のない明るさで接客するんです。しかも
優しくてフレンドリー。頼みもしないのに“疲れてるでしょ”と手のひらのマッサージを
してくれ、毎朝“おはようメール”で起こしてくれたりもします。思い込みの強い客は
相手が自分にホレていると錯覚してしまうのです」

 セックスでも献身的だ。

「スペイン系の血が流れている女性は肌が白く、見事なモデル体形。カトリックの教えも
あって、とことん男に尽くします。ベッドでは“もういいよ”と言うまでフェラや全身
ナメをたっぷりしてくれるし、感度も抜群。事後は靴下をはかせ、髪をとかしたりして
くれる。ヘソのそうじまでする女性もいます。ほかの国のホステスと奉仕の精神が違う
のです」(風俗ライターの蛯名泰造氏)

 一度、付き合ってみたいものだ。

日刊ゲンダイ - 2013/2/16 7:00
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20130216-00000003-a_aaac

フィリピンパブ探索 フィリピンパブ探索隊
https://ahiru-blog.com/ppub-sign/

千葉栄町フィリピンパブ201508 フィリピンパブ探索隊
https://ahiru-blog.com/ppub-sign/15141.html

千葉のフィリピンパブで飲んだら絶好調になった ポンコシのエロブログ
https://asianfuzoku.com/ponkoshi/%E5%8D%83%E8%91%89%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%96%E3%81%A7%E9%A3%B2%E3%82%93%E3%81%A0%E3%82%89%E7%B5%B6%E5%A5%BD%E8%AA%BF%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F/

ホステスの甘い言葉を鵜呑みに!?

人生も半ばを過ぎてようやくわかったことがある。それは「逢いたい」だの「好き」だのといったホステスの甘い言葉は、真に受けてはいけないということだ。

「は? その歳でようやく? バカじゃないの」という冷ややかな声が聞こえてきそうだ。いかにも。バカなおじさんであることは自覚している。

だが、経験者だからこそ、放っておけないということもあるのである。ましてやその人物が、まだそれほど社会を知らない人間ならばなおのこと。

ここにひとりの青年がいる。親しみを込めて、「ナカシマくん」と呼ぶことにしよう。地方都市のごく平均的な家庭に生まれ、地元の大学の大学院で国際関係学を専攻する真面目な好青年だ。

そんなナカシマくんがある時、恋をした。「よかったな、やるじゃんナカシマくん!」普通だったら肩を叩いて祝福するところだろう。

だが、ナカシマくんが「実は……」と口を開いた途端、おじさんの顔色は変わるのだ。

「実は……、ぼくの彼女、フィリピンパブのホステスなんです!!」


『フィリピンパブ嬢の社会学』中島弘象(新潮新書)

僕の彼女は月給6万円、雇主はヤクザ、ゴキブリ部屋……なのにフィリピン家族は豪邸暮らし?!
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/410610704X/asyuracom-22


は、在日フィリピン女性の生活を研究するうちに、フィリピンパブで働くホステスとデキてしまった青年が、その実態を赤裸々に描いたユニークな一冊だ。

大学院への進学が決まった冬、ナカシマくんは先輩に連れられて初めてフィリピンパブを訪れる。だいたいこういう店を初めて経験するのは先輩に連れられてというのがパターンである。さらにその先は人によってハマるかハマらないかに分かれるのだが、ナカシマくんはどうだったか。

“それまで、日本人女性がいるパブにさえも入ったことがなかった。要するに、パブ初体験がフィリピンパブだったのだ。こういう場所は淫靡で怪しくて、売春なども平気で行われている、と思いこんでいた。悪いイメージを勝手に描いてかなり構えていた。ところが実際には、そんなことを感じさせないぐらい彼女たちは明るくて陽気だった”

(ナカシマくん……)

おじさん一瞬、遠い目をしちゃったよ。「淫靡で怪しい」などと一方的な先入観を抱いていておきながら、それが裏切られたことで、あれ? 意外といいところじゃんと好印象を抱く。いかにも危なっかしい。典型的なハマるパターンだ。

この手の初心者は店側にしてみればおあつらえむきのカモである。案の定、ナカシマくんのフィリピンパブ詣でが始まった。そしてある日、「ミカ」と出会うのだ。

初対面でふたりはアドレスを交換し合い

フィリピンパブの客は中年男性が多いという。本書『フィリピンパブ嬢の社会学』によれば常連客の典型は「子どもは独立、離婚して独身。自由になるカネがそれなりにある50〜60代の現役男性」だそうだ。だから22歳と若かったナカシマくんが、来日して間もない25歳のミカには新鮮だった。初対面でふたりはアドレスを交換し合う。

初めて会ってから2日にいちどのペースでくる営業メールに根負けして、ナカシマくんは「ワンセットだけ。飲み物の注文なし」という約束で店を再訪し、ミカを指名する。指名料込みで4400円という料金は、稼ぎのない大学院生にとっては「はっと正気に返る金額」だった。ところがそう言っておきながら、ナカシマくんは正気を踏み外す。

“店を出ると、ミカがエレベーターまで送ってきた。エレベーターが来ると、ミカがそばに来て肩に手を置いた。ハグしてくれるのかと思ったら、いきなり僕の唇にキスした。軽く。『ありがと。またね』”

(な、な、な、ナーカシマぁぁぁぁぁっ!!!! 目を覚ませぇぇぇぇぇぇっ!!)

ナカシマくんの両肩をつかんでぶんぶん揺さぶりたい気分だ。初心な青年が深みにハマっていくのを目の当たりにして、おじさんの心配はついに頂点に達してしまうのだ。

だが、ナカシマくんのハマりっぷりは、こちらの予想を遥かに超えていた。なにしろ雇い主の目を盗んでミカと同棲し、しまいには彼女を守るためにヤクザのもとに乗り込むのだ。相撲で言えば立ち合いから一挙に愛の電車道状態である。

本書『フィリピンパブ嬢の社会学』によれば、ナイトクラブやキャバレーで演奏するために、フィリピンバンドと呼ばれる楽団が日本へ来るようになったのは1960年代。その中でコーラスメンバーやダンサーとして働いていた女性たちがホステスの役割を務めるようになり、次第にそちらがメインとなっていった。

はじまりが興行だったため、ながらくフィリピン人の出稼ぎには「興行ビザ」が使われてきた。かつては日本に来るには、ダンスや歌手といった試験に合格して、フィリピン政府から「芸能人」と認定してもらわなければ来日できなかったのだ。

だが2005年に興行ビザが規制されてから、出稼ぎにヤクザが噛むようになった。彼らは偽造パスポートや偽装結婚で女性たちを入国させ、パブで働かせる。ミカも「コクボ」という男と偽装結婚させられていた。休みは月2回、給料もピンハネされる。しかもアパートはコクボと同居。体の関係はないが、コクボに監視されながら生活しなければならない。

『フィリピン−急成長する若き「大国」』井出穣治(中公新書)によれば、フィリピンは近年、サービス業主導で急成長し、経済規模はここ10年強で3倍となった。人口は1億人を超え、国民の平均年齢は25歳だという。かつて「アジアの病人」とまで言われた国は、いまや「アジアの希望の星」へと変わろうとしている。

だが、圧倒的な貧富の差は、いまも解消されないままだ。ドゥテルテを支持しているのはこういった貧困層である。貧困から抜け出すために、彼らは出稼ぎに行く。フィリピンでは国民の1割が海外に出稼ぎに出ているという。彼らの送金がフィリピンの消費を支えている。

とにかく純粋なふたりの気持ち


『フィリピンパブ嬢の社会学』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

ミカも貧困家庭で育ち、家族に楽をさせようと来日していた。ミカの稼ぎを一族が当てにしているのだ。ナカシマくんはそんな女性と恋に落ちたのである。当然、周囲は猛反対する。初めてミカを母親に会わせる場面の緊迫感といったらない。

でもふたりの気持ちはとにかく純粋だ。その想いが次第にまわりを変えていく。ハラハラしながら見守っていたこちらも、いつしかふたりを応援する側に回ってしまっていた。ヘイト教育を公然と掲げる学校法人が現れるような時代である。異文化の衝突が生む軋轢と真摯に向き合うこのカップルを、おじさんは断固支持したい。

社会学でいうなら、本書は参与観察の一種ということになるのだろう。だが研究者としての一線は、とっくに踏み越えてしまっている。むしろこれは当事者ノンフィクションといったほうがいいかもしれない。

ナカシマくんは当初、ミカに同情していた。そんな彼にミカが浴びせる言葉が印象的だ。

“あなたは大学で本読んで考えただけ。私は働いて考える。だから私の方がわかる”

“私のこと、弱い人間だと思っているんでしょ? 私、強いよ。あなたが思っているのと違う。ばかにしないで。私のこと助けたいと思って付き合うんだったら付き合わなくていい。助けなんかいらない”

彼女の言葉でナカシマくんは目が覚める。

観察者から当事者へ。この瞬間からナカシマくんの研究は、学問を踏み越えて、愛する人とともに歩む人生そのものとなったのだ。
http://toyokeizai.net/articles/-/162077


中島弘象(なかしま・こうしょう)
1989年、愛知県春日井市生まれ。中部大学大学院修了(国際関係学専攻)。
大学在学中から、フィリピンNGO組織「DAWN」と連携し、フィリピン人女性と日本人男性の間に生まれ、日本人の父親と連絡が取れない、日比国際児たちの支援活動に関わっている。著書に『フィリピンパブ嬢の社会学』(新潮新書)がある。

フィリピンパブ嬢はなぜ日本人から金をむしるのか? 若き研究者が見た実態
社会2017年2月28日掲載


日本人には想像もつかないような貧困が、実際に今あることを知ってほしい―― 

 在日フィリピン人数は約23万人(2015年法務省統計)と、今や中国、韓国に次ぐ多さだ。元AKB48の秋元才加さんら、出自を公言する2世タレントの活躍も目立つ一方、「若いフィリピンパブ嬢に全財産つぎ込んで捨てられた」と、マニラの日本大使館に駆け込む中高年日本人男性もいまだに絶えない。

 日本国内で、フィリピンパブ嬢と付き合っていると言えば、「金目当て」「ビザ目的」「騙されてる」と誰もが猛反対するだろう。

 繁華街では結構見かけるけれども、何となく遠い存在――そんなフィリピンパブの実態に切り込んだのが、中島弘象さん(28)だ。2月17日、名古屋市栄地区にある丸善で開かれた著書『フィリピンパブ嬢の社会学』刊行記念トークイベントは、雨にもかかわらず、舞台となるフィリピンパブ街からは目と鼻の先とあってか、立ち見が出る盛況ぶりだった。

■まさかの大豪邸、すさまじい金の無心

 中部大学大学院で国際関係学を学んでいた中島さんは、現在もNGOを通して在日フィリピン人女性や、その子供たちの貧困問題に取り組む真面目な青年だが「何のビザで来ているのか、それが知りたくて」足を踏み入れたフィリピンパブで、3つ年上のミカさんと出会う。プライベートでも会うようになった彼女から、「偽装結婚で日本に来た」と告白された後に「私と付き合って」と、まさかのダブル告白を受けた。


 周囲には反対されたものの、2人は交際を続ける。

 彼氏になってみえてきたのは、ミカさん本人は月給6万円、休みは月2日、ヤクザの監視付きでゴキブリだらけのタコ部屋暮らしにもかかわらず、フィリピンで仕送りをもらっている家族は贅沢三昧というギャップだった。ミカさんとその姉のメイさん(彼女も日本で働くパブ嬢)の里帰りについて行った中島さんが目撃したのは、メイド付きの豪邸で優雅に暮らす家族たちの姿だったのである。もちろん、原資はすべてミカさんたちの仕送りだ。

 さらに家族は、容赦なく中島さんたちに攻勢をかけ続ける。お土産とは別に日本から40万円ほど持ってきていたため、中島さんは安心していたのだが、甘かった。

「荷物を片付けた後、家族全員で近くのショッピングモールに行く。大きな買い物カートに米、コーヒー、調味料、お菓子、ティッシュ、電球などをどんどん入れていく。

 代金は約2万円。支払うのはミカとメイだ。

 2万円といえば、ほぼフィリピン人の平均月収だ。そのあとは水道代や電気代の支払い。これも払うのはミカとメイ。その日の夜は、両親と次女家族全員を連れてレストランへ。

 こちら5人、向こう6人で計11人。その支払いももちろん2人だ。1日だけで出費は約10万円」

 不安になった中島さんはミカさんが、「帰るまでお金足りる?」と聞いたところ、返事は、「大丈夫、足りるよ」。

 しかし不安は的中する。

「毎日のように親戚たちがやってきた。自分の娘の写真を持って『この子を日本に行かせたい。ミカの社長に紹介してくれ』さらには『いいビジネスの話があるから30万円貸してほしい』というのもあった。

 フィリピンに来て一週間。ひっきりなしに訪ねて来る親戚たち。その数は100人を軽く超し、その全員に金を配った。そして家族は毎日、豪華な食事や外食、ショッピング。日本から持ってきた40万円はたちまち底をついた」(同書より)

■悪気のない家族たち

 厄介なのは、家族には悪気がないところだ。彼らは、日本にいる娘たちはいくらでも金を稼げる、と本気で思っているし、その金がどういう風につくられているのかについては知らない。知ろうともしないのだ。

 こういう家族を、「ひどい」「たかりだ」と非難するのは簡単だ。しかし、ミカさんを通じてフィリピンを深く知るようになった中島さんには、そうは思えなかった。

「彼女の家族が豪邸に移る前に住んでいた家は、スラム街にあるボロボロの小屋で、トイレもありませんでした。小さい方はそのへんで済まして、大きい方はバケツにして川に流せと。

 そんな凄まじい貧困から抜け出るためなら、違法だろうが何だろうが、日本に来る人は今後も途切れないでしょう。そして、家族は彼らの仕送りをアテにしているのです」

 当初は面食らった中島さんだが、現在はミカさんの家族との関係も良好。ミカさんが家族とスカイプで会話する際には、必ず参加するほどの仲になっている。

 現在、経済的に恵まれない日比国際児たちの支援活動にかかわっている中島さんは、イベントで、「日本人には想像もつかないような貧困が、実際に今あることを知ってほしい」と聴衆に語りかけていた。

デイリー新潮編集部
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/02280611/?all=1

フィリピンパブ嬢のヒモだった僕が結婚し「送金地獄」にハマるまで
稼いでも稼いでも金が消えてゆく…
中島 弘象
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51531

フィリピンパブ嬢なんてやめとけ

偽装結婚。月給6万円。月の休み2回。ノルマ、ペナルティに追われる毎日。ゴギブリだらけの家。暴力団の監視付き。

これがフィリピンパブで働くパブ嬢の労働、生活実態だ。

大学の研究で取り上げようと思い入ったフィリピンパブで出会った、パブ嬢ミカ。彼女と交際することで、見えてきたフィリピンパブ嬢の実態。

僕は、酷い労働・生活下にいる彼女を目の当たりにし、「助けたい」と思っていたのだが、ミカは「助けはいらない! 私は自分で選んで日本に来た」と、弱音を吐くこともなく、逞しく日本で生活している。そんな彼女の姿に段々と惹かれていった。


交際を続けていると、僕の友人や親からは「フィリピンパブ嬢なんてやめとけ! どうせだまされてるんだ。しかもヤクザに囲われてる女なんだろ、危険すぎる」と反対される。

周囲が心配するように常に暴力団の影に怯えながら交際を続けていたのだが、ついにはミカが契約よりも早く偽装結婚の相手と離婚させられそうになり、閉店後のフィリピンパブにバックに暴力団がいる彼女のマネージャーと話し合うために乗り込んだ。

ミカの彼氏になり、初めは「助ける!」と偉そうなことを言っていたのに、大学院修了後就職活動に失敗し、ミカの姉夫婦の家に居候するようになり、友人たちには「プー太郎」「ニート」「ヒモ男」などと呼ばれ正真正銘ヒモになり、彼女のビザが切れるタイミングで結婚するに至った。


「あんた、バカじゃないの。私、ビザのために結婚するんじゃないよ。あんたが好きだから結婚するの。ビザが取れなかったらまた迎えに来ればいいじゃない」

どっぷり浸かったからこそわかった、フィリピンから日本のフィリピンパブへ来る仕組み。搾取の構造。彼女たちが危険を冒してまで出稼ぎに来なければいけない事情。過酷な環境の中でもポジティブに生きるパブ嬢たち。そんな1人のパブ嬢ミカと僕の危険な交際の経験を書き綴ったのが『フィリピンパブ嬢の社会学』(新潮新書)だ。

ミカはマネージャーとの契約を終え、暴力団との関係も解消し、自由の身となった。僕と結婚してビザも下り、パブの仕事から少しずつ昼の仕事にシフトしようと、平日は自動車部品の工場に働きに行くようになった。僕も多くはないが日雇い現場仕事で稼ぎを作る。

暴力団との間に契約もなく、誰からも自由を制限されることもない。好きな時に好きな場所に行ける。もう昔のように暴力団の影に怯える必要もなければ、ノルマ、ペナルティに追われて大変な思いもすることはない。ようやく平穏な日々がくると思っていた。

子供ができる

結婚して1年が経った、2016年11月。

「ずっと生理こない。最近よく吐き気がするんだけど」

ミカが不安そうな顔をしていう。身に覚えはある。近所のドラッグストアーに行き、妊娠検査薬を買いにいく。

トイレから出てきたミカは、複雑そうな顔をしながら赤い線が出てきた検査薬を見せる。陽性だ。 

「まじか……」


僕は頭が真っ白になった。仕事は不安定な日雇労働。子供を養っていけるのか? ただでさえミカの収入に頼って生活しているのに。頭を抱えながらしばらく黙っていると……。

「私、めちゃ嬉しいよ。昔から子供欲しかったもん。大丈夫よ、何とかなるよ」

ミカの笑顔を見るとなんだか安心した。よし!  悩んでいても仕方がない。稼がなければ。早速、日雇い現場で雇ってもらっている建設会社の社長に電話をする。

「子供ができまして……僕にでもできる仕事ありませんか?」
「そういうことなら任しとけ! 仕事はあるから、とにかく奥さんに心配かけるなよ!」

不器用で、全然仕事が覚えられない僕でも、社長は文句一つ言わずに現場に連れて行ってくれ、一から仕事を教えてくれた。
 
ミカも昼の仕事は「重いものを持つから」と辞め、「お腹が大きくなるまで夜働く。お金いるでしょ。少しでも貯めておかないと」といって、フィリピンパブの仕事に戻った。

酒とタバコの煙が心配だったが、「私がお酒飲めないってお客さん知ってるから大丈夫。店のママも妊娠してること知ってるから、お酒出さないようにしてくれるし、タバコの煙も気をつけるね。他の女の子も妊娠してもお腹大きくなるまで仕事するよ。だから安心して。ベイビーのために2人頑張ろうね」

妊娠してからもお腹が目立つまで働くパブ嬢は多い。少しでも経済的に余裕を持つために、ギリギリまで働く。


僕は今までそんなパブ嬢を「まぁ、お金がかかるし、それはしょうがないよね」と他人事のように言っていたが、いざ自分の妻を、夫の収入が低いという理由で夜の店に働かせに行かせてしまい、情けなく思った。

愛があるならコンドームは使わない

2017年1月中旬。ミカは夜の仕事を辞めた。彼女は2ヵ月間よく働いてくれた。
 
僕も毎日のように日雇いの仕事をし、12月には三重県まで泊まり込みで働きに出た。月の給料は30万円近くもらえた。

生活に必要な金は僕が出し、ミカの給料は貯金している……はずだと思っていた。

「お金、全部フィリピンに送っちゃった……」

なんと貯めていたと思った金は全部フィリピンに送っていた。


ミカの家族は、50代の父、母、上に2人の姉、下に1人異母弟がいる。長女は日本で一緒に住んでいる。フィリピンに住んでいる次女は、子供が2人おり、子供の父親である夫は出稼ぎに行った韓国でフィリピン人の女と浮気をして出て行った。今は、月数万円の養育費しか送ってこず、それでは生活できないから、日本からの送金を頼りにしている。
 
2月、フィリピンにいる次女から思いもよらない連絡がきた。

「妊娠した」

次女は半年前にマニラに住む28歳の男と交際を始めた。仕事はマンション販売の営業。彼も元妻との間に2人の子供がいる。その彼氏との子供を妊娠した。

「なんで子供作ったの? 私も妊娠したから、もうお金送れないって知ってるでしょ!?」

こう聞くと、照れた顔をしながら、

「だってしょうがないじゃん。彼のこと好きなんだもん。愛してるんだから」

フィリピンはコンドームの普及率が低い。日本人同士のカップルなら、避妊をするためにコンドームを使うカップルは多いが、フィリピンでは「愛があるなら、コンドームは使わない」そうだ。ミカも付き合い始めた頃から、コンドームの使用をずっと拒否している。


しかし「しょうがないじゃん」と言っても送金の大部分は次女と、2人の子供たちのためだ。しかも子供達は学費の高い私立の学校に通っている。日本にいる長女の子供達は習い事一つも通っていないのに。そこにまた新たに子供が増えるということは、その子供が大きくなるまで日本から送金し続けなければならないということなのか?

