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黙殺し続けた「暴政」のタブーに『サンデー毎日』が風穴を開けた
http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/230.html
投稿者 フランクリン 日時 2009 年 12 月 12 日 00:14:22: YsxokeAxLx13M
 

自公政権がやって日本をメチャクチャにした暴政について、小泉劇場に便乗してそれを煽り続けた日本のマスコミは共犯だったので、暴政を指摘して論じて選挙前にタイムリーに出たのに黙殺して、新聞も雑誌も書評に一切取り上げなかったことで知られてブロッグでは騒がれた『さらば暴政』は、インターネットだけで知られた不思議な本である。
http://asyura2.com/09/senkyo73/msg/773.html
暴政の総本山がシカゴ大学だったという驚くべき情報と自民党の原罪
http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/414.html
Re: 自公撃滅させ創価学会を退治する秘策

この『さらば暴政』という聞きなれない題名の本は、一部で出版妨害だとか黙殺されたと言われたのに、奇妙なことに『日刊ゲンダイ』に大きな広告が出ていて、それがマッド・アマノによる痛烈な皮肉のパロディ付のものだったので、これまた面白いことに注目を集め話題になったものだ。
<貼り付け>
Platonette (115.178.25.218)
暴政に関しての本格的な著書として選挙前に出て、小池百合子候補などの落選に影響を及ぼしたといわれた藤原肇記者の「さらば暴政」は、活字メデヰアの新聞や雑誌から完全に黙殺されて書評は皆無だった。この著者の前著の「小泉純一郎と日本の病理」も書評がゼロだったので日本新記録だったと、「さらば暴政」の後書きに書いてあったので驚いたが、わが国では暴政を論じるとメヂアから総スッカンを食うことになるようだ。
このような卑劣で非理性的な日本のメヂアの態度について、歴史分析が得意なTOXANDRIA先生としては、世界史的な類比関係として一体どのような類例を知っているか。私の知識で暴政はそのまま独裁制や僭主制として書かれ、タブーとして忌避する国はないように思うのだが。その点で将基面先生の「政治診断学への招待」という題名の本は、暴政を題に使わないで暴政を論じている点で、実に見事なやり方だと痛感した次第である。
<貼り付け終わり>
ところがである。本が出てから四ヶ月経った12月には行った段階で、何としたことか『サンデー毎日』の12月20号が日本の活字メディアの書評の第一号を掲載したのだった。「サンデーらいぶらりい」という書評欄に、評論家の斉藤貴男が「政治の病理を診断した”カルテ”」と題して書いたものの頭と尻尾は次のようなものである。
<貼り付け>
凄まじくも的確な分析だと痛感せざるを得なかった。小泉純一郎以来の歴代自民党政権は、サイコパス(精神病質)の領域に属していたというのである。彼らはそれほどに嘘つきで、尊大で、無責任の塊だった。とすれば要は、殺人鬼かストーカーの類に仕切られていたのが、過去十年間の日本社会だったと言えるのかもしれない。目下の惨状は偶然でも何でもなかった。(中略)・・・私たちを支配していた政治家たちが、信じられないほど幼稚で支離滅裂だった実態が浮き彫りになってくる。だからこそ有権者は政権交代を望んだが、果たして民主党はその任に堪え得るのか、どうか。本書の続編が必要になりそうな雲行きが悲しい。
<貼り付け終了>
斉藤記者がタブー破りの第一号だったのは勇気があるからなのだろうが、書評を売り物にして稼ぎまくっていた立花隆や佐高信などの評論家たちが、意外なほど腰抜けであるということが良く分かったという意味では、タブーの存在は一種の踏み絵になるということが明らかになったようである。田原総一郎と同じような「井の中の蛙の遠吠えの名人」だったらしい。亡国の時代にふさわしい言論人の成れの果てを見た感じがする。
 

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コメント
 
01. 2009年12月12日 08:57:39
鳩山首相による民主党政権がなんとなく動き出したので、マスコミもやっと自公政権がやった支離滅裂な暴政に対しての批判の本に対して、その存在価値を認め始めたのだろう。それでも別働隊の週刊誌がやつと動いた感じだが、新聞は矢張り一番保守的だから未だ期待できないのかもしれない。だが、自民党のストーカー政治の批判が盛り上がらないままで、このまま暴政に引きづられて年末を希望のないままで迎えさせられるのでは情けないが、これを足場にメディアが昔のように元気を取り戻して欲しい。とりあえずは開いた風穴を拡大するようにと声援したい。

02. 2009年12月12日 09:39:12
立花隆については、言い方は厳しく追求している風にみえるが
その実うらで談笑していたりする。
猪瀬同様の役者なんだろうね。

こういう、似非批判者こそ、抹殺すべきだな。戒めのためにも。


03. 2009年12月12日 21:24:20
「アメリカの承認がなければ日本の総理大臣にはなれない」
 そういう意味のことを例によって無意味な笑みを浮かべつつ言っていたのは、だいぶ昔の立花隆だった。

 「うーん、そうかもな」とは思ったものの、言った立花自身がそれをどう思っているのかが疑問だった。

 きっとこの男は、別に何とも思っていなかったのだろう。いいとも悪いとも、あるいは、仕方ないとも恥ずかしいとも。自身の見解を持ちながら言わないのではなく、そもそも最初から持ち合わせがないのだ。

