私も以前森下さんのクリニックで診療も受け、また、桜沢マクロビオティックを何年も実行した。で、何十年間、爪がまったく生えなかった。便利といえば便利だったが、常に疑問だった。で、宗旨替えをして、肉類を結構食べ始めたら、直ちに、爪が沢山生えるようになった。タンパク質が不足していたのだなと痛感した。野菜だけでは、どうしてもタンパク質不足は、補えない。ベジタリアンはとても危険だと思う。戦線の日本人は寿命が50才だった。1960年代から、急激に、寿命が伸び、現在世界トップレベルになった。チーズ、バター、肉を食べる北欧の人々は、戦前から寿命が70才ぐらいだった。戦後の厚生省の高タンパク政策がズバリ功を奏したと思う。現在の日本人は植物と動物を半々ぐらいの感じでバランス良く食べていると思う。基本はこの路線で、あとは、食の安全性に気をつければいいのではないかと思う。 高齢者は動物タンパクを摂取する率が少なくなる傾向だが、これは、アミノ酸、コラーゲン不足で筋肉もできなくなり、足などの弱体を促進する可能性がある。 また東京都老人医療センターかなにかの調査データでは、肉食をしている高齢者の方が、そうでない高齢者よりはるかに、健康度が高かったとあり、驚いたことがある。 動物タンパクの中に、ビタミン類、ミネラル類が豊富に入っているが(ビタミンCは除く)、それと同僚のビタミン、ミネラル類を野菜のみから摂取するとなると、非常に大量に摂取せざるを得ない。で、野菜は、基本的に炭水化物で、糖質なので、糖過剰の問題が起きてくる。程合いをいかに考えるかが、知恵の出しどころではないか。
2009/11/16 08:02
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