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(回答先: ドキュメンタリー監督を殺害:パンディージャ(その1)【ラテンアメリカから見ると】 投稿者 gataro 日時 2009 年 9 月 08 日 20:00:43)
http://la-news.cocolog-nifty.com/lanews/2009/09/43352090903-69a.html から転載。
2009/09/08
4335ドキュメンタリー監督を殺害:パンディージャ(その2/終)(090903)
(ドキュメンタリー)
90分のドキュメンタリー「狂った人生」では、暴力組織「M18」に属する、社会復帰をしようとするメンバーの生と死を描いている。
3年間の調査の末、ポベダは警察の許可を得て彼らの逮捕、裁判の様子を撮影し、司法システムや組織員さえも取材した。
ポベダはBBC Mundoに、ドキュメンタリー実現のカギは長期間に渡る仕事だと述べた。
「暴力組織メンバーは、ジャーナリストに少しうんざりしている。彼らはやってきて、2時間も居続け、写真を撮り、人の関心を引くことを探し回り、そして帰って行く。」
彼の仕事仲間は、ドキュメンタリーは組織メンバーをいらだたせたかも知れないと言う。
(その残したもの)
ポベダは、フランコ体制から逃れた共和主義者のスペイン人の子として1955年にフランス占領下のアルジェリアで生まれた。
6年後、独立により植民地が崩壊したため、家族はパリに逃れ、そこで移住者の息子として育った。
彼の経歴として、西サハラへの侵略に対抗したポリサリオ戦線の戦い、米国のグラナダ侵攻、アルゼンチン軍政の終焉、軍事クーデター10年目のチリ、エル・サルバドルの市民戦争があげられる。
しかし最近10年は、ドキュメンタリー映画監督に転じた。
作品「狂った人生」をもって、サン・セバスチャン、モレリア、ハバナ、サン・ルイス、ヘルシンキ、ヨーテボリなど様々なフェスティバルに参加した。
BBC Mundoがポベダを取材したとき、彼は子供たちが死ぬために生まれることは受け入れられないと述べた。
「12,13,14くらいの子供も、パンディージャに入ったばかりなら更生できる。しかし顔全体に入れ墨を入れて20人も殺したら、それは不可能だ。更生には仕事、資金、ヒトが必要だ。問題はこの国に資金も養成の仕組みもないことだ。」
<写真左:「狂った人生はM18の日常を描いた。写真右:マラ・サルバトゥルーチャのメンバー、スペイン人イサベル・ムニョースが2007年に撮影>
(090903BBC Mundo:Asesinan a documentarista que trato pandeillas)