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「民主政治が繁栄と安定を培う」オバマ大統領がガーナで演説【CNN】
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200907120003.html
オバマ米大統領は11日、訪問先のアフリカ西部ガーナの首都アクラの国会で演説した。
オバマ大統領は、アフリカが着実に発展していることを評価したうえで、根強く残る紛争が「アフリカの首にくくりつけられた重荷」になっていると述べた。
オバマ大統領は、1957年にサハラ砂漠以南のアフリカ諸国で初めて独立を達成したガーナの政治経済面の発展を称賛し、不安定な情勢が続くジンバブエやスーダン、ソマリアとの違いを指摘。
アフリカに悲惨さや慈善活動の必要性ばかりを求める世界が見落としがちな一面を持っているとして、「ガーナの国家建設は解放を求める苦難の20世紀のドラマに欠けるかも知れないが、最終的にはより重要なものになるだろう」と述べた。
オバマ大統領はまた、先月エジプトの首都カイロで行ったイスラム世界に向けた演説と同様、国民の意思を尊重する政府が繁栄と安定を培うとの見解を表明。
父親の母国ケニアを例に挙げながら、「歴史は勇気あるアフリカ人の味方であり、クーデターや憲法改正で権力を維持しようとする者の味方ではない。
アフリカに必要なのは専制政治家ではなく、強固な政治制度だ」と述べ、米政権が責任を持って行動する指導者を支援していく意向を示した。
経済政策で熟練労働者や中小企業の育成に努める必要性や、気候変動対策およびエネルギー問題での連携、エイズやマラリアなどの感染対策支援にも言及した。
オバマ大統領はさらに、アフリカ連合(AU)や西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が、域内の紛争解決を支援している点を歓迎。
米国が戦争犯罪者の拘束に向けた努力を支持し、米国防総省のアフリカ軍司令部が「共通目標」である米国やアフリカ、世界の治安対策に取り組む方針であることを明らかにした。