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ハリウッドはどのように秘密結社についての偽情報を広げるか By Vigilant 2(さてはてメモ帳)
http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/792.html
投稿者 忍 日時 2010 年 8 月 21 日 16:13:50: wSkXaMWcMRZGI
 

(回答先: ハリウッドはどのように秘密結社についての偽情報を広げるか By Vigilant 1(さてはてメモ帳) 投稿者 忍 日時 2010 年 8 月 21 日 16:09:12)

ハリウッドはどのように秘密結社についての偽情報を広げるか By Vigilant July 18th, 2009  その2

ナショナル・トレジャー


この大当たりの冒険映画は、家庭向け娯楽を保証するブランドであるウォルト・ディズニー・ピクチャーズによって制作された。そのため、両親は彼らの子供たちを連れて行き、素敵で健康そうな、メーソンの偽情報を楽しむことができる。

その映画は、独立宣言に関して著名なメーソンたちによって残された手掛かりに基づいたある宝探しのを中心に物語が展開する。

映画は、自分の家族の歴史についての情報を探し求めている主人公(ニコラス・ケイジが演じる)の少年時代から開始する。その少年の祖父が入ってきて、少年(と観客)に、テンプル騎士団とフリーメーソンの完全に偽りで歪曲された物語を与える。

いくつかの主張がある:

テンプル騎士団は、ソロモンの神殿(テンプル)の地下に、1000年間失われていた偉大なる宝物を発見した。彼らはその宝物をヨーロッパに持ち帰った。

テンプル騎士団は非常にまれな宗教的工芸品を所有していたと言われてきた。 それらはソロモンの神殿の地下で発見されたのか? その伝説はそうだと言っている。 その映画はしかし、その宝物を金貨、彫像などとして描写する。

テンプル騎士団はその宝物をこっそり米国に持ち込むことを決定し、自分たちの名前をフリーメーソンに変更した。

ここが、すべてが瓦解するところである。 テンプル騎士団は、米国文明の黎明期において、自分たちの名前をフリーメーソンに変更してはいない。

テンプル騎士団は、実際には1312年に(訳注:表舞台からは)消失している。それは、米国の創設の400年以上前である。


「一見したところ約2世紀の間不可触であり、テンプル騎士団は、聖地を失った後、恩寵の地位から派手派手しく転落した:1307年、フランスのすべてのテンプル騎士団員たちは、異端、同性愛、十字架の否定、そして悪魔崇拝のかどで逮捕された。 その教団は教皇によって1312年に抑圧され、そして、最後のグランド・マスター、ジャック・ド・モレーは、2年後、一人の異端者として火あぶりの刑に処せられた。」 −シーン・マーティン[Sean Martin]、『テンプル騎士団[The Knights Templar]』


フリーメーソンは、その映画が仄めかすようなすべてが米国人の団体ではない。 それ(訳注:「思弁的」メーソン)は、中世に端緒を持つヨーロッパの秘密結社で、彼らはその権力の範囲を拡大するために」北米にロッジを開いた。

メーソン団の目標は、「偉大な神殿宝物*を守る」ことではない。それは(もともとは)「建築業者」(「」は訳者)の古代教団である。 彼らは、その儀礼の中に、何年にも渡って、テンプル騎士団、薔薇十字団、そしてイルミナティの教えを取り入れた。 (*訳注:「神殿宝物」が、「うまい高利貸しの方法」などだとすれば守っていますがね)

テンプル騎士団はまた、十字軍の期間中教会の側に立って戦っていたオカルト教団であった。彼らが東方の神秘主義者からオカルトの知識を手に入れ、それをヨーロッパに持ち帰ったのは、彼らが中東に留まっていたときであった。

彼らは巨大な銀行家たちや大聖堂(彼らはこの中にオカルトの象徴を取り入れている)建築家たちになってきた。

彼らはカバラ、つまり様々な型の魔法や黒魔術を実践することが知られていた。

彼らのカトリック教会との利害対立が、最終的に迫害と崩壊へと繋がった。

フリーメーソンは、彼らの秘伝的な科学研究、記念碑の建設、そしてグノーシス主義の原則に基づいた哲学のゆえに、テンプル騎士団の精神的な子孫であると見なすことができる。テンプル騎士団員とメーソンたちの間のリンクは、騎士団を取り巻く神話的な伝承のゆえに育成助長されている。 言い換えれば、それはいい宣伝だ。


「[スコットランド]儀礼に対する大いなる評判を保証するために、彼[アイザック・ロング[Isaac Long]]は、それを神秘的な伝説によって騎士団と直接に結びつけた。」−ドメニコ・マルギオッタ[Domenico Margiotta] 33階級、『アドリアーノ・レミ[Adriano Lemmi] 』


