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泉田氏か/森氏か/各党議論白熱
新潟日報[3面] 2016年8月27日
自民 県議に無記名投票/共・社・生 「共闘」構築目指す
9月29日告示、10月16日投開票の知事選は、4選を目指す泉田裕彦知事(53)が2月に立候補を表明して以降、どの政党も対応を決めない状況が続いてきたが、 長岡市の森民夫市長(67)が今月10日に出馬表明し、一気に流動化。ここにきて議論が熱を帯びてきた。自民党は県議や党支部の意向調査を始め、26日には会合を開いて対応を協議した。独自候補見送りで調整する共産党は社民党、生活の党と連携し、「共闘」構築を加速させたい考え。ただ3党から秋波を送られた民進党は慎重な構えをみせる。
民進は連携に慎重
泉田氏の後援会は前回推薦を得た自民、民進、公明、社民、生活の5党に今回も推薦を要請。森氏はこの5党に加え、共産党にも推薦を依頼している。
自民党県連は26日、県議会内で拡大役員会を開催した。知事選への対応を初めて話し合った22日の会合に続くもので、出席した県議からは泉田氏、森氏それぞれを推す意見が出た。
県議会最大会派の自民党は、初当選時から泉田氏を推薦し、県政運営でも後ろ盾となってきた。ただ今回は、泉田氏と市町村長の関係の悪さや、「多選の弊害」を懸念する声が根強く、党内は大きく割れる。
非公開の会合後、県連の柄沢正三幹事長は報道陣に「まだまだ意見の集約には至らない。役員会などを適宜開き、慎重に進めたい」と述べるにとどめた。県連は支部の意向調査を9月5日まで、県議による無記名投票を2日まで行い、対応の判断材料とする。今後半月ほどがヤマ場となる。
自民党と同じく過去3回の知事選で泉田氏を推薦した公明党も対応は未定だ。「3期は一区切り」と強調する県本部の志田邦男代表は「9月定例会で泉田県政12年を検証、総括し判断していく」と語る。
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過去30年の知事選で独自の公認、推薦候補を立ててきた共産党は、今回は擁立見送りに傾いている。社民、生活両党と連携し、7月の参院選新潟選挙区に続いて知事選でも「共闘」を狙うためだ。
結集の軸としては、原発政策を重視するとみられる。注目は3党が泉田氏、森氏のどちらを推すかだが、「東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題で原子力規制委員会や東京電力を厳しく批判する泉田氏」というのが多くの県政関係者の一致した見方だ。
共産党県委員会の樋渡士自夫委員長は「まだ分からない」と「白紙」を強調する。一方、原発再稼働に反対し、泉田氏支持に前向きな社民党県連の小山芳元代表は「組織としては決まっていないが、当然そう(泉田氏支持に)なると思う」と期待感をにじませる。
参院選では共闘の枠組みに民進党や、民進党の支持団体の連合新潟も入っていた。生活の党県連の佐々木茂幹事長は「民進党などの考えも尊重して対応を決めたい」と述べ、足並みをそろえたいとする。
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民進党も自民党と同様、 党内で泉田氏、森氏のどちらを推すか割れている。民進党県連の大渕健幹事長は「参院選と県政とは切り分けないといけない。形ありきではなく、あくまで党の判断として検討する」と強調する。
連合新潟は24日に執行委員会で森氏から意見を聞いた。加盟する労組の意向を9月初めまでにまとめ、対応を決める方針だ。
共闘の動き、特に共産党の判断は選挙戦に影響を与える可能性がある。
森氏を支持する自民党のベテラン県議は「共産党とは一緒にやれない。社共で泉田氏を推せばいい」と語る。仮に3党が泉田氏につけば、自民党は泉田氏を応援できないと見立てる。
民進党県連幹部は共闘自体を疑問視する。「原発を焦点にしたいのだろうが、県政では他にも多くの課題がある」と指摘した。
同日付の新潟日報 関連記事(投稿者による紹介)
医療4政治団体 森氏推薦へ[1面]
要旨: 県医師会、県歯科医師会、県薬剤師会、県看護協会それぞれの政治団体が森氏を推薦する方針を固めた。その背景としては、たとえば医療・福祉の法定4計画を県が策定していなかった問題 ※ についての泉田県政への不信がある。
※ 新潟県の福祉4計画未策定 監査委「強く反省を」(産経ニュース 2016年4月1日)
http://www.sankei.com/region/news/160401/rgn1604010012-n1.html
※ 平成28年3月31日 泉田知事臨時記者会見要旨(新潟県知事公式ホームページ 2016年4月1日)
http://chiji.pref.niigata.jp/2016/04/post-0fd6.html
森氏支持を表明/新発田市長[3面]
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