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勝手に言わせろ その10
http://www.asyura2.com/09/idletalk36/msg/365.html
投稿者 一鍼多助 日時 2009 年 5 月 15 日 00:32:57: Ini9COu.4I8AU
 

雑談板なので適当なこと書かせてもらいます。
勘違い、或いは知識不足、或いは誤字脱字が有ったとしても
当方は一切関知しないのでそのつもりで・・。

鴻池の電車のただ乗りだか、女にただ乗りだか何だか知らないが、タイミングが良すぎない?
マズゴミを疑う癖がついてから、裏を勘ぐるようになってしまった。
民主党のゴタゴタにあわせてさっさと辞任、マズゴミがサラッと流し易いように。
そして、マズゴミも協力しています。官房副長官でも大した事ではないんですよ〜、みなさん。
そんな女体ならぬ状態の匂いがする。

小沢秘書逮捕以降、検察にしてもマズゴミにしてもここまで批判に晒される
とは思っていなかったのではないかね。インターネットの力を過小評価していたのかも。
マズゴミを使って誤魔化せていたものがもはや通用しなくなった。その事実に
気がつかなかったのだろう。

大家といわれる人でも、ごく普通の人々の批判に晒される。「昔の名前で出ています」
では最早通用しなくなっている時代が来たということだろう。
それが全く分っていないのが大家を出せばそれで良しとするマズゴミだ。

----------------------------------ここから---------------------------------------
アラかん
アラウンド還暦

http://hakusanjin.cocolog-nifty.com/blog/

立花隆氏はどんな日本の将来をイメージしているのか?〜朝日新聞5月13日朝刊寄稿を読んで

 5月11日の小沢一郎氏緊急記者会見の余韻がまだ冷めない新聞である。13日朝刊各紙は民主党の新代表に
鳩山由紀夫氏がなるのか、岡田克也氏がなるのか、と喧しい。鳩山氏だと小沢ダミーで、岡田氏だと小沢離
れだそうだ。へー、そうなのか。

 面白かったのは、この「親小沢」VS.「反小沢」の対立を面白がり、囃し立てているのが朝日新聞と産
経新聞だという点だった。産経新聞は分かる。政治部長論文で、小沢氏が辞めても政界引退するまでは安心
できない、ゾンビになっても生き返るから警戒を緩めるな、と書く新聞だから、小沢氏に理解を示す鳩山氏
を代表にしたくない、という気持ちが強いのだろう、と想像できる。16日の土曜日に国会議員だけで代表選
出選挙を行えば、鳩山氏のグループと小沢氏のグループの議員だけで相当数いるし、旧社会党系議員も小沢
氏贔屓だし、2007年参院選で当選した参院議員は小沢氏に世話になったから小沢氏の言うことを聞くので、
鳩山氏の当選は確実。岡田氏は恥をかかない程度の票が取れるかどうか、という話である。

 朝日新聞と産経新聞は12日の民主党役員会で小沢氏が反小沢の4人を名指しして恫喝した、と書いてい
た。どう見ても小沢氏の悪い面を強調する手法だろう。

 驚いたのは産経新聞だけでなく、朝日新聞がこれやってのけたことだ。朝日新聞は結局、岡田克也氏を代
表にしたいのだろう。それならそうと、社説ではっきり書けばいい。岡田氏を好きな人も多いだろうから、
朝日新聞のファンも増えるだろう。こんな裏から応援して、サブリミナル効果を狙った人心収攬術を使わず
とも、天下の朝日新聞ならば正面から正攻法で来ればいいのに、と残念に思った。

 その朝日新聞5月13日朝刊13面[オピニオン面]に[寄稿 小沢一郎氏とは]が掲載されていた。2人で
ある。一人は評論家・ジャーナリストという肩書きの立花隆氏。1940年生まれとあるから、立花氏は昭和
15年生まれ、終戦時には5歳の子どもだった戦後民主主義世代そのものなのだろう。もう一人は同志社大学
大学院教授の浜矩子氏。こちらは1952年だから昭和27年生まれ。今最も重宝されているエコノミストの一
人だ。

 立花氏の「してやったり」というような笑顔の大きな写真の隣に見える見出しは<古い古い政治体質/表
舞台から退くべき/民主の人材難は深刻>だった。

 言っていることは今までの繰り返しに過ぎない。単純である。雑誌「世界」6月号で笹川伸一郎という人が
「特捜幻想」という記事を書いている。その中で、特捜部が初公判を心待ちにしている、と書いてあり、逮
された小沢氏の秘書がゼネコン各社の担当者に「工事がほしいなら献金してほしい。そうでなければ工事
をやらせない」と話していた、と書いてあり、そういう事実が明るみに出れば、小沢氏が主張してきた「帳
簿上の処理は政治資金規正法に則ってあくまで適正にやった」という形式論理は吹き飛んでしまうだろう、
という。

