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ワヤクチャさんは、日本に来ている外国人労働者と日本の労働者との団結とか、働きたい人はいくらでも入れろとか、それによって世界平和の実現とか言っているけれどそれがどうして可能なのですか。
労働運動って事は、資本主義社会の中での話ですよね。
外国人労働者と日本人労働者の賃金や待遇が同じ(つまり、社会保険や休暇制度やその他の条件がまあまあよくなる)なら、どうして外国人労働者を雇うのですか。
雇わないでしょう。安いから雇うのです。
彼らは自分たちが仕事にありつけるのは、低賃金だと知っているから、こういう運動には参加しないと思います。こういう状況の中で、ビザの期限やその他いろいろあるのに、日本に来るのに仲介業者に借金してくるのに、家族を食べさせるという目的で来るのに、そういう人々を 言葉もろくに通じないのに、日本人労働者が、いや、世界平和だ、長い目でみたら世界中の労働者のためだとか言って説得するべきと思っているのですか。いや、外国人労働者はせっとくされると思っているのですか。
そう、もちろん今のままがいいとは思いません。
どの道、実現が難しい問題なら、すべての国が守らなくてはならない労働条件でも決めるよう、運動したほうがいいのではないでしょうか。ILOをもって厳しくしたものとか。
だいたい例えばフィリピンなど、自国の労働者が海外で働くという前提でやっているけれど、大半の国民を自国で食べさせなくてはならなくなったら、革命に近い改革をやらなければ無理でしょう。一部の特権階級つぶして、色々な施設を国有化して。でもそれをするべきではないですか。理想をいうのなら。そして彼ら家族がわかれ別れにならなくても暮らせる社会の実現を達成する手伝いでもするべきではないですか。
もちろん、これはとっても難しいことです。
でも、これが現実的でない、というのなら、外国人労働者と団結して日本人と同じ労働条件を引き出し、さらに来て働きたい外国人をなるべくたくさん入れてあげて(低賃金でない外国人労働者(単純労働者)を雇おうとする企業はあるのでしょうかね。)、かつ日本人の労働者の雇用も守るなんていう話も、同じくらい現実的ではないと思います。