(回答先: 公募の大阪府立高校長を万引き容疑、書類送検へ（朝日新聞デジタル版、６月６日配信） 投稿者 元長岡京・豊 日時 2014 年 6 月 06 日 12:04:53)

　以下は中原氏が大阪府立和泉高等学校長に就任した経緯である。

　民間人校長選考の過程で、中原が橋下徹大阪府知事（当時）の早稲田大学時代の同級生であり、応募前に知事の特別秘書が大阪府教育委員会に「知事の友人が受験するかもしれない」と伝えていたことが報道された。 中原は、朝日新聞の取材に応じ、「今すぐ辞めると言うつもりはないが、問題ないかきちんと検証してほしい。おかしいとなったら、私の採用は取り消すべきだ」と語った。 大阪府教育委員会は選考過程について調査し、問題はなかったと発表し、2010年4月1日、中原は最年少校長として和泉高等学校長に就任した。（Wikipediaより）

　投稿者より〜
　
　１．教育長に就任した経緯も全く不透明である。いったい、和泉高校在任時代にどのような特筆すべき実績があったのだろうか？　君が代斉唱を強要し、例の「口元チェック」の件で話題になっただけだ（自身はチェックに懸命で、ちゃんと「君が代」を歌っていなかったという）。「全国最年少」教育長に抜擢されるほどの理由は聞いたことがない。

　２．中原氏自身はほとんど教育者としての経験がないにもかかわらず、ちゃんとした研修を受けていなかったことが明らかになっている。大阪府教育委員会は相変わらず民間人校長採用に熱心だが（今年度３５人募集）、不祥事を多発して混乱をまねいている。

　３．大阪府立高校の入学試験答案の採点方式は、日本一複雑怪奇である。そのため、ミスが多発すると、更に「複雑怪奇」さを進化させ、ミスを誘発させる方式を根本的に改めようとしない。

　４．大阪府の教育界は、数万人の人員を擁する巨大組織である。民間企業で言えば、三菱重工（約３万１千人）、日立製作所（約３万３千人）のほぼ２倍の規模だ。中原氏はアメリカの法律事務所で（わずか２年だが）仕事したことを誇らしげ語るが、肝心の教育界での実際的な経験は殆どない。ソニーがストリンガーを招いて大失敗したことを連想せざるをえない。ソニーはなくなっても替わりはいくらでもあるが、公教育の代替はない。

　以上、中原氏は教育長を辞任するべきである。

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