次女の彼氏は次女の子供も含めて養っていくと言っているそうだが……その報告を受けた2週間後には「お金が足りないから送ってほしい」ともう連絡が来ている。

次女の衝撃的な告白から1週間後、ミカはげんなりした顔をしていた。

「義理の弟まで別れた元彼女との間に子供を作った」

ちなみに弟は子供ができたからといって、元彼女と復縁する気はなく、今は新しい彼女がいるという。カトリックの影響が強いフィリピンでは中絶という選択もなく産むそうだ。出産費用はミカの父が出すというが、果たしてその金はどこから出てくるのか。

そんなめちゃくちゃなフィリピンの家族に僕は我慢の限界を迎えそうだった。


送金を巡り姉妹で大喧嘩

2月22日。病気を患っているミカの母親が治療のために来日した。ミカは小さな頃から母親っ子ですごく喜んでいた。僕も初めての出産を控えるミカの側に母親がいてくれることで安心した。

しかし、事件は突然起きた。3月9日、僕は日雇現場仕事で、岐阜県大垣市まで行っていた。早く仕事が終わり、3時頃にはハイエースに乗り高速道路で会社に戻っていた時、ミカからLINEが入った。

「助けて! お姉さんが怒ってる。怖い!」

文章だけで、緊迫した状況が伝わる。

どうした? と理由を聞いても、「早く来て。助けて!」としか返事がこない。

会社に着くと「すいません! 妻が緊急事態みたいで」といい、急いで家に戻った。「僕の実家に帰ろう」と言い、車の中で事情を聞くと「あなたのせい!」と真っ赤な顔をしていう。話を聞くと、どうやら僕が「フィリピンにお金送りすぎだよ」と話していたのが、長女と母の気に障ったらしい。


「はじめはお母さんとお姉さんが話してたの。あなたのこと。それで私が呼ばれて、お母さんに『あなたの旦那、フィリピンの家族のこと全然大事にしていないね』って言われたの。それで私も怒って、『フィリピンの家族のことを大事にしてないんじゃなくて、お金がないんだから、考えて送らないとダメって言ってるの』って言ったの」

長女と母は「本当にあの人大丈夫なの? お金もないし」と僕のことを言ったそうだ。ミカはキレた。

「お姉さんが妊娠してた時は、私がフィリピンに送ってたでしょ。今は私が仕事できない。だから、私の旦那さんだけの給料じゃフィリピンにお金送れないよ。お姉さんも旦那さんの給料だけでフィリピンに送れるの?」

長女は鬼のような顔をして「今まで誰が面倒見てきたと思ってるの!!」そう言い、ミカを突き飛ばした。ミカはその場で倒れた。怒鳴りあう2人を見て、母が泣きながら長女を押さえつけた。

「すごくショックだった。私、妊娠してるのに、お姉さんに突き飛ばされた。お腹の子供が心配」

大声で泣いている。話を聞いた後、腸が煮えくり返る思いだった。

「もうそんな家族捨ててしまえ!!」僕は、車を運転しながら怒鳴った。


今までどれだけミカが頑張って送金してきたというのか。金がないのにどうやって送金しろというのか。それに、ケチケチ言われるが、フィリピンの家族が知らないだけで、僕が稼いだ金を送金したことだってある。

フィリピンの家族を大事にしろというが、父親はミカが小さい頃に女を作り家を出て行った。それなのに今では日本から金を出してもらい自分のビジネスを持っている。それにもかかわらず、ギャンブルで負けるとまた、送金しろと言う。

次女も「浮気をした夫のせいで人生が無茶苦茶になった」といいながらいつまでたっても仕事もしない。それどころか、家事と育児が大変といってメイドを雇い、自分は彼氏を作り、子供まで作ってしまっている。そんな家族を大事にしないといけないのか? そんなにフィリピンの家族のことを大事にしろというのなら、日本の家族のことも大事にしろよ!


持つ者が持たない者を助けるのが当たり前

ミカが僕の実家に避難してから、毎日ミカの母から電話がかかってきた。電話越に母親の泣き声が聞こえる。

「もう無理。帰れない」

ミカは力ない言葉で返事をすると、母親の泣き声は大きくなる。


毎日、泣きながら電話をしてくる母と、冷たい反応をする僕。ミカは「お母さんのことが心配」といいながら、僕の顔色を伺うようになった。

「もう!! わかった! 家に帰ろう!!」僕は投げやりにいった。これ以上ミカにストレスを与えてもお腹の子供に悪いし、いつまでも家族がぎくしゃくしているのも嫌だ。
数日ぶりに家に帰る。

ミカは決心したかのように長女と話しに行く。重い口調で話す2人、だんだんと2人は声を震わせ、抱き合いながら「ソーリー、ソーリー」と謝っている。横では母が号泣している。

最後に長女が僕のところに来て「ごめんね」といった。

「『自分たちの生活をまずは大事にしよう』って言ったの。子供のこと、自分の体のこと。だってお姉さん自分の体の調子が悪くても、病院にも行かずにフィリピンの家族のこと大事にしてるもん。頑張りすぎだよ」

長女は自分の体を犠牲にしてでもフィリピンの家族を大事にしていた。それはフィリピンの家族だけでなく、日本にいる僕たちも含めてだ。家では掃除、洗濯、料理もほとんど長女がやってくれる。外食するときも、「お金出さなくていい」と言って、長女が払ってしまうことが多い。ミカに言わせれば「お姉さんは性格が優しすぎる」そうだ。自分を犠牲にしてでも家族を大事にしたい、というのが長女の性格だという。

僕は、長女のプライドを無視してしまっていた。日本に来てもう15年になる。ずっとフィリピンの家族を支えてきた。妹たちを大学まで行かせ、高級住宅街に家まで建てた。フィリピンの家族を支えるということは、長女にとっての誇りなのだ。

そこに口うるさい僕が来て、「フィリピンへの送金を考え直したほうがいい」といい出した。それが長女のプライドを傷つけることになった。
 
どちらが正しいということはない。フィリピンにはフィリピンの家族観がある。それは金を持つものが、金のないものを助ける。そして日本には日本の考えもある。まずは自分の新しい家族を大事にするということ。国際結婚するということはこういう考えの違いを乗り越えないといけないのだ。

本当は送金止めたいけど

喧嘩も終わり、平穏な日々が戻ろうとしていた頃。

「ごめんね。本当は内緒にしてたことがあるんだけど……」ミカが申し訳なさそうな顔をする。

「本当はね、日本から毎月20万円送ってた」

僕は毎月の送金額は10万円だと思っていたのだが、本当は姉妹で20万円フィリピンに送っていたという。生活費で10万円、車のローン5万円と僕には内緒で買ったマンション1室のローン5万円。その内、ミカは15万円出していたそうだ。こんなに出していたら、いくら稼いだって生活に余裕ができるわけがない。


だからミカは妊娠中、夜の仕事をしていた給料も全てフィリピンに送ってしまったし、稼ぎがなくなったことで、送金できなくなり長女と母が文句をいい出した。その結果、喧嘩になった。
 
今回の喧嘩のおかげで、ミカはもう送金できないから、長女が車のローンと生活費を送ることにし、マンションは手放すことにしたという。それでもまだ送りすぎだと思うが、それは僕がとやかく言うことではない。というか、言えない……。

とにかくミカはもう送金をしないと約束したのだが……月末。
 
「2万円だけフィリピンに送っていい?」
「は?」
「お願い! 少しだけでもいいからフィリピンの家族を助けたいの」
 
はぁ……こんな時、長らくミカのヒモをやっていたせいで、嫌だとはいえない。「金がなくなったら、俺は借金してでも金を作らないかんのか!?」と嫌味を言いながら渋々2万円渡した。


photo by iStock

ミカが日本に来た目的はフィリピンの家族を助けるため。その役割は、パブを辞めようが、妊娠しようが、出産しようが変わらない。
 
「私だって本当はもう送金やめたいよ。でも送るのが当たり前になってる」
 
という言葉のように、ミカ1人で送金を止めることを決められない。家族が納得せずに送金を止めてしまったら、ミカは裏切り者になってしまう。僕も他人だったら「今すぐやめろ!」といえるが、妻の身内である以上、見放すことできないし、送金に頼る彼らの事情もわからなくもない。

だから毎月一定の金額にするとか、どうしても送れない時は送らなくていいとか、何かルールを作らなければと思うのだが、そのルールを作るまでに、また一波乱も、二波乱もありそうだ。

7月には子供が生まれる。女の子のようだ。とにかく元気に生まれてきて欲しい。出産費用、養育費用、オムツにミルク、経済的な心配は尽きない。フィリピンスタイルで「なんとかなる!」のならいいのだが。







55. 中川隆[-5829] koaQ7Jey 2018年1月12日 08:59:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
2018-01-12
白井繁治が13年も堂々とタイで逃亡生活ができた理由とは?
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180112T0207220900.html

2018年1月10日、タイ中部ロッブリー県でひとりの日本人が逮捕されている。白井繁治容疑者、74歳。

白井繁治は全身に刺青を彫っており、左手の小指は欠損していた。そのため、この男が「ヤクザ」であるのは現地の人々は誰もが知っていた。

実際、この男は自分がヤクザであることを隠そうとせず、現地で刺青を見せびらかし、自分が日本で人を殺したというのも身近な人たちに吹聴していた。

タイには2005年頃から潜伏していたと見られているが、パスポートもなく、ビザもとっくに切れて不法滞在の状態だった。

タイ人の妻もいたのだが喧嘩ばかりして離婚、現地では米の運搬などの仕事に関わって細々と暮らしていた。

ただ、白井繁治は特にコソコソと隠れて生きているわけではなかった。仕事もしていたし、現地の人々に混じって一緒にチェスを楽しんでいた。誰もこの男を通報しなかった。

しかし2017年8月、白井繁治の知り合いがフェイスブックにこの男の刺青を写して投稿した。

その知り合いは単に「全身に彫られた刺青が格好良い」という理由で何の悪気もなくそれを投稿したのだが、それがタイ警察当局の目に止まり、逮捕に至ったのだった。

米の運搬という肉体労働で生きていた白井繁治

白井繁治が本当に「ヤクザ」だったというのは、この逮捕で現地の人々も再確認することになった。

2003年7月に三重・津市高洲町で山口組系幹部である乙部和彦を射殺したとして指名手配されていた。乙部和彦は自分の家で頭部を撃たれて殺されていた。

白井繁治も同じ組に所属する幹部で、複数の仲間と共謀して事件を起こしたとみられている。

白井繁治の潜伏先には年に何回か日本人が訪ねてきて金を置いて帰っていることが確認されている。

しかし、それはタイで悠々自適で生活するにはまったく足りない額で、たかだか1万バーツほどではなかったかと現地のローカル紙は報道している。

1万バーツといえば、約3万4800円程度でしかない金だ。元ヤクザの幹部にしては実に少ない金なので、本当にこの金額であれば少し驚きではある。

それは、いくらタイの現地人価格だったとしても、食事代で2ヶ月も持たないような額である。

そうであれば、米の運搬という肉体労働でアルバイトしながら、小さな小屋で細々と生きていかなければならなかった境遇も納得できる。

もっとも、その生活で満足していたのであれば、白井繁治はフェイスブックの投稿写真さえなければタイで人生を全うできていた可能性もある。

白井繁治が不法滞在をしていたのは現地の人間であれば誰もが知っていたはずなのに、誰も通報しなかったというのは、白井繁治自身も貧しい生活に甘んじており、現地の人々の嫉妬や反感を買うことがなかったからだ。

もし、白井繁治が刺青を撮らせないようにしていたり、人前で脱がないように気をつけていれば、その潜伏生活は尚も続いていた。

撮られた写真がフェイスブックに載って警察関係者の目に止まるとは白井繁治にとっては盲点だったはずだ。


フェイスブックに投稿されたこの画像が、白井繁治の逃亡生活を終わらせた。もし白井繁治が刺青を撮らせないように人前で脱がないように気をつけていれば、その潜伏生活は成功していた。後の祭りだ。


東南アジアに高飛びしたのであればすべきこと

白井繁治は逃亡先にタイの田舎を選んだのは賢明だった。

東南アジアは、法律が緩い上に人々が異質な人間を受容する気質を持ち、自分に利益がなければいちいち他人を密告しようとはしない国だからだ。

ここで気付かなければならないのは、「金がなくてタイの田舎で貧困生活をしていたから逃亡生活は成功していた」ということである。

白井繁治がまとまった金を持っていれば話は違っていた。

「警察に密告されたくなければ金をよこせ」と誰かが言い出して、そこで白井繁治が渋ればすぐに密告されて逮捕につながっていた。

逃亡生活の失敗は、だいたいが金のトラブルから端を発しているのは多くの事件が証明している。

逃亡者が一文無しの極貧だったら、警察と関わるだけ時間の無駄なので現地の人間は誰も何もしない。たとえ白井繁治が元ヤクザで不法滞在の逃亡者であるという身の上を知っていたとしても別に何もしない。

白井繁治は現地で逃げ隠れして暮らしていたのではなく、実に堂々と市民生活を送っていた。なぜ堂々としても密告もされないで13年もタイで不法滞在できていたのかは、ここに理由がある。

金がなかったから、長く潜伏できたのである。

金があれば自分のタイ人妻もまた「密告者」になっていた可能性が強い。あるいはタイ人の妻が現地の殺し屋を雇って今頃はバラバラ死体となってどこかに埋められていたはずだ。

金があればそうなる。金がなければ何もない。つまり、犯罪者がタイやフィリピンで長く潜伏生活を送りたいのであれば、まったく金を持たないで極貧生活で暮らすのが正解なのである。

日本人の犯罪者が東南アジアに逃亡するのは、それほど珍しい話ではない。タイやフィリピンは、「高飛び」する犯罪者たちのメッカである。

しかし、ほとんどが数年も潜伏できずに、現地でトラブルを起こして逮捕される。なぜか。小金を持って潜伏し、現地の底辺の生活に馴染まないからだ。

東南アジアに高飛びしたのであれば、潜伏生活を成功させるために貧困での生活を徹底しなければならない。それができれば、長く潜伏できる確率が高まる。

白井繁治はそれができていた。だから堂々と暮らしていたと言える。

白井繁治は現地で逃げ隠れして暮らしていたのではなく、実に堂々と市民生活を送っていた。なぜ堂々としても密告もされないで13年もタイで不法滞在できていたのかは、ここに理由がある。金がなかったから、長く潜伏できたのである。


タイよりもフィリピンやインドネシアの方がいい

潜伏生活を成功させるもうひとつの注意点は、日本人の共同体からも離れることだ。

現地では、最も危険なのは常に同国人だからだ。

特に現地に長く滞在している現地人の中にはまともに仕事をしていないで困窮している人間も多く、こうした人間が詐欺を仕掛けてきたり、ワナを仕掛けてきたりする。

東南アジアでは、殺し屋を生業とする人間がまだ存在する。プロの殺し屋でなくても、金が欲しくて安い金で人を殺す人間がいくらでもいる。

だから、東南アジアではしばしば「知り合いの日本人に保険金をかけさせて、受取人を自分にして、殺し屋に殺させる」という手口が使われたりする。

誰が信用できる人間で、誰が信用できないのか、そんなことは最初から分からないのである。信用できる人間であっても、困窮すれば性格はいくらでも悪い方に変わる。

まして、日本人の共同体の中で暮らしていたら、そこから自分の過去の情報が漏れていく。その共同体の中には警察関係者もいれば、妙な正義感を持った人間もいる。

だから、最初から日本人の共同体からも切って、日本人が誰もいないような場所で、底辺の人々に混じって静かに暮らすのが潜伏を長引かせる方法となる。

タイとフィリピンではどちらがいいのかはよく議論になるが、私自身はタイよりもフィリピンの方が潜伏生活に適していると考えている。

最近のタイの警察は、調査能力も規律も向上して犯罪者には危険度が増している。日本の警察関係者がタイアップしてタイ警察の調査能力を引き上げている。

フィリピンは、まだまだ警察の汚職や腐敗の度が強くて調査能力も低い。さらに貧困層が多くてそこにうまく紛れて「身内」になると、貧困層の共同体が警察から自分を匿ってくれるようになる。

さらに、フィリピンは島嶼国家なので、島から島へと移動すれば警察の追跡もかなり難しいものとなる。同じことはインドネシアにも言える。ただ、インドネシアは地域によっては、やや排斥的な地区もあるので、場所の見極めは重要だ。

もし、犯罪者が日本に戻らないつもりで高飛びするのであれば、タイよりもフィリピンやインドネシアの方が成功する。すべての金を捨てて、現地の貧困層の波に潜めることができれば、かなり長期間の潜伏生活が可能となる。

もっとも、逃亡しなければならないような犯罪を犯さないのが一番いいのは間違いない。しょせん、逃亡生活には未来など何もないからである。

もし、犯罪者が日本に戻らないつもりで高飛びするのであれば、タイよりもフィリピンやインドネシアの方が成功する。すべての金を捨てて、現地の貧困層の波に潜めることができれば、かなり長期間の潜伏生活が可能となる。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180112T0207220900.html

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56. 中川隆[-5574] koaQ7Jey 2018年2月28日 10:50:04 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

「自分だけ大丈夫」という思い込みは被害に遭って醒める?
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180228T0312460900.html

日本人が何度も何度も海外で同じ手口で詐欺に遭ったり、騙されたりしているのは、国内があまりにも安全すぎて海外が危険だという実感がまったくわかないからである。


57. 中川隆[-5466] koaQ7Jey 2018年3月16日 22:37:22 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]
フィリピン妻は結婚できない中年男を幸せにするか? 奇跡の婚活、夢の果てに=鈴木傾城
2018年3月15日
http://www.mag2.com/p/money/408287

結婚できない日本人中年男性が、東南アジア女性を妻にする。資本の論理が働く婚活市場で、これは極めて経済合理的な選択の「はずだった」。どういうことか?(鈴木傾城)


「一発逆転」は可能なのか? 資本の論理で読み解く婚活の現実

53歳で迎えた人生の春

フィリピン女性と結婚した、ある日本人男性について話したい。この男性は神奈川県の中学校を卒業した後、国内の大手自動車メーカーの工員として働いていた。主に部品を作る機械工だったが、地味で真面目で優しい男だった。

低学歴であったことから収入はそれほど多くなく、真面目すぎる性格で30代を過ぎても結婚できなかった。

40代も過ぎたある時、彼は同僚に連れられてフィリピン・パブに足を踏み入れた。異国の若く美しい女性が楽しく盛り上げてくれ、彼はすっかりフィリピン女性に夢中になった。

そしてフィリピン・パブにあしげく通うようになり、仕事を機械工から警備員に変える中で、やがてひとりのフィリピン女性に恋するようになった。

彼は一途に彼女のところに通い、多額のお金を彼女に渡して愛を囁いた。日本女性は彼を見向きもしなかったが彼女は違った。優しくその愛を受け入れた。

2005年のある日、彼はこのフィリピン女性と結婚することになった。彼は53歳、彼女は38歳の時だった。

やがて、ふたりの間に子供ができたが彼女はフィリピンに帰国して彼だけが日本で働き、たまにフィリピンに行けば彼女にせっせと生活費を渡していた。その額は100万円の時もあった。

やがて彼は61歳になった。仕事を辞めて愛する妻子がいるフィリピンに渡った。これから夫婦で一つ屋根で楽しく暮らすはずだった。しかし、彼に待ち受けていたのは何だったのか。

日本人女性には見向きもされない

ところで、この日本人男性は53歳でフィリピン女性と結婚したのだが、それまで一度も結婚したことがなかった。

彼は真面目で優しく一途な性格ではあったが、女性を前にして気の利いたことが言えるわけでもなく、女性をとろけさせるような容姿を持っているわけでもなかった。

学歴もなく、低賃金で、前途洋々なる将来が約束されているわけでもなかった。

彼が結婚できなかったのは、彼自身が奥手だったということもあるが、日本女性は油にまみれて車の部品を作る真面目な機械工など見向きもしなかったからでもある。

かつての日本は、結婚に不利な立場の男性であっても普通に結婚できた。結婚するのは当たり前の社会で、年頃の男女がいたらまわりが世話を焼いて見合いで結婚させたからだ。

たとえば1965年の日本では「50歳になった時点で結婚しておらず、さらにそれまで一度も結婚したことのなかった男性」は、わずか1.5%にすぎなかった。つまり、98.5%は結婚していた。

しかし、この割合は年代が上がるにつれて、どんどん下がっていった。自由恋愛が当たり前になり、女性が仕事を持つのも当たり前になり、価値感も多様化し、結婚するだけの人生がすべてでなくなっていったのだ。

結婚率は下がる一方となり、2015年は50歳時点で一度も結婚したことがない「生涯未婚」と呼ばれる男性の存在は、なんと23.4%に急上昇していた。

真面目な機械工の彼は、ちょうどそんな生涯未婚が増えていく時代にあって、日本女性からは度外視されていたのだった。

彼がフィリピン・パブに足を踏み入れてのめり込んでいくのは1990年代だが、生涯未婚率が急上昇していくのも1990年代からだ。

1990年代には何があったのか……。

40歳を過ぎると結婚は絶望的

1990年代と言えば、バブルが崩壊して就職氷河期が訪れて貧困と格差が広がっていった日本社会の転換点にある。この時代に、明確に「結婚をしなくなった男たち」が増え始めた。

