★阿修羅♪ > 近代史02 > 341.html ★阿修羅♪ |
|
釈迦は何故日本に再誕したか 1__我は大川隆法であって、大川隆法ではない。 エル・カンターレであ-る!!! http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/341.html
「我は今より2600年後に、東の小さな島国のケントマティーという都市に再誕するであろう」 インド人みな聞き伝えり。 仏滅2500年後、東の国にゴータマ シッダ―ルタ が再誕すると。 かつて、インドに生まれしゴータマ シッダ―ルタを超える使命を持ちて、われ再臨せし. 我が名は エル・カンターレ
http://www.youtube.com/watch?v=xwitSZdlFm0
知っている者は知っており、知らない者はしらない。 「あなたはあの方のお言葉を聞いたか?」 ノストラダムスの予言を打ち砕きし不滅の真理、不滅の光。アンゴルモアの大王。その御名は・・・ あなたの胸に手をあてて静かに問うがよい・・・
もともとはかのムー大陸にて活躍した霊団 ムー大陸ではラ・ムー大王が祭政一致の王道楽土を建設し、その名声は銀河にとどろきたり。 ラ・ムー大王が人々に教えし法 「太陽の法」 太西洋にあらわれアトランティス大陸において全知全能と称されたトス大王が降臨し、科学と宗教,芸術を融合した文明を建てり。 ムーは東洋の源流となり、アトランティスは西洋の源流 この法が宇宙に流れる血管であり、血液なのだ。 遥かなる一千億年のその昔に、この宇宙を創らんとし、 その構想を練っていた時に、我は思った。 すべての者よ、無限の向上を目指せ。
この地球ができて四十五億年以上の歳月が流れた。 それは我が一千億年の孤独のなかでは、ほんのつい昨日のことのようにも思える。
我がエル・カンターレなるぞ ! 1. 大川隆法先生が語る人類の歴史
・地球人の肉体祖先は、3億6千5百万年前に、マゼラン星雲から、UFOで、地球に飛来した、6000万人のマゼラン星人。 ・マゼラン星雲から来た人々の指導者の魂は、霊界で、エル・ランティと呼ばれる神霊となった。 このエル・ランティこそ、後の、アラーの神、エホバ(ヤハウェ)である。 ・エル・ランティの計画により、地球人の魂は、パイトロンという霊界の装置で、数百億人分創られたが、質が悪かった。
人霊として最高段階の悟りの次元を九次元宇宙界といいます。 その世界には、10人のメシアが存在している。その一人がエル・ランティ。九次元の ミカエル大天使長は、エル・ランティの直系ですね(^^;。 エル・ランティは、地球で死んで、地球の九次元宇宙界の五番目の存在となりました。 エル・ランティは、地球霊団をつくるために、招聘されたのです。 高橋信次先生は、エル・ランティの生まれ変わりなのですが、実は、これは、 生まれ変わりには、周期というものがあって、それは悟りの段階によって異なります。原則は、高い悟りになるほど、生まれ変わりの周期が遅くなっていくそうです。 釈迦やイエスは、わりとよく生まれ変わるほうで、大体2500年周期です。 8次元の如来は、1000年から1500年ぐらい。菩薩は800年ぐらい そしてその正体は、なんと電気屋のおっさんだった。 彼(高橋信次)の今世の使命は、法の全体を説くことではなく、 そして、新しい文明の源流を今、作らなくて作る時はないんです。 そして人類の教師の本当の名がエル・カンターレという名であるということを明かしました。 あなた方にも、一言でも良いから、他の人々に、この真理を伝えていただきたいと思います。 _________________________________________________________________ 福岡のみなさんこんにちは、えー幸福実現党総裁 大川隆法です。
____________________________________ _ 2. 大川隆法先生は如何にして全宇宙の創世主となりしか
発症して後、商社に勤務する頃から精神分裂病を患いカウンセラーに相談するも好転せず、挙句の果てにイイシラセ イイシラセと無意識に筆を走らせる様になった。これは明らかに精神分裂病の発症であったのだが、父親が彼を宗教家として売り出すことを思い立つ。 父親は 共産党で活動する前後に、内村鑑三の聖書勉強会や生長の家・GLAに接触していて、宗教の知識はかなりの程度熟知していた。そして、これらの宗教の教義に加えて日蓮や空海、スウェーデンボルグやエドガー・ケイシー、ノストラダムスからインスパイアして、それを大川の言動に巧いこと当てはめていった。無論、多くのオカルトマニアや心霊マニアは無知だったので、多くの人々が大川についていく結果になってしまう。
こうして多くの人々が大川の虚妄と妄想を信じてしまったため、大川の精神状態は高揚。加えて大川のご機嫌取りに終始していた幹部職員が勝手に数をでっち上げていたため、ますます大川の妄想は酷いものになっていった。 1990年夏、大川は東京ドームでリサイタルを実施。そこで我は大川隆法であって、大川隆法ではない。エル・ア・カンターレであ〜る!!! と発狂してしまったが、その場に居並ぶ一同は何故か感動してしまって異様な雰囲気に包まれた。そこへ来て写真週刊誌が大川の病状をフライデー、この本を手に取った大川は逆切れする。全ての信奉者に向けて希望の革命というヒステリーを発し、信者は自主的に出版社の編集部へ抗議に殺到、同社の業務が一時的に麻痺する事態となった。 また、この一件でマスゴミから注目されることになった大川は、この暮れの紅白歌合戦へのエントリーを表明。小林幸子張りのコスチュームを披露して、信奉者ともども高揚するも、結局紅白への出場は叶わず年が改まって後は一部の狂信的な信奉者を除いて症状が沈静化し、大川も鬱状態になってしまった。
阪神大震災では事前に発生を予知していたものの、信奉者を混乱させるとの大川の配慮によって予言は封じられた。結果として5000人以上の犠牲者を出すものの、その後の被災者への救護活動は、あの山口組を凌駕するほどの熱心さで信奉者によって大々的に宣伝された。 オウム真理教事件に於いては、その発端となった目黒公証人拉致監禁殺害事件での目撃者に大川の信奉者がいたことから、早々と糾弾に動いた。元々、1990年に大川は自らの信奉者をオウム教祖の麻原彰晃に論戦を挑ませたが、仏教に関する知識の無さが祟り物の見事に論破されてしまう。東大を現役合格して且つ法学部に在籍した大川としては、東大を目指すも浪人で終わり逮捕された経歴もある麻原に自分の教えが否定されたことを逆恨みし、その怨念をこの場で晴らそうと相当躍起になった。もっとも、それ以前から公安によってオウムは内偵されていて、大川が騒ぐ間も無く麻原とゆかいな仲間たちは一網打尽されてしまう。 阪神大震災・オウム真理教事件と自らを売り出す格好の機会を得た大川は、積年の鬱状態から一転して気分が高揚してしまい、今度は創価学会の池田大作の向こうを張ろうと妄想を抱いてしまう。そんな折も折、自民党の実力者・三塚博の妻が大川の信者と知人であるということを知る。時に自民党と創価学会の政治部門であった新進党とが激しく対立していた時期でもあり、ご機嫌取りに伺う幹部職員のでっち上げた数をそのまんま信じてしまった大川は、三塚を総理大臣に擁立しようと一大市民運動を企図する。しかし、そのキックオフとなる筈だった日比谷公園での集会では大川の予想の1/10しか集まらず、加えて肝心の参院選では自民党が新進党の後塵を拝する惨敗を喫してしまい、再び大川は鬱状態に入る。
きょう子は最初大川の妄想を信じていたが、結婚して大川の精神異常を知ると、大川を軽侮するようになった。そのため大川もきょう子への反発心を生み、愛人を囲うようになった ●大川の神がかり現象 大川隆法は、本名を中川隆といい、昭和31年に父・中川忠義と母・君子の間に生まれました。 父・忠義は、戦前にはキリスト教を、戦後は「生長の家(別項参照)」を信仰し、さらに昭和51年には「GLA」に入会し、高橋信次の教えを受けました。また母・君子は理容業を営むかたわら、霊媒師(れいばいし)としても活動していました。 中川隆は高校卒業後、2浪して東京大学法学部に入学。在学中は、高橋信次の本やさまざまな哲学書・思想書を読みふけっていたそうです。 昭和55年、隆は国家公務員上級試験と司法試験を受けるも不合格。翌年も再度受験しましたが、ともに失敗に終わりました。 一流志向の強かった隆は激しい挫折感に苛(さいな)まれ、心身ともに疲れ果て、昭和56年3月に突然「神がかった」のだそうです。 この時、無意識に手が動いて文字を書く「自動書記現象」が起こり、紙にカタカナで「イイシラセ イイシラセ」から始まるいくつかの事柄を書き連ねたといいます。後年、隆は「このメッセージを送ってきたのは、日興上人(にっこうしょうにん)だったのです」などと述べ、またこの啓示によって「大悟(だいご)し、人類救済の大いなる使命を自覚した」などと説明しています。 ●霊言集の出版と教団の設立 隆は同年3月に大学を卒業し、総合商社に入社した後も、日蓮・高橋信次・キリスト・釈尊から霊言を受ける体験をしたなどと述べています。 昭和60年8月、隆は最初の霊言集として『日蓮聖人の霊言』を著しました。これは父・忠義の質問に隆が答えるという形式で構成され、著者名は父・忠義のペンネーム「善川三朗(よしかわ・みつあき)」となっています。その後も隆は、空海・キリスト・天照大神・ソクラテスなどの霊言集を順次出版しました。 隆は執筆活動に専念するため、昭和61年7月に総合商社を退社し、名前を「大川隆法」と改名しました。そして同年10月、釈尊の啓示と称するものをまとめた教典『仏説・正心法語』を発刊し、「幸福の科学」を設立しました。この教団名は、隆法が受けたという日蓮聖人の「これは宗教ではなく、幸福の哲学であり、幸福の科学なのだ」とかいう霊言に基づいているのだそうです。 平成3年、教団は宗教法人の認可を受け、同年7月、隆法は東京ドームで「御生誕祭」を行い、「自分こそ、大乗の仏陀(ぶっだ)、エル・カンターレである」と宣言しました。 大川の父・忠義は、もともとこの教団の実質的発起人であり現在も顧問として陰の統理者(とうりしゃ)と言われています。 種々の宗教遍歴を持つ父親に、日ごと夜ごと宗教関係の話しを聞かされながら育ち、霊能素質を持っていた母親にも影響されて、主宰・大川は、いつしか霊道の一分を感じるような人間になったといわれます。 父親の感化で、GLA(教祖・高橋信次/神理の会)にも大きく傾倒していたことが、主宰・大川の降霊誘発した一因ともいえます。
『イイシラセ、イイシラセ』 と、カードに何枚も書き始めたのです。そして、『おまえは、なにものか』とたずねると、『ニッコウ』と署名します。日興上人だったのです。」(黄金の法246頁)
主宰・大川二十五才の春、基盤はこうして出来上がりました。そして、最初の霊言集を「日蓮の霊言」(善川三郎著)として発刊し、その後毎月二、三冊ずつ発行するようになり、日本といわず、世界中の有名人を霊界に登場させ、そのネームバリューを利用して霊言集を売る団体に発展します。初め、書籍販売団体だったのが、途中から宗教法人に転身し、それ以後、宗教色を強めていきました。 幸福の科学では、主宰・大川をエル・カンターレ(うるわしき光の国、地球)と呼び、金星の支配者の転生だといいます。また、仏陀(釈迦)の再誕とも自称しております。 「私は大川隆法であって、大川隆法ではなーい」 幸福の科学は、初めから作為的なところがあったようです。中川親子の家業として成功したに過ぎないという人もいます。主宰・大川が霊(れい)媒(ばい)者(しゃ)に仕上がったのは、霊友会の久保角太郎や立正佼成会の庭野日敬、あるいは大本教の出口王仁三郎のように、ひとえに、父・忠義の手腕によるものと思われます。初めの頃の出版物をみれば、そのことがよく判ります。 「日蓮の霊言」から始まって、空海・キリスト・天照大神・ソクラテス・坂本龍馬・卑(ひ)弥(み)呼(こ)等の霊言集は、すべて善川三郎(父・忠義のペンネーム)の編として発刊され、しかも語り主である主宰・大川と編者善川との父子関係を一切伏せています。知られたくない裏事情があったのではないでしょうか。霊言集の売れゆきが想像以上に当たったのをみて、その後はほとんど大川隆法の名で発刊しています。つまり、計画が成功し、家業が軌道にのったということです。 精神医学で扱われる病気にも色々あるようです。医学事典からは「解釈妄想、意味妄想、虚言症、夢幻症、誇大妄想」等の病名を拾うことが出来ます。 大川隆法が、この中のどの病気に罹(かか)っていたかは判りませんので、断定は控えます。しかし、次に挙げる当人の発言を読んで、どう感じるかは各人の自由であります。 自称エル・カンターレ(大川隆法)は次のように言いました。 「私は過去の聖者達が思ったこと、行ったこと、考えたこと、悟ったことが、手に取るようにわかるようになりました」(太陽の法) 「私には、釈迦が菩提樹の下でひらいた悟りの内容がどのようなものであったかが、手に取るようにわかってしまいます」(同) 「諸々の比丘、比丘尼たちよ、我はここに再誕す。我が再誕を喜べ、我が再誕に気づけ」(仏陀誕生)
「此の輩(ともがら)は罪根深重に、及(およ)び増上慢にして、未(いま)だ得(え)ざるを得たりと謂(おも)い、未だ證(しょう)せざるを證せりと謂えり』(開結100頁) とあり、その罪甚大でありましょう。 まず、二つの共通点を挙げるならば、著書を売るためということです。せっかく本を作っても売れなければ仕方がない。買ってくれる相手を探す。宗教に関心があり、信仰心も厚い、日本のマンモス教団創価学会をターゲットにしたと思われます。 その証拠は、いの一番に日興上人の登場があることです。教祖ではない日興上人を、一般世間ではあまり知り得ませんが、学会員なら誰でも知っています。ましてや、大聖人の名前が出てくるとなれば、買ってみたい、読んでみたいと思うのも人情です。 次の高橋信次云々は、GLA会員を引き抜く手段として使ったようです。教祖なき後、GLAは大変もめています。それが機で、かなりの幹部が幸福の科学へ移動したともいわれています。大川親子が、GLAに一番深くかかわってきたことも多冊発刊の一因だったと言えるでしょう。 「幸福の科学」の概要 参考:「日本宗教総覧 1993」