 この部分の論理立ても乱暴だ。ネットで出回っているように、検察のリークで大久保秘書が犯行を自供し
た、という記事が一部の新聞に掲載されたことがあったが、担当弁護士には全く取材がなく、弁護士は大久
保被告からそのような話を聞いていない、という状態がずっと続いているのが実態らしい。西松建設関係者
中には、「世界」に書いてあるような自供をした被告がいるのかもしれないが、一方の当事者である大久保
被告が認めていないことを「事実」と言い切るのは乱暴ではないか。一応、日本には判決が確定するまでは
無罪と推定する、という原則があるやに聞いているのだが。

 立花氏の論はこの後、小沢氏の緊急記者会見に飛ぶ。

 <政治資金問題で質問した女性記者をグイとにらみつけ、「私は政治資金の問題についても一点のやまし
いところもありません」と大見得を切って見せた。>

 この感情的な書き方は何なのだろうか? 小沢氏は確かに口下手である。ただ、嘘はつかない。だから、
荒波の政界でここまで生き残ってこられた。それを、いかにも嘘をついている、と言わんばかりの書き方で
ある。どこに嘘だという証拠があるのだろうか? 小沢嫌いの産経新聞は質疑全文を掲載しているが、その
中には、余程頭にきたのだろう、小沢氏が「君はどこの社だ」と聞いて「日テレです」と答えた遣り取りま
で入れていた。立花氏が小沢氏を誹謗中傷する材料を集めているのだったら、その部分まで読み込んで、書
いたほうが説得力があっただろう、とも思う。

 立花氏はこの「恫喝、大見得」は「テレビ時代の指導者に相応しくない」、と切り捨てるのである。そこ
で、見出しの、

 <古い古い政治体質の人なのだ。>

 という言葉が出てくる。

 立花氏の論理は面白い。田中角栄、金丸信、小沢一郎と並んだボスたちは強権的威圧調、つまり恫喝型の
政治家だ、と言うのである。田中角栄は果たして強権的威圧調なのだろうか? あれだけの「人たらし」は
いない、つまり他人を怒鳴らずにコントロールする名人はいないと思うのだが、その点で、立花氏と私の認
識は違っているらしい。

 金丸氏も恫喝型ではなかった、と記憶する。口調は乱暴で、いい加減なことばかり言うが、他人への思い
やりはあった。ただ、田中角栄氏の場合もそうだが、そうした思いやりがインナーサークルで発揮されるこ
とが多かったため、政官業の癒着が起きる。そこが問題だったのだと思っている。

 「恫喝型」という捉え方は当たらないと思う。

 そして、なぜ11日に小沢氏が緊急記者会見をしたか、を解読(?)し、読売新聞の世論調査結果が出たか
らだ、と言う。これは、昨日、私も指摘したとおり、そうだろうと思う。

 立花氏の論はNHKも同時期に世論調査を実施していたのだが、小沢氏の会見後に発表した、といかにも
NHKが小沢氏に気を遣ったのではないか、と言わんばかりの書き方をしている。

 雑誌ジャーナリズム出身のフリーのライターにありがちな書き方で、いかにもありそうな風に書けば、読
者は「そうに違いない」と思い込む。朝日新聞とNHKの関係を考えれば、この辺のくだりは朝日新聞の記
者の入れ知恵があった、と推測するのが妥当だろう。その材料をフルに生かす書き方ができるとは、さすが
立花氏ではある、と思うのだが、このような筆先で読者をごまかし、煽る手法は1970年代で終わりにしてほ
しかった。

 今の読者は当時よりは実証主義になっているので、そう簡単には騙されないと思う。

 その読売新聞とNHKの世論調査数字がその後の立花氏の論の根拠となる。

 読売では「自民中心の政権」15%、「民主中心の政権」17%に対して「大連立」が23%と両者を凌駕し
たと書き、さらに、それよりずっと多いのが「政界再編による新しい枠組みの政権」で39%だった、とい
う。立花氏はこの数字をこねくり回す。

 <「自民党中心の政権」15%と「民主党中心の政権」17%を合わせたものよりずーと多い。世論は、自民
党にも民主党にも愛想を尽かしているのだ。>

 と言い切るのだ。その後、NHKの数字を論拠に同じような比較をして、最後は、

 <だが、これで民主党は立ち直れるのか。私は今後数カ月の間に、民主党でも自民党でもない方向に急速
に政治が動いていくような気がしている。>

 思わせぶりな終わり方をしている。

 自分の心には信念を持たず、世論という捉えどころのない「風」に流されるジャーナリスト、立花隆氏の
面目躍如なのか、このような「気を持たせる」つもりで書いたであろうことが、どんなすごいことを意味し
ているのか、ご自分では意識していないだろうが、立花氏の立論は議会制民主主義を存続させるかどうか、
という相当に際どい論なのである。

