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(回答先: 誰も語らない成長戦略の本質(KlugView) 投稿者 そのまんま西 日時 2009 年 12 月 18 日 00:46:22)
デフレの本質をしっかり把握していないのではないかと思います。また成長戦略の基本を誤解されているのではないか。
デフレは大きな借金から消費不足になったものです。それは大きな資産価格金融資産の崩壊によるものでした。それ故生産能力は全く無傷で残ったのです。需要不足は突然起こり急激に消費を減少させたのです。そのため生産者は消費不足から来る競争から低価格を余儀なくされています。
さらの生産者を淘汰するとそれと同時に消費がどんどん少なくなっていくのです。それが今のデフレです。
こんな時長期に消費額に併せるように供給を減らしていくと日本から企業が無くなり産業が無くなってしまいます。まさしく日本撲滅作戦です。私達一人一人は何かしら産業で働き生活しています。一つの企業が倒産する毎に失業が増えていくのです。所得が減っていくのです。
デフレは独りでに消費額が下がっていくものです。これに合わせて供給額を減らしてはならないのです。
消費不足を補って、消費額を増やして生産物の購入量を増やして初めて所得が増加するのです。
拡大再生産に結びつきます。ものをこれ以上増やしても消費額が増えなければ、所得が増えないのです。
これは雇用を無理に増やしても消費額が増えないと生産量が伸びず所得が増えません。
雇用の増加が所得の増加になるようなことを、菅氏がはっきりといったかどうかは知りませんが、デフレでは雇用の増加は所得の増加に結びつきません。労働の生産曲線が右下がりだからです。
デフレでは、長期中期に関わりなく、短期的に消費が減退する分をそれ以上に消費者側に補うことが成長戦略になります。