携帯基地局の電波密度を測定して、街中の数値に唖然としておりましたが、友人の家を測定したら、なんと、室内に街中以上の強電波が。。発信源は家庭用コードレス親機と無線ＬＡＮでした。電源を入れている間中、自宅に電波を放出しています。測定結果は一番下に）

そこで、調べたところ、2年前の2006年1月31日、ドイツの放射線防護局が、日本の多くの家庭にもある、デジタルコードレス電話の高周波について勧告を出していましたので、お知らせいたします。

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ドイツ放射線防護局(BfS)のプレスリリース
DECT（デジタルコードレス） – 家庭の高周波電磁波発信源
BfS: コードレス電話は不必要に高周波電磁波を放出している
http://www.tetrawatch.net/media/bfs_dect.pdf
ドイツ語原文
http://www.bfs.de/bfs/presse/pr06/pr0602

■しばしばDECT規格のコードレス電話（デジタルコードレス）は家庭の高周波電磁波の最も強い源です。

>A cordless phone of DECT standard is often the strongest source of high frequency　electromagnetic radiation in a private home.

■あなたのコードレス電話を放棄するのは、あなたの個人的な放射線被曝を最小とならせるように予防措置として貢献するでしょう。

>To renounce your cordless phone as a precautionary measure will contribute to minimise your personal radiation exposure.

To renounce=放棄　（ドイツ原文　Verzicht＝放棄 ） つまり、捨てること。

（中略・"ラッキーなことに最新式のコードレス（常時電波を発しない）タイプが開発され発売されている"云々、日本では発売されているのでしょうか？）

■BfSは、考えられる健康リスクを避けるために、個人的な高周波被曝を最小とならせることを勧告します。
>To prevent possible health risks, the BfS recommends minimising personal radiation exposure.
>Um möglichen gesundheitlichen Risiken vorzubeugen, empfiehlt das BfS, die persönliche Strahlenbelastung durch eigene Initiative zu minimieren.

■コードレス電話の利益を完全に放棄できないのであったら、次の助言に従うのはあなたの助けになるでしょう。
>The following tips will help you if you are not prepared to completely give up the benefits of a　cordless phone:

■あなたが長時間いない場所、たとえばホールのような所に親機を置け。
>Put the base station in a place where you do not spend much time, for example in the hall.
そんなところが日本の多くの家庭にあるのか？！よしんばホールがあったとして、マイクロ波素通りの木造のその上には子供部屋や寝室があるまいか

■机の上に直接おくな。

>Do not put it directly on your desk.

■通話はごく短く。
>Only make short phone calls.

■最新世代の電話を使え（通話していないときに電波が発信してないやつ）
>Use the latest generation of phones which are emission free when the handset in connected to the base station.

日本に販売されているのか、見分けることができるのか、と。

ちなみに、最新世代の電話というのはこういう機種らしい。
http://www.lowradiation.co.uk/
日本では売ってるんですかね？メーカーに問い合わせてみてください。

ちなみに私はアンテナのないシャープの有線電話に変更しました。
以下略。原文をどうぞ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

加藤やすこさんの「ユビキタス社会と電磁波」という本の１０９ページにも、以下の記述。
>「インディペンデント」紙（2007年9月16日付）によると、欧 州環境庁（EEA）は、各国政府と公衆衛生の機関に、新しい無線技術から発生する電磁波に対して予防的行動をとるよう、圧力を増やそうとしています。ドイ ツ政府はすでに、無線LANの代わりに有線でインターネットに接続することを、携帯電話の代わりに有線の電話を使うことを国民にアドバイスしています。」

該当記事

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■ドイツの医師団体の発表

DECT＝デジタルコードレスの安全性について、

さらに、ドイツの医師団体ＩＧＵＭＥＤの発表を発見しました。

ドイツ医師団体の発表は、6年前・・・2002年の話ですが、日本の医師会は何やってるんですかね、というか、日本の病院はPHSを使用しているから院内アンテナだらけのところが多くて、高周波を一番浴びているのは、実は、日本の医師だったりして。。。

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電磁波問題市民研究会のサイトから

高周波に対する「フライブルグ・アピ−ル」を発表

http://www.jca.apc.org/tcsse/kaiho/kaiho-20/kaiho-20-15u.html
２００２年１０月９日、ドイツの「環境医学学際学会」（ドイツではＩＧＵＭＥＤのイニシャルで知られている）は２００人以上の医師の署名による「フライ ブルグ・アピ−ル」を発表した。アピ−ル内容は「高周波(無線が使用する電磁波もしくはマイクロ波)曝露基準をより厳しい基準とすること、子どもの携帯電 話使用禁止する」ことを要求している。
２００人以上の医者たちがアピ−ルする理由は、携帯電話本体や中継基地局あるいはＤＥＣＴデジタルコ−ドレス電話から発射される放射線(電磁波)はがん・心臓疾患・神経消耗疾患などの健康問題の急増の原因であると考えているからだ。
フライブルグはドイツ南部にある環境先進都市。アピ−ルはhttp://www.feb.se/NEWS/Appell-021019-englisch.pdf に英訳が載っている。

