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(回答先: 早急に環日本海国家戦略を策定せよ。 投稿者 まりお 日時 2009 年 12 月 29 日 17:23:24)
北朝鮮は中国に操られ、中国共産党はアメリカと結び付いている。その事実を知っていればソロス財団が、反ロ革命(バラ革命みたいな)を推し進めても、中国の民主化をすすめないのは当たり前。北朝鮮を巡るアメリカの対応も、北朝鮮が中国も持っていない超小型核を持っている理由も、アメリカがグアム移転を望んでいるのも、全く不思議でもないし、予想せずに損失を被るやつはバカだ。
陰謀なんてオシャレで高等なことをいうつもりは、さらさら無い。世の中は、金とそれに纏わる欲望で動いている。それだけのことだ。
そして、長らく世界で金融を支配していたところがアメリカだから、どうしてもアメリカの意向が国際情勢に反映される。そして、今は中国がアメリカのケツを持っているから中国の動向も問題になる。そのうち、アメリカより中国の意向が重視されるようになり、その後またどこかの国が問題視される。例えばインドネシアかメキシコかブラジルかイランがね。
一般論はさておき、ロシアに目を向けると、ここ十年くらいロシアはアメリカに敵対していた。プーチンなんかが特にね。で、中国は表向きアメリカの敵。ロシアは中国を騙し(たつもりになっ)てアメリカ経済を追い詰めた。しかし、実際には中国は老獪なアメリカの友だった。ロシアは裏切られて、大損害を被り、そして、アメリカが瀕死の今、悩みの種は、アメリカの富を引き継いだ中国である。
ロシアの東部の人口は少なく、ロシアの弱点である。一方、中国は東部に人口が集中しており、ロシアはいつ中国に乗っ取られるかと戦々恐々としている。しかも、ロシア東部には天然ガスなどの資源があり、北海油田の開発も進んでいる。中国がこれらの資源をよこせと恫喝するのは時間の問題で、これを避けるために極東を何とかしたい。
そこで日本を利用したいとロシアが思うのは当然の流れで、ロシアは日本と事実上の同盟関係を結ぼうとしている。そのためには、北方領土の引き渡しも、天然ガスの権利の一部譲渡もしたいくらいなのだ。というのも、中国が今後どんなに延びようとも、日本とロシアを合わせた経済規模にはならない。また、日本にはアメリカ譲りの軍事力があり、ロシアの弱点をサポートして、中国増長の抑止力にできる。
それで、日本と関係を、北朝鮮が存続している間に結びたい。
もう一度確認するが、陰謀なんてオシャレで高等なことをいうつもりは、さらさら無い。世の中は、金とそれに纏わる欲望で動いている。たったそれだけのことなんだ。