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(回答先: 見ているものは同じ 投稿者 ダイナモ 日時 2009 年 2 月 15 日 23:21:43)
ども、ダイナモさん。はじめまして。
ダイナモさんがどういう意図で誠ちゃん(=大阪大学統計物理学教授:菊池誠氏)の文章をコピペされたのか知りませんが、彼は議論、検証を徹底的に拒否していますので、その主張は議題になりません。
これはレトリック実験と、ただのパフォーマンスなんですから、相手にしても全く無意味だし、誠ちゃん自身も「とりあわない」と明言されています。
誠ちゃんは、痩せても枯れても一応「科学者」です。(いや「でした」と言うべきか)
911陰謀論加熱期の初期、彼は陰謀論を「科学的」に否定する努力をしていました。
動機は「そんな陰謀あるわけない」という、思い込み(常識?)からですが、それを科学的に論証しようとすれば、大変な労力を要します。
それでも最初はNISTの報告書や、調査委員会のレポート、S.ジョーンズ博士の論文などにも目を通し、論争に対しても積極的な姿勢を示されていました。
しかし、私が誠ちゃんと論争を始めた頃、彼はすでにその情熱を失っていたのです。
誠ちゃんは、はっきりと言い切っています。
「911の議論は、陰謀論者を利するだけの結果に終わる」
「最善の対処は『議論しないこと』である」
「科学的、客観的視点にこだわると、陰謀論の罠にはまる」
これはもはや、「科学者としての自己否定」であり「科学者の良心を放棄する宣言」と言えるでしょう。
勝負にこだわり、論理を捨てたんですからね。
教師が生徒に「勉強なんかするな」と言うようなものです。
科学者が科学的論争で素人に負けを認めたら、おマンマの食い上げだし、学問府としての阪大の権威を傷つけてしまいます。
しかし、911陰謀論否定の立場で科学的論争をすれば、どうしても形勢不利になってしまうことは否めません。
そこで彼は「科学的論争の拒否」という、およそ科学者にあるまじき禁じ手を打ちました。
それまでの論争経験でよほど懲りたのでしょう。
私が「かりにも科学者を名乗るなら」…といくら挑発しても、誠ちゃんは一切乗ってきませんでした。それどころか逆に、
「君ごときにツインタワー崩壊のメカニズムが解明できるはずない」と、挑発しかえす始末です。
これは「自分なら解明できる」と豪語し、ちゃんと説明できる人が言うなら「ごもっとも」とうなづけもします。
しかし、誠ちゃんは、ツインタワー崩壊のメカニズムに関し「自分は専門家じゃないから分からない」と告白しているのです。
そして「科学者たる自分にも解明できないことが、一般人の君に解明できるはずない」という「常識(?)」を振りかざして、議論拒否を貫徹します。
ダイナモさんが貼付けてくれた文章は、彼の「私は何故、911の科学的論争を拒否するか?」とでも題したくなる、言い訳のレトリックですよ。
突っ込みどころ満載ですが、細部の指摘は無意味だし、揚げ足とりは誠ちゃんの態度硬化を増進させるだけでしょう。
私は「彼が必死になって言い訳するのは、自分の主張が筋の通らないものだと理解している故の居直りであり、彼の肩書きからすれば、当然の防衛行為なので容認してあげても良いもの」だろうと思っています。
遁走の言い訳に「追撃」を加えるのは、「武士の情け」に反します。
ただ、かなり巧妙なレトリックなので「うん、そのとおりだ」と変に納得してしまう読者が出てくるのも困りものです(杞憂でしょうが)。
それゆえ無視しきることができず、一本、釘を刺すつもりでコメントさせて戴きました。
もちろん、本記事へのレスは無用です。
誠ちゃんの文章について、ダイナモさんと議論するつもりなどありませんし、議論をふっかけられたらダイナモさんにしてもご迷惑でしょう。
まあ、誠ちゃんが科学的論争を拒否するに至った経緯を知る者からの「注釈」とでもお考えくだされば幸いです。
ではでは、書き捨てにて恐縮ですが、ここいらで失礼します。