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(回答先: 最高裁第3小法廷の判決理由(要旨)〜反省しないので死罪(無実主張なら当然だが。) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2009 年 4 月 22 日 03:07:28)
警察の毒物判断ミスから、大量死亡を引き起こしたこの事件。その為か「何が何でも犯人を特定すべし」と強引な捜査を繰り返したのが、この裁判を難解にしたのか。
もう一つの可能性は、証拠が無く逮捕できなかった「薬物保険金詐欺」犯人が、この事件をきっかけに逮捕できた事と関連する事だろう。
いずれにしろ、十分な自白へ犯人を「落とし」てから確実に裏を取る、精密捜査の手法が失われたことが、犯人捏造時代の始まり、とは言い過ぎか。
〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここから)
審理10年、異例づくし=取材映像の証拠採用、メディア批判…−毒物カレー事件
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009042100571
初公判から上告審判決まで約10年。毒物カレー事件の裁判は、林真須美被告(47)が一審で完全黙秘し、控訴審で一転して詳細に供述するなど、異例づくしの展開をたどった。
1999年から始まった一審公判。林被告は「わたしは全く関係ありません」と否認し、被告人質問では「一切話したくありません」と述べ、その後沈黙を貫いた。
テレビで放映された林被告の取材映像の証拠採用も反響を呼んだ。テレビ各局などが強く反発。裁判長は「報道された情報をなぜ証拠としてはならないのか、理解に苦しむ」とした。事件をめぐるメディアスクラムにも言及。「過熱した取材報道が行われた」と異例の苦言を述べた。
法廷での手錠、腰縄姿が無断撮影され、週刊誌に掲載されたことも。掲載への賠償を求めた訴訟では、林被告側が勝訴した。
控訴審で林被告は、5回にわたって被告人質問に応じた。理由を「どうせ死刑なら、言い分だけでも記録に残したかった」と説明した。
上告審では弁護側から「真犯人説」も出た。上告趣意書には、林被告が「地元飲食店間の争いから、ヒ素が混入された」という趣旨で書いた実名入りのメモを転載。弁護側は「(メモの)すべてが正しいわけではない」としながらも、「犯行の動機は、食中毒に似た症状を起こさせ、相手の信用を失墜させることだった」とした。(2009/04/21-15:26)
~~~~~~~~~~(引用ここまで)
今後こうした無理な事件捜査は裁判員「強」制度の中で判断される事になるらしい。無理な素人起用が何を招くのか。創造は難しくない。