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(回答先: 米銀行協会(ABA)、消費者向けローンの延滞率が7部門で低下 【ロイター】 投稿者 hou 日時 2010 年 1 月 08 日 06:38:28)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-13248820100107
[ニューヨーク 7日 ロイター] 12月の米小売各社の既存店売上高は予想を上回り、利益見通しの上方修正が相次いだ。ホリデーシーズン終盤にかけての売り上げの伸びや、前年よりも小幅な値引きが寄与した。
メーシーズ(M.N: 株価, 企業情報, レポート)やノードストローム(JWN.N: 株価, 企業情報, レポート)、エアロポステール(ARO.N: 株価, 企業情報, レポート)、リミティッド・ブランズ(LTD.N: 株価, 企業情報, レポート)が軒並み利益見通しを引き上げた。株式市場がおおむね軟調となるなか、S&P小売株指数は0.7%上昇した。
小売30社の業績に基づくトムソン・ロイターのデータによると、71%が予想を上回る既存店売上高を計上。全体の12月既存店売上高は2.9%増加した。アナリスト予想の2%増を上回ったほか、2008年4月(3.4%増)以来の大幅な伸びを示した。
ストアハウス・パートナーズの創設者、パトリシア・エドワーズは「われわれは何とか(景気後退を)切り抜け、パニック時よりも少しだけ支出を増やすことができた」と説明。ただ「中間層は負債を返済し、職を見つける必要がある」と続けた。
ショッピングセンター国際評議会(ICSC)は、09年通年の既存店売上高が過去最悪の2%減だったと発表。10年1月の売上高は横ばいから1%増加し、年後半に初めて勢いがつくと予想した。10年通年では3―3.5%増との見通しを示した。
08年12月以降、小売チェーン各社は在庫管理を徹底し、値下げの影響を抑え、利幅の確保を目指してきた。
メーシーズの既存店売上高は1%増とアナリスト予想を若干上回った。メーシーズやTJX(TJX.N: 株価, 企業情報, レポート)、ズーミーズ(ZUMZ.O: 株価, 企業情報, レポート)はそれぞれ四半期の利益見通しを引き上げた。
「(値引き)キャンペーンが前年と比べて比較的控えめで、小売各社は利幅を維持できた」(調査会社リテール・メトリックスのケン・パーキンス社長)ことが示された。
パーキンス社長は一方、少なくとも雇用が上向くまでは、今後数カ月間の個人消費の伸びを促す勢いはほとんどないと指摘。「すべては雇用次第」と述べ、状況の好転を示す目安として売上高が少なくとも07年の水準に回復する必要があるとの見方を示した。
トムソン・ロイターのデータによると、部門別ではディスカウントチェーンの既存店売上高が3.9%増と好調だった。
コストコ・ホールセール(COST.O: 株価, 企業情報, レポート)が9%増とアナリスト予想の7.9%増を上回った。シアーズ・ホールディングス(SHLD.O: 株価, 企業情報, レポート)の既存店売上高は0.4%増。第4・四半期の利益が市場予想を大幅に上回るとの見方を示し、同社株価は一時13%超上昇した。
ターゲット(TGT.N: 株価, 企業情報, レポート)は好調な客足を背景に予想外の1.8%増。アナリストは0.2%減少すると予想していた。
成人や十代の若者向けの衣料チェーンも健闘。エアロポステールの既存店売上高は10.1%増と予想の3.1%増を上回り、今四半期の業績見通しも引き上げた。同社は12月の商品の利幅が前年と比べて大幅に改善し、在庫も引き続き管理されていると説明。春に向けて良い位置につけているとした。
一方、ホット・トピック(HOTT.O: 株価, 企業情報, レポート)は10.9%減と既存店売上高が予想を上回って減少した。これを受けて四半期業績見通しを下方修正した。
アバクロンビー・アンド・フィッチ(ANF.N: 株価, 企業情報, レポート)の既存店売上高も19%減少。市場予想は12.5%減だった。同社株価は一時8.3%下落した。
リミティッドは既存店売上高が2%減少したものの、四半期の1株利益見通しを引き上げた。売り上げと商品の利幅が予想を上回ったことを理由に挙げた。