 もちろん彼が本物のCIA工作員であり、しかし(にもかかわらず)、つい舌が回りすぎて、己らのパワーを不必要に誇示してしまった、という可能性もあるにはあるけれども。(下谷猫)


04. 2009年12月12日 23:31:53
今の『文芸春秋』は酷いもので、何が日本にとって最優先なテーマかも分からず、石原慎太郎や暴政をやった当事者たちの世迷いごとを取り上げ、過去のことばかりを書きたてているだけだ。立花隆にしても「田中金脈」で出世したが、実は福田派の出した情報を書いただけの話しだ。この国の評論家は口説の徒であるのに、それが馬脚を現さないのは、メディアが腐っているからだ。

05. 2009年12月12日 23:36:08
立花は本物の工作員だと思う。そうでなければ、あれだけ徹底した田中角栄批判はできなかったと思う。小泉や田原同様に、確信犯中の確信犯だと思う。彼らの言動には、常に背後の意図がある。それは、彼らが「代理人」だからである。

06. 2009年12月13日 02:41:13
立花隆氏は癌で余命幾ばくもないそうです。
延命治療は一切拒否しているそうですが、その前に告白してくれるでしょうか?

ところで、文芸春秋は関岡英之著「拒否できない日本」アメリカの日本改造が進んでいる、も出版しています。
この本と紺谷典子著「平成経済20年史」は日本を覚醒させる名著です。


07. 2009年12月13日 02:41:35
立花隆氏は癌で余命幾ばくもないそうです。
延命治療は一切拒否しているそうですが、その前に告白してくれるでしょうか?

ところで、文芸春秋は関岡英之著「拒否できない日本」アメリカの日本改造が進んでいる、も出版しています。
この本と紺谷典子著「平成経済20年史」も日本を覚醒させる名著です。

08. 2009年12月13日 19:42:06
> 斉藤記者がタブー破りの第一号だったのは勇気があるからなのだろうが、書評を売り物にして稼ぎまくっていた立花隆や佐高信などの評論家たちが、意外なほど腰抜けであるということが良く分かったという意味では、タブーの存在は一種の踏み絵になるということが明らかになったようである。田原総一郎と同じような「井の中の蛙の遠吠えの名人」だったらしい。亡国の時代にふさわしい言論人の成れの果てを見た感じがする。

> 04. 2009年12月12日 23:31:53
今の『文芸春秋』は酷いもので、何が日本にとって最優先なテーマかも分からず、石原慎太郎や暴政をやった当事者たちの世迷いごとを取り上げ、過去のことばかりを書きたてているだけだ。立花隆にしても「田中金脈」で出世したが、実は福田派の出した情報を書いただけの話しだ。この国の評論家は口説の徒であるのに、それが馬脚を現さないのは、メディアが腐っているからだ。

今日のコメントは、増すゴミの新聞を読んでいるだけでは、得られない情報を発信している。知人にパソコンが出来ずに、雑誌で情報を得ているのが居て、以前はその情報をうのみにしていたが、彼の存在が実にちんけに思えるようになった。


09. 2009年12月14日 10:22:07
立花隆氏の情報源は公安です。

権力者のポチなのでしょう。


10. 2009年12月14日 10:25:06
 あの程度の似非・ちんけものをジャーナリストとして祭り上げていたマスメディアは大いに反省しなければならない。自分のこれまでの非を恥じて腹を切るくらいの覚悟はない。

11. 2009年12月14日 13:41:33
>立花隆氏の情報源は公安です

元ネタはCIAの調査報告書だったらしいよ。
他のジャーナリストにその事を訊かれた立花は、顔面蒼白になって、何も言えなかった、と聞いてる。


12. 2009年12月14日 13:59:48
小泉竹中構造改革以来か、もしくはそれ以前からか、常にマスゴミは権力の手先だつたのでしょう。ただ森田実氏言うところの5000億がばら撒かれた頃からより露骨になり、なりふり構わなかつたここ10年でした。

昨日、敗者の顔を見るべく“サンプロ”を見ました(もう10年前からこの番組の内容には客観的価値はありません)そこには醜悪な老人が写ってました。
人それぞれ器があります。人は器以上のワルサをするとそれが顔にでるようです。

才無く、器無く、志なき、醜い、小人の老人=田原聡一朗引退してはいけません。
貴方には自分のワルサを語って欲しい。何故自分の名誉?もしくは誇りを捨ててまで竹中を庇ったのか、何故あそこまで小泉構造改革の旗振りをしたのか?1億の為にはそこまでやるか?

単なるぼけ老人か、たつた1億の金か、私には興味あるとこらです。


                         By プルシアンブルーの男


13. 2009年12月14日 20:23:27
マスコミも営利企業なんだから無理言っちゃ可哀想だよ。
視聴者よりも優先しなきゃならない相手はいくらでもいるんだから。

14. 2009年12月16日 06:24:04
「サンデー毎日」に出た斉藤貴男氏の書評の全文が見つかりました。
http://mainichi.jp/enta/book/review/news/20091208org00m040020000c.html


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