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「大底」日本、反転見えた GDP最悪 4〜6月はプラス
http://www.asyura2.com/09/hasan62/msg/631.html
投稿者 gikou89 日時 2009 年 5 月 22 日 00:45:13: xbuVR8gI6Txyk
 

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200905210017a.nwc

内閣府が20日発表した2009年1〜3月期のGDP(国内総生産)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期(08年10〜12月)比4.0%減(年率換算15.2%減)と、戦後最大の減少率となった。世界的な金融危機に端を発する輸出の落ち込み拡大に加え、設備投資や個人消費など内需が減少幅を広げたためだ。4四半期連続のマイナス成長は初めて。ただ、足元では企業の在庫調整が進み、「1〜3月期が成長率の大底」との声もある。裏返せば、日本企業は反転攻勢に打って出るスタートラインに立ったともいえそうだ。

 ≪マツダ 休業日撤回≫

 マツダは20日、宇品工場(広島市)の6月の操業計画で、当初予定していた2日間の休業日を撤回すると発表した。景気悪化を受けた在庫調整が一段落したことに加え、ドイツ、フランス、英国をはじめ欧州で需要増加が見込めるからだ。新車の買い替え補助など、各国が歩調をあわせた内需刺激策がようやく効き始めたともいえる。

 昨年秋の「リーマン・ショック」が直撃した厳しい調整局面を経て、日本企業の抱える過剰在庫は緩和しつつある。3月の鉱工業生産指数は6カ月ぶりに前月比プラスに転じ、同月の機械受注も製造業が3カ月ぶりに増加するなど、景気の底打ち感もジワジワと広がっている。

 民間エコノミスト37人による4〜6月期の経済成長率予測の平均値も、年率プラス1.1%(経済企画協会まとめ)と5四半期ぶりのプラス成長を見込む。実際、日本経済の牽引(けんいん)役を担う製造業には、堪え忍ぶ段階から再生に向けた模索が始まっている。

 今年4月に開かれた上海モーターショー。トヨタ自動車が約50車種もの展示を行ったのは、「なんとしても中国などの新興国での販売を強化する」(渡辺捷昭社長)との思いからだ。低迷を続ける米国に代わって、中国は世界最大の市場へと躍り出ている。

 欧米メーカーに押され、中国市場でのシェアが7%程度にとどまるトヨタだけに、ハイブリッド技術をテコに存在感をアピールしてやまない。プリウスに続き、世界戦略車「カムリ」のハイブリッド車も投入する見通しだ。

 中国で積極的な事業展開を進める背景には、沿岸部から内陸部への成長の広がりと同時に、「長い目でみて、所得増加への期待感」(日本総合研究所の佐野淳也副主任研究員)がある。多くの製造業にとって、新興市場向けの商品戦略の強化が「成長の源泉」になるのは間違いない。

 ≪シャープも攻める≫

 自動車と並んで長年、日本経済の屋台骨を支えてきた電機業界。将来を担う中核技術について、多くの企業はあくまで国内生産にこだわる「純血主義」を守ってきたが、シャープは方針転換の舵を切った。

 「最先端分野の事業でも、日本だけから輸出するのは時代遅れだ」。4月に開かれた経営方針説明会の席上、約200人の報道陣を前に片山幹雄社長はこう語り、関係者を驚かせた。その象徴ともいえるのが、昨年11月に基本合意した欧州2位の電力会社、イタリアのエネル社との太陽光発電での合弁事業だ。

 ■成長モデルいかに 試される底力

 シャープは太陽電池の製造装置を供給し、工場稼働後も合弁会社からのロイヤルティー(技術料)や配当で収入を確保する考えなのだ。

 「日本が経常赤字に陥らないためには、貿易立国から投資立国への転換がポイント。知的財産の流出を防ぎつつ、技術移転を行い、いかに特許使用料をかせいでいけるかが焦点だ」。第一生命経済研究所の永浜利広主席エコノミストは、こう解説する。

 製造業の挑戦に対し、小売業界も、消費者の間に広がる低価格志向への対応を、待ったなしに迫られている。

 ユニクロを展開するファーストリテイリング、家具のニトリ、日本マクドナルドホールディングス…。株式市場では、低価格を武器に売り上げを伸ばす「デフレ銘柄」が注目の的だ。

