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(回答先: 無職の男2人、「生活が苦しく、同居している母親にコメを食べさせたかった」 【ロイター】 投稿者 hou 日時 2009 年 12 月 16 日 20:33:30)
日本に足りないもの、それは「信用」である。
そんな、信用に足る、システムもなしに日本が
「需要」「供給」と騒いだところで空論になる。
わが国は、1400兆円の個人資産があるし、債券もある。しかし
金しかないのである。
二人の議論は、重要だが、それ以前に信頼に足るシステムがないので
あまり意味のない議論とも言える。
反対に経済学が生まれたヨーロッパではどうか?
一部のヨーロッパでは「信用」のシステムが確立されている。
そのため「需要」「供給」という議論が成り立つ。
日本よりお金は少ないが、きちんと回している。
ヨーロッパは重税というが、それなりの「恩恵」と「信頼」が約束されている。
子貢、政を問う。子日く、「食を足し、兵を足し、民、之れを信にす」と。子貢日く、「必ず已(や)むを得ずして去らば、斯(こ)の三者に於いて何をか先にせん」と。日く、「兵を去らん」と。日く、「必ず已むを得ずして去らば、斯の二者に於いて何をか先にせん」と。日く、「食を去らん。古えより皆な死有り。民、信無くんば立たず」と。(『論語』顔淵篇)
孔子は言う、国家が安定するには食・軍・信の三者が必要だが、真っ先に捨て去ることができるのは軍備であり、食も不可欠だが、人はいつか必ず死ぬことを考えれば、信こそが重要だと。国民の信頼がなければ、政治は機能せず、国家は立ちゆかないからだ。