《一九八一年の三月二十三日、突然、だれかが自分に話しかけようとしているという気持ちに打たれ、いそいで、カードと鉛筆を用意しました。鉛筆をもつ私の手が、まるで生きもののように動きはじめ、『イイシラセ、イイシラセ』と、カードに何枚も書きはじめたのです。 そして、『おまえはなにものか』とたずねると、『ニッコウ』(日興上人)と署名しました。 そのあと、日蓮聖人からも通信が送られはじめました。 そして同年六月のある夜、決定的な瞬間がきました。高橋信次という人が、私に、通信を開始したのです。 高橋『大川隆法よ。今日、私は、おまえの使命をあかすために来た。おまえは今後、おおいなる救世の法を説いて、人類を救わねばならないのだ』 大川『私は一介の商社マンです。この私などに、なにができましょう。(高橋信次の)お嬢さんがついでおられる、GLAに協力でもせよとおっしゃるのですか』 高橋『GLAは、おまえを必要としない。おまえはおまえの道を切り拓け』》(大川隆法著『太陽の法』より一部要約して抜粋) これが大川隆法が『幸福の科学』を興した理由であるという。もっとも後述するが、大川はこの後、直ちにトーメンを退社し『幸福の科学』を設立してはいない。約4年在職し86年7月退社。そして『幸福の科学』を設立、今日に至る。
この6月20日には「日刊ゲンダイ」4面にわたり、こんなキャッチの全面広告が躍った。 「会員100万人余、著書は2700万部!!」 「大川隆法IN TOKYO DOME7・15」 「生まれる前から、この日を待っていた」 「景山民夫がシナリオ、小川知子が司会を!」。 ある宗教ジャーナリストが、こうつぶやく。 「『幸福の科学』がここまで急成長した要因として、既成の宗教にはないコンビニエンスさが挙げられるだろう。なかでも大川の本の内容をどこまで理解しているのか試験をし、その結果、信者のランクが上がっていくというやり方が、偏差値教育を受けて育って来た若者に受けた。 これまでの宗教と違い、自己確認できるので客観性がある(?)というわけだよ。しかし、こういったシステムだけではここまでは伸びない。もちろん、この本の中身が肝心なのさ」 冒頭で述べたように、大川は日興上人を手始めに、高級霊と次々とコンタクトできるようになったといわれる。 そんなことができるのはもちろん、地球上の人類で大川ただ一人。 そしてそのありがたい内容が著作のなかで披露されている。これが人気の最大の秘密なのだ。 そして昨年の納税額約2億円で、国税庁が公示した高額納税者の「その他」の部で全国7位の秘密も、その大半はこれら出版物の収入による。 ところでこの高級霊、大川は約500のそれを自由自在にいつでも呼ぶことができるそうである。 一例を紹介すると仏陀、イエス・キリスト、モーゼ、ニュートン、ピカソ、ソクラテス、孔子、天照大神、日蓮、親鸞、道元、空海、卑弥呼といった具合なのだ。 ●ゴーストライター説が浮上 ところが最近、その『幸福の科学』急成長を支える高級霊に関する出版物=「霊言」集について具体的なゴーストライターの名が囁かれ始めた。 「ズバリ、大川の父である中川忠義。『幸福の科学』内では善川三朗って呼ばれているんだけど、彼の可能性が高いと思うよ」 それにはこんな根拠があるという。 実は冒頭のように1981年、大川隆法は霊言を受け取ることができるようになったといわれているにもかからず、86年末までに出された日蓮、空海、キリスト、天照大神、ソクラテス、坂本竜馬などの各霊言書はすべて大川隆法“著”でなく善川三朗“編”となっているのだ。 善川三朗こと、中川忠義は1921年10月11日生まれ。現在『幸福の科学』では、顧問としてNo.2の立場にある。 戦後の一時期共産党に走ったものの、戦前は生長の家の門を叩いている他、戦後もGLAに傾倒するなど多彩な宗教遍歴をたどっているのだ。 先のジャーナリストが続ける。 「大川が『幸福の科学』を設立した86年は、進学塾を開いていた兄が脳溢血でちょうど倒れた年なんだ。 父・善川三朗は20年余り勤めていた徳島県畜産会をその2年前に退職していて、家計は兄に頼っていたという。 つまり、この大川一家の経済状況を救済する飯のタネとして、父親は若い大川を主催者とした『幸福の科学』を設立したと考えられるんだ」
「そういえば、取材の資料として坂本竜馬や日蓮の本をもらおうと『幸福の科学』に寄ったんだが、在庫がないというんだ。考えてみれば、全部、善川の編書なんだよな」 もっとも、父が宗教に関心がいくらあっても、大川自身がそんなものに興味がなければ『幸福の科学』の教祖に祭り上げられることはなかっただろう。ところが大川自身、そういう下地があったようなのだ。 ある事情通は語る。 「日興上人がコンタクトして来たという1年ほど前、大川は“アシュラム東京”というところに心霊治療に現れているんだ。 ここは、あのメスを使わないで悪い臓器を取り出すとマスコミの恰好の話題になったところなんだが、そこの者が見てさえ、大川は一目見て極度の心身症だったというんだ」
何しろ、トーメン在社中、ある社員に狐が憑いているといって御祓をして顰蹙をかったという有り様。何をかいわんや、の人物なのである。
ところで一連の霊言書、大川がいうところの9次元にいる高級霊と大川が直接コンタクトをとったものでないことは、常識的な人間なら誰でも説明するまでもなく良識の範囲内でおわかりのことと思うが、景山民夫のような不可解な人物もいるので、バカバカしいがいくつかその根拠を披露しておこう。 その前に景山民夫について一言。本誌前号でお伝えしたように、景山は現在、大学の「大川隆法著作研究会」の特別顧問まで務めるまでに大川に傾倒している。 なんでも大川のお陰で“自分の守護霊を呼び出せるようになった”、 “女房の守護霊と話ができるんだ”といった有り様。 その景山がいうゴーストライター説否定の根拠は、景山を取材したある記者によればこういうことらしい。 「大川は100冊を超える著作があるわけですが、数人の人物(ゴースト)が書いたなら各文の端々に微妙な食い違いが生じるはず。それが一切、無いんです。 直木賞をとったプロの私が見てですよ。それに、私は出口王仁三郎に相当造詣が深いんですが、にもかかわらず大川先生が書かれた出口の霊示集と同じものを書くのは至難の業です。仮に数年かけたらできるとしても、何で週に1冊の割で、しかも古今東西さまざまな偉人のことを書くことなんてできるでしょう」(景山) そう、大川は週に1冊という驚異的なスピードで刊行しているのだ。 景山はだから人間業ではない=高級霊とのコンタクト説を主張するのだが、常識的に考えれば、だからこそ複数のゴーストライター説を考えた方が正常な感覚というものではないだろうか。 前出のフリージャーナリストが続ける。 「父だけじゃない。実は大川の兄も相当宗教に入れ込んでいた人物で、脳溢血で倒れた件についても、本当は精神障害で倒れたんだという声もあるくらいなんだ」 つまり、宗教に造詣が深い父と兄を中心に、複数のゴーストライターが関わって、次々と霊言書を生み出す姿が想像できるのだ。おそらくTと噂される人物も、そういったゴーストの一人ではないだろうか。 他の根拠もいくつか紹介しておこう。まず、大川が高級霊とコンタクトしたというテープを鑑定したという、ある心霊科学研究家の証言。 前出の記者は語る。「それを録音したテープが送られて来たというんだ。しかし最初の数分を聞いてやめたらしい。すぐにニセモノだとわかったというんだ。 そして、大川は本当にコンタクトしていると信じているうちに、すっかりそう信じ込んでしまって、おそらく嘘をいっているという意識はないんじゃないか。これはもう一種の病(精神)以外の何モノでもないんじゃないかといってたなあ」 あからさまにいえば1981年3月は、大川が日興上人とコンタクトした聖なる日であるどころか、狂った日ではなかろうかといいたくなる話ではないか。 さらに、一時『幸福の科学』に入会していた、ある事情通もこう証言する。 「大川がコンタクトした話をテープに録音。それをボランティアがまずテープを起こし、その粗原稿を大川が再度チェックするわけです。私、その粗原稿を何度も見たことがあるんですが、おかしなことに本になったものとまったくといっていいほど変わりないんです」 これは重要な証言だ。これが本当とすれば、高級霊とやらはご親切にも、本用に企画・構成までして下さっていることになる。さすが、高級霊だけのことはある。 もちろんこの高級霊、すでに有名な話だが「ノストラダムスの新予言」などで、五島勉の誤訳をそのまま語るほど、すなお(?)な心の持ち主でもあるようだ。 さらに、 「大川が講演会の席上で高級霊と話しているのを見たが、あれはイカサマだった」 と語る、ある宗教家がこう打ち明ける。 「大川は、GLAの信者を引き抜いて今日の基礎をつくったといわれる。GLAは生長の家系の新宗教で、教祖の高橋信次は1976年に亡くなっている。大川はこの高橋が“人類を救え”と説いたというけど、何で一面識もない大川に高橋がそんなこというんです」 そこで推測されるのが、GLAに一時傾倒していたという父の存在だ。このように見てくると、『幸福の科学』を解く鍵は、どうやら父親にありそうだ。 さて、GLAはこの霊言書出版に怒り、高橋とコンタクトしたのが本当なら我々の前で実演してくれと主張したが、大川はのらりくらりで逃げたというのが真相。 無理もない、呼び出すことなどできようはずもないのだから。しかも、おかしなことに大川は高橋と一面識もないばかりか、その存在も知らなかったと『黄金の法』の中で述べながら、冒頭で述べたように“おじょうさんが継いでおられる”などということをなぜ知っているのか。しょせん、この程度の知能と文章力でしかないのだ。野坂昭如が“一行読んでポイよ”と語るのも当然というわけだ。 最後に、この大川のオツムの頽廃さのさらなる進行と比例して、当然ながら、いよいよ組織内部も矛盾が露呈しつつあるという事実をお伝えしておこう。 この手の宗教の行き着く先は、オカルトへの傾倒である。先の広島での講演でも、推進部長が“自分には斎藤道三の霊が憑いている。ありがたいので、この霊を皆さんにお分けしよう”と、何を思ったか会場に向けうちわで自分の体を扇ぐという世紀末的光景まで現出した。 前出・記者が続ける。 「精神障害者が出てるという話がありますし、幹部に霊能力者が現れ内部分裂の動きがあるとも聞きます。また、著書の売上もだいぶ落ちているようですね」 その具体例の一つが、正会員であるといわれる第一不動産の役員Nの発狂説。役職柄、『幸福の科学』の財政面でのアドバイス役を務めていたところ、深入りしすぎたため気が触れたというもの。もっとも、真相は脳梗塞で倒れたということのようだが、こういう噂が伝わって来るということ自体尋常ではない。
「会員の女性に手をつけている」 「ある幹部に離婚させてまで、女性会員を結婚相手としてあてがった」 「大川以上に、妻の恭子が権勢を振るっている」 といった声が、次から次へと漏れ伝わって来るなか、7月15日の東京ドーム生誕祭が、イカサマ宗教の最後の徒花の日とならなければ幸いだが…。 大川氏は父親(善川三郎氏)の影響でかつて生長の家およびGLAの信者でした。布教の方法もこれらの教団のやり口を合わせて洗練したものになっており、GLAの高橋信次に感化された「異言」(イタコ状態になり自分とは違う存在が勝手にしゃべること)と、生長の家の谷口雅春に感化された出版活動を柱にしています。 教団設立から数年間、大川氏の著作は「○○の霊言」シリーズとして、善川三郎氏の名前で出版されていました(大川氏が霊言として語り、善川氏が書き留めるという格好で書かれています)。 本が売れ出してからは大川隆法氏の名前で出版されるようになりましたが、本人が書いているのかどうか疑われるほどのハイスピードで発刊され、このシリーズだけで60巻近くはあったはずです。 ○○に当てはまる人物は日蓮聖人、イエス・キリストから坂本竜馬、出口王仁三郎、谷口雅春、高橋信次にいたるまでさまざまですが、すべて過去実在した人物で、イエス・キリストや坂本竜馬はともかく、出口王仁三郎や谷口雅春などの霊言にいたっては過去の出版物などからの流用もあるとされています。 しかしあくまで「霊言」(霊が乗り移って語ったり筆記したりすること)であって盗用流用ではないので、著作権には抵触しないという非常に巧妙な手法だと思います。宗教界や歴史上の大人物の名を借りての出版活動は功を奏し、霊言シリーズは売れに売れまくって教団発展の礎になりました。 大川氏のネームバリューは一気にのし上がり、オウム真理教と共に1990年代初頭の「新・新宗教ブーム」(戦後2回目の宗教ブーム)の立役者となりました。 現在では出版のペースも少し落ちているようで、内容も霊言シリーズから「○○の法」といった、大川氏の想像世界(といっては失礼ですが)を語るシリーズへとシフトしています。 大川氏の名前が世間に浸透してきたためもはや「霊言」の形を借りて語る必要もなくなったのでしょう。90年代半ばに「太陽の法」「黄金の法」「永遠の法」と三部作が完成、これは教団の基本経典とされています。
それが次仏弟に大川一人が講演するようになり、父親である善川のほうは独自で講演会を催すようになる。同じ〈幸福の科学〉 の看板を掲げて開くのだが、何万人も集める大川にくらべ、父親の講演会は今もってこじんまりしたものらしい。 あの東京ドームでのハデハデしい ″御生誕祭″も、常識人である善川の反対を押し切っておこなわれたと言われている。 こうした二人の関係について、世間では大川の″遅れてやってきた反抗期″などと面白おかしく椰検しているが、ことはそれほど単純ではないと思う。 私の知る範囲でも、いくつかの理由がある。一つは、会の運営方針をめぐる対立。会員獲得を第一義とするような会の拡大路線に、善川は猛反対だった。高橋信次のGLAや、谷口雅春の生長の家の信者だったこともある善川には、地道に信者の生活や心の改革に取り組むのでなく、数字的な拡大を図ろうとする大川の方針が危ういものに思われたに違いない。 結婚後、急速に拡大路線に転じ始めた会の方針に、夫人の影響を見るのは私の読みすぎだろうか。