＜電磁波問題市民研究会からのコメント：前号１６ペ−ジ掲載の「カタニア決議」は極低周波に関する国境を越えた著名な１６ 名の科学者による予防原則支持決議であるが、今回はドイツ国内の２００名以上の医師たちによる高周波に関する予防原則支持決議だ。日本の科学者・医師にも 期待したいのだが。＞

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ドイツ語原文
http://www.igumed.de/apell.html

関連して見つけた文章のエキサイト機械翻訳ですけど

ドイツは予防原則が進んでますね。興味ある方は原文を直接どうぞ↓
http://www.emfacts.com/weblog/index.php?p=356
1999年に、ドイツ(VerbandドイッチャーBaubiologen www.baubiologie.net )の「ビル生物学コンサルタント協会？」のProfessional Associationは、DECT（デジタル）コードレス電話技術を禁止するのを要求し ました。 2002年10月に、ドイツからの50人の医師が2.4ギガヘルツのコードレスの使用と「フライブルク宣言」の携帯電話に関連している健康への悪影響に関 する彼らの心配を共有しました--Environmental Medicine Interdisciplinary Society (IGUMED)ののイニシアチブ。 「フライブルク宣言」は、そのような携帯電話装置を使用している増加する数の人々で心臓騒動、極端な血圧の変動、および特に行動障害を観測できたと述べて、現在のデジタル電話技術が私たちの生物学的な要求物に見直されて、調整されるべきであるのを要求します。

↓上記サイトがリンクされていた元論文(オーストラリアの研究者）

お医者様は必見？

Medical warnings needed on DECT cordless phone use
http://www.emfacts.com/papers/dect.pdf

こんな記事も。以下、エキサイトの機械訳のままですので読みにくい人は原文を。

■新しい電話の危険性

New Phones Danger

コードレス電話は携帯電話より１００倍悪い、と専門家はいう
Cordless handsets 100 times worse than mobiles, say experts.
http://campaignfortruth.com/Eclub/060306/CTM%20-%20cordlessphonedanger.htm

あなたの家にコードレス電話を持つのは、モバイルを使用するより一層の健康上のリスクが100倍あるかもしれません。 それらが使用中でないときにさえ、ポピュラーな電話は絶えず出ている高いレベルの放射を爆破します。 地上通信線はモバイルより安全なオプションであると広く考えられます。 しかし、スウェーデンの研究者は、現在、コードレス電話を今日のモバイルよりはるかに脳の腫瘍を引き起こしそうであると警告します。

コードレス電話の充電器からの放出は6V/mと同じくらい高いことができます--ものが100でmの可動の携帯基地局を見つけたより2倍強いです。 充電器から2m離れたところでは、放射はまだ(科学者が安全量と見なすことの50倍である)2.5V/mと同じくらい高いです。

強力
1m離れたところでは、危険は120回掛けられます、そして、あなたが電話から100m離れたところにいるとき、それは安全な1mあたり0.05ボルトに しか落ちません。 コードレス電話が動作する方法のために、電話が使用中でないときにさえ、充電器は絶えず勢揃いして放射を放ちます--そして、したがって、それが充電器に あるとき、受話器をします。

そのような放射で引き起こされる中で最も一般的な癌は白血病です。 しかし、また、子供の乳癌、脳の腫瘍、不眠、頭痛、および不安定なふるまいはリンクされました。 彼らのベッドの近くに充電器がいるものは眠っている間、放射にかけられます。

Sensory Perspective Electrosmog Detectorと呼ばれるテスト装置を使用して、電話番犬Powerwatchは、部屋の上の寝室に3V/mと同じくらい強い電磁場がコードレス電話を持っているのがわかりさえしました。

グループのディレクター、Alasdairフィリップスは言いました: 「病気効果が0.06V/mだけのレベルで見つけられたようにこれはまさしくその関係ことがあります。」「コードレス電話がある家の皆が絶えずこれより高いレベルにさらされるのは、ありそうです。」

ショックスウェーデン人は科学者のレナートHardell、マイケルCarlbery、およびチェルハンソンMildで報告します--コードレス電話が健康上のリスクであると信じている多くの医療関係者によって支援されます。

ハーリー街開業医デヴィッド・ダウスン博士は言いました: 「コードレス電話を持つのは、あなたの家に可動の携帯基地局を持っているようです。」 「私は、1つを持っているだれでもプラグイン電話（アンテナなしの有線電話）に切り替わることを勧めるでしょう。」

しかし、BTの健康アドバイザー(ジョン・コリンズ)は意見を異にしました。 彼は言いました: 「経験された兆候のいずれにはも放射をリンクするどんな決定的な科学的な証拠もありません。」 証拠は少しの害も私たちに加えないということです。 「私たちは、責任がある会社であり、認識された専門家によって置かれたすべてのガイドラインを守ります。」
News of the World, 5th February 2006

