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http://mainichi.jp/life/money/kabu/nsj/news/20090415152517.html
日興シティグループ証券が投資判断を「1M(買い/中リスク)」→「2M(=中立/中リスク)」に引き下げたことが嫌気されている。
為替の円安転換を契機とした短期的なリバウンドを狙って買い推奨してきたが、株価の上昇に伴い中立へ変更したという。
同証券では、「二輪車・ATV・船外機・IM事業などの主要4事業はいずれも回復の兆しが見えず、第3四半期までは赤字が続くだろう」とも予想している。
ヤマハ発動機(7272)の株価は13時02分現在、14円安の986円。
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コメント
木曜日の東京市場は、前場勢いから急きょ後場に入り下落となりました。やはり、日経平均9000円までくると戻り売りの勢いが増すようですし、中国のGDPが、1-3月期6.1%成長となったことから、前場の状況を一変させたようです。
しかし、中国はこの落ち込みに対して立ち向かっており底かなという意識もあります。
今の時間のNY市場にしても上昇となっており、今日の東京株式市場も悲観感はあまり感じられません。
世界の首脳は、今が恐慌だと宣言していませんが、いろいろな指標および金融機関の破綻などがあるとやはり世界恐慌ではないかとも感じられます。
今回の政府の景気対策は、財務、経済産業省の優秀な官僚が自信を持って提案したようで、世間の評価が低いことに憤りを感じているようです。このことは、国内外問わず、正直あまり評価はされていません。
しかし、やらないよりはましであり、それなりに景気動向が上向きになるのではないかと思います。
今の状況が恐慌という状態であるとすると、今後おこりうる変化があります。一つには、エネルギー革命がおきるかもしれないということです。自動車にしてもハイブリッドからさらに大きな変化がおきるかもしれず、太陽、風力エネルギーといったものが主力となり、それからさらに大きな変化を起こすかもしれない状況をおこす時期が、恐慌の時代だそうです。
当然そのような変化がおきるかおきないかどうかわかりませんが、時代のトレンドにのれない企業は、淘汰されてしかるべきということではないでしょうか。
繊維産業にしても同様、数十年前の紡績会社は、果して繊維産業といっていいのかというほど様変わりにしています。日清紡にしても太陽発電に力をそそぐようですし、時代をとらえカメレオンみたいに変化することが重要なのが企業ということでしょう。
この変化が、なかなかできないというのが、やはり人間の心理なのでしょうか。
あまり変わり身の早い人物は信用されませんが、そうすることも重要な要素なのかもしれません。
ある財務省幹部は、過去最大のマインド効果改善で4-6月期GDP成長率のプラス転換を後押しする可能性があるとしてマインド改善部分を強調しているようです。だとすれば、日経平均株価10000円超えもあり得るのかなとも感じています。
しかし、経済とは冷たいものです。いかに優秀な官僚といえども稼ぐということはどういうことかを知らない世界で一生をすごしているために、まだその難しさを理解していません。
これは、このような世界の労働者だけではなく、大手企業の正社員も同様のようです。
それが世界の高官、ビジネスマン、投資家と違うところかもしれません。
なにわともあれ日本の優秀な官僚が検討して立ち上げた景気対策ですから、ここで日本の投資家も応援するべきなのかなとも感じています。