世間では、霊言がホンモノの霊の言葉なのか、それとも大川の言葉なのかを取り沙汰している。だが、私にはどちらでもよかった。この点では中原幸枝や、はかの初期の会員より醒めていたのかもしれない。 霊の言葉か自分の言葉か、たぶん大川隆法自身にもわからないだろう。 霊言集には、これまでの聖人の教えやその意義が、まったく新しい角度から光をあてられ、万教帰一、ただ一つの神理という視点で、わかりやすく善かれていた。この世的な価値である金とか名誉、地位を超える壮大な霊的世界! それで充分だった。大川隆法を先生と仰ぎ、素晴らしい神理をもっともっと学んでみたかったのである。 ところで、〈幸福の科学〉に関心をお持ちの方はご存じと思うが、善川三朗というのは大川の父、中川忠義のペンネームである。富山誠は兄の中川力にあたる。 理由はわからないが、大川は意識的にこの事実を隠していた。親子ではあまりにも世俗的だ。四国のどこかで、たまたま善川が出会った不思議な霊能力者。そんな神秘的な演出がねらいだったらしい。 このことは、大川のごく身近にいた私たちでさえ、しばらくは知らなかったぐらいである。 八七年九月に一通の手紙が私の会社へ送られてきた。差出人は、「幸福の科学」拝読者となっていた。 「大川隆法という人物が同じ四国出身というだけで素性がわからないことに、『不思議だなぁ』 と思い、『人の魂を救う者がそれで責任が果たせるか』と思っていました。 また、『大川隆法』という人物と『善川三朗』 そして『富山誠』のこの三人がいかにも劇的な出会いをされたかのように言うが、それは本当だろうか」 「私も驚きました。本当に親子だったのです。なぜ心・魂等を説く人間が自分の素性を隠して、実の父と子であることを隠してこんな芝居をする必要があるのでしょうか」 さらにご丁寧にも中川家のあまりかんばしくない近所の評判まで書いてある。 会が大きくなれば、当然こんなことも起こってくる。大川も善川も、霊言集の出版を思いついた頃は、今日のような大教団をつくるなどとは考えもしなかったのだろう。それで、二人の関係を劇的に、神秘的に創作してみた。たぶん、そんなところだろう。 大川隆法大先生さま 曰く これは、93、94年頃の毎年恒例となっていた軽井沢での避暑中に、秘書に語った言葉だそうです。秘書が不思議そうに語ってくれました。また、稟議書を持って軽井沢に出向いた山本総合本部長(当時)に「今日は本を17冊読んだよ」と自慢げに語ったということも聞いています。 すでに、90年代初頭、否、80年代の後半あたりから、大川隆法大先生さまの説く「法」の出所は、書籍に依拠しているのでした。 今は絶版となっている初期の講演テープにすら、一つの講演をするのに本1000冊読まねばならない旨発言していました。 ということは、「霊言集」が出版されなくなった頃から「霊言」のネタがなくなって、一般書籍に頼らざるを得なくなったのですね。そして、速読術をどっかで身につけていたからこそ一日に17冊も読むことができ、また読まないとネタができないわけです。 ただ、その読む本には偏りがあり、新聞雑誌に広告がでている本を取り寄せるか、古本屋の在庫表から佛教関係の本を取り寄せるかの方法しかありませんから、(本屋には地方に行った際、お忍びで書店に行く程度)、日本の伝統文化の根幹を築く元となった書籍を読むはずがありません。それに元々、自分が、皇位を簒奪しようと思っているわけですから、よけいに反日・反天皇になるわけです。 とくに、大川隆法大先生さまの読書でおもしろい傾向があらわれたのが、朝生TVでのオウムとの論争に破れた頃です。本人も釈迦の生まれ変わりといいながら、仏教のことはあまり知らなかったようで、あわてて秘書を神田や本郷の仏教専門店に走らせて、本を大量に買い込ませて、それを読み込んで仏教解説をしていました。それが93年ころの仏教解説路線の真相です。 そのために、秘書さんも大変だったらしく、仏教専門店で「飾り」として陳列していた貴重本の「大乗仏教」の本を10数万円でかったこともあったとか。秘書に求められる能力の一つに、書籍購入能力がありました。なお、書籍代は、当然ご本人ではなく、幸福の科学が負担します。 さて、そこで、余談をもう一つ。なぜ、大川隆法大先生さまの書籍の内容に深みがないのがわかりますか。それはすべて録音筆写だからです。 ですから、初期には税務署に「宗教家」ではなく、「作家」で登録していましたが、直接ペンを持って書いた本は数冊しかない「作家」なのです。 大川隆法大先生さまの場合は、筆写原稿に大幅手直しが加えられることも多々あり、東京ドームでの講演内容のややこしい言い回しの部分などは、全面訂正になっているのもあります。 テープを聞きながら、その講演をよく見てください。すぐにわかります。その点、痴漢で捕まった植草一秀さんの講演の方が優れていますね。あの人の発言は訂正なしで、一発できれいに本になります。いやはや.... 430 名前: 会員NO3 投稿日: 02/05/01 20:05 大川の本が、全て大川本人が書いている訳ではないのは、過去ログで多数前述しました。 初期の多量の霊言集も、正心法語の改訂される前のオリジナルも、Hさん
霊言の編集・構成・監修の責任者が大川だというこです。
「幸福の科学」は、そもそも家業が立ち行かなくって困った中川忠義が息子・中川隆を霊媒師→教祖に仕立てた「商売」でしょう。 今回の選挙資金だって、信者を財布代わりにしていて、供託金没収でも教団には巨額の金が残るんでしょ? 生活を犠牲にして金は請われるままに出す。
これで、良心の呵責がないとすれば、中川隆もその妻も悪辣そのもの。
飯を食うために宗教をビジネスにすることを思いついたと言う訳か。
中川忠義は、「新興宗教マニア」で、いろいろな教団に出たり入ったりしていたといいます。中川隆もGLAに出入りしていて、のちに教義などを剽窃したのは知っての通り。 彼らが、それらを通じて学んだのは「宗教は儲かる」ということだったのでしょう。 この掲示板に書き込んでおられる信者・元信者の方々の書き込みを見るにつけ、「幸福の科学」とは、宗教のふりをした集金機関にすぎないという思いが強くなります。 金満家になった今、どうして選挙に打って出るのか? 選挙に出るにせよ、信者という財布があるので、懐を痛める 60 名前: 名無しさん@1周年 投稿日: 2000/11/02(木) 02:35 そもそも「幸福の科学」の出発点が嘘で塗り固められていたように思います。 実際に初期の霊言集は、完全な創作だったようです。 その後の方針としては、過去の発言に都合の悪い部分が出てくれば、「方便」を使うことにし、他、都合の悪い集団には、悪、仙人、邪教などのレッテルを貼り、会員の目をそちらに向けないように、また敵を作って、より集団性を強めることを目的としていました。 ただ、言える事は、この幸福の科学という集団は最初から宗教ビジネスを目的としていたということです。 ちなみにこの話は、かなり昔のことですが「新生日本の指針」という講演会のときに
大川さんは元々、政治家になりたかったようです。 金集めの目的は、政治と繋がりを持つために必要だったということです。
一部の幹部が知っていたことは確かです。が、どの程度の人間まで知っていたかは 実際、霊言集に出てくる人格は学者が調べたところによると2、3人のようです。 _________________________________________
大川先生と言えば、4年間で150冊も本を書いた方。先日も新刊「奇跡の法」がミリオンセラーを記録しました。 今日は、そのご生誕の日ということで、先生が著された素晴らしい霊言集の数々をご紹介したいと思います。 霊言とは、現在は霊界で活躍しておられるという過去の偉人たちの霊を大川先生が呼び出して、自分の口を通して語らせるというもの。 キリスト・ソクラテス・天照大神・ナイチンゲール・ニュートン・内村鑑三・孔子・ピカソ・ヘレンケラーなどなど、とにかく豪華絢爛な高級霊の皆様が大川先生の脳内に降臨してくれます。 たとえば、坂本龍馬の霊言はこんな感じです(「悪霊撃退法」65ページ)。 あー、龍馬じゃ。みなの者は元気でやっとるか、うーん。 また、卑弥呼の霊言によると、彼女の前世は「ムー国王の后であった」とのこと。 ______________________________________
通常、この類いの霊能者の話は、誰もなにも知らない死後の世界とか霊界とか未来の出来事について語られるものですから、ほんとなのかどうかは、誰にもわかりません。誰も知らないことについてであれば、たとえそれがデタラメなつくり話しであっても、ウソであることがばれる心配はないわけですが、それでも、霊能者たちは、ときどき失敗を犯します。ついつい、わたしたちの知っている地上の出来事について語ってしまうことがあるのです。 大川さんも、その『内村鑑三霊示集』で、この種の失敗をしています。大川さん(内村鑑三の霊)は、つい、地上でのある出来事について喋ってしまったのです。地上での出来事ならば、わたしたちは、それがウソか真実か調べることができます。
「内村鑑三です。今、現代の日本で、大川隆法を通じて、さまざまな聖霊たちが、地上の人びとへメッセージを送り続けているということを知りました。・・・これから私は、地上の皆さまに、私に可能な範囲で、私が体験したこと、私が考えたこと、またクリスチャンたちにとくに訴えたいことなどを、今日から八日間にわたってお話をしていきたいと思います。(18頁)」 という具合に始まる『内村鑑三霊示集』(大川隆法著、土屋書店)で、内村鑑三の霊が大川さんを通じて語りはじめます。「クリスチャンたちにとくに訴えたい」ということになっていますが、聖書は、口寄せ、霊媒、死者に伺いを立てることをかたく禁じています。 あなたが、あなたの神、主(ヤーヴェ)の与えられる土地に入ったならば、その国々のいとうべき習慣を見習ってはならない。あなたの間に、自分の息子、娘に火の中を通らせるもの、占い師、卜者、易者、呪文を唱えるもの、口寄せ、霊媒、死者に伺いを立てる者などがいてはならない。これらのことを行う者をすべて、主(ヤーヴェ)はいとわれる。これらのいとうべき行いのゆえに、あなたの神、主(ヤーヴェ)は彼らをあなたの前から追い払われるであろう。(申命記 18:9-12) 霊媒として死者の言葉を伝える大川さんは、まさに神ヤーヴェが忌み嫌うことを行なっておられるわけですが、ここにあらわれる「内村鑑三の霊」もそのことに何の矛盾も感じていないようです。もしかしたら、この「内村鑑三の霊」なるものは、聖書の内容をあまりよく知らないのかもしれません。もう少し「内村鑑三の霊」の声を聞いてみましょう。
さて、大川さんをとおして、「内村鑑三の霊」は次のように語っています。 旧約聖書のなかには、アラーという神があり、天と地を分け、さまざまなものをつくられたことになっていますが・・・(同上、109頁) (3)イエスの誕生日 つぎに、イエスの誕生日に関する、「内村鑑三の霊」の声を聞いてみましょう。12月25日はクリスマスの日で、多くのクリスチャンはイエスの誕生を祝いますが、クリスチャンなら誰でも知っているように、その日がイエスの誕生日だというわけではありません。その日にイエスの誕生を祝っているだけです。歴史的に言えば、12月25日という日は、異教の神(古代ローマの宗教の太陽神)の誕生日であって、クリスマスというのは、その祝日をイエスの誕生を祝う日として、4世紀(あるいは5世紀)ごろから始まった習慣に過ぎません。 ところが、「内村鑑三の霊」は、クリスチャンなら誰でも知っているこの事実を知らず、12月25日のクリスマスの日がイエスが誕生した日である、という誤った俗信を単純に信じています。 今日は1986年の12月20日です。クリスマス・イヴまであと四日、クリスマスの当日まであと五日、言うまでもなく12月25日とは、イエス・キリストの生まれた日です。(同上、192頁) さらに、「内村鑑三の霊」の話によれば、イエスの母がとなるマリアが、「用事があって知り合いのところへ行こうとしていたとき」、ベツレヘムでイエスが生まれたことになっています。 今から二千年ほど昔、ベツレヘムの小さな町で、イエス・キリストは生まれました。12月24日の夜、イエスの母マリアが、用事があって知り合いのところへ行こうとしていたときに、急に産気づいて、旅の途中で子供を生まなくてはならなくなった。(同上、193〜194頁) しかし、クリスチャンなら誰でも知っているように、聖書によれば、マリアは「用事があって知り合いのところへ行こうとしていた」のではなく、住民登録をするためにベツレヘムにいくのです。 そのころ、皇帝アウグスツスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行なわれた最初の住民登録である。人びとは皆、登録をするためにおのおの自分の町へ旅立った。ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上っていった。身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。(ルカによる福音書、第2章1〜5節)
今、霊的な目で二千年の風景を振り返ってみると、そのベツレヘムの小さな農家の馬小屋のなかに、聖霊の光が燦爛と輝いているのが見えます。何と清らかな、何と聖なる夜でありましたでしょうか。 12月24日の夜は。外には、雪が降っておりました。午前中から雪が降りはじめて、かなり大きなボタン雪となりました。そして、夕方の五時半頃まで降ったでしょうか。大きな雪だったので、地面に十センチぐらいも積もりました。そうした夜にイエスは生まれたのです。 寒い寒い夜でした。まさに、聖夜そのものでした。そして、天上界からは、祝福のメロディーがいろいろ奏でられたのです。私は、その情景を今でも目にありありと思い浮かべることができます。(同上、194〜195頁) どうやら、「内村鑑三の霊」は、日本のクリスマス時期の感覚で話をしているようです。そもそも、この地域に「地面に十センチ」雪が積もること自体が通常ではないのですが、イエスが生まれたときの聖書の記述は、あきらかに、雪が十センチも積もった話しを否定しています。 なぜなら、その日、羊飼いたちが「夜通し羊の群れの番をしていた」と記録してあるからです。雪が十センチも積もったところで、羊飼いたちが「夜通し羊の群れの番をしていた」はずがありません。 その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなた方のために救い主がお生まれになった。この方こそメシアである。」(ルカによる福音書、2章8〜11節) 「内村鑑三の霊」は、おそらく、まるでそこに居たかのような印象を与えるために、「ボタン雪」だとか、「地面に十センチ」とか、「午前中から雪が降りはじめて・・・夕方の五時半頃まで降った」などという具体的な話をしてしまったのでしょうが、それが、結局、命取りになってしまったのです。
