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東京地検特捜部は石川議員の女性秘書を監禁・トニー四角(6大マスゴミは未だにこの事を報道していません)
http://www.asyura2.com/09/kenpo3/msg/334.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2011 年 1 月 27 日 19:07:31: 4sIKljvd9SgGs
 

(回答先: 〔某国会議員への反論〕 「検察審査会は憲法で保障された制度である」 その根拠/ 投稿者 夜明けの晩 日時 2010 年 12 月 25 日 19:08:47)

http://d.hatena.ne.jp/Tony_Shikaku/20100202/1265121746
2010-02-02
東京地検特捜部は石川議員の女性秘書を監禁し「そんなに人生甘くないでしょ」と言い放った。
政治, 報道

1月26日のこのブログのエントリー「石川知裕議員逮捕は違法逮捕だった!」では、週刊朝日(2/5号)のジャーナリスト上杉隆氏の記事を引用しながら東京地検特捜部による石川議員の逮捕の違法性を取り上げた。そして今日発売の週刊朝日(2/12号)でも「暴走検察」がトップ記事となっていて上杉隆氏の新しい記事も載っている。

前号で上杉隆氏は、特捜部が石川議員を逮捕する際、秘書である女性に幼い子供がいることに目をつけたと書いていたのだが、その記事の載った前号が店頭に並んだ日にその女性秘書を特捜部が呼び出し、10時間近くも事情聴取された経緯が今号で詳しく書かれている。但しこの件は1月27日(水)の鈴木宗男衆議院議員のブログにおいて先に報じられていた。

 更に昨日は、石川事務所の女性秘書を午後1時から10時半まで事情聴取している。小さな子どもがいるから早く帰してやってくれと言っても、検察は帰さなかった。まさに拷問的取り調べだと弁護士は怒っていた。自分達の頭作りに沿って事件を作っていくというのは、あってはならないのではないか。

 読者の皆さん、これが密室でのやり取りなのだ。だから全面可視化が必要なのである。(ムネオ日記 1月27日)

そして今日発売された週刊朝日の上杉隆氏の記事でその詳細が明らかになるのである。全部を引用することは出来ないので一部だけをここに引用する。(以下週刊朝日2/12号より部分抜粋)

 検察の捜査手法については、私は先週号の「週刊朝日」(2月5日号)で、検察が石川議員に対して、「あの女の秘書、小さな子供がいるんだろう。(事情聴取に)呼ばれたら、困るんじゃないか?」

と、“恫喝”していた事実を報じましたが、その記事が書店に並んだ1月26日、件の女性秘書がいきなり検察に呼ばれ、10時間近くも事情聴取されたのです。(P20 「小沢捜査の争点 鈴木宗男、藤本順一、上杉隆の対談より上杉氏の発言)

そして新聞・テレビが知っているのに一切報じない、その一部始終が「関係者」の証言を元に記事として再現されるのである。

 1月26(火)の昼頃、石川事務所に「タミノ」と名乗る男から電話があった。女性秘書に検察庁に来て欲しいという。

(中略)

 女性秘書は、1月15日の石川逮捕以来、2度(22日、25日)検察庁から呼び出しを受け「押収品」の返却に応じている。今回も同様の案件だと信じた女性秘書は、ランチバッグ一つで検察庁に向かった。(P22-23)

このランチバッグの中には千円札と小銭、ティッシュとハンカチ、携帯電話しか入っていなかったという。また議員会館のある永田町から霞ヶ関まではひと駅の距離で、彼女はコートも着ずに薄着で出かけたという。

 検察庁に着くと前回までとは違う部屋に案内される。するとそこに民野健治という検事が待っており、いきなりこう言い始めたのだ。

「被疑者として呼んだ。あなたには黙秘権があるので行使することが出来る。それからーー」(P23)

事態を把握できずパニックになった彼女が他の秘書や弁護士に連絡したい旨を告げても民野検事はそれを無視し、携帯電話の電源を切るように命じた。そして民野検事は女性秘書に小沢と石川が共謀していたことを認めるように迫り続けた。

しかし彼女は石川議員が小沢一郎秘書であった頃は別の民主党議員事務所に勤めていて、秘書時代の石川議員とは面識すらなかったのである。だから小沢一郎とその秘書であった石川議員との間のことなど知るわけもなかった。

その旨を正直に述べると、検事は次のような言葉を並べるのだった。

「いいんだよ。何でもいいから認めればいいんだよ」

「早く帰りたいなら、早く認めて楽になれよ」

「何で自分を守ろうとしないの。石川をかばってどうするの」

 こうした言葉を散々浴びせられたが、知りようもない事柄を語れるはずもない。そこで黙っていると民野検事がこう言い放った。

「あんた、何も言わないのは愚の骨頂だよ」(P23)

やがて彼女はブラインドから差し込む外光が暗くなってきているのに気が付く。気が付くとあっという間に時間が過ぎていたのである。彼女には保育園に預けている3歳と5歳の子供がいて、遅くとも7時迄には迎えに行かないといけない。

