★阿修羅♪ > 国家破産63 > 377.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: ドルの信認は維持できるか 投稿者 gikou89 日時 2009 年 6 月 30 日 06:02:54)
http://otona.yomiuri.co.jp/life/lounge/090629.htm?from=yoltop
現在65歳です。60歳のときに定年退職した会社から、退職金の一部を10年間の年金として受け取っています。もし、この会社が倒産した場合でも、この年金は継続して支給されるものなのでしょうか? なお、年金は会社と契約した信託銀行から振り込まれています。
(S.K 65 千葉県)
会社が加入していた制度によって異なりますので、会社の担当者などにご確認ください
現在、退職金の一部を10年間の年金として受け取っており、会社と契約した信託銀行から振り込まれているとのことですので、厚生年金などの公的年金ではなく、会社が独自に加入している企業年金のことと思います。よって、一般的な企業年金のご説明をいたします。
企業年金は、従業員の退職後の生活保障や財産形成のために公的年金とは別に会社が独自に加入している年金です。適格退職年金、厚生年金基金、確定拠出年金などがあります。会社が倒産した場合には、会社が加入していた制度によってどのように支払われるかが変わってきます。
適格退職年金制度は、会社が信託銀行や保険会社と適格退職年金に関する資産運用の契約を結び、信託銀行などが企業から預かった積立金を運用し、従業員の退職後に支払いがなされます。適格退職年金制度を利用している会社が倒産した場合、会社が信託銀行などと結んでいる契約により、退職金がそのまま支給または減額ということになります。詳しくは、会社の担当者または支払われている信託銀行などにご確認ください。
厚生年金基金制度は、厚生年金保険の一部を代行するとともに、それを上回る年金給付を行うことを目的としています。厚生年金基金制度を利用している会社が倒産しても基金が存続する限り、信託銀行などとの間の年金信託契約は有効ですので、年金給付金などの支払いが行われます。基金が解散した場合は、解散した基金の資産を厚生年金基金連合会が引き継ぎますので給付金は継続して支給されますが、積み立て不足があれば減額される可能性もあります。
なお、確定拠出年金は本人の責任で運用を行うものですので、会社が倒産しても影響はありません。
いずれにしても、詳細は元勤務先または信託銀行などに確認されることをお勧めいたします