霊能者は、だれも知ることのできない「死後の世界」とか「霊界」とか「未来の世界」などについてのみ語っていれば、どんなデタラメを語っても、それがウソであることはだれにも証明できません。しかし、霊能者も人間であって、ついつい、地上の世界について喋ってしまうことがあるようです。 地上の世界についての話なら、わたしたちは、それがウソか真実か調べてみることができます。幸福の科学の教祖大川隆法さんは、その著『内村鑑三霊示集』のなかで、内村鑑三の霊として、霊界のことだけでなく、つい、地上の世界(イエスの生誕や聖書)についても語られています。 そのために、キリスト教の歴史やユダヤ地方の気候や聖書の内容についての無知が暴露し、その霊示のウソがばれてしまっているのです。 内村鑑三霊示集
→生前の内村著『非戦論』には「吾人は信ず日清戦争は吾人に取りては実に義戦なり、支那は社交律の破壊者なり、人情の害敵なり、野蛮主義の保護者なり、支那は正罰を免かる能はず」。 →日清戦争は明治27年、内村が朝報社に入社したのは明治30年。
→不敬事件は明治24年、娘の死は21年後の明治45年。 内村「私は、新聞によって、自分が懲戒免職になっていることを知りました」 内村「私は、教会からも破門された人間だったからです」 内村「アメリカに留学して、アマースト大学というところで神学の勉強をしました」 大川隆法の霊言──神理百問百答(JICC出版局,1992年)による大川の霊言集へのツッコミ一覧
▼Q17:日持「山の中でお寺に篭って、お経ばかりあげて」 親鸞聖人霊示集 ▼Q21:親鸞「阿弥陀経というものがあって、阿弥陀仏が人びとを救うために、48の発願をされた」
▼Q24:ノストラダムス「予言書『諸世紀(センチュリーズ)』という予言詩のシリーズを書いた」
▼Q30:孔子「コウスイーツ」老子「ニイハォ」
道元禅師霊示集 ▼Q36:道元「天童山におったときに(略)その人がね、椎茸を乾していたんですよ」
▼Q41:大川「妃ヤショーダラ」「父王シュート・ダナー」
▼Q61:大川「同氏(高橋信次)の7年余りの伝道の期間に、一気に50万人近くまで急増したGLA会員(略)現在わずか1万数千人の勢力にまで落ち込み」
『ノストラダムスの新予言』講義 大川隆法 「…ノストラダムスの予言の的中率はひじょうに高く、この第二章にも述べられていますように、かなりのところまで当たっているようです。… あるいは、人魚が捕まったこともありましたが、その出現も予言しております。… 」
______________________________________ 間違いじゃない太陽の法
>一九八一年一月のことでした。高橋信次の著作『心の発見・神理編』ははじめて読みはじめたのですが 〜略〜 >同年の三月二十三日、日曜日だったと思います。突然、だれかが自分に話しかけようとしているという気持ちに打たれ、いそいで、カードと鉛筆を用意しました。鉛筆をもつ私の手が、まるで生きもののように動きはじめ、「イイシラセ、イイシラセ」と、カードに何枚も書きはじめたのです。『太陽の法/角川文庫P234
月曜日と火曜日を間違えるなら、まだわかるけど、平日と日曜日の違いは記憶としてははっきりしているはず。それにすべての出発点になるような重要な日のことだ。鮮烈にその日のできごとはあなたの心に焼きついているはず。〜略〜 この間違いが何を意味するか。要するに「イイシラセ」など実はなかったのだ。〜略〜
・註 使用書籍『太陽の法/角川文庫 H2.10.30五版』
[ 古代インドのサンスクリット語は英語のアルファベットと親戚関係にある表音文字だから基本的にローマ字に置き換えられる。 つまり、ゴーダマとゴータマの違いはDとTの違い。バットがバッドになったら大違いではないか。 「釈迦の名前は梵語つまりサンスクリット語で Gautama Siddh?rtha と書きます。日本語で表記すればゴータマ・シッダールタとする以外にありません。南方仏教の言語パーリ語でもゴータマ・シッダッタであって、決してゴーダマではありません」 日本人だったら四郎が二郎になるような間違いをどうして釈迦本人が犯すのか。] ●1994年 >二千五百数十年前、インドで法を説いた、ゴータマ・シッダールタ、すなわち、釈迦牟尼仏です。 □参考 例文仏教語大辞典 石田瑞麿著 >しゃかむに-ぶつ 釈迦牟尼仏 〜略〜 ゴータマ Gotama はその氏姓のパーリ名((梵)ガウタマGautama)で、?曇(くどん)、?答摩(きょうとうま)などと音写する。 また名は(梵)シッダールタSiddh?rtha (巴)シッダッタ Siddhatthaといい、悉達多(しつだつだ)、悉多(しつた)などと音写する。姓と名とをあわせてゴータマ・シッダッタあるいはガウタマ・シッダールタと呼ぶこともある。 *註 変換できないやつは「?」にしました。 ●1990年『太陽の法/角川文庫 H2.8.10初版 H2.10.30五版』第4章悟りの極致 >六大神通力とは、天眼(てんげん)、天耳(てんじ)、他心(たしん)、宿命(すくめい)、神足(しんそく)、漏尽(ろうじん)の六つです。『太陽の法/角川文庫』P143
〔天耳は「てんじ」じゃなくて「てんに」、宿命は「すくめい」じゃなく「しゅくみょう」、 漏尽は「ろうじん」でなくて「ろじん」。 六つの神通力の名前の三つまでが違ってる。「ろじん」を「ろうじん」と読んだのは、きっと「漏電」の「ろう」を思い出したんだろうなぁ。〕
□参考 例文仏教語大辞典 石田瑞麿著 >じんづう 神通 〜略〜 神足(じんそく)・天眼(てんげん)・天耳(てんに)・他心・宿命(しゅくみょう)の五神通 〜略〜 (6)漏尽通(ろじんつう)は漏尽智証通ともいい、煩悩(ぼんのう)をすべて断ち得て二度と迷界に生まれないことをさとる通力である。 ●1994年『新・太陽の法/1994.6.25初版、1995.1.30第52刷』第6章エル・カンターレへの道 >一九八一年三月二十三日、春の陽射しがやわらかい午後、私にとっては、とても気分のよい日でした。〜略〜 □参考 あの日は何曜日? http://www5a.biglobe.ne.jp/~accent/kazeno/calendar/ ●1988年『観自在力 1988.11.10第1刷 1990.3.20第3刷』P78
●1992年『大川隆法の霊言 1992.1.10第一刷 1992.2.20第二刷』
幸福の科学 大川隆法 神秘の法でやらかした致命的ミス(フォックス姉妹事件) 大川本にはインチキが露呈するシーンが多々あります。 real_life_real_loveさんのカキコミから抜粋 ・ ・ ・ 『神秘の法』で大川君はフォックス姉妹を自信満々に取り上げて しかしフォックス姉妹ってスピリチュアリストのあいだでもそうとう評判悪い 実は、フォックス事件がスピリチュアリズムの元祖と考えている 幸福の科学とかねw 万が一フォックス姉妹がインチキだったとしたらどうでしょう。 >自分が霊能力がないからといって、フォックス姉妹がいんちきというのは
http://www.nazotoki.com/fox.html 1888年10月、マーガレッタ・フォックスは『ニューヨーク・ワールド』紙に 「交霊会と称する情けない詐欺行為の真実を皆さんにお知らせしたかったの 妹のケイトと私は、当時年端もいかない子供でした。私は8歳で妹は私より一 私たちは、夜、ベッドに入るときリンゴにひもを結びつけておき、ひもを引いてリンゴを床にぶつけて音を出したり、リンゴを床に落として反動で弾む音を出したりしました。母はしばらくこの音を気に病んでいました。音の原因はわからないし、まさか小さな私たちがそんなイタズラをしているとは考えなかったのです。 指を素早く動かし、握りこぶしと関節を使って音を出す方法を発見したのはケ 私がこの度の暴露に踏み切ったのは、カトリック教会の勧告によるものではあ
>ほんとうにその家で人が殺されていて、死体があとになって それは懺悔を聴いたフォックス姉妹シンパがみんな言った言葉です。 フォックス姉妹が 金銭的に大成功したにもかかわらず あと唯物論者だからラップ現象を否定してるってのは http://www.nazotoki.com/fox.html 「この人骨と錫の箱は、アメリカ心霊協会のジェイムズ・ハーヴェイ・
フォックス姉妹が 金銭的に大成功したにもかかわらず Over the years, sisters Kate and Margaret had developed serious drinking problems. Before an audience of 2,000, Margaret demonstrated how she could produce -- at will -- Margaret recanted her confession in writing in November, 1889, about a year after her toe-cracking exhibition, Within five years, both sisters died in poverty, shunned by former friends,
いま日本でスピリチュアリズム調べるとまずここが出てきちゃうんですよ。 例:まあこの本とか読んじゃったんでしょう。大川君は。 (ぼくは心の道場がカルトとは言いませんが理性的な活動とは思えませんね まあフォックス姉妹から始まったアメリカ・スピリチュアリズムは 実際問題、シルバーバーチやアランカルデックと シルバーバーチの言うように、
『フォックス姉妹事件を基礎に置く流れのスピリチュアリズムはニセモノ』 とわかります。 さらに理性を使って検証を重ねれば、 『フォックス姉妹は全てのスピリチュアリズムに関係があるわけではない』 とわかるのです。 初代さんのご指摘どおり、大川くんが自信満々に取り上げた 4. 霊言の元になった大川隆法先生の憑依とは 「大川隆法がまだ、商社にいるころでした。ぼくのところに、ノイローゼの相談にきました。『GLAの高橋佳子先生の『真創世記』を読んでいるうちにおかしくなってしまった。自分にはキツネが入っている。どうしたらいいでしょうか』と。 精神分裂症で、完全に鬱状態でした。ノイローゼの人は名前や住所を隠す場合が多いんですが、彼も中川一郎(本名は中川隆)と名のっていました」 その青年が、数年後の現在、霊言の形を借りては、あらゆる宗教家、著名人になりかわり、ついには自分は「仏陀である」と語るのだ。 いわゆる新興宗教の教祖の突然の覚醒というのはみなこのような質感の異常励起状態を語っているんです。 「幸福の科学」の大川隆法は大学の教室で突然、ノートに「自動筆記」をはじめたことを昔の本で告白していた。 この「自動筆記」というものがいまのところ精神分裂症、つまり統合失調症の一形態だといわれている。 これは「幸福の科学」教祖だけではなく大本教の教祖も「お筆先」といってやはり「自動筆記」によって神の啓示をえている。 要するに大川隆法は精神分裂病が発病しただけなんだよ。 大川隆法先生の同級生は語る 02. 2010年2月16日 04:32:04 生協食堂で突然、イタコの口寄せの真似をやってみんなをびっくりさせていた。 何年か留年、院試だめだったみたい。でも 良い知らせ良い知らせとか。 お兄さん お父さんどうしてます。 お兄さん亡くなったとか聞きました。
あの頃は誰それの守護霊とははっきりおっしゃらなかったです。やはり年季を重ねてはっきりわかるようになったんですね。 出版会はどこも不況で青息吐息です。潤沢な資金をぶち込める先生はこれからも頻繁に登場なさるでしょう。 _______________________________________________
おなじ3月23日に、幻聴で話しかけられる感じがして、カードと鉛筆を用意すると憑依状態で「イイシラセ」と繰り返して書記している。「おまえは、なにものか」とたずねると「ニッコウ」と自働的に署名する。日蓮宗の日興上人のことだ。そのあと日蓮からの幻聴がきこえる。 6月のある夜、こんどは高橋信次からという幻聴がやってきて「大川隆法よ。今日、私は、おまえの使命をあかすために来た。おまえは今後、おおいなる救世の法を説いて、人類を救わねばならないのだ」と告げる。 おなじ6月に郷里からやってきた父親(善川三朗・「幸福の科学」顧問)のいるまえで、イエス・キリストからのお告げが幻聴としてやって来る。 それ以後、大川隆法はじぶんが呼ぶと天上界のあらゆる霊が出て来るようになったと書いている。そして1986年6月に、日蓮、イエス・キリスト、天之御中主之命、天照大神、モーゼ、高橋信次などの霊が降下して、会社勤めをやめて神理伝道に生涯をかけよと託宣が下って、宗教法人「幸福の科学」(91年、宗教法人承認)を設立するようになったと書いている。