 ご自分では政界再編だ、何が悪い、と思っていらっしゃるのではないか、と推測するのだが、有権者と切
り離された国会議員が永田町で動くだけで、どこまで物事が進むか。結局は進まないだろう。大きな日本丸
の大転換はできない、というのが結論である。国会議員にしてみれば、衆院総選挙後でなければ政界再編は
やりようがないのだ。

 そうなると、プロが立花氏の論を読んで感じるのは「立花氏は無意識にでも議会勢力以外の台頭を期待し
ているのか」という感覚である。昔の日本ならば軍部。ドイツならばヒトラーである。

 ヒトラーのナチスなど、立花氏が好きそうな「カネに清潔で国民的人気のある政党」だった。恫喝する政
治家もいなかったし、国民に分かり易く政策を訴えた。だから、選挙で第1党となり、正式な国会手続きを踏
んで政令委任の法律を通したのだった。この法律が制定された後、ヒトラーは人が変わったように独裁政治
を始める。何もヒトラーは最初から「独裁者」という顔はしていなかったのだ。

 小沢氏をいかにも怖い政治家のように描いているが、私は逆だと思っている。国民的人気に乗って労働規
制を緩和し、日本全国に派遣労働者をあふれさせ、裕福な階層のための政治をした小泉純一郎氏は恫喝など
しなかったし、ニコニコしながら、ワンフレーズ・ポリティクスにいそしんだ。こういう人がファシストに
なるのだ、と思う。

 今の政治は確かにねじれている。衆参両院のねじれではなく、政党と理念が一致していない、というねじ
れである。しかし、それは時間をかけて補正していくしかないはずだ。急いでやれば副作用が怖い。

 時間をかけて、社会民主主義的な「小沢政治」か、勝者に優しい「小泉政治」かを座標軸に政党の再編が
なされるのがいいのかもしれないと思っていた。しかし、小沢氏はすでになく、小泉政治も純正はボロボロ
になって、変形を重ねたため、今では実態が分かりにくくなっている。

 少なくとも言えることは、政治というものが立花隆氏の言うような単純なものではない、ということだろ
う。田中金脈を暴く作業は何十年も前の仕事だった。当時は大向こうを狙った一発勝負は成功したが、だか
らと言って立花氏が日本政治の主治医として適しているかどうか、とは別問題なのだ。大御所となった立花
氏には、政治に嘴をはさまず、脳とか生命の研究にいそしんでいてもらいたい、と思う。そのほうが晩節を
汚さず、世の中のためになると思う。

-------------------------------------------ここまで---------------------------------------------

田中角栄の「人たらし」について正確でないがこんな記憶がある。
三宅 久之爺さんの大分昔のテレビでの思いで話だったから、眉毛にたっぷり唾を塗らなければならないが
田中角栄邸での新年会か何かに招待されたことがあったそうな。角栄を批判していたので断るつもりだった
のだが、どうしてもと言うので渋々ながら顔だけは出すことにした。そしたら、角栄が「さあ飲め」とビール
を持って注ぎに来たのだそうだ。三宅は「私はあなたを批判している身だし、あなたもそれを知っている
だろう。だからこれは受けられない」と断った。そしたら、角栄「何を言うか、あんたは批判するのが仕事、
政治家は批判されるのが仕事。それがお互いの仕事だ。いいからまあ飲め」と言ったのだとか。
その時の三宅爺さんの回顧談「田中角栄という政治家は食えない政治家だったね〜」

人を真から動かすことのできるのは知識でも理論ではない。
懐の深さと誠実さではないだろうか。(少なくとも日本では)
政策通は政治的戦術ではあり得ても政治的戦略にはなり得ない。
政治的戦略は人間の持つ懐の深さと人々に対する配慮ではないだろうか。

角栄はドブ板選挙を説いたそうだが、「まな板選挙」などと言う物があるとはさすがの
角栄も想像できなかったろう。
訳分らん世論などというものに、ビクビク、右往左往してマズゴミに身を横たへるなど
「まな板の鯉」そのものだ。これこそまさに「まな板選挙」と呼ぶににふさわしいわ。
地域の人々との信頼関係の弱さが「まな板選挙」の根源だ。

民主党のマズゴミにやられるひ弱さはここら辺にあるのではないだろうか。
小沢に好き嫌いはあるのだろうが、此処を若手はなぜ学ぼうとしないのだろう。
経験豊かな者に学ぶ謙虚さがなぜ生まれてこないのか。
お坊ちゃま、お嬢ちゃまの高学歴、頭脳明晰がそれを邪魔するか。

何も分らん私がこの様な事を言うのも気恥ずかしいが。


 

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