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(回答先: 法人税を上げたら、本当に海外移転する企業が出てくるの? 投稿者 南青山 日時 2009 年 5 月 15 日 02:01:15)
法人税増税が、即、企業の海外移転につながるという訳ではありませんが、
ひとつの要因にはなり得るということです。
税増収をはかるためには、所得税増税の方が望ましいと思っているだけです。
富裕層が海外に行ってしまうではないかという議論もありますが、
海外に出ても、尚、高収入を稼げる「個人」が、どれほどいらっしゃるのか?
わたしは、そんなには居ないだろうと思っています。
高収益を上げている「企業」の「管理職」だからこその「高収入」な訳です。
よその企業からも声がかかるほどの”逸材”かどうかは疑わしい。
法人税増税・所得税増税は、ともに、「金の卵を産む鶏」を、外に追いやる可能性が
多少なりともある改革ですが、法人税増税の方が、トータルで見て、日本の国富を
より多く減らしてしまう効果があるように思います。
あと、低所得者に対して、適切なケアが成されるのであれば、消費税増税も良いと思います。
所得税のように、収入の受け取り時点で、多額を徴税されてしまうと、個人の側の選択権が大幅に制約されてしまいますが、
消費税であれば、個人の選択で、消費金額を抑制した生活をすれば、納税額を相対的に低くすることも
出来るからです。 贅沢に資源を浪費した者ほど、多額の税を払う仕組みになります。
今のままの消費税税制で、単純な税率アップは容認できませんが、全体的な抜本的な税制改革のパッケージとして
打ち出されるのなら、かたくなに反対するものでもないと思っています。