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(回答先: 女性の膣口は正中線を形成するうえで、男性より数百倍も有効な働きをする/高岡英夫の発言 投稿者 藪素人 日時 2010 年 12 月 09 日 20:56:09)
「だきしめてスローラヴ」辻伸一・三砂ちづる/集英社‘06年から抜粋
<お産って愉しいー女は自然と一体になれる>三砂
・お産はいやなことではなくて、すごく愉しいことなんです。自然なお産をしていると、気持ちよくて、自分がどこかで自然とつながっているような感覚をもつわけですね。
自分と周りとの境界がなくなって、自分が自分の力ではないところで働いているような体験をするんですね。宇宙の一部になったかのような、自分の感覚がパーッと拡散していくような経験をするんですね。
いわゆる至高体験のようなもので、それが忘れられないわけです。しかし、じつは、そういう感覚は、お産のときだけでなく、ちょっと前までは、人間が生きていく上でのすべての行動に存在していたと思います。
<いいお産は女を強くする>/三砂
・身体にしっかり向き合うようなお産をした女性たちは、あふれるような言葉を体験記に綴っています。それを見ると、3ページも4ページも書き綴っている人もいます。多いのは、「自分の感覚がなくなった。時間の感覚がなくなった。宇宙の塵になったような気がする」といった心理状態ですね。至高体験ですね。
自分の身体がワーッと広がっていくような、自然と一体化して、自分はけっして自分だけではないという感覚ですね。宗教もそういった体験を求めるところがありますね。昔はこういう経験がいろんなところであったのでしょう。それを“近代化”の中で、わたしたちはなくしてしまった。
自分の身体を使って、いいお産を経験すると、産んだあとで、「ああ、また産みたい」という人が多いらしい。
<生殖器を大切に>三砂
・会陰部はほんとうは押さえつけないほうがいいでしょうね。以前の日本の生活で下着をつけずに着物を着ていると、正座をしても、”お下”の部分どこにも当たらない。正座と言うのは、しじは会陰部を大事にする座り方なのかなあと。行儀よくしなさいと、女性に正座がすすめられてきたのには意味があったんですね。
会陰部を不用意に圧迫したりするのはよくないでしょう。身体の中心、生命の根元なのだから、フワッとした状態にしておく方がいい。椅子で押さえつけたり、自転車のサドルで押さえつけたり、パンツで包んで圧迫したりするのはほんとうは健康によくないのかもしれません。
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