わたしたち平常人の解釈では、大川隆法のこの体験はじぶんの音声にたいしてじぶんが解釈し造形したとおりの、日蓮やイエス・キリストや天之御中主之命(あめのみなかぬしのみこと・この神は存在性をもたない)や天照大神やモーゼや高橋信次の言葉が憑依したという以外の意味をもたない。 またなぜこうも次元の違う人物や架空の存在の霊が降下してくるのかといえば、そのときどきに読んだ著書や神話や聖書などで印象がつよく刻印されたものが託宣に現れるものだという理解になる。また天台智(ちぎ)や高橋信次は特異的に択ばれているが、これは大川隆法が日蓮から日蓮の傾倒した智に遡ったものだし、高橋信次は直接に「幸福の科学」の教義をつくるのに基本になった師にあたるからだということになろう。 宗教を取り付かれたように勉強していたことが推測できる。一種の「オタク」だったのだろう。 この憑依状態の体験をきっかけに大川隆法は持続的なパラノイアに特有な誇大妄想に取り付かれる。たとえばこんな具合である。 ----------------------------------- いまから一千数百年前に、天台智が、中国の天台山で一念三千論を説いていたのですが、そのとき、霊天上界において、彼を指導していたのは、実は、ほかならぬこの私でした。 私は、私の指導霊であるイエス・キリストと、愛について、よく話しをすることがあります。 右にあげたことばは、いまから二千年近いむかしに、イエス・キリストが、ナザレの地で語っていた愛の話の復元です。現在、イエスが私を指導しているように、当時は、私が天上界からイエスを指導していたからこそ、私は、彼のことばを知っているです。 次に大川隆法の世界図式はもっと荒唐無稽だ。 ユークリッド幾何学では実在の世界を「空間」として抽象してそれを3つの座標軸(タテ・ヨコ・タカサ)を使って数式化する。これを3次元ユークリッド空間と言う。そこで一般に実在の世界を「三次元世界」と呼びならわしている。 物理では3次元空間に時間という第4の座標軸を加えて4次元ユークリッド空間として物体の運動を表現する。 大川隆法は、この4次元世界の「時間」を通って鎌倉時代のヒトと同じ場所で出会えるとのたまう。 ずいぶんむかしのこと、「タイムマシン」という連続テレビドラマを楽しく見たことがある。昨夜「戦国自衛隊」という最近の映画をテレビで見た。そういえば「バック・トウ・ザ・フィーチャー」という映画もあった。視聴者は「もしも歴史」の面白さを楽しんでいる。時間を行き来することができるなどと本気で信じてみている人はまずいないだろ」う。(将来科学が進歩すればそのようなことが可能になると思っている人は、あるいはいるかも知れない。)
4次元世界+「精神」=5次元世界 人間が物質的な肉体ではなく「精神」であることに目覚めたものの住む世界。のことだ。 5次元世界+「神知識」=6次元世界 6次元世界+「利他」=7次元世界 愛をもち他者に「奉仕」できるものの往ける世界。 7次元世界+「慈悲」=8次元世界 太陽のような愛の世界。 9次元世界 そのうえに「宇宙」の太陽系のほかの星団の霊界のことも知り、大宇宙の進化という方向のうえで、地球系の霊団を指導している世界的宗教の人格神や根本神の世界のことをさす。 10次元世界以上になると地上の実在の関係をもった人霊ではなく「三体の意識」だけの存在の世界だ。その三体とは 大日意識(地球生物の積極意志をつかさどる) パラノイアの症候としてこのような誇大妄想のバカばなしが生まれるのはなんら不思議なことではない。不思議なのはこれを真に受けて恐れ入ってしまいのめりこんでしまう「平常者」が絶えないことである。 http://www3.kitanet.ne.jp/~nihirata/futeiki531-540.html _
ユングは、ヒステリーの中でも夢遊状態や憑依状態、多重人格状態に注目しました。それが現代でいうことろの解離性障害と繋がっています(昔の名称は解離型ヒステリー)。
特定の地域および文化に固有な単一の、または挿話性の意識状態、同一性または記憶の障害。 解離性トランスは、直接接している環境に対する認識の窮窄性、常道行動または動作で、自己の意思の及ぶ範囲を超えていると体験されるものに関するものである 憑依性トランスは、個人としてのいつもの同一性感覚が新しい同一性に置き換わるもので、魂、力、神、または他のものの影響を受け、情動的な不随意運動または健忘を伴うものに関するものである。 たとえば…イタコや巫女などもこれに含まれるでしょう。 別人格を憑依しているような状態ですね。 古代から、感応ヒステリーを利用して、神様と巫女は交信してお告げを得ていたと言います。宜保愛子さんや六星占術の細木数子さんなんかをはじめ、たいてい、ヒステリー性格の人が多いと思います。 この性格の人は、非暗示性が高く、自己顕示欲も強いし、悪気もなくうそをつけることができます。ぼくは、印鑑販売のため易学院などで、数霊や姓名判断を学んだことがあります。ここでの先生は、男性の方が多かったのですが、やはり、ヒステリー性格が強く、話が上手くて、詐欺師のように、完全になりきって講義をされていたのを思い出しました。 わたしは、このヒステリータイプの女性とのつきあいが多いので、一つの仮説として、うそと現実が区別の付かないようなことが、これらの性格の人には見られることから、科学的に検証しようとするなら「ヒステリー性格」についての研究も必要だと思います。 実際には、経験していないうそごとを、あたかも体験してきたかのように、これらの人は話す能力を持っています。 でも、インチがあるからといって、すべての人を否定するのはやめて欲しいと思います。わたしは、自分の部屋に、仏像を持っているのをあてられたこともあります。これは、やはり、その霊能者に、その程度の能力があったと思います。しかし、株式の価格の変化などは、自分でも分からないから、あてられないのかもしれません。 統合失調症の幻聴と多重人格(解離性同一性障害)の幻聴
・解離性同一性障害の幻聴=頭の中から別人格たちの声がきこえる。
一方多重人格の場合には、脳に器質異常はまったくなく、よって妄想もなく、無意識下に抑圧されたトラウマが生み出した『別人格=別意識』が基本人格にコンタクトをとろうとして、それが幻聴として意識されます。 この場合、本人にはっきりとした自覚があります。
まったく性質のちがうものです。 解離性同一性障害(多重人格)が疾患として認識されるようになったのはごく近年になってからであり、それ以前は幻聴があるものはみな統合失調症(以前は精神分裂病)だと片付けられていたのです。 わたしは、統合失調症という病気で多重人格とはかなり違うのですが、幻聴が人格を持ち実在の人物を考えるとその幻聴が現れました。 もしも多重人格の兆候があるとしたら楽しむ余裕などないと思います。 多重人格の恋人を持った人のHPを読んだのですが、 「鏡を見ながらもう1人の自分を作りあげた。」という部分は、ぞっとしました。 Yという人格です。幻聴としても現れました。 「悪いことをするとき、必ずわたしのせいにするの。ひどいわ!」 といわれました。(幻聴なのであくまで頭の中でもことですが…。) 別の人格を持った幻聴が 「あなたは、人のせいにして酷い人ね!」 というし、またKを名乗る幻聴は、私自身でもあるのですが 「わたしは、風呂が大好きで、男が大好き。お願いだから不潔なことしないでよね!」 と言ってきました。YもKも女性です。 わたしの声なのですが別の人格でした。 前世を覚えていると主張する人は世界中に数多く存在する。しかし、よく耳にする批判の一つとして、有名な歴史上の人物の生まれ変わりと称する人があまりにも多すぎるというものがある。 1930年代には、ジョアン・グラントというイギリス人女性が、古代エジプト(ギリシアと並んで前世の話によく出る行き先)の華やかな人生の思い出を続けざまに脚色してみせて名声を得た。他にも、スコットランド王ジェームズ四世としての前世を思い出した女性や、チャールズ二世の愛妾ネル・グウィンだったと称する女性などがいる。 しかし、アメリカにおける188件もの事例を対象とした最近の調査では、大半の被験者が矛盾だらけのお粗末な前世を思い出していることが分かっている。
逆行催眠というものがある。催眠術を使うことで、人を青春時代や子供時代、幼児期へと年齢退行させ、忘却の彼方にある過去の記憶を取り戻そうというものだ。この逆行催眠を徹底すると、胎児の状態を超えて前世にまで遡ることができるという。輪廻転生の研究においては、当初、意識的に前世を思い出すケースが対象となる事例の中で大部分を占めていたが、1950年代初めに催眠術の被験者が誕生の瞬間からさらに前世まで逆行することで、輪廻の証拠となる比類ないほど大量の情報を採集できることが発見され、この分野の研究は飛躍的に進歩した。俗に『前世逆行』と呼ばれる初の重要な事例は、1952年コロラド州で行なわれている。
興味深いことに、多重人格症の患者の中には分裂した人格のほかに不可解な人格、例えば死んだ人間の“魂”の人格が存在する例があり、『悪魔憑き』や『憑依現象』と勘違いされることがある。また交代人格が、自分は複数の人間に乗り移っていた『霊』だと主張したケースもあり興味深い。当然、そのような死者の記録を調査して、実際に該当する人物が見つかった例は皆無に等しく、被験者が潜在意識の奥で作り上げた空想上の“魂”であることは歴然としている。このように近年、退行催眠で“思い出した”記憶には多分に被験者の空想が混在することが分かったため、すでに欧米では退行催眠の妥当性に対する信頼は大きく後退している。 _________________________________________
分裂病とSF schizophrenia and science fiction
数億年前、宇宙人が地球に降下し、真にして善なる国を建設した。その末裔がイザナギ、イザナミの命であり、この血脈はさらにアマテラスとスサノオ、ヤマトタケル等を経て天皇一家に伝えられているが、われわれ人類も多少ともその血を継いでいる。 しかるにいつの頃からか、次第に邪悪な力が世界を堕落させ、現在は虚偽を打破して昔のような真実の世界に戻そうとする大いなる全能者(彼はそれを「おやじ」と呼ぶ)と、ますます堕落させようとする力が戦っている最中である。 彼は生後間もなく「おやじ」に戦いに参加するよう求められ、「おやじ」に心身ともに委ねて、その指示通り働くことを約束した。そして「おやじ」の指令により、「人間構成の素粒子論」や「心理プラズマ」や「運動の周期律」等々を研究する。新しい言葉(漢字)を創るのも「おやじ」の要請で、すでに腐敗した既成の文字では新しい世界の真理を発見できないからであるという。 まるで、40年代のスペースオペラみたいではないか。書きようによってはヴォクトばりのワイドスクリーン・バロックになるかもしれない。 考えてみれば、分裂病患者は異常体験を説明するのに「電子頭脳」や「テレパシー」などSFの言葉を使うことが多いが、「魔術師に魔法をかけられた」などとファンタジー用語を使う人は見たことがない。 これはなぜだろう。 それはたぶん、SFと分裂病の妄想との間には共通点があるからなのだろう。 まず、SFは世界を描く小説だということ。ファンタジーではあくまで異世界における人間が描かれるのに対し、SFには世界そのものを疑い、新しく構築しようとする意志がある。一方、分裂病患者に特徴的とされている症状に、世界没落体験というのがある。これは「世界はいまや危機に瀕している。世界の終末は近い」という、周囲から迫ってくるような絶対的な確信のこと。 分裂病患者にとって、世界はグロテスクに変貌をとげつつあるのだ。それじゃホラーじゃないか、だと思われるかもしれないが、ホラーの理不尽な世界で人間が長いこと生き続けるのは難しい。グロテスクで不条理な世界の中で自己を守るためには、SF的な論理を使ってでも世界を論理の中に位置づけるしかないだろう。それが、分裂病者がSF用語を選ぶ理由なんじゃないだろうか。 さらに、SFには、形而上的なものを強引に形而下に引きずり下ろしてしまうという特徴がある。抽象的な思想も無理やり「絵」として見せてしまう。バリントン・ベイリーの諸作を思い出してもらえばわかるように、これはSFのパワーであると同時に安っぽさの源泉でもあるのだけど、一方で分裂病の思考にはコンクレティスムス(Konkretismus(独) 英語ではconcretism。具象化傾向と訳されている)という特徴がある。分裂病者は比喩や抽象を理解できず、そのまま具体的に受け取ってしまうというのだ。 たとえばこんな例がある。 雑誌『精神療法』1992年9月号の「海外文献抄録」というコーナーに、「抑圧と分裂――言語構造論的端緒に基づく神経症と精神病の境界設定に関する考察」という、やたらと長ったらしいタイトルの、ドイツ語の文献の抄訳が載っている。 この文献で取り上げられている患者は20歳で、10歳のときからペリー・ローダンを読み始めたので、「人生の半分はペリー・ローダンのことばかり考えてきた」のだという。そして、「15歳のとき女の子と恋愛関係を持ったことがあるが、その後学校へ行けなくなり、ますますSFにのめりこむようになった」「友達と会うでもなく、ペリー・ローダンのことにだけ専心するようになった」のだそうだ。ついには、入院していた病棟を抜け出し、ちょうど行われていた講義に侵入し、マイクを奪って「ペリー・ローダンは私の精神の父です。電波をかわし合う相互関係が、私とローダンとの間にはあるんです。私は過去、現在、未来です。私は3次元で神のようなものです。自分は神だと思います」と叫んだという。 つまりこれは、「ペリー・ローダンを神とし、ついにはペリー・ローダンと自分とを同一視するようになった」という症例なのである! 医師との会話がよく理解できなかったこの患者が、窓辺で何かを飲み込むような動作をして「情報を飲み込んでるんです」と言った、というのがコンクレティスムスの典型例。それどころか、この事例をもとにして、1982年、ホルム-ハドゥラという医師が「コンクレティスムス」の概念を導き出したのだった。 コンクレティスムスの概念誕生とSF小説との間に密接な関わりがある、というのも何かの因果というべきか。しかし、この患者の場合、これは本当に分裂病独特の思考なのかな。この思考は、この患者が分裂病だったことより、SFファンだったことの方に関係あるような気もするんだけど……。 ただし、SFと妄想に共通点があるからといって、分裂病者の妄想を病者の豊かな想像力のあらわれだと考えるのは間違いである。彼らは決して、想像の翼を羽ばたかせているわけではない。彼らはこのような観念の中で身動きが取れなくなっているのであり、それは想像力とは正反対のものである。彼らは、妄想世界を想像しているのではない。妄想世界を生きているのだ。 そして、その妄想に触れ、驚異を感じたりユーモラスに感じたりと、いろいろと想像を働かせることができるのは、我々非分裂病者の特権なのである。 しかし、例外というものは必ずあるもので、きわめて豊かな想像力を感じさせる症例もごくまれにだが存在する。 たとえば、1958年の「精神神経学雑誌」に載っている「Neophasieの生成機序について」という論文に紹介されている症例がそうだ。地味なタイトルだが、これが、言語新作から始まり、ついにはまるまるひとつの惑星と文明を創造してしまったという驚くべき人物を紹介した論文なのだ。 著者はヤラスラフ・ストックリックといって、チェコのプラハ精神衛生研究所の主任教授。