ところで、女性の生涯未婚率も上がっているのが、急角度で増え始めたのは2000年代からである。

結婚適齢期の男たちが就職氷河期で経済的にダメージを受けるのを見届けて、女性も結婚をしなくなっていったと見ることもできる。

結婚はどんどん晩婚化していき、総務省統計局「国勢調査」の2015年版では30歳から34歳の年齢階層でも「男性の47.1%が結婚していない」というデータが出ている。

そして35歳を過ぎると、どうなるのか……。

35歳を過ぎると、結婚は極度に難しいものになる。5年後までに結婚できる確率は急激に減って10%にまで落ちていく。40歳を過ぎればさらに結婚相手が見つからなくなり、5年後までの結婚確率は5%以下になる。

結婚する年齢は年々遅くなっているのだが、何歳になっても結婚できるというわけではない。

これは普通に考えても分かることだが、年齢がいけばいくほど結婚は難しくなる。一般的な話をすれば、35歳を過ぎれば結婚したいと思っても相手が断ってくる。

男性は女性の年齢と外観で結婚相手を選んでいるのは、各種の婚活サイトで分かっているのだが、多くは20代の女性をターゲットにしている。

では女性はどうなのか。女性も相手の年齢を見ているのだが、重視しているのは年収であったりする。では、女性が求める年収というのはいくらなのか。

結婚相談所では7割以上の女性は「結婚するなら年収1000万円以上の男がいい」と最初に言う。そして年齢は「どんなに歳を取っていても30代前半の男性」と指定する。

「並以下の男」とは結婚したくない日本人女性

大手結婚仲介サイト「オーネット」のマーケティング部長であった西口敦氏は「30代前半の独身男性で年収1,000万円以上というのは日本にはわずかに0.14%しかいない」と、著書『普通のダンナがなぜ見つからない?』に記している。

日本の男性の平均年収が約400万円であるのだから、結婚相手は400万円台の年収の男を捜すのが現実的だ。

しかし、「それであれば結婚したくない」と日本の女性たちは本音で思う。つまり、結婚仲介サイトでもそうした男は見向きもされない。

ここに「理想の相手」に対する深刻な現実無視と、ミスマッチと、断絶が存在する。

結婚相手を「スペック」で選ぶ時代へ

男性はすでに相手にされなくなった20代の容姿の良い女性を探し求める。女性は年収1000万円以上、そうでなければ800万円以上、妥協して600万円という希少種を探し求める。

そして互いに相手が見つからず、妥協もできず、そしてあきらめる時代になっている。男女共に、現状認識がしっかりとできていないのである。

今は結婚相手をスペックで選ぶ時代と化した。だから、少しでもスペックから外れた男たちは「結婚」の対象から弾き飛ばされて相手にされない。

若い男女を無理やりセッティングさせて結婚させる見合いも消えて恋愛至上主義になっており、恋愛に貪欲になれない男女がやはり取り残されていく。

そうやって多くの日本人男性が日本人女性をあきらめた。妙な話だが、日本人男性にとっても、日本人女性は「高嶺の花」になっていったのだ。

結婚に絶望した日本人男性が向かう先

1990年代からそうなったのだが、実はその時、わずかな活路で現れていた光明があった。どこにあったのか。それが「アジア女性」だった。

1980年代から日本の国富に羨望の眼差しで見つめていたのは、周辺国のアジア女性だった。

その中でも、特に出稼ぎに抵抗のないタイ女性やフィリピン女性が、大挙して日本に押し寄せてきていた。この時代、日本人は彼女たちを「じゃぱゆきさん」と呼んだ。

日本の安月給が、フィリピンでは高給取り

1990年代から2005年まで日本の国際結婚は増え続けていた。この時代、日本の底辺ではフィリピン女性が年間約8万人も流れ込んできていた。このフィリピン女性が、日本で次々と日本人男性と結婚していたのである。

フィリピン女性だけではない。タイ女性も、中国女性も、韓国女性も、こぞって日本人男性と結婚していった。日本は世界有数の経済大国であり、日本人男性は金持ちのシンボルであり、彼女たちにとっては一種のブランドだったのだ。

今もその名残りは残っているが、1980年代から1990年代の日本人男性のモテぶりは尋常ではなかった。

だから、選り好みする日本人女性に弾かれた男たちの一部は、歓楽街でたまたま出会ったアジア人女性の熱烈な歓迎に驚き、そしてそこに希望を見出したのだ。

年収300万円の男性は日本では低い部類に入って日本女性から見下されるかもしれないが、他のアジア女性にとってはその300万円も”Very big money”(大金)だったのである。若く美しい彼女たちは、嬉々として日本人の男と付き合った。

気付かないまま奇跡の「0.74%」に入っていた

真面目な機械工だった「彼」も、そうした日本ブランドを背負ったひとりであったと言える。40代に入って彼は初めてフィリピン・パブで自分を羨望してくれる女性に出会い、そしてのめり込んでいった。

熱帯の女たちの弾けるような身体、熱い気質、些事にこだわらない天真爛漫な性格、ホスタビリティ、素朴さ。そして、全身でぶつかってくるような情熱。もう彼の目には日本女性の姿など消えていたはずだ。

53歳で結婚できる確率は、国立社会保障・人口問題研究所の男性の初婚率を見ると「0.74%」である。つまり1%以下だ。

もし、真面目な機械工だった「彼」が日本人女性を結婚対象に考えていたとすると確率は1%以下なのだから、ほぼ絶望的だったと言える数字でもある。

しかし、彼は自分自身でまったく気付かないまま「0.74%」に入るという、とんでもない奇跡を成し遂げていた。

「格差」を利用すれば、日本人男性の価値を高められる

もし、冷徹な観察眼で真面目な機械工だった彼の人生を見るのであれば、彼が知らずして「現代グローバル社会の基本的なトレード戦略」を行ったことに気付かなければならない。

グローバル社会の基本的なトレード戦略とは「格差を利用すること」である。

多くの企業はグローバル化に邁進しているが、その理由は「グローバル化が利益をもたらすから」である。

その基本的なトレードは、「賃金の安い途上国で作らせて、賃金の高い先進国で売る」というものだ。そうすると、取れる利益が増大する。

格差を利用して利益を得る。格差は是正するのではなく、極大化させる。そうすれば利益はより増大する。

グローバル化の時代が止まらない理由と、格差が拡大するのを実は放置されている理由がここにある。現代の弱肉強食の資本主義は「格差はあった方が儲かる」のである。そうすれば、トレードの効果による利益はより増大するからだ。

機械工だった彼は、知らずして結婚にこのグローバル化の基本戦略を使った。すなわち、「グローバル化によって生じた経済格差」を利用して結婚相手を見つけたのだ。

日本の平均年収が400万円だとすると、300万円の年収は「低すぎる」ということになるが、途上国ではまったくそうではない。だから、結婚相手を途上国の相手にするというのはいかにも現代的な手法となる。

しかし、結婚と幸せは別問題であることは注意する必要がある。外国人と結婚するというのは、ありとあらゆる問題が一度に押し寄せてくることでもある。

食生活の問題、生活習慣の問題、文化の問題、ホームシック、家族親戚の問題、差別の問題、言葉の壁、金銭感覚、経済観念、価値感の違い、子供の問題……。これらすべてに対処しなければならないのである。

では、「彼」は幸せになったのだろうか。

フィリピンで迎えた悲しい結末

彼は53歳でフィリピン女性と結婚し、61歳まで日本で必死に働いて稼いだ金をフィリピンの妻子に送り続けてきた。彼女は何かと「金が足りない」とねだってきたが、彼は妻子のために文句も言わずに金を渡していた。

フィリピンで夫婦水入らずで暮らせるのを夢に見ながら、彼は彼女に金を送り続けた。そして、61歳。彼が長らく夢見てきたその日々は確かに実現したのだ。

しかし、それはほんの数ヶ月の間だけだった。

フィリピンの妻の家に着いてから3ヶ月後、彼はカビテ州ダスマリニャス市サンタルシアの路上を歩いている時、何者かに後ろから拳銃で撃たれて路上に大量の血液を流して死んでいった。即死だった。

彼を殺したのは雇われた殺し屋だったが、その殺し屋を雇ったのは誰だったのか。他でもない。彼が一途に愛していた「妻」だった。彼女が殺し屋に払った金額は約22万円である。

フィリピン女性も弱肉強食の資本主義を利用した

なぜ彼は殺されたのか。彼が死ねば、その遺族に対して子供が18歳になるまで日本から遺族年金が支払われるからだ。遺族年金は、死亡時に生計維持関係のある配偶者であれば「国籍を問わず」請求することができる。

つまり、彼が惚れたフィリピン女性もまた「格差を利用する」という弱肉強食の資本主義を利用していた。

資本主義の世界で耳を澄ますと、聞こえてくる声は愛ではない。金だったのだ。フィリピン女性を愛した日本人が弱肉強食の資本主義の中で迎えた結末は、ひどく苦く残酷なものだった。


58. 中川隆[-5465] koaQ7Jey 2018年3月16日 22:43:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

フィリピン妻は結婚できない中年男を幸せにするか? 奇跡の婚活、夢の果てに=鈴木傾城
2018年3月15日
http://www.mag2.com/p/money/408287

結婚できない日本人中年男性が、東南アジア女性を妻にする。資本の論理が働く婚活市場で、これは極めて経済合理的な選択の「はずだった」。どういうことか?

「一発逆転」は可能なのか? 資本の論理で読み解く婚活の現実

53歳で迎えた人生の春

フィリピン女性と結婚した、ある日本人男性について話したい。この男性は神奈川県の中学校を卒業した後、国内の大手自動車メーカーの工員として働いていた。主に部品を作る機械工だったが、地味で真面目で優しい男だった。

低学歴であったことから収入はそれほど多くなく、真面目すぎる性格で30代を過ぎても結婚できなかった。

40代も過ぎたある時、彼は同僚に連れられてフィリピン・パブに足を踏み入れた。異国の若く美しい女性が楽しく盛り上げてくれ、彼はすっかりフィリピン女性に夢中になった。

そしてフィリピン・パブにあしげく通うようになり、仕事を機械工から警備員に変える中で、やがてひとりのフィリピン女性に恋するようになった。

彼は一途に彼女のところに通い、多額のお金を彼女に渡して愛を囁いた。日本女性は彼を見向きもしなかったが彼女は違った。優しくその愛を受け入れた。

2005年のある日、彼はこのフィリピン女性と結婚することになった。彼は53歳、彼女は38歳の時だった。

やがて、ふたりの間に子供ができたが彼女はフィリピンに帰国して彼だけが日本で働き、たまにフィリピンに行けば彼女にせっせと生活費を渡していた。その額は100万円の時もあった。

やがて彼は61歳になった。仕事を辞めて愛する妻子がいるフィリピンに渡った。これから夫婦で一つ屋根で楽しく暮らすはずだった。しかし、彼に待ち受けていたのは何だったのか。

日本人女性には見向きもされない

ところで、この日本人男性は53歳でフィリピン女性と結婚したのだが、それまで一度も結婚したことがなかった。

彼は真面目で優しく一途な性格ではあったが、女性を前にして気の利いたことが言えるわけでもなく、女性をとろけさせるような容姿を持っているわけでもなかった。

学歴もなく、低賃金で、前途洋々なる将来が約束されているわけでもなかった。

彼が結婚できなかったのは、彼自身が奥手だったということもあるが、日本女性は油にまみれて車の部品を作る真面目な機械工など見向きもしなかったからでもある。

かつての日本は、結婚に不利な立場の男性であっても普通に結婚できた。結婚するのは当たり前の社会で、年頃の男女がいたらまわりが世話を焼いて見合いで結婚させたからだ。

たとえば1965年の日本では「50歳になった時点で結婚しておらず、さらにそれまで一度も結婚したことのなかった男性」は、わずか1.5%にすぎなかった。つまり、98.5%は結婚していた。

しかし、この割合は年代が上がるにつれて、どんどん下がっていった。自由恋愛が当たり前になり、女性が仕事を持つのも当たり前になり、価値感も多様化し、結婚するだけの人生がすべてでなくなっていったのだ。

結婚率は下がる一方となり、2015年は50歳時点で一度も結婚したことがない「生涯未婚」と呼ばれる男性の存在は、なんと23.4%に急上昇していた。

真面目な機械工の彼は、ちょうどそんな生涯未婚が増えていく時代にあって、日本女性からは度外視されていたのだった。

彼がフィリピン・パブに足を踏み入れてのめり込んでいくのは1990年代だが、生涯未婚率が急上昇していくのも1990年代からだ。

1990年代には何があったのか……。

40歳を過ぎると結婚は絶望的

1990年代と言えば、バブルが崩壊して就職氷河期が訪れて貧困と格差が広がっていった日本社会の転換点にある。この時代に、明確に「結婚をしなくなった男たち」が増え始めた。

ところで、女性の生涯未婚率も上がっているのが、急角度で増え始めたのは2000年代からである。

結婚適齢期の男たちが就職氷河期で経済的にダメージを受けるのを見届けて、女性も結婚をしなくなっていったと見ることもできる。

結婚はどんどん晩婚化していき、総務省統計局「国勢調査」の2015年版では30歳から34歳の年齢階層でも「男性の47.1%が結婚していない」というデータが出ている。

そして35歳を過ぎると、どうなるのか……。

35歳を過ぎると、結婚は極度に難しいものになる。5年後までに結婚できる確率は急激に減って10%にまで落ちていく。40歳を過ぎればさらに結婚相手が見つからなくなり、5年後までの結婚確率は5%以下になる。

結婚する年齢は年々遅くなっているのだが、何歳になっても結婚できるというわけではない。

これは普通に考えても分かることだが、年齢がいけばいくほど結婚は難しくなる。一般的な話をすれば、35歳を過ぎれば結婚したいと思っても相手が断ってくる。

男性は女性の年齢と外観で結婚相手を選んでいるのは、各種の婚活サイトで分かっているのだが、多くは20代の女性をターゲットにしている。

では女性はどうなのか。女性も相手の年齢を見ているのだが、重視しているのは年収であったりする。では、女性が求める年収というのはいくらなのか。

結婚相談所では7割以上の女性は「結婚するなら年収1000万円以上の男がいい」と最初に言う。そして年齢は「どんなに歳を取っていても30代前半の男性」と指定する。

「並以下の男」とは結婚したくない日本人女性

大手結婚仲介サイト「オーネット」のマーケティング部長であった西口敦氏は「30代前半の独身男性で年収1,000万円以上というのは日本にはわずかに0.14%しかいない」と、著書『普通のダンナがなぜ見つからない?』に記している。

日本の男性の平均年収が約400万円であるのだから、結婚相手は400万円台の年収の男を捜すのが現実的だ。

しかし、「それであれば結婚したくない」と日本の女性たちは本音で思う。つまり、結婚仲介サイトでもそうした男は見向きもされない。

ここに「理想の相手」に対する深刻な現実無視と、ミスマッチと、断絶が存在する。

結婚相手を「スペック」で選ぶ時代へ

男性はすでに相手にされなくなった20代の容姿の良い女性を探し求める。女性は年収1000万円以上、そうでなければ800万円以上、妥協して600万円という希少種を探し求める。

そして互いに相手が見つからず、妥協もできず、そしてあきらめる時代になっている。男女共に、現状認識がしっかりとできていないのである。

今は結婚相手をスペックで選ぶ時代と化した。だから、少しでもスペックから外れた男たちは「結婚」の対象から弾き飛ばされて相手にされない。

若い男女を無理やりセッティングさせて結婚させる見合いも消えて恋愛至上主義になっており、恋愛に貪欲になれない男女がやはり取り残されていく。

そうやって多くの日本人男性が日本人女性をあきらめた。妙な話だが、日本人男性にとっても、日本人女性は「高嶺の花」になっていったのだ。

結婚に絶望した日本人男性が向かう先

1990年代からそうなったのだが、実はその時、わずかな活路で現れていた光明があった。どこにあったのか。それが「アジア女性」だった。

1980年代から日本の国富に羨望の眼差しで見つめていたのは、周辺国のアジア女性だった。

その中でも、特に出稼ぎに抵抗のないタイ女性やフィリピン女性が、大挙して日本に押し寄せてきていた。この時代、日本人は彼女たちを「じゃぱゆきさん」と呼んだ。

日本の安月給が、フィリピンでは高給取り

1990年代から2005年まで日本の国際結婚は増え続けていた。この時代、日本の底辺ではフィリピン女性が年間約8万人も流れ込んできていた。このフィリピン女性が、日本で次々と日本人男性と結婚していたのである。

フィリピン女性だけではない。タイ女性も、中国女性も、韓国女性も、こぞって日本人男性と結婚していった。日本は世界有数の経済大国であり、日本人男性は金持ちのシンボルであり、彼女たちにとっては一種のブランドだったのだ。

今もその名残りは残っているが、1980年代から1990年代の日本人男性のモテぶりは尋常ではなかった。

だから、選り好みする日本人女性に弾かれた男たちの一部は、歓楽街でたまたま出会ったアジア人女性の熱烈な歓迎に驚き、そしてそこに希望を見出したのだ。

年収300万円の男性は日本では低い部類に入って日本女性から見下されるかもしれないが、他のアジア女性にとってはその300万円も”Very big money”(大金)だったのである。若く美しい彼女たちは、嬉々として日本人の男と付き合った。
気付かないまま奇跡の「0.74%」に入っていた

真面目な機械工だった「彼」も、そうした日本ブランドを背負ったひとりであったと言える。40代に入って彼は初めてフィリピン・パブで自分を羨望してくれる女性に出会い、そしてのめり込んでいった。

熱帯の女たちの弾けるような身体、熱い気質、些事にこだわらない天真爛漫な性格、ホスタビリティ、素朴さ。そして、全身でぶつかってくるような情熱。もう彼の目には日本女性の姿など消えていたはずだ。

53歳で結婚できる確率は、国立社会保障・人口問題研究所の男性の初婚率を見ると「0.74%」である。つまり1%以下だ。

もし、真面目な機械工だった「彼」が日本人女性を結婚対象に考えていたとすると確率は1%以下なのだから、ほぼ絶望的だったと言える数字でもある。

しかし、彼は自分自身でまったく気付かないまま「0.74%」に入るという、とんでもない奇跡を成し遂げていた。

「格差」を利用すれば、日本人男性の価値を高められる

もし、冷徹な観察眼で真面目な機械工だった彼の人生を見るのであれば、彼が知らずして「現代グローバル社会の基本的なトレード戦略」を行ったことに気付かなければならない。

グローバル社会の基本的なトレード戦略とは「格差を利用すること」である。

多くの企業はグローバル化に邁進しているが、その理由は「グローバル化が利益をもたらすから」である。

その基本的なトレードは、「賃金の安い途上国で作らせて、賃金の高い先進国で売る」というものだ。そうすると、取れる利益が増大する。

格差を利用して利益を得る。格差は是正するのではなく、極大化させる。そうすれば利益はより増大する。

グローバル化の時代が止まらない理由と、格差が拡大するのを実は放置されている理由がここにある。現代の弱肉強食の資本主義は「格差はあった方が儲かる」のである。そうすれば、トレードの効果による利益はより増大するからだ。

機械工だった彼は、知らずして結婚にこのグローバル化の基本戦略を使った。すなわち、「グローバル化によって生じた経済格差」を利用して結婚相手を見つけたのだ。

日本の平均年収が400万円だとすると、300万円の年収は「低すぎる」ということになるが、途上国ではまったくそうではない。だから、結婚相手を途上国の相手にするというのはいかにも現代的な手法となる。

しかし、結婚と幸せは別問題であることは注意する必要がある。外国人と結婚するというのは、ありとあらゆる問題が一度に押し寄せてくることでもある。

食生活の問題、生活習慣の問題、文化の問題、ホームシック、家族親戚の問題、差別の問題、言葉の壁、金銭感覚、経済観念、価値感の違い、子供の問題……。これらすべてに対処しなければならないのである。

では、「彼」は幸せになったのだろうか。

フィリピンで迎えた悲しい結末

彼は53歳でフィリピン女性と結婚し、61歳まで日本で必死に働いて稼いだ金をフィリピンの妻子に送り続けてきた。彼女は何かと「金が足りない」とねだってきたが、彼は妻子のために文句も言わずに金を渡していた。

フィリピンで夫婦水入らずで暮らせるのを夢に見ながら、彼は彼女に金を送り続けた。そして、61歳。彼が長らく夢見てきたその日々は確かに実現したのだ。

しかし、それはほんの数ヶ月の間だけだった。

フィリピンの妻の家に着いてから3ヶ月後、彼はカビテ州ダスマリニャス市サンタルシアの路上を歩いている時、何者かに後ろから拳銃で撃たれて路上に大量の血液を流して死んでいった。即死だった。

彼を殺したのは雇われた殺し屋だったが、その殺し屋を雇ったのは誰だったのか。他でもない。彼が一途に愛していた「妻」だった。彼女が殺し屋に払った金額は約22万円である。

フィリピン女性も弱肉強食の資本主義を利用した

なぜ彼は殺されたのか。彼が死ねば、その遺族に対して子供が18歳になるまで日本から遺族年金が支払われるからだ。遺族年金は、死亡時に生計維持関係のある配偶者であれば「国籍を問わず」請求することができる。

