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(回答先: 日本の膨れ上がる対外資産、日本が実際には使うことのできない対外債権こそが、デフレの根本的原因であると位置づけている。 投稿者 TORA 日時 2009 年 11 月 22 日 15:40:10)
※誰か間違いに気づいたらご指摘お願いします。※
問題点は数字があまり使われていないこと
七〇〇〇億ドルという数字がいつの数字かは知らないが
1ドル100円にしても70兆円である。しかし、日本の預金は1400兆円そのうち約50% 750兆円
出典:日本銀行より(http://www.boj.or.jp/type/exp/seisaku/exphikaku.htm)
つまり上の文章にある
””ドルの蓄積を支えるために用いられる。すなわち、国内金融システムからその分だけが貨幣としての機能が除去されていることになる。
預金の形をとった貨幣は、輸入代金の支払いには使われていない。国内財貨・サービスヘの支出にも費消されない。工場や設備への投資にも用いられていない。遊休ドルにより生ずる貨幣機能の喪失は、通貨供給量(M2十 CD)のうち経常黒字の蓄積額に相当する残高と定義することができる。””
現金、普通預金、当座預金、定期預金、譲渡性預金
※日本のお金だけの総量は現金通貨、普通預金、当座預金、定期預金、外貨預金、譲渡性預金を合わせて782兆円です。
出典:日本銀行 マネーサプライ
http://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/ms/ms0910.pdf
なんか難しいことを言っているようですが
つまり7000億ドル分の資産は、負債として日本の預金70兆円分相当に当たるということでしょうか?そして、70兆円分は使用できないからデフレになっているという説明になっていると思われます。
でも日本の通貨供給量(M2十 CD)は、現時点で782兆円で、そのうちの70兆円では説明に無理があると思われます。
※誰か間違いに気づいたらご指摘お願いします。※
それよりも、大前研一氏の文章のほうが分かり易いですね。
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/1a3e0454a5ab5d108ae2af04e5cb86ac
失われた15年で個人金融資産が2倍になった不思議な国・日本 − 年金の3割は預貯金になり死蔵される
2009-03-26 | いとすぎから見るこの社会−格差の拡大大前研一氏が日本の小金持ち高齢層を皮肉っています。
所謂「失われた15年」の不況の間に
何故か個人の金融資産だけが700兆から1500兆円に倍増、
こんな国は「あり得ない」とのこと。
不況を他人のせいにする主張はよく見られますが、
不安に嘖まれた自己保身本能の集合もまた、
マネーを「死蔵」して経済の活力を損なったのではないでしょうか。
高齢層の中にある巨大な格差をあばいて
適切な再分配政策を断行しない限り、
この国の社会保障の腐敗は止められないでしょう。
大前研一氏が大不況の経済界に特別提言 「メンタルブロックを破って商機を掴め!」(産経新聞)
http://news.goo.ne.jp/article/diamond/business/2009012703-diamond.html
”日本経済は先行き不安に怯えている。だがそれは間違いだ。日本はいくらで
も繁栄できる要素を持っている。その引き金となるのは「心理」である。
現在、日本の個人金融資産の総額は約1500兆円ある。これはGDPの約3倍。
これほどの個人金融資産を持つ国は日本だけだ。仮に1500兆円の10%、150
兆円が市場に染み出せば、日本の経済状況は激変する。
これは国と地方自治体すべて合わせた税収の1.5倍。どれほど巨大な財政出
動よりも絶大な効果があることがわかるだろう。
じつは個人金融資産はバブル崩壊以前は700兆円程度だった。これが“失わ
れた15年”のあいだも増え続け、1500兆円に達した。これは大変不思議な
ことである。不況のときに個人金融資産が2倍になる国などありえない。
つまり日本は「真に不況ではなかった」のだ。新聞もテレビも皆口を揃えて
不況だというので、そう思い込んでフリーズしてしまった。心理的な思い込
みから、メンタルブロック状態に陥った。そこで国民は財布の紐を固く締め、
資産を貯め込んだ。
世界では高齢になると金融資産は減少していくのが普通。だが日本の高齢者
の資産は増えている。年金で足りないぶんを貯金を取り崩して使うのが普通
だが、日本人は年金の3割を貯金に回す。そして平均3500万円もの金融資産
を残して死んでいく。死ぬ瞬間がいちばんカネ持ちなのである。
残された資産が相続されるにしても、子どももすでに五十代、六十代で、そ
のカネをまた墓場に持っていくのだ。
彼らに「なぜ貯めるんですか」と聞くと「イザというときのため」と言う。
「イザというときとは?」と聞くと、「そりゃ、イザってときだよ」と同じ
答えが帰ってくる。考えていないのである。”
年金の3割は「死蔵」されているのです。
日本経済が萎靡沈滞するのも当然ではないでしょうか。
日本の介護職員の待遇が極端に悪い原因のひとつは、
明らかに自己中心的な富裕高齢層の行動様式にあります。
数千万の金融資産を残して死ぬ人間が、
どうして社会的弱者なのでしょうか。