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(回答先: リスボン条約:可決へ アイルランド国民投票【毎日JP】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 10 月 03 日 21:56:35)
「EU大統領」にブレア氏浮上…知名度抜群、弱みは母国【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091004-OYT1T00667.htm
【ブリュッセル=尾関航也】
欧州連合(EU)の新基本条約「リスボン条約」をめぐる2日のアイルランド国民投票で、「批准賛成」が67%で「反対」の33%を大きく上回り、条約は来年1月の発効へ向け大きく前進した。
EUは週明け以降、条約発効と同時に新設される欧州理事会常任議長(EU大統領)の人選に着手する。
英国のブレア前首相が有望視される一方、加盟国間の利害調整には小国出身者が適任との意見も出ている。
「サルコジ仏大統領がブレア氏支持を決めた」。
英紙ザ・タイムズは2日、消息筋の話としてそう報じた。
サルコジ大統領は以前にルクセンブルクのユンカー首相の名を挙げ、「常任議長にふさわしい」と発言したこともある。
ブリュッセルのEU関係者の間では、オランダのバルケネンデ首相、ベルギーのファンロンパウ首相らの名も浮上している。
選考は加盟国間の水面下の調整で行われ、最終的に首脳会議で採決される。
常任議長は、27加盟国間の利害調整に加え、対外的な「顔」としてEUの影響力向上を図る役割を担う。
国際社会で知名度抜群のブレア氏だが、母国の英国がユーロ圏ではなく、出入国審査免除協定にも加盟していないなど、欧州統合に消極的という弱点がある。
ユンカー氏は、ユーロ圏財務相会合の常任議長を務めており、調整手腕には定評があるが、欧州域外では無名に近い。
「ブレア待望論」の背景には、仏独と英国のせめぎ合いもありそうだ。
英国の野党・保守党はリスボン条約に否定的で、来年6月までに行われる総選挙で政権をとれば、条約批准を白紙に戻す構えを見せている。
これに対し、条約の早期発効を目指す仏独は、EUトップにブレア氏を引っ張り出すことで、揺さぶりをかけているという見方だ。
(2009年10月4日20時51分 読売新聞)
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