ふつう、日本の専門誌に外国人の論文が載ることはあまりないのだが、この論文は、著者が特に日本の精神医学雑誌への掲載を希望して寄稿したものなのだという。なんでわざわざそんなことをしたかというと、この論文で扱っている症例が日本に縁があるからということのようだ。 症例はチェコ人の患者で、名前はドクター・D・ドッド(仮名)。1910年生まれの一人っ子。幼少の頃から数々の重い病気にかかったが、よく勉強し、大学は医学部に進学。医学のさまざまな分野について非凡な知識を習得し、結局精神科医になったというエリートである。 彼は医学論文を書き、音楽を作曲し、独特な速記術を編み出すなど多彩な才能を発揮し、特に、夢の解釈、ロールシャッハ・テスト、脳腫瘍その他について大きな著作をものしている。順風満帆な人生である。 しかし、1945年のこと、広島に原爆が落とされたことを知った彼は激怒し、たったひとりである強烈な平和運動を開始する。宣伝ビラを街中に貼り、教会の円頂に声明文をひろげる。大統領やローマ法王にも激しい手紙を送りつけ、友人や親戚には新しく築かれた国家では官職に任命することを約束した。そんなことをしているうちに法に触れ、精神鑑定を受け、患者として釈放されたのだそうだ。そんなに変じゃないように思えるんだがなあ。 このときに彼が担当の精神科医に語ったのが、実に驚くべき物語なのであった。 1942年のある日のこと、プラハ近郊に惑星間を飛ぶ航空機が墜落して燃え上がった、と彼はいう。彼は急いで燃えている機体に駆け寄ったが、救い出せたのは一人の少女だけ。少女の名はDehorjane(読めん)。アストロンという惑星(一名テティスともいうらしい。「地球」と「世界」みたいな関係のようだ)から来たという。彼女は徐々にチェコ語を覚え、彼に身の上話をした。父はアストロンの大学教授であり、彼の最初の惑星間飛行で命を落としたのだという(その後いろいろと長い話があるらしいのだが、この論文には書かれていない)。 その後彼はDahorjaneと結婚、アストロンの歴史や文化について教わるのだが、そうしているうちに、彼は徐々に前世をアストロンで過ごしていたことを思い出していく。彼はアストロン人の生まれ変わりであり、来世には再びアストロンに戻り、日本とテティスの皇帝として君臨するのだ。彼によれば、日本人は惑星系を支配する任を追うべき運命にあり、彼自身がその指導者なのだ! なんだか日本のアニメのようなストーリーである。 6、7歳の頃、一人っ子だった彼は、人形や箱で街を作っては一人遊びをしていたという。さらに住人のいうことを親に理解できないようにするために、彼は自分で新しい言葉を考え出したという。しばらくしてこの遊びはやめてしまったが、大人になるまで新しく作った言葉のことは忘れず、Ishi語と名づけて徐々に洗練させていき、ついにはこのIshi語で小説や科学論文を書いたり、福音書を翻訳したりもするようになった(論文には、彼の書いたIshi語の文章が図版として掲載されている。見たこともない文字だが、きわめて整った字で、ひとつも訂正がない)。 そんなときに、彼はDahorjaneと出会い、自分の考え出した言語は、前世の記憶であったことを悟るのだ。 その後、彼は、アストロンのさまざまな民族の言語を作り上げた(というか、思い出したんだな、前世はアストロン人なんだから)。しかも、彼はそれぞれの言語がどのように発生し、利用され、消滅していったか、そしてどの言語でどんな古典的著作が書かれ、どこに保管されているか、などすべて具体的に述べることができる。つまり彼は、言語だけではなく、惑星アストロンの歴史をまるごと作り上げてしまったのである。 Barnum語は名詞には8つの語尾変化があり、性の区別がある上、生物は無生物とは違った語尾変化を示す。合計22の語尾変化があるのだそうな。動詞はきわめて不規則に変化し、214の異なった変化形がある。その上、6つの完了形、3つの未来形、3つの条件形などがあるのだとか。こりゃ難しそう。 Tvad語は現在は死語だが、かつてはアストロンの強大な種族の言語だった。この言語の言葉は2音節からなり、例外なく子音で始まり子音で終わる。 Kimbal語はKim語とも言われ、アストロンの黒人種の言葉である。わずか666語からなり、象形文字で書かれる。 などなど、ドクター・ドッドが作り上げたさまざまな言語が、論文には紹介されている。精神病であったにせよ、そうでなかったにせよ、少なくともこのドクター・ドッド、非凡な才能の持ち主であることは確かなようだ。彼の書いた膨大な量の自伝というのを読んでみたい気がする。 なお、この論文の最後には、「きのうは一日中雨が降った」という文をアストロンの各言語に訳したもの、というのが載っている。 Ishi語……Rububi irsxhwae sut o dyn はあ。もう、ここまで来ると著者ストックリック先生も、医学的考察なんてどうでもよくなってますね。分析も考察もせず、「ただ発明の産物として驚嘆に値する」とだけ書いて終わりにしてしまってるし。 一つ気になるのは、この人、スペオペを読んでたのかなあ、ということ。1940年代のプラハでSFは手に入ったんだろうか。語学に通じた彼のことだから、たとえチェコ語に訳されてなかったとしても、英語のままですらすら読んでしまいそうである。「Kimbal語」なんていう名前をつけてしまうあたり、E・E・スミスくらい読んでそうな気もするんけどなあ。まあ「Kimbal」の一語で決めつけるわけにはいきませんが。
ウィーン大学卒業後、ウィーン精神分析診療所で、精神分析とマルクス主義の統合を目ざして活躍する一方、精神分析技法ゼミナールを主宰して、研究と指導に専念した。 社会学的見地に立ち、社会適応を重視した性格形成論、性を社会的抑圧から解放し、〈性器性欲の優位性〉を確立して、健康なオルガスムの体験能力を獲得することこそ健康の基盤であるとする性革命理論などが知られている。 13歳の時、母・セシーリアが自分の家庭教師と性交している現場を目撃してしまう。ライヒはそのことを父・レオンに告げた。 しかし晩年のフロイトも、さすがに「性欲理論」は無理があるとして放棄しつつあった。またユングはリビドーを「性」ではなく生命エネルギーと定義し、右脳と左脳のメカニズムにまで迫ろうとしていた。 ・未成年の避妊教育の実践 ・堕胎の権利の確立 そのころから精神に変調をきたし、「オルゴン(オルガスムの)・エネルギー」と名付ける宇宙エネルギーの存在を信じこれに熱中するようになった。 世界には至るところに「オルゴン・エネルギー」が満ちている。それが細胞を動かしているのだ。愛するものと別れるとオルゴン・エネルギーが不足して病気になる。しかし休養すればオルゴン・エネルギーが充電されて再び健康になるのだ・・・ このエネルギーを集める力を持った〈オルゴン・ボックス〉に入ると、すべての性障害が治ると称して、ライヒは金属箱を販売した。しかし、これがアメリカの薬事法違反に問われることになる。 「オルゴンエネルギーを暴発させて大洪水を引き起こしてやるぞ」 ライヒは裁判中、法廷侮辱罪で投獄され、不遇のうちに獄死した。 http://www.d4.dion.ne.jp/~yanag/kora9.htm
初期フロイトの路線を強調した上で、精神分析に政治的な視点をもたらし、精神分析とマルクス主義を結びつけようと試みた。性的エネルギーの社会による抑圧からの解放を目指したが、その極端な思想や行動が嫌われ、後に精神分析協会からも共産党からも除名された。 1934年ナチス・ドイツのドイツ国からノルウェーに亡命、オスロ大学で性科学を オルゴン理論 オーストリア生まれの精神科医兼マッドサイエンティスト、ウィルヘルム・ライヒが提唱した、超自然的生命エネルギー「オルゴン・エネルギー」に関する理論です。 ライヒによれば、オルゴン・エネルギーとは自然界のあらゆるものに浸透している非電磁的な力で、生命力の基礎となるエネルギーです。 それは青い色をしていて、空や海の青さは青い光の乱反射によるものではなく、オルゴンのせいだということです。 1940年代になると、彼はオルゴンを利用した医学的治療箱「オルゴン・エネルギー蓄積器」を発明し、医療事業に乗り出します。 それは内側には鉄板を、外側には有機材料を張った電話ボックスのようなもので、その中に入ってじっと座っているとオルゴンを吸収することができ、色々な病気に効果があると彼は主張しています。 当然のことながら、オルゴン理論はまともな学界からは無視され、良心的な科学者から反論されましたが、ライヒは彼らを辛辣に批評し、反論の反論としてオルゴン理論をますます壮大なものにしていきました。 彼によれば万有引力と原子力の根本原理、物質と大宇宙の起源、空間と時間の秘密など、ありとあらゆる自然現象をオルゴン理論によって説明することが可能となります。 そしてその著書「聞け小人よ!」の中で、世の中の”小人たち”に何と言われようと、「私はお前に生命と宇宙的本性の無限に広大な分野の秘密を暴いて見せた。 これが私の偉大なお返しだ!」と叫んでいます。 1950年代になって、ついにFDA(アメリカ食品医薬局、日本の厚生省に相当)がオルゴン蓄積器の調査に乗り出します。 FDAの依頼を受けた専門の科学者達が慎重に厳密な試験をした結果、「オルゴン・エネルギーなるものは存在せず、同器は医療上有害無益」との結論が得られ、ライヒは連邦裁判所に逮捕されてしまいます。 オルゴン理論は典型的な疑似科学で、ライヒは典型的なマッドサイエンティストと言えます。 マッドサイエンティストには多かれ少なかれパラノイア(偏執狂)の傾向があり、次のような特徴を持っています。 • 自分を天才と考える。 これは精神分裂症患者の「ネオロギズム(新語。 患者にとってしか意味のない、チンプンカンプンな造語)」と呼ばれる症状と似たところがあります。 時代的に考えて無理なことはわかっていますが、彼がプラセボ効果というものを知らなかったのは本当に残念なことです。
怪文書の宝庫! アメリカの精神の支柱である基督教の神であるヤーベ(八百重)は、 現代科学のタブーである霊界の存在を考慮して、 近代は、イルミナティ教団が出来、フランス革命から始まって一連の共産主義革命を起こした国際金融グループに対して何も罪を問わない現状になっているのです。其れもユダヤ系列のマスコミと歩調を合わせて行動を執っているのです。但し此れは戦略で行っているので、頃の見境を考えながらの行動であるから、注意深く年数掛けての戦いなのです。 後、もう一つ大きな問題点はスカラー波の技術開発による武器開発です。其れに関連してインターネットの通信問題も深く考えなければならないのです。今、一番大きい 現実問題としては、テスラ波による武器開発です。別名「スカラー波」又は「気」とも言っていますけれど、このテスラ波は物質の根源になすもので磁気的な性質を持っています。宇宙の構造は、磁気法則で全てが成り立っているのです。 磁子の活動が電流を生み、そして力を発生するのです. 「テスラ波(スカラー波)」は、磁子の縦方向に振動している状態を指しているのです。その悪用は、宇宙そのものがバランス(平衡性)が無くなり、太陽系そのものが崩壊する危険性があり、又、精神作用にも動作するので、「洗脳」にも使われる可能性があるのです。 そしてDNAにも作用するので、奇形児が出来る可能性があるのです。 又、マイクロ波の衛星通信の拡大は、電子レンジの中に地球が入るという恐ろしい結果が待っているのです。 それらの問題をマスコミは真剣に考えていないのが現状なのです。 そして、環境問題の考え方も対処療法的で、物理療法的に問題を考えていないのです。それが欠点なのです。 つまり、公害の原因を全て化学化合物で説明し、化学反応の物理的説明を含んでいないのです。そこに免疫の問題を考慮する事が出来ないのです。 これらの問題を真剣に考えないと、やはり異星人は自衛の為に最期の手段を使用されるのです。 日本人が中心になって、神の言葉を、お伝えてこの問題を解決する方向に考える必要があるのです。
又、人はどんな代価を払って、其の命を買い戻す事が出来ようか。 神が推薦するパソコンPC9821 http://hiroshima.cool.ne.jp/h_sinobu/suisennPC.html やっと、希望の光が見えるパソコンのエンジンが見えた。其れはT-Engine応用製品向けの超小型プロトタイプ「T-Cube(仮称)」の開発に成功。勿論この製品開発に勿論PC−9821で開発を!!! そして、絶対に国際連合の地下の核爆弾を取り除くまでは、そして自分が行ったテロ行為を反省するまではイスラエルとは縁を切る事。 日立のSH−4は、子会社SH会社(SH−4、SH−5を作っている会社)は、国際連合の地下に核爆弾を置いた犯人であるイスラエル国家グループの所に中心に支社を作っている。 其処で日本語の機械語プログラム開発と英国の清教徒革命から始まる一連のユダヤ・イルミナティ・マルクス共産主義革命に対する犯罪者の軍事裁判を受けさせる啓蒙運動と神が日本に存在する事と国家領土をパレスチナに返還運動をイスラエルに行い、実行させたならば、自分もそのCPUを支援するでしょう。其れまでは冷静に見たほうが良い 今、日本の伝統文化を守る為に、次の機種を推薦します。 希望の光が見える機種になったから注文つけたくないけれど、PCIとPCIXの拡張スロットを付けて欲しい。熱暴走しない為の断熱と冷却でしょう。出来れば、USB2.0を付けて欲しい。Vrの実験室では800MHzの動作成功の話もあるから其のCPUの検討もお願いしたいです。最後にPC−9821の互換を保つ為にCバス(ローカルスロット)も宜しくお願いします。 上の二つは、今の時代にそぐわない値段の高さを示している。先ず、パソコンの定義は、一般的な家庭でBIOS開発やOSを作成する機械がパソコンである。一般的家庭の普及を考えていない値段だったら理解出来るが、其れでも、PC/AT互換機の普及と伴い、其れに応じた安いビジネスマシンを作っている時代に対抗した製品の値段ではない。 このままだと本当に日本は技術を世界に奪われるでしょう。其れを無くすには、ひとえに一般市民でも買えるBIOS開発機を作らなければならない。同時に日本の文化を守る為に、JISコードROMを付ける事と、BIOS開発機だから、簡単なシングルタスクのOSや日本語で開発出来る言語開発が必要でしょう。 