★阿修羅♪ > 日本の事件29 > 287.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
出雲・父親殺害 『成績しかられた』補導少年 ナイフ事前用意か(東京新聞)
2009年7月8日 夕刊
島根県出雲市で父親(43)を殺害した疑いで補導された中学二年の少年(13)が昨年十月に家出し、翌月、中学校のカウンセラーに「成績のことで父に『もっとしっかりしろ』と厳しくしかられた」と相談していたことが八日、分かった。出雲市教育委員会が記者会見で明らかにした。
中尾一彦教育長は「父に対するおびえや恐れが爆発したのではないか」と話した。少年は六月、担任教諭に「最近集中力が欠け、落ち着きがなくなっている」と話していたという。
また、凶器とみられるナイフについて家族が「見覚えがない」と話していることも判明。島根県警は、少年が事前にナイフを用意し、父親と二人きりになるのを待って事件を起こした可能性があるとみて裏付け捜査を進める。
県警や市教委によると、少年は両親と兄の四人暮らし。母親と兄は七日午前八時ごろ、仕事のため外出。その際、母親は父親と会話を交わした。少年は午前八時二十分ごろには登校しており、事件はこの間に起きたとみられる。
凶器は釣りで魚をさばくときなどに使うフィッシングナイフ(刃渡り約十二センチ)で遺体の近くに落ちていた。
家族は「見覚えがない」と話しているという。
父親の遺体は七日正午ごろに自宅を訪問した会社関係者らが発見。県警が午後になって少年に事情を聴いたところ「ナイフで刺した」と認めたため、殺人の疑いで補導、児童相談所に通告した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009070802000224.html