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http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20090815-00000012-jijf-bus_all
【ニューヨーク時事】米連邦預金保険公社(FDIC)は14日、アラバマ州などを営業基盤とする地方銀行コロニアル・バンクが経営破綻(はたん)したと発表した。今年6月末時点の同行の総資産は250億ドル(約2兆3800億円)で、今年最大の米銀倒産。同行の預金全額と5州にまたがる346支店は、ノースカロライナ州を拠点とする大手銀行BB&Tコープが引き継ぐ。
株価回復など金融市場の安定化を追い風に、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど一部の大手金融機関は収益が改善。しかし、長引く不況で個人向けなど小口融資の焦げ付きは増加傾向にあり、地銀以下は苦しい経営が続いている。年初来の破綻もこの日5行増えて計77行となり、早くも昨年(25行)の3倍以上に達した。
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コメント
ニコン派遣社員過労労災死裁判も一審、二審とも派遣先および派遣元企業の責任があきらかにされたのですけれども、派遣先であるニコンは、どうも上告したようです。
偽装請負労働の実態があきらかになるにつれ、大手企業の非正社員労働者に対する労働状況が多くのマスコミで紹介されてきましたが、やはり労働というテーマで企業がつぶれるくらいのインパクトを与えないと、今後も続くであろう労働裁判に対して企業側は、徹底的に弱い労働者を追い詰めようとするのかもしれません。
やはりここは政局にこの労働問題を載せるべき時期ではないでしょうか。
ここ最近の派遣などの非正社員の労働状況、ニコン裁判などの状況はホームページ位シカ情報を読む手立てしかないのですが、怒りを忘れた日本人が、この先どのような日本を創っていくのか、特にこれから社会にはいろうとする若者が、どう野心をもとうとするのか少し不安でもあります。
日本の偽装請負問題、特に非正社員と正社員との労働格差問題は、すでに世界からも注目を集めているテーマであり、世界は、日本の労働者が今後どう動こうとするのか、或いはどうしたいのかをみつめている段階です。労働者がどうしたいのか動かなければただ見つめているだけです。
政権が、民主党になるかそれとも自公政権が継続するかまだわかりませんが、その先の経済状況を見つめながら裁判をしている非正社員労働者は、頑張ってもらいたいものです。企業も労働者も今までのような生半可な行動では、前進も難しくなる時代となるかもしれません。
米国も地銀が、日本の場合のように大手金融機関に吸収されることはなく淘汰されていますが、これはいたしかたないことで日本の場合は、特に大手金融機関の正社員の雇用を守ろうとするためにしてきたのであり、米国は社員に流動化がある程度あるために日本のような合併はなく、金融機関をしぼりこみにはいっている段階とみていいのではないでしょうか。
よってまだまだ株価は底堅いと感じていいのではないかとも感じます。
今日月曜日の東京市場はどう動くのでしょうか。押し目買いになるかそれとも売り残が多い中、買い残の減少となるか注目でしょう。
人はよく道に迷います。道に迷うというのは、自分がどこにいるのかわからないからですが、つまりは、今の迷った時点での情報がないからです。前に進んでいるのか、それとも後退しているのかわからないのは、知らないともいえるのです。無知は罪だともいいますが、今の日本は今その状態なのかもしれません。