 セブン&アイ・ホールディングスのディスカウント店「ザ・プライス」蕨店(埼玉県蕨市)では、980円の格安ジーンズが1日で100本以上売れている。イトーヨーカ堂から業態転換した同店は、売り場への大量陳列で在庫リスクを低減するとともに、チラシの配布回数も減らすなど、あらゆるコスト削減に知恵を絞る。プロジェクトの担当者は「試行錯誤の段階だ」と打ち明けるが、少しずつ成果を上げつつある。

 日本経済は2度の石油危機を経験し、1985年のプラザ合意による円高進行には海外への生産拠点移転で乗り切るなど、苦難の克服から強みを増した歴史を持つ。

 今後の焦点は、世界最大の米国市場の動向に左右されずに、いかに日本流の成長モデルを構築するか。日本経済の底力が、改めて試されている。


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コメント

任天堂の修理対応が神様のようだとの噂がネット上で広がっているという。なんと、DSが故障したら無償交換、それも保証期間がすぎていてもそのような対応をしているという噂がでているが、果たして本当なのでしょうか。

現況の不景気の中、メーカーの対応が悪かったり、アフターケアのまずさが話題になる掲示板も目にするが、ある意味消費者重視の姿勢を日本の企業も持ついい不況ではないかとも考えられます。

麻生政権が官僚の不祥事組織として名高い厚生労働省の改革として分割、再編案を次の選挙のマニュフェストに盛り込む方針を固めたようですが、人材を変えずに組織を変えてもあまり変わらないような気がするのですが。

豚インフルエンザにしても神戸の医師がいち早く機転を利かしてすばやい処理をしたが、他県の状況は、どうなのでしょうか。昨日になり関東圏でも感染した患者が発見されたようですが、すでに全国主要都市は、関西圏とほぼ同等もしくはそれ以上の感染者が潜在しているのかもしれません。

国民生活の安全と生活を守らなければならない官僚組織は、今や世界で4番目の感染大国となってしまっている日本をどう導いていくのでしょうか。

私も障害をおってから大企業と厚生労働省の地方組織の役人の組織が大きいことによる過剰感による威圧と戦ってきましたが、行政の運用面における改革が最も必要であることを次の政権は理解してもらいたいものです。

非正社員にしても三年勤めたら正社員昇進ではなく、非正社員の地位を上げることに主体を置き、正社員と同等もしくはそれ以上の待遇を求めるべきではないかと思います。

非正社員の運動が今後日本を変える土台となるかもしれません。

今の閉塞的な日本の労働を大きく変えることに協力的な海外の資本家もおり、非正社員が運動することに協力をしようとする資本家も表れるかもしれず、基本的には雇用の流動化を促進する動きが、非正社員の地位を高めるということになるのではないかと考えています。

今市場では、今後株式市場は上昇をたどり、日経平均1万円を超えるというアナリストもいれば、これからが本格的恐慌となり、市場の安心感が出たころに暴落するという警笛をならすアナリストもいます。

しかし、昨年の暴落時、暴落すると考えた投資家は、少数であり、そのために多くの投資家が損をだしました。今回は、暴落する恐れがありますが、ある程度危険がわかっているので、優秀といえる官僚、景気対策を立ち上げている政治家が、暴落を見過ごすようでは、ほとんど今の日本経済に必要のない人材といえるのではないでしょうか。

暴落した時には、必要のない人材には退いてもらい、不況を乗り切るだけの知力を持った人材を選んだほうがいいのではないでしょうか。優秀な官僚も高額な待遇を与えられているのですから、その価値なしといわれないよう健闘してもらいたいものです。

市場においては、原油先物が60ドルを超えるというちょっと私としては予想をはずされ、原油高イコール株高となる予感さえあり、原油高が、世界景気に悪影響をもあたえかねないかなとも考えています。
日経平均にしても200日移動平均と25日移動平均が近づいてきており、ここで政府が景気先行き見通しを明るくする材料でもだせば、また、大手企業が正社員のさらなるリストラおよび労働改革を唱えれば株価上昇に加速がつくかもしれません。

選挙が近いのですからここで株安となれば、やはり今の与党政権は不必要となり、ブッシュ共和党政権と同様、退いてもらうほうがいいのかもしれません。

といって民主党政権に期待がもれるかというとそうではなく、やはり小沢元党首というだれからもある程度恐怖感を抱く政治家が辣腕を振るえる体制にならないかぎり、今の日本の閉塞性は解放されません。

景気をよくするには、サラリーマン体質では難しく、ある程度恐怖感を与えるような変人なのがいいのかもしれません。小泉元総理がいまだに総理候補と名が出るのはやはり国民には、そのような人材をもとめているのではないでしょうか。

 

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