つまり、彼が惚れたフィリピン女性もまた「格差を利用する」という弱肉強食の資本主義を利用していた。

資本主義の世界で耳を澄ますと、聞こえてくる声は愛ではない。金だったのだ。フィリピン女性を愛した日本人が弱肉強食の資本主義の中で迎えた結末は、ひどく苦く残酷なものだった。



59. 中川隆[-7688] koaQ7Jey 2018年4月03日 06:29:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-9817]
最近はタイのチェンマイやフィリピンの田舎で高齢化して困窮する日本人が増えている。

「困窮邦人」という言葉はフィリピンの日本人社会では当たり前に使われている。

典型的なパターンとしては、「フィリピンパブにハマったが、女性がフィリピンに帰った。そこで一大決心してフィリピンに渡ったが、金がなくなったら捨てられた」というものだ。

他にも「生活費が安いタイやフィリピンに行けば何とかなる」とアーリーリタイアして破綻していく人たちもいる。

アーリーリタイアは、そんなに甘い話ではない。

(マネーボイス:身ぐるみ剥がれた日本人は「海外リタイア生活」の最期に何を見たのか?=鈴木傾城)
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180403T0156460900.html#Qo5k2KD.google_plusone_ninja_m

切実な「困窮邦人」の事例が新聞沙汰になった例も多い。たとえばこのようなものだ。

「フィリピンパブのフィリピン女性と結婚してフィリピンに居を移した途端に女性に裏切られて全財産を失った49歳の男」

「勤務先が倒産し、家賃を滞納したあげくフィリピン女性の妻にも逃げられ、その夜に自殺した男」

「2000円だけ持ってフィリピンに来たが、何ともならずにそのまま困窮邦人に一直線という男」

「金がなくなったので、女性の家にも居たたまれなくなって野宿していたところを保護された男」
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180403T0156460900.html#Qo5k2KD.google_plusone_ninja_m


60. 中川隆[-10933] koaQ7Jey 2018年4月22日 13:53:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-11803]
2014年の夏ごろ、ミンダナオのカガヤンデオロ市に21年も不法滞在していた69歳の日本人が拘束されたことがあった。21年間も現地で暮らし、完全に同化し、日本では死亡扱いになっていた。
不法滞在であることがバレたのは、貸した金を返さなかった挙げ句、相手を「殺してやる」と恫喝したからだ。それで密告されて21年にして逮捕される憂き目に遭った。それがなければ不法滞在はバレなかった。

こんな男たちが珍しくないのがフィリピンだ。

今でも不法滞在しながら現地に潜む日本人はたくさんいる。彼らは地図にもないフィリピンの小さな田舎の村で、現地の女性と一緒につつましく暮らしている。

不法滞在をしている多くの男たちは、大金を持ってきて現地で悠々と暮らしているのではない。むしろ、まったくの逆だ。最初からほとんど金もなく、すぐに困窮邦人となり、それでも日本に戻らない。

そして、現地の底辺でフィリピン人と泥にまみれて暮らしている。フィリピンの女性がパートナーとなってそれを支えていたりする。

フィリピンの女たちは、金のある男の金は自分の物のように惜しみなく使い、楽しみ、一族にもばらまく。日本人はそのほとんどが「金のある男」なので、フィリピーナ(フィリピン女性)からは奪われる立場である。

しかし、逆の立場になるとどうなのか。このフィリピーナたちは金のない男に対しては、もしかしたら天使でないかと思うほど惜しみなく与え、助けるのである。

あるところから取り、ないところにばらまく。そんな気質がフィリピーナの真骨頂であると言える。見返りなど、ほとんど期待していない。

しかし、助けきれなくなったら、その時点で容赦なく見捨てるのもまたフィリピーナの別の一面でもある。優しさもあるが、割り切りもあるので、そういった部分は国民性と言ってもいいのかもしれない。

日本の優しさとは若干ニュアンスが違うが、とにかくそのような気質があるので、困窮邦人となった男もフィリピンの底辺でそれなりに生きていけることが多い。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180422T0326160900.html#Qpsxreu.google_plusone_ninja_m


61. 中川隆[-11405] koaQ7Jey 2018年4月27日 07:16:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-12409]
フィリピンは小学生で全体の30%が途中で退学する。そして中学生に進学するのは50%。大学に行けるのは10%。なぜこんなに低いのか。その多くは貧困が理由だ。

ではフィリピンの小学校の授業料はいくらなのか。無償だ。無償なのになぜ経済的理由で学校に通えないのか。制服代や教科書代はタダではないからだ。

フィリピンでは子供も親の仕事を手伝ったりして働いている。教育は金が出ていくが、仕事を手伝わせたら金が入ってくる。そうであれば低所得の親が子供に学校へ行かせるより働いてもらおうと考えても不思議ではない。

人々は底抜けに明るいのだが、それは持たざる者の開き直った明るさである。

裏側を見ると貧困による悲劇が人生を覆い尽くしている。男たちは家族を養えずに家庭を捨てる。女たちは家族を養うために売春地帯で働く。

子供たちは悪い仲間に誘われてギャングになり、手っ取り早く儲けるためにドラッグの売買に手を出す。ドラッグは貧困層にとって「うまくいけば自分を豊かにしてくれるかもしれない夢の商材」である。


貧困という母が、暴力と売春という名の子供を産む

「貧困という名の母は、暴力という息子と売春という娘を産む」と言ったのはブラジル人だった。すべての途上国の悲劇はこの言葉に集約されている。

フィリピンもまた貧困という母が暴力と売春という名の子供を産み出して、それが社会を覆い尽くしている。

こんな環境の中ではもはや先のことを考えて生きるより、今を面白おかしく生きた方が得られるものが多いと考える人が増えても不思議ではない。

先のことを考えても絶望しかないのであれば、今を享楽的に生きようと思うのは、むしろ合理的な判断であるとも言える。

私たちも、あと一ヶ月しか生きられないと分かったら、その一ヶ月の間で持っている金を全部使い切って好きなこと、やりたいこと、我慢していたことをやるだろう。自分ができる一番の享楽を味わおうと思うだろう。

途上国の人々は、常に「明日がどうなっているのか分からない」というギリギリの中で生きているのだ。

貧困のために学校にも行けなかった。貧困のために良い仕事も得られなかった。これからもずっと貧困から抜け出せない。苦しみがずっと続く。

私がアンヘレスで知り合った女性は「お金が貯まったら学校に戻りたい」と言ったが、このような夢を持って実現できる人はわずかでしかない。

しかし、彼女たちは普通のフィリピン人から見ると、金を稼いでいる方だ。その金はどこに消えたのか。

彼女たちの大半は稼いだ金を家族が生き延びるために仕送りしている。自分の稼ぎは家族のものである。だから、彼女たちは稼いでも稼いでも豊かになれない。そして身体を壊し、歳を取り、子供を産み、貧困の再生産に組み込まれる。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20180427T0336500900.html#QqLv2Ri.google_plusone_ninja_m


62. 中川隆[-12537] koaQ7Jey 2018年5月22日 13:22:42 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-14206]

2018年05月22日
東南アジア移住 カンボジアやフィリピンが人気

こういう店で食事できれば安いが、無理な人にはまったく無理
画像引用:http://d16tvlksr2me57.cloudfront.net/p/money/wp-content/uploads/2015/03/ROJI_002_KH_001.jpg

人気の移住先はタイからカンボジアへ

10年ほど前、物価の高い日本を脱出し東南アジアに移住する「外こもり」がブームになりました。

当時の移住先トップはタイで、日本人にも住みやすく観光地として知られていて、大勢の日本人が住んでいました。

ところがタイは革命で軍事政権になり、不良外国人を排除する政策に転換しました。



働かずお金も使わず、うろうろする外国人は追い出して、在留ビザ発行も厳しくなりました。

現在では半年以上のビザを取得するのが難しくなり、観光ビザでの居住には適さなくなってしまった。

代わって人気になっているのはフィリピンやカンボジアで、どちらかと言えば「タイより下」に位置づけられていた。


フィリピンと言えば治安の悪さが知れ渡っていて、メキシコと並んで危険な国の上位に挙げられていた。

カンボジアも90年代に民主化したがその前は長い暗黒時代があって、治安が悪く生活に適さなかった。

そうした国がそこそこ発展して、日本人が住める生活基盤が整い、それでいて外国人の長期滞在にも厳しくない。


話をタイに戻すと、現在でも50歳以上で約240万円の預金があれば、長期滞在可能なリタイヤメントビザを取得できる。

タイや東南アジアの賃貸物件や食べ物は安いというが、もし日本と同じ生活をするなら、日本よりお金がかかる。

オートロックのマンションに住み、サービスや治安に完璧をもとめ、食事も妥協せず「日本レベル」を求める高齢者がたまに存在する。

現地に溶け込めれば快適

そういう生活を外国でしたら、東南アジアより日本のほうが安くすむかも知れません。

外国では治安に金が掛かるし、水道水は飲めないし、食べ物は安いが先進国と同じものではない。

家賃1万円で住める物件は日本では役所や消防が許可しないような物件で、プライバシーもないしインターネットも無い。


東南アジアは暖かいので安い部屋には「変な虫」が住んでいるのが普通で、耐えられないなら日本に居たほうが良い。

東南アジアでは食事は100円から400円で外食できるが、現地の食べ物なので、食事が合わないとどうしようもない。

カンボジアはフィリピンよりかなり治安が良く、フィリピンはメキシコよりはかなり治安が良い。


南国特有のいい加減さやだらしなさを許容でき、むしろ快適だと思える人には、魅力的な移住先となる。

カンボジアやフィリピンでは月10万円あれば生活でき、日本で働いた金で暮らしている日本人が多い。

現地で就職することもでき、求人サイトでは日本人を募集する案件が意外にある。

だが現地で普通の仕事をして得られる金額は月に数万円というところです
http://www.thutmosev.com/archives/76216693.html


63. 中川隆[-11829] koaQ7Jey 2019年2月26日 08:52:49 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[150] 報告

◆タイで続出する詐欺。そんな中で「うまく立ち回る」私なりの方法とは?2019.02.26

最近、プレジデント・オンラインに興味深い記事が載っている。「タイで高級レストランを経営する」という投資話に出資させて、その金を毟り取っていく手口で100件以上もの被害が出ているというのだ。手口はこのようなものだ。

(1)タイで大成功した起業家のセミナーが開かれる。
(2)タイの高級レストランが流行っていると説明される。
(3)タイのレストラン投資を持ちかける。
(4)出資する。
(5)その金をとことん毟られる。
(6)潰されて逃げられる。

タイを舞台にして、日本人のカネを日本人が毟り取る。この手口がタイにいる日本人の詐欺師たちに共有されていて、似たような手口がカンボジアでも使われていると記事には書かれている。

この手口で3000万円も被害に遭った高齢の男性は首を吊って自殺した。

この詐欺手口のうまいところは、最初から狙いすました詐欺であるにも関わらず、「単なる事業の失敗」で説明されて逃れられる点である。実際、「事業の失敗」を演出するために安普請のレストランを作っているのが巧妙だ。

この話を読んで、私は苦笑いしながら思い出すものがあった。「出資話」と言えば、私もまた胡散臭いビジネスを持ちかけられた経験が何度もある。
https://blackasia.net/?p=11762

64. 中川隆[-11716] koaQ7Jey 2019年3月04日 13:05:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[270] 報告

◆タイは日本の28倍もレイプ事件が起きて、凶悪事件もすぐに忘れられる2019.03.04


タイは「微笑みの国」ではあるが、裏に回れば殺人もレイプも非常に多い国である。日本では考えられないほど、安易に人が殺されている。

学生もライバル校の生徒と互いに刺し合って殺し合いをしているし、浮気や痴話喧嘩での殺し合いも尽きない。

警察官による汚職や殺人も日常茶飯事だし、権力者が関わる殺人は無罪になるようなことも平然と起きる。観光地で白人(ファラン)の女性がレイプされる事件が起きても、事件を明らかにすると観光客が減るという判断が為されると捜査もされずに隠蔽してしまう。

これでも現在のタイはかつてに比べると警察もしっかり機能するようになっているのだが、それでも日本の警察機構から見ると、かなりアバウトな点があるのは否めない。

隣国のカンボジアやラオスやミャンマーに比べると、タイはかなり機能しているはずだ。しかし、統計を見ると決して治安が良い国であるとは言い難い。

レイプ殺人が起きたら日本では大騒ぎだが、そうした重大事件であってもタイでは適当に受け流して犯人も逮捕されないようなこともしばしばだ。また、そうした犯罪は今でもアンダーグラウンドでは延々と続いている。
https://blackasia.net/?p=11841

65. 中川隆[-11522] koaQ7Jey 2019年3月12日 07:28:42 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[473] 報告

◆異国で結婚生活を長く送るには「4つの許容」がないとやっていけない?2019.03.12

東南アジアの女性と日本人を国際結婚させる会員制の「結婚紹介所」が日本にはいくつかある。女性の出身は、タイ、カンボジア、ベトナム、フィリピンと多岐に渡っている。怪しいところもあるのだが、しっかりしたところもある。

こうした結婚紹介所を利用して結婚する日本人男性に、紹介所のスタッフが必ず説明することがある。それは、「女性が毎月親に仕送りするのを許容し、仕送り金を出してあげて下さい」というものである。

仮にタイ女性と結婚するのであれば、仕送り金の相場は1万バーツほどである。

1万バーツと言えば約3万5000円ほどだが、もし「毎月、女性が親に1万バーツを仕送りする」という条件が飲めないというのであれば、結婚紹介所はその人物を女性に紹介しない。

東南アジアの女性と結婚するというのは、「女性の親に仕送りする」という条件が飲めないとならないのである。

東南アジアの女性たちは、子供は親に仕送りして育ててくれた恩義に報いるのは当然のことと考えている。東南アジアの売春地帯でも多くの女性は、親に仕送りをするために身体を売っている。
https://blackasia.net/?p=11909

66. 中川隆[-10179] koaQ7Jey 2019年5月24日 14:07:47 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[2167] 報告

タイで振り込め詐欺 容疑の15人全員を警視庁が逮捕 日本移送中の機内で
5/24(金) 13:08配信 毎日新聞


タイから日本に移送されるため警察官らに囲まれて歩く振り込め詐欺グループの容疑者の男(中央)=スワンナプーム国際空港で2019年5月24日午前5時52分、西脇真一撮影


 タイのリゾート地、パタヤで日本を狙った振り込め詐欺グループの拠点が摘発された事件で、現地で拘束されていた男15人の日本への移送が24日始まり、警視庁捜査2課は航空機内で全員を詐欺容疑で逮捕した。15人は同日午後、日本に到着する見込み。同課は全容解明に向けて捜査を本格化させる。

【動画】タイ詐欺容疑15人、日本へ移送 無言のまま帰国の途へ

 逮捕されたのは、いずれも住所不定、職業不詳の竹田圭二(46)▽古田幸一(23)▽岩本颯(りゅう)(23)――ら15容疑者。

 逮捕容疑は3月29日、パタヤから福井市の50代の自営業女性の携帯電話に「有料サイトの未納料金がある」とメールを送付し、電話をかけてきた女性にコンビニエンスストアで電子マネーのギフトカード計30万円分を買わせ、だまし取ったとしている。

 15人は24日、日本航空の定期便2便に分かれてタイを出発。日本の航空機内は日本の管轄権が及ぶため、警視庁の捜査員が機内で逮捕した。午後に成田、羽田の両空港に到着し、都内の警察署に移送する。

 タイ警察によると、詐欺の被害者は全国に約200人、被害総額は約2億円に上る。3月29日、タイ警察がパタヤ郊外の一軒家で15人を不法就労の疑いで逮捕していた。【佐久間一輝、岩崎邦宏】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190524-00000041-mai-soci

67. 中川隆[-11321] koaQ7Jey 2019年11月07日 18:39:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1577] 報告

タイにプチ移住してみた 生活費はいくら必要かリアル検証 2019/11/07
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%81%ab%e3%83%97%e3%83%81%e7%a7%bb%e4%bd%8f%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%bf%e3%81%9f-%e7%94%9f%e6%b4%bb%e8%b2%bb%e3%81%af%e3%81%84%e3%81%8f%e3%82%89%e5%bf%85%e8%a6%81%e3%81%8b%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%ab%e6%a4%9c%e8%a8%bc/ar-AAJZ2zN?ocid=ientp#page=2

実際にタイに移住してわかった日本とのコスパの違いとは?(バンコクの街並み)© SHOGAKUKAN Inc. 提供


 日本人の海外旅行先として人気のタイは、移住先としても注目を集めている

一般財団法人ロングステイ財団が発表した「ロングステイ希望国・地域2018」によれば、8年連続でタイが2位(1位はマレーシア)。

実際にタイにプチ移住したマネーポスト記者が、注目される理由をリサーチする。

 移住先はタイの首都・バンコク。航空券は格安航空会社(LCC)を利用すれば、往復3万円前後。国内でいえば、新幹線で東京駅から新大阪駅間の往復料金くらいだ。セールともなれば、往復2万円を切る安さとなる。

 まず、気になるのは物価事情。タイの物価は日本の約3分の1という話をよく聞くが、実際に現地に住む日本人男性に聞くと、現在では「日本の2分の1から3分の1の間」というのが実情のようだ。

「10年前と比べて物価も上がり、3分の1というのは昔の話です。以前は日本円で月7万円くらいあれば、それなりにいい暮らしができたと思います。でも今は、月に13万円、欲を言えば15万円以上ないと、タイでの“いい暮らし”は難しいと思いますね」(現地在住の日本人男性)

 では、実際に住んでみるとどのくらいかかるのか。

 とにもかくにもまずは、住まいの確保だ。日本語ができる知り合いのタイ人に言わせると、主に駐在員が住む日本人街である、プロンポンなどの高級エリアが広がるスクンビット西側は家賃も相当なものだという。駐在員が住むエリアは、日本の地名で言えば表参道に匹敵するらしい。

 おすすめは東側のエマカイやオンヌット。主にタイ人が住むエリアであるが、日本人もかなり住んでいるという。もしくはバスターミナルがあるアヌサワリー以北が、タイ人にとって人気のエリアで住みやすいと教えてくれた。日本の地名に例えると、世田谷区や品川区あたりの、ファミリー層が住むようなエリアだという。ローカル色はやや強いが、ドンムアン空港に近いこともあり、おすすめ度は高いとのこと。

夏服だけで済むので冬服をそろえる必要はない

 そのアドバイスに従って、家賃がそれほど高くないエリアで、コンドミニアムを借りることにした。1年契約で日本円にして月額3万2000円、ジム・プール付きの分譲マンションだ。日本では、東京都内で単身者向け・約8万円のワンルームに住んでいたので、その“コスパ”に驚いた。契約でオーナーと直接契約なので、仲介手数料はかからないが、前払い金はデポジットとして2か月分必要。ちなみに暑いタイで気になるのは電気代だが、1か月エアコンをつけっぱなしでも3500円ほどだった。日本では真夏に9000円を超えた経験を考えると、電気代も破格だ。

 次に注目したいのは、食費。タイのコンビニ事情はセブン-イレブンがメジャーで、ファミリーマートやローソンは、ちらほら見かけるといったイメージ。セブン-イレブンでは、いわゆるお弁当が日本円で150円程度。屋台も同程度かやや安いといった具合。フードコートでも同様だ。ちょっとおしゃれなタイ料理店であれば、500〜900円も出せばお腹いっぱいになることができる感じだ。

 とはいえ、タイ料理がどんなにも好きでも、日本食が恋しくなるもの。例えば、ファミレス形式のリーズナブルな日本食レストランである「フジレストラン」では、定食で1000円ほど。しゃぶしゃぶやすき焼きのお店では、2000円以上は覚悟した方がいいだろう。日本食は意外と高いということは覚えておいた方がよさそうだ。

 そして衣服。タイの衣服はジーパン800円、Tシャツは300円といったところ。基本的には夏服だけですむので、冬服をそろえる必要がないのは便利。ただし、日本でお馴染みのユニクロは、意外にも日本より1.5倍ほど高かった印象。極端な話、ユニクロが好きなら日本で買ってからタイに渡航した方が安上がりになるかもしれない。

 物価が上がったとはいえ、記者は観光など娯楽費などを含めても、1か月 10万円ほどでタイ生活を送ることができた。少し余裕ある贅沢をしたいなら、月15万円ほどあれば十分といえそうだ。もし、日本の生活に不満を抱いているならタイ移住を検討してみてはいかがだろうか。
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%81%ab%e3%83%97%e3%83%81%e7%a7%bb%e4%bd%8f%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%bf%e3%81%9f-%e7%94%9f%e6%b4%bb%e8%b2%bb%e3%81%af%e3%81%84%e3%81%8f%e3%82%89%e5%bf%85%e8%a6%81%e3%81%8b%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%ab%e6%a4%9c%e8%a8%bc/ar-AAJZ2zN?ocid=ientp#page=2

68. 中川隆[-15244] koaQ7Jey 2019年11月28日 10:51:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-2322] 報告

◆小柄で華奢な身体の夜の女が、屈強な男たちからすべてを奪って死に追いやる
2019.11.25


タイのショッピングモールは内部が吹き抜けになっているので、とても開放感がある。しかし、その作りのせいか、しばしば自殺者が出る。

パタヤのセントラル・フェスティバル・ショッピングモールでも今年の5月に自殺者が出ているのだが、上から人間が落ちてくるのだから、買い物をしていた人たちのショックはかなり大きいだろう。

