http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/549.html
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住宅地の真中で白昼起きた殺害事件。「フィギュア萌え疑惑」「外国人攻撃」等々、過剰なまでのマスコミ取材合戦と捜査情報リーク。
加えて「裁判員強制度」の実験の為に、詳細を端折る「整理手続き」の結果、何が事実なのか訳がわからなくなったこの裁判。
一応明日高裁判決が出るらしい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここから)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100725-OYO1T00272.htm?from=main1
広島女児殺害、差し戻し控訴審28日判決…死刑適用が焦点
広島市安芸区で2005年11月、小学1年木下あいりちゃん(当時7歳)が殺害された事件で、殺人、強制わいせつ致死、死体遺棄など四つの罪に問われたペルー国籍のホセマヌエル・トレス・ヤギ被告(38)の差し戻し控訴審の判決が28日、広島高裁(竹田隆裁判長)で言い渡される。無期懲役とした1審・広島地裁判決に対し、検察側はあらためて死刑を求めており、その適用が争点となっている。
◇
ペルーでの前歴、どう判断
ヤギ被告の裁判をめぐっては、08年の控訴審で破棄、差し戻しとされ、最高裁も審理の手続きの違法性について検討したため、量刑判断をしたのは1審だけだった。06年7月の広島地裁判決はわいせつ目的の殺人と認定。そのうえで、死刑の適否について「被害者が1人で、計画性や前科も認められない。死刑をもって臨むには疑念が残る」とし、無期懲役を選択した。
検察側は、1審の公判前整理手続きに間に合わず、証拠にできなかったぺルーでの女児2人に対する性犯罪歴に関する捜査資料を、最初の控訴審で提出。今回の控訴審でも「ペルーでの性犯罪歴は被告の矯正は難しいことなどを推認させる」と主張し、「被害者1人であっても、比類無き悪質な犯行」と死刑を求めている。
一方、弁護側は、ペルーでの犯歴資料について、被告の出国により有罪判決が確定していないため、証拠にすべきではないと反論。さらに「悪魔の声に従ったもので、犯行時は心神喪失か心神耗弱だった」と、殺人と強制わいせつ致死罪について無罪を主張している。
裁判員裁判モデル、1審スピード判決…4年経ても確定せず
2006年の1審・広島地裁の裁判は、裁判員制度の導入に向けたモデルケースとなった。当時、迅速化が図られたにもかかわらず、4年を経た今も確定していないという異例の展開をたどっている。
1審は計8回の公判前整理手続きや5日連続の集中審理が行われ、初公判からわずか51日目のスピード判決だった。
ところが、08年の2審・広島高裁は1審判決を「審理が不十分」として破棄し地裁に差し戻した。被告の上告を受けた最高裁は昨年10月、「1審の訴訟手続きに違法性はない」との判断を示し高裁に差し戻した。
この間、控訴審、上告審判決は1審判決への評価を示しただけで、差し戻し控訴審でも被告人質問は行われていない。
(2010年7月25日 読売新聞)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここまで)
何故か(当然のごとく?)ここには示されていないが、本来論点と成るべき事件の詳細、例えば殺害の時間と場所、首をしめた方法、問題の箱は何時どのように移動したのか、死体に残る傷と自白の一致度、胃の内容物などは未解明のままだ。
関連:
『 広島女児(あいりちゃん)殺害 弁護側、二審判決破棄求める』(残る謎の究明は?)
http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/331.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2009 年 9 月 13 日 23:11:56: N0qgFY7SzZrIQ
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