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こんな事件も。
ＮＴＴ電話「パッセＳ２００」から“遭難信号”　４万台を回収する方向

http://gline.zapto.org/log/read.php/newsplus/1159225278/
http://slashdot.jp/mobile/article.pl?sid=06/08/11/0037219&threshold=-1
※一般家庭にあるコードレス電話の電池の劣化によって、本来発しないはずの周波数で、強烈な電波を勝手に発信していたという事件。なんと遠い海上まで飛ばしていて、海上保安庁船が遭難信号をキャッチ、大騒ぎになった事件です。他機種は大丈夫なのでしょうか？

コードレスは要注意：

「コードレス電話を放棄することは予防措置に貢献」とドイツ放射線防護局

http://ameblo.jp/kitakamakurakeitaing/entry-10129779344.html

に引き続き、

昨年、ドイツ政府が、高周波被曝を避けるために、無線ＬＡＮの代わりに有線、携帯電話の代わりにも有線の電話を使うことについて勧告（recommend=empfiehlt）していたというニュース。日本の無線ＬＡＮ使用状況は50％を超えているそうです。今では、ネットを申し込んだだけでタダでついてくるし、、こうした勧告が海外で出ていることを知っている人は何％いるのだろうか？

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

ドイツの連邦政府、Bundesregierungは、一般に、高周波電磁場からの個人的な放射線被曝をできるだけ 低く保つことを勧告します。すなわち、従来の有線接続が好ましいってことです。もし、無線（ワイヤレス）サポートのソリューションの使用を避けることがで きるなら。

The German Federal Government [Bundesregierung] recommends, in general, keeping the personal radiation exposure from high frequency electromagnetic fields as low as possible, that is to say, i.e. to prefer conventional wired connections, if the use of wireless-supported solutions can be avoided.

英国モバイルテレコミュニケーションと健康のリサーチプログラムのリーダー、Lawrie Challis教授も、2007年5月4日のＦＯＸニュースのレポートによれば、似たような勧告を出しています。彼はそこで、子供たちは無線のアンテナが 内蔵された持ち運びできる機器から安全な距離を維持するべきだと（公式に）明言しました。

Professor Lawrie Challis, leader of the British research programme on mobile　telecommunication and health comes to a similar recommendation, according to a　report in FOXNews from the 4th May 2007. He stated there that children should　maintain a safe distance from the built-in antennas in WiFi-active (Wireless　Fidelity) Laptops until further research has been carried out.

※無線アンテナ内蔵の持ち運びできる機器＝ゲームも該当するかと。

※ＷｉＦｉ内蔵とは何か？http://e-words.jp/w/Wi-Fi.html

ドイツ連邦政府・環境省の発表の英語翻訳（ＩＣＥＭのサイトより）極一部を抜粋
http://www.icems.eu/docs/deutscher_bundestag.pdf

連邦環境・自然保護・原子炉安全省ＢＭＵ＝略して環境省---のサイトより

ドイツ語原文　2007年7月20日発表
"Strahlenbelastung durch drahtlose Internet-Netzwerke (W-Lan)"
http://www.bmu.de/strahlenschutz/parl_vorgaenge/doc/39709.php
http://www.bmu.de/files/pdfs/allgemein/application/pdf/kl__anfrage_16_6022.pdf

2010年4月6日追記：上記がリンク切れになって、連邦議会の議事録のサイトに移動してました。

期日も2007年7月23日になってます。

Strahlenbelastung durch drahtlose Internet-Netzwerke (WLAN)

http://dipbt.bundestag.de/dip21/btd/16/061/1606117.pdf

よりわかりやすい日本語解説

>「インディペンデント」紙（2007年9月16日付）によると、欧 州環境庁（EEA）は、各国政府と公衆衛生の機関に、新しい無線技術から発生する電磁波に対して予防的行動をとるよう、圧力を増やそうとしています。ドイ ツ政府はすでに、無線LANの代わりに有線でインターネットに接続することを、携帯電話の代わりに有線の電話を使うことを国民にアドバイスしています。」

加藤やすこ著「ユビキタス社会と電磁波」１０９ページより

インディペンデンスの該当記事

In December of 2005 the Public Health Department, Salzburg Region, Austria issued advice to the government, schools and parents warning of the lack of studies available on either shortterm or long-term health effects from WLAN and DECT devices. However the department saw evidence of possible adverse effects such as headaches, concentration difficulty, restlessness, and memory problems etc. The official advice of the Public health Department is not to use WLAN and DECT in Schools or Kindergartens.

http://www.emfacts.com/papers/dect.pdf

WLAN and DECT in Schools and Kindergardens, Open letter from Dr. Gerd Oberfeld MD, Salzburg Region, Public Health Department, Dec. 5, 2005.

参考　電波の出ない有線電話を調べてみました。

電磁波対策：電波を出さない有線電話（親機）とＦＡＸはどれ？

http://ameblo.jp/kitakamakurakeitaing/entry-10335930130.html

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