死んだのはイギリス人の男だった。パタヤでは白人(ファラン)がしばしば自殺するのだが、詳細が報じられなくても大体のところは自殺する理由は誰もが知っている。

金欠だ。

パタヤは売春リゾート地であり、多くの男たちはそれを目当てにパタヤに沈没している。身体を売る女たちは、白人の男たちの本国よりも「安い」のだが、それでも売春地帯に沈没して無計画に女たちと関係しているとカネなどあっと言う間に尽きる。

さらに、パタヤで愛人を作ったら、売春地帯で刹那的に遊んでいる以上にカネが消えていく。

78歳のフィンランド人がパタヤのバーガールを気に入って同棲したのだが、有り金をすべて毟り取られた挙げ句に見捨てられ、精神的にも肉体的にも落ち込んで絶望したあげく、コンドミニアムの10階から飛び降り自殺した事件もあった。

シンガポールから来た男も、ホテルをチェックアウトしなければならないその日に、ホテルの部屋で自殺していた。パタヤの女たちにのめり込んだ挙げ句、好きになった女にすべてを盗まれて絶望したのだった。
https://blackasia.net/?p=15905

69. 中川隆[-14773] koaQ7Jey 2020年1月07日 19:28:48 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-1741] 報告
タイで邦人襲撃事件。日本人の多さ故に「慣れがち」なタイ生活に潜む危険性
ハーバー・ビジネス・オンライン 2020/01/07
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/タイで邦人襲撃事件。日本人の多さ故に「慣れがち」なタイ生活に潜む危険性/ar-BBYGIZd?ocid=ientp



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12月21日に起こった事件現場はこのエカマイ通りの小さな小路。表通りでさえ深夜は人も車も少ない

タイで日本人男性が強盗被害

 日本でも報道されたが、2019年12月21日未明、タイの首都バンコクで37歳の日本人男性が2人組の強盗に襲われ、刃物で後頭部などを切りつけられるという重傷を負った。男性はこれにより2万バーツ(約7万円)が入った財布を奪われ、搬送された病院では集中治療室に入った。

 その後、同月30日にタイ警察は容疑者2人を逮捕した。23歳と18歳のタイ人男性だった。彼らはほかにも強盗をしたことを供述していて、警察は余罪を調べている。
 不幸中の幸いで、男性は命に別状はなかったようだ。襲われたのが深夜であることと、人通りの少ない小路をひとりで歩いていたことなどもあり、当然ながら強盗が一番悪いのだが、外国、それも東南アジアの一角をひとり歩いていた被害者にも注意が足りなかったのではないか、という声もあるようだ。

 しかし、タイ在住者からすると果たしてそうだったのか、という気もする。発生場所が日本人居住者が多い地域で、もしかしたら襲われたのは自分だったかもしれないと思えるような事件だったからだ

「治安が悪い」ことが忘れられがちなタイ

 タイは治安が悪い。10万人あたりでは殺人事件の発生件数が日本の10倍超にもなる。しかし、数万人もいる長期滞在日本人のほとんどが身の危険を感じたことがないのではないか。事件などはよほど辺鄙なところに行かない限り遭遇しないという感覚で誰もが過ごしていたはずだ。
 だから、この被害者も深夜にひとりで歩いていたのだろう。言われてみれば、在住約20年の筆者も深夜に平気でひとりで歩くようになっていたし、実際にこの事件が起こった地域をひとりで夜中3時前後に歩いたこともあった。
 事件当日の昼間、被害者の妻が自身のブログで事件の概要を紹介して注意喚起をし、また日本でも報道されることになった。SNSの書き込みでは、報道は日本の方が先で、タイ警察の発表があとだったという話もある。おそらくタイ警察にとっては数ある強盗事件のひとつと判断した可能性もある。だとすれば、なおさらタイは治安の悪い国だと実感せざるを得ない。
 今回の事件は多くの日本人が身近に感じ、改めて自身の行動を反省したことだろう。
「外国人」が凶悪犯罪に巻き込まれなかった理由
 かねてより日本人が犯罪被害に遭うことはあった。在タイ日本大使館は邦人保護件数がずっとトップなほどである。ただ、置き引きやスリといった身の危険のなかった事件も含まれる。とはいえ、年に何度か新聞沙汰になるような事件に日本人が巻き込まれることもあった。その中には日本人居住者が多い地域もあった。
 2015年には日本人居住者や飲食店の多いトンローという地域で日本人が強盗に遭っている。ただ、このときはその日本人によって撃退された上に現行犯逮捕もされている。以前、筆者はある雑誌の取材でタイのギャングやマフィア構成員に話を聞いたことがある。そのときに言っていたのは、「強盗でもケンカでも、襲うのはタイ人だけだ。外国人は別世界の人だから」というようなことだった。
 タイにインドのようなカースト制はないが、目には見えない経済的な階級制がある。低所得者層は高級店に入れないし、富裕層が低所得者層の店に足を運ぶことはない。しかし、外国人は関係ないので観光客はいろいろな店に顔を出す。そういったときに、ギャングたちは外国人を階級の外側の人と見なし、相手にしないというわけだ。2015年のトンローで起こった事件では、犯人が逮捕後に「外国人だと思わずに襲ってしまった」というような供述をしていた。
 しかし、景気が悪くなれば犯罪者たちもそうは言っていられない。
目に見えない「不景気」に侵されつつあるタイ
 タイ人はあまり貯金をしない傾向にあり、消費行動は活発だ。それにより、一見内需が高くて好景気に見えたのだが、タイはここ10年以上ずっと不景気だという経済研究家などの話もあった。しかし、2019年になっていよいよタイ人も不景気だと口にするようになってきた。
 製造業の日本人は、「自動車の生産量ががくんと減っているみたいで、タイから撤退する日系企業も出始めているようです」と言う人もいて、タイ人ワーカーの仕事も減りつつある。景気が悪くなれば治安も悪くなるのは容易に想像がつくが、実は日本人居住者が多い地域は、そういった工場の閉鎖や不景気の影響をダイレクトに受けてしまう低所得者層が暮らす地域にかなり近い。そのため、今回の強盗事件は起こることが必然だったのかもしれない。
 たとえば、日本人居住地域から見て南側にクロントーイ港というタイ最大の港がある。この周辺にはタイ最大とされるスラム街があり、港湾施設での日雇いなどで日銭を稼いでいる人々が暮らす。しかし、2006年から続く政情不安の中で、ときどき諸外国からタイとの輸出入制限といった制裁が加えられ、そのたびにダイレクトにスラムの人々の懐に影響を与えてきた。最近だと2014年の軍事クーデター時がひどく、スラム地域の若者によると見られるひったくりなどが日本人居住エリア近くで多発していた。筆者の友人もスマートフォンを奪われるなどがあり取材をすると、ちょうどスラムと日本人が多いエリアを小路が結んでいて、逃走経路ができあがっていた。
 そう考えると、冒頭の12月に起こった強盗現場も他地域から入り込み、逃走しやすい小路が無数にある。だから、安全と思われていた日本人の多いエリアは常に危険にさらされていた状態なのだ。
最大の防衛策は?
 幸いというか、タイは治安が悪いことで防犯カメラが至るところにある。自治体や警察が設置しているものは多くないが、民間企業や店舗、民家が設置していることが多く、タイ警察は捜査の際にそれらの映像を繋ぎ合わせて犯人逮捕に臨む。これによって今回の強盗事件も犯人逮捕に繋がった。
 とはいえ刃物で刺されては、犯人が逮捕されたからといって諸手を挙げて喜ぶわけにもいくまい。タイは銃社会でもあるので、刃物だけでなく拳銃による事件も少なくない。冒頭の事件の報道では、後頭部は財布を差し出したあとに傷つけられたという。
 これは在住者だけでなく、観光客にも関係することだ。ナイト・エンターテインメントのが充実したバンコクでは、深夜に飲みに出かけて帰ることはよくある。その際は宿泊先の目の前までタクシーを使うことをおすすめしたい。さすがに繁華街・歓楽街で、そして守衛のいるホテルやアパートの玄関先で強盗する犯罪者はそういない。だから、これが最低限、かつ最大の防犯対策なのだ。
<文/高田胤臣>

【高田胤臣】
(Twitter ID:@NatureNENEAM)
たかだたねおみ●タイ在住のライター。最新刊に『亜細亜熱帯怪談』(高田胤臣著・丸山ゴンザレス監修・晶文社)がある。他に『バンコクアソビ』(イースト・プレス)など
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/タイで邦人襲撃事件。日本人の多さ故に「慣れがち」なタイ生活に潜む危険性/ar-BBYGIZd?ocid=ientp

70. 中川隆[-13147] koaQ7Jey 2020年3月03日 17:22:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[382] 報告
「○万円で暮らせるバンコク」の嘘。
まともに暮らせる生活費を見積もってみた
ハーバー・ビジネス・オンライン 2020/03/03
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/「○万円で暮らせるバンコク」の嘘。まともに暮らせる生活費を見積もってみた/ar-BB10FbvS?ocid=ientp


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「物価が安いタイ」は過去のもの

 2019年12月上旬に、タイ国内のニュースを中心に発信するニュースクリップなどがタイ・バンコクの生活費ランキングを報道した。

”英人材調査会社ECAインターナショナルが世界の480以上の都市で外国人駐在員の生活費を調べた2019年のランキングで、バンコクは47位と前年の90位から大きくランクを上げ、過去2年で75ランクアップした。

 バーツ高の影響が大きく、タイ北部チェンマイも過去2年で56ランクアップした。”

 記事内にもあるが、バーツ高の影響で国外と比較してランキングが急上昇しているのが一因ではあるが、実際、タイの物価上昇は著しく、バーツ建てで見ても生活費はかなり上がった。タイ人の中には「かつては100バーツで3日過ごせたが、今は300バーツで1日も過ごせない」といったことが書かれた画像をSNSなどで拡散している。

 東南アジアは物価が安いというのは最早昔のことで、今はそうではないというのが現実だ。

 もちろん、旅行でバンコクを訪れた場合はバーツ高とはいえ物価を安く感じることはある。たとえばタクシーは初乗りが35バーツなので約125円程度だ。タイ料理も日本では高額設定が多いが、タイでは日常の食事なので安い。

 しかし、旅行と居住では物価感覚はまったく違ってくる。日本のテレビやネット記事などではよく「○万円で暮らせるバンコク」といった特集などが組まれる。ネットの発達でこれらの情報はタイ国内でもオンタイムで見られるが、多くのタイ在住者が首をかしげていることだろう。

 30万円で暮らせるバンコクならともかく、3万円5万円で暮らせるバンコクなどと特集されると違和感しかないのだ。バンコクでまともに暮らしたことがない人が書いていることは一目瞭然で、その金額は現実的ではない。

 では、実際にバンコクで暮らすにはどれくらい生活費がかかるのか、在住者目線で見てみよう。


「○万円で暮らせるバンコク」の嘘

 まず、3万円というのは非常に非現実的な金額である。3万円は概ね8200バーツくらい。タイ人の中にはこれくらいの所得もいることは事実だ。ただ、バンコクにおいては所得がかなり低い方だと思うべきだ。

 この金額でタイ人も暮らしているというのは大雑把には間違いではない。しかし、大きな前提が抜けていることを「○万円で暮らせるバンコク」を書く人は一切紹介していないケースが多い。

 その前提とは、そういった低所得層のタイ人はひとりで暮らしていない、ということだ。タイだけでなく東南アジアでは基本的に低所得者層になればなるほどひとり部屋とは無縁である。こういった国の人を日本に企業研修で呼び寄せる際、日本側が気を遣ってひとり部屋を与えると、その国の人たちは逆に虐待と受け取るケースがあるのだとか。独房に放り込まれた気分になるそうで、大部屋で雑魚寝させた方が安心するという。

 バンコクで外国人が暮らせる最低限のアパートは家賃が4000〜6000バーツ前後(1万3000〜2万円前後)になる。これ以上安いところもあるが、治安が悪かったり、都心から離れているので、タイ語ができないとかなり厳しい地域になる。仮に4000バーツとしても、ひとりで住むならすでに3万円の半分は消えていくことになる。誰かとシェアするとしても、20数平米の四角い部屋にはプライバシーはなく、普通の日本人の感覚なら耐えられないかもしれない。

 また、こういったアパートには台所がない。バンコクは特に外食文化で屋台があるから問題はないが、これも値上がりしている。2000年前半は一食が25〜30バーツ程度だった。これも1990年代からしたら値上がりしているのだが、今はその倍の50バーツくらいが当たり前になっている。50バーツ×3食×30日で4500バーツになる。家賃4000バーツと合わせれば、これですでに3万円をオーバーしている。しかも、屋台料理はタイ人の食習慣に合わせて量が少ないので、若い人だとこれでは足りない。

 見方によってはこれで暮らせないわけではない。屋台を中心にしていれば、光熱費などを合わせても4万円5万円なら暮らせるのではないか。そう思うのは浅はかだ。実はここにタイで暮らしたことがない人が知らない大きな落とし穴がある。
タイを知らない人の「落とし穴」

 それは、どんなにタイ料理が好きな人でも毎日食べることはできない、ということだ。タイ料理は日本人の体質には合わないのだ。

 タイ料理は世界中の人に好まれる料理だが、逆に言うと誰にでもわかりやすい料理でもある。中国医学の医食同源という考え方はないようだが、タイ料理にもサムンプライと呼ばれるタイ・ハーブが使われ、繊細な味わいがある。一方で、ナンプラー(魚醤)のほか多数の調味料をふんだんに使用する。つまり、タイ料理は味が濃いのだ。

 脂っこいものも多いので、毎日屋台で食べると日本人はいつしか体調を崩すことになるだろう。栄養のバランスもしっかりと考えないといけない。タイ人はこういった土地に生まれ、こういった食習慣で生きているから問題はないが、途中から入ってきた外国人には合わないことがほとんどである。

 そのため、日本人がタイで生活する場合、適度に和食を混ぜる必要がある。幸い、今のタイは空前の和食ブームで、田舎の奥地でも和食にありつける。ところが、こうなるとなおさら5万円で生活することは難しくなる。

 そもそもタイには在住日本人が7万5647人(外務省発表の2019年10月1日時点の在留邦人者数参照)いて、日本人がタイで暮らすと大なり小なり、日本人社会と接点を持つことになる。そうなると、会合などで和食店に行くことになる。仮に日本人社会と一切関わらないとしても、たまに和食店に行くことになり、平均的に日本の1.5〜2倍以上、食費がかかってくる。安い店でビールなどを合わせて1000バーツ(約3500円)としても、月に3回も行けば1万円を軽く超えていく。

 自炊という手もあるが、台所のついた部屋は家賃が1万バーツ(約3.5万円)以上になる。屋台が値上がっているのはそもそも食材も高騰しているので、食費も高くなりがちだ。それ故、ひとり暮らしの場合は屋台の方が安く上がるケースが多い。気温が高いので、冷蔵庫の開け閉めだけで冷気が逃げ、食材も傷みやすいからだ。
日本人がタイで暮らす生活費をリアルに見積もると……

 これらを総合して考えると、完全にタイ人のように暮らす場合であれば5万円でも行けないことはない。生活費を簡単にまとめると下記のようになるのではないだろうか。光熱費や通信費、交通費は暮らし方や住む場所・形態によって大きく違うので、大雑把に見積もっている。


【タイ式の暮らし方場合】
家賃:5000バーツ(アパート)
光熱費:2500バーツ
食費:5850バーツ(屋台のみ+水1本)
交通費:600バーツ(バス往復×25日間)
通信費:400バーツ(スマホの基本料(安い)のみ)
合計=14350バーツ(約50225円)


【節約した日本人の暮らし方】
家賃:12000バーツ(中級マンション)
光熱費:2500バーツ
食費:11590バーツ(屋台+月4回和食店(1回1500バーツ))
交通費:2000バーツ(BTSスカイトレイン40バーツ往復×25日間)
通信費:700バーツ(スマホの基本料(普通)のみ)
合計=28790バーツ(約100765円)


【そこそこの日本人の暮らし方】
家賃:24000バーツ(高級マンション)
光熱費:2500バーツ
食費:45000バーツ(和食店(1回1500バーツ)のみ)
交通費:2000バーツ(BTSスカイトレイン40バーツ往復×25日間)
通信費:700バーツ(スマホの基本料(普通)のみ)
合計=74200バーツ(約259700円)


 ざっと計算しているのだが、これくらいはバンコクの生活にはかかる。日本と同じ水準で暮らそうと思ったら、25万円近くはかかってくる。この場合は日本の食材は日本の倍とはいえ、自炊するとある程度抑えられるだろう。
さらに「遊興費」なども入れれば……

 また、前掲の見積もりには雑費は含んでいない。これに趣味や友人との飲み会などを合わせていくと、もっとかかる計算になる。終電後、あるいは店によってはタクシーも使うことになる。それから、暑いのでときには甘いもの・冷たいものもほしくなるし、服や諸々にもカネはかかる。

 近年はSNSの発達で、一緒にいなくても友人の動向が見えるようになったし、次々に興味深い飲食店やスポットがオープンしている。2000年代前半は日本人が今の3分の1以下でSNSもなく、そもそも和食店がこんなになかった。そんな中ではタイ式の暮らし方もできた。今は情報がたくさん入ってきてしまうので、どこにも遊びに行かずに暮らすというのは修行僧並みの苦痛を感じるかもしれない。友人らが華やかに遊んでいるのを見れば、心が揺らぐものだ。

 いわゆるノマドワーカーのように、タイの日本人社会と接することなく、しかも短期間の滞在なら月に5万円でもいられる可能性はある。ただ、どの国も同じだが、カネを落とさない外国人は歓迎されない。また、少なくともタイは労働許可証なしで働くことは許されていないので、ある程度ちゃんとした身分を確保すると、どうしても上記の一覧くらいの金額はかかってしまう。東南アジアは安いというのは今や幻想に近い。

 とはいえ、ここまでの話は収入を考慮していない。タイで現地採用者として働く場合、5万バーツ前後からが相場となる。スキルがあれば8万バーツ、あるいは10万バーツを稼ぐこともできるので、現地採用の給料でも日本より豪勢な暮らしができるのは事実である。

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/「○万円で暮らせるバンコク」の嘘。まともに暮らせる生活費を見積もってみた/ar-BB10FbvS?ocid=ientp

71. 中川隆[-8730] koaQ7Jey 2021年1月01日 12:37:01 : FMpih0kosT : alFZZWk4NGtIM1E=[8] 報告

2021年のアジア海外移住事情〜タイ・フィリピン、リタイア生活の理想と現実とは=栗原将
2021年1月1日
https://www.mag2.com/p/money/1002382


新型コロナにより国をまたいだ移動制限が続いていますが、タイやフィリピンといった東南アジアへの海外移住へのニーズは依然として高いものがあります。新型コロナを踏まえた2021年、筆者自身が居住経験のあるタイとフィリピンへの移住について、どのように考えて行動すれば良いのかを解説します。(『海外投資とネットビジネスで海外移住、ハッピーライフ』栗原将)


フィリピンへの移住は無理? 2021年は準備・リサーチの期間

新型コロナ感染拡大の影響により、国をまたいだ移動制限が続いています。とはいえ、タイやフィリピンといった東南アジアへの海外移住へのニーズは依然として高いものがあります。

今回は、新型コロナを踏まえた2021年、筆者自身が居住経験のあるタイとフィリピンへの移住について、どのように考えて行動すれば良いのかを解説します。

タイについては、特別観光ビザの発給に加え、要求されている手続きを満たして入国許可を得られれば入国できる状況にありました(※編注:原稿執筆時点2020年12月14日。2020年末にかけてタイ国内でも感染拡大が見られますので、最新の状況は在タイ日本国大使館ほか公的機関の情報をご確認ください)。とはいえ、14日間の強制ホテル隔離があり、タイ入国には50万円以上の費用が掛かると考えるべきです。

またフィリピンは2020年12月現在、クオータビザ保有者、配偶者がフィリピン人ですでにSRRVや結婚ビザなどを保有している人、ビジネス関係で特別に政府から入国許可が出た人以外は、入国自体が認められていない状態です。

そして、ここからは今後の予測になりますが、フィリピンは2021年になっても相当厳しい入国制限が続き、これまで日本人の特権だったビザ無し入国は2021年中は不可、タイについても2021年
秋以降になる可能性が高いです。

いずれにしても、コロナ前のように、気軽に旅行できる状態ではないので、事実上、2021年は
海外移住の準備期間・リサーチ期間と考えておくのが妥当ですね。

新型コロナで見えてきた、タイとフィリピン両国の真実を語ります。

国内感染を封じ込めていたタイ、しかし…

タイは、台湾、ニュージーランドの次のレベルで国内感染を封じ込めており、2020年12月14日現在、タイ国内の移動制限もなく、外国人観光客向けの店は閑散としていますが、夜のお店も開いています(※編注:原稿執筆時点2020年12月14日。その後状況は一変、タイでも新型コロナウイルスの感染拡大が見られます)。

※参考:バンコク近郊で548人感染 抑え込み成功のタイで急増―新型コロナ:時事ドットコム(2020年12月20日配信)

