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(回答先: 人口の自然減が過去最高：理想の総人口は何人？ 投稿者 gikou89 日時 2009 年 8 月 13 日 23:48:41)
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-10514520090812
［カンザスシティー １１日 ロイター］ 全米州予算担当者協会（ＮＡＳＢＯ）の幹部によると、米経済の回復の兆しが現れているにもかかわらず、多くの州政府が向こう数年にわたって歳入不足に陥り、新たな歳入源を見つける必要に迫られる可能性がある。
ＮＡＳＢＯのエグゼクティブ・ディレクター、スコット・パティソン氏は１１日、当地での会合で州議会議員に対し、「われわれは州財政の回復が遅れることを非常に懸念している」と述べた。
第１・四半期の州の歳入は１２％減少し、過去最高の減少となった。歳入不足は第３・四半期にも続いているが、歳入の一部はオバマ米大統領の下で成立した大規模な景気対策による政府の拠出金で補てんされている。
拠出金によって、州政府の教育予算および、低所得者や身体障害者向けヘルスケアの予算のほか、インフラの整備などの財源が賄われた。
ただ、パティソン氏は、政府による助成は来年と再来年にかけて減少する見通しで、追加の景気対策が打ち出される可能性はほぼないもようだとし、州政府が「第２波の」景気減速に直面することはほぼ確実だと指摘した。
また、こうしたなか、多くの州政府で、基本的な政府運営に必要なペースで税収が増加する可能性は非常に低いとの見方を示した。
同氏は州議会議員に対し、「（歳入の）大幅な減少に対処しなければならなくなるだろう。その時期はかなり近づいている」と述べた。
州政府が直面する財政赤字は膨大で、２００９年度から２０１１年度までの財政赤字は総額２３００億ドルに上ると推定される。
０９年度には、全米の約半数の州で歳入が減少した。２０１０年度には、この数が４分の３に増える可能性がある。２４の州政府が２０１１年までに予算不足に陥ると予測している。
パティソン氏は、ヘルスケア支出、特にメディケイド（低所得者向け公的医療保険）向け支出が州財政の主な圧迫要因だと指摘する。米議会で医療保険改革が議論されているものの、大幅な変革がないかぎり、州政府のヘルスケア支出はほぼ確実に増加するという。
同氏は、失業率が高く、企業の利益が減少し、個人消費が当面冷え込むとみられるなかで、州政府は新たな歳入源を見つけなければならないと述べた。
また、州の事業の外注や民営化、新たな道路通行料の導入などを検討している州政府が増えていることも明らかにした。
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