ゆえに、その映画の「教育的」部分は、実際のところ、フリーメイソンの神話的な(架空の)そしてロマンチックな物語を与える。

一部の見物人は、この歪曲を事実として見るだろうし、また他の者はメーソン的なすべてのことを一つのおとぎ話と関連づけるだろう。

重要なことは、フリーメーソンの真実が、神話のベールの背後に隠蔽されることである。


その物語を語っている祖父の顔とギザのピラミッドの間の移行という興味深い選択。彼の目はその巨大な建築物の全てを見通す目になる。


その映画の密教的意味


フリーメーソンのワシントンモニュメント - 『As Above, So Below』

(警告:大きなネタバレ)

すべての真の神話的物語と同様に、ナショナル・トレジャーは無知な大衆向けの通俗的な意味と入会者のための密教的な意味を有している。

もし通俗的物語が、公衆を欺くよう意図されているとすれば、密教的意味は、しかしながら、オカルト兄弟団について大いなる真実を伝えている。 隠された意味がある。

古代文明によって油断なく守られていた「古代宝物」とは、実際はオカルトの知識、つまり秘術であった。それは、物質主義の枷を破り、そしてその所有者が神性(カバラ、錬金術、グノーシス主義、そしてオカルト科学)を利用することを助けることができるだろう。

この宝物は西洋世界から1000年消失していた。それは、初期キリスト教時代に対応している。

その映画は言っている。それが最終的にエルサレムにおいて、テンプル騎士団によってソロモンの神殿(フリーメーソン神聖な建物)の地下に発見され、ヨーロッパへ持ち帰られたと。 この知識は、その後、秘密結社を通じて米国へ移動した。

映画の主人公は、イルミネーションを探求しており、そして彼は解決しなければならない謎は、人がより高度な知識を利用出来る以前に通過せねばならないイニシエーションを表している。

この極めて重要な宝は、ニューヨークのトリニティ教会の下に、暗く窪みの多い隠された洞窟に象徴的に埋められている。 ベン・ゲイツは、その隠された知識への自分の道を見つけるために、イルミネーションの松明に火をつけねばならない。

その松明は、アルバート・パイク[Albert Pike]によって制定された米国フリーメイソンのルシファー主義者の教義を表している。

その最高位では、ルシファーが「光の保持者」、イルミネーションへの道を示す善の神、であると教えられる。


ニコラス・ケイジ、ルシファーの松明とともに


「その[スコットランド儀礼の高位階の]宗教は、マニ教徒の新グノーシス主義であり、以下のように教えている。神性は双対で、そしてルシファーはアドナイと同等である。光と善の神ルシファーは、暗黒と悪の神アドナイに反対して、人類のために戦っている。」 −ドメニコ・マルギオッタ[Domenico Margiotta]33位階、『アドリアーノ・レミ[Adriano Lemmi]』

「メーソンが、一団の戦士に重要なことは、生命力のダイナモの適切な応用であると学んだとき、彼は自身の技術の神秘を学んだことになる。ルシファーの煮えたぎるエネルギーは、彼の手中にあり、そして彼が前方へ上方へと進むかもしれぬ前に、彼は(この)エネルギーを適切に応用する自分の能力を証明しなければならない。」 −マンリー・P・ホール[Manly P. Hall]、『フリーメーソンの失われた鍵[Lost Keys of Freemasonry]』


話を元に戻そう。

ベン・ゲイツは、彼のルシファー主義者の松明と共に、イルミネーションへの小径を発見し、知識の無限の源の利用権を手に入れる。

英雄が宝物室を見渡しているその場面の間、彼らは非常に重要なものを発見する:アレクサンドリア図書館からの巻物、エジプトの彫像、そして他の古代工芸品。 これらの物すべては、秘密結社を通じて古くから伝えられてきたオカルト知識に言及している。

映画の最後で、ベン・ゲイツは、FBI捜査官と話し、そして自分を刑務所に送らないよう彼に頼む。

彼のメーソンのリングをきらめかせ、法律の代理人は言う。 独立宣言を盗んだかどで、「誰かが刑務所に行かねばならない」

次の場面は、逮捕された「悪漢」(非メーソン)を示す。彼らが実際には宣言を盗んではいなくてさえも。

我々はここで、法律を超越したメーソンの誓いの一つの露骨な例を見る。そのFBI捜査官は、彼のメーソンの同胞を助けるために故意に法を無視した。


FBI捜査官のメーソンの指輪


そして、映画の終わりでは、その英雄が豊かで幸せなところを示す。 これにはなんら密教的な意味はない。それは単にばかなディズニー的結末なのである。


続く

元記事は

How Hollywood Spreads Disinformation About Secret Societies By Vigilant  July 18th, 2009
http://vigilantcitizen.com/?p=1483 (和訳2回目です)


おまけ

「第三次世界大戦は、シオニストとアラブ人とのあいだに、イルミナティ・エージェントが引き起こす、意見の相違によって起こるべきである。世界的な紛争の拡大が計画されている……」

「キリストの教会と無神論の破壊の後、ルシファーの宇宙的顕示により、真の光が迎えられる……」 

もうひとつ
アルカイダ? U・ェ・Uノ ちわわのひとりごと
http://apocalypsenow.jugem.jp/?eid=90#sequel

http://satehate.exblog.jp/14972255/
 

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