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(回答先: <日本最大の暴力団は警察だ!は本当のこと>菅家さんが支援活動 布川事件の再審求め【共同通信】 投稿者 gataro 日時 2009 年 11 月 28 日 19:59:15)
2009-11-29 06:56:26 救援新聞・第1618号(2009年12月5日付)から転載。 ======================================== 事実と論理をねじ曲げる裁判所 江川さんが名張事件のことを知ったのは91年ごろ。フリーライターになり、評論誌の連載を担当したことがきっかけでした。資料を調べるうち名張事件に行き当たり、奥西勝さんを有罪とする判決文を見ました。 「事実と論理を、裁判官の想像と願望でひねくっている」と江川さん。 裁判のなかで犯人であることを否定する事実を提示されても、判決では、「それをもって犯人ではないとはいえない」といったような二重否定が多用され、分かりにくく読みづらいと指摘しました。 「裁判官は、すんなり有罪判決が書けないため、理屈をこねて有罪に持ち込もうとするから(判決文が)おかしくなる」と批判しました。 また、裁判員裁判が始まったことに触れ、「足利事件は、はじめに冤罪だと気づいたのは裁判に素人の一市民だった。再審こそ、裁判員裁判のような国民の視点が入らなければいけないと思う。先輩裁判官の判断を否定するのが難しいならば、(再審の可否は)一般国民に判断させるべきだ」と話しました。 最後に江川さんは、「奥西さんにいまかけたい言葉は?」との質問に、「無実を信じてみんなが待っているよ、と声をかけたい」と述べました。 再審ひらけば大きな影響が 奥西さんと面会を続けている愛知県本部副会長の稲生昌三さんが、奥西さんの近況を報告。「弁護団のたたかいとみなさんの励ましの声が、奥西さんを支えてきた。布川と名張の再審をどうしても切り開き、多くの冤罪を解決したい」と話しました。 布川事件の杉山卓男さんは、「布川事件で勝利すれば、他の冤罪事件に与える影響は大きい。ご支援をお願いします」と訴え、桜井昌司さんは、「負けられないたたかいです。勝利して、裁判所をもっと追及していきます。冤罪仲間の先頭に立って頑張りたい」と決意を語りました。 やくみつるさん駆けつけ激励 集会には、6月に再審開始決定を勝ちとった足利事件の菅家利和さんも参加。「再審決定は本当に弁護団と支援者のおかげです。名張事件と布川事件は年内にも再審開始を勝ちとって欲しい」とエールを送り、冤罪をなくすため取調べの可視化の必要性を訴えました。 また、ワイドショーなどでコメンテーターを務めている漫画家のやくみつるさんもテレビの収録後、会場に駆けつけ、「いまここでたたかわれている事件を中心に、冤罪が次から次へ明らかにされていくようなムーブメントをつくりたい。少しでも力になれれば」と激励しました。 集会は最後に、最高裁に宛てた、名張事件と布川事件の再審開始を求める決議を採択しました。
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10399266939.html から転載。
テーマ:人権侵害/冤罪
名張・布川事件の再審めざし支援集会/菅家利和さん、やくみつるさんも激励に【救援新聞】
満席になった会場。講演した江川紹子さんは、名張事件と出会ったエピソードを語りました。