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(回答先: 風化させてはならない安藤事件 第二十二弾 投稿者 真実の告発人 日時 2014 年 2 月 06 日 22:06:40)
告発人は同乗女性との話を終え、平田の入院する病院へと向かった。
病室で見たものは先程の毅然と話をしていた同乗女性と反比例し、
点滴の管を外し逃亡してしまった後のベッドと茫然としている平田の妻であった。
看護師に状況を説明され、平田の所持品を返却された。
所持品の中には平田の携帯が有り、着信を知らせるライトが点滅していた。
告発人は携帯の着信を確認すると、同じ番号からの着信が多く残っていた。
もしかすると逃亡に疲れた平田自身が知人から携帯を借り、
自身の携帯に掛けてきているかもしれない。そう思った告発人は着信番号へ
電話を掛けた。
電話に出たのは予想に反する女性の声で、平田の居場所を尋ねてきた。
告発人は殺人未遂容疑の身を案じた親戚が連絡していたものと
一瞬思った告発人は、平田は交通事故で入院していると告げると
声の主は矢継ぎ早に
怪我は重症なのか?軽傷なのか?どこの病院に入院しているのか?
それら全てを直ぐに教えてほしいと言ってきた。
告発人は詳しい事は平田の妻に訊く様声の主に伝えた。
すると、声の主は「平田の妻に訊く?」「功さんは独身でしょう?」と言った。
この言葉を聞いた告発人は、数時間前に同乗女性から聞いた言葉が脳裏を過り
腰から下の力が抜け、その場に座り込んでしまった。
「平田は子供が二人居る既婚者です」とやっとのことで答えた。
すると声の主は「平田さんは弁護士ですよね?」とさらに訪ねてきた。
告発人は同乗女性の言った事が当たってしまったと思い、意を決して
声の主に「失礼な質問ですが、答えて頂けますか?」
「平田とはもしかして出会い系サイトで知り合ったのではないですか?」
と質問した。
声の主は「はい」と答えた。
告発人は声の主に「貴女は平田の結婚詐欺二人目の被害者です」と
力なく告げた・・・
この女性は既婚者で不仲と成ってしまった配偶者と離婚を成立させ、
慰謝料で気儘な一人旅をしたいと平田に話しをしていた。
平田は、自分は弁護士の卵で、司法試験に合格すれば弁護士として
相談に乗る事が出来る。そう話していた。
ある日喫茶店で女性と平田が面会している際、数日後に司法試験が有る
その費用として70万が必要で、その資金を都合して欲しい。
今まで勉強一筋で女性に興味はなかったが、貴女は私の運命の人で
自分と結婚して欲しい。
貴女は弁護士の妻として私を助けて行ってほしい。
そう言われた女性は、結婚の約束を信じ、ローン会社数件から70万を都合し、
平田に渡してしまったのである。
それから平田からの連絡は途絶えてしまったと嗚咽しながら話してくれた。
告発人は声の主の心情を癒しつつも、被害金額70万の返済を行いたいと伝えた。
声の主は宮崎市内に住んでおり、名前を綾と告げ、友人に相談してから
連絡すると言って連絡を絶った。
その後何度も綾と言う女性の携帯に連絡を入れたが、着信に応じる事も無く
折り返し連絡が来ることも無かった。
平田の妻はこの事を不安に思い、このままでは子供に与える影響は大きいと思い、
平田との離婚を決意していた。
その様な中、逃亡に疲れ果てた平田から知人の携帯で連絡があり、
迎えに来てほしいとの内容であった。
告発人は平田の妻と娘を連れ、待ち合わせ場所の運動公園に向かった。
待ち合わせ場所に到着し、平田を捜すと、程なくして平田は現れた。
告発人は同乗女性が被害届を退く決意をした詳細を平田に告げた。
平田は安堵したのか顔が綻んだ。
反省の色が見えない平田に対し告発人は激昂し、車に積んであった
ゴルフクラブで平田を叩き、正座させたのである。
正座した平田に妻が話し出した。
「同乗女性の他にも騙した女性が居るでしょう?」
「その人が恐らく被害届を出すと思う」
「この様な状況で、夫婦としてこの先やっていく自信が無い」
「離婚しましょう」
そう告げられると平田は考え直す様妻に懇願し、泣き崩れた。
それを見ていた平田の娘も、泣きながら平田と一緒になって
考え直す様懇願した。
娘の涙に平田の妻は根負けし、親子で抱き合って一緒に泣いたのである。
これによりこの家族は、崩壊の危機を一旦回避できたのである。
- 風化させてはならない安藤事件 第二十四弾 真実の告発人 2014/2/10 10:44:52
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