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(回答先: 公的資金注入を受けるエルピーダ 「国策会社」の虚しき断末魔 投稿者 gikou89 日時 2009 年 6 月 24 日 12:03:15)
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/news/20090617/101673/
総合商社と重電企業、川下分野で本領発揮
今後も着実な成長を遂げると言われる太陽電池産業。ところが足元を見ると、金融危機と欧州各国の補助政策の後退で厳しい局面を迎えている。太陽電池パネルメーカーは軒並み大規模投資を決めており、既に供給過剰に陥っているとも言われる。
ある関係者は、「スペインの港湾へ行ったら、行き場を失った中国製の太陽電池パネルが入ったコンテナがはるか遠くまで連なっていた」と驚きを隠さない。パネルメーカーを取り巻く事業環境は、生易しいものではない。
みずほコーポレート銀行産業調査部エレクトロニクス担当の村木章弘調査役は、厳しい過当競争が待ち受けるパネルメーカーよりも、流通や施工など川下分野の方が日本企業は強みを発揮できるのではないかと指摘する。「川上がコスト競争になると、川下に利益が落ちてくるもの。大規模太陽光発電所(メガソーラー)のインテグレーション(システム設計や施工)など、製品を使いこなす技術に日本企業は長けているのではないか」。
実際、三井物産や伊藤忠商事といった総合商社はグローバルに太陽電池事業を展開しており、存在感を強めている。さらに、東芝や日立製作所などの重電メーカーも、得意の電力関連機器を中核にメガソーラーのインテグレーターとしての地位を確立しようと水面下での準備を進める