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昨年起きた米国物理学会の「査読ゲート(PeerGate)」スキャンダル
http://www.asyura2.com/09/nature4/msg/265.html
投稿者 はちまき伍長 日時 2009 年 11 月 26 日 00:55:41: Zpc9bbdVkJn3c
 

(回答先: (ウォーターゲートならぬ)気候ゲート: ティム・ボール博士、ハッキングされたメールを語る ほか 投稿者 千早@オーストラリア 日時 2009 年 11 月 25 日 11:48:25)

ウォーターゲートで思い出しましたが、昨年こういう事件がありました。
米国物理学会のニューズレターがモンクトン卿に依頼して寄稿してもらった論文をWebサイトで公開する際に、「この論文は査読を受けていない」という注意書きをつけてしまったのでモンクトン卿に抗議されたという話です。卿が「査読意見に従って書き改めた版を掲載しておきながらこういうウソの注釈をつけるとは失敬千万ではないか」という抗議文を出していました。
問題の論文ははIPCCのシミュレーションで使われた数学モデルを批判するものでした。

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PeerGate - 温暖化否定科学論文が攻撃を受ける
http://mikerosstky.spaces.live.com/blog/cns!65DFD4754018BC2A!3415.entry
先日、このブログで50,000人の科学者を抱えるAPSが温暖化論議を再開と題した記事を投稿した。American Physics SocietyのPhysics and SocietyのフォーラムにLord Moncktonが二酸化炭素による温暖化を否定論文を投稿して論議が行われるはずだった。

しかし、その後APS本体がこの論文に対して下記の注意書きを加えた:

The following article has not undergone any scientific peer review. Its conclusions are in disagreement with the overwhelming opinion of the world scientific community. The Council of the American Physical Society disagrees with this article’s conclusions.

この注意書きが波紋を呼んでいる。PeerGAteと名前まで付けられた。

科学的論文は”Peer Review"プロセスを持って発表される。このプロセスをもって使われた理論や時間などが証明できるのか、復元できるのかなどの追求がされ、問題がないとされると発表される。APSはLord Moncktonが投稿した論文がこのプロセスをきちんと踏んでいないとした。これに対してLord Moncktonが謝罪を求めている:http://wattsupwiththat.wordpress.com/2008/07/19/american-physical-society-and-monckton-at-odds-over-paper/#more-1725 より  

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