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(回答先: 勝手に言わせろ その10 投稿者 一鍼多助 日時 2009 年 5 月 15 日 00:32:57)
私は大連立構想は、終戦直後に出た「一億総ざんげ」と共通するものを見ます。
すなわち、失敗の責任の曖昧化、「みんなが悪かった、過去は水に流して、これから一緒になってがんばろう」。
無理な作戦で部下(国民)を一万人戦死させた司令官、無駄な戦死を避けるため上官を射殺した士官も同じ責任。戦争を扇動していたマスコミも、個人雑誌を発行して抵抗した言論人も同じ責任。
命令、権限、裁量権をもって政治、行政、軍事、司法に関与し、日本を破滅に追い詰めた連中と、それに従って車馬以下の価値しかなかった一般臣民との責任は同じであるはずがない、そんな馬鹿なことが繰り返されてはならない。
戦後、政治、行政、司法、マスコミを仕切っていた連中が、その失敗、責任をごまかすために、そしてなおその不当な権限を維持したいがために、大連立を提唱している、私にはそう見えます。
大連立になれば、過去の責任は鋭くは問われないし、今の利権の保持も全部とはいわないまでも、大勢のところは触られないですむ。
だから、政権維持の野望が難しくなる場合、この大連立キャンペーンが大々的に張られることになる。