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(回答先: 金融危機「震源は欧州」だった?! 日銀が資金リポート 投稿者 gikou89 日時 2009 年 7 月 13 日 00:34:52)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090710/erp0907102216008-n1.htm
主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)は10日閉幕したが、35回の歴史をもつサミットは、主要国8カ国(G8)に新興国を加えた枠組みが定着した。G8としてアジアから唯一参加していた日本の影響力低下は避けられそうにない。
もともとサミットは、先進国6カ国首脳が石油ショックへの対応を協議するため1975年にスタート。翌年、カナダが加わり、80年代は「対ソ連戦略」が議題の中心になった。冷戦後、ロシアの参加でG8が定着。2003年の仏エビアン・サミットでは中国、インド、ブラジル、南アフリカ、メキシコ(G5)も加わり、13カ国となった。
以降、地球温暖化対策やアフリカ支援を進めるためには新興国の協力が不可欠として、G5の参加が恒例化。今回のサミットでも、エジプトを加えたG14の拡大会合を今後2年間継続することで主要国と新興国が合意した。
G8拡大論は、ブラウン英首相やサルコジ仏大統領が「中国やインドなどの新興国に応分の責任を負わせる必要がある」と支持する一方、日本や米国がG8の性格があいまいになるとして反対に回っていた。
しかし昨年の金融危機をきっかけに、主要国と新興国の20カ国・地域(G20)金融サミットが定期的に開かれるようになり、拡大論の追い風になっていった。
日本の同行筋は「G5はこれまでのようなお客さんではなく、共通の責任を果たしていかなければダメだ」と注文を付ける。
しかし、世界第2の経済力を背景にかつては経済問題で影響力をもった日本だが、今回のサミットで昔日の面影はなかった。この3年間、サミットごとに首相が変わる現状では、日本の存在感が軽くなるのも仕方がないのかもしれない。