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「意図的な円安誘導を反省」 新生日本に期待!(fxdondon presents FXトレ−ド)
http://www.asyura2.com/09/hasan65/msg/646.html
投稿者 tanbo 日時 2009 年 10 月 21 日 13:37:02: .WPV82c58ZnIw
 

(回答先: 過去の意図的な円安を反省=藤井財務相/ドル安は中国のインフレリスクを高める=人民銀行副総裁(ロイター) 投稿者 賢者の石 日時 2009 年 10 月 20 日 22:41:32)

fxdondon presents FXトレ−ド

2009年10月20日(火)
「意図的な円安誘導を反省」 新生日本に期待!

藤井財務大臣は、現在の為替市場の状況について、米国の金融緩和政策によってドル安になっているとし、「今の円高は、ドル安からきている面は否定できない。過去に輸出振興のために「意図的に円安に振った時期があり、反省している」と、細川政権で蔵相を務めた当時の為替介入への反省を口にした。
やっと、「売国奴政権」からの脱皮を目指す民主党政権の言葉が聞けて安心した人も多いでしょう。自国通貨である円を意図的に弱くする政治が今まで続いてきた。日本が弱くなって喜ぶ政治など、開いた口もふさがらなかった。究極的にモノを言えば、通貨高で潰れた国家はなく、潰れた国家は通貨が暴落しているのは偶然ではない。
今までの自民党政府・日銀は、自国のためだけの利益につながると弱い円を導いてきたわけだ。それも米国消費に支えられた歪な外需依存であった。世界諸国の繁栄に目を向けず、日本が米国に加担してドルの過大評価も実現させてきたために、今回の危機においても、腐り行くドルに対しても新興国通貨は急落してしまい、世界経済の「新芽」である新興国経済に多大な悪影響を及ぼした。
新興国は高成長と、インフレが進みやすい地合いで高金利政策が行われることで、米国人投機家は莫大な投機資金を差し向けた。ただ単に己の金儲けだけのためにだ。ところが、米国人投機家の資金の源泉は、有毒資産をいかにも価値のあるものとして見立て、それを売買して投資資金を世界から集めた。その詐欺まがいで集めた莫大な資金はウォ−ル街中心に集まり、それをありとあらゆる投機対象に振り向けていた。
そして、金融バブルが崩れ出す兆候が観られた時、そもそも有毒の無価値に等しい資産を化かしていたマネ−であることを誰よりも知っていた米投資銀行は、投機対象を引き揚げにかかり、マネ−を一気に逆流し始めた。まずは、したたかなゴ−ルドマンサックスだ。原油相場の急落もゴ−ルドマンが大きく絡んでいた。傘下の投機グル−プが、他のグル−プと密接な連携を取りながら相場を大きく動かした。この大掛かりな資金の逆流がファンダメンタルズを無視したドル高の理由であった。
日本だけではないが、資金を米国へ差し向けたからこそ、このような危機に陥った。「双子の赤字」を出しながら、それ以上の流入資金が得られたので、米国としたらその資金運用の必要に迫られたわけだ。そもそも、米国が赤字国家として資金繰りに困るような国家なら、このような世界的金融危機は起きなかった。米国の自由になる資金をあまりにも多く振り向けてしまったから起きた、今回の米国危機なのである。
その結果が、これからの「新芽」として期待できる新興国の成長を台無しにした。伸びてきた「新芽」に水をやって育てる立場にある日本が、間接的にも「新芽」を踏み潰す結果となってしまった。今からでも遅くはない。「双子の赤字」を生み出すことを承知でこれからも国家運営を行う米国に対して、なぜ資金を振り向ける必要があるのか?日本が米国へファイナンスすることで生じたドルの過大評価は、再び基盤が脆弱な国を苦しめることになる。
世界最大の債権国日本。本来、新興国のような「新芽」の成長を助け、それがいずれ日本の国益に跳ね返ってくる政策こそ必要であろうに。日本がファイナンスすべきは米国ではない、そこまで踏み込んだ政策を推し進めてもらえるよう藤井財務大臣、ならび鳩山首相に望む。

http://geocities.yahoo.co.jp/gl/fxdondon/view/20091020/1256038258  

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