 女性秘書は検事に対して、繰り返しお迎えの許可だけを懇願する。せめて電話を入れさせて欲しいと哀願し続けたのだ。

 そして、母親の子供を思う気持ちが昂ぶったその時、検事の発した言葉が先の「そんなに人生、甘くないでしょ」という台詞だったのだ。

 その言葉を聞いて、母親はパニック状態に陥った。手が震えだし、自然に涙がこぼれてくる。ついには呼吸が荒くなり、過呼吸状態に陥った。

 飲み物を所望する。ご希望をどうぞ、と言われたので、「お茶をください」と言った。すると民野検事は事務官を呼び、庁内にあるローソンに買いに行かせた。事務官が戻ってきてお茶を差し出すと同時に検事はこう言ったのだ。

「120円。払ってください」(P23)

石川事務所でも彼女の帰りが遅いのでスタッフたちも心配になってきたのだが、そのころに検察庁から電話が入る。それは名前も名乗らない男の声で、女性秘書からの伝言として、彼女は用事があるから直帰すると言い、一方的に電話を切ってしまった。

民野検事と女性秘書は、女性秘書が夫に電話をかけさせて欲しいと願い、民野検事が却下するというやりとりを延々と繰り返し、やがて聴取という名の監禁が始まって5時間以上が過ぎ、何百回もの「哀願」を繰り返してようやく、「旦那にだけ」電話をすることが認められた。暫くして弁護士にも電話をすることが許され、その弁護士が検事と聴取中断を交渉し彼女を救い出した時、時間は午後10時45分となっていて、事務所を出てから約10時間ぶりに彼女は監禁から解放されたのである。結局彼女が呼び出された理由、「押収品」は何も返ってこなかったのは勿論である。

これでは東京地検特捜部が女性秘書に対してしたことは監禁と拷問のように思える。少なくとも人権無視は甚だしい。上杉隆氏は最高検の検察取調べ適正確保方策について以下のように述べている。

2008年に最高検が出した「検察における取調べ適正確保方策」に関する諸通達では、長時間の取調べ、休憩なしの聴取などを禁じている。今回の「監禁」はこれに明白に違反している。

要するに石川議員を逮捕した特捜部のやり方も違法ならば、参考人にしようとした女性秘書に対する聴取のやり方も違法なのだ。そしてこうしたやり口を目の前で見ていた記者クラブメディアはジャーナリストという肩書きを今すぐ捨てなければならないだろう。一体どれほどの本物のジャーナリストが、ジャーナリズムのために命を投げ出してきたと思うのだろう。上杉隆氏はこれらの事実を記者クラブメディアは知っていて書かないと述べているのだが、それなら彼らにジャーナリストを名乗る資格などないだろうし、彼らの記事の載っている新聞やそれを放映するテレビのジャーナリズムは死んでいるも同然なのである。

そんな大手メディアの偽報道に踊らされ、一連の小沢一郎への捜査を、一方的に小沢は悪いと決めつけている人々もいい加減に目を覚まさなければならないだろう。メディアの中でこうした告発が始まっているのに、それを知りませんでしたと済ますことは無知というだけでは済まされないだろう。無知は善ではない。なぜならもはや無知は知らないことではなく、考えないことから起こる惨状であって、その結果せっかく選挙で選んだ政権交代の意味を土台から蔑ろにしてしまいかねない破壊的行為に結びつくからである。

小沢一郎包囲網は結局のところ、小沢一郎の汚職疑惑という形をとった政権転覆工作であり、民主党が推し進めようとしている政治主導による官僚制崩壊と、親米隷属外交から東アジア共同体構想への転換を阻止しようとする守旧派の反乱に他ならない。日本人が乏しい給料から支払っている税金を、自らの社会保障等に使うのではなく、例えば米国債を買うことで消費するような隷属スキームで儲けているような連中が、世論を煽って巻き返そうとしている構図でしかない。

僕たちは犬ではない。美味しそうな餌を目の前にぶら下げられても、尻尾を振る前にその餌がどのような餌なのか見極めることが大事である。先ずは報道というものを疑ってかかるべきである。少なくとも本物のジャーナリストが書いた記事は日本では大手メディアには載らないのである。今週の週刊朝日を読むとそのことがよくわかる。ここでは一部だけを抜粋したが、是非本屋やコンビニなどで手にとって、ページから立ち昇る怒りのマグマに触れることをお勧めする。

Permalink | コメント(1) | 23:42
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通りすがり 2010/02/09 21:16
フリージャーナリストの上杉隆氏は、鳩山邦夫氏の元秘書をされていた方ですね。
ここぞとばかりにスクープ記事を書かれますが、裏事情やら何らかの思惑絡みで動いているのでしょう。多少なり怪しげな人物であり、この方を本物のジャーナリストとは思いません。
検察のやり方に多少なり手荒な面があったかもしれませんが、取り調べの事情聴取で情報を聞き出すにはお客様対応をしていたのでは無理であり、プロとしての経験に基いて職務を遂行されているのでしょう。
今回の事件捜査について、理由もなく政局絡みの目的だけで行われたとは思えません。検察が動く時には、予め下調べが入念に行われており、問題があることを確認して更に調べる必要があると確信してから動いているはずです。

 

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