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改憲を主張するのはよいが。その理由は何なのか。
「改正発議を緩和する」「環境権を明記する」「お父さんが違憲と言われた自衛隊員の子供のため」等とそのたびに理由が変わるのでは、とてもまともな議論など始められない。
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櫻井よしこ氏「憲法改正なくしてわが国の再生はない」
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12274-265325/
2019年05月03日 18時34分 産経新聞
*第21回公開憲法フォーラムで基調提言を行う櫻井よしこさん=3日午後、東京都千代田区(桐原正道撮影)https://www.sankei.com/images/news/190503/plt1905030027-p1.jpg
ジャーナリストの櫻井よしこ氏は3日、都内で開かれた改憲派の集会で講演し、「令和の時代、立派な日本国としての歩みをさらに強めなければならない。憲法改正なくして、わが国の本当の意味の再生はない」と述べた。発言の詳細は次の通り。
◇
「(先の大戦の)敗戦のとき、私たちは日本国の国柄を根底から潰されてしまいかねなかった。皇室が廃止され、わが国の国柄が全く違うものに作り替えられるような危険が現実にありました。もし、そのようなことになっていたら、今の日本国はあり得ません。この危険を避けるために、先人たちは涙をのんで、本当に無理無体な占領政策を受け入れました。その筆頭が現行憲法です」
「だれが読んでも現行憲法は日本民族の憲法ではない。どこに日本の文化の薫り、伝統の片鱗(へんりん)があるのでしょうか。まったく別物です。それを承知でこれを受け入れました。そして、ようやくわが国は天皇陛下や皇族、皇室を存続させることができました。私たちは先人たちがどんな悔しい思いをして、今の憲法を受け入れたか。それを忘れてはなりません」
「にもかかわらず、(現行憲法制定から)70年以上がたった今、私たちは一文字も憲法を変えることができていません。あまつさえ、世の中には今の憲法で良いんだという声が、まだ半分近くある。先人たちがどんなに悔しい思いをしたのか。それだけでなく、どれだけ苦労して、敗戦のあの荒廃の中からわが国を守り通そうとし、そして、守ってきたか。この貴重な体験を本当に思い出し、今こそ令和の時代、新しく大和の道を歩もう。私たちは私たちなんだ。日本は日本なのである。立派な日本国としての歩みをこれからさらに強めなければならない。令和に込められたこの意味を、もう一度、日本国憲法の悲しくも悔しい歴史と重ね合わせて考えるべきときだと思います」
「『憲法改正のために党を作るんだ』。それが自民党の立党の精神です。自民党を支える人々の気持ちはその立党の精神を支えているのではないですか。しかし、自民党は衆参両院で改憲勢力と呼ばれる議席を3分の2以上持ったことは安倍政権までありませんでした。ですから、憲法改正ができなかった。今、初めて自民党・与党は憲法改正することができる状況にあるのです」
「ならば、なぜやらないのか。なぜ憲法審査会は全く働かないのか。自民党だけではないです。公明党もそうです。日本維新の会もそうですよ。みんなそうです。そして、その他の野党は、もっとそうだと思います。憲法改正なくして、わが国の本当の意味での再生はないです。昭和20年に敗戦を迎え、22年にこのくだらない憲法が作られた。今、もう一回立て直すときなのです」
「最終的に(憲法改正を)決めるのは国民の私たちだ。この国の新しい未来を構築していくためには、なんとしてでも憲法改正を発議していただきたい。民主主義を信じ、国民を信じるための議論をこそ、政治が発信してほしい。そうすれば、本当にまじめで国を思う日本国民が一生懸命に考えて、この国の未来のために一番良い選択をする。その能力と意思を私たちは持っています。憲法審査会を一日も早く動かしていただいて、そして日本国の新たな可能性を、素晴らしい令和の時代を一緒に切り開いていきたいと思います」
産経新聞
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改憲(による再軍備)を成し遂げるなら大戦時主権者の存続は諦めねばならないだろう。
- 象徴天皇と戦争放棄は不可分 敗戦からの憲法1条と9条(天皇だけがよく知っている??) 戦争とはこういう物 2019/5/05 11:52:31
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- 『誰がために憲法はある』『空母いぶき』で日本国憲法について考えてみよう!(敵は中国にあらず?) 戦争とはこういう物 2019/5/05 12:26:56
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