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「砂糖が上がると金が下がる」? インド大干魃
http://www.asyura2.com/09/hasan64/msg/352.html
投稿者 gikou89 日時 2009 年 8 月 30 日 02:56:25: xbuVR8gI6Txyk
 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090829-00000046-san-bus_all

「砂糖が上がると金が下がる」。金相場では有名な「格言」がこの夏、市場関係者の間で話題になっている。粗糖(精製前の砂糖)の先物価格が28年ぶりの高値水準で推移しているが、原因は世界2位の粗糖産出国のインドの大干魃(かんばつ)。「世界一の金の買い手」でもあるインドの農家などが苦境に陥り、金需要が激減しているという。

 インドでは、持参金やお守りとして、花嫁に金のジュエリーを持たせる習慣がある。5月の婚礼シーズンが近づくと、多くの父親が娘のために金を買い求める光景が各地でみられる。

 インドの今年4〜6月期の金需要は109トンと、国別でトップだったが、前年同期比では38%減と落ち込んだ。国際的な金の調査機関のワールド・ゴールド・カウンシルの豊島逸夫日韓地域代表は「降水量が記録的に少なく、サトウキビの収穫量が減り、農家の可処分所得が減る見通しとなったことも一因」と指摘している。実際、足元の金相場は軟調で、1オンス=900ドル台半ばで推移。豊島氏によると「欧米の金アナリストはインドの天候を常にチェックしている」という。

 金融不安が残る欧州や、外貨準備高の分散投資を進める中国の需要が旺盛なことから、市場では「年内に再び1千ドルを超える」との観測が飛び交う。

 ただ、ルピー建て金価格の高騰は、インドの「金需要が激減する一因」(市場関係者)になっており、金相場は当面インドに振り回されそうだ。

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コメント

今回の衆議院選挙で民主党が有利とのマスコミ報道が多いようですが、多くの選挙区では接戦との話があり、まだまだ予測不可能ということではないでしょうか。

今回の選挙で与党政権の資金の使い方は、異常ともいえるくらいであり、民主党政権になったとしても官邸の資金は空っぽ、自民党政権になったとしても企業からの献金が増加するかもしれませんが、益々国家の借金増える、つまりは、今後生まれてくる世代に借金を負わせるということが顕著になりそうな気がします。

ただ、この借金が、昨年の株下落の影響で新たなる危機を呼び起こしているようです。株の世界的な大きな下落は、金融機関の資産を大幅に棄損し、消費にダメージを与えました。
しかし、世界各国の量的緩和にて株の下落を食い止めることができました。つまりは、株の下落は、解決できたのです。

しかし、企業収益の悪化、経済縮小という現実経済のなかでおきていることは、食糧尾および原材料の世界、税収が40兆円に届かないといわれている日本での表にでている900兆円の借金。

金利が1%でもアップすると危機が増大するのが日本の状況です。

このような危機がおきないように金利を上げさせない政策をするほかないのですが、経済を上昇させるということはまずできません。金利が上がるということは、経済が上向くということです。

日本は世界的な低金利を続けていますが、資金は、低金利を維持するために金融機関は、リスクをとらないために国債を購入したり、新規産業の企業には貸し渋り大手企業を中心に資金を貸し出しました。そのかわりに新興市場などができ、市場から資金をとりいれることができましたが、多くの資金は、金利の低い日本円を借り、その資金を国内に使わずに、金利の高い海外に資金移動をさせただけです。

短期金利は、政府およびFRB,日銀などの裁量が行使できますが、長期金利に関しては、そう簡単にはハンドリングできません。金利を上げないような対策をすると、世界中が、今の日本のような経済となるのかもしれません。

つまり低成長しか手段がないという事態となるかもしれません。高成長をするには、金利が上昇しても借金を支払えるという世界をつくりあげることしかありません。

このような世界をつくりあげてきた今の与党政権を同じ議員で次の時代をまかせるか、それとも負担を増え続けている若い世代が中心となる民主党に政権をまかせるか、有権者にとっては、非常に大切な選挙となります。

若者の失業者があふれ、親以上の世代が税金で生活し、そのおこぼれをもらいながら若者が生活いていく世の中ともなっているともいえ、親の収入、つまりは既存組織に守られている家庭だけが、生き残れるという本当の格差社会となりつつあるのかもしれません。

皇居の側に派遣村が年初にできたように、隣の芝生は豊かだが、その周囲は、枯れ果てた芝生となっている世界が、中流世界といわれた日本で現実になりつつあります。

今何とか緑の芝生にいる有権者も、水、栄養を与えられている現在は、安泰ですが、それがなくなれば、その芝生もかれて、恩恵を受けている範囲が狭まれ、狭い範囲での芝生のみが豊かになるという世界が、今までの政治、税金の使い方をしていると現実となるのかもしれません。

今回の選挙で派遣などの非正社員の労働者が、どう立候補する政治家に挑戦するかとみていたのですが、リストラされて芝生が枯れ、生き返ろうとする力もなくしたのか多くの議員に挑戦しませんでしたが、生活苦で戦う力さえもなくなる国民が増えつつあるというのが現実なのかもしれません。

民主党に大勝させるか、それとも与党自公政権をまだまだ生き残らせるかで次の世界は大きく変わります。

次の危機は、株価の暴落ではなく、全く別のものということも有権者は、頭にいれてもらいたいものです。

厚生労働省の現役検疫官が、腐ったがん細胞は、手術の時は取り除くことが大切だと発言していましたが、本当に取り除かないといけないがん細胞が、広がっているとみていいでしょう。

そのがん細胞を取り除くかそれとも残すのかというのが今回の選挙ともいえます。

今までの自公政権では、そのがん細胞は取り除くことはできなく、民主党になったとしても自公政権のがん細胞は取り除くことができたとしても民主党政権になったとしても新たなるがん細胞がでてきます。

取り除くかそれとも取り除かなく自然治癒にまかせるかというのが選挙という手段かもしれません。

政治家というのは、調子がいいもので、選挙が危機の時はどぶ板選挙をしますが、政治家になるとそのことは忘れてしまいます。正直者がバカを見るとよく言いますが、静岡空港反対をした勢力が応援した議員が、静岡空港を促進したように、後の祭りとなるのも政治かもしれません。

公共事業自体、悪いとは思いませんが、稼働するのに不利な状況ばかりをつくる公共事業もいかがなものかとも感じます。

経済というのは、基本は消費です。橋を作っても壊して新しい橋をつくりつづければよく、古いものをすて新しいものを建設し続けるというのが経済です。

来週月曜日の東京市場の株価が、今回の選挙結果からどう動くかわかりませんが、民主党政権誕生となれば、大勝かそれともそうでないかで大きく動きが違うかもしれません。また、民主党新政権織り込み済みとなり下落するかもしれませんが、自民党がある程度議席確保となれば、大きく下落するか、それとも公的資金である程度上昇するかといったところでしょうか。
ただ、民主党大勝となると、政権が安定することが明確になり、かつ、有権者が変化を選択したということが世界に伝わり、投資家の大幅買いがみられるかもしれません。

変わる気があるか変わらないかという単純なことを世界はみています。インドにしてもカナダにしても大きく政権がかわり、新政権の政治力が安定することで多くの買いがはいっていることも現実です。  

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