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(回答先: 【環境茶番団体:人間の命よりクジラが大事なエゴ団体w】シー・シェパード船、監視船進路に割り込む 投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2010 年 1 月 06 日 21:42:16)
反捕鯨団体「シー・シェパード」、阻止には体当たりも辞さず - オーストラリア
2007年01月10日 17:23 発信地:オーストラリア
http://www.afpbb.com/article/1224960
【シドニー/オーストラリア 10日 AFP】太西洋上で日本の捕鯨船団に対し、国際反捕鯨グループの船舶が激しい攻撃を仕掛けるかもしれない。AFPの取材に応じたカナダ人活動家が10日、警告した。
反捕鯨団体「シー・シェパード(Sea Shepherd Conservation Society)」は、今後数日間のうちに日本の捕鯨船と南太平洋で遭遇するだろうと予測している。代表のポール・ワトソン(Paul Watson)氏(56)は、同団体の所有船Farley Mowat号の船上から衛星電話で「船による捕鯨船への体当たりなどあらゆる方法を使ってでも、日本人による鯨の殺りくを阻止する」と語った。
シー・シェパードは今年、旗艦船のFarley Mowat号に加え、より速度の早いRobert Hunter号を2隻目として派遣、さらにヘリコプター1機と14か国計70人のクルーたちを配し、捕鯨阻止直接行動に構えている。
水産庁の発表によると現在、6隻の船による日本の船団が捕鯨調査のため南半球へ向かっており、夏期にミンククジラ850頭とナガスクジラ10頭を捕獲する計画だ。
「捕鯨に反対するために現場へ行くのではない」とワトソン氏は言う。「彼らを妨害し、攻撃し、不当なクジラ殺りくを阻止するためには何でもするために行くのだ」。
ワトソン氏の経験では、Farley Mowat号(全長54メートル)は捕鯨船の船体に食い込むには十分な大きさだという。今回も体当たり攻撃を準備しているのかという質問に対し、「(体当たり攻撃は)海から船を港へ帰すのに十分な効果がある」と述べ、「昨年は補給船Oriental Bluebird号の側面に接触し、周辺海域から追い出した」と答えた。
1986年、国際捕鯨委員会(International Whaling Commission、IWC)は商業捕鯨モラトリアム(一時停止)を採択したが、日本はその後も「調査捕鯨」を継続している。捕鯨反対国やグループが「調査捕鯨」は名目でしかないと批判する中、日本は捕獲した鯨が食卓にのぼっている事実を隠し立てもしていない。
ワトソン氏は国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)の創設メンバー。活動方針の違いから、1977年にグリーンピースを離れた後に開始したシー・シェパードは捕鯨船に自身の船を体当たりさせて沈没させるなど、グリーンピースよりもさらに攻撃的な活動手法で知られ、非難も浴びてきた。
しかし、「‘人’は誰も傷つけたことはない」とワトソン氏は断言する。
「確かに1986年にはアイスランドの捕鯨船を沈没させたし、そのほかノルウェーの捕鯨船を3隻、スペインの船を2隻沈没させた。しかし、これらが原因で起訴されたことは一度もない。捕鯨船のほうが違法操業していたからだ」。
シー・シェパードの所有船も12月にベリーズに登録を却下され、現在は未登録状態で違法な航行をしていることは認めたが、それについては意に介さないとし、「みんなが我々のことを海賊と呼んでもなんとも思わない。我々は“利益のための海賊”を狙う“情けのための海賊”だからね」と述べた。
日本の捕鯨船団に対しては、グリーンピースからの攻撃も予測されている。グリーンピースの所有する最速の船、エスペランザ号(全長72メートル)は1月25日にニュージーランドから出航する予定だ。
ワトソン氏はグリーンピースと自身の活動を次のように比較した。「グリーンピースは多国籍企業になってしまったね。彼らはたくさんの海上行動を行っているが問題を解決するふりをしているだけ。彼らが海にいることの本音は金儲けさ。我々は捕鯨船を見つけるためにここにいる。グリーンピースは組織を拡大するためにいる。ポーズの環境保護のために、クジラのいそうな場所をかぎまわっているんだ」。
写真はメルボルンの港に停泊中のFarley Mowatとワトソン氏(前方)。(c)AFP/Sea Shepherd Conservation Society
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