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もはや北方領土がどうとか言ってる時代じゃないと思うのだが…。
領土問題がこじれにこじれている間に、中国というブラックホールがあらゆるものを吸いつけ膨張し、ロシアはエネルギーで新帝国樹立を目指す。
<引用開始>
ロシア、極東開発を加速 アジア接近戦略鮮明に
【モスクワ=坂井光】ロシア極東の発展計画が相次ぎ始動する。ナホトカ近郊では28日「太平洋石油パイプライン」で輸送された原油の初の積み出しが始まった。29日には新興自動車メーカーがウラジオストクに極東初となる自動車工場をオープン。提携先のいすゞ自動車のトラック生産に意欲をみせている。プーチン首相は28日から極東視察を開始。同地域の経済発展を国策として加速し、アジア諸国に接近を図る戦略を鮮明にした。
ナホトカ近郊のコズミノ湾岸で石油輸出ターミナルが完成し、プーチン首相立ち会いのもと28日、タンカーへの原油積み出しが始まった。香港に向け輸出されるという。同ターミナルはシベリアのタイシェトを起点とする全長約4800キロメートルの「太平洋パイプライン」の終点。今回の輸出は同パイプラインで輸送された石油の初輸出となる。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091229AT2M2802828122009.html
<引用終わり>
2010年以降もこうした地殻変動がさらに加速し、確実に極東地域においてアメリカの影響力は衰退していくだろう。
日本は一体どうするつもりだ?
いつまでも保護者・米国にお伺いを立てている場合だろうか?
中国・ロシアなどこうした大国は確実に日本の「技術」を欲しがっている。
覇権をリードするためにはどうしても日本の技術が必要なのだ。
<引用開始>
ロシア産業貿易相、輸入車関税「解除検討」 岡田外相に表明
【モスクワ=山内菜穂子】岡田克也外相は27日夜(日本時間28日未明)、フリステンコ産業貿易相と貿易経済に関する日ロ政府間委員会の共同議長間会合をモスクワ市内で開いた。岡田氏はロシアによる自動車の輸入関税引き上げ措置について「保護主義的だ」と改善を要求。フリステンコ氏は「あくまで暫定的なもので、解除できる方策を検討していく」と応じた。
ロシアの極東や東シベリア地域の経済協力を巡っては、両議長の下に、次官級の貿易投資分科会を立ち上げることで一致。各種プロジェクトの計画策定などを手掛ける。岡田氏は政治と経済を「車の両輪」として「経済分野の協力を前進させたい」と強調した。
フリステンコ氏は「金融危機の中で日ロ間の経済関係にも構造改革が求められている」と指摘。宇宙や原子力、エネルギー効率・環境保護、穀物輸出に加えて、運輸、IT(情報技術)、金融などのサービス分野でも日本との協力拡大に期待を示した。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20091228AT3S2800E28122009.html
<引用終わり>
北朝鮮というクサビを打ちつけられているが、この地域の可能性は絶大だ。
絶好の切り札を持ちながら、依然としてこの地域に対する戦略は不透明。
今こそ菅国家戦略担当相の出番ではないか?
名に恥じない仕事を期待する!
下記ブログにロシアの極東開発に関する記事があります。
日暮れて途遠し
http://blog.goo.ne.jp/taraoaks624/e/a2c3104a5d48b1abe546a9e788211d9c