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(回答先: トヨタの「タンドラ」を米が調査−ブレーキ障害誘発の可能性 投稿者 gikou89 日時 2009 年 10 月 08 日 12:11:40)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091008-00000048-san-pol
■「どうして効果が出ないのか!」
鳩山政権で、菅直人副総理・国家戦略担当相の存在感が希薄になりつつある。「ポスト鳩山」に最も近い位置にいるはずだが、脚光を浴びる機会は少なく、政治主導の「象徴」と位置づけられる国家戦略室の役割も不透明なままだ。菅氏は来年度予算の骨格作り以外に環境や雇用対策などに触手を伸ばし、アピールに懸命だが、他の主要閣僚との不協和音も指摘され、孤立感だけが浮き立っている。
「じゃあ、どうして効果が出ないのか!」
7日に戦略室が内閣府で開いた「予算編成のあり方に関する検討会」。戦略室主導で予算編成の透明化を目指す菅氏は「今でも予算編成の透明化はやっている」と釈明する財務省主計局幹部にかみついた。
短気で有名で「イラ菅」と呼ばれた菅氏。努めて封印してきた「イラ菅節」が飛び出した背景には、思うようにコトが進まない現在の境遇がある。
例えば、役割分担が不明確な藤井裕久財務相との予算編成をめぐる主導権争いだ。閣内では「骨格作りは戦略室、細かい作業は財務省」との方針で一応は一致したが、これが「官僚の中の官僚」である財務官僚のプライドを刺激した。
予算編成での主導権を強調する藤井氏は旧大蔵省出身だ。9月28日の講演では「菅氏との対立がいわれるが、全くのうそだ」と関係悪化を否定したが、部下の思いを代弁するように「予算編成権が財務省にあるのは事実」と念を押すことも忘れなかった。
法的根拠がない戦略室の「局」格上げも進まない。見え隠れするのは平野氏との確執だ。官房長官は政策の総合調整を担うのが主な役割だったが、菅氏に奪われた形となったからだ。
平野氏は2日、局格上げの法案提出を先送りすることを早々と表明。戦略室は当面、平野氏が所管する内閣官房に置かれたままとなる、民主党では「平野氏は菅氏をライバル視して権限拡大にブレーキをかけようとしている」(中堅)との見方が強い。
「あの薬害エイズでがんばった菅直人を責任者に置いて、霞が関がどう感じたか。『これは本気でやる気なんだな』と伝わった」
菅氏は9月27日の会見では、13年も前の厚相時代の活躍を持ち出し、こう強烈な自負心をのぞかせた。
その一方で「国家戦略室ができたことで半分の仕事は終わった」とも繰り返す。裏を返せば、残り半分の仕事がなお定まっていないいないことも意味する。戦略室のスタッフも依然固まらない状態だ。
そんな現状を見かねたように鳩山由紀夫首相は7日、温室効果ガスの25%削減に向けた検討チームの責任者に菅氏を指名した。新たに職場を与え、肝いりの政策の成否を委ねた。厚生労働省所管の緊急雇用対策の検討にも加わった。
「いろいろな課題の渦中にいて発信に注意しなくてはならず…」。5日に自らのホームページにこう記した菅氏。さまざまな施策に首を突っ込みクリーンヒットを狙うが、苦悩とイライラは募るばかりだ。
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