国内感染をほぼ封じ込めているので、タイで暮らす人々の間では安心感が広がっており、マスク着用以外は、ほぼ、コロナ前と同様な生活となっていて、日本人の駐在員家族は年末年始、コロナ前なら日本帰国していたのが、タイの国内旅行をする感じです(※編注:原稿執筆時点2020年12月14日)。

日本への帰国者が相次いでいるフィリピン
フィリピンの方ですが、世界最長のロックダウンと言われるほど、厳しい措置を講じたにもかかわらず、東南アジアでワーストをインドネシアと争うような状態です。

日本のような自粛要請ではなく、外出自体に規制が掛かっていましたので、大変不便な生活となり、僕の知り合いのフィリピン移住していた方、複数が日本に帰国しました。

フィリピンにいては、とてもじゃないが安心・快適な暮らしはできないと判断しての帰国です。

火事場の賄賂要求が横行しているフィリピン
また、知り合いのフィリピン在住者で結婚ビザ保有者の方より、イミグレーション職員から突然、15,000ペソ(3万円)の賄賂を要求され、応じなければ国外追放にする、と脅しを受けたとの報告がありました。

他にも、コンドミニアムの新規テナント入居に伴い、10万円の手数料を要求してきた管理事務所の話など、コロナによる減収を、立場が弱い外国人から埋め合わせようとする行為が目立ってきました。

この点は、タイとの非常に大きな違いで、タイでは、違法行為をしない限り、賄賂を要求されることはほとんどなくなっているのですが、フィリピンではそうはいきません。

フィリピンでは平時から、マニラ空港でスーツケースに銃弾を忍び込ませた上でX線検査をして、見逃す代わりに賄賂を要求することが問題になりましたが(結局、うやむやで終わりました)、コロナでさらにエスカレートしている印象です。

少しでも理不尽なことは許せないという方は、フィリピンは向きませんね。

移住で気になる生活費(食費・居住費・物価)

バンコクでもセブでも「月5万円」暮らすことは可能ですが、それはあくまで、ローカルレベルの生活です。今回はそうではなく、普通の日本人の平均的な暮らしぶりを想定します。

<タイ(バンコク):月20万円で快適生活>
1か月20万円(5万バーツ強)あれば、大きなストレスなく生活できると思います。

コンドミニアム家賃(6万円)、食費(5万円)、水道光熱費通信費(7千円)、残金の約8万円は娯楽や予備費(居酒屋などでの飲酒代含む)という感じですね。

南国のタイにいると、暖房代がかからないなど電気代が非常に安い(1ユニット:4バーツ)です。ワンベッドルーム(35平米)に住んでいた僕の電気代の最高額は、約4,000円/月でした。これはフィリピンの4分の1ほどです。

<フィリピン(セブ):月5万円生活も可能だが…>
バンコクと同じく、1か月20万円(10万ペソ)か、あるいはもうちょっと少なくても生活できます。

コンドミニアム家賃(6万円)、食費(5万円)、水道光熱費通信費(1.5万円)、残金の約6万円は娯楽や予備費です。

フィリピンの電気代は、日本よりも高いです。庶民の家にはエアコン・冷蔵庫・洗濯機がなかったりします。日本人移住者でも、節約派の人は現地の方と同じような生活をして1か月の生活費を5万円以下に抑えたりします。でも、普通の日本からの方は、まずムリですね。

あとは、僕自身のフィリピン生活経験からすると、エアコンが壊れるなどの問題が頻繁に起きて、予想外の出費が発生します。あとは賄賂も出費になります。

ですから、タイよりも予備費は重要になります。予算ぎりぎりで生活していると、何かあったら突然、苦しくなります。

食べ物は日本人の口に合う?
<タイ(バンコク):世界一旨くて安い!※筆者感想>
個人的独断では、庶民レベルの料理が世界一旨くて安いのがタイです。加えて、お米が主食で、ナンプラーという魚醬ベースの味付けが日本人になじみやすいです。

僕自身、タイではほとんど、タイ料理の外食で済ませています。相対的に高い日本食は、よほど食べたくなった時以外は行きません。「日本食いのち!」という人でもまったく心配ないのが、バンコクですね。無数の日本食レストランがあって、レベルも高いです。僕の場合、日本食ならば、自炊で鶏や豚肉と野菜を鍋にして、ポン酢しょうゆで食べるのが好きです。

あと、世界中の人が集まるバンコクですので、ステーキレストランや、イタリアン、フレンチ、アラブ料理などなど、食のバラエティは非常に広く、飽きることはありません。

食事の優先度が高い方は、絶対にバンコクですね。

<フィリピン(セブ):味に難あり?日本食が増えて割高に>
主食は米で、フィリピンの人たちは恐ろしいほど「ごはん」を食べます(若い女性でも、ごはん食べ放題レストランに通います)。しかし、日本人の方で、フィリピン料理がおいしいと言う人は極めて少ないですね…。個人的にも、特に屋台料理は、ちょっと食べられません(かなり、変わった味でも食べられる僕であってもです。

あと、ファストフード店が非常に多いのが特徴ですね。ジョリビー、KFC、マクドナルド、バーガーキングといったお店が、多いところですと50メートル歩けばあります。ですから、ファストフード、アメリカ系の食べ物が好きな人には、とても快適かと思います。

一方、僕の場合は、タイと比べたら、日本食の割合が圧倒的に増え、食費はタイの倍くらいに
なった時期もありました。タイもフィリピンも、ローカルフードなら1食150円くらいです。タイではそれで済ませられるのですが、フィリピンでは無理ですからね。あとは、野菜が高くて、苦しかったですね。ブロッコリーは最低300円、キャベツもそのくらいとかでしたので…。タイは野菜が激安なんで、ここも大きな違いですね。


大気汚染に要注意?タイ・フィリピンの気候は

バンコクもセブも、「年中夏」という感じで、あとは雨期と乾期に分かれるくらいです。

バンコクなら、雨期6月〜11月、乾期12月〜3月、暑期4月〜5月
セブなら、雨期6月〜10月、乾期11月〜5月

という感じです。両方とも乾期が観光のベストシーズンでもあり、湿度が低く過ごしやすいです。春は日本の夏よりも暑くなり、昼間の外出は控えた方がよいくらいですが、夏は日本より涼しいです。

なお、バンコクは冬場に「PM2.5濃度」が上昇し、健康への影響が懸念されるレベルになるときもあります。日本人学校が休校になったこともあったほど。喘息などの疾患をお持ちの方は、注意が必要です。

一方のセブでは、一般的なイメージと異なり、特にセブシティでは排気ガスまみれとなるところが多いです。リゾートエリアのマクタン島(セブ空港がある島)の海沿いのコンドミニアムならば、常に海風が心地よいです。セブにきてまで都会生活を希望する方は少ないと思いますが、住まい周りの空気の綺麗さは重要です。

いずれにしても、日本で生活していますと空気の綺麗さは当たり前ですが、タイやフィリピンの都会では、未だに黒煙をまき散らして走る自動車やバイクがたくさんあります。

タイ人の雰囲気は日本人に近い? 現地の暮らしぶり
<タイ(バンコク):注意すべきは治安よりも「交通事故」>
国民の大部分が仏教徒で、日本人とかなり近い雰囲気があります。周囲の人とあまり、トラブルを起こさない、言い争いをしないで穏やかな人が多いです。道路でも、クラクションを鳴らすことは少なく、道を譲りあうことも多いです。

治安は、日本人女性と小さなお子さんが昼間、街歩きできる位で、普通の生活をしていて怖い思いをすることはありません。

日本でよく報道されている反政府デモですが、日本人の多くが住んでいるスクムビット地区で行われたことはなく、また、事前にデモ会場が告知されるので、そこに近づかなければ、危険な目には遭いません。都市国家の香港とはまったく違います。

注意すべきなのは治安よりも、「交通事故の多さ」ですね。死亡事故は日本の10倍です。とにかく運転が荒い。安全第一ならば、パタヤなど遠出するときには、安心できる日系のレンタカー(運転手付き)サービス利用をおすすめします。

ローカル向けの乗り合いバンに慣れない日本人が乗ったら、具合が悪くなるか、怖くて仕方ない状態になるかもしれません。

<フィリピン(セブ):正直、治安は悪い>
現地の人は、陽気で人懐っこい印象です。英語が公用語なので、片言レベルの日本人の方でも、簡単なコミュニケーションがとりやすいのが、タイと比べた場合のメリットになります(タイは、英語できない人が多いです)。

一方、治安は、正直いって悪いです。日本人女性と小さなお子さんが、ダウンタウンを歩くのは危険です。あと、乗り合いのジープニーでは、スリや強盗に注意が必要。僕自身、携帯電話をすられた経験があります。

リタイアメント移住であれば、現地でトラブルに巻き込まれることはないでしょうが、ビジネスで紛争となり、殺害される日本人が毎年出ていますし、顧問弁護士が殺害されるケースもあります。

また運転マナーもタイと同様、良くないので注意が必要です。


土日・休日の過ごし方

<タイ(バンコク):タイマッサージ2時間で2,000円以下!>
日本よりもはるかに進んでいる大規模ショッピングモール(エムカルティエ、アイコン サイアムなど)で、ショッピング・食事・映画まで冷房が効いた室内で快適に楽しめます。また、タイ国内で楽しい旅行先が多数あります。ゴルフ好きなら毎週ゴルフですし、テニスやサッカーなどのクラブもたくさんあります。

旅行先は、日本人に有名なパタヤだけでなく、王室リゾートとして知られているホアヒン、ワイナリーもある高原リゾートのカオヤイなど、魅力的な観光地がたくさんあって、飽きることはありません。

一方で、特に遠出しなくても、ゆっくり過ごして、午後はタイマッサージを2時間みっちり受けても2,000円もしませんから、病みつきになる人が続出です。

<フィリピン(セブ):海好きならおすすめ!>
セブ移住する人の中で、ダイビング好きは多いですね。近くに綺麗な海がないバンコクとの大きな違いは、ここですね。ダイビング以外にもマリン・アクティビティが色々あるので、海好きな人には良いところです。

ショッピングはマニラほどは洗練されていませんが、アヤラなどのモールはあるので、必要なものは大体そろいます。

セブから近隣のボホール島などにボートが出ていますので、色々な島めぐりも楽しいです。

タイ・フィリピンの医療レベルは?
<タイ(バンコク):まったく心配なし!優れた病院がたくさんある>
まったく心配ないです。タイの医療レベルは高く、世界中からメディカルツーリズム目的に訪れる人がいるくらいです。

日本人居住区には、日本人向けサービスが充実しているサミティベート病院が有名ですし、他にもバンコク病院やバムルングラード病院など、優れた病院がたくさんあります。

一方で、歯科治療など、言葉の問題もあって、日本に帰国したときに集中して治療を受ける、という人も多いです。要は、急病の際には心配ないが、急がない治療、特に手術が発生する場合には、日本で保険治療を受けるのが良いです。

3か月に1度、日本に帰国するなら、クレジットカードの海外旅行傷害保険でほとんど全額カバーされます(これはフィリピンも同じです)。

<フィリピン(セブ):基礎疾患がある方は慎重に>
日本人デスクがある病院に近ければよいですが(セブ ドクターズ病院)、ローカル庶民レベルの病院となると、正直怖いです。

タイのように他国から医療目的でフィリピンに来る人はいません。医療レベルは低いのに、医療費は超高額だからです。ですから、基礎疾患がある方がフィリピン移住というのは、慎重に下調べする必要があります。ちょっとした病気で数百万円の請求とか、十分にあり得ますので。

僕個人の経験では、マニラのマカティ メディカルに常駐しているジャパン・ヘルプ・デスクさんには、さんざんお世話になりました。ここは、完全に日本クオリティの対応で、スタッフさんのご尽力に頭が下がる思いでした。


子どもの教育環境は十分か?

<タイ(バンコク):選択肢は多い。英語教育目的なら難あり>
日本人学校でもインターナショナルスクールでも選択肢は豊富で、インターだと欧米人の子弟の姿を電車などで見かけます。親の送り迎えなしで、ショッピングモールで買い物したりもできているので、それだけバンコクは治安が良いという証拠になりますね。

学校の充実さと治安は問題ないのですが、一方で、タイでは英語は公用語でないので、英語教育目的ならば、マレーシア移住の方がよろしいでしょうね。実際、同じ目的のご家庭はマレーシアが圧倒的に多いです。知り合いで、マレーシアの中学校から慶應ニューヨーク高に入学できた、という事例もありました。

<フィリピン(セブ):教育面では期待できない?>
英語教育という面では魅力ですが、治安の面と学校全般のクオリティは高くないので、まったくフィリピンと関わりない場合の教育移住は、正直おすすめしません。マレーシアの方がいいでしょうね。

コロナでほとんどの学校がオンライン授業となっていますが、正直なところ、フィリピンの教育への優先度は高くないです。かんたんな計算さえできない大人がたくさんいるのですが、それだけ教育水準が低いということです。

日本人にフィリピン不動産を売りたい業者は、「英語ができるから教育水準が高い」みたいなPRをします。しかし、英語以外の能力は非常に低いというのが実情です。

能力が高い医師や専門職は、外国に出てしまいがちです。

移住手続きの難易度
<タイ:ビザは取得しやすい>
ロングステイビザが取れる50歳未満の場合、タイランドエリートが最も容易に取れるビザですが、観光ビザという選択肢もあります。

家族の帯同有無や移住目的にもよりますが、ビザが取れないということはほとんど考えられません。裏金も不要です。

<フィリピン:賄賂での不法入国が問題化。コロナ禍で難易度上昇も>
SRRV(特別居住退職者ビザ)というリタイアメントビザが35歳以上ならば取得できるもので、私自身2014年に取得しました。しかし、現在は新規発給は停止となっています。

理由は、中国人の取得者が、リタイアメントビザなのにもかかわらず、オンラインカジノで大量に労働していたことが議会で批判され、見直しが行われているからです。

加えて、イミグレーションで大量の賄賂での不法入国が内部告発され、外国人の入国自体が厳しくなっているところに、コロナが発生していますので、移住というか、フィリピンへのビザなし入国自体、2021年中には無理では?という声もあるくらいです。

一方、既存のSRRV保有者であっても、フィリピン人配偶者がいなければ入国できない状態であり、正直なところ、ビザの意味ないのでは?という感じです。

タイでは、手続きは必要ですが、ビザの権利は維持されています。それと比べるとフィリピンは万事、制度は不安定で信頼性は低いです。


価値観や優先順位はそれぞれ。目的を持って移住を
様々な検討要素はありますが、“人”が関わるかかわるならば、それが最優先となりますね。

例えば、フィリピン人の彼女ができて、追いかけていくという場合。他の国と比較するのは無意味なわけで、フィリピンにどうやって移住するか?あるいは、移住自体が妥当なのか?を検討する必要があるということです。

また、逆に言えば、多少の不便とかがあっても、好きな人と一緒に過ごせるなら、それが幸せということもあります。

みなさん、それぞれの価値観や優先順位があると思います。それに従うのが一番、大事ですね。

72. 2021年1月13日 18:07:16 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[23] 報告
海外リタイア生活は疲れる。タイ移住経験者が帰国して除雪作業をする理由=栗原将
2021年1月13日
https://www.mag2.com/p/money/1007267

アーリーリタイア生活を望む声が多く聞かれますが、経験した僕の考えは「完全リタイアはおすすめしない」です。現在、北海道の除雪作業を行っており、「肉体労働バンザイ」という心境です。(『海外投資とネットビジネスで海外移住、ハッピーライフ』栗原将)


リタイア生活は疲れる

2012年に会社員を辞め、タイに移住してからもうすぐ10年になります。

この10年の中で、株や為替の画面を見る以外、ほとんど何もしない時期がありました。お金は増えていったのですが、正直、再び、あの頃のような生活に戻ろうとは思っていません。

その理由は、直接、人から感謝される実感がなく、「生きがいを感じなかった」からです。

ここで僕が言いたいのは、株や為替トレーダーが悪とか、社会貢献していないという意味ではまったくありません。

トレードにより、証券会社や取引会社に利益を与えていますし、株を購入することは企業に投資することですから、そこで十分な社会貢献になっています。

しかし、自宅にこもって、対話するのは画面だけ、人間とはチャットだけのやりとりを続けている中で、健全な心身状況を維持するのはなかなか大変なことが分かったのです。

「肉体労働バンザイ」と思う現在の心境
昨年末から日本に一時帰国し、北海道・旭川に来て、除雪作業をやっています。

依頼主の多くは一般家庭で、自宅ガレージや玄関が雪で埋まってしまい、生活がままならなくなった人たちです。

ある意味、ライフラインでもあります。ですから、行く先々で大変に感謝されます。

おまけのストーリーですが、除雪費用に加え、お礼としてジュースやらおやつなどをあちこちでもらいます。特に多いのが「みかん」で、食べても食べても減りません(笑)。

このように感謝されつつ、除雪作業では、重機では取り切れない雪を手作業でかき集めたりする
作業があります。これはまさに肉体労働で、かなり体力を使います。

ですから、朝から夕方まで数軒回って帰宅したら、肉体的にはドッと疲れを感じる。

でも、デスクワークでの疲れと違って、美味しい夕ご飯と日本酒などの美味しいお酒で一息ついたら、ぐっすり眠れてしまいます。

バンコクでも日本酒は買えますが、だいたい3〜4倍の値段ですし、生酒の限定品などは手に入りません。ですから、日本は天国です。

そして、朝、すっきり目覚めたら、また除雪に向かう毎日。

「好きな仕事をするための投資」という考え方
ただ、除雪だけでは、1年間の生活費は賄えません。せいぜい、12月から翌年2月までしか除雪需要はありませんからね。

この点に対する解決方法のひとつが、日ごろから投資などでお金を稼ぐ・増やすスキルを持っておくこと。

そのうえで、自分が本当に好きな仕事、やりがいを感じられる仕事に取り組むのは、アリだなあと感じています。

以前、老後資金2,000万円問題が報道されました。報道に惑わされ、「どうしよう、どうしよう」と不安になってもまったく意味はありません。

個人的には、「不足だとしても、生活費くらい稼げる仕事を今から探しておけばいいだけだ」このように考えています。

73. 中川隆[-8305] koaQ7Jey 2021年1月13日 18:13:16 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[24] 報告
2021年のアジア海外移住事情〜タイ・フィリピン、リタイア生活の理想と現実とは=栗原将
2021年1月1日
https://www.mag2.com/p/money/1002382


新型コロナにより国をまたいだ移動制限が続いていますが、タイやフィリピンといった東南アジアへの海外移住へのニーズは依然として高いものがあります。新型コロナを踏まえた2021年、筆者自身が居住経験のあるタイとフィリピンへの移住について、どのように考えて行動すれば良いのかを解説します。(『海外投資とネットビジネスで海外移住、ハッピーライフ』栗原将)

フィリピンへの移住は無理? 2021年は準備・リサーチの期間

新型コロナ感染拡大の影響により、国をまたいだ移動制限が続いています。とはいえ、タイやフィリピンといった東南アジアへの海外移住へのニーズは依然として高いものがあります。

今回は、新型コロナを踏まえた2021年、筆者自身が居住経験のあるタイとフィリピンへの移住について、どのように考えて行動すれば良いのかを解説します。

タイについては、特別観光ビザの発給に加え、要求されている手続きを満たして入国許可を得られれば入国できる状況にありました(※編注:原稿執筆時点2020年12月14日。2020年末にかけてタイ国内でも感染拡大が見られますので、最新の状況は在タイ日本国大使館ほか公的機関の情報をご確認ください)。とはいえ、14日間の強制ホテル隔離があり、タイ入国には50万円以上の費用が掛かると考えるべきです。

またフィリピンは2020年12月現在、クオータビザ保有者、配偶者がフィリピン人ですでにSRRVや結婚ビザなどを保有している人、ビジネス関係で特別に政府から入国許可が出た人以外は、入国自体が認められていない状態です。

そして、ここからは今後の予測になりますが、フィリピンは2021年になっても相当厳しい入国制限が続き、これまで日本人の特権だったビザ無し入国は2021年中は不可、タイについても2021年
秋以降になる可能性が高いです。

いずれにしても、コロナ前のように、気軽に旅行できる状態ではないので、事実上、2021年は
海外移住の準備期間・リサーチ期間と考えておくのが妥当ですね。

新型コロナで見えてきた、タイとフィリピン両国の真実を語ります。

国内感染を封じ込めていたタイ、しかし…
タイは、台湾、ニュージーランドの次のレベルで国内感染を封じ込めており、2020年12月14日現在、タイ国内の移動制限もなく、外国人観光客向けの店は閑散としていますが、夜のお店も開いています(※編注:原稿執筆時点2020年12月14日。その後状況は一変、タイでも新型コロナウイルスの感染拡大が見られます)。

※参考:バンコク近郊で548人感染 抑え込み成功のタイで急増―新型コロナ:時事ドットコム(2020年12月20日配信)

国内感染をほぼ封じ込めているので、タイで暮らす人々の間では安心感が広がっており、マスク着用以外は、ほぼ、コロナ前と同様な生活となっていて、日本人の駐在員家族は年末年始、コロナ前なら日本帰国していたのが、タイの国内旅行をする感じです(※編注:原稿執筆時点2020年12月14日)。

