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(回答先: 榊原英資が景気を壊す日/若田部昌澄(早稲田大学教授) 投稿者 gikou89 日時 2009 年 9 月 12 日 03:45:25)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=aY_n5YlnxVR0&refer=jp_news_index
9月11日(ブルームバーグ):ドル・円相場が心理的な節目である1ドル=90円を割り込んだ場合「スパイラル的なドル売り」に陥る。東海東京証券金融市場部トレーディンググループマネージャー、二瓶洋氏は11日のブルームバーグ・ニュースとのインタビューでドル安が加速する可能性を指摘した。今年1月に付けた1995年7月以来のドル安値87円10銭付近を下抜ければ、ドルの底が見えなくなると言う。
11日の東京市場では午後2時25分現在までに、ドルが対円で一時1ドル=91円13銭で下落し、2月13日以来の安値を記録した。対ユーロでも1ユーロ=1.4621ドルと年初来の安値を4営業日連続で更新した。
二瓶氏は、ドル売りを促している要因として「もともと商品価格から始まった今回の相場だが、米長期金利の低下や中国による外貨準備多様化、米銀格付けの『ネガティブ』見通し据え置き、国連などが提唱する新準備通貨の議論」などを例に挙げている。
また、米国の通貨政策について、「介入姿勢も見受けられず、緩やかなドル安に傾きつつあると」と分析。各国中央銀行や機関投資家の「ドル資産離れ」が起きているなかで、「流れは短期的なドル売りから中期的なドル売りに移行しているようにみえる」と語る。
「スパイラル的なドル売り」
主要6通貨に対するインターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は一時76.625と08年9月25日以来の水準まで低下。3月につけた年初来高値からは14%下げている。
二瓶氏は、ユーロ・ドル主導のドル売りの流れのなか、他通貨に比べてドル・円は出遅れている状態であり、「いずれキャッチアップしに行く可能性がある」と指摘する。
二瓶氏によると、当面はフィボナッチ分析で1月の安値と4月に付けた戻り高値の101円45銭付近の76.4%戻しにあたる90円50銭近辺が支持線として意識されるが、ノックアウト・オプションなどが設定されている90円ちょうどを突破すれば、本格的なドルの投げ売りが始まるという。
また、90円を突破しドル安・円高が加速する局面では「輸出関連株が売られて、日本株をはじめ世界的な株安が必ず続いてくる」と予想。「世界的な株安により安全資産である米国債が買われ、米長期金利の低下がドル売りに拍車を掛けるという、スパイラル的なドル売りに陥る可能性がある」としている。