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(回答先: 転向と謝罪の学者 クルーグマンに翻弄された日本の経済論壇【週刊エコノミスト】 投稿者 Ddog 日時 2009 年 5 月 15 日 02:13:42)
ポール・クルーグマン米プリンストン大教授にノーベル経済学賞が贈られ、日本人の私のような経済学オタクや経済学者の多くは皆苦々しく思ったに違いありません。反米主義者でクルーグマンにシンパシーを感じる信者以外は「ふざけるな!」との思いでいっぱいだと思います。
先日出版された「世界大不況からの脱出-なぜ恐慌型経済は広がったのか」を読み批判を書こうとしたのですが、この一冊だけを読むと、批判が書きづらく、書評を書き出したらクルーグマンの親派と間違われそうになったので、ボツとしました。
確かに、本を一冊読み通すとポール・クルーグマンは有能なのかもしれませんが、歴史に名前を残す学者ではないと私は確信しているのであります。彼はいわば、モーツァルトの時代には大人気を博したがその後忘れ去られた「サリエリ」と評価するのが相当だろうと思います。サリエリもそれなりに有能な作曲家で、宮廷音楽長であったわけです。
クルーグマンはその場しのぎの転向変節は、ノーベル賞受賞理由の貿易論においても甚だしく、とても後世になお残すことなどできない男だ。
私ばかりが、クルーグマンに対して苦々しく思っていたわけではなかったので、2009.5.19週刊エコノミストの 東谷暁の記事には「溜飲を下げる」思いがした!
【Ddogのプログレッシブな日々】
<@転向と謝罪の学者 クルーグマンに翻弄された日本の経済論壇>
http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/26908930.html
私も、阿修羅掲示板で2002年ネットデビューした頃と現在では、多少意見が変節している。私もそれなりに学習し続けているからだ。インフレターゲット論は、クルーグマンのものとは知らず、素晴らしいアイデアだと思ったこともあった。「円の支配者」のリチャードAヴェルナーに感化され日銀悪玉論を真に受けたこともあった。(それでも「円の支配者」は名作だと思う。)現在は考え方は多少変り、日銀を信用しております。私が憎んだのは日銀ではなく、三重野日銀総裁であったようだ。
Ddogは所詮市井の一読書人にすぎない。悲しいことに、私が明日から共産主義者に転向しようが、オカマになろうが、世間的には、まったく影響はない。ノーベル賞も望んでいないから、何を言おうと勝手だ。
が、グルーグマンクラスの、一国の経済政策、いや世界経済に影響を及ぼすような経済学者は、そんな安易に変節転向すべきではない。日銀がグルーグマンの言説をまともに取り上げなかったのは、日銀の優秀性の証だ。私は一時期インフレターゲット論を信じてしまった。(途中からこれはおかしいと早期に支持を取り消しています)
他国の金融政策を散々非難しておきながら、結局間違ってましたははないだろう。ノーベル賞まで貰っているにもかかわらず、金融危機の最中オバマ政権の経済ブレーンにお呼びがかからなかったのは、当然の評価だろう。ブッシュ政権も非難し続けてきたが、オバマ政権の経済政策も非難し続けている。グルーグマンの面の皮の厚さは天下一だ!いやノーベル賞級の面の皮の厚さだ!
ノーベル賞の価値を落す者の名前に、金大中と大江健三郎にポール・グルーグマンが加わった。
そして、クルーグマンはこう言っていると、クルーグマンを権威として引用する経済学者の言う事が最も信用できないということをしっかり学習した。皆様も、クルーグマンを権威として引用する経済学者は信用すべきではないと、しっかり頭に刻んでください。
【Ddogのプログレッシブな日々】
<A転向と謝罪の学者 クルーグマンに翻弄された日本の経済論壇>
http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/26908948.html