日本への帰国者が相次いでいるフィリピン
フィリピンの方ですが、世界最長のロックダウンと言われるほど、厳しい措置を講じたにもかかわらず、東南アジアでワーストをインドネシアと争うような状態です。

日本のような自粛要請ではなく、外出自体に規制が掛かっていましたので、大変不便な生活となり、僕の知り合いのフィリピン移住していた方、複数が日本に帰国しました。

フィリピンにいては、とてもじゃないが安心・快適な暮らしはできないと判断しての帰国です。

火事場の賄賂要求が横行しているフィリピン
また、知り合いのフィリピン在住者で結婚ビザ保有者の方より、イミグレーション職員から突然、15,000ペソ(3万円)の賄賂を要求され、応じなければ国外追放にする、と脅しを受けたとの報告がありました。

他にも、コンドミニアムの新規テナント入居に伴い、10万円の手数料を要求してきた管理事務所の話など、コロナによる減収を、立場が弱い外国人から埋め合わせようとする行為が目立ってきました。

この点は、タイとの非常に大きな違いで、タイでは、違法行為をしない限り、賄賂を要求されることはほとんどなくなっているのですが、フィリピンではそうはいきません。

フィリピンでは平時から、マニラ空港でスーツケースに銃弾を忍び込ませた上でX線検査をして、見逃す代わりに賄賂を要求することが問題になりましたが(結局、うやむやで終わりました)、コロナでさらにエスカレートしている印象です。

少しでも理不尽なことは許せないという方は、フィリピンは向きませんね。


移住で気になる生活費(食費・居住費・物価)
バンコクでもセブでも「月5万円」暮らすことは可能ですが、それはあくまで、ローカルレベルの生活です。今回はそうではなく、普通の日本人の平均的な暮らしぶりを想定します。

<タイ(バンコク):月20万円で快適生活>
1か月20万円(5万バーツ強)あれば、大きなストレスなく生活できると思います。

コンドミニアム家賃(6万円)、食費(5万円)、水道光熱費通信費(7千円)、残金の約8万円は娯楽や予備費(居酒屋などでの飲酒代含む)という感じですね。

南国のタイにいると、暖房代がかからないなど電気代が非常に安い(1ユニット:4バーツ)です。ワンベッドルーム(35平米)に住んでいた僕の電気代の最高額は、約4,000円/月でした。これはフィリピンの4分の1ほどです。

<フィリピン(セブ):月5万円生活も可能だが…>
バンコクと同じく、1か月20万円(10万ペソ)か、あるいはもうちょっと少なくても生活できます。

コンドミニアム家賃(6万円)、食費(5万円)、水道光熱費通信費(1.5万円)、残金の約6万円は娯楽や予備費です。

フィリピンの電気代は、日本よりも高いです。庶民の家にはエアコン・冷蔵庫・洗濯機がなかったりします。日本人移住者でも、節約派の人は現地の方と同じような生活をして1か月の生活費を5万円以下に抑えたりします。でも、普通の日本からの方は、まずムリですね。

あとは、僕自身のフィリピン生活経験からすると、エアコンが壊れるなどの問題が頻繁に起きて、予想外の出費が発生します。あとは賄賂も出費になります。

ですから、タイよりも予備費は重要になります。予算ぎりぎりで生活していると、何かあったら突然、苦しくなります。

食べ物は日本人の口に合う?
<タイ(バンコク):世界一旨くて安い!※筆者感想>
個人的独断では、庶民レベルの料理が世界一旨くて安いのがタイです。加えて、お米が主食で、ナンプラーという魚醬ベースの味付けが日本人になじみやすいです。

僕自身、タイではほとんど、タイ料理の外食で済ませています。相対的に高い日本食は、よほど食べたくなった時以外は行きません。「日本食いのち!」という人でもまったく心配ないのが、バンコクですね。無数の日本食レストランがあって、レベルも高いです。僕の場合、日本食ならば、自炊で鶏や豚肉と野菜を鍋にして、ポン酢しょうゆで食べるのが好きです。

あと、世界中の人が集まるバンコクですので、ステーキレストランや、イタリアン、フレンチ、アラブ料理などなど、食のバラエティは非常に広く、飽きることはありません。

食事の優先度が高い方は、絶対にバンコクですね。

<フィリピン(セブ):味に難あり?日本食が増えて割高に>
主食は米で、フィリピンの人たちは恐ろしいほど「ごはん」を食べます(若い女性でも、ごはん食べ放題レストランに通います)。しかし、日本人の方で、フィリピン料理がおいしいと言う人は極めて少ないですね…。個人的にも、特に屋台料理は、ちょっと食べられません(かなり、変わった味でも食べられる僕であってもです。

あと、ファストフード店が非常に多いのが特徴ですね。ジョリビー、KFC、マクドナルド、バーガーキングといったお店が、多いところですと50メートル歩けばあります。ですから、ファストフード、アメリカ系の食べ物が好きな人には、とても快適かと思います。

一方、僕の場合は、タイと比べたら、日本食の割合が圧倒的に増え、食費はタイの倍くらいに
なった時期もありました。タイもフィリピンも、ローカルフードなら1食150円くらいです。タイではそれで済ませられるのですが、フィリピンでは無理ですからね。あとは、野菜が高くて、苦しかったですね。ブロッコリーは最低300円、キャベツもそのくらいとかでしたので…。タイは野菜が激安なんで、ここも大きな違いですね。

大気汚染に要注意?タイ・フィリピンの気候は
バンコクもセブも、「年中夏」という感じで、あとは雨期と乾期に分かれるくらいです。

バンコクなら、雨期6月〜11月、乾期12月〜3月、暑期4月〜5月
セブなら、雨期6月〜10月、乾期11月〜5月

という感じです。両方とも乾期が観光のベストシーズンでもあり、湿度が低く過ごしやすいです。春は日本の夏よりも暑くなり、昼間の外出は控えた方がよいくらいですが、夏は日本より涼しいです。

なお、バンコクは冬場に「PM2.5濃度」が上昇し、健康への影響が懸念されるレベルになるときもあります。日本人学校が休校になったこともあったほど。喘息などの疾患をお持ちの方は、注意が必要です。

一方のセブでは、一般的なイメージと異なり、特にセブシティでは排気ガスまみれとなるところが多いです。リゾートエリアのマクタン島(セブ空港がある島)の海沿いのコンドミニアムならば、常に海風が心地よいです。セブにきてまで都会生活を希望する方は少ないと思いますが、住まい周りの空気の綺麗さは重要です。

いずれにしても、日本で生活していますと空気の綺麗さは当たり前ですが、タイやフィリピンの都会では、未だに黒煙をまき散らして走る自動車やバイクがたくさんあります。

タイ人の雰囲気は日本人に近い? 現地の暮らしぶり
<タイ(バンコク):注意すべきは治安よりも「交通事故」>
国民の大部分が仏教徒で、日本人とかなり近い雰囲気があります。周囲の人とあまり、トラブルを起こさない、言い争いをしないで穏やかな人が多いです。道路でも、クラクションを鳴らすことは少なく、道を譲りあうことも多いです。

治安は、日本人女性と小さなお子さんが昼間、街歩きできる位で、普通の生活をしていて怖い思いをすることはありません。

日本でよく報道されている反政府デモですが、日本人の多くが住んでいるスクムビット地区で行われたことはなく、また、事前にデモ会場が告知されるので、そこに近づかなければ、危険な目には遭いません。都市国家の香港とはまったく違います。

注意すべきなのは治安よりも、「交通事故の多さ」ですね。死亡事故は日本の10倍です。とにかく運転が荒い。安全第一ならば、パタヤなど遠出するときには、安心できる日系のレンタカー(運転手付き)サービス利用をおすすめします。

ローカル向けの乗り合いバンに慣れない日本人が乗ったら、具合が悪くなるか、怖くて仕方ない状態になるかもしれません。

<フィリピン(セブ):正直、治安は悪い>
現地の人は、陽気で人懐っこい印象です。英語が公用語なので、片言レベルの日本人の方でも、簡単なコミュニケーションがとりやすいのが、タイと比べた場合のメリットになります(タイは、英語できない人が多いです)。

一方、治安は、正直いって悪いです。日本人女性と小さなお子さんが、ダウンタウンを歩くのは危険です。あと、乗り合いのジープニーでは、スリや強盗に注意が必要。僕自身、携帯電話をすられた経験があります。

リタイアメント移住であれば、現地でトラブルに巻き込まれることはないでしょうが、ビジネスで紛争となり、殺害される日本人が毎年出ていますし、顧問弁護士が殺害されるケースもあります。

また運転マナーもタイと同様、良くないので注意が必要です。

土日・休日の過ごし方
<タイ(バンコク):タイマッサージ2時間で2,000円以下!>
日本よりもはるかに進んでいる大規模ショッピングモール(エムカルティエ、アイコン サイアムなど)で、ショッピング・食事・映画まで冷房が効いた室内で快適に楽しめます。また、タイ国内で楽しい旅行先が多数あります。ゴルフ好きなら毎週ゴルフですし、テニスやサッカーなどのクラブもたくさんあります。

旅行先は、日本人に有名なパタヤだけでなく、王室リゾートとして知られているホアヒン、ワイナリーもある高原リゾートのカオヤイなど、魅力的な観光地がたくさんあって、飽きることはありません。

一方で、特に遠出しなくても、ゆっくり過ごして、午後はタイマッサージを2時間みっちり受けても2,000円もしませんから、病みつきになる人が続出です。

<フィリピン(セブ):海好きならおすすめ!>
セブ移住する人の中で、ダイビング好きは多いですね。近くに綺麗な海がないバンコクとの大きな違いは、ここですね。ダイビング以外にもマリン・アクティビティが色々あるので、海好きな人には良いところです。

ショッピングはマニラほどは洗練されていませんが、アヤラなどのモールはあるので、必要なものは大体そろいます。

セブから近隣のボホール島などにボートが出ていますので、色々な島めぐりも楽しいです。

タイ・フィリピンの医療レベルは?
<タイ(バンコク):まったく心配なし!優れた病院がたくさんある>
まったく心配ないです。タイの医療レベルは高く、世界中からメディカルツーリズム目的に訪れる人がいるくらいです。

日本人居住区には、日本人向けサービスが充実しているサミティベート病院が有名ですし、他にもバンコク病院やバムルングラード病院など、優れた病院がたくさんあります。

一方で、歯科治療など、言葉の問題もあって、日本に帰国したときに集中して治療を受ける、という人も多いです。要は、急病の際には心配ないが、急がない治療、特に手術が発生する場合には、日本で保険治療を受けるのが良いです。

3か月に1度、日本に帰国するなら、クレジットカードの海外旅行傷害保険でほとんど全額カバーされます(これはフィリピンも同じです)。

<フィリピン(セブ):基礎疾患がある方は慎重に>
日本人デスクがある病院に近ければよいですが(セブ ドクターズ病院)、ローカル庶民レベルの病院となると、正直怖いです。

タイのように他国から医療目的でフィリピンに来る人はいません。医療レベルは低いのに、医療費は超高額だからです。ですから、基礎疾患がある方がフィリピン移住というのは、慎重に下調べする必要があります。ちょっとした病気で数百万円の請求とか、十分にあり得ますので。

僕個人の経験では、マニラのマカティ メディカルに常駐しているジャパン・ヘルプ・デスクさんには、さんざんお世話になりました。ここは、完全に日本クオリティの対応で、スタッフさんのご尽力に頭が下がる思いでした。

子どもの教育環境は十分か?
<タイ(バンコク):選択肢は多い。英語教育目的なら難あり>
日本人学校でもインターナショナルスクールでも選択肢は豊富で、インターだと欧米人の子弟の姿を電車などで見かけます。親の送り迎えなしで、ショッピングモールで買い物したりもできているので、それだけバンコクは治安が良いという証拠になりますね。

学校の充実さと治安は問題ないのですが、一方で、タイでは英語は公用語でないので、英語教育目的ならば、マレーシア移住の方がよろしいでしょうね。実際、同じ目的のご家庭はマレーシアが圧倒的に多いです。知り合いで、マレーシアの中学校から慶應ニューヨーク高に入学できた、という事例もありました。

<フィリピン(セブ):教育面では期待できない?>
英語教育という面では魅力ですが、治安の面と学校全般のクオリティは高くないので、まったくフィリピンと関わりない場合の教育移住は、正直おすすめしません。マレーシアの方がいいでしょうね。

コロナでほとんどの学校がオンライン授業となっていますが、正直なところ、フィリピンの教育への優先度は高くないです。かんたんな計算さえできない大人がたくさんいるのですが、それだけ教育水準が低いということです。

日本人にフィリピン不動産を売りたい業者は、「英語ができるから教育水準が高い」みたいなPRをします。しかし、英語以外の能力は非常に低いというのが実情です。

能力が高い医師や専門職は、外国に出てしまいがちです。

移住手続きの難易度
<タイ:ビザは取得しやすい>
ロングステイビザが取れる50歳未満の場合、タイランドエリートが最も容易に取れるビザですが、観光ビザという選択肢もあります。

家族の帯同有無や移住目的にもよりますが、ビザが取れないということはほとんど考えられません。裏金も不要です。

<フィリピン:賄賂での不法入国が問題化。コロナ禍で難易度上昇も>
SRRV(特別居住退職者ビザ)というリタイアメントビザが35歳以上ならば取得できるもので、私自身2014年に取得しました。しかし、現在は新規発給は停止となっています。

理由は、中国人の取得者が、リタイアメントビザなのにもかかわらず、オンラインカジノで大量に労働していたことが議会で批判され、見直しが行われているからです。

加えて、イミグレーションで大量の賄賂での不法入国が内部告発され、外国人の入国自体が厳しくなっているところに、コロナが発生していますので、移住というか、フィリピンへのビザなし入国自体、2021年中には無理では?という声もあるくらいです。

一方、既存のSRRV保有者であっても、フィリピン人配偶者がいなければ入国できない状態であり、正直なところ、ビザの意味ないのでは?という感じです。

タイでは、手続きは必要ですが、ビザの権利は維持されています。それと比べるとフィリピンは万事、制度は不安定で信頼性は低いです。

価値観や優先順位はそれぞれ。目的を持って移住を
様々な検討要素はありますが、“人”が関わるかかわるならば、それが最優先となりますね。

例えば、フィリピン人の彼女ができて、追いかけていくという場合。他の国と比較するのは無意味なわけで、フィリピンにどうやって移住するか?あるいは、移住自体が妥当なのか?を検討する必要があるということです。

また、逆に言えば、多少の不便とかがあっても、好きな人と一緒に過ごせるなら、それが幸せということもあります。

みなさん、それぞれの価値観や優先順位があると思います。それに従うのが一番、大事ですね。

74. 中川隆[-7025] koaQ7Jey 2021年2月28日 08:12:41 : 1vS4Oaq6as : UVJJTWxKQ3EwUUU=[6] 報告
02-28 マスコミが避けている話題のひとつはコレでしょう
2021/02/28



75. 2021年7月20日 10:45:22 : PyEbk2yR7o : cU1ic1FSWXJYZU0=[17] 報告

2021年07月20日
日本の衰退と新興国の成長で”外こもり”が難しくなった
http://www.thutmosev.com/archives/86323388.html


日本の衰退とアジアの成長で、タイなどの物価は高くなった


日本の衰退で相対的にアジアは高くなった

2008年に外こもりのススメという海外移住の本を書いた著者が、2014年に知り合いの日本人とトラブルになり亡くなった。

この頃から年金で海外移住とか、税金の安い国に住んで不動産や株式投資する人が増え始めた。

これ以前はいわゆるバックパーの若者がバンコクなどの安宿に長期間滞在する例があった。

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貧乏旅行の末に現地の安宿に住み着くのを”沈没”と言い、誇らしげに語ったりする。

インドやネパールや東南アジアを放浪した末に、カンボジアやタイなどに落ち着く人が多い。

日本の不況が長期化するにつれて、本格的に海外に移住する人が増えてきました。


お金持ちに人気なのはシンガポールで、投資や所得にかかる税金が安いので、投資家の人が多い。

ただお金持ち優遇をはっきり打ち出しているので、中間層以下の人にはそれほど魅力的ではない。

年金受給者がマレーシアとかタイに移住し余生を過ごす人が増え、物価が安くて良いと宣伝していた。


だが日本の衰退と新興国の成長で、相対的に経済格差が小さくなり、日本よりすごく安い訳ではない。

タイで最低限ではないゲストハウスや格安ホテルでは、今時一泊1000円から3000円はします。

中級ホテルは3000円以上、旅行サイトお勧めのホテルには1万円以上のホテルが出てくると思います。

日本人はもう東南アジアでお金持ちではない

日本でもドヤ街と呼ばれる街には2000円とか3000円の安宿があり、ネットカフェの個室深夜12時間パックは2500円程度です。

ネットカフェの9時間パックは2000円以下なので、条件によってはタイより日本の宿泊費用は安くなる。

海外移住や外こもりは日本の経済力が移住先より遥かに高いのが前提で、日本で得た金を移住先で使う。


収入源は年金や退職金や貯金だったり、現地でネット収入でだったりするが、基本は日本の経済力による収入です。

以前は日本で一か月働けば中国やタイの1年分以上の収入だったが、今はそうではない。

1人当たりGDPは日本は4万ドル、タイは7800ドル、中国は1万ドルで4倍から5倍の差があります。


すると日本の年収分の貯金を持って行って暮らせるのは4、5年、物価が安いともう少し長く暮らせる。

その物価ですが屋台で作り立ての定食だと300円台くらい、日本で牛丼セットを食べると600円台なので半額という所です。

東南アジアは物価が超安いとテレビやユーチューバーは言いますが、実際には「食えたものじゃない」レベルは安いです。


気温35度でパックした総菜を屋台で売っていますが、300円もらっても食べたくないです。

現地に移住した人の話だと、現地人の暮らしをできれば安いが、日本の暮らしをすると日本より高くつくそうです。

日本から1000万円とかを持っていくとプール付きの豪邸に住んで、メイトやスタッフが世話してくれるような楽園はどこにもないです。

http://www.thutmosev.com/archives/86323388.html

76. 中川隆[-10829] koaQ7Jey 2024年4月23日 11:55:41 : 97ssQFLvlr : Tk82U3JMSzBZeGs=[2] 報告
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日本そのものが「ソフト老害」になっている…タイ長期滞在で痛感した「貧乏で老人ばかりの国・日本」の凋落ぶり
「暗い未来」を子に残そうとする愚
中川 淳一郎
https://president.jp/articles/-/79398?cx_referrertype=yahoo&yhref=20240417-00080597-president-bus_all


日本はこれからどうなるのか。ライター・編集者の中川淳一郎さんは「今年2月から1カ月ほどタイに長期滞在して、日本の衰退ぶりをあらためて痛感した。いまの日本は硬直性が高く、高齢者ばかり優遇される社会となっていて、このままでは明るい未来は描けない」という――。


タイの長期滞在で感じた日本の「凋落」

昨年に続き、今年も2月初旬から3月初旬にかけてタイに長期滞在した。その間に人口約1億2500万人の日本が「2023年のドル建て名目GDPで人口8200万人のドイツに抜かれ、世界4位に後退」という報道を目にした。また、昨年末に報道されたところによると、2022年、日本の1人あたり名目GDPはOECDに加盟する38カ国中21位で、G7ではイタリアを下回る最下位だったという。


見事なまでの凋落っぷりだが、タイで過ごしてみるとそれが肌感覚でもわかってくる。なにしろ主要な繁華街で、日本人観光客の姿をとんと見かけなかったのだから。

本稿では、現在のバンコクの様子に加えて、2006年のバンコクの様子も振り返っていく。2000年代、タイでは日本人の旅行者が数多く見受けられた。とくに若者が多かった。当時、私は編集を担当していた雑誌『テレビブロス』で、「ワールドカップはタイで見よう!」というテーマの特集記事を作ったのだが、そのくらい若者のタイ旅行需要は高かったのだ。

私がタイに初めて訪れたのは2000年のこと。すぐに魅了されて時間を見つけては出向くようになり、たまたま開催時期が重なった2002年のFIFAワールドカップ日韓大会は、バンコクのバーで観戦した。これが、たまらなくよかった。タイに来ていた世界中の人々と一緒に、店のテレビで熱狂的に観戦するスタイルがすっかり気に入ってしまい、2006年大会ではその観戦スタイルを日本の読者に提案したかったのだ。

20年ほど前のタイ物価事情

当時、『テレビブロス』は1冊210円だったと記憶している。読者は基本的に、個性的な連載陣やユニークな特集企画を目当てにしたサブカル好き、もしくは新聞を取る余裕がないので「ひとまずテレビ欄だけほしい」といった人々が中心だった。『BRUTUS』や『pen』、『25ans』といったお金に余裕のある人が読む雑誌とは性質が違うにもかかわらず、私は『テレビブロス』の読者に向けて、タイ旅行とタイで楽しむサッカー観戦という提案をしたのだ。

別の言い方をするなら、当時の日本人であれば、タイに一週間程度は余裕で滞在できたのである。そのころ、タイの通貨・バーツは1バーツ3円台の前半(現在は約4円)で、街角の食堂でタイ米におかずをかけたものは25バーツだった。ラーメンも25〜30バーツほど。私が宿泊していたホテルは、世界中のヒッピー的な人々が集うカオサンロード近くに立地しており、ツインルームで1泊300バーツ。友人と2人で泊まったため、1人500円以下である。もちろん高級ホテルや洒落たレストランもあったが、そうした施設を選ばなければ、そうとう安価に滞在を楽しめた。