EWS4800だったら、今の時代は10万円以下の普及タイプしなければならない(EXPRESS5800を売らなければ良い)。当然、1社だけで出来るものではない。だから、BIOS開発や機能拡張の意味でのハード仕様公開が重要でしょう。それが、NECが行った時、初めてオープン(仕様公開)戦略を取ったと云う意味になるでしょう。そして、PCDOS互換機の1.5倍の性能で同等の値段で、販売する事と、IBMDOS互換機を売らない事が大切である。 ・IBMDOS(PCDOS)が動作しない機械が正しい機械(IBMとの互換性の無い機械)これは上記で説明している。 WINDOWSME・WINDOWSXP・TurboLinuxが動作する機械は、NEC製品(PC98NX・Express5800も含む) IBMの本社が、日本の広島に移って、IBM経営者が帰化人となって、「日本人」の責務を果たす事を約束するならば、この言葉を撤回しよう。IBM本社が移動しなければ意味が無い。 しかしNECのパソコンの改良点 • リセット・ボタンを再び取り付ける。 • 2番目は日本に国籍がある会社の独自のCPUをつけて販売する。(例えば、 • 4番目はウォッチ・ドッグ・タイマを付ける。 後から神代文字付加考える必要がある)で動作出来るようにする。 オープンアーキテクチャの思想その物は、良いけれど、それは世界の歴史の問題にも考える立場で立って欲しい。本来ならば、NECがIBMに対抗して、基盤を全世界に売る為に、著作権利料を放棄する事を見習えば良いのに、勿論、BIOSとOS関係はIBMと同じ様に著作権維持して、ハード回路は放棄すれば良いのに、日本は長期に亙って戦略を立てる事を考えられないのである。 全世界に、日本の文化と伝統を伝える使命感が全く感じられないのである。そして姦淫の罪を犯しているアダルト関係とのソフト製作者は、出版関係と同じく即刻営業停止処分を行うべきである。 基本的にアダルトソフトは買わない事を提案する。 IBMの場合は、外側が日本形式に行っても、内側はユダヤ人の考えを広めようとしている。IBMの場合は、本社が日本に移動しない限り、パソコンは軍事戦略物質である以上、買わない方が賢明である。 • Another FreeDOS(98) 基本的に自分が紹介したので一言言わなければならない問題点を見付けた。 それは、XFREE86は、基督教徒の宗教弾圧した旧ローマ皇帝の「ネロ」を基督教徒が知らせた黙示の紋章である「666」を、XFREE86の作者は、何でも無いパソコンに取り付けると云う事は、「ネロ」崇拝者である可能性がある。 因みに、FREEBSD86は、XFREE86とプロジェクトが違う事を伝えておく。この「666」の紋章はIBMの製品 にも付いている。遊びで付けたとしては、檻の中にいる虎の所に、人間を入れた残虐性の旧ローマ皇帝の「ネロ」について何も考えていない証拠でもある。 IBMの創始者であるワトソンは、基本的に基督教徒で、倒錯的に書き方している『IBMとホロコースト』(ユダヤ系列の国際銀行が行った共産主義革命についての残虐性を一言も述べていない問題作であるけれど)、の中身から見れば、反共活動の実績を買わなければならないけれど、上の「666」のネロ崇拝者であったならば、問題である。ユダヤ・イルミナティマルクス共産主義の両立て主義を感じる。本当の基督教徒であったならば、不吉の紋章である「666」を製品に付けないであるけれど。ダビデ崇拝者のユダヤ教徒の暗躍を感じる。 • PC-9821世紀 自分は、日本国粋主義としてPC−98を勧めてはいない。 神が推薦する宇宙標準機として、PC−98を広めている。 つまり全宇宙・全世界に愛されるPC−98として進化しなければならない。 つまり、世界の中で神を大切にしてゐる自由主義国の人々の福音のパソコンとして世界に広めなければならない。そして、奢る事も無く謙虚に世界の福祉の増進としてPC−9821を広めなければならない。後でPC−98に関しての悪魔の格言も指摘しなければならない。「真・美・善」の増進としてPC−9821の存在がある。
• 「宇宙と霊界と科学の接点」
一括りにして良いものかどうか。臨床精神病理は難しくて、実はまだ余り勉強してない分野です。 そういう誠に好ましい人望のあるヒトなんですけど、電波が入るんですね。それを普通の事のように言うので、こちらも普通の事のように受け答えしております。 随分昔からその状態のまま変化がないようで、さらに聞こえるのはドク電波ではなく、善意の宇宙人からの助言が中心だったりしますので、ま、様子を見ています。数年前まではサイババが夢枕に立って「来い」と言ったからというのでインドに行く計画を立てていましたが、現在はモンゴルの平原でUFOとコンタクトする計画を楽しげに語ってくれます。
「目を覚ます」という類の話じゃなくて、これ、はっきり言って症例なのです。しかし長年進行してないし、生活に支障がある訳でもないから、無闇にいじらない方が良いのです。 じつは、stomachmanは見積書作成要領の見本を作ったんですが、うっかり本物と間違えられて無用の混乱を起こすことが絶対ないようにと思い、 ________________________________________________
念力も自分だけで使ってるぶんにはいいんだけど・・・ テレビが俺の悪口を流している!
______________________________________________
もっとも、「症例:G・W・F・ヘーゲル」などのレベルになりますと分裂症と見分けがつかなくなってまいりますが。 チマタで見かける「ユダヤ陰謀史観」みたいなのと一緒で、いちおうの一貫性はあるのですね。ただその、決定的な証拠は? と言われると「ない!」となって、ならなんで? と言われると「証拠がないのも陰謀だ!」という形で無事に着陸。 こうなるともう誰が何を言っても聞き入れるもんじゃありません。 宇野正美講演会・傍聴記「反ユダヤ伝道師」かく語りき
「1990年にバブル経済が破裂したあとの5年間で、世界で、日本で、〇〇、〇〇の事件がありましたね。 これは、〇〇が〇〇して、〇〇になったものでした。その背後に、世界を操る〇〇〇〇の存在があるのです」。 いろんな厳しい人生経験を積んでそれなりの生き方をしてきたあとでも、人間はこの程度のホラ話に一気のめり込むことができるのである。 「この1月17日の関西大地震は、人工地震の可能性が、1%はあります」 「3月のオウム事件は、地下鉄サリン事件は、北朝鮮が裏で糸を引いているのです」 この三年ほどで、宇野氏の考えは二つの点で大きく変化している。かつて文芸春秋系のネスコ社から出していた本では、単純素朴な、ユダヤの秘密組織による日本征服説が説かれていた。これは、若い頃からの氏の聖書研究と愛国感情が混じり合った産物だった。 という考え方をしている。 フリーメーソンやイルミナティなどの秘密結社の存在はさておくとして、TC 私の友人のなかに銀行員が何人かいる。昔、いっしょに『ニューヨーク・タイムズ』紙の早朝読み合わせ会という勉強会をやっていた友人のひとりは、ニューヨーク駐在勤務から帰ってきた後に、私にははっきりと語ってくれた。 彼は、宇野理論のような直接的なユダヤ陰謀論は説かないが、そのような傾向が __________________________________________________________
妄想というのは,強固な信念で,明らかに間違っているのに決して訂正されず, 例えば, 「いや,これは確実なことだ。証拠もある。さてはお前も〇〇の回し者だな!」
しかし、これは私たちの経験上珍しいことではありません。単なる思い込みは誰にでもあるし、現在正しいといわれている知識でも、やがては誤りであることが証明されるかもしれません。また生活文化の中には、はるか以前から脈々と受け継がれてきた迷信もあります。 しかし統合失調症の妄想には、誤りを訂正できない思い込みと、強烈な不安感が認められます。また、妄想は宗教と異なり個人的体験といえます。妄想にはいくつかのパターンがあります。 妄想の種類 迫害妄想 自分は周囲から迫害されていると思い込む このとき、自分が考えていることが周囲に漏れる、あるいは自分以外の考えを吹き込まれる、思考を乗っ取られる、と訴えることも多いのです。
誰か知らない人の声が聞こえる。 __________________________________________
これはそのまま妄想につながる事もありますし、独立した症状として発展していく事もあります。統合失調症における最も基本的な症状のひとつと言って良いでしょう。 幻聴は、実際にはない音や声が聞こえているかのような状態になる事です。 少なからず、常態の方であっても起こり得る症状ではあります。 ストレスなどで身体が弱っている時、誰かの声が聞こえたような気がするということはないでしょうか。 知っている人が声を掛けてきたと思い込んだり、誰かが家を訪ねてきた時の声がした、と感じたりする事は、誰もが経験する事だと思います。 しかし、統合失調症における幻聴は、そういった単発的なものではなく、常に声や音が聞こえている状態です。 例えば、自分の悪口が聞こえてきたり、命令する声が聞こえたりというような、自分にとってマイナスとなる声が聞こえてくるケースが多いようです。 よく、殺人事件などが起こった際に、その弁明に「悪魔の声が聞こえた」などという供述がされていますね。 この場合も、まず統合失調症が疑われるようです。 実際にそうだったのかどうかは、精神鑑定によって明らかとなります。 こういった幻聴の症状を周りの人が判断する場合は、いくつかの基準があります。
統合失調症における妄想は、恋愛に関してもかなり大きく現れるようです。 恋愛がらみで統合失調症になったという人も、少なからず存在しています。 それは、恋愛というものが大きな精神的苦痛を伴う事が多々あるからです。 統合失調症の要因のひとつであるトラウマにしても、大きなストレス、ショックにしても、恋愛にはよく起こりうる負荷なのです。 まず、「嫉妬妄想」がこれに該当します。 嫉妬妄想というのは、簡単に言えば病的な嫉妬です。 浮気や不倫をされていると信じ込み、携帯電話を逐一チェックしたり、浮気の痕跡がないか衣服や財布などを念入りに調べたりと、常軌を逸した執着を見せる場合、嫉妬妄想という診断が下されるでしょう。 これは、少なからず多くの人が該当するものと言えるかもしれません。 嫉妬深いというのは性格として普通に存在します。 その程度によって病気か否か、という事になるのは、ボーダーラインの設定が非常に難しいのですが、明らかに自我に異常があり、殺傷の可能性もあるという状態になると、精神疾患とみなされるようです。 また、「恋愛妄想」という直球の妄想もあります。 これは、相手に対して過剰な量の好意的なメールを送ったり、電話を時間に関係なく掛け続けたり、家の前でじっと覗いていたりなど、いわゆるストーカー的な行動を取る人に対して診断される疾患です。 簡単に言えば、ストーカーの要因という事になります。 これも性格的なものとのボーダーを引きにくくはありますが、明らかに被害者が存在しているという場合は、恋愛妄想とみなされるようです。
統合失調症においては、「幻聴」と並び、非常に多く見られる症状のひとつに数えられるのが、幻視・幻覚です。 幻覚というのは、実際にないものが見える症状の事です。 また、精神疾患特有のものというわけでもありません。 全人口の4分の1くらいは、一度は幻覚を見たことがあるという調査結果があるそうです。 疲労やアルコール摂取によってそういった症状が一時的に起こるという事は珍しくないとされています。 ただ、統合失調症の幻覚の場合はかなり危険です。 頻度が高く、より鮮明に映るようです。 その為、その幻覚に対して戸惑いを覚えるのではなく、その幻覚が実際に存在しているものとして認識し、それに対して何らかの反応を示します。 その結果、周りから見ると異常な行動を取っているように映りますし、その行動が原因で他者を傷つけることもあるようです。 幻覚という症状は、麻薬やアルコールによって引き起こされる事が多いとされています。 その為、統合失調症とみなされる前に、まず麻薬やアルコールの中毒を疑われます。 被害妄想 ←大川隆法先生の症例1 統合失調症における陽性症状にはいくつかの種類があります。 その中のひとつが妄想ですが、この妄想もいくつかの種類に分類できます。 そうやって細分化された中にあって、特に近年増加しているタイプというのが、被害妄想です。 統合失調症において、ある意味一番スタンダードな部分が被害妄想かもしれません。 同時に、一般人にとってもかなり馴染みのあるもので、それ故に統合失調症という病気とは結び付けられないケースが多々あります。 実際、性格的な部分で処理される事が多い症状です。 被害妄想というのは、実際にはそうではないのに、自分が被害にあっているという思い込みが極端に強い状態の事です。 小さい点で例を挙げると、周りの人が皆自分を中傷しているような妄想にかられる状態です。 これは思春期によく起こる例ですが、道や廊下を歩いていて、そこでひそひそ話をしているグループを見かけると、その人たちが皆自分の悪口を話していたり、自分を蔑視したりしているのではないかという思考に囚われるという事はないでしょうか。 これが被害妄想の一番顕著な例です。 これが酷くなると、誰に対しても自分に何か被害を及ぼすような画策を練っているとか、常に自分を落としいれようという考えがあるとか、自分を軽視、蔑視しているとか、そういった考えしかできない状態になっていき、その妄想に対して攻撃的、あるいは悲観的、絶望的なイメージを膨らませていくようになります。 その結果、暴力を振るったり、引きこもりになったり、あるいは自ら命を絶とうとしたりする事になるのです。 血統妄想 ←大川隆法先生の症例2 統合失調症における誇大妄想は、様々な種類に分類できます。 統合失調症の血統妄想とは、自分が高貴な血を引く人間であると信じ込んでいる状態の事です。 これが例えば実際に高貴な生まれであるならば、特に問題はありません。 統合失調症は、思い込み、盲信といったものが主だった症状となります。 血統妄想は、天皇陛下の隠し子であるとか、織田信長の生まれ変わりとか、そのような思い込みが多いようです。 つまり、現状の自分で満たされない部分を、血統という安易なステータスの向上によって補うというものです。一種のブランド志向に近いかもしれません。 ただ、本人にしてみれば、それが真実なので、親は本当の親ではない、天皇陛下の子供なのだから何をしても良い、何を買っても良い、などという思想に発展し、実生活に影響を及ぼす事になります。 誇大妄想 ←大川隆法先生の症例3 統合失調症において、最も顕著な症状と言えるのが、「誇大妄想」かもしれません。 誇大妄想というのは、自分自身に特別な力があると信じるとか、自分だけが社会から、周りの人から嫌われ、ないがしろにされていると考えるとか、そういった事実を大きく飛躍、誇張した思想を元に行われる妄想です。 ありもしない事を事実であるかのよう認識してしまうというのが、この病気の基本的な在り方ですが、誇大妄想はその典型と言えます。 誇大妄想の厄介な点は、躁鬱両方の場合に発生する事です。 一方、鬱の場合は、自分は周りの人間から常に中傷を受けているとか、常に誰かから監視されているといった被害妄想などを引き起こします。 誇大妄想というものは、低い程度であれば少なからず誰しもが一度や二度は抱くものです。 自分に対する過大評価、あるいは過小評価からくる周囲とのズレ、そして摩擦というのは、別段珍しいものではありません。
