★阿修羅♪ > 環境・エネルギー・天文板4 > 325.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: そういう中国はゴアの進言に従って、原発を数百基建てるって 覚えてますよね? 投稿者 千早@オーストラリア 日時 2009 年 12 月 26 日 02:47:02)
http://www.fepc.or.jp/library/publication/teiki/shikihou/shikihou31/p04-07.htmlより引用;
W.新規建設の動き
・20年ぶりに新規建設の機運も
2001年5月の国家エネルギー政策を受け、エネルギー政策を担当するエネルギー省(DOE)は、2002年2月、官民合同で2010年までに原子力発電所の新規建設着手を目指す「原子力2010計画」を発表しました。
計画の第1段階として、DOEは「早期サイト許可」を実現するための官民合同プロジェクトを立ち上げました。
「早期サイト許可」は、原子力発電所の建設を決定する前に候補地の承認を得る制度で、これにより建設決定から運転開始までの期間が大幅に短縮されます。また、許可は20年間有効なため、電力会社としても新規建設に向けた柔軟な対応ができるようになります。
DOEは、計画の第2段階として「建設・運転一括許認可」を実現するための活動にも着手しました。
従来、電力会社は原子力発電所を建設するための建設許可と、運転開始するための運転認可を別々に取得しなければなりませんでしたが、これらの2つの許認可が同時に取得できるようになれば、運転開始までの期間短縮が可能となります。
この計画により、早ければ2014年に新規原子力発電所の営業運転が開始され、これは1996年のワッツバー発電所以来約20年ぶりとなります。
・プルサーマルも20年ぶりに再開
米国では、2000年9月のロシアとの余剰プルトニウム処分協定を受け、MOX燃料(ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料)を既存の原子力発電所(軽水炉)で利用するプルサーマルが約20年ぶりに再開されました。
今年4月にフランスから輸送されたMOX燃料が、デュークパワー社のカトーバ1号機(PWR、112.9万kW)に装荷され、現在燃焼試験が行われています。
以上引用終わり
上の引用は原子力四季報からのもの。上の引用にあるように、2001年の原発新規建設再開宣言以降、まだ、着工にいたったものはなく、来年にやっと一基着工するかどうかというところ。
このような状況であることは中国も分かるので、中国が原発の大量新規着工をするかどうか多いに疑問だと思う。まあ、原爆の材料にするために原発がもっとほしいという面もあるはずで、ある程度中国国内に原爆を装着した弾頭を溜め込めるぐらいに原発を作るかもしれない。