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(回答先: NHKの世論誘導目的の謀略に嵌められてはならない(JANJAN) 投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 8 月 19 日 12:28:07)
本来なら山崎氏が記事を書いたホームページのコメント欄に投稿するんでしょうけど、
長くなるのでこちらにレス付けるとします。
>>なぜなら日本が核武装を宣言すれば、日本を含めて190カ国が批准している
>>核拡散禁止条約(NTP)からの脱退を意味しますので、米国をはじめ全世界を敵に
>>回すことになります。
>>貿易立国の日本の経済は輸出入が制限され、その時点で立ちゆかなくなります。
これは確かに核武装懐疑派の人たちがよく言うセリフではあります。
でもインドはどうでしょうか?核開発のために核拡散禁止条約(NPT)に加盟していませんでした。
しかしなんだかんだと言っても結局アメリカはインドと原子力協定を結びました。
ロシアも同様です。これでインドも技術導入して原発を作れるようになります。
もし日本製でなければ世界が困るという製品がないというのであれば、国際的な圧力を
掛けられるでしょうけど、現実には日本製の製品がないと困るというものはたくさんあります。
一番分かりやすいのは、原子力発電の技術でしょうか。
現在世界で原子炉等を製造できるのは、日本の東芝、三菱、日立の3社とフランスのアレバ、
そしてロシアくらいです。韓国は中型炉の技術レベルですが一応製造できます。
アメリカはスリーマイル島事故以来原子炉等の製造を中止してしまいましたので、すでに
製造ノウハウが失われています。
そしてもう一つ忘れてならないのが、室蘭にある日本製鋼所です。
ここでは世界シェア80%を誇る巨大な鉄の塊から原子炉の圧力容器の部材を作っています。
しかもこの圧力容器は600トンの鋼塊から作られるため、現時点で1年間に4つしか作れません。
予約待ちの行列が続いているわけです。
もし日本に対する圧力を加えたとしたら、世界中の原発は誰が作るのでしょうか?
地球温暖化防止のために原発建設が推進されているというのに。
アメリカの一部で日本の核武装について保有してもいいかのようにコメントしているのも
こういう背景があるからではないかと推測します。
そして阿修羅板的な考えを述べるならば、日本の核武装はなにもウランやプルトニウム型で
ある必然性はありません。これが何を意味するかは分かる人にだけ分かることでしょう。
もし分かったとしても書かないようにねw
>>1)の選択肢は机上の空論でした。なぜなら日本と米国との国力の差を見れば
>>米国と本格的な戦争に突入したら日本国が滅亡することくらい事前に分かっていたからです。
どうしてそう最初から決めつけてしまうのでしょうか。
現在のパワーゲームにおいて、1国対1国の戦争というのは考えにくいです。
もし日本がアメリカと戦争をするとしたら、おそらくはイスラム諸国が手を挙げて賛同し、
アメリカとの戦争に加担してくれるかもしれません。
ただでさえアフガン戦争、イラク戦争で手を焼いているのに、日本に中東諸国が加わってしまったら
怖いものなしでしょう。うまくいけばアメリカへの原油輸出制限くらいはやってくれるかも。
そしてロシアは漁夫の利ですから、何もしないでしょう。
アメリカとしては核で脅すという手を使うでしょうけど、力の弱い側の戦いの主流は
ゲリラ的なテロ行為が主流になると思います。つまり911や64年前の神風攻撃のように。
実はそれを一番心配しいるのがアメリカではないかと。
それ故に北朝鮮に対する軍事攻撃ができない。だから交渉で済ませようとしているではないか。
戦争なんてものはこんなものですよ、所詮は。
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