統合失調症の陽性症状は、幻覚を見たり、幻聴を聞いたりするという症状が主にあります。それらは妄想の部類に入ると言って良いでしょう。 実際に幻覚や幻聴を覚えるというのは、肉体的な問題によって引き起こされるケースもありますが、統合失調症におけるそれらの症状は、肉体的に何ら問題がない場合の妄想が生み出すものなのです。 その中にあって、自分自身をその幻覚や幻聴が追い込むという類の妄想もあります。 注察妄想というのは、自分が常に監視されているという妄想にとり憑かれている状態の事を指します。 常に誰かに見られているという感覚から、自分を見ている人の幻覚を見ることもあるようです。 これは、被害妄想の一種でもあります。 それに対して追跡妄想というのは、常に誰かから追われている状態だという妄想が働いている状態を指します。 幻覚、幻聴によって、それがより一層顕著になる事も多々あるようです。 こういった症状は、精神的に参っている状態の人にも比較的訪れやすいといえます。 心気妄想・被毒妄想 統合失調症には、陽性症状と陰性症状があります。 妄想の類は陽性症状という分類ですが、「心気妄想」と呼ばれるものは、むしろ陰性症状のひとつとみなされています。 それは、この妄想には幻聴、あるいは幻嗅といったものが大きく関わってくるからです。 これらは通常、統合失調症における陰性症状とみなされますから、心気妄想も陰性と言って良いでしょう。 心気妄想というのは、自分から臭いにおいが発せられている、あるいは自分の身体の形がおかしい、などという誤認識を思い込みとして信じている状態の事です。 統合失調症の状態だと、周りからヒソヒソ話が聞こえてくる時、自分が中傷を受けているという被害妄想が働きますが、その中傷される原因が自分の身体にあるのでは、という考えから、こういった心気妄想に発展するケースが多いようです。 また、「被毒妄想」というものもあります。 被毒妄想も被害妄想の一種で、自分が毒を盛られるのでは、という思い込みに囚われ、食事をとれない状態になるようです。
統合失調症の陽性症状には、「宗教妄想」という分類をされる症状もあります。 統合失調症における宗教妄想というのは、簡単にいうと自分を神、もしくはその生まれ変わりであると信じ、それを実際に周りの人に話すというタイプの症状です。 世界は自分を中心に回っている。 また、自身を神と信じるだけでなく、他の何かを神と信じ、その神の為には手段を選ばない状態も宗教妄想といえます。 宗教妄想というのは、ある意味最も危険な状態といえます。 病気の診断に関しては、比較的易しい部類と言えます。
統合失調症における妄想は、いくつかの種類に分類されています。 統合失調症の妄想の中にあって、関係妄想はある意味基礎的な部分と言えるかもしれません。 この例だけを見ると、普通の人でも多少なりともあり得る発想ではないかと思われるかもしれません。 しかし、統合失調症における関係妄想というのは、これを常に断定する状態に陥っているのです。 関係妄想は酷くなってくると、ヒソヒソ話は全て自分の事を話していると断定したり、特定の歌の歌詞が自分の事を言っていると思い込んだり、テレビや新聞で組まれた特集が自分の事を指し、笑いものにする為にやっていると思い込んだり、という症状がでてくるのです。 _______________________________
症状には個人差がありますが、主な症状として、実際には存在しない声や音が聞こえる幻聴やあり得ないことを信じ込んでしまう妄想、頭の中が混乱して考えがまとまらなくなる思考障害、興奮症状等があり、これらはまとめて陽性症状と呼ばれます。 また意欲の低下や自閉傾向(閉じこもりがちなこと)など、エネルギーが無くなったような状態になることも多く、これらは陰性症状と呼ばれます。 このような症状をともなって、多くは20歳前後に発病します。しかし幻覚や妄想は、本人にとって全くの現実と感じられるため、発病を自覚できないことがあります。本人より先に家族や友人が異変に気づくことも多いようです。 脳内には神経伝達物質と呼ばれる物質が存在し、その量の異常も関係していると考えられています。薬物療法では、抗精神病薬という、神経伝達物質の量を調整する薬を用います。薬の進歩は目覚しく、最近の抗精神病薬は幻覚や妄想を取り去るだけでなく、従来の薬では難しかった陰性症状の改善にも効果があります。 統合失調症の症状は、大きく2つのグループに分類することが多く、陽性症状と陰性症状に分けられます。 陽性症状と陰性症状は一見無関係のように見えても、実は根本のところで共通した要素があります。 それが「社会性の欠如」です。 私たち人間は社会の中で暮らしています。そこには法律や生活習慣といったルールがあり、また共通の言葉を使ってお互いの意志を通じ合ったり、常識として情報や知識を共有しています。 これらは社会が存在するためには、必要不可欠のものですが、逆にいいますと、これらのルールを守り互いのコミュニケーションが成立できれば、私たちは社会の一員として生活を送ることができるのです。 ところが、統合失調症は幻覚や妄想、自閉といったように、社会生活上のルールが当てはまらなくなる、あるいは社会との連絡を拒絶するようになります。 これを「社会性の欠如」と呼びます。このことが統合失調症の特徴ともいえますし、治療を難しくしている原因でもあります。 治療の最終的な目標は、欠如してしまった「社会性の回復」にあります。
陽性症状とは幻覚・妄想・興奮・昏迷などの急性期症状を指します。典型的な統合失調症では、 主な陽性症状 幻視 正常な人には見えないものが見える
陰性症状は陽性症状と反対に、正常な心理状態にまで及ばないものを指します。 代表的な陰性症状 自閉 引きこもり、自分の殻に引きこもること
大きな違いは統合失調症が「思考」の障害であるのに対して躁うつ病は「気分」の障害であることから、症状が気分に関連して変動する場合には躁うつ病として鑑別が可能です。 25家族に一人いる割合であり極めてありふれた病気。 100年前は不治の闘病と言われていた。 実際問題として、半分以上の人が入院しても退院する。一年以内。 統合失調症はありふれた病気だ。統合失調症は原因が不明である。 なりやすい体質 頭の中に一度この病気が起きると、何かのきっかけで発症する。 履歴現象、慢性の経過をたどりやすい。 脳の機能障害。中枢の失調障害。 このために世の中で自立して生活していくのが難しい 恐怖で人を拒絶する。それが続くと興奮してくる。 ずるずるとして院生症状が出てくる。 もっともひどいと膝を抱えて無為となる。 させられ体験。混迷。おかしいおかしい、とフリーズする。 頭、感情が低下してくる。表情がなくむすっとしている。 ぎゅと悪くなってすぐ治る人と 再発しているひとが4分の1くらい。 頭がなぜぼーとしてくるのか。 前駆期で症状に気がつき早めに治療。 具体的に言うと、物覚えが悪い。 スピードの慣れ、が出来ない。 金銭管理、身だしなみ 脳の情報処理が微妙に障害されている 世の中で何とかやっていくには、この認知機能障害の 30〜40パーセントと双子を比較した場合の数値 親とか家族関係は発症に関係がない。 関係のあったのは感情表出。家族の対応で変わる。 小言とか叱る、軽蔑する、おおげさな過保護な言葉 自分が一番つらい。 ご家庭においてもご主人に対しても子供に対しても対応は同じ。 Ex4: 精神分裂病患者の脳観察〔日経産業新聞2001年10月3日〕
この損傷がひどい患者ほど、幻覚や幻聴などの 脳の画像解析の進歩からわかったこと 統合失調症が約100年前に一つのまとまりある病気とされてから、その病気の仕組みについてたくさんの研究がなされてきました。まずは亡くなった統合失調症の患者さんの脳が調べられました。脳のどこかで何か異常な所見が見つからないかと、さまざまな脳の部位の切片が作られ、顕微鏡で細かく調べられました。
ところが、1970年代から、放射線技術の進歩により人の脳を輪切りの形で撮影することができるようになりました。今でしたら大きな病院であればどこでも備えられているCT(コンピュータ断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像)という脳の画像解析装置です。この装置を使って、統合失調症患者さんの脳の形を調べた研究が数多くなされました。今までのところ、多くの研究者の間で一致している意見としては、対照群に比べ 脳室(脳の中心にあって脳脊髄液という液体で満ちている空間)が拡大していること 前頭葉や側頭葉が小さいこと、 大脳辺縁系の海馬や扁桃体がとくに左側で小さいこと
最近では科学技術の格段の進歩により、脳の形だけでなく、脳の活動もそのままの状態で調べることができるようになってきました。脳のある部分が活発に活動すると、エネルギーのもとになるブドウ糖がそこでたくさん消費されます。脳の血流もその部位で増えて、酸素の消費量も増えます。PET(ポジトロン断層撮影法)、SPECT(シングルフォトン断層撮影法)や機能的MRI(fMRI)などとよばれる方法を使うと、検査されている人の脳の中で、どこでブドウ糖の消費や血流が変化しているかを見ることができます。頭の中で考え事や計算をしてもらったり、ものを見たり聞いたりしてもらいながらテストをすることもできます。このようにいろいろな精神活動をしているときに、統合失調症の患者さんは、そうでない人と比べて、脳のどこの部位でどのような特徴的な変化を示すのかを調べるのです。このような研究は現在世界中で行われています。テストをいろいろ工夫して、統合失調症に特徴的な所見を得ようと研究者は懸命になっています。 機能的MRIによる研究の一例を図2に示しました。この図ではふつうのMRIの像の上に、課題によって信号が変化している部位を赤色で重ね書きしています。様々な所見が得られていますが、多くの研究者のあいだで支持されている所見は、 また、PETを使うと脳内の神経伝達物質の受容体なども可視化することができます。図3では、FLB457というドーパミンD2受容体に結合する標識化合物を使って、ヒト脳でのD2受容体の分布を調べたものです。
統合失調症の症状発現に大きく関与しているのが、ドパミンやセロトニンなどの神経伝達物質*の異常です。幻覚や妄想などの陽性症状はドパミン神経系の機能が過剰亢進しているために引き起こされ、また一部のドパミン神経系では逆に機能が低下するために陰性症状が現れるなど、ドパミン神経系の機能異常が統合失調症の病態に深く関与しています。 また、セロトニン神経系の機能異常でも幻覚などが発現することが知られています。一方、セロトニン神経系はドパミン神経系に対して、抑制的な調節をすることが知られています。また、最近では、グルタミン酸なども病態に関与しているのではないかと考えられています。 陽性症状と陰性症状の発現に関与するドパミンの機能異常 統合失調症ではドパミンの機能異常が病態に大きく関与しています。統合失調症の病態を説明するものとしてよく知られているのがドパミンの過剰です。ドパミン遮断作用をもつ抗精神病薬が陽性症状に対する治療効果をもっていること、また、ドパミン活性作用をもつ薬剤が統合失調症に似た幻覚・妄想を引き起こすことから、統合失調症ではドパミンの機能亢進が1つの病態として考えられています。 脳内のドパミン神経系にはいくつかの経路があり、それぞれ異なった生理機能をもっています。統合失調症の精神症状に関係している1つの経路が中脳辺縁系で、この経路でドパミンの機能が亢進しているために幻覚、妄想などの陽性症状が引き起こされているとされています。 一方、すべてのドパミン経路においてドパミンの機能亢進がみられるわけではなく、一部の経路においては逆にドパミン機能の低下がみられることも明らかになっています。中脳皮質系の経路においてはドパミン機能が低下しており、これが意欲減退、感情鈍麻などの陰性症状を引き起こしていると考えられています。
統合失調症の病態に関与すると考えられる他の神経伝達物質:グルタミン酸仮説 一部の麻酔薬が陽性症状のみならず、陰性症状や認知機能障害に類似した症状を引き起こし、それら薬剤に共通してグルタミン酸遮断作用があることから、グルタミン酸が病態に関与していると考えられています。特に、麻酔薬ではNMDAとよばれる受容体の機能が阻害されているため、NMDA受容体を介したグルタミン酸機能の低下を病態の背景として想定しているのがグルタミン酸仮説です。この仮説では、統合失調症の一次性の障害としてグルタミン酸の機能異常があり、それを背景にドパミンの機能亢進やセロトニンの拮抗優位が二次性に生じて陽性症状と陰性症状が現れると推測されています。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 近代史02掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。 すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。 |