★阿修羅♪ > 雑談専用36 > 396.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 「大衆」とはダイナモさんご自身のことですね 投稿者 smac 日時 2009 年 5 月 22 日 07:28:43)
少々過激なタイトルでしたでしょうか。 わたしが政治オタクと呼ぶのは、あるべき政治のあり方を議論し、そのような仲間内だけで通用する論理で物事を判断し、自分たちの主張に同意しない人、主張を理解しない人にレッテルを貼って議論の対象から排除する。議論だけで終止し、何ら行動に移そうとしない。ここ★阿修羅♪や自分のブログに書き込んで満足している。自分たちは大衆が知らない真実を知っており、大衆は何も知らない遅れた人たちだと半ば無意識的にバカにしている。 私はそうした人たちを政治オタクと呼びます。 いくら★阿修羅♪や自分のブログに書き込んでも、大衆へのマスメディアの影響力に比べればほとんど何の影響力を持ちません。似通った意見の仲間内だけで書き込み合っているだけで、大衆から遊離しており、自己満足の世界に閉じこもっている。こうした政治オタクにはなりたくないと私は考えています。私自身はある国会議員へ微々たる額ではありますが定期的に財政支援を行なっています。お金のない人は時間があれば色々な集会・デモに参加すればよいでしょう。 こうした考えを私は持っているので、常に大衆の政治傾向に関心を持っています。情勢分析と言ってもよいでしょう。こうしたことから、私の言っていることの大部分は大衆の政治傾向を表したものになります。特にこれといった政治党派に属していない私にとって、情勢分析の最大の情報源は、マスメディアが定期的または緊急に行なう各種の世論調査の結果です。もちろんマスメディアの世論調査には質問の仕方によって誘導的な質問があったり、RDDという調査方法自体が、若年層の意見を過小評価する傾向がある、などといったバイアスがあることを承知しています。それを考慮に入れてある程度サバを読んで評価するようにしています。 西松建設のダミー組織から小沢氏の政治資金管理団体への献金を巡って、小沢氏の秘書が逮捕・起訴された当初、これは検察の不当逮捕であると憤慨しました。小沢氏に対する政治的陰謀であるから、当然小沢氏は代表を辞任する必要はなく、検察と断固戦うべきだ、と思っていました。しかし、時が経つにつれて、大衆が今回の事件についてどう思っているか、マスメディアの世論調査の結果が発表されるようになり、当初の私の考えも変わってきました。つまり、情勢を分析した結果、小沢代表は代表を辞任すべきだと考えるようになったのです。この間の変遷については政治版に何回も何回も投稿したのでご存知かもしれません。どうして考えが変わったのかというと、世論調査の結果からは、大衆の多くの人が小沢氏は代表を辞任すべきだ、と考えていることが分かったからです。小沢氏が説明責任は尽くしたと言っても、大衆は納得しなかったのです。小沢氏は大衆から三行半を突きつけられたのです。こうした情勢にありながら、このまま小沢氏が党代表に居座るならば、民主党への支持率低下、政権交代の頓挫も予想されうる情勢でした。 この間、★阿修羅♪では小沢氏は辞任するべきではない、徹底的に戦うべきだ、という意見が大勢を占めていました。確かに政治的正当性からすれば、検察の不当弾圧に屈すべきではない、ということになります。しかしこの主張は大衆から支持を得られるものではありませんでした。そうした中で小沢氏は唐突に代表を辞任します。まさに唐突としか形容のしようのないものでした。 小沢氏が代表を辞任した直後の朝日新聞の世論調査の結果があります。 >◆民主党の小沢代表が、代表を辞任しました。辞めたことはよかったと思いますか。よくなかったと思いますか。 この世論調査では、民主党の政党支持率が21%から26%に上昇し、自民党と逆転しました。やはり小沢氏が代表を辞任したことが正解だったのです。大衆の多くは小沢氏の代表辞任を歓迎したのです。ところがそれまで代表続投を声高に叫んでいた人たちの多くがまるで手のひらを返したように、小沢氏の選択は立派だ、とほめたたえたのです。これが政治オタクたるゆえんです。これまでの主張がひっくり返されたのに民主党の人気が復活すると、それまでの主張を何ら総括することなく、主張を180度転換して恥じることがない。自分たちの主張のどこに誤りがあったのか何も総括されていないのです。だから政治オタクなのです。 こへんで止めときましょう。もっと大衆の観点も取り入れて考えるようにしてほしいものです。 さて、おそくなりましたがsmacさんの質問に回答しましょう。 >ダイナモさんは「違法性がない」=「賄賂性がない」というお考えでしょうか? smacさんは前もって言葉の定義を限りなく広く捉えていますが、私はそれほど間口を広げないで回答します。 ではでは。 |