タイの物価は確実に上昇している

私は2023年と2024年の2年間連続でタイに長期滞在したが、物価は確実に上がっている。去年、アイリッシュパブでタイガービール(シンガポール)の1パイントを頼むと、ハッピーアワーは90バーツだった。が、今年は110バーツに値上がりしていた。

食事にしても、サービス料が取られるような店で一人あたりビール2本ほど飲むと、2人分の支払いが6000〜8000円になるなんて当たり前。これでは日本とあまり変わらない。ホテルの料金も10%ほどは上がった印象だ。

寺など観光施設の料金も高騰が激しい。寝釈迦で知られるワット・ポーの拝観料は、2006年ごろは100バーツだったが、昨年には200バーツに上がっていた。さらに、2024年1月1日からは300バーツになった。ちなみにタイ人は無料である。

また「暁の寺」としても知られるワットアルンについては、チャオプラヤー川を渡るための船代がかつて2バーツだったところ、4バーツ、5バーツと値上がりが続き、先日訪れた際には10バーツになっていた。加えて、以前はワットアルンの近くに行くだけなら入場無料だったのだが、現在は船から降りるときに一律で100バーツを徴収されるようになっている。


バンコクのOLは20年前の日本で見かけたような雰囲気

こうしたカネを欧米人は抵抗なく支払っている。だが、もともとタイを含めた東南アジアを「物価がとにかく安く、気軽に楽しめる国々」と捉え、最大の魅力はリーズナブルさだと思っていた日本人からすると、もはや高級な旅行先である。寺の拝観料が「タイ人は無料/外国人は有料」といった差だけでなく、「タイ人が中心の飲食店」と「外国人も多い飲食店」などでも激しい価格差が目に付くようになった。

そして、若干の敗北感すらおぼえてしまうのが、昨年や今年のタイ滞在で透けて見えてきたタイの人々のフトコロ事情だ。明らかにタイ人の懐も潤っていると、日々感じていた。たとえば、オフィスビルに入っているスターバックスをはじめとしたコーヒーチェーンで、フラペチーノなどを平然と買う20〜30代OLの姿を頻繁に目にする。そうしたドリンク類は500〜800円ほどで、モノによっては日本よりも高い。

現状、タイの給与水準は日本よりも低いのだが、人々の暮らしぶりや街が放つ雰囲気は活気に満ちあふれている。人々は海外ハイブランドの商品を手にするのがステータスと感じているのか、それらを携えてエレベーターに乗り、颯爽とオフィスに入っていく。

2000年代前半あたりによく見かけた日本のOLのような気合の入れ方というか、仕事もプライベートもスマートにこなす、トレンディなワーキングウーマン的世界観がタイのOLたちにも広まっている。夜になれば、ビールが1杯1000円するような高級店にも彼女たちは臆することなく入店し、仲間とディナーを楽しむ(それほど酒は飲まないが、料理もそこそこの値段はする)。

若さや勢いに溢れる成長国と、老人ばかりの衰退国

タイにはもう、日本の背中が見えているのだろうな……と思わずにはいられないわけだが、特筆すべきは両国の年齢中央値である。アメリカの中央情報局(CIA)が発表した2023年のデータでは、年齢の中央値は日本が世界3位で49.5歳と高齢。一方、タイは53位で41歳。2024年は団塊ジュニアが50歳を越えているだけに、中央値はさらに上昇することだろう。

この約10歳の差はデカい。日本の団塊ジュニアが70歳を迎える約20年後、さすがにタイの農村といった地方部はさておき、都市部の労働者の給料水準は日本を追い抜いている可能性もあるだろう。これから成熟していこうとする国と、老人ばかりが増えていく高齢国で競争するのは、何事も困難なものだ。


しかも、日本はさまざまな分野で業界団体の思惑が絡んだガッチガチの規制が存在するため、今後の成長も期待できない。その象徴がタクシー業界だ。海外にかなり後れを取っていたライドシェアの導入議論がようやく進み、2024年4月に日本でも解禁される運びだが、議論の過程においてタクシー業界は既得権を守りたいのか、あれこれと反発。結局、タクシー会社の管理下で運営され、値段もタクシー並みとなる。インバウンドの増加などでタクシーが足りない状態ながら、なんとも中途半端な決定である。

不合理な規制のないタイはライドシェアでも日本の先をいく
タイにはこんな不合理な規制はない。その象徴は、2012年にマレーシアで誕生した配車アプリ「Grab(グラブ)」である。1982年生まれの若き経営者、アンソニー・タン氏が開発したこのアプリは東南アジアを席巻。極めて便利なサービスだし、利用者(運転手と乗客)にとってメリットしかない。個人とタクシー会社の両方がGrabに参画しているが、個人にとっては本業・副業のどちらでも活用可能で、タクシー会社にしてもさらなる顧客獲得につながる。

乗客からすると、悪評高いタイのタクシーに乗らずに済むのも利点だ。タイのタクシーはとにかく面倒くさい。停車したタクシーの助手席の窓を開けてもらって行き先を伝え、運転手の提示した金額に納得すれば交渉成立。あるいは止まった車に乗り込んで行き先を伝え、相手が言い値をふっかけてきても「メーターメーター」と強く主張し、確実にメーターを稼働させないと正規料金で乗ることもままならない。しかしながら「それじゃダメだ!」とドライバーから追い返されたり、わざと遠回りされたりすることも少なくない。そもそも道を知らなかったり、あとになって交渉金額を覆したりと、信用ならない運転手も残念ながら多い。

その点Grabであれば、道はスマホ画面に表示されているし、相手も行き先がわかったうえで申請を承認しているので確実性は高い。料金はGrabのアプリ上で事前に決めた額がクレジットカードで決済される。メーター料金より少々割高なものの、余計なストレスがないというのは大きな利点で、金額の負担感を補って余りあるほど快適に移動できる。

コロナワクチン接種に絡んだ規制と、背後にある利権

規制に関連して付言すれば、日本では新型コロナウイルスのワクチン接種についても、当初は医師もしくは医師の指示の下で保健師、助産師、看護師、准看護師だけが注射を打つことができるとされた。ここでも医師会らの利権があったのでは、と思ってしまう。

のちに歯科医師、臨床検査技師、救急救命士による接種も特例承認されたが、歯科医らは当初から「私たちも社会を救うために打たせてくれ」と言い続けていた。2021年のゴールデンウィーク前に菅義偉首相(当時)は島村大参院議員(歯科医師)と会談し、注射の担い手不足を解消するため、歯科医にも許可を出すべきか話し合ったと報道されている。

歯科医だって注射を打つ技術はあるのだから、最初から担い手に含んでもよかっただろうに「筋肉注射は難しい」などと意見する(ケチをつける⁉)医者が少なからず出現し、接種は不可能だった。もっというと、元看護士でもいいだろうし、獣医師でもいいだろう。イギリスは注射を打った経験のない一般人さえ3万人規模がボランティアで接種の担い手になった。一方、日本は人件費の高い医者が打ちまくった。ここにも参入障壁があったのである。

タイで働く幼なじみの話から浮かび上がる日本の硬直性

Grabの件で明確なのは、タイは新しいものを柔軟に取り入れて合理的に取り組もうとするのに対し、日本では業界団体や受益者が合理化に反対したり、時代の変化を受け入れないどころか逆行させたりする場面が多い、ということだ。ハンコなんて、その際たるものだろう。印章業界の利権を代表し、印章制度の存続を訴える自民党の議員連盟だが、彼らがハンコの必要性を訴えるものだから、なかなかハンコ文化がなくなってくれない。

こうした細かいところに日本社会の硬直性が散見されるわけだが、タイの企業は実に柔軟性に富んでいる。先日、バンコクに暮らす小学校の同級生と会った。彼女は某世界的ビールメーカーの日本向けシステム管理の仕事に、タイ企業に所属する形で外注先として携わっているのだが、この仕事に就くまでの経緯が面白かった。

もともとはタイ現地の日系企業向けのシステム管理をやっていたのだが、あるとき追加業務を振られた。EUの某国企業のシステム管理である。その企業(ビール会社)が日本での販売提携先から契約解除されたため、受発注や在庫管理に関するシステムを失ってしまい、新たな仕組みが必要になったのだ。

そこでビール会社は、まずEUの企業にシステム構築を依頼。その依頼を受けた企業は、日本の企業でなく、タイの企業に実務を発注したのである。そこで白羽の矢が立ったのが、私の同級生だ。すでに外注先としてシステム管理の実績があり、日本語も喋れるという点が評価されたらしい。

「日本企業に頼むより費用が多少安いから、ということも理由にあるだろうけど、タイ企業に依頼するほうが工数も少なく、『会議のための会議』などもないのでプロジェクトを進捗させやすい――そうEUのクライアント企業は踏んだのでは」と彼女は考察していた。

そして彼女は、こう続けた。「日本人は英語ができないので、欧米諸国の組織がアジア圏でビジネスパートナーを選ぶにあたり、東南アジアの企業がよく選ばれるようになっている。私の場合、幸いなことに英語も日本語も話せて、タイ語もそれなりに使えるから、仕事があるのだと思う。日本人は本気で英語力を改善させないと、欧米企業からの発注を東南アジアにほとんど取られるのではないか」

子どもや若者に冷淡で、高齢者ばかり優遇する日本

最近、日本で話題となった言葉のひとつに、放送作家・鈴木おさむ氏の引退に伴って用いられた「ソフト老害」がある。メディアもこの言葉に関連した特集を次々と繰り出しているが、大抵の場合、若者による嘆きが紹介される。言い分の傾向としては「上の人間がやり方を押し付ける」「こちらが提案しても『オレのやり方のほうが経験に基づいているから、正しい』と採用されない」あたりが多い。

選挙でも、高齢者が票田として圧倒的なため、候補者は高齢者優遇の公約を並べ、政治家になってからも医療費の2割負担に反対したりする。一方、票を持たぬ子どもや投票率の低い若者に対してはあまりにも冷淡だ。コロナの折も政治家は「おじいちゃん・おばあちゃんの命を守るために全国一斉休校」などとやらかした。「子どもや若者は重症化しないでしょ」「若い世代の学びや経験の機会を奪っていいの?」といった声には耳を傾けず、「高齢者の命ガー!」で押し切った。

選挙演説中の男性写真=iStock.com/imacoconut※写真はイメージです
「子どもの声がうるさい」と公園は閉鎖され、保育園建設反対運動も発生する。そりゃあ2016年、新語・流行語大賞のトップ10に「保育園落ちた日本しね」が入るわけだ。こうしたマインドが国全体を覆い尽くし、多数派である中高年が幅を利かせる社会になっている。そんな国が今後、発展するのは難しいだろう。

日本は「衰退国家」であることを認めるしかない
現在のタイは相変わらず渋滞だらけで、大気汚染もすさまじい。ぼったくりも時々見かけるし、人々は平気で信号無視をする。しかし、バンコクの一部エリアには東京にも匹敵するような高い格を誇るホテルや飲食店も多数存在する。それに加えて、日本よりも若くて柔軟な人々、貪欲に生活を向上させようとする人々が多い。彼らが今後の経済成長を牽引することだろう。

JETROの発表によると、2014年、訪日したタイ人観光客は65万7570人だった。以降、2015年79万731人、2016年90万1525人、2017年98万7211人、2018年113万2160人、2019年131万8977人と右肩上がりで推移した。コロナ騒動下の2020年〜2022年はさすがに激減したものの、2023年以降は力強く回復している。

対する日本を見てみると、2019年、タイを訪れた日本人はおよそ180万人でタイ人の訪日客を上回っている。だが、コロナ明けの2023年には逆転された。「日本語総合情報サイト@タイランド」をうたう「newsclip.be」の2023年7月26日の記事に以下の記述がある。

〈【タイ】タイ観光スポーツ省によると、2023年1〜6月にタイを訪れた日本人旅行者数は32万7041人で、同期間に日本を訪れたタイ人旅行者数49万7700人(日本政府観光局調べ)を下回った。タイ国政府観光庁(TAT)によると、半期ベースで訪日タイ人数が訪タイ日本人数を上回るのは初めて。日本人旅行者はかつて、訪タイ外国人数1位の常連だったが、今年1〜6月は10位以内にも入っていない〉


これがすべてを物語っているのではなかろうか……。日本人はもう、日本が衰退国家であることを認めて、それなりの処世術を身に付けるべきであろう。一握りの日本人富裕層、そして外国人様にかしずくようにして働き、それにもあぶれた者は海外へ出稼ぎに行く。そうした未来が予見されることを、子どもたちに伝えなければならない日は、それほど遠くないのかもしれない。

【まとめ】今回の「俺がもっとも言いたいこと」

・2年連続でタイに長期滞在し、タイの経済成長を実感する一方、日本の凋落を改めて意識した。

・日本社会は硬直性が著しく、「若者を軽視し、老人ばかり優遇する」傾向に拍車がかかっている。そんな社会に明るい未来など期待できない。

https://president.jp/articles/-/79398?page=5

77. 中川隆[-8569] koaQ7Jey 2024年11月13日 07:04:11 : uRkw72boEI : OVg5OVJsMEdIWXM=[1] 報告
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マレーシアに移住した50代男性が見た地獄。4000万円で購入したコンドミニアムのせいで「破産するかも」
2024年11月11日 日刊SPA!
https://news.livedoor.com/article/detail/27531240/?p=1

マレーシアのマンションはプールとジムつきが一般的だという

 いつかは海外でのんびり暮らしたい。語学力を身につける意味でも海外で働きたい――そう思う日本人は少なくありません。
 しかし、何も調べずに準備不足で移住すると、思わぬ地獄を味わうことも残念ながら事実です。

 私(宮脇咲)は宮崎県から大学進学を機に上京し、現在はドバイに移住し、海外の物件をメインとした不動産投資をしている他、富裕層向けの海外移住支援も行っております。そういった経緯もあり、これまでに多くの海外移住者の方と知り合ってきました。

 この記事は、筆者が過去に見てきた思わぬ失敗を味わった方たちのエピソードを通し、移住に失敗しないためには何が必要か、どんなことに気をつけなければならないかを知っていただければと思います。

◆ドバイ移住も、富裕層から一気に転落

 海外移住で地獄を見るケースとして金銭面での失敗がまず挙げられます。海外移住者の中には、日本でビジネスで成功を収めた人も少なくありません。しかし、そんな成功者であっても築き上げた財産をなくしてしまうということがあるのです。

 仮想通貨で財産を築いた中井さん(仮名)という30代男性の事例を紹介します。

 彼は3年前、節税のためにドバイに移住しました。日本では仮想通貨で得た利益の55パーセントを税金として収める必要がありますが、ドバイではすべてを自分の手元に残すことができます。ただ、節税という堅実な手段での移住でしたが、移住後に彼は豪遊生活を始めてしまいました。

 中井さんのドバイでの家賃は年間2000万〜3000万円。富裕層向けのマンションで生活し、無計画に高級車やパテックフィリップなどの高級腕時計を購入し、イスラム教の国なのでアルコールが高いにもかかわらず、彼は気にせずに毎日のように飲酒もしていました。

◆結局日本に帰国も、いまどこで何をしているのか…

 なお、ドバイに現在住んでいる筆者にはたくさんの富裕層の知人がいますが、中井さんのようなお金の使い方は一般的ではありません。むしろ富裕層であればあるほどビジネスでしっかりとした固定収入を得た上で堅実な暮らしをしています。

 しかし、中井さんは違いました。

 彼は固定収入も乏しく、お金の使い方も無計画でした。ドバイにいる本当の富豪とは違ったのです。当然ですが、毎月のキャッシュフローがマイナスになり続ければ破綻します。さらに彼はリスクの高い仮想通貨に手を出し、貯金は底をつきます。

 結局、日本に戻った中井さんですが、ドバイ在住時にInstagramに毎日派手な生活を投稿していたこともあり顰蹙を買い、日本での人脈も失ったようです。いまどこで何をしているのかは筆者も知りません。

◆日本との感覚の違いが足かせに…ビジネスで失敗するケースも

 中井さんの失敗は厳しい言い方をするならば「身から出た錆」とも言えるかもしれません。しかし、堅実に生活をしていれば海外移住に成功できるかというと必ずしもそうではないという現実もあります。

 筆者の知人に東南アジアのある都市で飲食店を開業した和田さん(仮名)という40代男性がいます。現在、東南アジアでは寿司をはじめとした日本食が注目されていることもあり、和田さんのように国外での成功を夢見る飲食店経営者は多いです。

 そんな大きな希望を持って海外移住した和田さんでしたが、彼は撤退を余儀なくされました。

「理由は現地の法規制や商慣習に適応できなかったことです。例えば、従業員に働いてもらうマネジメントひとつをとっても日本人と現地スタッフでは感覚が大きく違います。マニュアルを用意しても守らない、遅刻も当然。日本では当たり前にできることも現地では違いました」(和田さん)

こうした文化や慣習の違いに適応できずにBさんのビジネスは失敗に終わります。

「開業資金の1500万円はついに回収できませんでした。現在は日本に戻りましたが、40代ということもあり再就職先も限られており、帰国後も厳しい現実が続いています」(和田さん)

◆ローン返済は月40万円、家賃収入は15万円の大赤字

 筆者の周囲にいる海外移住した日本人は不動産や株式投資によって固定収入を得ているという人が多いです。

 しかし、その投資によって借金を抱えてしまう事例もあります。

 シンガポールからほど近いマレーシア・ジョホールバルに移住した50代男性の美濃田さん(仮名)はまさに投資によって失敗してしまったケースです。

「ジョホールバルでは2006年からスタートしたイスカンダル計画という大規模な開発計画があります。ジョホールバルはシンガポールにクルマで通勤できることもあり、国が資金を投じて開発させる目的でスタートした計画です。当時の私はここに目をつけました。土地やマンションの価格が上がるのではないか、と」(美濃田さん)

 美濃田さん含め、当時このイスカンダル計画には多くの日本人投資家が目をつけました。

「2013年に約4000万円を投資してコンドミニアム(家具家電付きのマンション)を投資目的で購入しました。ここから計画通りにジョホールバルが発展すればよかったのですが、話はそう上手くは進みませんでした」(美濃田さん)

 購入から10年以上が経ちましたが、美濃田さんはいまだに期待していたような収益を得られずにいます。

「現在もローンを返済している状況ですが、家賃として得られるのはわずか15万円程度。日本の貯金を切り崩して何とか返済をしている状況です。さらに、ジョホールバルの物件価値が上がらないため、売却しようにも買い手も見つからない状態が続いています」(美濃田さん)

 たしかに、ジョホールバルはシンガポールまでのアクセスはよいものの、開発の計画が遅れたり、最悪の場合中止したケースもあります。

 美濃田さんが「このまま好転することがなければいずれは破産するかもしれません」と吐露していたことが印象に残っています。

◆「金銭面に問題がないパターン」にも落とし穴が

 ここまで紹介した3人の事例はどれも金銭面に関連する移住の失敗でした。では、金銭面にさえ気をつければ移住は成功するのかというとそうではありません。海外はやはり日本とは文化、習慣、天候などさまざまなことが違います。この違いによって移住を後悔することもあるのです。

 マレーシアに移住した65歳の鈴木さん(仮名)という女性はその一人です。鈴木さんは楽園のような生活を夢見て夫婦での移住を決断しました。しかし、住み始めてから早々に大きなストレスを感じるようになります。

「日本人に比べて約束の時間を守らない、割り込みなど公共の場でのマナーが悪い、などちょっとしたことで苛立ちを覚えました。それに想像以上に英語力が必要でした」(鈴木さん)

 さらには鈴木さんの夫が病気になってしまったことも追い打ちとなります。

「日本は国民健康保険もあり、医療費はやすいですし、病院で安心して通えます。しかし、現地の医療水準が低かったこともあり、夫と日本に一時帰国をして治療を受けることにしました」(鈴木さん)

◆移住費用がパー。貯金を切り崩して生活することに

 こういった生活への負荷から、3年間のジョホールバルでの生活を経て鈴木さん夫婦は日本への帰国を決意しました。

「移住費用に加え、帰国してからの新居探しなど金銭的にも想定外の損失となりました。いまは、経済的な不安を抱えつつ貯金を切り崩して生活しています


 老後はあたたかい東南アジアで海外でのんびり生活を……と思っている高齢者の方には鈴木さん夫妻のような失敗談は耳の痛い話ではないでしょうか。

 では、海外移住を後悔しないためには何が必要でしょうか。彼らのエピソードを通じてわかるのは、いきなり移住するのではなく、現地での短期滞在を経験すべきということです。特に現地での文化や慣習は旅行だけではわからないことがあります。最低でも季節を変えて3度、一ヶ月は滞在すべきです。

 また、英語力が必要な国の場合、言語学習に取り組み、できれば現地の日本人コミュニティとも連携を取れるように知人や友人を作っておくことを筆者はおすすめしています。たしかに、海外は日本よりも労働賃金が高かったり、気候的に魅力的かもしれません。しかし、彼らの失敗事例からわかるように、できるだけ事前準備を行うことが必要と言えるでしょう。
https://news.livedoor.com/article/detail/27531240/?p=3


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